JP3856668B2 - Cad図面/データベース連携システム及びこれを用いた系統隔離支援システム - Google Patents

Cad図面/データベース連携システム及びこれを用いた系統隔離支援システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CAD(Computer Aided Design)図面化された系統図において、シンボルとシンボルの機器番号または名称を表すテキストデータとの間に連携をとる、CAD図面/データベース連携システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、一般的なCAD図面である系統図を使用して系統隔離を設定する方法を説明するための図である。ここで系統隔離は本発明を説明するための1つの応用例として説明するものであり、本発明は系統隔離作業にとどまらず広く一般のプラントの保守メンテナンス作業に用いることができるものである。
図9において、1はCAD入力された系統図であり、13はCAD図面1を紙に出力した系統図である。13a、13bは機器の設定状態を表した記号であり、例えば○が開操作、×が閉操作を表している。
14はプラントの機器情報が記載されている紙に出力されたプラントの設備リスト、15は隔離作業のための作業内容が記載されている作業票である。
【0003】
次に系統隔離設定作業の流れについて説明する。系統隔離設定作業を開始するに当たっては、まず、紙に出力した系統図13を用いる、すなわち、紙出力の系統図13の中に記載されている設備のうち、これから実施する隔離作業に必要な設備を選び出し、記号13a、13bのごとく、隔離する設備の状態を手作業により直接紙出力の系統図13に書き込む。さらに、その設備の仕様など隔離作業に必要な情報を設備リスト14より探し出し、紙出力の系統図13及び設備リスト14の情報に基づいて手作業により作業票15を作成する。
【0004】
以上のように、紙上に出力された状態で利用するため、手作業による隔離設定作業に多大な時間を要していた。この問題を解決する方法として、特開2000−311184公報でCAD図面/データベース連携システムが報告されている。
図10は上記公報で報告されたCAD図面/データベース連携システムを示す構成図である。図10において、1はCAD入力された系統図であり、このCAD入力系統図 1 には、機器を表すシンボル7と、シンボル7の属性8(この例では機器番号)とが登録されている。属性8は、ここでは機器番号が登録されている例を示しているが、勿論、機器番号に限らず、例えば機器名称が登録されている場合もある。ここで、属性8はそれが機器番号であろうと機器名称であろうと、シンボル7のような絵(グラフィック)ではなく、文字情報なので、テキスト文字列17として別途入力されている。そしてテキスト文字列17の各文字データには、それぞれハンドル16が付与されている。これを図11(a)図のテキスト文字列データ81に示す。
なお、9は系統図個有の系統図番号である。
【0005】
また、シンボル7は各シンボル7に個々に割り付けられたハンドル18、例えば(英数字タグ)とともに、オブジェクトデータ(グラフィックデータ)として、図11(a)図の82に示すように入力されている。
画面情報抽出ツール2は、CAD入力系統図1からシンボルの属性情報として登録してある属性8(機器番号 AA、AB、AC、…)、 及び系統図1内のシンボル個有に割り付けられている英数字タグであるハンドル18(10A、10B、10C、…)を抽出する役割を果たす。図面情報一覧3は画面情報抽出ツール2による結果をテキスト形式に出力したものであり、データベース変換ツール4は図面情報一覧3をデータベースの形に変換するものである。関連データベース5は、データベース変換ツール4によって生成されるもので、5aは関連付け対象の図面番号、5bは画面情報抽出ツール2によって抽出されたシンボルの機器番号、5cは画面情報抽出ツール2によって抽出されたシンボルのハンドルである。リンク6はCAD入力系統図1と関連付けデータベース5とを連携させる手段である。
【0006】
