JP3856624B2 - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、石油ファンヒータ等の暖房機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冬季の暖房機器として石油ファンヒータが一般家庭などに広く用いられている。図13は、従来の石油ファンヒータの一例を示す概略的な一部省略正面断面図、図14はその側面断面図である。図15は給油タンクの給油キャップと受け具の断面図である。
【0003】
図13に示すように、石油ファンヒータ本体101内部側方には、灯油などの液体燃料104を予め注入して備蓄しておくための給油タンク102が配設されており、該給油タンク102の下方に連結された燃料タンク103に充分な量の液体燃料104が供給される。
【0004】
燃料タンク103に収容された液体燃料104は、燃料圧送用電磁ポンプ105により送油パイプ106を経由して気化器107に導かれる。ここで気化器107に設けた気化器ヒータ(図示せず)により、送られてきた液体燃料104を気化させる。109は燃焼室であり、その底部には、バーナ108が支持固定されている。
【0005】
気化器107により気化された燃料ガスは、ノズルから勢い良く噴射されて燃焼用の空気と共にバーナ108に導入され炎口108aで燃焼し、燃焼室109内の空気が加熱される。そして、図14の矢印で示すように、本体101背面に設けられた単相誘導モータなどからなるファンモータ110に取付けた送風ファン111により、フィルター112を介して吸い込んだ室内の空気を燃焼室109内の加熱された空気や燃焼ガスと共に温風として吹出口113から室内に吹き出す。
【0006】
―方、炎口108aのやや上方に設けたフレームセンサ114は燃焼炎による炎電流を検知するもので、予め設定した値以上の炎電流を検知すると、ファンモータ110に通電し、これに伴い送風ファン111が回転して、室内から吸い込んだ空気を温風として吹出口113から室内に吹き出される。このとき、室温サーミスタ115で室温を検知し、室温と設定温度との温度差に基づいて制御装置(図示せず)が前記燃料圧送用電磁ポンプ105の駆動を制御することにより、液体燃料104の気化器107への供給量を調節し、パーナ108での燃焼炎の火力を調節する。
【0007】
例えば、室温の低い時に石油ファンヒータの運転を開始すれば、気化器107へ液体燃料104の供給量を多くして室温を急速に設定温度まで上昇させ、その後は液体燃料104の供給量を調節して設定温度付近で一定に維持する。
【0008】
また、図15に示すように給油タンク102の燃料の補給は給油タンク102を本体101より取り出し、上下方向を逆にし、給油タンク102の弁部を有する給油キャップ116を外し、口金117から燃料を注入し、燃料が給油タンク102に供給されたことを確認した後、口金117の螺子部に給油キャップ116を締め付け、給油キャップ116が下になるようにひっくり返し、本体101に挿入し、燃料タンク103の上面に取り付けられて受け具118に給油キャップ部116を挿入し、燃料タンク103の上に載置する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の石油ファンヒータでは、給油タンクの燃料補給のため、本体より取り出し、給油キャップを上に向けるため給油タンクをひっくり返す必要があり、また燃料供給後、給油キャップを締め、本体に挿入するためもう一度給油タンクを上下方向で逆にさせる必要があり、取り扱いが煩わしい。
【0010】
さらに、給油キャップの締め付けは口金部と螺子締めとなっており、給油キャップの締めつけ不充分のときには、給油タンクをひっくり返したときに給油キャップが外れたり、燃料が流出するという問題があった。特に高齢者社会において、握力の低下により螺子を締めつける力が下がり改善が望まれていた。
【0011】
