JPH1031699A - 人事異動支援システム - Google Patents

人事異動支援システム

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JPH1031699A
JPH1031699A JP18906196A JP18906196A JPH1031699A JP H1031699 A JPH1031699 A JP H1031699A JP 18906196 A JP18906196 A JP 18906196A JP 18906196 A JP18906196 A JP 18906196A JP H1031699 A JPH1031699 A JP H1031699A
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JP
Japan
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organization
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JP18906196A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Suzuki
嘉則 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人事異動の支援システムとして、画像表示部上
で、ビジュアルに異動情報を入力でき、確認できるシス
テムを提供する。また、入力部からのデータ入力を自動
設定等で手間を省き、入力段階で即時に入力チェック
し、エラーリカバリーを行えるシステムを提供する。 【解決手段】組織データと個人データから画像表示部
に、現状組織図と異動後組織図を上下に表示し、現状組
織図から異動対象者を、マウス等のポインティングデバ
イスを利用したGUIによる対話形式入力で指示し、異
動対象者をそのまま異動後組織図の異動先に移動するよ
うにしたものである。また、異動対象者と異動先の役職
コードを比較し、異動区分を自動設定するようにし、さ
らに、異動先に社員がいるかどうかチェックし、ポスト
状態のチェック(ダブルポスト、ポストレス)を即時に
行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現状組織から異動
後の組織への、人事異動を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人事異動の支援システムとして
は、「人事異動シュミレーション方式」(特開平7−2
1269)が提案されている。この方式は、表示された
組織図中に、キーボードにより異動情報を直接入力する
様にし、人事異動データの入力の簡素化を図り、異動部
署の偏りや、登録漏れを防止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法では、
異動先の指定は入力部からキーボードにより社員番号等
を入力するため、手間がかかり間違えやすいこと、及び
異動先の部署が組織図上で離れている場合、異動元と異
動先の関係が把握しづらいという問題がある。また、異
動区分(昇任、転任、降格)は、入力部からデータ入力
する必要があり、手間がかり間違えやすいこと、及び入
力段階でポスト状態のチェック(ダブルポスト:同じ課
に課長が2人いる状態、ポストレス:ある課にて課長が
いない状態)を即時にしていないので、エラーの発見が
遅れ、リカバリーに手間がかかるという問題がある。
【0004】本発明の第1の目的は、人事異動の支援シ
ステムとして、画像表示部上で、ビジュアルに異動情報
を入力でき、確認できることにある。
【0005】本発明の第2の目的は、人事異動の支援シ
ステムとして、画像表示部上での異動情報から、異動区
分を自動設定することにある。
【0006】本発明の第3の目的は、人事異動の支援シ
ステムとして、画像表示部上での異動情報から、ポスト
状態を即時にチェックし、エラーリカバリーが出来るこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明は、組織データと個人データから画像表
示部に、現状組織図と異動後組織図を上下に表示し、現
状組織図から異動対象者を、マウス等のポインティング
デバイスを利用したGUI(Graphical UserInterfa
ce)による対話形式入力で指示し、異動対象者をそのま
ま異動後組織図の異動先に移動するようにしたものであ
る。
【0008】また、第2の目的を達成するため、本発明
は、異動対象者と異動先の役職コードを比較し、異動区
分を自動設定するようにしたものである。
【0009】また、第3の目的を達成するため、本発明
は、異動先のポストに社員がいるかどうかチェックし、
ポスト状態のチェック(ダブルポスト、ポストレス)を
即時にするようにし、データの入力段階でエラーチェッ
クをし、エラーリカバリーができるようにしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて具体的に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施の形態のシステム
構成図である。図1において、組織データ格納部1に
は、組織コード、組織名称、役職コード、役職名称など
のデータの集まりを持つ組織データとして複数格納さ
れ、個人データ格納部2には、社員番号、氏名、組織コ
ード、役職コード、異動区分、異動日などのデータの集
まりを持つ個人データとして複数格納され、現状組織図
データ格納部3には、画像表示部6において表示される
表示データである現状組織のボックス表示位置、組織コ
ード、役職コード、社員番号などのデータの集まりを持
つ現状組織図データとして複数格納され、異動後組織図
データ格納部4には、画像表示部6において表示される
表示データである異動後組織の表示位置、組織コード、