次に、CAD図面/データベース連携システムの動作について説明するが、その前に、機器番号の登録方法について説明する。テキストデータ81(ハンドル16とテキスト文字列17)は、必要なとき、例えばメンテナンスや系統隔離作業の実施時に、画面に、例えば表81のような形式で表示させることができる。
しかし、テキスト文字列17の例えば文字データ「AA」がオブジェクトデータ列7のどのオブジェクトの番号であるかということは、自動的にはわからないので、人が判断した上で、例えば、10Aのシンボルの番号なら、そのシンボルの間近の位置に機器番号AAを設定(貼り付け)する。この作業をすべてのシンボルについて実行することにより、CAD図面1上に機器番号が表示される。理解を助けるため図11(b)にこの人手作業により実行する処理をデータ表にしたものを示す。画面上で機器番号をシンボルの間近に貼り付けることは、シンボルデータ列82のシンボル属性情報8の欄に機器番号を書き込むことと、類似している。
【0007】
CAD図面/データベース連携システムの動作は、まず、機器シンボル7,機器シンボル7の属性情報8に機器番号を表示して作成したCAD入力系統図1に基づいて、画面情報抽出ツール2によって、系統図1内でシンボルの個有タグとして割り付けてあるハンドル18(10A、10B、10C、…)と、このシンボルの間近の属性情報8の貼り付け位置に登録してあるテキストデータ17(機器番号 AA、AB、AC、…)とを自動抽出し、テキスト形式の図面情報一覧3を作成する。次に、データベース変換ツール4によって、テキスト形式の図面情報一覧3をデータベース形式である関連付けデータベース5に自動変換する。ここで生成された関連付けデータベース5中のシンボルのハンドル5cは、図面番号5aで示される系統図内のシンボル(オブジェクト)個有の文字列を表している。したがって、ハンドル5Cを用いることで、CAD入力系統図1と関連付けデータベース5の連携機能を可能とする。以上からハンドル5cを使用してCAD入力系統図1と関連付けデータベース5とを連携することにより、 CAD入力された系統図及び関連付けデータベース5を用いて系統隔離作業を自動で行える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の系統隔離は、以上のような作業の流れによって実施されおり、CAD入力系統図とデータベースの連携により自動化されるが、その前提条件としてCAD入力系統図上のシンボルに属性情報として機器番号が予め設定されている必要がある。すなわち、CAD図上の機器番号は、テキスト文字列データであるため、シンボル記号(オブジェクト)とは別途に入力された機器番号テキスト文字列から抽出されて表示される仕組みになっているため、自動的には、どのテキストデータがどのオブジェクトに対応するのかはわからず、属性情報である機器番号を設定する作業は、系統図上に表示されている機器番号テキスト文字列を参照し、人間が手入力して、シンボルの属性情報を表示する位置に登録する必要があった。この確認・入力作業に時間がかかる上、人手による作業であるため誤入力の恐れがあり、入力後に機器番号と機器番号テキスト文字列とが一致しているか確認するのに時間がかかるなどの問題があった。更に、系統図を変更したり、図はそのままでも機器番号を変更したりする必要がある場合、属性情報と機器番号テキスト文字列の両方を変更する必要があり2度手間であるという課題があった。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、シンボルの属性情報である機器番号と、機器番号テキストを連携させることにより、機器番号テキスト文字列をシンボルとデータベースのリンク情報として利用することを第一の目的としている。
また、シンボルの属性情報である機器番号と、機器番号テキストのリンク情報を自動的に生成することを第二の目的としている。
さらに、シンボルまたはテキスト文字列のいずれか、あるいはその両方の画面上の表示位置を移動しても、シンボルの属性情報である機器番号と、機器番号テキストのリンク状態を表示し容易に確認できるようにすることを第三の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明によるCAD図面/データベース連携システムは、ハンドルを有するシンボルデータとして入力され、表示器に表示されたシンボルと、ハンドルを有するテキスト文字列データとして入力され前記表示器の前記シンボルの近くに表示されたテキスト文字列とを含むCAD図面、
