JP3857831B2 - 無線検針システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス、水道、電力などの使用量、とくに燃料ガスの使用量の検針に適した無線検針システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、都市ガスやプロパンガスのような燃料ガスの使用量はガスメータにより計量され、検針員が各戸を巡回しガスメータを確認することによって使用量の検針を行なってきた。しかしながら、検針員がガスメータを目視して確認する従来の方法では、多くの人員を要し、また使用量を誤認する可能性も高いから、最近では公衆回線を用いて検針値をセンタに伝送する技術が提案されている。さらに、各ガスメータと公衆回線との間を有線で接続するのでは施工作業が面倒であるから、公衆回線に親機を接続するとともにガスメータに子機を設け、親機と子機との間で無線によりデータを授受することが考えられている。つまり、ガスの使用量を確認する際には、センタから親機を通して無線により子機を呼び出し、子機がガスメータの計測値を無線により親機に返送してセンタにガスの使用量を通知するのである。
【0003】
この種の無線検針システムでは、子機はガスメータとともに電池を電源として駆動されるから、電池の交換頻度が10年に1回程度になるように、消費電力を小さくしなければならない。子機の送信頻度はごく少ないから、子機での電力消費の大部分は受信待機状態で生じる。そこで、子機の受信待機状態でのキャリアセンスを間欠的に行なうとともに、その頻度を低減させれば子機の電力消費を低減することができると考えられる。
【0004】
このような知見に基づいて、子機のキャリアセンスの時間間隔を20秒に1回程度とし、親機から子機を呼び出す際にはこの時間間隔よりも長い電文を伝送する技術が考えられている。つまり、親機からの電文の伝送中に少なくとも1回は子機がキャリアセンスを行なうことになるから、これによって親機と子機との間にリンクを確立することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、親機と子機との間で伝送される無線信号の通信成功率は、受信側での受信電力に依存し、受信電力が小さいと通信成功率が低下する。とくに、子機は電力消費を低減しなければならないから、送信電力も比較的小さく、したがって、親機と子機との位置関係や使用環境によっては通信成功率が大幅に低下するという問題がある。
【0006】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、受信電力が小さくなる条件下でも通信成功率を高めることができる無線検針システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、公衆回線に接続された親機と、検針対象となるメータに接続された電池を電源とする子機とを備え、親機と子機との間で無線信号によりデータを授受して前記メータでの計測値を公衆回線を通して伝送する無線検針システムにおいて、子機から親機へのデータの伝送が失敗したときに再送する再送手段と、再送の最大回数を調節する再送回数調節手段とを子機に設け、子機から伝送された無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段と、受信強度が小さいほど再送の最大回数を多くするように再送回数調節手段に指示する調節指示手段とを親機に設けたものである。
【0008】
請求項2の発明は、公衆回線に接続された親機と、検針対象となるメータに接続された電池を電源とする子機とを備え、親機と子機との間で無線信号によりデータを授受して前記メータでの計測値を公衆回線を通して伝送する無線検針システムにおいて、子機から親機へのデータの伝送が失敗したときに再送する再送手段と、再送の時間間隔を調節する再送回数調節手段とを子機に設け、子機から伝送された無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段と、受信強度が小さいほど再送の時間間隔を短くするように再送回数調節手段に指示する調節指示手段とを親機に設けたものである。
【0009】
