JP3857591B2 - マイクロホンのハンガースイッチ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロホンケースの外面に設けられ、前記マイクロホンケース内の回路基板に電気的に接続された導電性のハンガープレート部と、該ハンガープレート部上で、前記ハンガープレート部と直接接触による導通が禁止された状態で設けられ、前記マイクロホン内の回路基板に電気的に接続された導電性のハンガーノブとを有し、前記ハンガーノブを導電性のマイクロホンハンガーに掛止すると、該マイクロホンハンガーを介して前記ハンガープレートと前記ハンガーノブとの導通がなされるように構成したマイクロホンのハンガースイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10に示すように、通信機本体にコード1を介して接続されるマイクロホン3には、その背面に軸部5aとフランジ部5bとからなるハンガーノブ5を有し、ハンガーノブ5の軸部5aをマイクロホンハンガー7のスリット7aに挿通させ、マイクロホン3をマイクロホンハンガー7に掛止できるようにしたものがある。
【0003】
そして、このような構成のマイクロホン3においては、マイクロホン3がマイクロホンハンガー7に掛止されていることを検出するために、ハンガースイッチと呼ばれる機構を備えたものがある。
【0004】
従来のマイクロホンのハンガースイッチ構造を図10及び図10の切断線A−Aでの断面図である図11を用いて説明する。
図10に示すように、マイクロホン3の背面側には、導電性の板でなるハンガープレート9が配置されている。ハンガープレート9の四隅近傍には、略C字形のスリット9aが4つ形成され、このため、スリット9aの内側には舌状の弾性押圧部9bが形成されている。
【0005】
図11に示すように弾性押圧部9bは背面側に向けて球面状に突出成形されている。またハンガープレート9の中央には円形の貫通穴9cが形成されている。マイクロホン3におけるハンガープレート9との対向位置には、段付きの貫通穴3aが穿設された円筒部3cが形成されている。
【0006】
ハンガープレート9の貫通穴9c及びマイクロホン3の円筒部3cには、ハンガープレート9をマイクロホン3の背面側から押さえるようにフランジ付き円筒形の絶縁材料でなる絶縁リング11が差し込まれている。この絶縁リング11の内筒面にはノブ5の軸部5aが差し込まれ、ノブ5は貫通穴3aを挿通するねじ13で固定されている。尚、ハンガーノブ5は導電性の材料でなっている。
【0007】
従って、絶縁リング11により、ノブ5とハンガープレート9とは直接接触による導通が禁止されている状態となっている。
一方、マイクロホンハンガー7も導電性の材料でなり、さらに、図10に示すように、基端部がマイクロホンハンガー7の上部に取り付けられ、先端部側がスリット7a方向に延出する導電性の材料でなる支持ばね8が設けられている。
【0008】
そして、マイクロホン3をマイクロホンハンガー7へ掛止すると、図11に示すように、ハンガープレート9の弾性押圧部9aがマイクロホンハンガー7を押圧し、ハンガーノブ5のフランジ部5bのへこみ5cに支持ばね8の突起8aが係合する。従って、ハンガーノブ5をマイクロホンハンガー7に掛止すると、マイクロホンハンガー7を介してハンガープレート9とハンガーノブ5との導通がなされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来構造においては、ハンガーノブ5をマイクロホンハンガー7に掛止する際の装着感及び保持力は、ハンガープレート9の弾性押圧部9bのマイクロホンハンガー7への押圧力に依存する。
【0010】
しかし、弾性押圧部9bは、ハンガープレート9に打ち抜いて形成した略C字形のスリット9aの内側を球面状に突出成形することにより形成される。よって、略C字形のスリットの径およびスリットの幅により押圧力は略決定されるが、ハンガープレート9の大きさ、ハンガーノブ5との関係により、設計の自由度は少なく、所望の装着感を得るのが難しい問題点がある。
【0011】
また、マイクロホン3をマイクロホンハンガー7へ掛止した際またマイクロホンハンガー7からマイクロホン3を取り外した際に、マイクロホン3へ作用する衝撃が弾性押圧部9bに集中するので、弾性押圧部9bの疲労が速く、耐久性がない問題点もある。
【0012】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その第1の課題は、装着感のよいマイクロホンのハンガースイッチを提供することにある。
第2の課題は、耐久性が向上するマイクロホンのハンガースイッチを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、マイクロホンケースの外面に設けられ、前記マイクロホンケース内の回路基板に電気的に接続された導電性のハンガープレート部と、該ハンガープレート部上で、前記ハンガープレート部と直接接触による導通が禁止された状態で設けられ、前記マイクロホン内の回路基板に電気的に接続された導電性のハンガーノブとを有し、前記ハンガーノブを導電性のマイクロホンハンガーに掛止すると、該マイクロホンハンガーを介して前記ハンガープレートと前記ハンガーノブとの導通がなされるように構成したマイクロホンのハンガースイッチ構造において、前記ハンガープレート部をハンガープレート本体と、該ハンガープレート本体に電気的に接続され、前記マイクロホンハンガーに押接可能な弾性押圧部を有するハンガースプリングとで構成したことを特徴とするマイクロホンのハンガースイッチ構造である。
【0014】