また、燃料タンクヘ燃料を供給するとき、油面が給油口キャップの弁部まで上昇し、空気の置換により定油面を保ちながら給油タンク内の燃料を供給するため、給油ロキャップの弁部は常に燃料で濡れている状態にあり、給油タンクに燃料を補給するために給油キャップを外すときに、手に燃料が付着して螺子を締めつける際に滑ってしまうと同時に、手がくさくなる、汚れるという問題があった。
【0012】
本発明は、上記課題に鑑み、給油タンクの燃料補給のときにひっくり返すことなく、手に燃料の付着がない液体燃料燃焼装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明においては、給油タンクの下方に一時的に燃料を溜める燃料タンクを廃止し、給油タンクの燃料を直接燃焼部に送油するようにし、送油経路の構成部材を減少させて、給油タンクの取り扱い性を良好にし、また、給油タンクを装置本体に装着したときに、燃焼部に至る送油経路に接続する接続手段を設け、給油タンクを燃料補給時にひっくり返す必要を無くした。
【0014】
この場合の燃焼方式としては、JIS S3030に規定するポット式、圧力噴霧式、回転霧化式、ジェット噴霧式、気化式のいずれの燃焼方式であっても適用可能である。ポット式とは、燃料を蒸発皿によって蒸発させる方式で、燃料を加熱して気化させる気化部と気化した燃料ガスを燃焼させるバーナとが一体になっているものをいう。圧力噴霧式とは、燃料を圧力によって霧化し、蒸発燃焼させる方式で、気化部と燃焼部とが一体になっているものをいう。回転霧化式とは、燃料を遠心力によって霧化し、蒸発燃焼させる方式をいう。ジェット噴霧式とは、燃料を空気噴流によって霧化し、蒸発燃焼させる方式で気化器と燃焼部とが一体となっているものをいう。気化式とは燃料を気化室又は気化器で蒸発させる方式で、気化部と燃焼部が区分されているものをいう。
【0015】
本発明は、これらのうち、特に、気化部と燃焼部とが一体化した、上記ポット式、圧力噴霧式、回転霧化式 及びジェット噴霧式の燃焼方式に好適に用いられる。すなわち、装置本体内に取外し自在に装着される給油タンクと、燃料を加熱して気化させる気化部と気化した燃料ガスを燃焼させるバーナとが一体化した燃焼部と、給油タンクの燃料を気化部に送る送油ポンプとを備えた液体燃料燃焼装置において、給油タンクの下方に一時的に燃料を溜める燃料タンクを廃止し、給油タンクの燃料を直接燃焼部に送油するようにしたものである。
【0016】
このような直接送油方式の液体燃焼装置においては、従来のように、燃料タンクで一旦燃料を溜める方式ではないので、給油タンクから燃焼部に至る送油経路に燃料の供給を遮断する遮断弁を設け、燃焼部への送油を確実に遮断できる構成が好適である。
【0017】
また、気化部と燃焼部とが一体化した燃焼方式の場合、気化部から未燃焼ガスを戻す必要がないので、燃焼部に至る送油経路に給油タンクを接続する接続手段があれば足りる。この接続手段としては、給油タンク側の送油ジョイントと、燃焼部側の送油ジョイント受けとから構成し、送油ジョイント及びジョイント受けに夫々弁機構を設け、これらの弁機構を、給油タンクを本体に装着したときに互いに開弁状態とされ、給油タンクを本体から取り外したときに互いに閉弁状態になるように設定すれば、タンク取外し時に給油タンク内の燃料が漏れるおそれがなく、かつタンク装着時においては、確実に送油経路が開放状態となる。
【0018】
この遮断弁は送油経路において給油タンクと送油ポンプとを結ぶ通路の途中、あるいは送油ポンプと燃焼部とを結ぶ通路の途中のいずれに配置してもよい。また、遮断弁は送油経路を遮断する機能があれば、どのような構造のものであってもよく、例えば、電磁弁や空気弁が例示できる。電磁弁は、電磁ポンプなどから構成される送油ポンプと一体化して、省スペース化と送油経路の接続時の加工工程の短縮化を図ることもできる。
【0019】
空気弁は、送油経路にその燃料の供給を遮断する空気を取り入れるために設けられるものであり、送油経路において適宜の箇所に配置可能であるが、接続手段の送油ジョイント受けに併置すれば、その他の経路に配置する場合に比べて配管接続工程も簡略化できる。また、空気弁は、給油タンクの燃料が満量状態で空気弁から燃料が漏れるのを防止するために、タンクの燃料の満量液面よりも高い位置に設置するのが好適である。
