JP3857315B2 - 回転駆動装置用の速度調整器 - Google Patents
回転駆動装置用の速度調整器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3857315B2 JP3857315B2 JP50995597A JP50995597A JP3857315B2 JP 3857315 B2 JP3857315 B2 JP 3857315B2 JP 50995597 A JP50995597 A JP 50995597A JP 50995597 A JP50995597 A JP 50995597A JP 3857315 B2 JP3857315 B2 JP 3857315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- speed regulator
- spool
- brake
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/34—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables
- B65H75/38—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables involving the use of a core or former internal to, and supporting, a stored package of material
- B65H75/44—Constructional details
- B65H75/4436—Arrangements for yieldably braking the reel or the material for moderating speed of winding or unwinding
- B65H75/4442—Arrangements for yieldably braking the reel or the material for moderating speed of winding or unwinding acting on the reel
- B65H75/4447—Arrangements for yieldably braking the reel or the material for moderating speed of winding or unwinding acting on the reel centrifugally
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D59/00—Self-acting brakes, e.g. coming into operation at a predetermined speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2129/00—Type of operation source for auxiliary mechanisms
- F16D2129/04—Mechanical
- F16D2129/043—Weights
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
本発明は回転駆動装置用の速度調整器に関する。
<背景技術>
回転駆動装置は様々な状況で広範に使用されており、通常これらの駆動装置には、一定の回転速度を得るため、また、しばしば事前に回転速度を設定可能とするために、または、回転速度を周辺の環境において安全と考えられる水準以下に限定するために、何らかの形態の制動機構が導入されている。
回転駆動装置の一例として、ローター部材の回転中はテンションの掛かったコイルスプリングのような弾性部材を設けたものがあり、この弾性部材は、ローター部材が一方の方向に回転している間は駆動されながら係止しており、次に、蓄積されたエネルギーを解放することによってローター部材を反対方向に回転させることができる。
上記の機構は、ローター部材が、ウェブ部材を巻き取るスプールからなる場合によく用いられる。引き込まれた姿勢では、ウェブ部材はスプールに完全に巻き取られているが、ウェブ部材の遊端をスプールから引っ張り、スプールに連係させているばね部材を伸ばすことによって、ウェブ部材の引き出しは容易に達成できる。一旦スプールから引き出されたら、ウェブはどのような具体的な需要にも利用でき、多くの場合、係留点に固定されて、必要な境界または仕切りを提供する。
この種の機構は通常、一時的な境界または仕切りを提供するために求められるので、ウェブ部材は係留点から頻繁に解かれてスプール周囲に引き込まれる。コイルスプリングによってスプールが回転してウェブ部材を周囲に巻き取るので、ウェブ部材は容易に引き込まれる。係留点から一旦解かれたウェブ部材がもしも自由な回転を許されるなら、スプールの回転速度によっては、ウェブ部材、特にその遊端がスプールに向かって引き戻される速度を考慮すると、危険な状況が発生する可能性が秘められていることになる。例えば、ウェブ部材の遊端は比較的不安定な挙動で戻るので、スプールの近辺に位置する人や物にとって危険で有害な場合がある。