前記ハンガープレート部をハンガープレート本体と、該ハンガープレート本体に電気的に接続され、前記マイクロホンハンガーに押接可能な弾性押圧部を有するハンガースプリングとの2つの部材で構成したことにより、ハンガースプリングの形状,材質の変更等が容易にでき、設計の自由度が広がり、所望の押圧力を得ることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、前記マイクロホンケースの外面と前記ハンガープレート部のハンガースプリングとの間にクッション部材を配置したことを特徴とする請求項1記載のマイクロホンのハンガースイッチ構造である。
【0016】
前記マイクロホンケースの外面と前記ハンガープレート部のハンガースプリングとの間にクッション部材を配置したことにより、マイクロホンをマイクロホンハンガーへ掛止した際またマイクロホンハンガーからマイクロホンを取り外した際に、マイクロホンの弾性押圧部に作用する衝撃力がクッション部材により緩和され、ハンガースプリングの耐久性が向上する。
【0017】
請求項3記載の発明は、前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとを積層配置すると共に、前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとにそれぞれ貫通穴を設け、前記マイクロホンケースの外面に前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとの貫通穴に嵌合し、内部に前記ハンガーノブが嵌合する絶縁リングを設け、前記貫通穴、前記絶縁リングの外筒面のうち、一方に突起を設け、他方に前記突起に係合する溝を設けたことを特徴とする請求項1記載のマイクロホンのハンガースイッチである。
【0018】
前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとを積層配置すると共に、前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとにそれぞれ貫通穴を設け、前記マイクロホンケースの外面に前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとの貫通穴に嵌合し、内部に前記ハンガーノブが嵌合する絶縁リングを設け、前記貫通穴、前記絶縁リングの外筒面のうち、一方に突起を設け、他方に前記突起に係合する溝を設けたことにより、絶縁リングに対するハンガープレート本体とハンガースプリングとの位置あわせが容易にでき、組付けが簡単になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず、本実施の形態例のハンガースイッチが設けられたマイクロホンの断面を示す図1、図1のハンガーノブを取り除いた状態の背面図である図2、図2のハンガープレート、ハンガースプリング、クッション部材、絶縁リングを取り除いた図である図3を用いてマイクロホンの全体構成を説明する。
【0020】
101はマイク使用者の口と対向するフロントケースで、フロントケース101の背面側には、回路基板103が設けられている。又、フロントケース101の集音孔102の背面側には、ECMユニット105が配置されている。
【0021】
フロントケース101の背面側には、パッキン107を介してリアケース109が回路基板103の背面を覆うように取り付けられている。
リアケース109には、大径部111と小径部113とからなる円筒部115が形成されている。さらに、リアケース109の外面には、円筒部115の大径部111を囲むように略C字形の溝117が形成されている。
【0022】
そして、略C字形の溝117には、図4に示すような略C字形の弾性材(本実施の形態例ではシリコンゴム)でなるクッション部材119が配設されている。尚、クッション部材119を示す図4において、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の切断線B−Bでの断面図である。
【0023】
また、リアケース109の円筒部115には、図5に示すような絶縁材(本実施の形態例では、ナイロン66)でなる絶縁リング121が配設される。尚、絶縁リング121を示す図5において、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の上面図である。この絶縁リング121は、円筒部115の大径部111に嵌合するリング本体123と、リアケース109の外面に当接するつば部125とからなっている。また、絶縁リング121の内筒部の径はリアケース109の円筒部の小径部113の径と略等しく設定されている。さらに、絶縁リング121の外面には、母線方向に沿って突起127が形成されている。尚、リアケース109の円筒部115にも、絶縁リング121の突起127が嵌合する溝129が形成されている。
【0024】
導電性の材料からなり、軸部131とフランジ部133とを有するハンガーノブ135の軸部131は、絶縁リング121の内筒部、リアケース109の円筒部115の小径部113を挿通し、マイクロホン内に突出している。尚、軸部131の先端側は円筒状となっている。マイクロホン内に突出したハンガーノブ135の軸部131には導電性の材質でなる板ばね141とワッシャ143とが嵌合し、軸部131の先端部をかしめることにより、ハンガーノブ135,板ばね141,ワッシャ143は、リアケース109に固定されている。さらに、板ばね141の先端部は、回路基板103の第1の接点(図示せず)に当接し、第1の接点と電気的に接続されている。
【0025】
リアケース109の外面で、絶縁リング121のつば部125の回りには導電性の材質からなるハンガープレート部151が配置される。ハンガープレート部151は、リアケース109側からハンガースプリング153、ハンガースプリング153に積層されるハンガープレート本体155の2つの部材からなる。この絶縁リング121により、ハンガーノブ135とハンガープレート部151とは直接接触による導通が禁止された状態となっている。
