JP3856143B2 - ディスク装置の清掃管理装置 - Google Patents

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本発明は、ピ1クアップを用いる動作が終了した後の期間が予め設定された期間より長くなるときには、ピックアップのクリーニングを促すメッセージを表示装置に表示するディスク装置の清掃管理装置に関するものである。
DVDプレイヤ等のように、光ディスクの再生を行う装置ではピックアップが使用されるが、このピックアップに埃が溜まると、読み取りにおいてエラーが生じる。このため、以下に示す従来技術が提案されている(第1の従来技術とする)。すなわち、この技術においては、スピンドルモータの回転の総数が所定数を超えたときには、ピックアップに埃等が溜まっている可能性が高く、読み取りエラーを発生する恐れがあるとして、ピックアップのクリーニングを促すメッセージを表示するようにしている。また、スピンドルモータの回転の総数が所定数を超えたかどうかの判定を、光ディスクをイジェクトする回数が所定数となるときに行うことも、併せて開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、以下に示す従来技術が提案されている(第2の従来技術とする)。すなわち、この技術においては、以下に示す内容が開示されている。『このタイマー入力部3より入力された設定時間のデータは制御部4を介してメモリ部5に記録されると同時に、制御部4はタイマー6を設定された時間、例えば24時間にセットし作動させる。次に制御部4はメモリ部5とタイマー6との出力信号を比較し、設定された条件に至ると待機用電源7を制御しアクチュエータ2を駆動する。この際アクチュエータ2の駆動終了後、タイマー6は元の設定された条件にリセットされ、繰り返しアクチュエータ2が間歇的に駆動されるようになっている。また、設定された時間にCD−ROMライター1が使用状態にある場合、即ちCD−ROMライター1の作動スイッチがONとなると、制御部4はそれを検出してタイマー6の動作を中止し、スイッチがOFFとなると、タイマー6が設定された条件で再動作するようになっている』(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−76334号公報 特開平5−166215号公報(第0007段落、図1)
しかしながら上記技術を用いる場合にも、以下に示す問題が生じていた。すなわち、読み取りエラーを生じさせるような埃がピックアップに溜まる事態は、装置を動作させているときには発生しにくく、例えば、1月間、等といったような、比較的長い期間において、装置を使わないまま放置した場合に生じやすい。このため、ピックアップのクリーニングを行った後であっても、光ディスクの再生を行うことなく、1月間を超えるような期間に渡って装置を放置した場合、ピックアップに埃が溜まっている可能性が高く、読み取りエラーを招く恐れが高い。しかし、第1の従来技術を用いる場合では、スピンドルモータの回転の総数に基づく判定を行うため、長期間放置した後に再生を行う場合では、ピックアップに埃が溜まっている可能性が高く、読み取りエラーを招く恐れが極めて高いにもかかわらず、クリーニングを促すメッセージが表示されない、という不都合が生じていた。つまり、長い期間に渡って装置を放置した場合では、クリーニングを促すメッセージが表示される前に、ピックアップに埃が溜まったことが原因となる読み取りエラーが発生する、という不都合が生じる。
また、第2の従来技術においては、制御部はメモリ部とタイマーとの出力信号を比較し、設定された条件に至ると待機用電源を制御しアクチュエータを駆動する。すなわち、クリーニングが必要であると判定した時刻において、クリーニングを自動で行う。このような構成を、クリーニングディスクを挿入してピックアップのクリーニングを行う構成に適用しようとすると、ユーザは、クリーニングのタイミングになったかどうかを常に監視する必要がある。しかし、クリーニングのタイミングになったかどうかを常に監視することは、実用上は極めて困難なため、非常に使い勝手の悪いものとなる。
本発明は、上記の問題点を解決するため創案されたものであり、その目的は、長期間に渡って使用することなく放置するときにも、動作状態における読み取りエラーが生じる前であって、ユーザが装置の近傍にいるときに、クリーニングを促すメッセージを表示することのでき、且つ、クリーニングの必要があるかどうかの判定のタイミングを容易に決定することができるとともに不要に判定が行われることを防止することのでき、且つ、クリーニングを促すメッセージが不要に表示されることを防止することのできるディスク装置の清掃管理装置を提供することにある。
また本発明の目的は、ピックアップを用いる動作の開始となるときにピックアップのクリーニングの必要性を判定し、必要であると判定したときにクリーニングを促すメッセージを表示することにより、長期間に渡って使用することなく放置するときにも、動作状態における読み取りエラーが生じる前であって、ユーザが装置の近傍にいるときに、クリーニングを促すメッセージを表示することのできるディスク装置の清掃管理装置を提供することにある。