この種のスプールは、遠心ブレーキを備えた速度調整手段を採用しており、この遠心ブレーキは、ウェブ部材を引き込むためのコイルスプリングによるスプール駆動速度を制限する。遠心ブレーキによる操作方法は、ウェブが引き出される際には遠心ブレーキは機構は影響を及ぼさず、また、ウェブをスプールから引き出す時の容易性を阻害することもないので、特に有利である。
前述した種類の速度調整器は国際特許出願WO93/16298および英国特許出願GB2167820によって知られている。しかし、これらの資料に記載された遠心ブレーキの働き方は不都合に制限されており、これらの公知の機構は、コイルスプリングを用いた駆動手段に存在する違いに起因する、不可測で、変動する駆動力を受ける可能性のある回転駆動装置に対しては、容易に使用できなかった。これらの公知の制動機構はバネの変化にとりわけ敏感であり、様々な固有の駆動やスプールの構成の中で、このような遠心ブレーキを採用できる範囲は極く限られていた。
<発明が解決しようとする課題>
本発明の目的は、公知の速度調整器に比して有利な点を備えた、回転駆動装置用の速度調整器を提供することにある。
<課題を解決するための手段>
本発明の一つの観点に応じて提供される回転駆動装置用の速度調整器は、回転駆動装置用の速度調整器であって、前記回転駆動装置によって駆動されるべく、筒状の内側壁と末端壁とを備えたハウジング内に配置されたローターを有し、このローターは揺動可能に支持された少なくとも1つの遠心ブレーキを備え、この遠心ブレーキは、遠心力により、前記ローターの第1方向への回転中に前記筒状内側壁と接触するように、そして、前記ローターの第1方向と反対の第2方向への回転中に前記筒状内側壁との接触から離脱するように構成されており、前記遠心ブレーキは、前記ローターの前記第1方向への回転に際して、前記末端壁と接触するための係合面を少なくとも一つ備えており、前記速度調整器は、前記ローターの前記第2方向への回転に際して前記係合面を移動させて前記末端壁との接触から離脱且つ維持する手段を有することを特徴とする。
<発明の効果>
本発明は、遠心ブレーキ手段とハウジングの間に更なる摩擦を提供することによって、一方の方向に回転中の回転駆動装置に対して、変更可能で制御可能な制動を達成する点、および、反対方向に回転中には制動機構を直ちに無効にすることができる点で特に有利である。前記ローターの前記第1方向への回転中に前記末端壁と接触するための係合面を設けることによって、容易に適用可能な制動または速度調整に関する部材および関連機構の提供が可能となった。
特に、本発明は、従来技術で知られている制動機構に比較して、スプリングの変化に対して敏感でない。
<発明を実施するための最良の形態>
前記係合面は少なくとも一つの係合突起からなっているのが好ましい。これによって、係合突起は、必要とされる制動効果に応じて、いかなる寸法のいかなる形状で設けることもできる。特に、前記少なくとも一つの係合突起はパッド部材を少なくとも一つ有し、このパッド部材は、より有利な浅く中実の筒状部材の形態とすることができる。
係合突起は、前記遠心ブレーキの横向きの広がりに対して実質的に垂直に延びるように都合よく構成されており、特に一つの具体的な実施形態では、前記係合突起は、実質的に平坦な遠心ブレーキの下面から下向きに延びている。
前記遠心ブレーキは、前記ハウジングの前記筒状側壁と接触するための外縁と、前記ハウジングの前記末端壁と接触するための前記係合面を備えた下面側とを有する、実質的に長いブレーキシュー部材からなるのが有利である。特に、前記遠心ブレーキの一端には、少なくとも一つの係合面が設けられており、他端には、前記ローターに揺動連結を提供する手段が設けられている。
本発明の一つの具体的な特徴によれば、前記遠心ブレーキは、ほぼL字型の部材からなる。もちろん、前記遠心ブレーキは、前記ローターの各外側の各端部に位置する一対のブレーキシューからなるのが有利である。
前記係合面を移動させて前記末端壁との接触から離脱維持する手段は、前記筒状内側壁からの離間に際して前記遠心ブレーキと係合する支持面を含むのが好ましい。
前記制動手段の前記係合面が移動して前記末端壁との接触から離脱するのを達成するための面取り状の形成物が、前記支持面か、または、前記支持面と接触するべく構成された前記制動手段の面に設けられていることが好ましい。
したがって、もちろん、前記ローターの前記第1方向への回転に際して、前記遠心ブレーキの前記筒状側壁からの離間移動によって、前記遠心ブレーキの前記係合面が前記末端壁との接触状態から離脱する動きが導かれる。
本発明の特に適応性の高い実施形態を考慮して、前記面取り状の形成物を前記遠心ブレーキに設けることができる。すなわち、前記面取り状の形成物の相対的な寸法は、少なくとも一つの係合面の特性、および、特に速度調整器によって実施される制動方法に応じて容易に変更することができる。
本発明の特にコンパクトな実施形態では、前記ローターの少なくとも一部が前記支持面としてうまく用いられている。すなわち、前記ロータの前記第1方向への回転中に、前記遠心ブレーキは前記ローターの上に載り上げるので、前記少なくとも一つの係合面は前記末端壁との接触から離脱移動する。
前記回転駆動装置は、弾性部材、および、特にスプリング部材を含んでいるのが好ましい。前記スプリング部材は、必要に応じて可撓性部材を巻き回し、巻き戻すためのスプールを駆動するように都合よく構成されており、これによって、前記速度調整器は前記スプールと共に移動するように構成されている。