【0020】
送油ポンプの配置は、接続手段よりも燃焼部側に配置する構成、あるいは接続手段よりも給油タンク側に配置する構成等、送油経路の適宜の箇所に設定できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1は本発明に係る液体燃料燃焼装置の概略構成図である。図に示すように、本実施形態の液体燃料燃焼装置1は、燃料を加熱して気化させる気化部2と、気化した燃料ガスを燃焼させるバーナ3とが一体化した燃焼部4を備えた回転霧化式の液体燃料燃焼装置において、装置本体に着脱自在な給油タンク6と、給油タンク6の燃料を気化部2に送る送油ポンプ7とを備え、給油タンク6を装置本体に装着したときに、燃焼部4に至る送油経路8に接続する接続手段9が設けられ、給油タンク6の下方に一時的に燃料を溜める燃料タンクを廃止し、給油タンク6の燃料を送油ポンプ7から直接燃焼部4に送油するようにしたものである。
【0022】
回転霧化式の燃焼部4の構成はJIS S3030に示されているように公知構造のものであるため、その構成を簡単に説明すると、燃焼部4は、有底円筒状の気化部2と、気化部2の上面を覆い気化部2で気化した燃料ガスと一次燃焼空気とを混合して燃焼するパーナ3とが一体化されている。気化部2の底面中央穴11には、送油経路の先端配管ノズルが臨設され、このノズルから流出された燃料を遠心力によって霧化する霧化用電動機12及び回転体13が設けられている。さらに、気化部2の底面中央穴11には燃焼用空気路15が接続され、送風機16により燃焼用空気路15を通して燃焼用空気が供給されるようになっている。
【0023】
バーナ3には、これを囲むように燃焼室18が設けられており、バーナ3の上方には、燃焼ガス点火用の電極19と、バーナ3の炎を検出するフレームロッド20とが設けられている。図示しないが、その他に燃焼室18の上方には対流用送風機が配置され、石油ファンヒータ本体内に吸い込んだ室内の空気を燃焼室18内の加熱された空気や燃焼ガスと共に温風として本体前面の吹出口から吹出されるようになっている。
【0024】
図2は給油タンクの一部を断面で示す正面図、図3は同じく接続手段を示す断面図である。図に示すように、給油タンク6は、石油ファンヒータ本体のタンク収容室に着脱自在に収容できるよう縦型箱状に形成されたものであって、その上面に持ち運びするための取手23と、該取手23と同一面に設けた圧力弁付給油キャップ24と、該圧力弁付給油キャップ24の近接位置に燃料が給油された状態を視認可能とする上下方向に延びた油量計25と、給油タンク6の本体装着時に送油経路8と接続するための接続手段9の送油ジョイント9aと、圧力弁付給油キャップ24を緩めて燃料を給油する給油口26とを有している。
【0025】
接続手段9は、図3に示すように、給油タンク側に設けられた送油ジョイント9aと、燃焼部側の送油経路8に設けられた送油ジョイント受け9bとから構成されている。これらの送油ジョイント9a及び送油ジョイント受け9bは、給油タンク6の燃料の最大液面高さよりも上方に配置し、給油タンク6からの燃料の溢れを防ぐようにしている。
【0026】
送油ジョイント9aは、給油タンク6の上部側面に衝撃防止用の保護カバー28に覆われ、この保護カバー28を介して取付板27によって取り付けられたもので、内部にスピンドル方式の弁機構30が設けられると共に、給油タンク6内の燃料を吸い上げて輸送用の電磁ポンプ7に送るための吸上げ管31が接続されている。
【0027】
吸い上げ管31は、一端が給油タンク6の下面近傍まで延び、他端側が給油タンク6の上面を貫通して略逆U字形状に折曲げられ、その先端が給油ジョイントの弁機構30に連通接続されている。保護カバー28は、送油ジョイント9aを保護すると共に給油タンク6の上面に突出する吸い上げ管31の略逆U字形状の連通部を覆うようにしている。
【0028】
