JP3857139B2 - 回路遮断器 - Google Patents
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Description
この発明は回路遮断器に関し、特に、接点が閉路位置で溶着した場合に、ハンドルを閉路位置と開路位置との間の所定の位置に制限する機能(以下、アイソレーション機能という)を備えた回路遮断器に関するものである。
背景技術
図8は、例えば特開平4−229920号公報に示された従来の回路遮断器を示す開閉機構部の要部断面図である。図において、1は筐体であるベース(図示せず)に装着された固定接触子であり、固定接点2を有している。3はこの固定接点2に対向して接離する可動接点4を有した可動接触子であり、枢支ピン5によって回動自在に支承されている。6は全極に並設されたそれぞれの可動接触子3の一端を連結した絶縁物からなるクロスバーである。7は上記両接点2,4間に発生するアークを消弧する消弧装置である。
8は一端が可動接触子3に軸9によって回動自在に枢支された可動接触子側リンク(以下、下部リンクという)、10は一端が下部リンク8の他端に、他端がクレドル11にそれぞれ軸12,13によって回動自在に枢支されたハンドル側リンク(以下、上部リンクという)である。14は下部リンク8と、上部リンク10と、軸12およびトグルばね(図示せず)等により構成され、軸12がひじ部となるトグルリンク機構である。15はトグルリンク機構14に対して所定の位置関係に回動自在に一端(図示せず)が枢支されたハンドルアームである。16aは合成樹脂で形成されたハンドル摘み部であり、筐体であるカバー(図示せず)の外から操作でき、ハンドルアーム15と機械的に連結されており一緒に運動する。これらハンドルアーム15とハンドル摘み部16aとにより回路遮断器のハンドル16を構成している。
500は下部リンク8に形成された突出部、501は上部リンク10に形成された突出部、502はハンドルアーム15に設けられたピンであり、固定接点2と可動接点4が溶着した時にハンドル摘み部16aを閉路位置から開路位置方向へ駆動しようとした場合に、機構部を拘束して、ハンドル16を所定の位置に制限する部位である。
このような従来の回路遮断器においては、固定接点2と可動接点4が溶着した時にハンドル16を閉路位置から開路位置方向へ駆動しようとした場合、ハンドルアーム15に設けられたピン502が上部リンク10に形成された突出部501と係合し、下部リンク8に形成された突出部500がクロスバー6に係合することにより機構部が拘束されるため、ハンドル16を開路位置まで回動させることができなくなり、開路位置とは異なる所定の位置に制限することが可能となる。
上記のような従来の回路遮断器では、機構部を拘束する部位のうちハンドルアーム15に形成されたピン502は、開閉動作時またはトリップ動作時(図示せず)に、上部リンク10に形成された突出部501に対してに極めて接近した位置を通ることになる。このため、通常の開閉またはトリップ動作時にピン502と突出部501とが互いに干渉しないように互いの距離を大きくすると、十分な部品係合による拘束が確保できなくなり、また互いの距離を小さくして動作を確実にすると、部品の高い寸法精度が要求されるという問題点があった。
さらに、ハンドルアーム15に設けられたピン502と上部リンク10に形成された突出部501とは消弧室装置7の近くに配設され、消弧室装置7から見通しの良い位置にあるため、遮断動作時に発生するアークによる溶融物等が突出部501およびピン502に付着してしまう。このような溶融物の付着が起こった場合、アイソレーション機能を有するように両部品間の間隙が小さく構成されているので、両部品間の間隙が少なくなったり無くなってしまうこともあり、通常の開閉動作またはトリップ動作時に、開閉不能になる場合が起こるという問題点もあった。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、通常の開閉動作またはトリップ動作時において、安定した開閉操作が可能であり、接点溶着時にはアイソレーション機能が確保でき、かつ、遮断動作時においては機構部への溶融物の付着が少なく、円滑なアイソレーション機能を有する回路遮断器を得ることを目的としている。
発明の開示
この発明に係る回路遮断器においては、固定接触子と、この固定接触子に対向して接離する可動接触子と、この可動接触子を回動自在に枢支するクロスバーと、可動接触子を駆動するトグルリンク機構と、このトグルリンク機構に対して所定の関係位置に回動自在に枢支されたハンドルとを備えた回路遮断器において、一端がフレームに回動自在に枢支され、固定接触子の固定接点と可動接触子の可動接点が溶着した状態でハンドルを開路位置へ移動させようとしたとき、ハンドとクロスバーとに係合して、ハンドルが開路位置に移動するのを阻止する拘束部材を備えたものである。
また、ハンドルと拘束部材の拘束点は、ハンドルに形成できる範囲内で拘束部材の回動中心側により近い位置に設けられたものとするのが望ましい。
また、クロスバーと拘束部材の拘束点は、フレームの外側に位置するものとしてもよい。
また、ハンドルと拘束部材との間の拘束点は、クロスバーと拘束部材との間の拘束点よりもハンドルの回動中心から遠くに位置し、拘束部材はクロスバーとの拘束点の反対側に開口部を有するものともできる。
また、他のアイソレーション達成手段として、固定接触子と、この固定接触子に対向して接離する可動接触子と、この可動接触子を回動自在に枢支するクロスバーと、可動接触子を駆動するトグルリンク機構と、このトグルリンク機構に対してフレームの所定の関係位置に回動自在に枢支されたハンドルとを備えた回路遮断器において、一端がフレームに回動自在に枢支され、固定接触子の固定接点と可動接触子の可動接点が溶着した状態でハンドルを開路位置へ移動しようとしたとき、ハンドルとトグルリンク機構の可動接触子側リンクとに係合して、ハンドルが開路位置に移動するのを阻止する拘束部材を設けたものがある。
また、可動接触子側リンクに、拘束部材と係合する拘束ピンを設けることが望ましい。
また、ハンドルと拘束部材との間の拘束点は、可動接触子側リンクと拘束部材との間の拘束点よりもハンドルの回動中心から遠くに位置し、拘束部材はトグルリンク機構との拘束点の反対側に開口部を有するものとしてもよい。
発明を実施するための最良の形態
実施の形態1.