請求項3の発明は、公衆回線に接続された親機と、検針対象となるメータに接続された電池を電源とする子機とを備え、親機と子機との間で無線信号によりデータを授受して前記メータでの計測値を公衆回線を通して伝送する無線検針システムにおいて、受信待機時に親機からの無線信号を一定の時間間隔で間欠的に検出するキャリア検出手段と、前記時間間隔を調節する検出間隔調節手段とを子機に設け、子機から伝送された無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段と、受信強度が小さいほど無線信号を検出する時間間隔を短くするように検出間隔調節手段に指示する調節指示手段とを親機に設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(基本構成)
本発明の無線検針システムでは、図1に示すように、検針データを収集するセンタ10はC−NCU(網制御装置)51を介して公衆回線50に接続される。公衆回線50にはT−NCU(網制御装置)52が接続され、T−NCU52では電話機53と親機30とを公衆回線50に選択的に接続する。つまり、T−NCU52は常時は電話機53を公衆回線50に接続しており、親機30は必要に応じて公衆回線50に接続される。
【0014】
親機30は無線信号を送受する機能を有し、子機40との間で無線信号によりデータを授受する。また、子機40には検針対象としてのガスメータ20が接続される。このガスメータ20はいわゆるマイコンメータであって、燃料ガスの使用量の計量だけではなく、地震の発生、ガス漏れ、電池切れ等の異常の検出や、異常発生時における閉栓のような処理を行なう機能を有する。燃料ガスの使用量の検針はセンタ10から親機30および子機40を通して行なうから、センタ10からの制御信号によりT−NCU52を制御して親機30を公衆回線50に接続するが、異常発生に伴う報知は子機40から親機30を通してセンタ10にデータを伝送するから、この場合には親機30がT−NCU52を制御して親機30を公衆回線50に接続させる。
【0015】
親機30と子機40とは一対一の対応関係が一般的であるが、一対多の対応関係としてもよい。子機40はガスメータ20に隣接ないし内蔵する形で配置され、親機30は、戸建て住宅では宅内あるいは戸外に配置され、集合住宅ではエレベータ内や管理室などに配置される。また、T−NCU52とともに電柱などに親機30を配置してもよい。この場合、電話機53は不要である。
【0016】
以下では、説明を簡略化するために、親機30と子機40とが一対一に対応している場合を想定して説明するが、一対多に対応させる場合には多重化技術を用いる。
【0017】
親機30は、図2に示すように、マイコン31を主構成としており、センタ10と子機40との間で授受されるデータの一時記憶などに用いるメモリ32が設けられる。マイコン31は通信インタフェース33を介してT−NCU52に接続され、また通信インタフェース34を介して無線送受信部35に接続される。無線送受信部35にはアンテナ36が接続され、子機40との間で無線信号を送受する。親機30には商用電源から給電される。
【0018】
子機40は、親機30とほぼ同様の構成を有し、図3に示すように、マイコン41を主構成として構成され、親機30とガスメータ20との間で授受されるデータの一時記憶などに用いるメモリ42を備える。マイコン41には通信インタフェース43を介して無線送受信部44が接続される。無線送受信部44にはアンテナ45が接続され、親機30との間で無線信号を送受する。また、マイコン41には通信インタフェース46を介してガスメータ20が接続される。子機40の電源47はリチウム電池よりなる電池が用いられる。
【0019】
上述の説明から明らかなように、センタ10とガスメータ20との間の伝送路のうち親機30と子機40との間のみが無線による伝送路であり、他は有線による伝送路であって、本発明の要旨は無線による伝送路での通信成功率の向上にあるから、以下では親機30と子機40との間での無線信号の手順について説明する。
【0020】