送油ジョイント9aの弁機構30は、ジョイント本体33、弁体34、円周状のOリングパッキン35、スプリング36、及びジョイント本体パッキン37を有している。ジョイント本体33は、金属製のパイプをロート形状に拡管加工し、途中にジョイント本体33をカバー28内部に嵌合するために鍔状に張り出したひも出し部33dが形成されたものであって、円筒状の胴体部33aと、その下端部から下方に向かって徐々に径を狭くした筒状テーパー部(閉止面)33bと、このテーパー部33bの下端に所定の径を大きさを所定長さ維持する筒状部33cとが連続形成され、筒状部33cの下端は更に径を狭くすようにテーパー加工が施されている。ジョイント本体33の上端側には、内フランジが形成され、このフランジ33eにジョイント本体パッキン37を介して吸い上げ管31の先端がジョイント本体内に連通接続されている。
【0029】
なお、ジョイント本体33の素材は金属に限らず、樹脂製であってもよく、また、胴体部33a、テーパー部33bや筒状部33c等の断面形状等は円形に限定するものではない。ジョイント本体パッキン37はゴム製で成形加工され、ジョイント本体33のシールと吸い上げ管31の接続シール機能を有している。
【0030】
弁体34は、ジョイント本体33のロート状の内部形状に略相似した形状をし、ジョイント本体33内部を往復動自在な形状とされている。すなわち、略円錐状をなす栓部(閉止面)34aと、栓部34aの下端に筒状部33cよりも細く、長い柱状の可動部34bとを備え、栓部34aのテーパー状部分にはリング状のOリングパッキン35がジョイント本体33のテーパー部33bに枢密状に接触可能に設けてある。
【0031】
可動部34bの長さは、栓部34aとジョイント本体33のテーパー部33bの離接を制御するために、栓部34aのOリングパッキン35がテーパー部33b内部に密接した閉弁状態で、筒状部33cよりも先端が突出する長さに設定されている。
【0032】
前記スプリング36は、ジョイント本体33の胴体部33aに内装され、上端の内フランジ33eと弁体34の栓部34aとの間に介在され、弁体34を閉弁方向に付勢するようにしている。
【0033】
取付板27は、箱形状で衝撃防止用のカバー28を取付ける取付部27aと、下方には給油タンク6を装着するときのガイド手段となる挿入ガイド部27bとを備え、給油タンク6の側面に溶着されている。
【0034】
送油ジョイント受け9bは、中央部に送油ジョイント9aの弁体34と係合する突起60を有し、その周囲に送油経路8に連通する環状の溝部69を有する筒状の弁受け本体62と、前記突起60を囲むように弁受け本体62から上方に突設された筒形蛇腹状のゴム製ジョイントシール部材63と、このシール部材の上端と弁受け本体62との間に介在されシール部材を上方へ付勢してその伸縮を助長するためのスプリング64と、シール部材63の下端を弁受け本体62に固定するための押え板66とを備えている。シール部材63の上端には、送油ジョイント側の弁体34と密接する通過穴70が形成されている。
【0035】
送油ジョイント受け9bは、給油ジョイント受け板72によって、装置本体のタンク収容室を区画形成するタンクガイド71に固定される。給油ジョイント受け板72は、上方開放のコ字形に折曲形成され、底板に送油ジョイント受け9bが固定され、一側の側板がタンクガイド71に固定されている。受け板72の他側(タンク側)に折曲形成された側板73は、その先端部がR曲げした形状とされて、給油タンク6の本体挿入時のガイド部74とされている。また、受け板72のタンクガイド側には、給油タンク側にR曲げした形状の弾性を有するガイド受け板75が設けられている。このガイド受け板75は、その上方側のみが固定され、給油タンク6の本体挿入時に、送油ジョイント9aの保護カバー28と当接して送油ジョイント9aとそのジョイント受け9bとの接続がスムーズに行えるようにガイド機能を果たしている。
【0036】