役職コード、社員番号などのデータの集まりを持つ異動
後組織図データとして複数格納されている。
【0012】処理部5は、現状組織図データ格納部3と
異動後データ格納部4を参照して、画像表示部6に現状
の組織図と異動後の組織図を表示し、入力部7で入力さ
れた異動先データから異動区分の自動セット、ダブルポ
スト、ポストレスのチェックをし、異動内容の表示をす
る。
【0013】図2は、組織図データ格納部に格納される
組織データ11、個人データ格納部に格納される個人デ
ータ21、現状組織図データ格納部に格納される現状組
織図データ31、異動後組織図データ格納部に格納され
る異動後組織図データ41のデータフォーマットと画像
表示部6で表示される現状組織図61、異動後組織図6
2との関連を説明する図である。
【0014】画像表示部6の現状組織図61は、現状組
織図データ31のボックス表示位置311の座標(X、
Y)に従い階層的にボックス611、612、613の
様に表示し、表示する内容は、現状組織図データ31の
組織コード312と合致する組織データ11の組織コー
ド111の組織名称112、現状組織図データ31の役
職コード313と合致する組織データ11の役職コード
113の役職名称114、現状組織図データ31の社員
番号314と合致する個人データ21の社員番号211
の氏名212である。
【0015】現状組織図データ31のボックス表示位置
311は、画像表示部6の左上を(0、0)とし、左上
部から下の方向を+方向とした相対的な座標を表す。Y
座標は、組織図データ11の役職データ113から、部
長=(X、10)、課長=(X、20)、係長=(X、
30)の様に設定する。X座標は、上昇順に並べられた
組織データ11の組織コード111ごとに、同じ部、同
じ課、同じ係と順次並べていき設定する。この例では、
組織データ11の1番目のデータは「部長」なので、座
標は(10、10)、2番目のデータは「課長」で、1
番目のデータと同じ部なので、1番目の「部長」のとな
りの座標(10、20)、3番目のデータは「課長」
で、2番目のデータと違う課なので、2番目の「課長」
の下の座標(20、20)となる。
【0016】同様に画像表示部6の異動後現状組織図6
2は、異動後組織図データ41のボックス表示位置41
1の座標(X、Y)に従い階層的にボックス621、6
22、623の様に表示し、表示する内容は、異動後組
織図データ41の組織コード412と合致する組織デー
タ11の組織コード111の組織名称112、異動組織
図データ41の役職コード413と合致する組織データ
11の役職コード113の役職名称114、異動後組織
図データ41の社員番号414と合致する個人データ2
1の社員番号211の氏名212である。異動後組織図
データ41のボックス表示位置411の設定は、現状組
織図データ31と同様である。
【0017】図3、図4、図5は、人事異動を行う場合
の画像表示部6の表示例を示す図である。
【0018】図3は、人事異動データ入力前の状態を表
している。
【0019】画像表示部6の現状組織図61は、現状の
組織図を階層的に、ボックス611の様に、組織名称、
役職名称、氏名を表示する。ポストが空席の場合は、ボ
ックス613の様に空席と表示し、人事異動の対象ポス
トになる可能性が高いため、色を黄色等にし注意を促
す。
【0020】画像表示部6の現状組織図62は、異動後
の組織図を階層的に、ボックス621の様に表示する。
図3の状態は、人事異動データ入力前の状態なので、異
動後組織図62は、現状組織図61と同じ表示となる。
【0021】図4は、異動対象者を指示し、異動先へ移
動した時の状態を表している。
【0022】画像表示部6の現状組織図61のボックス
から、異動対象者を入力部7で指示する。この例では、
ボックス613を異動対象者としている。
【0023】次に、異動先を指示する。画像表示部6の
現状組織図61で指示した異動対象者を、入力部7で画
像表示部6の異動後組織図62の異動先に移動する。こ
の例では、ボックス614を異動先としている。この状
態で、ボックス613の異動対象者が、ボックス614
の異動先へ重なった様に表示され、異動内容がビジュア
ルに確認できる。
【0024】異動先を指示すると次に、異動区分の自動
設定、ポスト状態(ダブルポスト)のチェックを行い、
画像表示部6に異動内容確認ダイアログ63を表示す
る。表示内容は、異動対象者の異動先、異動区分、ポス
ト状態である。
【0025】このように、画像表示部6を見ながら、入
力部7で異動先を指示した段階で、自動的に異動区分を
設定するので、データ入力の手間が省け、更にポスト状
態のチェックをするので、データの入力誤りが即時に分
かり、入力訂正が容易になる。
【0026】異動内容が、正しければ「OK」のボタン
を指示し、誤りならば「キャンセル」のボタンを指示し
図3へ戻り、異動入力をやり直す。
【0027】図5は、人事異動データ入力後の状態を表
している。
【0028】画像表示部6の異動後組織図62に異動後
の組織図が表示される。この例では、画像表示部6の異
動後組織図62のボックス614の氏名が変更され、ボ
ックス613が空席(ポストレス)になるため、黄色で
表示される。
【0029】図6は、現状組織から異動後の組織への、
人事異動を支援するシステムの処理のフローチャートで
ある。
【0030】以下、本実施の形態の動作を説明する。
【0031】組織データ11と個人データ21から、画
像表示部6に表示する座標を求め、現状組織図データ3
1と異動後組織図データ41を作成し、画像表示部6に
現状組織図61と異動後組織図62を表示する(ステッ
プ51)。
【0032】画像表示部6の現状組織図61のボックス
から、入力部7で指示された座標から、現状組織図デー
タ31を検索し、異動対象者を設定する。(ステップ5
2)。
【0033】ステップ52で指示された異動対象者が、
入力部7で、画像表示部6の異動後組織図62に移動さ
れるので、その移動した座標から、異動後組織図データ
