JP2002342695A - 情報入力システムの構築支援装置および構築支援方法 - Google Patents

情報入力システムの構築支援装置および構築支援方法

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JP2002342695A
JP2002342695A JP2001147627A JP2001147627A JP2002342695A JP 2002342695 A JP2002342695 A JP 2002342695A JP 2001147627 A JP2001147627 A JP 2001147627A JP 2001147627 A JP2001147627 A JP 2001147627A JP 2002342695 A JP2002342695 A JP 2002342695A
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JP2001147627A
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Takayuki Nishida
孝之 西田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インターネット上に掲載する情報
入力フォームを作成する設計者の負担を軽減できる情報
入力システムの構築支援装置および構築支援方法を提供
することを課題とする。 【解決手段】 端末装置に含まれるフォーマット情報抽
出部は、フォーマット情報記憶部からOCRが帳票から
読み取る文字領域に関する位置や文字数などが格納され
たフォーマット情報を抽出し、入力フォーム生成部は、
抽出された書式情報に基づいて情報入力フォームをHT
ML形式で生成する。入力フォーム編集部では情報入力
フォームの記述の編集を行う。このようにして生成され
た情報入力フォームは通信ネットワーク上に公開された
Webサイトに登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報入力システム
構築技術に関し、特に、ネットワークに接続されたサー
バー上のサイトに掲載された入力フォームに情報を記入
する情報入力システムを構築するに際し、光学式文字読
み取り装置による帳票の読み取り処理で使用されるフォ
ーマット情報に基づき、情報入力フォームを生成する情
報入力システムの構築支援装置および構築支援方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報入力システムの従来技術とし
ては、例えば、光学式文字読み取り装置(OCR:Op
tical Character Reader)を用
いて、帳票に書かれた文字等の情報を読み取る技術が広
く利用されている。例えば、商品の販売業者が注文情報
を受け付ける場合、注文者が帳票に記入した注文情報を
販売業者がOCRにて読み取り、読み取った結果をコン
ピュータに入力する。
【0003】一方、近年、新たな情報入力システムの形
態として、インターネットを利用して情報入力を行う方
法が広まってきている。例えば、商品の販売業者は、イ
ンターネットに接続されたWWWサーバー(World
Wide Web Server)のWebサイト
(ホームページとも呼ばれる)上に商品注文の入力フォ
ームを掲載し、注文者は自宅の端末から販売業者のWe
bサイトへアクセスし、そのサイトに掲載された入力フ
ォームに注文内容を入力することによって商品を注文す
ることができる。
【0004】このようにインターネットを利用したシス
テムは利用者にとって利便性が高いことから、従来はO
CRにより情報を入力していた業者がインターネットを
利用した情報入力形態に移行するケースや、OCRによ
る入力とインターネットによる入力を併用するケースが
増えている。
【0005】図3は、OCR110による情報入力形態
とインターネットによる情報入力形態の両方を有する情
報入力システム100の構成を示すブロック図である。
図3の情報入力システム100は、販売業者のOCR1
10と第1のデータベース120と、ユーザ端末130
と販売業者のWWWサーバー140とこれらを相互に接
続するネットワーク150と第2のデータベース160
と、データ形式変換部170と第3のデータベース18
0とから構成されている。その動作を以下に説明する。
【0006】購入者が商品の注文情報を帳票に記入して
販売業者へ送付した場合は、その帳票に記入された注文
情報をOCR110にて読み取り、その読み取り結果が
第1のデータベース120に出力される。
【0007】一方、購入者がユーザ端末130からネッ
トワーク150を介して販売業者のWWWサーバー14
0にアクセスし、Webサイトにある入力フォームに注