前記速度調整器は、ウェブ部材のような可撓性部材が必要に応じて引き出され、また、巻き込まれるカセットの一部として設けられていることが好ましい。
本発明の別の特徴によれば、スプール上に巻き取られており、必要に応じてそこから引き出され、また、巻き込まれる可撓性部材を有するカセット部材が設けられており、前記カセットには前述のように定義された速度調整器が設けられているのが好ましい。
本発明のさらに別の特徴によれば、前述のように定義されたいずれかの特徴を備えた公衆用仕切りを提供するためのカセットが設けられている。
<実施例>
本発明について以下にさらに詳細に、但しあくまでも例として、下記の図面を用いて解説する。
ここで図1を見ると、ここには本発明の一実施形態による速度調整器10の平面図が示されている。
速度調整器10は、例えば、ウェブ部材が巻き付けられたスプールと駆動係合するように構成されており、このスプールはまた公衆用仕切りカセットの内部に収納されている。このようなカセットは通常スタンド上に取り付けられており、例えば銀行、郵便局その他で行列ができる時など、所望の場所で人の動きを特定の経路と方向に制御するための、一時的な仕切りとして容易に役立てられる。
速度調整器10は、軸14と共に回転可能に設けられたローター12を有し、この軸14の上には前述のスプール(図示されず)も回転可能に支持されている。ローター12は、一部が筒状の内側壁面16と環状の末端壁面18で形成された筒状のハウジング内に搭載されており、面16の側壁は前記末端壁面18から延びている。
ローター12の両端部は、一対のブレーキシュー20,22がローター12に対して揺動可能となるように、各枢支点24,26回りに支持されている。
ブレーキシュー20,22は、ほぼL字型の形状を有し、その一端には枢支点24,26が設けられ、他端にはブレーキパッド部材28が設けられている。各ブレーキパッド部材28は、各ブレーキシュー20,22の下面から下向きに延びた中実の浅い筒状のブレーキパッド部材からなる。
ブレーキパッド部材28のブレーキシュー20,22の下面からの延び具合は、ブレーキシュー22の側面形状を示す図2からも理解される。図2では、ブレーキシュー22の下面の面取り部30も見ることができる。
この面取り部30は、以下に示すように、添付図面に示された本発明の実施形態の重要な特徴である。
図3を見ると、ここには図1の速度調整器の部分断面図が示されており、これから、両ブレーキシュー20,22によって達成される制動の様子が(図示されているのは、一方のブレーキシュー22のみではあるが)よく理解されるだろう。
図1のローター12が図1の矢印A方向、すなわち時計方向に回転する場合を考えると、揺動可能に支持されたブレーキシュー20,22は遠心ブレーキ機構として働く、すなわち、ローター12の図1の矢印A方向への回転の際に各ブレーキシュー20,22が受ける遠心力は、各ブレーキシュー20,22をハウジングの筒状内側壁面16の方向に付勢することが判る。
図3をさらに参照すれば理解されるように、ブレーキシュー22とハウジングの筒状内側壁面16との間の接触は、ローター12、および、これに取り付けられたスプールが矢印A方向に回転する時の回転速度を制御する制動効果をもたらす。この方向への回転は、ウェブ部材をスプールに再び巻き取るために、コイルスプリングによって駆動される際のスプール部材の回転に対応している。
また、本発明の実施形態では、ローター12の矢印A方向への回転が生じる時には、ブレーキシュー22の下面に設けられたブレーキパッド28もまた、ハウジングの末端壁面18と接触し、ブレーキシュー22とハウジングの間にさらなる摩擦制動をもたらし、これによって、矢印A方向の回転速度制御が援助されることが理解されるだろう。
ブレーキシューと、ハウジングの側壁面16および末端壁面18双方との間の摩擦制動係合を提供すれば、制動の方法と特性はいかなる具体的な状況にも適用することができる。さらに、適用し易い面領域をハウジングとの摩擦制動用として設けることが可能なので、本発明はスプリングの変化に対してより敏感でないと言える。
図4は、ローター12の反時計方向、すなわち矢印Aと反対向きの回転においてブレーキシュー20,22がとる姿勢を示している。この方向の回転は、例えばローター12に取り付けられたスプールが、その回りに巻き付けられたウェブ部材を繰り出すべく回転されている時に起こる。ウェブ部材を繰り出すためのこのような回転に際しては、本発明の装置には、制動あるいは速度制御の作用が不要であることが理解されるであろう。そしてこれは、図4に示されるように、ブレーキシュー20,22が内側に軸14に向かって揺動されて、ハウジングの内側面16から離脱移動させられることによってうまく達成される。
図5を参照すると、図示された実施形態においてローター12が反時計方向に回転している時には、ブレーキパッド28もまたハウジングの末端壁面18との接触から離脱させられていることが理解される。すなわち、ローターの所定方向、すなわち、例えば軸14またはローター12と係合しているスプールに巻き取られたウェブ部材の繰り出し時など、図に示された反時計方向の回転時には、ブレーキシュー20,22からは制動効果は得られない。