また上記目的に加え、電源がオンになるときにクリーニングの必要性を判定することによって、クリーニングの必要があるかどうかの判定のタイミングを容易に決定することができるとともに不要に判定が行われることを防止することのできるディスク装置の清掃管理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係るディスク装置の清掃管理装置は、ピックアップを用いる動作が終了した後の期間を示す非動作期間を計時する計時手段と、非動作期間と予め設定された第1の期間とを比較し、比較結果において非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには清掃信号を出力する期間判定手段と、期間判定手段から清掃信号が送出されるとピックアップのクリーニングを促すメッセージを表示装置に表示させるメッセージ表示手段とを備えたディスク再生装置の清掃管理装置に適用している。そして、計時手段は電源がオフになるときにはピックアップを用いる動作が終了したとして非動作期間の計時を開始し、期間判定手段は、再生位置にディスクが無い状態において電源がオンになるときには、非動作期間と第1の期間とを比較するとともに比較結果において非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには清掃信号を送出し、再生位置にディスクがある状態において電源がオンになるときには、非動作期間と予め設定された第2の期間とを比較するとともに比較結果において非動作期間が第2の期間より長いことが示されるときには清掃信号を送出し、第2の期間は第1の期間より長い期間に設定されている。
すなわち、ピックアップを用いる動作の開始となるとき、とは、ピックアップを使用した動作が実行される前である。また、ピックアップを用いる動作が開始されるのは、ユーザからの指示が入力されたときである。つまり、ユーザが装置近傍にいるときで、且つ、ピックアップを使用した動作が開始される前において、ピックアップのクリーニングの必要があるときには、クリーニングを促すメッセージが表示される。また、電源がオンになるタイミングは検出が容易なタイミングであり、電源のオフからオンへの移行動作は実行される回数が比較的少ない動作である。また、使用されることなく放置された期間が、再生位置にディスクが無い場合と同じであるときでも、再生位置にディスクがある場合には、クリーニングを促すメッセージが表示されない可能性が高くなる。
また本発明に係るディスク装置の清掃管理装置は、ピックアップを用いる動作が終了した後の期間を示す非動作期間を計時する計時手段と、非動作期間と予め設定された第1の期間とを比較し、比較結果において非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには清掃信号を出力する期間判定手段と、期間判定手段から清掃信号が送出されるとピックアップのクリーニングを促すメッセージを表示装置に表示させるメッセージ表示手段とを備えたディスク再生装置の清掃管理装置に適用している。そして、期間判定手段はピックアップを用いる動作の開始となるときに非動作期間と第1の期間との比較を行うようになっている。
すなわち、ピックアップを用いる動作の開始となるとき、とは、ピックアップを使用した動作が開始される前である。また、ピックアップを用いる動作が開始されるのは、ユーザからの指示が入力されたときである。つまり、ユーザが装置近傍にいるときで、且つ、ピックアップを使用した動作が開始される前において、ピックアップのクリーニングの必要があるときには、クリーニングを促すメッセージが表示される。
また上記構成に加え、計時手段は電源がオフになるときにはピックアップを用いる動作が終了したとして非動作期間の計時を開始し、期間判定手段は電源がオンになるときにはピックアップを用いる動作の開始であるとして非動作期間と第1の期間との比較を行うようになっている。すなわち、電源がオンになるタイミングは、検出が容易なタイミングである。また、電源のオフからオンへの移行動作は、実行される回数が比較的少ない動作である。
本発明によれば、計時手段は電源がオフになるときにはピックアップを用いる動作が終了したとして非動作期間の計時を開始し、期間判定手段は、再生位置にディスクが無い状態において電源がオンになるときには、非動作期間と第1の期間とを比較するとともに比較結果において非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには清掃信号を送出し、再生位置にディスクがある状態において電源がオンになるときには、非動作期間と予め設定された第2の期間とを比較するとともに比較結果において非動作期間が第2の期間より長いことが示されるときには清掃信号を送出し、第2の期間は第1の期間より長い期間に設定されている。従って、ユーザが装置近傍にいるときで、且つ、ピックアップを使用した動作が開始される前において、クリーニングを促すメッセージが表示される。