前記表示器の画面上で前記シンボルと前記テキスト文字列との間を第1の線分で接続する線分設定手段、
前記シンボルに接続された前記第1の線分の他端にある前記テキスト文字列のハンドルを、前記シンボルの属性情報として登録する第1のテキスト文字列・シンボル連携処理ツール、
前記シンボルの属性情報とそのハンドルからテキスト形式のシンボル情報一覧データを抽出し、前記テキスト文字列データとそのハンドルからテキスト形式のテキスト情報一覧を抽出する画面情報抽出ツール、
前記シンボル情報一覧と前記テキスト情報一覧から、前記シンボルと前記テキスト文字列とを関連づけるデータベースを作成するデータベース変換ツール、
前記データベースと前記CAD図面とを連携させるCAD図面/データベース連携手段を備えたものである。
【0011】
また、前記作成されたデータベースに従い、前記シンボルと、このシンボルに対応する前記テキスト文字列との間に第2の線分を設定し、前記シンボルの表示位置と前記テキスト文字列の表示位置にかかわらず、前記第1の線分に代えて前記第2の線分を前記表示器上に表示するテキスト文字列・シンボル連携状態表示ツールを備えたものである。
【0012】
また、ハンドルを有するシンボルデータとして入力され、表示器に表示されたシンボルと、ハンドルを有するテキスト文字列データとして入力され
前記表示器の前記シンボルの近くに表示されたテキスト文字列とを含むCAD図面、
前記表示器の画面上であらかじめ定めたルールに従い前記シンボルを包含する仮想ウィンドウを設定する仮想ウィンドウ設定手段、
前記シンボルを包含する前記仮想ウインドウ内またはこの仮想ウィンドウの端から最も近い位置に表示された前記テキスト文字列のハンドルを、前記シンボルの属性情報として登録する第2のテキスト文字列・シンボル連携処理ツール、
前記シンボルの属性情報とそのハンドルからテキスト形式のシンボル情報一覧データを抽出し、前記テキスト文字列データとそのハンドルからテキスト形式のテキスト情報一覧を抽出する画面情報抽出ツール、
前記シンボル情報一覧と前記テキスト情報一覧から、前記シンボルと前記テキスト文字列とを関連づけるデータベースを作成するデータベース変換ツール、
前記データベースと前記CAD図面とを連携させるCAD図面/データベース連携手段とを備えたものである。
【0013】
また、前記作成されたデータベースに従い、前記シンボルと、このシンボルに対応する前記テキスト文字列との間に第2の線分を設定し、前記シンボルの表示位置と前記テキスト文字列の表示位置にかかわらず、前記仮想ウィンドウに代えて前記第2の線分を前記表示器上に表示するテキスト文字列・シンボル連携状態表示ツールを備えたものである。
【0014】
この発明の系統隔離支援システムは、上記に記載のCAD図面/データベース連携システムを用いたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1、図2は、この発明の実施の形態1によるCAD/データベース連携システムを示す構成図、図3は動作を説明するためデータの状態を示す図、図4は動作を説明するフローチャートである。以下の図において、従来と同じまたは相当部分には同符号を付して、その説明は簡略に行う。図2は図1の一部をより詳細に示したものである。
図1において、1AはCAD入力された系統図であり、このCAD入力系統図中には、機器を表すシンボル7と、シンボル7の属性8としての機器番号とが登録されている。9は系統図1Aに個有の系統図番号である。データベース5は、データベース変換ツール4dによって生成される。5aは関連付け対象の図面番号、5bは画面情報抽出ツール2bによって抽出されたシンボルの機器番号、5cは画面情報抽出ツール2bによって抽出されたシンボルのハンドルである。リンク6はCAD入力系統図1Aと関連付けデータベース5とを連携させる連携手段である。
【0016】