ブレーキパッド28とハウジングの末端壁面18の間の係合解除を達成するためにブレーキシュー20,22がとる動きは、図示された実施形態においては、ブレーキシュー20,22の下面の前述した部位30とローター12の上側表面の協働によってうまく達成される。
図5から理解されるように、ブレーキシュー20,22が図4に示された位置に移動すると、各ブレーキシュー20,22の面取り部30によって、ブレーキシューはローター12の上面に乗り上がり、これによって、ブレーキパッド28は持ち上げられて、末端壁面18との接触から離脱する。
すなわち、本発明のブレーキシューは、ローター14の特定方向への回転に際して、ハウジングの側壁面16と末端壁面18との係合によって、うまく容易に適用可能な制動効果を有するが、この高められた制動効果はローター12の反対方向への回転に際しては、簡単に、そして効果的に無効化される。
前述のように、仕切り用ウェブ部材の簡単に制御可能な回収方法がうまく達成され、これによって、ウェブ部材がコイルスプリングの影響力にのみ基づいて巻き取られた場合の損壊や、もしくは傷害の危険性を克服できるので、本発明は、特に一時的な仕切りシステムとして都合よく用いられる。
図6では、図5の速度調整器はそのような一時的な仕切りシステムに組み込まれた形で示されている。仕切りは、引き込み可能なテープ状であり、軸14の延長部42上のスプールに巻き付けられるウェブテープ40からなる。スプールは筒状のハウジング44内に支持されており、このハウジング44の上部は速度調整器の末端壁面18と側壁面16によって形成されている。テープはスロット46を介してハウジングから出され、テープ端部部材48によってハウジング外に保持される。シールされたユニットスプリングによって駆動されるテープ引き込みユニット50が、テープのスプールの回転駆動をもたらす。
図示されたカセットはポストの上端、あるいは、壁などと言った支持具の側面に搭載すればよい。テープ端部ユニット48は、係合手段(図示されていない)によって類似の他のカセットのハウジングに連結できる。
本発明は前述の実施形態の詳細に限定されないことは言うまでもない。例えば、ブレーキパッド28は勿論のこと、ローター、ハウジング、および、ブレーキシューも、どのような具体的な形状や寸法を備えていてもよい。ブレーキパッド28は、各ブレーキシューが凸状の下面を備えたものとしてもよく、こうすれば、シューとハウジングの末端壁面との必要な摩擦制動を得ることができるのみならず、ブレーキシューをローター12上へ乗り上がらせるための面取り部30の代わりに、傾斜部を提供することができる。また、ブレーキシューは必ずしもローター上に乗り上がるように構成しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明を実施した速度調整器の平面図である。
図2は、図1の実施形態のブレーキシューの側面図である。
図3は、本発明を実施した速度調整器としての図1の実施形態の概略部分断面図であり、ブレーキシューは図1の制動姿勢にある。
図4は、図1の速度調整器の実施形態の平面図であるが、ブレーキシューは非制動姿勢にある。
図5は、本発明を実施した速度調整器の概略部分断面図であり、ブレーキシューは図4の姿勢にある。
図6は、図5の速度調整器を用いたテープ状仕切りカセットの長手方向に沿った概略断面図である。
Claims (7)
- 回転駆動装置用の速度調整器であって、前記回転駆動装置によって駆動されるべく、筒状の内側壁(16)と末端壁(18)とを備えたハウジング内に配置されたローター(12)を有し、
このローター(12)は揺動可能に支持された少なくとも1つの遠心ブレーキ(20,22)を備え、この遠心ブレーキ(20,22)は、遠心力により、前記ローター(12)の第1方向への回転中に前記筒状内側壁(16)と接触するように、そして、前記ローター(12)の第1方向と反対の第2方向への回転中に前記筒状内側壁(16)との接触から離脱するように構成されており、
前記遠心ブレーキ(20,22)は、前記ローター(12)の前記第1方向への回転に際して、前記末端壁(18)と接触するための係合面(28)を少なくとも一つ備えており、
前記速度調整器は、前記ローター(12)の前記第2方向への回転に際して前記係合面(28)を移動させて前記末端壁(18)との接触から離脱且つ維持する手段(12,30)を有する
ことを特徴とする速度調整器。 - 前記係合面は、前記遠心ブレーキ(20,22)の横向きの広がりに対して垂直に延びるべく構成された少なくとも1つの係合突起(28)である請求項1に記載の速度調整器。
- 前記遠心ブレーキ(20,22)は、前記ハウジングの前記筒状側壁(16)と接触するための外縁と、前記ハウジングの前記末端壁(18)と接触するための前記係合面(28)を備えた下面側とを有するブレーキシュー部材(20,22)からなる請求項1または2に記載の速度調整器。
- 前記係合面(28)を移動させて前記末端壁(18)との接触から離脱且つ維持する手段は、前記筒状内側壁(16)からの離間に際して前記遠心ブレーキ(20,22)と係合する支持面からなる請求項1乃至3のいずれか1つに記載の速度調整器。
- 前記ローター(12)の少なくとも一部が前記支持面を構成している請求項4に記載の速度調整器。