図4は吸い上げ管下端部の固定構造を示す断面図である。吸上げ管31は、給油タンク6の取手23と反対側の底面近くまで達し、その先端には吸込口44が設けられ、この吸込口44に水や塵を通さないフィルター45が内接されている。なお、吸込口44は、吸上げ管31の先端の側面部以外の底面部に設けてもよい。この吸上げ管31は、給油タンク6の右・左のアドリヤン加工前状態において、吸込口44にフィルター45を内接した後にクランク状に形成した吸上げ管固定板46の切欠穴部46aに吸上げ管31を通した後に、給油タンク6の右・左のアドリヤン加工を行うことで組立てる。上記構成の吸上げ管31は、吸上げ管固定板46により給油タンク6の持ち運び時に動きが固定されるので、吸上げ管31の吸込口44が給油タンク6の内壁と接触することがなくなり、その損傷が防止できる。
【0037】
図5は給油タンクの圧力弁付給油キャップの断面図である。圧力弁付給油キャップ24は、給油タンク6の上面に突出して設けた外周を螺子加工した給油口26に螺合するキャップ53と、圧力弁機構54とを有し、給油口26とはゴム製パッキン55を介して螺合されている。このキャップ53には、圧力を抜く圧力抜き穴56が中心を貫通して設けてあり、側面は螺子加工され、その端末はカール加工が施されている。ゴム製パッキン55は、給油口26とキャップ53とのシールの役目をし、圧力を抜く圧力抜き穴57が中心に形成されている。
【0038】
圧力弁機構54は、ゴム製パッキン55とキャップ53の天面との間の空間に配置された弁体58と、この弁体58を圧力抜き穴52の閉弁方向に付勢するスプリング59とを備えている。この圧力弁機構54を設けたのは以下の理由による。給油タンク6に補給する燃料の保管場所は一般に温度が低い場所に保管され、給油タンク6に燃料を補給後、室内の温度の高いところで使用するので、本体1内の給油タンク6の周囲温度が高く、給油タンク6内の燃料以外の空間の空気は温度差により膨張し、空気の圧力が上昇し、タンク6内の燃料液面が上昇して燃料が溢れるおそれがある。これを防ぐために圧力弁機構54を設けている。また、逆に給油タンクが負圧になるのを防ぐために、ゴム製パッキン55及びキャップ53の天面には、直径1.5mm以下の小径の貫通穴77,78が連通形成されている。
【0039】
図1に示すように、送油ジョイント受け9bから燃焼部に至る送油経路8には、燃料を燃焼部4に送る送油ポンプとしての電磁ポンプ7と、燃料の供給を遮断する遮断弁としての電磁弁80が設けられている。電磁ポンプ7と電磁弁80は送油経路8において別体で設けてもよいが、本実施形態では、両者を一体化して送油経路8に配置している。
【0040】
図6は電磁ポンプ7と電磁弁80とを一体化した状態を示す断面図である。図示のごとく、電磁弁80は、筒状の弁本体81と、弁本体81の弁室82に内装され、電磁ポンプ7との連通路83を開閉するために先端にOリング又はゴムシート87が付設された円柱状の弁子84と、この弁子84を開弁方向に移動させるために弁本体81の周囲に配置されたソレノイドコイル85と、弁室82の出口側と弁子42との間に介在され弁子84を閉弁方向に付勢するコイルスプリング86とを備えている。
【0041】
弁室81の入口側には連通路83を介して電磁ポンプ7の嵌合凹部88が形成され、この凹部88にOリング90を介して電磁ポンプ7の出口側凸部91が嵌合密着された構造となっている。また、電磁弁80の弁室出口側には配管接続口94が形成され、また、電磁ポンプ7の入口側にも配管接続口95が形成されている。
【0042】
この電磁ポンプ7と送油ジョイント受け9bとを繋ぐ送油パイプ101、電磁弁80の接続口94と気化部2とを接続する送油パイプ102は銅管から構成され、送油経路8を形成している。なお、送油ジョイント受け9bと電磁ポンプ7とを繋ぐ送油パイプ101は樹脂製の配管であってもよい。
【0043】
上記の構成の石油ファンヒータにおいて、給油タンク6の燃料が空になった場合、本体1の蓋を開けて、給油タンク6を取手23を持って取り出し、取手23を上側にした状態で圧力弁付給油キャップ24を緩めて外し、給油タンク6の給油口26から燃料を給油する。この場合、給油タンク6は取手23を上側にして平らな所に置いて補給するので、給油タンク6を上下を逆にすることが不要となり、来のように給油タンク6の給油キャップが燃料に汚れることもなく、簡単、確実に燃料の補給ができる。