CAD入力系統図1Aにおいて、機器シンボル7の属性情報8には、機器シンボル7と連携させるテキスト文字列のハンドル16が入力される。この入力の方法については図2〜図4により後述する。
画面情報抽出ツール2bは、CAD入力系統図1Aからシンボルの属性情報8(入力されているテキスト文字列のハンドル16である11A、11B、11C)、 及び系統図内の機器シンボル7に個有に割り付けられている英数字タグであるハンドル18(10A、10B、10C)を抽出し、シンボル情報一覧3bを生成するものである。同時に、機器番号であるテキスト文字列17( AA、AB、AC)、 及びテキスト個有に割り付けられている英数字タグであるハンドル16(11A、11B、11C)を抽出し、テキスト情報一覧3cをも生成する。
データベース変換ツール4dは、シンボル情報一覧3bとテキスト情報一覧3cから関連データベース5を生成するものである。
【0017】
次に動作について説明する。
まず、前述したように、CAD入力系統図1Aにおいて、機器シンボル7の属性情報8には、機器シンボル7と連携させるテキスト文字列のハンドル16が、図2、図3に示したような、後に説明する手順で入力される。
次に、画面情報抽出ツール2bにより、シンボル情報一覧3b及び、テキスト情報一覧3cが生成される。ここで生成されたシンボル情報一覧3bには、属性情報8=連携するテキスト文字列のハンドル16 (11A、11B、11C)及び機器シンボルのハンドル18(10A、10B、10C) が抽出され、テキスト情報一覧3cには、テキスト文字列17=機器番号( AA、AB、AC)及びテキスト文字列のハンドル16(11A、11B、11C)が抽出される。データベース変換ツール4dは、シンボル情報一覧3bとテキスト情報一覧3cに共通するテキスト文字列のハンドル16をキーにして、機器番号17と機器シンボル7のハンドル18を関連付け、結果を関連データベース5に出力する。
以上により、テキスト文字列17をデータベース5とのリンク情報として利用することが可能となる。
【0018】
機器シンボル7の属性情報8に、機器シンボル7と連携させるテキスト文字列のハンドル16を入力する方法について、図2〜図4により説明する。
図2において、1A〜18は図1と同様のものであるので説明は省略する。19は連携させる機器シンボル7とテキスト文字列17とを結ぶ第1の線分、20は第1の線分19に接続する機器シンボルとテキスト文事列を検索することにより、シンボル属性8に連携するテキスト文字列のハンドル16を自動設定する第1のテキスト文字列・シンボル連携処理ツール(連携先を線分で指定)である。
第1の線分19を設定するための装置(ソフト)を線分設定手段という。
【0019】
次に図2の第1のテキスト文字列・シンボル連携処理ツール20の動作について図3,図4により説明する。図2の他の部分は図1と同じなので他の部分の動作の説明は省略する。
図4のステップST01で、機器シンボル7とテキスト文字列17をCAD図1A上で、手入力により第1の線分19で結ぶ。理解を助けるため、図3に第1の線分19でシンボル7と機器番号とを結ぶことの意義を説明すると、図3に示すように線分19により、どのシンボルと、どの機器番号とが対応するのかがデータとして示される。したがってこの線分によりシンボルに対応する機器番号のハンドル16が、シンボル属性8の欄に自動的に読み込まれるようになるのである。
【0020】
次に、第1のテキスト文字列・シンボル処理連携ツール(連携先を線分で指定)20が図4のフローステップST02〜ST04を実行する。
即ち、ステップST02で
1)第1の線分19の一方の端点上またはその間近にテキスト文字列がないか検索し、
テキスト文字列がある場合は、テキスト文字列のハンドル16(図2では11C)を 取得する。
次にステップST03で
2)第1の線分19の他方の端点上またはその間近に機器シンボルがないか検索し、機 器シンボルがある場合は、1)で取得したテキスト文字列のハンドルを、シンボル属 性情報8に設定する。
以上により、機器シンボル7とテキスト文字列17のリンク情報が自動的に設定される。