図1は、この発明の一実施の形態である回路遮断器を一部を切り欠いて内部を示す斜視図である。図2は、図1の回路遮断器が閉路状態であるときを示す開閉機構部の要部拡大側面図である。図3は、図1の回路遮断器が開路状態であるときを示す開閉機構部の要部拡大側面図である。
これらの図において、20はベース20aとカバー20bとからなる絶縁筐体であり、いずれも合成樹脂で形成されている。21は絶縁筐体20の内部に装着された固定接触子であり、固定接点22を持っている。23はこの固定接点22に対向して接離する可動接点24を有する可動接触子であり、枢支ピン25によって後述するクロスバー26に回動自在に支承されている。26は全極に並設されたそれぞれの可動接触子24の一端を連結した絶縁物からなるクロスバーであり、後述するストッパ41と係合する阻止部26aを持っている。27は上記両接点22,24間に発生するアークを消弧する消弧装置である。
図2に示す28は、一端がクロスバー26に軸29によって回動自在に枢支された可動接触子側リンク(以下、下部リンクという)、30は一端が下部リンク28の他端に、他端がクレードル31にそれぞれ軸32,33によって回動自在に枢支されたハンドル側リンク(以下、上部リンクという)である。34は下部リンク28と、上部リンク30と、軸32およびトグルばね(図示せず)等とにより構成され、軸32がひじ部となるトグルリンク機構である。35はハンドルアームであり、一端がトグルリンク機構34に対して所定の位置関係に回動自在に枢支されている。35aは絶縁筐体20のカバー20bの外部から操作でき、合成樹脂で形成されたハンドル摘み部であり、ハンドルアーム35と機械的に連結されており一緒に運動する。このように、ハンドル摘み部35aはハンドルアーム35と共にトグルリンク機構34に対してフレームの所定の関係位置に回動自在に枢支されたハンドル36を構成している。
40は絶縁筐体20のベース20aの底部に装着されたフレームであり、ハンドルアーム35を回動自在に枢支する支承部40aを有している。41は拘束部材としてのストッパであり、クロスバー26と係合する第一の係合部41aと、ハンドルアーム35に固着された後述する第一の拘束ピン43に係合する第二の係合部41bとを有し、フレーム40に軸42によって回動自在に枢支されている。43はハンドルアーム35に例えば打ち出しにより一体に形成された第一の拘束ピンであり、図2上で手前方向に突出している。
次に、動作について説明する。接点が開路状態になっている図3において、ハンドル36を閉路位置(左傾斜)に倒せば、トグルリンク機構34が伸長され可動接点24が固定接点22に接触して、図2に示す閉路状態となる。次に、ハンドル36を開路位置(右傾斜)に倒せば、トグルリンク機構34が屈曲されて下部リンク28を吊り上げ、可動接点24が固定接点22より開離され、図3に示す開路状態となる。
図4は、例えば閉路状態でパルス状の大電流が流れて、図示しない開閉機構部のクレードルと掛け金との係合が解除されない状態で、固定接点22と可動接点24との間に溶着現象が生じて可動接点24が開離しない場合を示す。この状態においては、トグルリンク機構34は閉路状態と同じ位置に保持されており、図4に示すように保守点検等の必要から開路状態にするためにハンドル36を開路側に時計方向に動かすと、トグルばね(図示せず)が伸長してハンドルアーム35も時計方向に回動され、開路位置方向に向かって動かされる。
しかし、ハンドル36が時計方向すなわち矢印A方向に動作する途中で、ハンドルアーム35に固着された第一の拘束ピン43がストッパ41の第二の拘束部41bに拘束点55で係合して、ストッパ41を軸42を中心に矢印B方向へ回動させるので、ストッパ41の第一の拘束部41aがクロスバー26の阻止部26aに衝突して拘束点50で係合し、ハンドル36がこれ以上開路位置方向へ移動するのを阻止する。
このように、上述のように構成されたこの発明の回路遮断器では、通常の開閉動作またはトリップ動作時に開閉機構部が拘束される位置以外の近傍で部品同志が近接して交差して動作することがない。さらに、図1に最も良く示されているように、拘束部が消弧装置27等の溶融物発生部から遠い位置に配設され、しかも、消弧装置27と拘束部との間には種々の機構部品や隔壁が介在するので、遮断動作時に発生する溶融物が飛散して拘束部に付着することが少なくなり、安定した開閉動作を行わせることができる。