【0044】
給油を完了したら本体1に燃料を入れた給油タンク6を本体1の蓋を開けて、所定の位置にセットする。そうすると、取付板27の下方に延びた挿入ガイド部27aが、送油ジョイント受け板72の上方に延びた挿入ガイド74と弁受け本体62の間に導かれ、さらに、ガイド受け板75で給油タンク6の保護カバー28を押圧して、送油ジョイント受け9bの通過穴70に、送油ジョイント9aの弁体34が案内されて挿入され、シール部材63の蛇腹が縮み、送油ジョイント9aの弁体34が弁受け本体62の突起60と接触する。
【0045】
更に給油タンク6を本体1に挿入すると、送油ジョイント9aの弁体34が上方に移動し、スプリング36が圧縮状態になり、弁体34の開弁状態となり、給油タンク6の吸い上げ管31から接続手段9を通して送油経路8の電磁ポンプ7側に流れる送油経路が開放状態で形成される。
【0046】
このタンク装着状態で、石油ファンヒータの運転スイッチ(図示せず)を操作して電源をONにすると、電磁弁80のソレノイド85が励磁されて弁子84が開弁方向に移動して電磁ポンプ7から気化部2側への送油経路8が開放され、電磁ポンプ7を通して気化部2側に燃料が送られる。
【0047】
気化部2では電磁ポンプ7により送られてきた燃料を遠心霧化器の回転体13によって霧化させると共に蒸発させ、上方のバーナ3の炎口から吹き出させ、この炎口において点火されて燃焼室内で燃焼する。このとき、室温サーミスタにより検知した室温と、操作部から設定した設定温度との差に基づき図示しない制御装置が電磁ポンプ7の駆動を制御して気化部2へ送る液体燃料の量を変化させることにより、燃焼による発熱量を適切に調節する。
【0048】
燃焼を開始し、フレームセンサが予め設定した電流値以上の炎電流を検出すると、図示しないファンモータが通電されて送風ファンが回転し室内の空気を吸い込む。なお、その回転速度は制御装置によって制御される。吸い込まれた室内の空気は、燃焼室18内で、得られる幅射熱を奪い、燃焼ガスとともに温風として吹出し口より室内へ吹き出し、室内温度が上昇して温度を制御する。
【0049】
本体1の運転を停止すると、電磁ポンプ7の駆動が停止されると共に電磁弁80が消磁されて閉弁し、燃料の供給が確実に遮断される。
【0050】
[第2の実施形態]
図7は第2の実施形態を示す液体燃料燃焼装置の概略構成図である。本実施形態では、電磁ポンプ7よりも送油ジョイント受け9b側に燃料の供給を遮断する電磁弁80が配置されている。この場合においても、電磁弁80と電磁ポンプ7とを一体化して省スペース化及び配管接続工程の簡略化を図ることができる。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0051】
[第3の実施形態]
図8は第3の実施形態を示す液体燃料燃焼装置の概略構成図である。本実施形態では、電磁ポンプ7が給油タンク6の送油ジョイント9a側よりも吸い上げ管31側に配置され、給油タンク6の上面にビスなどに固定された構造となっている。この電磁ポンプ7の吸い込み側は吸い上げ管31に連通接続され、吐出側は配管を介して送油ジョイント9aに連通接続されている。また、電磁弁80は第1の実施形態と同様に送油ジョイント受け9bと気化部2との間の送油経路8に配設されている。
【0052】
上記構成においても、給油タンク6を本体に装着したときに、送油ジョイント9aとジョイント受け9bとが接続され、給油タンク6から気化部2に至る送油経路が形成され、電磁ポンプ7により気化部へ燃料を送ることができる。
【0053】
なお、電磁ポンプへの電源供給は、取外し自在な給油タンク6を本体に装着したときに、図示しない接続プラグによって本体側に電源に接続するようにすればよい。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0054】
[第4の実施形態]
