JP2001229657A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2001229657A
JP2001229657A JP2000036692A JP2000036692A JP2001229657A JP 2001229657 A JP2001229657 A JP 2001229657A JP 2000036692 A JP2000036692 A JP 2000036692A JP 2000036692 A JP2000036692 A JP 2000036692A JP 2001229657 A JP2001229657 A JP 2001229657A
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disk
pickup
playback
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JP2000036692A
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Hiroshi Obata
宏 小畠
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク再生を中断した場合、中断位置を記憶
し、再生を再開するとき、自動的に前記中断位置よりも
更に戻った位置から再生を行うようにする。 【解決手段】ピックアップ13はディスク11上の記録
データを読取り、高周波増幅器15、再生処理部16、
信号処理回路17などはピックアップ出力信号を復号し
再生処理する。システムコントローラ25は再生位置を
認識している。送りモータ制御回路20はピックアップ
の位置を制御する。再生中断位置及び固有データ記憶判
定回路31は再生が中断されたとき再生位置情報を再生
中断位置情報として記憶する。システムコントローラ2
5、タイマ回路33、再生開始位置制御回路32は再生
が再開されたとき再生中断位置よりも戻った位置から再
生開始させるが、戻り量を前記中断した時間長に応じて
可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンパクトディ
スク(CD)やデジタルビデオディスク(DVD)など
のようなマルチメディア光ディスクの映像及び音声信号
を再生するディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声等のデータを記録した
光ディスクを再生する動画対応の光ディスク再生装置が
開発され、例えばLDや、ビデオCDなどの様に、映画
ソフトやカラオケ等の目的で一般に普及している。その
中で、現在、国際規格化したMPEG2(Moving Image
Coding Expert Group)方式を使用し、AC3オーディ
オ圧縮方式を採用したDVD規格が提案された。
【0003】この規格は、MPEG2システムレイヤに
従って、動画圧縮方式にMPEG2、音声にAC3オー
ディオ、MPEGオーディオをサポートし、さらに、字
幕用としてビットマップデータをランレングス圧縮した
副映像データ、早送り巻き戻しなどの特殊再生用コント
ロールデータ(ナビパック)を追加して構成されてい
る。また、この規格では、コンピュータでデータを読む
ことが出来るように、ISO9660とマイクロUDF
をサポートしている。さらにこのDVDでは記憶容量が
増大し、長時間の映画の収録も可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクの再生中に
一時停止あるいは停止し、しばらくして同一ディスクの
再生を行おうとした場合、一時停止した時間によって
は、再度その中断位置から再生開始時を行った場合、違
和感があることが多い。そこで、中断した位置ではな
く、最初から再生を行うとすると、中断した位置に到達
するまでに必要以上に時間がかかる。また、中断した箇
所まで早送りを行うこともあるが、手動操作によるため
に操作が面倒である。
【0005】そこでこの発明は、ディスク再生を中断し
た場合、中断位置を記憶し、再生を再開するときは、自
動的に前記中断位置よりも更に戻った位置から再生を行
い、中断位置以前までのコンテンツの内容を視聴者が容
易に思い出せるようにしたディスク再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0007】図1はこの発明の一実施の形態である。光