第1の線分19で結ぶ作業は自動化されていないが、きわめて単純な作業で間違いを起こすことも少なく、作業効率が向上する。第1の線分19を設定する作業は、従来の図10における機器番号の書き込み作業を、第1の線分19の設定に置き換えただけのものではない。なぜなら機器番号を書き込む場合には番号の書き間違いが生じるが、本実施の形態によれば、少なくとも番号は第1の線分19に従って自動的に書き写されるから間違いは生じない。
【0021】
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2によるCAD/データベース連携システムを示す構成図、図6はその動作を説明するフローチャートである。
図5において、1Bは本実施の形態のCAD入力された系統図、2〜18は実施の形態1と同様のものであり、説明は省略する。21は機器シンボル7を中心として設定した仮想ウインドウ、22は仮想ウインドウ21に含まれるテキスト文字列17を検索することにより、 シンボル属性8に、連携するテキスト文字列のハンドルを自動設定する第2のテキスト文字列・シンボル連携処理ツール(自動抽出ツール)である。仮想ウィンドウを設定するための装置部分(ソフト)を仮想ウインドウ設定手段という。
【0022】
次に動作について説明する。
第2のテキスト文字列・シンボル処理連携ツール(自動抽出)22が以下の処理を実行する。
図6のステップST61で機器シンボル7を中心に、シンボルに外接する長方形の領域で仮想ウィンドウ21を作成する。これは、あらかじめオブジェクトの輪郭を包含する長方形を定義付けすることで自動化することができる。
ステップST62で
2)仮想ウィンドウ21上にテキスト文字列17がないか検索する。
1)−1仮想ウィンドウ21上にテキスト文字列がある場合は、テキスト文字列の
ハンドル16を取得する。
2)−2仮想ウィンドウ上にテキスト文字列がない場合は、仮想ウィンドウ21の
サイズを拡大し、2)を繰り返すことにより、仮想ウィンドに最も近いテキスト文
字列を読み出す。
ステップST63で
3)2)−1または2で取得したテキスト文字列のハンドルを、シンボル属性情報8
に設定する。
以上により、人間がオブジェクト単位で、何らかの作業を実行することなく、シンボル7とテキスト文字列17のリンク情報が自動的に設定される。
【0023】
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3によるCAD/データベース連携システムを示す構成図、図8は動作フローを示すフローチャートである。
実施の形態1では、図2の第1の線分19を手作業により設定したので、CAD図の修正の度に、やり直さなければならない。そこで本実施の形態では、一度手入力した後は、自動的に線分が形成されるものについて説明する。
図7において、1Cは本実施の形態によるCAD入力された系統図、2〜18は実施の形態1と同様のものであり説明は省略する。23は機器シンボル7とテキスト文字列17の連携状態を示す第2の線分、24はシンボル属性8から連携するテキスト文字列17を検索し、機器シンボルと連携するテキスト文字列とを結ぶ第2の線分23を表示するテキスト文字列・シンボル連携状態表示ツールである。
【0024】
次に動作について説明する。
テキスト文字列・シンボル連携状態表示ツール24は以下の処理を実行する。
ステップST81で
1)まず、実施の形態1の方法で、(手入力により線分19を設定)シンボル属性情報 8にテキスト文字列のハンドル16を設定する。次に、シンボル属性情報8から連携先 テキスト文字列のハンドル16を取得する。
ステップST82で
2)シンボルの中心座標から、1)で検索した:連携先テキストの中心座標へ連携状態 を示す第2の線分23を表示する。このとき先に設定した第1の線分19は消去され る。
以上により、シンボルとテキスト文字列のリンク状態を示す連携状態線分が表示される。連携状態を示す第2の線分23は、連携情報より動的に作成するため、機器シンボル7またはテキスト文字列17の表示位置が変更され移動しても、常に、連携しあう機器シンボル7とテキスト17を結ぶように自動的に表示される。
本実施の形態の第2の線分23は実施の形態2の場合にも利用することができる。
【0025】
関連技術1.