図9は第4の実施形態である液体燃料燃焼装置の概略構成図、図10は同じく送油ジョイント受けの断面図、図11は同じく空気弁の構造断面図である。本実施形態では、燃料の供給を遮断する遮断弁として、上記第1〜第3実施形態に使用した電磁弁80の代わりに空気弁110を設け、この空気弁110を送油ジョイント受け9bに配設したものである。
【0055】
空気弁110は、給油タンク6から電磁ポンプ13までの送油経路の燃料を遮断する空気を送る空気取り入れのためのものであり、送油ジョイント9bの凹溝69から燃焼部4側に連通接続された送油経路8から分岐する連通路112が設けられ、この連通路112に配置されている。さらに、空気弁110の配置は、送油ジョイント受け9bの同様に、給油タンク6の燃料の最大液面高さよりも上方に設定され、給油タンク6からの燃料の溢れを防ぐようにしている。
【0056】
空気弁110の構造は、図11に示すように、一側が外気に開放する開口113を有し、他側が前記連通路112に連通する弁室114を備えた筒状の弁本体115と、弁本体115の弁室114に内装され、前記開口113を開閉する略円錐状の弁子116と、この弁子116を開弁方向に移動させるために弁本体115の周囲に配置されたソレノイドコイル117と、弁室114の開口側と弁子116との間に介在され弁子116を閉弁方向に付勢するコイルスプリング118とを備え、弁子16の閉止面側に配置されたOリング119とを備えている。
【0057】
この空気弁110は、図示しない制御装置により、石油ファンヒータの運転中はソレノイドコイル117の励磁により閉口状態とされ、石油ファンヒータ停止中はソレノイドコイル117を消磁してスプリング118の付勢力により開放状態とし、給油タンク6から電磁ポンプ7までの送油経路8の燃料を遮断する空気を送油経路8に取り入れるようにしている。なお、空気弁110の制御は、上記電気的制御以外に、機械的又は手動にて開閉するようにしてもよい。
【0058】
また、電磁ポンプ7は、上記第1実施形態および第2実施形態と同様に、送油ジョイント9bよりも燃焼部4側に配置されている。
【0059】
上記構成においては、給油タンク6を本体に装着したときに、送油ジョイント9aとジョイント受け9bとが接続され、給油タンク6から気化部2に至る送油経路が形成され、電磁ポンプ7により気化部2へ燃料を送ることができる。燃料の供給を遮断する場合、空気弁110を開放状態にすれば、送油経路8に空気を取り入れることができ、これにより、給油タンク6からの燃料の供給が停止できる。その他の構成・作用は上記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0060】
[第5の実施形態]
図12は第5の実施形態である液体燃料燃焼装置の概略構成図である。本実施形態では、第3の実施形態と同様に電磁ポンプ7を給油タンク6側において送油ジョイント9aよりも吸い上げ管31側に設置し、また、第4の実施形態と同様に、燃料の供給を遮断する遮断弁として空気弁110を用い、この空気弁110を送油ジョイント受け9bに配設したものである。これらの構成及び作用は、第3の実施形態及び第4の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0061】
[その他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態においては、回転霧化式の液体燃料燃焼装置における給油方式について説明したが、これに限らず、ポット式、圧力噴霧式、あるいはジェット噴霧式等の他の燃焼方式においても適用できるのは勿論である。
【0062】
また、送油ポンプは燃料を送ることができるものであれば、電磁ポンプに限らず、他の構造のポンプも使用可能である。また、給油タンクの給油口を閉塞する閉塞手段として、給油口に螺合する給油キャップを例示したが、回動開閉式の給油キャップを用いてもよい。さらに、上記実施形態では、給油キャップに圧力弁を付設した構成を例示したが、圧力弁機構は、給油キャップに限らず、送油ジョイント部に設ける構成であってもよい。