ディスク11は、ディスクモータ12により回転駆動さ
れる。光ディスク11の情報記録面には、光ピックアッ
プ13のレーザビームが照射される。光ピックアップ1
3は、図示していないがフォーカス制御機構、トラッキ
ング制御機構、ディスクの半径方向へ移動するための送
りモータ機構を付随している。
【0008】ピックアップ13はディスクの記録面から
反射してきた光を光電変換し、その変換出力は、フォー
カス及びトラッキング制御回路14、高周波増幅器15
に入力される。高周波増幅器15の波形等価出力は、再
生処理部16に入力される。この再生処理部16にはレ
ベルスライス回路、PLL回路が含まれる。再生処理部
16から得られた再生データは、信号処理回路17に入
力される。この信号処理回路17では、PLLクロック
を用いて再生データからDVD同期信号を検し、データ
分離、16ビットの信号から8ビットの信号への復調
(8−16復調)、例えばDVD物理フォーマットに応
じた訂正処理などを行い、マルチメディア映像フォーマ
ットに規定された映像データと音声データを出力する。
【0009】映像データは、映像データ組み立て処理が
成された後、ビデオ出力回路18に出力される。また音
声データは、音声データ組み立て処理が成された後、オ
ーディオ出力回路19に出力される。
【0010】ビデオ出力回路18は、DVD信号処理回
路17から入力したデジタル映像データをテレビなどに
用いられる信号形式に変化しビデオ信号として出力す
る。またオーディオ出力回路19は、DVD信号処理回
路17から入力したデジタル音声データをアナログ音声
信号に変換しローパスフィルタを通して出力する。
【0011】フォーカス及びトラッキング制御回路14
は、光ピックアップ13からの信号を用いて、フォーカ
スエラー信号、トラッキングエラー信号を作成しこれら
のエラー信号をそれぞれ光ピックアップ13のフォーカ
ス駆動部のフォーカスコイル、トラッキング駆動部のト
ラッキングコイルに与える。これにより、光ピックアッ
プ13の出力レーザビームが光ディスク11の情報記録
トラックに追従する。
【0012】送りモータ制御回路20は、送りモータ2
1をドライブし、光ピックアップ13のディスクに対す
る位置を制御する。また、ディスクモータ制御回路22
は、DVD同期信号よりディスクモータ12の速度、位
相誤差を検出しディスクモータ制御信号を生成し、増幅
し実際の駆動信号をディスクモータ12に供給し、ディ
スクの回転速度を制御している。クロック発生回路23
は、クロックを発生し、各回路に必要なタイミングのク
ロックを供給している。またディスクローディングモー
タ24は、DVDを装置に装填したり装置から取り出し
たりする際にローディング機構を駆動する駆動源であ
る。ローディング機構は、ディスクを所定の回転位置へ
装填したり、またこの回転位置から搬送して装置の外部
へ露出させ取り出せる姿勢にしたりするための機構であ
る。
【0013】システムコントローラ25は、ディスクの
再生を指示するキー入力の認識、各種サーボ制御、サー
チ制御、信号処理制御のオン/オフ、及び開始/終了な
どの動作選択や命令の発行、ステータスの読み込み解析
などDVD再生システム全体の動作制御を行う。
【0014】また一般にディスクには、論理アドレスが
付されており、ディスクの管理情報は、論理アドレスに
基づいて情報読み取り位置を制御するようになってい
る。したがって、再生装置は常にディスク再生中は、デ
ィスク上の論理アドレスを認識しながらデータ読取り再
生を行っている。
【0015】この発明の装置には、再生中断位置及び固
有データ記憶判定回路31が設けられている。この回路
31は、初期状態(電源オン及びディスク交換時)にお
いて、DVD信号処理回路17から入力したディスク固
有の情報を、再生中断ディスクのリストと比較する。
【0016】ディスク固有の情報が再生中断ディスクの
リストと一致しない場合には、ディスク固有の情報を再
生中断ディスクのリストに加え、格納し、対応する再生
中断位置レジスタにアドレス0時間0分0秒0フレーム
を設定し、再生開始位置制御回路32に供給する。
【0017】逆にディスク固有の情報が再生中断ディス
クのリストと一致した場合には、再生中断ディスクのリ
ストから再生中断アドレスを読み出し、再生中断位置レ
ジスタにそのアドレスを設定し再生開始位置制御回路3
2に供給する。同時にディスク一致ステータスをシステ