- 必要に応じてスプールから引き出され、またスプールに引き込まれる可撓性部材と、前記可撓性部材を前記スプールに巻き取ることによって前記可撓性部材の引き込みを引き起こすための回転駆動装置とを有するカセット部材であって、
請求項1記載の速度調整器が設けられていることを特徴とするカセット部材。 - 請求項6に記載のカセット部材を含む公衆用仕切り。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9517187.2A GB9517187D0 (en) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | Speed governor for a rotational drive |
GB9517187.2 | 1995-08-22 | ||
PCT/GB1996/002039 WO1997008473A1 (en) | 1995-08-22 | 1996-08-21 | Speed governor for a rotational drive |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11512169A JPH11512169A (ja) | 1999-10-19 |
JP3857315B2 true JP3857315B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=10779599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50995597A Expired - Lifetime JP3857315B2 (ja) | 1995-08-22 | 1996-08-21 | 回転駆動装置用の速度調整器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5967443A (ja) |
EP (1) | EP0842369A1 (ja) |
JP (1) | JP3857315B2 (ja) |
AU (1) | AU710546B2 (ja) |
GB (1) | GB9517187D0 (ja) |
WO (1) | WO1997008473A1 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6457569B2 (en) * | 1999-10-27 | 2002-10-01 | Otis Elevator Company | Rotary actuated overspeed safety device |
US6801389B1 (en) * | 2002-01-31 | 2004-10-05 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive employing a spindle motor comprising a hub ratchet arm disengaged through angular velocity |
DE20210520U1 (de) * | 2002-07-05 | 2003-12-04 | Klaus Auto-Parksysteme Gmbh | Vorrichtung zum Abstellen von Gütern |
DE20219191U1 (de) * | 2002-12-11 | 2003-02-20 | Lu Jin Chu | Bandmass |
GB0404527D0 (en) * | 2004-03-01 | 2004-03-31 | Qm Group Ltd | Retraction speed inhibitor |
BRMU8400821Y1 (pt) * | 2004-04-30 | 2014-05-20 | Ricardo Augusto De Lorenzo | Disposição construtiva em freio de cartucho de fita para postes de organização de filas |
US8056849B2 (en) * | 2006-02-16 | 2011-11-15 | Black & Decker Inc. | Braking mechanism and tape cartridge for tape measure |
EP2102086B1 (en) * | 2006-12-20 | 2015-06-17 | Otis Elevator Company | Centrifugally actuated govenor |
US20080263886A1 (en) * | 2007-04-24 | 2008-10-30 | Dong Hun Kang | Tape measure with a self-regulating speed control mechanism |
DE102011005809A1 (de) * | 2011-03-18 | 2012-09-20 | Robert Bosch Gmbh | Werkzeugmaschinenbremsvorrichtung |
US20140014760A1 (en) * | 2012-07-10 | 2014-01-16 | Robert Tsai | Slowing device for slowing scrolling speed of belt of barrier pole |
