JP4029664B2 - 回路しゃ断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機の給電回路に適用する配線用しゃ断器などを対象とする回路しゃ断器、詳しくは回路しゃ断器の開閉操作ハンドル機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
頭記した回路しゃ断器の開閉機構として、特開2001−23499号公報に開示された構成のものが知られており、その開閉機構の構造および動作を図9〜図10で説明する。
まず、図9,図10において、1は開閉機構、2は開閉機構の組立フレーム1aの上部に装着した開閉操作用のロッカーハンドル、3は主回路接点(図示せず)を投入,開極位置に駆動する開閉レバー、4は開閉レバー3の支軸3aに設けて主回路接点を開極方向に付勢する主スプリング(捩じりコイルばね)、5は開閉レバー3に下端を連係した伝動板、6は過電流引外し装置(図示せず)の出力に応動するラッチ受けであり、前記のロッカーハンドル2と伝動リンク5およびラッチ受け6との間をトグルリンク7,ラッチ8,およびコ字形のピン9を組合せたトグルリンク機構を介して連係し、このトグルリンク機構とロッカーハンドルとで4節リンクを構成している。なお、10は警報出力板、10aは警報出力板10とトグルリンク機構のピンとの間に架け渡したスプリングである。
【0003】
ここで、ロッカーハンドル2は、シーソー式ハンドルとも呼ばれるもので、輪郭がM字形になるハンドルノブ(樹脂成形品)の中央がハンドルピン(支軸)2aを介して開閉機構1の組立フレーム1aに回動可能に軸支されており、該ピン2aと偏芯して下方に突き出したハンドルリンクと前記トグルリンク7の上端との間がピン11を介してピン結合されている。なお、ロッカーハンドル2のハンドルノブには、南京錠(図示せず)を掛けてハンドルをOFF位置に鎖錠するロック穴2bが開口している。また、ラッチ8は一端を前記ピン2aに軸支して先端爪部をラッチ受け4に係合しており、さらにコ字形のピン9はその一端をラッチ8の中央部に連結し、他端がトグルリンク7の下端と伝動板5の上端とを連結している。
【0004】
次に、上記開閉機構の動作を図11で説明する。図11(a) 〜(c) は開閉機構のON,OFF,TRIPの動作状態図であり、開閉機構2に装備した開閉レバー3と回路しゃ断器の主回路接点とは図12(a) に示すように連係されている。なお、図12(a) において、12は固定接触子、13は可動接触子(橋絡形接触子)、14は可動接触子13の接圧ばね、15は可動接触子13に連結して開閉レバー3に対峙させた駆動ブロックであり、図12(b) のようにロッカーハンドル2に矢印方向の回転操作力Fを加えることにより、開閉機構1の開閉レバー3を介して主回路接点が閉成,開極する。
【0005】
ここで、図11(a) のようにロッカーハンドル2を反時計方向に回動してON操作すると、トグルリンク7を介して伝動板5が開閉レバー3の後端を押し下げる。これにより開閉レバー3は主スプリング4を蓄勢しながらレバー先端が上方に後退し、これに応動して可動接触子13(図12参照)が接圧ばね14のばね力で固定接触子12に加圧接触して主回路接点を閉極する。
【0006】
また、この状態から図11(b) のようにロッカーハンドル2を時計方向に回動してOFF操作すると、前記とは逆に伝動板5が開閉レバー3の拘束を解除し、主スプリング4で蓄勢していたばね勢力を放出する。これにより、開閉レバー3が図12に示したブロック15を押し下げて可動接触子13を固定接触子12から開離する。
【0007】
一方、回路しゃ断器の主回路に過電流が流れて引外し装置(図示せず)が作動すると、図11(c) のようにラッチ受け6が傾動してラッチ8を釈放する。これにより、ラッチ8が時計方向に回転し、コ字形ピン9を介して伝動板5を傾動させて開閉レバー3の拘束を解く。その結果、開閉レバー3は主スプリング4のばね勢力を受けて回動し、図12のブロックを押し下げて可動接触子13を固定接触子12から開離する。なお、この場合にロッカーハンドル2は、ラッチ8の釈放に伴いトリップスプリング10a(図9参照)のばね力により図示のようにON位置とOFF位置の中間位置で水平姿勢のトリップ表示位置に停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した回動式のロッカーハンドル2はON, OFFの切換えが指先一つで操作できる利便性があるが、このロッカーハンドルを装備した回路しゃ断器では、次記のような問題点がある。
すなわち、回路しゃ断器を投入する際には、図12(b) のようにロッカーハンドル2のノブに回動操作力Fを加え、ハンドルピン2aを支点にロッカーハンドル2をOFF(実線)からON(点線)に回動して主回路接点を閉極させるわけであるが、この投入操作過程でのハンドル負荷特性は図13の特性線Fで表すようになる。ここで、OFF位置から可動接触子13が固定接触子12に当接するA点までの範囲はハンドル負荷F1 が略一定であるが、可動接触子13が開極位置からA点に達すると、いままで開閉レバー3を押し上げる方向に作用していた接圧ばね14のばね力が固定接触子12に加わるために、ハンドル負荷はF1 からF2 までステップ状に上昇し、A点を乗り越えた後はON位置に向けてハンドル負荷が右下がりに減少する。
【0009】
このことから、回路しゃ断器の投入時にオペレータがハンドル負荷F1 に対応した操作力でロッカーハンドル2を回動操作すると、A点でハンドルが急に重くなり、ここからハンドルをON位置まで回すには大きな操作力を加える必要がある。このために、A点を乗り越えて主回路接点を閉極位置に移行させるハンドルの操作速度がゆっくりがちになる。
【0010】
一方、回路しゃ断器を投入してモータを起動する際には、定格電流の6倍にも相当する大きな起動電流が流れるため、回路しゃ断器の接点投入がゆっくりした速度で行われると、固定/可動接点が接触する前後で過渡的に接点間にアークが発生し、これが原因で接点の損耗,溶着を発生するおそれがある。
このために、回路しゃ断器の投入操作時には、ハンドルをOFF位置からON位置に向けてスナップ感のある操作で主回路接点を開極から閉成位置まで一気に投入動作させることが重要である。しかしながら、前記のロッカーハンドルでは、ON操作開始直後は大きな操作力を加えずにハンドルが動き、その途中で主回路接点が接触するA点を通過する際にハンドルが急に重くなる(ハンドル負荷の上昇)ことから、OFFからON位置に向けてハンドルの操作速度を落とさずに一気に投入することが感触的に難しい。
【0011】
また、従来のロッカーハンドルには、前記とは別に次記のような問題点もある。すなわち、ロッカーハンドル2のノブは図示のようにM形輪郭でそのON,OFF位置で操作面の角度が変わるため、ハンドル操作面に表示したしゃ断器動作状態の表示マークが、見る方向によっては識別し難い。
また、回路しゃ断器を装備した配電盤などの保守点検時に不測な感電事故を防止するために、従来のロッカーハンドル2にはハンドルノブに南京錠を通すロック穴2b(図10参照)を開けておき、回路しゃ断器の開極状態で前記ロック穴2bに南京錠を掛けてハンドルをOFF位置に鎖錠するようにしているが、この場合に主回路接点が溶着していて開閉機構の開閉レバー3が中途半端な位置に停止した状態でも、ロッカーハンドル2のロック穴2bがケース外に露出するようになる。そのために、保守員は回路しゃ断器がロック可能な状態(主回路接点OFF)と誤認するおそれがある。
【0012】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決して回路しゃ断器の投入時におけるハンドル操作性を改善し、併せてトリップ動作を含めた回路しゃ断器の各動作状態の表示,識別、およびハンドルの南京錠ロックが確実に行えるようにそのハンドル機構を改良した回路しゃ断器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、ハンドル操作により開閉機構を介して主回路接点を開閉する回路しゃ断器であって、ハンドルピンを支点に回動操作される操作ハンドルと、前記開閉機構に主スプリングで付勢される開閉レバー、および該開閉レバーと操作ハンドルとの間を連係するトグルリンク機構を装備し、ハンドルのON操作により前記主スプリングを蓄勢しながら主回路接点を閉極し、ハンドルのOFF操作, およびトリップ動作時に主スプリングで蓄勢したばね力を放出して主回路接点を開極させるようにしたものにおいて、
前記回路しゃ断器の操作ハンドル、ハンドルピンに軸支して開閉機構のトグルリンクに連結するとともに、操作ハンドルのOFF側に配置された回動式のロッカーハンドルと、該ロッカーハンドルに連係させるとともに、操作ハンドルのON側に配置された投入用の押ボタンと組合せからなり、回路しゃ断器のON操作時には前記押ボタンに加えた押し込み操作力により、ロッカーハンドルをON位置に回動させて主回路接点を閉極し、回路しゃ断器のOFF操作時には前記ロッカーハンドルへの回動操作力により、ロッカーハンドルをOFF位置に回動させて主回路接点を開極するようにし(請求項1)、その具体的な連係構造として、ロッカーハンドルに押ボタンへ向けて突き出す連動アームを設け、該連動アームの先端を押ボタンに形成した凹所に嵌入してロッカーハンドルを押ボタンと連係させる(請求項2)。
【0014】
上記のように、回動式のロッカーハンドルに押し込み操作式の投入用押ボタンを付設した構成で、回路しゃ断器の投入時にOFF位置に突き出している押ボタンを押し込むと、押ボタンの凹所に嵌合しているロッカーハンドルの連動アームを押し下げる。これにより、ロッカーハンドルはその揺動支点の回りでOFF位置からON位置に回動し、開閉機構を介して主回路接点が閉極する。
【0015】
この投入操作で押ボタンをOFFからON位置に押し込むには、ロッカーハンドルに直接手を掛けてON位置に回動させるよりも大きな操作力を要し、かつその所要操作力はかつ回路しゃ断器のON動作の途中で主回路接点が固定接触子に接触する際に増加するハンドル負荷よりも大である。したがって、この投入用の押ボタンに操作力を加えて押し込むことで、ロッカーハンドルは切換え操作の途中で主回路接点の接触点を減速せずに通過して一気にON位置に切換わるようになり、これによりスナップ感のある安定した投入操作が可能となる。なお、前記のようにロッカーハンドルの連係アームを押ボタンの凹所に嵌合して両者間を連係させた構造によれば、ロッカーハンドルの連係アームと押ボタンとの接触角度を変えることでハンドル操作特性を最適に調整することができる。
【0016】
また、本発明によれば、前記発明の実施態様として、押ボタン付き操作ハンドルに次記のような機能部品を組合せた構成がある。
(1) 回路しゃ断器の開閉機構に、トリップ動作時にロッカーハンドル,押ボタンをON位置とOFF位置の中間のトリップ表示位置に保持するトリップスプリングを付設してハンドル位置からトリップ動作を識別できるようにする(請求項3)。
【0017】
(2) 回路しゃ断器の開閉機構に、前項(1) のトリップスプリングに加えて、一端を開閉レバーに連結して操作ハンドルの押ボタンの位置に引出したトリップ表示棒を設け、トリップ動作時にトリップ表示棒の先端を押ボタンの上面と並ぶ位置に突き出して表示するようにする(請求項4)。
(3) 押ボタンに、主回路接点が開極したOFF位置でのみ格納位置からケース上に引出し可能なロック板を設け、主回路接点の溶着などにより開閉機構の開閉レバーが中途半端な位置に停止した押ボタンの半没状態では、ロック板をしゃ断器ケース上に引き出せないようにしてハンドルの誤認ロックを回避するようにする(請求項5)。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に示す実施例に基づいて説明する。なお、各実施例の図中で図9〜図12に対応する部材には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
〔実施例1〕
図1〜図4は本発明の請求項1に対応する実施例を示すものであり、まず、図1(a) 〜(c) に操作ハンドルの構造,およびそのON,OFF操作位置の動作状態を示す。すなわち、この実施例では、操作ハンドルが回動式のロッカーハンドル2と、該ロッカーハンドル2に連動アーム2cを介して連係した投入用の押ボタン16とを組合せた構成になる。ここで、ロッカーハンドル2のノブは図10に示したロッカーハンドルのノブの左半分を欠如し、その代わりに押ボタン16に向けて左側に延在する連動アーム2cを設けた構造であり、従来のロッカーハンドルと同様にハンドルピン2aに軸支した上で、該ピン2aから偏芯して下向きに突き出したリンク部が開閉機構1のトグルリンク7の上端にピン結合されている。一方、押ボタン16は上面を操作面として垂直方向へ押し込み可能に案内支持された角柱体(樹脂成形品)になり、その下半部には凹所を形成し、この凹所に前記したロッカーハンドル2の連動アーム2cの先端を嵌入してロッカーハンドル2と押ボタン16とを連係している。なお、ロッカーハンドル2と押ボタン16は目視識別し易いように操作面に色分けしたマーキングを施しておくのがよい。
【0019】
上記の構成で、回路しゃ断器を投入するには、(b) 図のように押ボタン16を指で押し込み操作し、開極する場合には(c) 図のようにロッカーハンドル2のノブに指を掛けて時計方向に回動操作する。これにより、OFF状態ではロッカーハンドル2の連動アーム2cを介して押ボタン16が上方に押し上げられてOFF位置の高さに突き出す。また、ON操作により押ボタン16がロッカーハンドル2の連動アーム2cを押し下げるので、ロッカーハンドル2はピン2aを支点に半時計方向に回動してノブが上方に突き出すようになる。そして、ロッカーハンドル2がON,OFF位置に回動すると、これに連動して開閉機構1の開閉レバー3が応動し、回路しゃ断器の主回路接点(図示せず)を開極,閉成する。
【0020】
ここで、図2(a) 〜(c) はハンドルをON操作した状態、図3(a) 〜(c) はOFF操作した状態を、また図4(a) 〜(c) は回路しゃ断器がトリップ動作した状態を表している。なお、図4において、20は開閉機構1のラッチ6(図1参照)に結合したコ字形ピン9とフレーム1aとの間に斜め方向に掛け渡した表示スプリングであり、回路しゃ断器のトリップ動作時にロッカーハンドル2と押ボタン16が図示のようにON位置とOFF位置の中間で略同じ高さに並んで停止するようにばね付勢している。
【0021】
前記のように回動式のロッカーハンドル2に投入用の押ボタン16を組合せた構成では、投入操作時のハンドル操作特性が図13に表した特性線Gのようになる。すなわち、図1(b) で述べたように押ボタン16を点線のOFF位置からON位置に押し込み、ロッカーハンドル2を介して回路しゃ断器を投入する場合に、押ボタン16の操作開始位置におけるハンドル負荷G1 は、ロッカーハンドル2自身をOFF位置からON位置に向けて回動させる際のハンドル加重F1 よりも大きく(押ボタン16に加えた垂直方向の操作力のうち、ロッカーハンドル2の回動方向のベクトル成分が回動操作力として有効に働く)、またON操作の途中で主回路接点が接触するA点で増加するハンドル負荷G2 よりも大である。
【0022】
したがって、投入操作に際して前記のハンドル負荷G1 に対応する操作力を押ボタン16に加えて押し込むことにより、この操作力を受けたロッカーハンドル2は途中で主回路接点の接触点Aを減速せずに通過して一気にON位置に切換わり、スナップ感のある安定した投入操作が可能となる。これにより、従来のロッカーハンドルで問題となっていたモータの起動電流による主回路接点間のアーク発生,およびこのアークに起因する接点の損耗,溶着を回避できる。
【0023】
なお、前記したハンドル操作特性(特性線G)は、ロッカーハンドル2の連動アーム2cが当接する押ボタン16の凹所との接触角度によって変わる。そこで、図13に表したハンドル負荷G1 がハンドル操作性で最適な大きさになるように、押ボタン16とロッカーハンドル2の連動アーム2cとの接触角度 (具体的には押ボタン16に形成した凹所内で連動アーム2cの先端が当たる壁面の角度)を調整することでスナップ感のある投入操作性を付与できる。
【0024】
〔実施例2〕
図5〜図7は本発明の請求項4に対応する実施例を示すものである。この実施例においては、先記実施例1の構成に加えて、開閉機構1には一端を開閉レバー3に連結し、他端を上方に延在させて押ボタン16の位置に引出したトリップ表示棒17を設け、回路しゃ断器のトリップ動作時にトリップ表示棒17の先端表示部を押ボタン16の上面と並ぶ位置に突き出してトリップ動作を表示するようにしている。
【0025】
すなわち、トリップ表示棒17は、図5(b) で表すように下端が開閉レバー3の後端側に連結ピン17aを介して連結されており、上端側に二股状の突起になる表示部を形成した上で、この表示部を押ボタン16の左右側面部に開口した上下方向の貫通穴16aに嵌挿する。なお、トリップ表示棒17の上端表示部には、トリップ動作状態を識別し易いように例えば赤色のマーキングを施しておく。また、ロッカーハンドル2とトグルリンクとを結合したピン11とフレーム1aとの間には表示スプリング20を掛け渡しておく。
【0026】
かかる構成により、図5(a) 〜(c) に示すON状態では、開閉レバー3に連動してトリップ表示棒17が下降位置に後退しているので、その上端表示部は押ボタン16の内側に没入している。また、図6(a) 〜(c) に示すOFF状態になると、開閉レバー3が反時計方向に回動し、これに連動してトリップ表示棒17が上昇するが、この状態では押ボタン16もOFF位置に押し上げられているので、トリップ表示棒17の表示部が押ボタンの上面に露呈することはない。
【0027】
一方、回路しゃ断器がトリップ動作すると、図7(a) 〜(c) で示すように、押ボタン16は、表示スプリング21のばね付勢によりON位置と殆ど同じ位置に保持されたまま、トリップ表示棒17が開閉レバー3の回転に連動して上方に押し上げられる。この結果、図示のようにトリップ表示棒17の先端表示部が押ボタン16の上面側に突き出すようになるので、回路しゃ断器がトリップ動作したことを目視確認できる。
【0028】
〔実施例3〕
次に、本発明の請求項5に対応する実施例を図8(a) 〜(c) に示す。この実施例においては、角柱体になる押ボタン16の上半部の中央に一端を右側面に開放したスリット状の空所を形成した上で、ここに南京錠を掛けるロック穴18aを開口した引出し式のロック板18が格納されている。
【0029】
かかる構成で、ロック板18は通常は(a) 図のように押ボタン16の空所内に格納しておく。そして、操作ハンドルを(c) 図のOFF位置に操作して回路しゃ断器の主回路接点を開極した状態になると、押ボタン16がしゃ断器ケース19の上方に突き出す。したがって、この状態ではロック板18を押ボタン16からケース19の上に引き出して押ボタンをこの位置にロックロックした上で、ロック穴18aに南京錠を掛けて操作ハンドルをOFF位置に鎖錠することができる。これに対して、主回路接点を閉極したハンドルのON位置では、押ボタン16がケース19の内方に没入しているので、外部からロック板18を引き出すことはできない。
【0030】
また、通電中に主回路接点が溶着したことを知らずに操作ハンドルをOFF操作した場合には、押ボタン16は完全にOFF位置まで復帰せずに中途半端な突き出し位置に停止する。したがって、この状態ではロック板18を引出してハンドルをOFF位置に鎖錠しようとしても、ロック板18がケース19に邪魔されて引き出すことができず、オペレータは回路しゃ断器に異常(接点溶着)の発生したことを判別できる。これにより、従来のロッカーハンドルのように、接点が溶着したままの状態でもハンドルのOFF操作によってハンドルのロック穴の一部がケース上に露出し、これによりロック可能と誤認してハンドルのロック穴にピンなどを通してロックする誤操作を防ぐことができて信頼性が向上する。
【0031】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、回路しゃ断器の操作ハンドルとして、ハンドルピンに軸支して開閉機構のトグルリンクに連結した回動式のロッカーハンドルと、該ロッカーハンドルに連係させた投入用の押ボタンとを組合せ、回路しゃ断器のON操作時には押ボタンに加えた押し込み操作力により、ロッカーハンドルをON位置に回動させて主回路接点を閉極するようにしたことにより、
回路しゃ断器の投入時には、その操作途中でハンドルの操作速度を落とさずに一気にON位置に切換えてスナップ感のある安定した投入操作が可能となる。
【0032】
また、請求項2,3の構成により、トリップ動作を含めて回路しゃ断器の動作状態をハンドルの目視で識別でき、さらに請求項4の構成によれば、操作ハンドルをOFF位置でロックする場合の誤認操作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応する操作ハンドルの機構図で、(a) はロッカーハンドルと押ボタンとの連係構造図、(b),(c) はそれぞれON操作,OFF操作の動作説明図
【図2】図1の操作ハンドルを装備した開閉機構のON操作状態を表す図で、(a),(b),(c) はそれぞれ側面図,端面図,および平面図
【図3】図1の操作ハンドルを装備した開閉機構のOFF操作状態を表す図で、(a),(b),(c) はそれぞれ側面図,端面図,および平面図