また、電源がオンになるタイミングは検出が容易なタイミングであり、電源のオフからオンへの移行動作は実行される回数が比較的少ない動作となっている。また、使用されることなく放置された期間が、再生位置にディスクが無い場合と同じであるときでも、再生位置にディスクがある場合には、クリーニングを促すメッセージが表示されない可能性が高くなる。このため、長期間に渡って使用することなく放置するときにも、動作状態における読み取りエラーが生じる前であって、ユーザが装置の近傍にいるときに、クリーニングを促すメッセージを表示することができ、且つ、クリーニングの必要があるかどうかの判定のタイミングを容易に決定することができるとともに不要に判定が行われることを防止することができ、且つ、クリーニングを促すメッセージが不要に表示されることを防止することができる。
また本発明によれば、期間判定手段はピックアップを用いる動作の開始となるときには非動作期間と第1の期間との比較を行うようになっている。このため、ユーザが装置近傍にいるときで、且つ、ピックアップを使用した動作が開始される前において、ピックアップのクリーニングの必要があるときには、クリーニングを促すメッセージが表示されるので、長期間に渡って使用することなく放置するときにも、動作状態における読み取りエラーが生じる前であって、ユーザが装置の近傍にいるときに、クリーニングを促すメッセージを表示することができる。
またさらに、計時手段は電源がオフになるときにはピックアップを用いる動作が終了したとして非動作期間の計時を開始し、期間判定手段は電源がオンになるときにはピックアップを用いる動作の開始であるとして非動作期間と第1の期間との比較を行うようになっている。このため、クリーニングの必要があるかどうかの判定のタイミングを容易に決定することができるとともに不要に判定が行われることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明に係るディスク装置の清掃管理装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図であり、ディスク装置をDVDプレイヤとした場合を示している。
図において、ピックアップ3は、CLVとなるように、スピンドルモータ2によって回転駆動されるDVD(ディスク)1からデータを読み取る。そして、読み取ったデータを示す信号を信号処理手段4に出力する。サーボ制御手段5は、信号処理手段4から出力されるトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号とに基づいて、ピックアップ3のトラッキングとフォーカシングとのサーボ制御を行う。また、信号処理手段4から出力されるクロックに基づいて、スピンドルモータ2の回転速度を制御する。
信号処理手段4は、ピックアップ3より出力される信号から、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号とを生成してサーボ制御手段5に出力する。また、ピックアップ3より出力される信号からクロックを生成してサーボ制御手段5に出力する。また、生成したクロックを用いて、ピックアップ3より出力される信号からデジタルデータを取り出す。そして後、取り出したデータを符号化前のデータに復調する。次いで、復調されたデータのエラー訂正を行って、デコード手段6に出力する。
デコード手段6は、信号処理手段4から出力されるデータのうち、映像信号を示すデータについては、MPEG2方式で伸長した後、アナログ映像信号に変換してテレビ受像機18に出力する。また、信号処理手段4から出力されるデータのうち、音声信号を示すデータについては、図示されない音声信号デコーダを用いて伸長した後、アナログ音声信号に変換してテレビ受像機18に出力する。また、オンスクリーンディスプレイ回路(以下では、OSD回路と称する)13を用いて、必要となる文字等の情報(ピックアップ3のクリーニングを促すメッセージ等)を示す信号を映像信号に重畳する。
入力手段9は、装置本体の前面パネルに設けられた複数のキースイッチ(図示を省略)や、リモートコントローラ10から送信される赤外線信号を受光する受光ユニット(図示を省略)等を備えており、ユーザからの指示が入力される。そして、入力されたユーザからの指示をマイクロコンピュータ8に送出する。計時手段11は、計時の基準となるクロックを生成する水晶発振子16を備えたタイマ回路となっていて、マイクロコンピュータ8からの指示に従い、電源がオフになったときからの経過時間を示す非動作期間を計時する。
電源部7は、電源がオンとなるときには、商用電源21から、信号処理手段4、サーボ制御手段5、デコード手段6、マイクロコンピュータ8、入力手段9、および、計時手段11に動作電源を供給する。また、電源がオフ(商用電源21の供給状態における電源オフ)となるときには、マイクロコンピュータ8、入力手段9、および、計時手段11に動作電源を供給する(動作電源の供給のための経路については図示が省略されている)。