JP6295033B2 (ja) * | 2013-06-25 | 2018-03-14 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのスプール制動装置及び両軸受リール |
SE1650201A1 (en) * | 2016-02-16 | 2017-06-13 | Brillianze Sweden Ab | Rotational friction brake regulated by angular acceleration |
CN106051117A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-10-26 | 无锡福镁轻合金科技有限公司 | 一种自动限速的移动滑轮 |
CN106744064B (zh) * | 2016-12-16 | 2018-06-26 | 林锦丽 | 卷筒防滑存取器 |
TWI647392B (zh) * | 2016-12-23 | 2019-01-11 | 緯創資通股份有限公司 | 轉速調整模組、旋轉裝置及轉速調整方法 |
US11598382B2 (en) | 2019-07-12 | 2023-03-07 | Pella Corporation | Adaptive centrifugal brake assemblies |
CN111075859B (zh) * | 2019-12-26 | 2021-05-14 | 浙江冠英汽车零部件有限公司 | 一种双向双领蹄式鼓式制动器 |
SE2050909A1 (en) * | 2020-07-17 | 2022-01-18 | Brillianze Sweden Ab | Actuator activated by transversal acceleration |
CN114198434B (zh) * | 2020-09-18 | 2024-03-26 | 广东电网有限责任公司 | 一种摆臂式嵌合扩展制动装置 |
CN112066835A (zh) * | 2020-09-29 | 2020-12-11 | 浙江煜焰工业设计有限公司 | 一种带有阻尼结构的卷尺 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2323791A (en) * | 1942-04-30 | 1943-07-06 | Gen Ind Co | Centrifugal governor |
US2761650A (en) * | 1953-07-06 | 1956-09-04 | Construction D App De Securite | Load-lowering machine |
US3038109A (en) * | 1959-12-09 | 1962-06-05 | Walt Inc De | Braking systems for electrical motors |
US3738456A (en) * | 1970-01-05 | 1973-06-12 | Frost Eng Dev | Speed sensitive self-energizing brake |
US3844387A (en) * | 1973-03-19 | 1974-10-29 | Yamaai Seisakusho Co Ltd | Braking device for a driven shaft |
US3889897A (en) * | 1973-09-26 | 1975-06-17 | Stanley Works | Coilable tape measuring device having a self-regulating speed control mechanism |
CH564704A5 (ja) * | 1973-11-02 | 1975-07-31 | Inventio Ag | |
FR2433090A1 (fr) * | 1978-08-11 | 1980-03-07 | British Airports Authority | Barriere extensible comportant un ruban deroulable tendu entre des poteaux |
SE432512B (sv) * | 1980-03-18 | 1984-04-09 | Abu Ab | Centrifugalbromsanordning vid fiskerulle |
DE3268905D1 (en) * | 1981-02-03 | 1986-03-20 | William King | Reeling device |
US4582179A (en) * | 1983-04-25 | 1986-04-15 | Wedgtrac Corporation | Centrifugal brake assembly |
GB2167820A (en) * | 1984-09-20 | 1986-06-04 | William Burke Skipper | Centrifugal brake |
FR2629541B1 (fr) * | 1988-04-01 | 1991-03-15 | Sam Outillage | Frein d'envidage pour mesure roulante |