文情報を入力した場合は、注文情報はユーザ端末130
からWWWサーバー140へ送信される。WWWサーバ
ー140で受信された注文情報は第2のデータベース1
60に出力される。第2のデータベース160に出力さ
れた注文情報は、データ形式変換部170によって第1
のデータベース120と同一形式に変換されて第3のデ
ータベース180に出力される。
【0008】このような情報入力システム100を構築
する際、ユーザ端末130の画面に表示される情報入力
フォームは、設計者がエディタ等を用いてHyper
Text Markup Language(以下、H
TMLと称す)などの専用言語にて予め作成してWWW
サーバー140上に登録しておくのが一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
OCR110による情報入力形態とインターネットによ
る情報入力形態の両方を有する情報入力システム100
を構築する際には以下に述べる問題点がある。
【0010】一般に、OCR帳票における記入項目など
は、帳票が用いられる業務や目的によって異なることが
多い。したがって、Webサイトに掲載する入力フォー
ムは、記入項目に誤りがないように設計者がOCR帳
票、またはOCRフォーマット情報を確認しながら作成
する必要がある。
【0011】また、OCR110から出力された情報の
データベースとWWWサーバー140から出力された情
報のデータベースを統合して一元管理するには、一方の
データ形式を他方に合わせる変換を行う必要がある。図
3の例では、WWWサーバー140から出力されたデー
タの形式を、OCR110から出力されたデータと同じ
形式になるように変換している。この場合、データ形式
変換部170の設計者は、OCR110からのデータ出
力形式を確認しながら設計作業を行う必要がある。
【0012】しかし、作成する入力フォームが大量にあ
り、対応する各帳票の書式情報が異なる場合には、設計
者は一つの入力フォームを作成する度に帳票の書式情報
を確認しなければならず、効率が非常に悪く、設計者に
かかる負担が大きい。
【0013】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、インターネットを
介した情報入力システムを構築するに際し、情報入力フ
ォームの設計を効率化して設計者の負担を軽減できる情
報入力システムの構築支援装置および構築支援方法を提
供する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、帳票に記入された文字を光学式文字
読み取り装置で読み取る際に参照される、帳票の書式情
報が格納されたフォーマット情報を記憶するフォーマッ
ト情報記憶手段と、前記フォーマット情報を参照して文
字記入欄の位置や各欄の記入可能文字数や文字種別を含
む書式情報を抽出するフォーマット情報抽出手段と、前
記抽出された書式情報に基づいて情報の情報入力フォー
ムをHTML形式で記述して生成する入力フォーム生成
手段とを備えることを特徴とする情報入力システムの構
築支援装置に存する。また、この発明の請求項2に記載
の発明の要旨は、前記入力フォーム生成手段は、前記情
報入力フォームに記述された入力データを取り込むため
のパラメータ名を決定する際に、前記フォーマット情報
に設定された文字記入欄の読み取り順序に従い、前記パ
ラメータ名に取り込み順序を示す番号を付加することを
特徴とする請求項1記載の情報入力システムの構築支援
装置に存する。また、この発明の請求項3に記載の発明
の要旨は、前記情報入力フォームの記述に対して入力項
目名や入力項目の順序を変更する編集機能を備えた端末
装置を有することを特徴とする請求項2記載の情報入力
システムの構築支援装置に存する。また、この発明の請
求項4に記載の発明の要旨は、前記生成された前記情報
入力フォームを通信ネットワーク上に公開されたWeb
サイトに登録するWWWサーバーを有することを特徴と
する請求項2または3記載の情報入力システムの構築支
援装置に存する。また、この発明の請求項5に記載の発
明の要旨は、帳票上の文字記入欄の位置や各欄の記入可
能文字数や文字種別を含む書式情報を参照する工程と、
前記書式情報に基づいて情報入力フォームをHTML形
式で記述して生成する工程とを含むことを特徴とする情
報入力システムの構築支援方法に存する。また、この発
明の請求項6に記載の発明の要旨は、前記情報入力フォ
ームを生成する工程は、当該情報入力フォームに記述さ
れた入力データを取り込むためのパラメータ名を決定す
る際に、帳票に記入された文字を光学式文字読み取り装
置で読み取る際に参照される、帳票の書式情報が格納さ
れたフォーマット情報に設定された文字記入欄の読み取
り順序に従い、前記パラメータ名に取り込み順序を示す