マイクロコンピュータ8は、DVD再生装置としての主要動作を制御するブロックとなっている。このため、信号処理手段4の動作とデコード手段6の動作とを制御する。また、マイクロコンピュータ8は、その機能の一部を用いて、期間判定手段14、および、メッセージ表示手段15を構成する。
期間判定手段14は、電源がオンになったときには、ピックアップ3を用いる動作の開始であると見なし、再生位置にDVD1があるかどうかを調べる。そして、再生位置にDVD1が無いときには、計時手段11により計時された非動作期間と、予め設定された第1の期間(例えば、1月間、等)とを比較する。そして、比較結果において、非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには、メッセージ表示手段15に清掃信号を送出する。
一方、電源がオンになったとき、再生位置にDVD1がある場合には、非動作期間と予め設定された第2の期間(例えば、2月間、等)とを比較する。そして、比較結果において、非動作期間が第2の期間より長いことが示されるときには、メッセージ表示手段15に清掃信号を送出する。なお、非動作期間と第1の期間との比較、あるいは、非動作期間と第2の期間との比較を行ったときには、計時手段が計時している非動作期間の値を、初期値である値0に戻す。
メッセージ表示手段15は、期間判定手段14において、非動作期間と第1の期間、あるいは、非動作期間と第2の期間とが比較され、期間判定手段14から清掃信号が送出されるときには、OSD回路13を制御することによって、ピックアップ3のクリーニングを促すメッセージをテレビ受像機(請求項記載の表示装置)18に表示する。
図2は、実施形態の主要動作を示すフローチャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
DVD1の再生を終了したため、リモートコントローラ10に電源オフの指示を入力すると、マイクロコンピュータ8は、計時手段11に非動作期間の計時を開始させる(ステップS1,S2)。そして後、電源部7の動作を制御することによって、信号処理手段4、サーボ制御手段5、および、デコード手段6への動作電源の供給を停止させる。すなわち、商用電源21が供給された状態における電源オフの状態に移行する(ステップS3)。
電源がオフになった後には、マイクロコンピュータ8は、入力手段9に設けられた電源キー、あるいは、リモートコントローラ10に設けられた電源キーが操作されたかどうかを調べるループ動作を実行する(ステップS4)。そして、電源キーが操作されたことを検出したときには、電源部7の動作を制御することによって、信号処理手段4、サーボ制御手段5、デコード手段6に動作電源の供給を開始させ、動作状態に移行する。そして、動作状態に移行したときには、計時手段11において計時されており、2進数として示されていた非動作期間を、月、日、時間により示される非動作期間として算出する(ステップS5)。
次いで、期間判定手段14は、信号処理手段4より読み取ったステータス情報に基づき、再生位置にDVD1があったかどうかを調べる。そして、再生位置にDVD1が無いことが判明したときには、算出した非動作期間と第1の期間との比較を行う(ステップS6,S7)。そして、非動作期間が、例えば、7日間、等を示す場合には、非動作期間は第1の期間より短いので、動作を、ステップS8からステップS10に移行する。つまり、ピックアップ3のクリーニングを促すメッセージを表示することなく、計時手段11が計時する非動作期間の値を、初期値である値0に戻す。
一方、DVD1の再生が行われることのない状態が長期に渡って続いたため、非動作期間が、例えば、40日間、等を示す場合、非動作期間が第1の期間より長くなるので、動作はステップS8からステップS9に移行する。このため、期間判定手段14はメッセージ表示手段15に清掃信号を出力する。その結果、メッセージ表示手段15は、OSD回路13を制御することによって、テレビ受像機18に、ピックアップ3のクリーニングを促すメッセージを、例えば、10秒間において表示する。そして後、計時手段11が計時する非動作期間の値を初期値である値0に戻す(ステップS10)。
なお、このとき、テレビ受像機18に表示されるメッセージには、例えば、『ピックアップに埃が溜まっている恐れがあります。クリーニングディスクを用いてピックアップの清掃を行って下さい』、等が用いられる。
また、電源がオンになった後に、再生位置にDVD1があるかどうかを調べたとき、再生位置にDVD1があることが判明したときには、期間判定手段14は、算出した非動作期間と第2の期間(例えば、2月間)とを比較する(ステップS6,S11)。そして、非動作期間が、例えば、40日、等を示す場合には、非動作期間は第2の期間より短いので、動作を、ステップS12からステップS10に移行する。つまり、ピックアップ3のクリーニングを促すメッセージを表示することなく、計時手段11が計時する非動作期間の値を初期値である値0に戻す。