なお、ストッパ41とクロスバー26との間の拘束点50(図4に示す)が、溶融物発生部である消弧装置27側(矢印C)から見てフレーム40の外側、すなわち図1に示すトグルリンク機構34に対向する面とは反対側に配置されていれば、消弧装置27等の溶融物発生部と拘束点50との間にフレーム40が介在することになり、上述の効果はさらに大きくなる。
また、クロスバー26が図2に示す接点閉路状態の位置から図4に示す接点溶着状態の位置へ移動する際には、ストッパ41は、クロスバー26と可動接触子23との間の間隙G(図2に示す)に相当する距離だけ軸42を中心に反時計方向へ回動し、ハンドルアーム35が開路位置方向へ移動する。ハンドルアーム35とストッパ41との間の拘束点55が、ストッパ41の回動中心である軸42より遠方にある場合には、ストッパ41の移動量が大となり、ハンドルアーム35もより開路位置方向へ移動し、アイソレーション機能を確保できる余裕が減少するため、ハンドルアーム35とストッパ41の拘束点55は、形成できる範囲内でストッパ41の回動中心である軸42にできるだけ近いことが望ましい。
また、アイソレーション時に外部よりハンドルアーム35に加わる力を一定とすると、上記ハンドルアーム35とストッパ41の拘束点55は、開閉機構部との拘束点すなわちストッパ41とクロスバー26の拘束点50よりも図4にて上方すなわちハンドル36側である場合に、モーメントとして低減されるため、ストッパ41とクロスバー26の拘束点50(図4に示す)に加わる荷重が低減されるため、クロスバー26およびストッパ41への機械的強度が向上する。上記ハンドルアーム35とストッパ41の拘束点55は、ストッパ41に於いて、ストッパ41とクロスバー26の拘束点50に対して反対側に開口部Pを設けることにより、より上方すなわちハンドル36側へ配置することが可能となり、拘束点50に加わる荷重をより低減できる。
実施の形態2.
図5乃至図7は、この発明の実施の形態2を示す回路遮断器の開閉機構部の要部側面図であり、図5は回路遮断器が閉路状態、図6は回路遮断器が開路状態、図7は例えば閉路状態でパルス状の大電流が流れて、図示しない開閉機構部のクレードルと掛け金との係合が解除されない状態で、固定接点22と可動接点24との間に溶着現象が生じて可動接点24が開離しない場合にハンドルを開路位置方向へ移動した状態を示す。これらの図において、部品21乃至43は先の実施の形態1と同様なものであり、その説明を省略する。57は下部リンク28に固着された拘束ピンであり、図5上で手前方向に突出している。
上記のように構成された回路遮断器の開閉動作については、上述の実施の形態1の動作と同様であり、その説明を省略する。閉路状態でパルス状の大電流が流れて、図示しない開閉機構部のクレードルと掛け金との係合が解除されない状態で、固定接点22と可動接点24との間に溶着現象が生じて可動接点24が開離しない状態において、ハンドル36を開路側に時計方向に動かすと、トグルばね(図示せず)が伸長してハンドルアーム35も時計方向に回動され、開路位置方向に動かされる。
しかし、図7に示すように、ハンドル36が時計方向すなわち矢印A方向に動作する途中で、ハンドルアーム35に固着された第一の拘束ピン43がストッパ41の第二の拘束部41bに拘束点55で係合して、ストッパ41を軸42を中心に矢印B方向へ回動させるので、ストッパ41の第一の拘束部41aが下部リンク28に固着された第二の拘束ピン57に衝突して係合し、ハンドル36がこれ以上開路位置方向へ移動するのを阻止する。なお、60は下部リンク28とストッパ41との拘束点である。
この実施の形態2の構成によれば、ストッパ41の第一の拘束部41aが下部リンク28に固着された第二の拘束ピン57に拘束点60で係合し、ハンドル36が開路位置へ移動するのを阻止することができるとともに、軽度の溶着の場合には、第一の拘束部41aが第二の拘束ピン57に係合して下部リンク28を図7上で上方向へ引上げようとする大きな力が働くので、ハンドル36の操作力を接点22,24の溶着を引き剥がすように作用させることができる。
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