番号を付加する工程を含むことを特徴とする請求項5記
載の情報入力システムの構築支援方法に存する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の情報入力システムの構築
支援装置は、帳票に記入された文字を光学式文字読み取
り装置で読み取る際に参照される、帳票の書式情報が格
納されたフォーマット情報を記憶するフォーマット情報
記憶手段と、フォーマット情報の中から文字記入欄に関
する位置や記入可能文字数や文字種別を含む書式情報を
抽出するフォーマット情報抽出手段と、抽出された書式
情報に基づいて入力フォームをHTML形式で記述して
生成する入力フォーム生成手段と、入力フォームの記述
に対して入力項目名や入力項目の順序を変更する編集機
能とを有する端末装置と、生成された入力フォームをネ
ットワーク上に公開されたWebサイトに登録するWW
Wサーバーとから構成される。
【0016】本発明の情報入力システムの構築支援方法
は、帳票に記入された文字をOCRで読み取る時に用い
られるOCRフォーマット情報の中から、帳票上の文字
記入欄に関する位置や記入可能文字数や文字種別を含む
書式情報を抽出するステップと、抽出された書式情報に
基づいて入力フォームをHTML形式で記述して生成す
るステップと、生成された入力フォームの記述に対して
入力項目名や入力項目の順序を編集するステップと、W
WWサーバー上のネットワーク上に公開されたWebサ
イトに登録するステップとを含む。
【0017】これらを課題解決の手段として用いること
により、情報入力システムの構築時において、入力画面
の設計者は、OCRフォーマット情報に基づいて生成さ
れた情報入力フォームに対して、入力項目名や項目順序
に不都合があった場合にのみ編集作業を行うだけでよく
なり、設計作業を効率化することができる。以下、本発
明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態に係る情報
入力システム(以降、情報入力システム100)の構築
支援装置50の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、10はフォーマット情報記憶部、20は端末装
置、21はフォーマット情報抽出部、22は入力フォー
ム生成部、23は情報入力フォーム、24は入力フォー
ム編集部、30はWWWサーバー、40は通信ネットワ
ーク、50は本実施の形態に係る情報入力システム10
0の構築支援装置を示している。
【0019】図1を参照すると、本実施の形態に係る情
報入力システム100の構築支援装置50は、OCR1
10で帳票の読み取り処理を行う際に用いられるフォー
マット情報ファイルを保持するフォーマット情報記憶部
10と、フォーマット情報抽出部21と入力フォーム生
成部22と入力フォーム編集部24とを含む端末装置2
0と、WWWサーバー30と、通信ネットワーク40を
中心にして構成されている。
【0020】フォーマット情報記憶部10に保持された
フォーマット情報ファイルは、帳票に記入された文字を
OCR110で読み取る処理においてOCR110(光
学式文字読み取り装置)から参照される。このフォーマ
ット情報ファイルには、OCR110において光学的に
取り込まれた帳票画像から文字領域を検出し、文字領域
の中から文字を切り出すための情報や、切り出された文
字を読み取るための情報などが格納されており、これら
を書式情報と総称することとする。この書式情報には、
例えば、各文字領域の位置や最大記入文字数、文字種
別、文字記入項目の項目名などが含まれる。なお、文字
種別とは、一般に、漢字、数字、英字、カタカナ、記号
等を区別した情報のことである。
【0021】端末装置20は、情報入力システム100
の設計者によって使用されるパーソナルコンピュータ、
あるいはワークステーション等の情報処理装置である。
この端末装置20は、フォーマット情報抽出部21と入
力フォーム生成部22と入力フォーム編集部24を有し
ており、かつ、各部が動作する環境を提供する。各部の
機能について以下に説明する。
【0022】フォーマット情報抽出部21は、フォーマ
ット情報ファイルの中から上述した書式情報を抽出する
機能を有する。
【0023】入力フォーム生成部22は、フォーマット
情報抽出部21で抽出された書式情報に基づき、ユーザ
が情報を入力するための情報入力フォーム23をHTM
L(Hyper Text Markup Langu
age:WWW用の文書記述言語)により記述して生成
する機能を有する。なお、情報入力フォーム23の生成
における記述に関しては公知のHTML記述方法に従う
ものとする。
【0024】入力フォーム編集部24は、入力項目名や
各項目の順序を変更する必要が生じた場合に情報入力フ