【0026】
ハンガースプリング153は、図6に示すように、4つのアーム部157,159,161,163を有する略十字形であり、各アーム部157,159,161,163には、ハンガープレート本体155側に向けて球面状に突出成形された弾性押圧部157a,159a,161a,163aが形成されている。また、ハンガースプリング153の中央部には、絶縁リング121のつば部125の外筒部に嵌合する貫通穴165が形成され、さらに、貫通穴165には、絶縁リング121の突起127が嵌合する溝167が形成されている。尚、ハンガースプリング153を示す図6において、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の切断線C−Cでの断面図である。
【0027】
ハンガースプリング153上に積層されるハンガープレート本体155は、図7に示すように、略円板状であり、ハンガースプリング153のアーム部157,159,161,163が露出するように、切欠171,173,175,177が形成されている。また、ハンガープレート本体155の中央部には、絶縁リング121のつば部125の外筒部に嵌合する貫通穴179が形成され、さらに、貫通穴179には、絶縁リング121の突起127が嵌合する溝181が形成されている。尚、ハンガープレート本体155を示す図7において、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の上面図である
尚、クッション部材119,絶縁リング121,ハンガースプリング153,ハンガープレート本体155,ハンガーノブ135の斜視図を図8に示す。
【0028】
図1および図3に示すように、リアケース109の溝117の近傍には、大径部191と小径部193とからなる円筒部195が形成されている。この円筒部195の大径部191には、スプリングピン201のスプリング部203が嵌合し、小径部193には先端が折り返され、回路基板103の第2の接点(図示せず)に当接し、第2の接点に電気的に接続された直線部205が嵌合している。そして、スプリングピン201のスプリング部203はハンガープレート部151のハンガープレート本体155に押接し、スプリングピン201を介してハンガープレート部151と回路基板103の第2の接点とは電気的に常時導通していることになる。
【0029】
図9はマイクロホンハンガーの一例を示す図である。このマイクロホンハンガー240は、ハンガー本体241の上端に支持ばね242を円筒状のリベット243を用いて固定したものである。ハンガー本体241には、ハンガーノブ135の軸部131が上方から挿入されるための切欠241aが形成されている。
【0030】
この切欠241aにハンガーノブ135が挿入される(図1に挿入状態を2点鎖線で示した)と、ハンガーノブ135のフランジ部133とハンガープレート部151の間隙にハンガー本体241が嵌合され、ハンガープレート部151のハンガースプリング153の弾性押圧部157a,159a,161a,163aがハンガー本体241を押圧する。又、ハンガーノブ135の背面の凹み136には、支持ばね242の突起242aが嵌合することになる。この例では、ハンガー本体241及び支持ばね242共、導電性材料で構成されている。
【0031】
従って、ハンガーノブ135をこのマイクロホンハンガー240に掛止すると、マイクロホンハンガー240を介して、ハンガープレート部151とハンガーノブ135との導通がなされ、回路基板103の第1の接点と第2の接点とが導通することとなる。
【0032】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ハンガープレート部151をハンガープレート本体155と、ハンガープレート本体155に電気的に接続され、マイクロホンハンガー240のハンガー本体241に押接可能な弾性押圧部157a,159a,161a,163aを有するハンガースプリング153との2つの部材で構成したことにより、ハンガースプリング153の材質、アーム部157,159,161,163の形状、弾性押圧部157a,159a,161a,163aの形状変更等が容易にでき、設計の自由度が広がり、所望の押圧力を得ることができる。
【0033】
(2)マイクロホンのリアケース109の外面とハンガープレート部151のハンガースプリング153との間にクッション部材119を配置したことにより、マイクロホンをマイクロホンハンガー240へ掛止した際またマイクロホンハンガー240からマイクロホンを取り外した際に、マイクロホンの弾性押圧部157a,159a,161a,163aに作用する衝撃力がクッション部材119により緩和され、ハンガースプリング153の耐久性が向上する。
【0034】
(3)ハンガープレート本体155とハンガースプリング153とを積層配置すると共に、ハンガープレート本体155とハンガースプリング153とにそれぞれ貫通穴179,165を設け、マイクロホンのリアケース109の外面にハンガープレート本体155とハンガースプリング153との貫通穴179,165に嵌合し、内部にハンガーノブ135が嵌合する絶縁リング121を設け、絶縁リング121側に突起127を設け、ハンガープレート本体155とハンガースプリング153の貫通穴179,165側に突起127が係合する溝181,167を設けたことにより、絶縁リング121に対するハンガープレート本体155とハンガースプリング153との位置あわせが容易にでき、組付けが簡単になる。
【0035】