親機30および子機40は常時は18秒周期でキャリアセンスを行なっており、互いに他方に情報を伝送する際には、図4に示すように、呼出符号とIDを含む起動電文STXを20秒間送出する。いま、センタ10からガスメータ20に対して使用量の伝送を要求するとすれば、親機30からの起動電文STXが20秒間送出されている間に子機40に設けたキャリア検出手段41aで少なくとも1回は起動電文STXを検出するから、起動電文STXに含まれるIDが、子機40に設定されているIDに一致すると、その子機40は返送手段41bにより親機30に対して応答電文RTXを返送する。返送手段41bはガスメータ20により計測された使用量等のデータDTを応答電文RTXによって1回だけ伝送するかあるいは3回連続して伝送(3回連送)するように構成されている。応答電文RTXにおいてデータDTを1回だけ伝送するか3回伝送するかは、子機40に設けた設定操作部48により設定される。つまり、親機30における子機40からの受信電力に応じて現場で設定操作部48を調節する。受信電力が小さい場合には通信成功率が低下すると考えられるから、現場施工時に測定した受信電力の測定値が規定値以下であるときには3回連送に設定する。また、受信電力が規定値を超えるときには同じデータDTを1回だけ伝送する。
【0021】
ところで、受信電力が小さい場合に通信成功率を高めるために、1回の応答電文RTXにおいてデータDTを複数回連送するほか、応答電文RTXを複数回伝送する技術も採用している。つまり、親機30は子機40からの応答電文RTXの受信に成功したときに子機40に対して肯定応答ACKを返すように構成され、応答電文RTXの送出後の一定時間内に肯定応答ACKが子機40に返送されないときには、子機40から応答電文RTXを再送するように子機40に再送手段41cを設けてある。応答電文RTXを再送する最大回数は規制される。ここに、親機40での受信電力が大きいほど通信成功率が高いと考えられるから、受信電力が所定値以下のときに再送の最大回数を多く設定する。つまり、連送回数と同様に現場において親機30における子機40からの受信電力を測定し、受信電力が規定値以下のときに子機40に設けた設定操作部48を調節することにより、再送の最大回数を3回に設定する。このように、設定操作部48は再送回数調節手段として機能する。受信電力が規定値を超えるときには再送は行なわず、応答電文RTXを1回だけ伝送することによって子機40での電力消費の増加を防止する。
【0022】
ところで、親機30と子機40との間の無線信号の伝送においては、建物などの障害物で電波が反射し干渉や偏波の乱れが生じるからフェージング現象が発生しやすい。フェージング現象が生じると受信電力の大きい期間と小さい期間とが生じるから、受信電力の大きい期間に無線信号を伝送する確率を高める必要がある。とくに、平均的に受信電力が小さいときには、受信電力が大きくなる期間に無線信号を伝送しなければ通信成功率が低下する。そこで、応答電文RTXを再送する時間間隔がフェージングの周期に一致しないように、応答電文RTXを再送する時間間隔を調節可能としてある。再送の時間間隔は現場で測定した親機30での受信電力に応じて設定操作部48により調節すればよい。ここで、受信電力が小さいほど再送の時間間隔を短く設定する。なお、応答電文RTXは再送を行なうときに最大回数が3回に設定されるのであり、再送を行なうときのみ再送の時間間隔が調節可能になる。
【0023】
(実施形態1)
基本構成では、連送回数、再送回数、再送間隔を子機40に設けた設定操作部48により現場で調節する構成としたが、本実施形態は、親機30からの無線信号により、子機40における連送回数、再送回数、再送間隔の少なくとも1要素を調節可能としたものである。つまり、図5に示すように、親機30には子機40からの応答電文RTXの受信強度を検出する受信強度検出手段37と、受信強度に基づいて子機40の設定内容を指示する調節指示手段38とを設ける。この場合、子機40では設定操作部48が不要になり、親機30からの無線信号によって子機40のマイコン41およびメモリ42が設定操作部48と同様に機能することになる。つまり、再送回数調節手段はマイコン41およびメモリ42により実現される。
【0024】
しかして、親機30が受信する応答電文RTXの受信強度を受信強度検出手段37により検出し受信強度を規定値と比較して、基本構成と同様に、受信強度が規定値よりも小さければ、連送回数あるいは再送回数を大きい値に設定することによって、通信成功率を向上させるのである。受信強度に基づいて連送回数や再送回数を変更する処理は、現場での調整時にのみ行なうようにしてもよいが、親機30が適時に自動的に行なってもよく、またセンタ10から親機30に指示を与えて適時に行なうようにしてもよい。さらに、再送を行なうときには、受信強度に応じて再送の時間間隔を調節するように調節指示手段38に指示を与える。他の構成および動作は基本構成と同様である。
【0025】
(実施形態2)