ォーム23を編集する機能を有する。これは市販のテキ
ストエディタであっても構わない。
【0025】WWWサーバー30は、通信ネットワーク
40を介して情報の送受信を行う機能を有する。なお、
WWWサーバー30が端末装置20に含まれる各機能部
を兼ね備えることにより、構成を簡略にしても構わな
い。
【0026】通信ネットワーク40は、インターネット
やイントラネットなどの情報通信回線である。
【0027】次に、本実施の形態に係る情報入力システ
ム100の構築支援装置50の動作(情報入力システム
100の構築支援方法)について説明する。図2は、本
発明の一実施の形態に係る情報入力システム100の構
築支援装置50の動作を示すフロー図である。
【0028】図2を参照すると、情報入力システム10
0の入力画面の設計者は端末装置20を操作し、フォー
マット情報記憶部10からフォーマット情報ファイルの
読み込みを行う(ステップS1)。
【0029】フォーマット情報抽出部21では、読み込
まれたフォーマット情報ファイルを参照し、帳票上の文
字記入欄に関する書式情報を抽出する(ステップS
2)。
【0030】次に、入力フォーム生成部22は、フォー
マット情報抽出部21で抽出された書式情報に基づき、
ユーザがWeb上で情報を入力するための情報入力フォ
ーム23をHTMLにより記述して生成する(ステップ
S3)。情報入力フォーム23の生成方法の詳細な説明
は後述する。
【0031】次に、入力フォーム生成部22で生成され
た情報入力フォーム23において、情報入力フォーム2
3を編集するかどうかの判断を行い(ステップS3
1)、レイアウトや項目名、あるいは入力の順序等を変
更する必要がある場合には、設計者が入力フォーム編集
部24を操作して情報入力フォーム23を編集する(ス
テップS4)。情報入力フォーム23の編集方法の詳細
については後述する。
【0032】次に、作成された情報入力フォーム23
を、情報入力システム100のWebサイトを管理して
いるWWWサーバー30に送信する(ステップS5)。
【0033】WWWサーバー30では、送信された情報
入力フォーム23を受け取り、通信ネットワーク40上
に公開しているWebサイトに登録する(ステップS
6)。
【0034】次に、入力フォーム生成部22の動作を以
下に詳細に説明する。図4は情報入力システム100に
おいて用いられる帳票の例を示す図であり、図5は本発
明の一実施の形態の説明において用いられる情報入力フ
ォーム23の記述の例を示す図であり、図6は本発明の
一実施の形態の説明において用いられるWebブラウザ
画面上に表示された情報入力フォーム23の例を示す図
であり、図7は本発明の一実施の形態の説明において用
いられるOCRフォーマット情報(書式情報)の例を示
す図であり、図9は本発明の一実施の形態の説明におい
て用いられる情報入力フォーム23のテンプレートを示
す図である。
【0035】入力フォーム生成部22は、まず、フォー
マット情報記憶部10から読み出されたフォーマット情
報ファイルを参照し、フォーマット情報のタイトルと、
文字記入欄の位置、最大記入文字数、文字種別を含む書
式情報を抽出する。
【0036】本実施の形態では、図4に例示された帳票
を読み取るために、図7に示す書式情報がフォーマット
情報ファイルに格納されているものとする。
【0037】次に、抽出された書式情報に基づいて情報
入力フォーム23を生成する。情報入力フォーム23の
生成は、図9に示す情報入力フォーム23のテンプレー
トを読み込み、デフォルトの記述に追加・変更を加えた
後に出力することにより行われる。なお、テンプレート
は、予め作成されて入力フォーム生成部22が保持して
いるものとする。
【0038】このテンプレートに基づき、情報入力フォ
ーム23を生成する方法を以下に説明する。ただし、記
述に用いられるHTMLタグの意味や効果については公
知であるため、その説明は省略する。
【0039】まず、図9において符号901として示さ
れた、情報入力フォーム23のウィンドウ・タイトルの
記述を変更する。タイトルは、図7に示されたフォーマ
ット情報に付けられているタイトルを引用して「購入申
込書」とする。すなわち、図9の符号901で示す部分
の記述を“<HEAD> <TITLE> 購入申込書 </TITLE> </HEA
D>”と変更する(図5の符号501で示す部分参照)。
勿論、フォーマット情報ファイルに設定されたタイトル
に関わらず、任意のタイトル名を付けても構わない。
【0040】次に、図9に示すテンプレートの符号90
2で示す空白部分に、情報の入力欄の記述を挿入する動
作を説明する。本実施の形態における入力欄のレイアウ
トは、左側に項目名が配置され、右側にテキストボック
スが配置されるレイアウトとする。入力欄の項目名は、
フォーマット情報ファイルに設定されている各文字記入