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例では、絶縁リング121に突起127を設け、ハンガープレート本体155,ハンガースプリング153側に溝181,167を設けたが、逆に絶縁リング121に溝を設け、ハンガープレート本体155,ハンガースプリング153側に突起を設けてもよい。この場合、リアケース109の円筒部115には、絶縁リング121の溝に係合する突起を設ける。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、前記ハンガープレート部をハンガープレート本体と、該ハンガープレート本体に電気的に接続され、前記マイクロホンハンガーに押接可能な弾性押圧部を有するハンガースプリングとの2つの部材で構成したことにより、ハンガースプリングの形状、材質の変更等が容易にでき、設計の自由度が広がり、所望の押圧力を得ることができる。
【0037】
請求項2記載の発明によれば、前記マイクロホンケースの外面と前記ハンガープレート部のハンガースプリングとの間にクッション部材を配置したことにより、マイクロホンをマイクロホンハンガーへ掛止した際またマイクロホンハンガーからマイクロホンを取り外した際に、マイクロホンの弾性押圧部に作用する衝撃力がクッション部材により緩和され、ハンガースプリングの耐久性が向上する。
【0038】
請求項3記載の発明によれば、前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとを積層配置すると共に、前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとにそれぞれ貫通穴を設け、前記マイクロホンケースの外面に前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとの貫通穴に嵌合し、内部に前記ハンガーノブが嵌合する絶縁リングを設け、前記貫通穴、前記絶縁リングの外筒面のうち、一方に突起を設け、他方に前記突起に係合する溝を設けたことにより、絶縁リングに対するハンガープレート本体とハンガースプリングとの位置あわせが容易にでき、組付けが簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例のハンガースイッチが設けられたマイクロホンの断面図である。
【図2】図1のハンガーノブを取り除いた状態の背面図である。
【図3】図2のハンガープレート、ハンガースプリングを取り除いた図である。
【図4】図1のクッション部材を示す図であり、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の切断線B−Bでの断面図である。
【図5】図1の絶縁リングを示す図であり、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の上面図である。
【図6】図1のハンガースプリングを示す図であり、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の切断線C−Cでの断面図である。
【図7】図1のハンガースプリングを示す図であり、(a)図は正面図、(b)図は(a)図の上面図である。
【図8】図1のクッション部材,絶縁リング,ハンガースプリング,ハンガープレート本体,ハンガーノブの斜視図である。
【図9】マイクロホンハンガーの一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)におけるD−D断面図である。
【図10】ハンガースイッチが設けられた従来のマイクロホンを説明する斜視図である。
【図11】図10の切断線A−Aでの断面図である。
【符号の説明】
109 リアカバー
103 回路基板
135 ハンガーノブ
151 ハンガープレート部
153 ハンガースプリング
155 ハンガープレート本体
Claims (3)
- マイクロホンケースの外面に設けられ、前記マイクロホンケース内の回路基板に電気的に接続された導電性のハンガープレート部と、該ハンガープレート部上で、前記ハンガープレート部と直接接触による導通が禁止された状態で設けられ、前記マイクロホン内の回路基板に電気的に接続された導電性のハンガーノブとを有し、前記ハンガーノブを導電性のマイクロホンハンガーに掛止すると、該マイクロホンハンガーを介して前記ハンガープレートと前記ハンガーノブとの導通がなされるように構成したマイクロホンのハンガースイッチ構造において、
前記ハンガープレート部を
ハンガープレート本体と、
該ハンガープレート本体に電気的に接続され、前記マイクロホンハンガーに押接可能な弾性押圧部を有するハンガースプリングと、
で構成したことを特徴とするマイクロホンのハンガースイッチ構造。 - 前記マイクロホンケースの外面と前記ハンガープレート部のハンガースプリングとの間にクッション部材を配置したことを特徴とする請求項1記載のマイクロホンのハンガースイッチ構造。
- 前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとを積層配置すると共に、前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとにそれぞれ貫通穴を設け、
前記マイクロホンケースの外面に前記ハンガープレート本体と前記ハンガースプリングとの貫通穴に嵌合し、内部に前記ハンガーノブが嵌合する絶縁リングを設け、
前記貫通穴、前記絶縁リングの外筒面のうち、一方に突起を設け、他方に前記突起に係合する溝を設けたことを特徴とする請求項1記載のマイクロホンのハンガースイッチ。
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