実施の形態1の図2において、第1の線分19を設定せずに、手入力でシンボルの属性情報8にテキスト文字列のハンドル16を入力してもよい。シンボルに対応するテキスト文字列のハンドルを、シンボルの属性情報として手入力により登録するための手段を登録処理ツールという。
この場合、手入力作業が解消されていないが、それでも、以後の画面情報抽出ツール2b〜データベース変換ツール4d〜関連づけデータベース5に至る作業の自動化や、実施の形態3の自動化により、従来よりも大幅に作業効率を向上することができる。なお、実施の形態1〜4のCAD図面/データベース連携システムは従来例に説明した系統隔離支援システムに利用できることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明のCAD図面/データベース連携システムは、シンボルとテキスト文字列との間を第1の線分で接続する線分設定手段と、第1の線分の両端にあるシンボルの属性情報として、線分の他端にあるテキスト文字列のハンドルを登録する第1のテキスト文字列・シンボル連携処理ツールを備えているので、線分を設定しさえすれば、シンボルとテキスト文字列との連携データが自動的に作成されるという効果が得られる。
【0027】
また、テキスト文字列・シンボル連携状態表示ツールを用いて、シンボルとこのシンボルに対応するテキスト文字列との間に第2の線分を設定するようにしたので、シンボルまたはテキスト文字列の画面上での配置位置が変更になっても、線分による関係づけは変わらないという効果が得られる。
【0028】
また、シンボルを包含する仮想ウィンドウを設定し、このウィンドウに含まれるテキスト文字列のハンドルを、シンボルの属性情報として登録する第2のテキスト文字列・シンボル連携処理ツールを備えているので、シンボルとテキスト文字列との連携データが自動的に作成されるという効果が得られる。
【0029】
また、CAD図面/データベース連携手段が、データベースとCAD図面とを連携させることにより、シンボルに対するアクセスと、テキスト文字列に対するアクセスとを同じものとして取り扱えるようにしたので、操作性が向上し、また、CAD図面の変更に於いても、手間が省けるという効果が得られる。
【0030】
この発明の系統隔離支援システムは、上記のCAD図面/データベース連携システムを用いたので、系統隔離設定作業を容易に実行できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるCAD図面/データベース連携システムを示す構成図である。
【図2】 図1の一部を詳細に示すCAD図面/データベース連携システムを示す構成図である。
【図3】 図2の動作を説明するためのデータ形態説明図である。
【図4】 図2の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2によるCAD図面/データベース連携システムを示す構成図である。
【図6】 図5の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形3によるCAD図面/データベース連携システムを示す構成図である。
【図8】 図7の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】 従来の系統隔離作業を説明する説明図である。
【図10】 従来のCAD図面/データベース連携システムの構成図である。
【図11】 図10の動作を説明するためのデータ形態説明図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C:CAD入力系統図、
2,2b:画面情報抽出ツール、 3:テキスト形式の図面情報一覧、
3b:テキスト形式のシンボル情報一覧、
3c:テキスト形式のテキスト情報一覧、
4,4d:データベース変換ツール、 5:関連付けデータベース、
6:系統図/関連付けデータベース連携機能、
7:機器シンボル、 8:シンボルの属性情報、 9:系統図番号、
13:紙化した系統図、 13a:機器設定状態、
13b:機器設定状態、 14:紙化した設備データベース(機器リスト)、
16:テキスト文字列のハンドル、 17:テキスト文字列、
18:機器シンボルのハンドル、 19:第1の線分、
20:第1テキスト文字列・シンボル連携処理ツール、
21:仮想ウィンドウ、
22:第2テキスト文字列・シンボル連携処理ツール、