欄の項目名を引用する。
【0041】また、テキストボックスの長さ(入力カラ
ム数)は、1文字あたりの文字カラム数に最大記入文字
数を乗じて求める。文字カラム数は、入力される文字が
全角文字であれば2カラムであり、半角文字であれば1
カラムである。OCR110では一般に、文字種が「漢
字」であれば読み取り結果は全角文字コードに変換さ
れ、「英字」「数字」「カタカナ」「記号」であれば読
み取り結果は半角文字コードで変換されるので、情報入
力フォーム23の生成においてもこれを適用する。
【0042】ただし、テキストボックスの長さは、必ず
しも上述のようにフォーマット情報を参照する必要はな
く、想定される入力情報を格納できる十分な長さであれ
ばよい。
【0043】図7に示された書式情報における1番目の
文字記入欄を例にとると、項目名は「住所」であり、そ
の記入欄の最大文字数は「18」である。また、文字種
別は「漢字」である。
【0044】これらの書式情報に基づくと、生成される
情報入力欄の項目名は「住所」であり、テキストボック
スの長さは36カラムとなる。また、テキストボックス
の生成には<INPUT>タグを用い、次のように記述する。
【0045】<INPUT TYPE="text" NAME="[パラメータ
名]" SIZE="[カラム数]">
【0046】<INPUT>タグの場合、情報入力フォーム2
3に記入された情報は“NAME=[パラメータ名]”で指定
されたパラメータ名と対応づけられて取り込まれる。本
実施の形態では、パラメータ名は“field”+“情報の
取得順を示す番号”の規則に従って決定する。このよう
にすることにより、パラメータ名につけられた番号の順
にデータを検索することができるので、情報入力フォー
ム23上で入力欄の順序を入れ替えた場合でも、データ
の取得順をOCRフォーマット情報で定義された読み取
り順と一致させることができる。したがって、「住所」
の入力欄の記述として次の1行が図9の符号902で示
す部分に挿入される。
【0047】“<TR><TD>住所</TD><TD><INPUT TYPE="te
xt" NAME="field1" SIZE="36"></TD></TR>”
【0048】図7における他の文字記入欄に対応する記
述も同様に生成することができ、その結果、図5の符号
502に示すような記述が出力される。
【0049】このようにして情報入力フォーム23の記
述の生成が完了する。なお、図5のHTMLファイルを
Webブラウザに読み込ませた場合には、Webブラウ
ザには図6に示す情報入力フォーム23が表示される。
【0050】次に、入力フォーム編集部24を用いた編
集方法について説明する。入力フォーム編集部24は市
販のテキストエディタであっても構わない。図8は、本
発明の一実施の形態の説明において用いられる情報入力
フォーム23の編集例を示す図である。
【0051】以下に、入力欄の表示順序を編集する例を
説明する。具体例として、図5に示すHTMLの記述に
おいて、4番目の入力項目の「氏名」欄を1番目に移動
する場合を説明する。図8は図5の符号502で示す部
分に対する編集内容を示す図である。設計者は、図8の
符号801の位置にあった「氏名」の入力に関する1行
分の記述を切り取って符号802の位置へ貼り付けるこ
とにより「氏名」欄の表示を入力項目の1番目に移動す
ることができる。
【0052】以上説明したように本実施の形態の情報入
力システム100の構築支援装置50は、帳票に記入さ
れた文字を光学式文字読み取り装置で読み取る際に参照
される、帳票の書式情報が格納されたフォーマット情報
を記憶するフォーマット情報記憶手段(フォーマット情
報記憶部10)と、フォーマット情報の中から文字記入
欄に関する位置や記入可能文字数や文字種別を含む書式
情報を抽出するフォーマット情報抽出手段(フォーマッ
ト情報抽出部21)と、抽出された書式情報に基づいて
情報入力フォーム23をHTML形式で記述して生成す
る情報入力フォーム生成手段(入力フォーム生成部2
2)と、情報入力フォーム23の記述に対して入力項目
名や入力項目の順序を変更する編集機能(入力フォーム
編集部24)を有する端末装置20と、生成された情報
入力フォーム23を通信ネットワーク40上に公開され
たWebサイトに登録するWWWサーバー30とから構
成される。
【0053】本発明の情報入力システム100の構築支
援方法は、帳票に記入された文字をOCR110で読み
取る時に用いられるOCRフォーマット情報の中から、
帳票上の文字記入欄に関する位置や記入可能文字数や文
字種別を含む書式情報を抽出するステップと、抽出され
た書式情報に基づいて情報入力フォーム23をHTML
形式で記述して生成するステップと、生成された情報入
力フォーム23の記述に対して入力項目名や入力項目の