一方、DVD1の再生が行われることなく放置された状態が長期間続いたため、非動作期間が、例えば、70日間、等を示す場合、非動作期間は第2の期間より長くなるので、動作はステップS12からステップS9に移行する。このため、期間判定手段14はメッセージ表示手段15に清掃信号を出力する。その結果、メッセージ表示手段15は、OSD回路13を制御することによって、テレビ受像機18に、ピックアップ3のクリーニングを促すメッセージを10秒間表示する。そして後、計時手段11が計時する非動作期間の値を初期値である値0に戻す(ステップS10)。
なお、第2の期間を第1の期間より長い期間としているのは、再生位置にDVD1があると、ピックアップ3がDVD1によって上部側を覆われる状態になる。このため、再生位置にDVD1が無い場合に比べると、ピックアップ3に埃が溜まりにくくなって、ピックアップ3を使用しない期間が比較的長く続くときにも、ピックアップ3のクリーニングの必要がないからである。
すなわち、使用されることなく放置された期間が、再生位置にDVD1が無い場合と同じであるときでも、再生位置にDVD1がある場合には、クリーニングを促すメッセージが表示されない可能性が高くなる。つまり、ピックアップ3に埃が溜まっている可能性が低いにもかかわらず、クリーニングを促すメッセージが不要に表示されるという事態の発生が防止されることになる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、ディスク装置については、DVDプレイヤに限定されず、その他の任意のディスク(光ディスクや光磁気ディスク)に記録された信号を再生する装置、あるいは、任意の種類のディスクに記録された信号の再生と、前記ディスクへの信号の記録とを可能にする装置の場合にも、同様に適用することができる。
また、第1の期間および第2の期間については、第2の期間を第1の期間より長くする場合では、その他の任意の期間(例えば、第1の期間を20日、第2の期間を40日、等)とすることができる。
本発明に係るディスク装置の清掃管理装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図である。 実施形態の主要動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 DVD(ディスク)
3 ピックアップ
11 計時手段
14 期間判定手段
15 メッセージ表示手段
18 テレビ受像機(表示装置)
S2 計時手段を構成するステップ
S6,S7,S11 期間判定手段を構成するステップ
S9 メッセージ表示手段を構成するステップ

Claims (3)

  1. ピックアップを用いる動作が終了した後の期間を示す非動作期間を計時する計時手段と、
    非動作期間と予め設定された第1の期間とを比較し、比較結果において非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには清掃信号を出力する期間判定手段と、
    期間判定手段から清掃信号が送出されるとピックアップのクリーニングを促すメッセージを表示装置に表示させるメッセージ表示手段とを備えたディスク再生装置の清掃管理装置において、
    計時手段は電源がオフになるときにはピックアップを用いる動作が終了したとして非動作期間の計時を開始し、
    期間判定手段は、再生位置にディスクが無い状態において電源がオンになるときには、非動作期間と第1の期間とを比較するとともに比較結果において非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには清掃信号を送出し、再生位置にディスクがある状態において電源がオンになるときには、非動作期間と予め設定された第2の期間とを比較するとともに比較結果において非動作期間が第2の期間より長いことが示されるときには清掃信号を送出し、
    第2の期間は第1の期間より長い期間に設定されていることを特徴とするディスク装置の清掃管理装置。
  2. ピックアップを用いる動作が終了した後の期間を示す非動作期間を計時する計時手段と、
    非動作期間と予め設定された第1の期間とを比較し、比較結果において非動作期間が第1の期間より長いことが示されるときには清掃信号を出力する期間判定手段と、
    期間判定手段から清掃信号が送出されるとピックアップのクリーニングを促すメッセージを表示装置に表示させるメッセージ表示手段とを備えたディスク再生装置の清掃管理装置において、
    期間判定手段はピックアップを用いる動作の開始となるときに非動作期間と第1の期間との比較を行うことを特徴とするディスク装置の清掃管理装置。
  3. 計時手段は電源がオフになるときにはピックアップを用いる動作が終了したとして非動作期間の計時を開始し、
    期間判定手段は電源がオンになるときにはピックアップを用いる動作の開始であるとして非動作期間と第1の期間との比較を行うことを特徴とする請求項2記載のディスク装置の清掃管理装置。
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