ムコントローラ25に与え、ディスク一致パルスをタイ
マ回路33に与える。
【0018】再生中断コマンドが発生した場合には、コ
マンド発生時のディスクのアドレスを再生中断ディスク
のリストと、再生中断位置レジスタに格納する。格納し
た再生中断位置レジスタのアドレスは、再生開始位置制
御回路32に供給する。再生中断無しにディスクの終わ
りまで再生が完了した場合には、リストからディスク固
有の情報とディスクの再生中断位置を示すアドレスデー
タを削除する。
【0019】タイマ回路33は、システムコントローラ
25から入力する再生中断コマンドが発生した時点を基
準に計測を開始し、タイマの最大値に到達するか再生中
断コマンドが終了した(=再生開始時)時点で、計測を
終了しその値を保持する。計測値は、随時その値を再生
開始位置制御回路32に供給される。
【0020】また再生中断位置及び固有データ記憶判定
回路31から入力するディスク一致パルスが発生した場
合には、タイマ回路33の計測値を強制的にセットして
その値を再生開始位置制御回路32に供給する。
【0021】再生開始位置制御回路32は、タイマ回路
33から入力した計測値をデコードし、その値を再生中
断位置及び固有データ記憶判定回路31から入力した再
生中断アドレスから減算する。減算した値が再生開始ア
ドレスでありシステムコントローラ25に随時出力され
る。減算値がディスクの記録領域を超えている場合は記
録領域の先頭、即ち0時間0分0秒0フレームを減算し
た値としてシステムコントローラ25に供給する。
【0022】システムコントローラ25は、初期状態に
おいて再生中断位置及び固有データ記憶判定回路31か
ら入力するディスク一致ステータスを認識し、再生開始
位置制御回路32から入力する再生開始アドレスを読み
込み、指定位置をサーチする。通常は、再生を中断する
要因が発生した時点で再生中断コマンドを発生して再び
再生を開始する時点で再生中断コマンドを終了する。再
生中断コマンドを終了する時点で再生開始位置制御回路
32から入力する再生開始アドレスを読み込み指定位置
をサーチして再生を開始する。
【0023】図2には、再生再開位置補正手段を構成す
る再生中断位置及び固有データ記憶判定回路31、タイ
マ回路33、再生開始位置制御回路32、システムコン
トローラ25を含む一連の動作例を説明するためのフロ
ーチャートである。再生が中断してから再生開始が行わ
れるまでのアルゴリズムを示している。
【0024】ディスクが装填され、動作がスタートする
と、再生開始アドレスが0時間0分0秒0フレームにセ
ットされ、タイマ回路33がリセットされ、再生中断フ
ラグもリセットされる(S1,S2)。また装填された
ディスクの固有の情報を、回路31の記憶部に記憶す
る。次に、ディスクの固有のデータが、再生中断ディス
クのリストと一致しているかどうかを判定する(S
3)。
【0025】一致しない場合には、再生中断のコマンド
が入力されているかどうかの判定をおこなう(S4)。
再生中断コマンドが無い場合には再生中断フラグがセッ
トされているかどうかを判定する(S5)。再生中断フ
ラグがセットされていないときは、通常の再生を行い
(S6),ディスクの終了位置まで再生したら停止する
(S7、S8)。
【0026】上記S4,S5,S6,S7のルーチンが
通常連続再生される場合のルーチンである。
【0027】(S10)(この場合はステップS9にセ
ットした直後)、ステップS11にてタイマ値(中断時
間)が5分以上になっているかどうか判定する。
【0028】再生の途中において、再生中断コマンドが
発生される場合がある。このときのコマンドはステップ
S4にて判定される。
【0029】再生中断コマンドが発せられると、再生中
断フラグがセットされているかどうか判定される(ステ
ップS10)。いま再生中断フラグが発生されていない
とすると、再生中断アドレスをメモリに格納し、再生中
断フラグをセットし、タイマをリセットし次にスタート
させる(中断時間の計測が始まる)(S18)。
【0030】ステップS11にてタイマ値(中断時間)
が5分以上になったかどうか判定する。5分以上経過し
ていない場合には、再生開始位置を中断位置から2秒分
戻った位置に設定して(ステップS12)、ステップS
4に戻る。中断時間が5分以上経過した場合は、タイマ
が30分経過したかどうかを判定(S13)する。
【0031】30分以上経過していない場合には、再生
開始アドレスを中断アドレスから5秒分戻った位置に設