拘束部材を設けて、接点溶着時において、拘束部材とハンドルアームおよびクロスバーが係合するように構成することにより、ハンドルが開路位置へ移動するのを阻止することができるとともに、通常の開閉またはトリップ動作時に開閉機構部が拘束される位置以外の近傍で部品同志が交差して動作することがなくなるので、部品の高い寸法精度が不要になる。
また、拘束部が消弧装置等の溶融物発生部から遠ざかる位置に配設され、しかも、溶融物発生部(消弧装置)と拘束部との間には種々の機構部品や隔壁が介在するので、遮断動作時に発生する溶融物が飛散して拘束部に付着することが少なくなり、安定した開閉動作を行わせることができる。
また、ハンドルアームとトグルリンク機構の可動接触子側リンクとの相互間に係合して、ハンドルが開路位置に移動するのを阻止する拘束部材を設けることにより、ハンドルが開路位置へ移動するのを阻止することができるとともに、軽度の溶着の場合には、下部リンクを引上げ、ハンドルの操作力を接点の溶着を引き剥がすように作用させることができる。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明にかかる回路遮断器は、配電系統内に用いる各種電気機器の保護のための回路遮断器として有用である。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施の形態1である回路遮断器を一部を切り欠いて内部を示す斜視図である。
図2は図1の回路遮断器が閉路状態であるときを示す開閉機構部の要部拡大側面図である。
図3は図1の回路遮断器が開路状態であるときを示す開閉機構部の要部拡大側面図である。
図4は図1の回路遮断器の接点が溶着した状態においてハンドルを開路位置方向へ移動させて移動が制限された状態を示す要部拡大側面図である。
図5はこの発明の実施の形態2の回路遮断器が閉路状態であるときを示す開閉機構部の要部拡大側面図である。
図6は図5の回路遮断器が開路状態であるときを示す開閉機構部の要部拡大側面図である。
図7は図5の回路遮断器の接点が溶着した状態においてハンドルを開路位置方向へ移動させて移動が制限された状態を示す要部拡大側面図である。
図8は従来の回路遮断器の開閉機構部を示す要部断面図である。
Claims (4)
- 固定接触子と、この固定接触子に対向して接離する可動接触子と、この可動接触子を回動自在に枢支するクロスバーと、上記可動接触子を駆動するトグルリンク機構と、このトグルリンク機構に対してフレームの所定の関係位置に回動自在に枢支されたハンドルと、一端がフレームに回動自在に枢支され、上記固定接触子の固定接点と上記可動接触子の可動接点が溶着した状態で上記ハンドルを開路位置へ移動させようしたとき、上記ハンドルと上記クロスバーとに係合して、上記ハンドルが開路位置に移動するのを阻止する拘束部材とを備えた回路遮断器において、
ハンドルと拘束部材との間の拘束点は、上記ハンドルに形成できる範囲内で上記拘束部材の回動中心により近い位置に設けられ、かつ上記クロスバーと上記拘束部材との間の拘束点よりも上記ハンドルの回動中心から遠くに位置し、上記拘束部材は上記クロスバーとの拘束点の反対側に開口部を有することを特徴とする回路遮断器。 - クロスバーと拘束部材との間の拘束点は、上記フレームの外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
- 固定接触子と、この固定接触子に対向して接離する可動接触子と、この可動接触子を回動自在に枢支するクロスバーと、上記可動接触子を駆動するトグルリンク機構と、このトグルリンク機構に対して所定の関係位置に回動自在に枢支されたハンドルと、一端がフレームに回動自在に枢支され、上記固定接触子の固定接点と上記可動接触子の可動接点が溶着した状態で上記ハンドルを開路位置へ移動しようとしたとき、上記ハンドルと上記トグルリンク機構の可動接触子側リンクとに係合して、上記ハンドルが開路位置に移動するのを阻止する拘束部材とを備えた回路遮断器において、
ハンドルと拘束部材との間の拘束点は、上記可動接触子側リンクと上記拘束部材との間の拘束点よりも上記ハンドルの回動中心から遠くに位置し、上記拘束部材は上記トグルリンク機構との拘束点の反対側に開口部を有することを特徴とする回路遮断器。 - 可動接触子側リンクに、拘束部材と係合する拘束ピンを設けたことを特徴とする請求項3記載の回路遮断器。
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