順序を編集するステップと、WWWサーバー30上の通
信ネットワーク40上に公開されたWebサイトに登録
するステップとを含む。
【0054】これらを課題解決の手段として用いること
により、情報入力システム100の構築時において、入
力画面の設計者は、OCRフォーマット情報に基づいて
生成された情報情報入力フォーム23に対して、入力項
目名や項目順序に不都合があった場合にのみ編集作業を
行うだけでよくなり、設計作業を効率化することができ
る。
【0055】すなわち、帳票に記入された文字をOCR
110で読み取る時に用いられるフォーマット情報を利
用することで、インターネットを介した情報入力システ
ム100のための情報情報入力フォーム23を容易に生
成することができ、情報入力システム100の構築作業
を効率化することができる。
【0056】なお、本発明が上記実施の形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、上記実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0057】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、OCRの帳票入力処理で用いられるフォーマット情
報を利用することにより、Webブラウザに表示される
情報入力フォームが自動生成されるため、情報入力画面
の設計者は、自動生成された入力フォームの不都合な点
のみを編集すればよい。そのため情報入力画面の設計者
の負担を軽減できるという効果、および、設計に要する
時間を短縮できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報入力システム
の構築支援装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る情報入力システム
の構築支援装置の動作を示すフロー図である。
【図3】OCRによる情報入力形態とインターネットに
よる情報入力形態の両方を有する情報入力システムの構
成を示すブロック図である。
【図4】情報入力システムにおいて用いられる帳票の例
を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態の説明において用いられ
る入力フォームの記述の例を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態の説明において用いられ
るWebブラウザ画面上に表示された入力フォームの例
を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態の説明において用いられ
るOCRフォーマット情報(書式情報)の例を示す図で
ある。
【図8】本発明の一実施の形態の説明において用いられ
る入力フォームの編集例を示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態の説明において用いられ
る入力フォームのテンプレートを示す図である。
【符号の説明】
10…フォーマット情報記憶部 20…端末装置 21…フォーマット情報抽出部 22…入力フォーム生成部 23…情報入力フォーム 24…入力フォーム編集部 30…WWWサーバー 40…通信ネットワーク 50…情報入力システムの構築支援装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月30日(2002.8.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、OCRの帳票入力処理で用いられるフォーマッ
ト情報を利用する情報入力システムの構築支援装置であ
って、帳票に記入された文字を光学式文字読み取り装置
で読み取る際に参照される、帳票の書式情報が格納され
た前記フォーマット情報を記憶するフォーマット情報記
憶手段と、前記フォーマット情報を参照して文字記入欄
の位置や各欄の記入可能文字数や文字種別を含む書式情
報を抽出するフォーマット情報抽出手段と、前記抽出さ
れた書式情報に基づいて情報の情報入力フォームをHT
ML形式で記述して生成する入力フォーム生成手段と、
生成された前記情報入力フォームを通信ネットワーク上
に公開されたWebサイトに登録するWWWサーバーと
を備え、前記Webサイトに登録された前記情報入力フ
ォームは、前記通信ネットワークを介してWebブラウ
ザ画面上に表示され、前記情報入力フォームに記入され
た情報は、指定されたパラメータ名と対応づけられて取
り込まれることを特徴とする情報入力システムの構築支
援装置に存する。請求項2記載の本発明の要旨は、前記
入力フォーム生成手段は、前記情報入力フォームに記述
された入力データを取り込むためのパラメータ名を決定