定して(ステップS14)、ステップS4に戻る。中断
時間が30分以上経過している場合は、タイマが2時間
経過しているどうかを判定し(S15)する。2時間以
上経過していない場合には、再生開始アドレスを中断ア
ドレスから10秒分戻った位置に設定して(ステップS
14)、ステップS4に戻る。中断時間が2時間以上経
過した場合は、タイマが停止しているどうかを判定(S
16)する。
【0032】タイマが停止していない場合には、再生開
始アドレスを中断アドレスから1分戻った位置に設定し
て(ステップS17)、ステップS4に戻る。タイマが
停止していた場合は、ステップS4に戻る。
【0033】上記のように中断時間が長引くにつれて、
次の再生再開時に再生が開始されるアドレスが、中断ア
ドレスよりもさらに戻った位置に設定される。
【0034】再生中断コマンドが解除される場合がある
(再生を再開)。
【0035】この場合は、ステップS5に移行する。こ
の場合、再生中断フラグがセットされている(S5),
再生開始アドレスがディスクの先頭アドレスより小さい
かどうかの判定が行われる(S19)。再生開始アドレ
ス(今まで保持していた再生中断アドレスに中断時間を
加味したアドレス)をセットし、再生中断フラグをリセ
ットし、再生中断アドレスをクリアし、セットした再生
開始アドレス(このアドレスはステップS12,S1
4,S16,S17などで記憶されたものである)から
再生を実行する。ステップS19において、再生開始ア
ドレスがディスク先頭より小さい場合には、再生開始ア
ドレスは0時間0分0秒0フレームが設定される(S2
0)。
【0036】ステップS3において、取り込んだ情報が
再生中断ディスクのリストと一致した場合には、今、装
填したディスクは再生の途中で中断し装置から一旦取り
出されたものであることが判明する。
【0037】この場合は、当該ディスクに対応する再生
中断アドレスをセット、再生中断フラグをセット、タイ
マ最大値をセット処理し(S9)する。すると、再生中
断フラグがセットされており、タイマ値が最大値である
から、S10、S11,S13,S15,S16、S1
7を通り、S4,S5,S6の処理系統に移行する。つ
まり、再生中断アドレスから1分分戻った位置から再生
が開始される。
【0038】図3には、上記したステップS11,S1
3,S15,S16にて判定されたタイマ値と、戻り量
(時間計測値をデコードした値)との関係をテーブルで
示している。この情報は、例えば再生開始位置制御回路
32のメモリに格納されていてもよい。
【0039】この発明は上記の実施の形態に限定される
ものではない。
【0040】図4にはこの発明のさらに他の実施の形態
を示している。図4において、図1の実施の形態と同一
部分には同一符号を付している。異なる部分はタイマ回
路33がリミッタ可変タイマ回路33aに変更され、再
生開始位置制御回路32がデコード値可変再生開始位置
制御回路32aに変更された点である。
【0041】リミッタ可変タイマ回路33aはシステム
コントローラ25からのコマンドにより数種類のタイマ
リミッタ値(最大計測値)から使用するリミッタ値を選
択し、設定することができる。リミッタ値としては、例
えば1時間、2時間、3時間がある。図5にはその例を
示している。タイマ回路33aは,リミッタ値として1
時間が設定された場合は、中断時間Tが1時間以内であ
れば計測を行うが、1時間以上になれば計測停止する。
またリミッタ値として2時間が設定された場合は、中断
時間Tが2時間以内であれば計測を行うが、2時間以上
になれば計測停止する。同様に、リミッタ値として3時
間が設定された場合は、中断時間Tが3時間以内であれ
ば計測を行うが、3時間以上になれば計測停止する。
【0042】計測は、システムコントローラ25から再
生中断コマンドが発生した時点を基準に計測を開始し、
設定したタイマ値の最大値に到達するか再生中断コマン
ドが終了(解除:再生の再開)時点で計測を終了し、そ
の値を保持する。計測値は随時、再生開始位置制御回路
32aに送られる。また、再生中断位置及び固有データ
記憶判定回路31からディスク一致パルスが発生した場
合は、タイマの計測値は強制的に最大値にセットしその
値を再生開始位置制御回路32aに与えるようにしてい
る(図2のS9参照)。
【0043】デコード値可変再生開始位置制御回路32
aは、システムコントローラ25からのコマンドによ
り、数種類のデコードテーブルの中から使用するデコー