41を検索し、異動先を設定する(ステップ53)。
【0034】ステップ52で求めた異動対象者と、ステ
ップ53で求めた異動先から、異動区分の自動設定、ポ
スト状態(ダブルポスト)のチェックを行う。処理の動
作例を図7に示す(ステップ54)。
【0035】異動内容の確認として、画像表示部6に、
ステップ52で求めた異動対象者、ステップ53で求め
た異動先、ステップ54で求めた異動区分と、ポスト状
態をダイアログで表示する(ステップ55)。
【0036】ステップ55で画像表示部6に表示した異
動内容確認ダイアログ63で、異動内容が正しければ、
OKボタンを押して次の処理に移る。誤りならばCAN
CELボタンを押してステップ51に戻る。ステップ5
5のポスト状態チェックで、ダブルポストの場合は、そ
の旨のメッセージを画像表示部6にダイアログで表示
し、ステップ51に戻る(ステップ56)。
【0037】ステップ52で求めた異動対象者と、ステ
ップ53で求めた異動先の内容を、異動後組織図データ
41へ反映し、画像表示部6の異動後組織図62に異動
後の組織図を表示する。画像表示部6の異動後組織図6
2の異動対象者がいたボックスは、この異動処理で空席
(ポストレス)になるため、黄色で表示される(ステッ
プ57)。
【0038】ステップ57で求めた、異動後組織図デー
タ41の内容を、個人データ21へ反映する(ステップ
58)。
【0039】異動入力が完了かどうかのメッセージを、
画像表示部6へダイアログで表示し、完了ならばOKボ
タンを押し処理を終了し、未完了ならばNOボタンを押
しステップ51へ戻り、次の人の人事異動データを入力
する。なおその際、異動結果の組織図が、次の人を入力
する時に、そのまま現状の組織図に反映されている。
【0040】図7は、異動区分の自動設定、ポスト状態
のチェックの処理の動作例である。
【0041】画像表示部6の現状組織図61のボックス
から、入力部7で指示された、異動対象者データ51の
役職データ511と異動先データ52の役職データ52
1を比較し、その結果を異動区分テーブル53から求め
る。この例では、異動対象者データ51の役職データ5
11の方が、異動先データ52の役職データ521より
小さいので「昇任」となる。同様に、等しければ、「転
任」、大きければ、「降任」となる。
【0042】同様に、異動先データ52の社員番号52
2がスペースかどうかを比較し、その結果をポスト状態
チェックテーブル54から求める。この例では、異動先
データ52の社員番号522がスペース(空きポスト)
なのでOKとなる。同様に、スペース以外の時は、既に
他の人が同じポストにいるので、ダブルポストとなり、
エラーとする。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、人事異動の支援システ
ムとして、画像表示部上で、ビジュアルに異動情報を入
力でき、確認できる。また、画像表示部上での異動情報
から、異動区分を自動設定することができる。さらに、
画像表示部上での異動情報から、ポスト状態を即時にチ
ェックし、エラーリカバリーが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、一実施の形態のシステム構成図であ
る。
【図2】組織データ、個人データ、現状組織図データ、
異動後組織図データのデータフォーマットと画像表示部
の現状組織図の表示、異動後組織図の表示との関連を説
明する図である。
【図3】人事異動を行う場合の、画像表示部の表示例を
示す図であり、人事異動データ入力前の状態を表してい
る。
【図4】人事異動を行う場合の、画像表示部の表示例を
示す図であり、異動対象者を指示し、異動先へ移動した
時の状態を表している。
【図5】人事異動を行う場合の、画像表示部の表示例を
示す図であり、人事異動データ入力後の状態を表してい
る。
【図6】現状組織から異動後の組織への、人事異動を支
援するシステムの処理のフローチャートである。
【図7】異動区分の自動設定、ポスト状態のチェックの
処理の動作例である。
【符号の説明】
1…組織データ格納部、 2…個人データ格納部、
3…現状組織図データ格納部、4…異動後組織図データ
格納部、5…処理部、 6…画像表示部、 7
…入力部、11…組織データ、21…個人データ、31
現状組織図データ、41…異動後組織図データ、61…
現状組織図、62…異動後組織図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人事異動の支援システムとして、組織デー
    タと個人データから画像表示部に、現状組織図と異動後
    組織図を上下に表示し、現状組織図から異動対象者を入
    力部で指示し、異動対象者をそのまま異動後組織図の異
    動先に移動するようにし、画像表示部上でビジュアルに
    人事異動の入力、確認ができることを特徴とした人事異
    動支援システム。
  2. 【請求項2】人事異動の支援システムとして、画像表示
    部上で入力部で指示された、異動対象者と異動先の役職
    コードを比較し、異動区分を自動設定することを特徴と
    した人事異動支援システム。
  3. 【請求項3】人事異動の支援システムとして、異動先の
    ポスト(組織の役職:課長ポスト、部長ポストなど)に
    社員がいるかどうかチェックし、ポスト状態のチェック
    (ダブルポスト、ポストレス)を即時にするようにし、
    データの入力段階でエラーチェックをし、エラーリカバ
    リーができることを特徴とした人事異動支援システム。
JP18906196A 1996-07-18 1996-07-18 人事異動支援システム Pending JPH1031699A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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