US5280828A (en) * | 1992-02-07 | 1994-01-25 | Mattel, Inc. | Speed governor for rotational drive |
US5553832A (en) * | 1993-03-12 | 1996-09-10 | Knight Industries, Inc. | Safety device for an air balancing hoist |
-
1995
- 1995-08-22 GB GBGB9517187.2A patent/GB9517187D0/en active Pending
-
1996
- 1996-08-21 JP JP50995597A patent/JP3857315B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-21 EP EP96928528A patent/EP0842369A1/en not_active Withdrawn
- 1996-08-21 WO PCT/GB1996/002039 patent/WO1997008473A1/en not_active Application Discontinuation
- 1996-08-21 AU AU68260/96A patent/AU710546B2/en not_active Expired
-
1998
- 1998-02-20 US US09/026,532 patent/US5967443A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5967443A (en) | 1999-10-19 |
EP0842369A1 (en) | 1998-05-20 |
AU6826096A (en) | 1997-03-19 |
JPH11512169A (ja) | 1999-10-19 |
WO1997008473A1 (en) | 1997-03-06 |
GB9517187D0 (en) | 1995-10-25 |
AU710546B2 (en) | 1999-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3857315B2 (ja) | 回転駆動装置用の速度調整器 | |
US4124176A (en) | Self-tensioning reel | |
EP1119683B1 (en) | Shade operator with release brake | |
US4378473A (en) | Retractable drop light | |
JP2001159434A (ja) | 緊急ブレーキ装置 | |
EP1571111B1 (en) | Tape cartridge with speed restricting mechanism | |
WO2005059291A1 (ja) | 日射遮蔽装置の障害物検知停止装置 | |
CN216341820U (zh) | 一种百叶帘卷线器 | |
JP3574397B2 (ja) | シャッター装置 | |
US11649674B2 (en) | Operating mechanism for a cordless window covering | |
JP3691372B2 (ja) | ブラインドの減速装置及び減速装置を備えたブラインド | |
JPH0353229B2 (ja) | ||
KR960015120B1 (ko) | 단일조정 베니션 블라인드 | |
EP0069519A1 (en) | A mechanism for winding a flexible line in a close-packed monolayer on a drum | |
JPS6346224B2 (ja) | ||
JPH04237792A (ja) | シャッタ、主にローラシャッタのための駆動装置 | |
JPH031990Y2 (ja) | ||
US4711409A (en) | Pawl controlled reel extension | |
JPS5836159B2 (ja) | 摩擦平衡型ロ−ルスクリ−ン装置 | |
SU652636A1 (ru) | Устройство дл раскатки проводов с катушек с помощью вертолета | |
JP6753727B2 (ja) | ブラインドの駆動装置 | |
JPH0245424Y2 (ja) | ||
RU2134171C1 (ru) | Устройство для разматывания гибкого элемента | |
JPS5916551B2 (ja) | 溶接用ワイヤ引出し装置 | |
JPH0152307B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060301 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060424 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |