JP3857000B2 - 把手付プラスチックボトル及び製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックボトルの側面に把手を取付けてなる把手付プラスチックボトル及びこれの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
この種のプラスチックボトルは、把手部分をボトル本体とは別体に形成しておき、ボトル本体のブロー成形と同時に係着一体化するのが一般的である。例えば、図10に示される、予め握り部51の上下両側端部付近から裏面方向に上下取付け腕52、53を突出してなる把手体50を射出成形等によって形成する一方、図11に示すように、側面部に凹部71を備えたボトル本体用のブロー成形金型70を用意し、この金型70の凹部71内に前記の把手体50をセットし、型閉後、加熱されたプリフォーム72に加圧流体を吹き込み、ブロー成形してボトル本体60を成形すると同時に、このボトル本体60の肉部で把手体50の上下取付け腕52、53を包み込むように上下把手嵌合部62、63を形成し、図10に示すように、把手体50とボトル本体60とを係着一体化させるなどして形成していた。
【0003】
ところが、従来の製法においては、ブロー成形の際にボトル本体60に穴が空いて破裂する、いわゆるパンクが生じることがあった。特にボトル本体60と把手体50の両方をポリエチレンテレフタレート(PET)から形成しようとすると、延伸樹脂が膨らむ過程で把手体50との摩擦が顕著になり、パンクの発生は深刻な問題となっていた。
このようなパンクは、特に把手体50の下側取付け腕53の先端部を嵌合する下側嵌合部63の入り口付近や、ボトル本体60の側面に形成する把手形成用凹陥部61の底面64内、中でも下側取付け腕53の下面と当接する部分に集中していた。
【0004】
そこで本発明は、たとえボトル本体と把手体の両方をポリエチレンテレフタレート(PET)から形成する場合であっても、ブロー成形時にパンクを発生しない把手付プラスチックボトル及びこれの製造方法を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題解決のため、本発明者らが、ボトル本体の下側把手嵌合部におけるパンクの原因について研究したところ、従来は、下側把手嵌合部の底面乃至左右両側面部を把手体の下側取付け腕に沿って外側に張出させる場合があり、これが原因となってブロー成形する際に把手形成用凹陥部の底面において過度の延伸が生じ、パンクが発生することをつき止めるに至った。
【0006】
かる知見に基づき、握り部及び上下取付け腕を備えた把手体と、少なくとも側面部に把手体の上下取付け腕を嵌合する把手嵌合部を形成してなるボトル本体とからなり、ボトル本体をブロー成形すると同時に把手嵌合部を形成して係着一体化して形成する把手付プラスチックボトル、ボトル本体の下側把手嵌合部における嵌合入り口部の左右側縁部をほぼ鉛直立設状に形成することとした。
【0007】
このようにボトル本体の下側把手嵌合部における嵌合入り口部の左右側縁部をほぼ鉛直立設状に形成する。言い換えれば、このような形状に成形し得る金型を用いてボトル本体をブロー成形することにより、把手形成用凹陥部の底面における過度の延伸を抑制することができ、この付近におけるパンクの発生率を低減することに成功した。
【0008】
また、本発明者らは、ブロー成形する際、すなわちボトル本体を形成する樹脂が膨らむ過程で、把手体と接触し、この接触摩擦によってパンクが発生していることをもつき止めた。
【0009】
そこで本発明は、かかる知見に基づき、握り部及び上下取付け腕を備えた把手体と、少なくとも側面部に把手形成用凹陥部を形成してなるボトル本体とを有してなり、ボトル本体をブロー成形すると同時に把手体を係着一体化して形成する把手付プラスチックボトルにおいて、ボトル本体における把手形成用凹陥部の底面内に周囲よりも隆起し、上面が把手体の下側取付け腕下面に当接してなる丘部を形成することとした。
【0010】
このように把手形成用凹陥部の底面内に丘部を設けることにより、ブロー成形時に延伸樹脂が膨らんでいく過程での把手体下面との接触機会を有効に減らすことができ、この部分でのパンク発生率を有効に抑えることができる。特にボトル本体と把手体の両方をポリエチレンテレフタレート(PET)で形成した場合のパンクの発生は、顕著に減らすことができる。
【0011】
このように把手形成用凹陥部の底面に丘部を設ける場合、握り部及び上下取付け腕を備えた把手体を形成しておき、この把手体をボトル本体形成用金型にセットし、ボトル本体のブロー成形と同時に把手嵌合部を形成し、ボトル本体と把手体とを係着一体化する把手付プラスチックボトル製造方法において、ブロー成形を少なくとも二段階、一次ブロー(低圧)と二次ブロー(高圧)とに分け、一次ブローでボトル本体の側面部に把手形成用凹陥部を形成すると共にこの把手形成用凹陥部の底面を平坦面状とし、二次ブローで当該平坦面状内の一部を把手体の下側取付け腕下面に密着するまで隆起させて丘部を形成するようにして把手付プラスチックボトルを製造するのが好ましい。
【0012】
このように製造すれば、延伸樹脂は下側取付け腕下面の下方から膨らんで下側取付け腕下面に当接するから、延伸樹脂が把手体の下面と擦れながら膨らむことをなくすことができ、より一層確実にパンクの発生を抑えることができる。
【0013】
さらにまた、上記2つの構成を組合わせてボトル本体を形成することもした。すなわち、握り部及び上下取付け腕を備えた把手体と、少なくとも側面部に把手形成用凹陥部及び把手体の上下取付け腕を嵌合する把手嵌合部を形成してなるボトル本体とを有してなり、ボトル本体をブロー成形すると同時に把手体を係着一体化して形成する把手付プラスチックボトル、ボトル本体における把手形成用凹陥部の底面内に周囲よりも隆起した丘部を設け、この丘部上面で把手体の下側取付け腕下面を当接支持するように形成すると共に、ボトル本体における下側把手嵌合部の開口縁部を、横から見て鉛直立設状若しくは少なくとも上縁よりも下縁が外側に張出さないように形成することとした。かかる構成のプラスチックボトルであれば、ブロー成形時のパンクの発生を確実になくすことができる。
【0014】
上述のように把手形成用凹陥部の底面内に周囲よりも隆起した丘部を設ける場合、この丘部を下側把手嵌合部に向かって設け、この丘部の下側把手嵌合部に向かう左右両側縁は立ち上げないように形成するのが好ましい。丘部の左右両側縁を立ち上げるようにボトル本体を形成すると、把手形成用凹陥部の底面内において過度の延伸が発生し、丘部を設けてもパンクが発生することとなる可能性がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0016】
本実施例の把手付プラスチックボトル1は、図1に示すように、把手体2とボトル本体3とからなり、ボトル本体3のブロー成形と同時に把手体2を係着一体化して形成してある。
【0017】
把手体2は、射出成形によって形成してあり、図3に示すように、握り部21の上端部より若干下がった部位から裏面側水平方向に上側取付け腕22を突出する一方、握り部21の下端部を裏面側に湾曲させて水平方向に下側取付け腕23を突出し、この握り部21から上下取付け腕22、23までにかけてを内側板24と外側板25とを中央リブ26で連結してなる構造に形成してある。
【0018】
この把手体2の上側取付け腕22は、基端部すなわち握り部21から連続してその突出中間部までを上側板22aと下側板22bとを中央リブ22cで連結してなる構造とし、当該先端部には腕突出方向と交叉する方向に伸びた突起部27を上方突設し、突出方向中間部には左右両側から中央部に向かって伸びた溝部28、28を刻設してある。
【0019】
他方、下側取付け腕23は、図4及び図5に示すように、基端部すなわち握り部21から連続してその先端部までを上側板23bと下側板23aとを中央リブ23cで連結してなる構造とし、当該下側板23aは、上記外側板25の下端部を湾曲して先端に向かって上り傾斜状とし、この下側板23aの下面は平坦面としてある。また、上側板23bの先端部には腕突出方向と交叉する方向に伸びた突起部29を上方突設してある。
【0020】
このような把手体2に対して、ボトル本体3は、その上部側面部に把手形成用凹陥部4を形成し、把手体2との間を指挿入部4aとすると共に、この凹陥部4の上下奥部に上下把手嵌合部5,6を形成し、これら上下把手嵌合部5,6で上下取付け腕22、23の先端部を密着状態に包むように嵌合して把手体2を係着一体化している。
【0021】
このボトル本体3の把手形成用凹陥部4の底面31には、図4〜図6に示すように、把手体2の下側取付け腕23(下側板23a)の下面に沿って、すなわち底面31の外周縁部付近から下側把手嵌合部6の入り口部35にかけて、周囲よりも一段隆起した丘部33を形成してある。この丘部33は、下側取付け腕23の短手幅(横幅)と略同じか、若干狭いか、或いは若干広い短手幅をもって形成してあり、その上面部33aは把手体2の下側取付け腕23の下側板23aに密着状態に当接するように形成してある.
【0022】
なお、底面31内における丘部33の周囲の部分は平坦面部32としてある。この平坦面部32は、水平面状に形成するのが好ましいが、傾斜面であってもよいし、完全な平坦面でなく多少凹凸があってもよい。要するに、丘部33の上面33aよりも一段低くなっていればよい。
また、この丘部33の左右両側縁は立ち上げないようにしてある。ちなみに、図8は従来例を示したものであり、2点鎖線で示す如く把手体2の下側取付け腕23の側面に沿って起立部を形成している。
【0023】
また、ボトル本体3の上下把手嵌合部5、6は、図6に示すように、上下取付け腕22、23の先端部を密着状態に包囲して係着するようにボトル本体3内部に突入した状態に形成してある。
更に、下側把手嵌合部6付近においては、下側把手嵌合部6の入り口部35の上側において外側(把手体2側)に湾曲膨出してなる膨らみ36を設け、この膨らみ36の斜面の途中、若しくはこれに連続して入り口部35を形成すると共に、図6に示すように、側断面で見た時に入り口部35の左右両側縁部35a,35aがほぼ鉛直状に立設するように形成してある。
【0024】
次に、把手付プラスチックボトル1の製造方法について説明する。
【0025】
本製造方法に使用する金型は、左右に分割する胴型、上方に引き抜き可能な底型及び頚部形成型からなり、胴型40の外側には把手体2を装着するための凹部41を設けると共に、型閉じ状態においてボトル本体2の形状に相当する型内面形状を備えるように形成してある。すなわち、この胴型40におけるボトル本体3の下側把手嵌合部6付近を形成する部分は、図7(A)に示すように、嵌合入り口部形成部42の下側(ボトル本体2で見れば上側)を、嵌合入り口部形成部42の手前で一旦外側(把手体2側)に湾曲状に凹んだ湾曲部43を設けるように彫り込み、この湾曲部43の斜面途中或いはこれに連続して嵌合入り口部形成部42を配設すると共に、同図において点線で示すように、入り口部35の左右両側縁部35a,35aを形成する型開口側縁部44を鉛直立設状に形成してある。なお、図7(B)は、比較のため、従来の嵌合入り口部形成部付近の彫り込みの様子を示したものである。
【0026】
把手付プラスチックボトル1の製造に当たっては、予め射出成形によって把手体2を形成しておき、金型の把手装着用凹部41の型面に把手体2をセットし、上下取付け腕22、23の先端部を型内に突出させてこの突出部を型内で露出した状態とする。
【0027】
しかる後、型閉し、加熱したプリフォームを型内に挿着し、これを延伸ロッドで縦方向に延伸させ、プリフォーム内に高圧空気(ブローエア)を吹き込ませて延伸樹脂をブローする。すると、延伸樹脂は膨らんで金型の型面に密着すると共に、型内に突出した把手体2の上下取付け腕22、23の露出面にも密着し、ボトル本体2を成形すると同時に上下把手嵌合部5、6を形成して把手体2を係着一体化させることができる。
【0028】
この際、胴型40内におけるボトル本体3の下側把手嵌合部6付近を形成する部分を、湾曲部43の斜面途中或いはこれに連続するように嵌合入り口部形成部42を形成すると共に、嵌合入り口部形成部42の型開口側縁部44を鉛直状に立設するように彫り込んであるから、ボトル本体3の下側把手嵌合部6の入り口部35の上側に膨らみ36が形成され、入り口部35の左右両側縁部35a,35aはほぼ鉛直立設状となり、これと同時に、把手形成用凹陥部4の底面31における延伸樹脂の過度の延伸が抑制され、この部分でのパンクの発生率が顕著に低下する。
【0029】
なお、上記ブロー成形は、少なくとも一次ブロー(比較的低圧)と二次ブロー(比較的高圧)の二段階に分けて行うのが好ましい。例えば、一次ブローによって把手形成用凹陥部4を形成すると同時に把手形成用凹陥部4の底面31を平坦面状に形成する。次いで、二次ブローによって当該平坦面状内の一部を把手体2の下側取付け腕23の下面に密着するまで膨らませて底面31内に丘部33を形成し、この丘部33の上面で下側取付け腕23の下面を当接支持させるようにするのが好ましい。このようにブロー成形すれば、延伸樹脂は下側取付け腕23の下面に対して下方から膨らんで当接するから、従来のように下側取付け腕23と擦りながら膨らむことがなくなり、この部分のパンクの発生を効果的に抑えることができる。但し、従来のブロー成形で行っても、底面31内に丘部33を形成するようにすればパンクの発生率を低下させることはできる。
【0030】
上記の如くブロー成形した後、金型からブローエアを排気させ、次いで冷却媒体を注入して冷却する。そして、型開きすれば、把手体2がボトル本体2に係着一体化してなる把手付プラスチックボトル1を得ることができる。
【0031】
(比較試験)
上記製造方法に従って、図9(A)(B)(C)に示す形状の把手付きプラスチックボトルを製造し、パンクの発生率を比較した。
【0032】
その結果、図9(A)の形状のもの、すなわち下側把手嵌合部6の入り口部35の左右両側縁部35a、35aを略鉛直立設状に形成すると共に、把手形成用凹陥部4の底面31内に丘部33を設けた形状のもののパンクの発生率は0%であった。これに対し、図9(B)の形状のもの、すなわち下側把手嵌合部6の入り口部35の左右両側縁部35a、35aを略鉛直立設状に形成し、把手形成用凹陥部4の底面31を平坦面状に形成したもののパンクの発生率は10%であった。また、図9(C)の形状のもの、すなわち下側把手嵌合部6の入り口部35の底面及び左右両側縁部を把手体の下側取付け腕に沿って張り出し、かつ、把手形成用凹陥部4の底面31を平坦面状に形成したもののパンクの発生率は50%であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る把手付プラスチックボトルの一例を示した側面図である。
【図2】 図1の把手付プラスチックボトルの把手部分を示した要部拡大斜視図である。
【図3】 図1に示した把手の斜視図である。
【図4】 図1の把手付ブラスチックボトルにおいて、把手を外した状態のボ
トル本体の胴部を示した要部拡大斜視図である。
【図5】 図1の把手付プラスチックボトルにおいて、把手の下側取付け腕を
支持する部分を示した要部拡大横断面図である。
【図6】 図1の把手付プラスチックボトルにおいて、把手を装着した部分を
示した要部拡大縦断面図である。
【図7】 把手付プラスチックボトルを成形するための金型の一部の断面図であって、(A)は本発明にかかるもの、(B)は従来例を示したものである。
【図8】 把手の下側取付け腕を嵌合する嵌合部の従来例を示した要部拡大縦
断面図である。
【図9】 比較試験で形成した把手付プラスチックボトルの把手を装着した部
分を示した要部拡大縦断面図である。
【図10】 把手付プラスチックボトルの従来例を示した側面図である。
【図11】 把手付プラスチックボトルの製造方法を説明するために成形金型内を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 把手付ブラスチックボトル
2 把手
21 握り部
22 上側取付け腕
23 下側取付け腕
27 突起部
28 溝部
29 突起部
3 ボトル本体
31 底面
32 平坦面部
33 丘部
35 入り口部
35a 左右側縁部
4 把手形成用凹陥部
5 上側把手嵌合部
6 下側把手嵌合部

Claims (3)

  1. 握り部及び上下取付け腕を備えた把手体と、少なくとも側面部に把手形成用凹陥部を形成してなるボトル本体とを有してなり、ボトル本体をブロー成形すると同時に把手体を係着一体化して形成する把手付プラスチックボトルにおいて、
    ボトル本体における把手形成用凹陥部の底面内に周囲よりも隆起し、上面が把手体の下側取付け腕下面に当接してなる丘部を形成することを特徴とする把手付プラスチックボトル。
  2. 握り部及び上下取付け腕を備えた把手体と、少なくとも側面部に把手形成用凹陥部及び把手体の上下取付け腕を嵌合する把手嵌合部を形成してなるボトル本体とを有してなり、ボトル本体をブロー成形すると同時に把手体を係着一体化して形成する把手付プラスチックボトルにおいて、
    ボトル本体における把手形成用凹陥部の底面内に周囲よりも隆起し、上面が把手体の下側取付け腕下面に当接してなる丘部を形成すると共に、ボトル本体における下側把手嵌合部の開口縁部を、横から見て鉛直立設状若しくは少なくとも上縁よりも下縁が外側に張出さないように形成することを特徴とする把手付プラスチックボトル。
  3. 握り部及び上下取付け腕を備えた把手体を形成しておき、この把手体をボトル本体形成用金型にセットし、ボトル本体のブロー成形と同時に把手嵌合部を形成し、ボトル本体と把手体とを係着一体化する把手付プラスチックボトル製造方法において、
    ブロー成形を少なくとも二段階に分け、一次ブローでボトル本体の側面部に把手形成用凹陥部を形成すると共にこの把手形成用凹陥部の底面を平坦面状とし、二次ブローで当該平坦面状内の一部を把手体の下側取付け腕下面に密着するまで隆起させて丘部を形成することを特徴とする把手付プラスチックボトルの製造方法。
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