実施形態1では親機30での応答電文RTXの受信電力に応じて子機40における応答電文RTXの送信時の条件を調節していたが、本実施形態では子機40の受信時の条件を調節するものである。つまり、基本構成において説明したように、子機40は常時は18秒間隔でキャリアセンスを行なっており、親機30からは呼出符号とIDとを含む20秒の起動電文STXを送出する。しかしながら、この関係では子機40が親機30からの起動電文STXを受信するのは、起動電文STXの送信中に高々2回ということになる。一般に同じ情報の受信回数が多くなるほど通信成功率が高くなるから、親機30からの起動電文STXを子機40で確実に受信するには、起動電文STXの送信中における子機40でのキャリアセンスの回数を増加させればよい。
【0026】
そこで、子機40からの応答電文RTXを親機30で受信するときの受信電力を現場で測定し、受信電力が規定値よりも小さいときには設定操作部48を操作して子機40でのキャリアセンスの時間間隔を短くすることが考えられる。具体的には通常は18秒間隔でキャリアセンスを行っているが、これを6秒間隔に変更することが可能になっている。つまり、設定操作部48は検出間隔調節手段として機能する。このように子機40でのキャリアセンスを常時の3分の1の時間間隔で行なうことにより、起動電文STXの送信中に子機40が起動電文STXを受信可能な回数が4回に増加して通信成功率が向上する。他の構成および動作は基本構成と同様である。
【0027】
ここで、本実施形態では、実施形態1と同様に設定操作部48を設ける代わりに、図5のように親機30に受信強度検出手段37および調節指示手段38を設けている。つまり、親機30の受信強度検出手段37によって子機40からの応答電文RTXの受信強度を検出し、受信強度が規定値以下であるときには調節指示手段38を通して、子機40に規定されているキャリアセンスの時間間隔を短くなるように変更するのである。
【0028】
(応用例)
本例は実施形態2と同様に、親機30から子機40への無線信号について通信成功率を高めるものである。つまり、上述した実施形態では親機30から子機40に対しては1回だけ無線信号を伝送しているが、本例では通信が成功しない場合に、親機30から子機40に対して無線信号を複数回伝送することによって通信成功率を高めるようとするものである。
【0029】
親機30のマイコン31に図6に示すようにリトライ手段41aが設けられるとともに、親機30に設定操作部39が設けられる。つまり、親機30は子機40に対して無線信号(たとえば、起動電文STX)を伝送した後の一定時間は受信を待機し、待機中に子機40からの応答の無線信号(たとえば、応答電文RTX)を親機30が受信できなければ、親機30はリトライ手段41aによって同じ内容の無線信号を子機40に再送するのである。このように、通信の成功を親機30が確認できないときには親機30から子機40に対して同じ無線信号を再送するのであって、再送の最大回数はリトライ回数調節手段としての設定操作部39により調節される。親機30から子機40への再送回数が増加すれば、子機40における受信確率が増加するから、現場において親機30での受信電力が規定値以下であるときには、親機30から子機40への無線信号の伝送回数の最大値を多く設定する。
【0030】
また、実施形態1と同様に、本例においても親機30に受信強度検出手段37および調節指示手段38を設けることができる。つまり、親機30の受信強度検出手段37によって子機40からの応答電文RTXの受信強度を検出し、受信強度が規定値以下であるときには調節指示手段38がリトライ手段31aに規定された再送の最大回数を変更する。この場合、設定操作部39は不要でありリトライ回数調節手段はマイコン31およびメモリ32により実現されることになる。他の構成および動作は基本構成と同様である。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の発明の構成によれば、再送の最大回数を調節する再送回数調節手段を子機に設けていることによって、親機での受信電力が小さいときには子機側の再送回数を増やして通信成功率を高め、親機での受信電力が大きいときには子機の再送回数を減らして消費電力の増加を抑制することができる。
【0032】
しかも、子機に設けた再送回数調節手段に指示する調節指示手段を親機に設けていることによって、再送回数の設定を親機から行なうことができ、受信強度を検出することと合わせて再送回数を自動的に設定したり公衆回線を通して設定したりすることが可能になる。