【0063】
また、上記実施形態では、給油タンクの本体装着状態で開弁しタンク取外し時に閉弁する弁機構を送油ジョイントにのみ設けた構成を例示したが、このような弁機構を送油ジョイント受け側にも配設する構成を採用してもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、回転霧化式、ポット式、圧力噴霧式、あるいはジェット噴霧式等の他の燃焼方式を採用する液体燃料燃焼装置において、給油タンクを装置本体に装着したときに、燃焼部に至る送油経路に接続する接続手段を設け、給油タンクの下方に一時的に燃料を溜める燃料タンクを廃止し、給油タンクの燃料を燃焼部に送る送油ポンプに直接送油するようにしたので、燃料経路の構成部材を減少させることができ、さらに、給油タンクをひっくり返すことなく、装着及び燃料補給ができるので、給油タンクの取り扱い性も良好となる。
しかも、空気弁により送油経路に空気を取り入れることで、給油タンクから燃焼部に至る送油経路に燃料の供給を遮断することができる。この場合、空気弁は、送油経路において適宜の箇所に配置可能であるが、接続手段の送油ジョイント受けに併置すれば、その他の経路に配置する場合に比べて配管接続工程も簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である液体燃料燃焼装置の概略構成図
【図2】給油タンクの一部を断面で示す正面図
【図3】同じく接続手段を示す断面図
【図4】吸い上げ管下端部の固定構造を示す断面図
【図5】給油タンクの圧力弁付給油キャップの断面図
【図6】電磁ポンプと電磁弁が一体化された状態を示す断面図
【図7】第2の実施形態である液体燃料燃焼装置の概略構成図
【図8】第3の実施形態である液体燃料燃焼装置の概略構成図
【図9】第4の実施形態である液体燃料燃焼装置の概略構成図
【図10】同じく送油ジョイント受けの断面図
【図11】同じく空気弁の構造断面図
【図12】第5の実施形態である液体燃料燃焼装置の概略構成図
【図13】従来の石油ファンヒータの一部省略正面断面図
【図14】同じく石油ファンヒータの概略的な側面断面図
【図15】同じく給油タンクと受け具との要部断面図
【符号の説明】
1 液体燃料燃焼装置
2 気化部
3 バーナ
4 燃焼部
6 給油タンク
7 送油ポンプ(電磁ポンプ)
9 接続手段
9a 送油ジョイント
9b 送油ジョイント受け
16 送風機
26 給油口
24 圧力弁付き給油キャップ
28 衝撃防止用保護カバー
31 吸い上げ管
44 吸込口
71 タンクガイド
80 電磁弁(遮断弁)
110 空気弁(遮断弁)

Claims (5)

  1. 装置本体内に取外し自在に装着される給油タンクと、燃料を加熱して気化させる気化部と気化した燃料ガスを燃焼させるバーナとが一体化した燃焼部と、給油タンクの燃料を気化部に送る送油ポンプとを備え、前記給油タンクを装置本体に装着したときに、前記燃焼部に至る送油経路に接続する接続手段が設けられ給油タンクの燃料を直接燃焼部に送油するようにした液体燃料燃焼装置であって、
    前記給油タンクから燃焼部に至る送油経路に燃料の供給を遮断するために、送油経路に空気を取り入れる空気弁が設けられたことを特徴とする液体燃料燃焼装置。
  2. 前記空気弁が接続手段の燃焼部側の送油ジョイント受けに配置されたことを特徴とする請求項1に記載の液体燃料燃焼装置。
  3. 前記空気弁が給油タンクの燃料満量液面よりも高い位置に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の液体燃料燃焼装置。
  4. 前記送油ポンプが前記接続手段よりも燃焼部側に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の液体燃料燃焼装置。
  5. 前記送油ポンプが前記接続手段よりも給油タンク側に配置された請求項1に記載の液体燃料燃焼装置。
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