【図4】図1の操作ハンドルを装備した開閉機構のトリップ動作状態を表す図で、(a),(b),(c) はそれぞれ側面図,端面図,および平面図
【図5】本発明の実施例2に対応するトリップ表示棒を装備した開閉機構のON操作状態をあ這わす図で、(a),(b),(c) はそれぞれ側面図,端面図,および平面図
【図6】図5のOFF操作状態を表す図で、(a),(b),(c) はそれぞれ側面図,端面図,および平面図
【図7】図5のトリップ動作状態を表す図で、(a),(b),(c) はそれぞれ側面図,端面図,および平面図
【図8】本発明の実施例3に対応するロック板付き押ボタンの構造,およびロック操作の説明図で、(a),(b) はそれぞれロック板の格納,および引出し状態を表す押ボタンの側視および横断断面図、(c) は回路しゃ断器におけるハンドルのロック状態を表す図
【図9】従来のロッカーハンドルを装備した開閉機構の外観斜視図
【図10】図9の開閉機構の内部機構図
【図11】図10の開閉機構の動作説明図で、(a),(b),(c) はそれぞれON,OFF,およびトリップ動作の状態図
【図12】図9の開閉機構と主回路接点との連係構造およびハンドル操作の説明図で、(a) は開閉機構と主回路接点との連係構造図、(b) はロッカーハンドルのON,OFF操作の説明図
【図13】図12に対応する主回路接点投入時おけるハンドル操作特性図
【符号の説明】
1 開閉機構
2 ロッカーハンドル
2a ハンドルピン
2c 連動アーム
3 開閉レバー
4 主スプリング
5 連動板
7 トグルリンク
8 ラッチ
12 固定接触子
13 可動接触子
14 接圧ばね
16 押ボタン
17 トリップ表示棒
18 ロック板
18a ロック穴
19 しゃ断器ケース
20,21 表示スプリング

Claims (5)

  1. ハンドル操作により開閉機構を介して主回路接点を開閉する回路しゃ断器であって、ハンドルピンを支点に回動操作される操作ハンドルと、前記開閉機構に主スプリングで付勢される開閉レバー、および該開閉レバーと操作ハンドルとの間を連係するトグルリンク機構を装備し、ハンドルのON操作により前記主スプリングを蓄勢しながら主回路接点を閉極し、ハンドルのOFF操作, およびトリップ動作時に主スプリングで蓄勢したばね力を放出して主回路接点を開極させるようにしたものにおいて、
    前記回路しゃ断器の操作ハンドル、ハンドルピンに軸支して開閉機構のトグルリンクに連結するとともに、操作ハンドルのOFF側に配置された回動式のロッカーハンドルと、該ロッカーハンドルに連係させるとともに、操作ハンドルのON側に配置された投入用の押ボタンと組合せからなり、回路しゃ断器のON操作時には前記押ボタンに加えた押し込み操作力により、ロッカーハンドルをON位置に回動させて主回路接点を閉極し、回路しゃ断器のOFF操作時には前記ロッカーハンドルへの回動操作力により、ロッカーハンドルをOFF位置に回動させて主回路接点を開極するようにしたことを特徴とする回路しゃ断器。
  2. 請求項1記載の回路しゃ段器において、ロッカーハンドルに押ボタンへ向けて突き出す連動アームを設け、該連動アームの先端を押ボタンに形成した凹所に嵌入してロッカーハンドルを押ボタンに連係させたことを特徴とする回路しゃ断器。
  3. 請求項1記載の回路しゃ断器において、開閉機構に、トリップ動作時にロッカーハンドル,押ボタンをON位置とOFF位置の中間のトリップ表示位置に保持するトリップスプリングを付設したことを特徴とする回路しゃ断器。
  4. 請求項1記載の回路しゃ断器において、開閉機構に、トリップ動作時にロッカーハンドルと押ボタンをトリップ表示位置に保持するトリップスプリング、および一端を開閉レバーに連結して操作ハンドルの押ボタンの位置に引出したトリップ表示棒を設け、トリップ動作時にトリップ表示棒の先端を押ボタンの上面と並ぶ位置に突き出して表示するようにしたことを特徴とする回路しゃ断器。
  5. 請求項1記載の回路しゃ断器において、押ボタンに、主回路接点が開極したOFF位置でのみ格納位置からしゃ断器ケース上に引出し可能なロック板を設けたことを特徴とする回路しゃ断器。
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