【0033】
請求項2の発明の構成によれば、子機に設けた再送回数調節手段に指示する調節指示手段を親機に設けていることによって、再送間隔の設定を親機から行なうことができ、受信強度を検出することと合わせて再送間隔を自動的に設定したり公衆回線を通して設定したりすることが可能になる。その上、再送間隔を調節するので、フェージング現象が生じている環境でもフェージングの周囲に一致しないように時間間隔を調節可能であって、再送の間に受信電力が大きくなる期間に無線信号を伝送できる可能性が高くなり通信成功率が高くなる。
【0034】
請求項3の発明の構成によれば、子機が親機からの無線信号を検出する際の時間間隔を調節する検出間隔調節手段を子機に設けていることによって、親機での受信電力が小さいときには子機側で親機からのキャリアを検出する時間間隔を短くして通信成功率を高め、親機での受信電力が大きいときには子機でキャリアを検出する時間間隔を長くして消費電力の増加を抑制することができる。しかも、子機に設けた検出間隔調節手段に指示する調節指示手段を親機に設けていることによって、キャリアの検出時間間隔の設定を親機から行なうことができ、受信強度を検出することと合わせてキャリアの検出時間間隔を自動的に設定したり公衆回線を通して設定したりすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基本構成を示すブロック図である。
【図2】 同上に用いる親機を示すブロック図である。
【図3】 同上に用いる子機を示すブロック図である。
【図4】 同上の動作説明図である。
【図5】 本発明の実施形態1に用いる親機を示すブロック図である。
【図6】 応用例に用いる親機を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 センタ
20 ガスメータ
30 親機
31a リトライ手段
37 受信強度検出手段
38 調節指示手段
39 設定操作部
40 子機
41a キャリア検出手段
41b 返送手段
41c 再送手段
48 設定操作部
50 公衆回線
Claims (3)
- 公衆回線に接続された親機と、検針対象となるメータに接続された電池を電源とする子機とを備え、親機と子機との間で無線信号によりデータを授受して前記メータでの計測値を公衆回線を通して伝送する無線検針システムにおいて、子機から親機へのデータの伝送が失敗したときに再送する再送手段と、再送の最大回数を調節する再送回数調節手段とを子機に設け、子機から伝送された無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段と、受信強度が小さいほど再送の最大回数を多くするように再送回数調節手段に指示する調節指示手段とを親機に設けたことを特徴とする無線検針システム。
- 公衆回線に接続された親機と、検針対象となるメータに接続された電池を電源とする子機とを備え、親機と子機との間で無線信号によりデータを授受して前記メータでの計測値を公衆回線を通して伝送する無線検針システムにおいて、子機から親機へのデータの伝送が失敗したときに再送する再送手段と、再送の時間間隔を調節する再送回数調節手段とを子機に設け、子機から伝送された無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段と、受信強度が小さいほど再送の時間間隔を短くするように再送回数調節手段に指示する調節指示手段とを親機に設けたことを特徴とする無線検針システム。
- 公衆回線に接続された親機と、検針対象となるメータに接続された電池を電源とする子機とを備え、親機と子機との間で無線信号によりデータを授受して前記メータでの計測値を公衆回線を通して伝送する無線検針システムにおいて、受信待機時に親機からの無線信号を一定の時間間隔で間欠的に検出するキャリア検出手段と、前記時間間隔を調節する検出間隔調節手段とを子機に設け、子機から伝送された無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段と、受信強度が小さいほど無線信号を検出する時間間隔を短くするように検出間隔調節手段に指示する調節指示手段とを親機に設けたことを特徴とする無線検針システム。
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