する際に、前記フォーマット情報に設定された文字記入
欄の読み取り順序に従い、前記パラメータ名に取り込み
順序を示す番号を付加することを特徴とする請求項1記
載の情報入力システムの構築支援装置に存する。請求項
3記載の本発明の要旨は、前記情報入力フォームの記述
に対して入力項目名や入力項目の順序を変更する編集機
能を備えた端末装置を有することを特徴とする請求項1
又は2に記載の情報入力システムの構築支援装置に存す
る。請求項4記載の本発明の要旨は、OCRの帳票入力
処理で用いられるフォーマット情報を利用する情報入力
システムの構築支援方法であって、帳票に記入された文
字を光学式文字読み取り装置で読み取る際に参照され
る、帳票の書式情報が格納された前記フォーマット情報
を記憶する第1の工程と、前記フォーマット情報を参照
して文字記入欄の位置や各欄の記入可能文字数や文字種
別を含む書式情報を抽出する第2の工程と、前記抽出さ
れた書式情報に基づいて情報の情報入力フォームをHT
ML形式で記述して生成する第3の工程と、生成された
前記情報入力フォームを通信ネットワーク上に公開され
たWebサイトに登録する第4の工程と、前記Webサ
イトに登録された前記情報入力フォームを、前記通信ネ
ットワークを介してWebブラウザ画面上に表示し、前
記情報入力フォームに記入された情報を、指定されたパ
ラメータ名と対応づけて取り込む第5の工程とを有する
ことを特徴とする情報入力システムの構築支援方法に存
する。請求項5記載の本発明の要旨は、前記第3の工程
は、当該情報入力フォームに記述された入力データを取
り込むためのパラメータ名を決定する際に、帳票に記入
された文字を光学式文字読み取り装置で読み取る際に参
照される、帳票の書式情報が格納されたフォーマット情
報に設定された文字記入欄の読み取り順序に従い、前記
パラメータ名に取り込み順序を示す番号を付加する工程
を含むことを特徴とする請求項4に記載の情報入力シス
テムの構築支援方法に存する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票に記入された文字を光学式文字読み
    取り装置で読み取る際に参照される、帳票の書式情報が
    格納されたフォーマット情報を記憶するフォーマット情
    報記憶手段と、 前記フォーマット情報を参照して文字記入欄の位置や各
    欄の記入可能文字数や文字種別を含む書式情報を抽出す
    るフォーマット情報抽出手段と、 前記抽出された書式情報に基づいて情報の情報入力フォ
    ームをHTML形式で記述して生成する入力フォーム生
    成手段とを備えることを特徴とする情報入力システムの
    構築支援装置。
  2. 【請求項2】 前記入力フォーム生成手段は、 前記情報入力フォームに記述された入力データを取り込
    むためのパラメータ名を決定する際に、前記フォーマッ
    ト情報に設定された文字記入欄の読み取り順序に従い、
    前記パラメータ名に取り込み順序を示す番号を付加する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報入力システムの構
    築支援装置。
  3. 【請求項3】 前記情報入力フォームの記述に対して入
    力項目名や入力項目の順序を変更する編集機能を備えた
    端末装置を有することを特徴とする請求項2記載の情報
    入力システムの構築支援装置。
  4. 【請求項4】 前記生成された前記情報入力フォームを
    通信ネットワーク上に公開されたWebサイトに登録す
    るWWWサーバーを有することを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の情報入力システムの構築支援装置。
  5. 【請求項5】 帳票上の文字記入欄の位置や各欄の記入
    可能文字数や文字種別を含む書式情報を参照する工程
    と、前記書式情報に基づいて情報入力フォームをHTM
    L形式で記述して生成する工程とを含むことを特徴とす
    る情報入力システムの構築支援方法。
  6. 【請求項6】 前記情報入力フォームを生成する工程
    は、当該情報入力フォームに記述された入力データを取
    り込むためのパラメータ名を決定する際に、帳票に記入
    された文字を光学式文字読み取り装置で読み取る際に参
    照される、帳票の書式情報が格納されたフォーマット情
    報に設定された文字記入欄の読み取り順序に従い、前記
    パラメータ名に取り込み順序を示す番号を付加する工程
    を含むことを特徴とする請求項5記載の情報入力システ
    ムの構築支援方法。
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