23:第2の線分、
24:テキスト文字列・シンボル連携状態表示ツール。

Claims (6)

  1. 入力されたシンボルデータとテキストデータとを表示する表示器、
    ハンドルを有するシンボルデータとして前記表示器に入力され前記表示器に表示されたシンボルと、このシンボルに連携したハンドルを有するテキスト文字列データとして前記表示器に入力され、前記表示器上の前記シンボルの近くに表示されたテキスト文字列とを含むCAD図面、
    前記表示器の画面上で前記シンボルと前記テキスト文字列との間を手入力により第1の線分で接続する線分設定手段、
    前記シンボルに接続された前記第1の線分の他端にある前記テキスト文字列のハンドルを、前記シンボルの属性情報として登録する第1のテキスト文字列・シンボル連携処理ツール、
    前記シンボルの属性情報とこのシンボルのハンドルを含むテキスト形式のシンボル情報一覧データ、及び、前記テキスト文字列データとそのハンドルとを含むテキスト形式のテキスト情報一覧データとを抽出する画面情報抽出ツール、
    前記シンボル情報一覧データと前記テキスト情報一覧データとから、前記シンボルと前記テキスト文字列との関連づけを表すデータベースを作成するデータベース変換ツール、
    前記データベースを前記CAD図面に連携させるCAD図面/データベース連携手段を備えたことを特徴とするCAD図面/データベース連携システム。
  2. 前記作成されたデータベースに従い、前記シンボルと、このシンボルに対応する前記テキスト文字列との間に第2の線分を設定し、前記シンボルの表示位置と前記テキスト文字列の表示位置にかかわらず、前記第1の線分に代えて前記第2の線分を前記表示器上に表示するテキスト文字列・シンボル連携状態表示ツールを備えたことを特徴とする請求項1に記載のCAD図面/データベース連携システム。
  3. 入力されたシンボルデータとテキストデータを表示する表示器、
    ハンドルを有するシンボルデータとして前記表示器に入力され前記表示器に表示されたシンボルと、このシンボルに連携したハンドルを有するテキスト文字列データとして前記表示器に入力され、前記表示器上の前記シンボルの近くに表示されたテキスト文字列とを含むCAD図面、
    前記表示器の画面上であらかじめ定めたルールに従い前記シンボルを包含する所定の大きさの仮想ウィンドウを設定し、この仮想ウインドウ内に前記テキスト文字列がない場合は、前記仮想ウインドウの大きさを大きくする仮想ウィンドウ設定手段、
    前記仮想ウインドウ内に表示された前記テキスト文字列のハンドルを、前記シンボルの属性情報として登録する第2のテキスト文字列・シンボル連携処理ツール、
    前記シンボルの属性情報とこのシンボルのハンドルとを含むテキスト形式のシンボル情報一覧データと、前記テキスト文字列データとこのテキスト文字列データのハンドルとを含むテキスト形式のテキスト情報一覧データとを抽出する画面情報抽出ツール、
    前記シンボル情報一覧データと前記テキスト情報一覧データから、前記シンボルと前記テキスト文字列とを関連づけるデータベースを作成するデータベース変換ツール、
    前記データベースと前記CAD図面とを連携させるCAD図面/データベース連携手段とを備えたことを特徴とするCAD図面/データベース連携システム。
  4. 前記作成されたデータベースに従い、前記シンボルと、このシンボルに対応する前記テキスト文字列との間に第2の線分を設定し、前記シンボルの表示位置と前記テキスト文字列の表示位置にかかわらず、前記仮想ウィンドウに代えて前記第2の線分を前記表示器上に表示するテキスト文字列・シンボル連携状態表示ツールを備えたことを特徴とする請求項3に記載のCAD図面/データベース連携システム。
  5. 前記CAD図面/データベース連携手段は、前記データベースと前記CAD図面とを連携させることにより、前記表示器の画面上の前記シンボルに対するアクセスと、前記テキスト文字列に対するアクセスとを同格に取り扱えるようにしたことを特徴とする請求項1、又は3に記載のCAD図面/データベース連携システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のCAD図面/データベース連携システムを用いた系統隔離支援システム。
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