ドテーブルを選択して設定する。このテーブルとして
は、例えば図6に示すように、テーブル1、2、3、指
定値がある。このデコード値は、タイマ値に応じて戻り
量を設定する値である。例えばテーブル1の場合は、中
断時間が5分以内であれば、1秒分の戻り量を設定す
る。中断時間Tが5分T<30分であれば、3秒分の
戻り量を設定する。中断時間Tが30分T<1Hであ
れば、5秒分の戻り量を設定する。中断時間Tが1H
T<2Hであれば、10秒分の戻り量を設定する。中断
時間Tが2HT<3Hであれば、20秒分の戻り量を設
定する。中断時間TがT3Hであれば、30秒分の戻
り量を設定する。
【0044】テーブル2の場合は、中断時間が5分以内
であれば、2秒分の戻り量を設定する。中断時間Tが5
T<30分であれば、5秒分の戻り量を設定する。
中断時間Tが30分T<1Hであれば、10秒分の戻
り量を設定する。中断時間Tが1HT<2Hであれば、
30秒分の戻り量を設定する。中断時間Tが2HT<
3Hであれば、1分の戻り量を設定する。中断時間Tが
3Hであれば、2分の戻り量を設定する。このよう
にテーブル毎に異なる戻り量が設定されており、視聴者
の希望に応じてテーブルを選択することができる。
【0045】上記の中断後の再生再開時の再生開始アド
レスは、再生中断アドレスからテーブルに設定されてい
るデコード値に基づくアドレス値を引き算することによ
り得られる。再生再開時の再生開始アドレスは、随時シ
ステムコントローラ25に送られる。システムコントロ
ーラ25は、送りモータ制御回路20を介して送りモー
タ21を制御し、ピックアップ13のディスクに対する
データ読取り位置を制御する。
【0046】ところで上記引き算により再生開始アドレ
スがディスクの記録領域を超えるよな値となった場合に
は、記録領域の先頭、即ち0時間0分0秒0フレームを
減算結果としてシステムコントローラ25に与える。ま
たタイマ回路33aから入力した計測値が、特定の値、
つまりデコード値が5分、30分、1時間、2時間、3
時間などの値になったときには、割り込み信号を発生し
てシステムコントローラ25にその値を与える。これに
よりシステムコントローラ25は、中断経過時間を判定
するためのタイミングを得ることができる。
【0047】システムコントローラ25は一旦再生を開
始した後、再生が中断された場合は、再生開始位置制御
回路32aから入力する割り込み信号を認識して再生開
始アドレスを読み込み、指定位置をサーチする。他の動
作は、図1の説明と同様であり、初期状態における再生
開始アドレス読み込み、指定位置サーチ動作及びキー入
力の認識、各種サーボ制御、サーチ制御、信号処理制御
のオン/オフ、開始/終了などの動作選択や命令の発
行、ステータスの読み込み解析など、システム全体を制
御する。
【0048】上記したようにタイマ回路のリミッタ値
(最大値計測値)とデコードテーブルを数種類持ち各々
を可変とすることで、個人の感性に合せて戻り量を選択
することが可能となる。これにより、再生を中断した
後、再生を再開したときに、適切な戻り量が個人により
異なる場合でも、上記の実施の形態によると、各人に適
応適に対応することが可能となる。勿論、戻り量が不要
な人は、次の再生時には再生中断位置から再生が開始さ
れるように設定してもよい。
【0049】またでコード値が特定の指定値に達する度
に割り込み信号を発生し、随時再生開始アドレスを読み
込み指定位置をサーチする機能を持たせている。これに
より、ユーザが再生開始を意図した時点で既に再生開始
アドレスからの再生が可能な状態となっているのでタイ
ムロス無しで再生開始が可能となる。
【0050】尚この発明は上記の実施の形態に限らず、
再生が中断した後、再生が再開された場合、通常再生に
移行するまでの形態としては各種の実施の形態が可能で
ある。例えば、中断した時間長に応じて戻り量が設定さ
れるが、戻った位置から再生中断位置までのデータをど
のように再生するかは、各種の実施の形態が可能であ
る。例えば戻った位置から中断した位置までの映像情報
をコマ送りの如く再生してもよい。また、戻り量を多く
して高速再生で中断位置までを再生するようにしてもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると、
映像/音声再生中に再生中断を行った場合、再生中断ア
ドレスを記憶し、再生中断時間のタイマ計測、タイマ計
測値をデコードし再生中断位置から減算して再生中断時
間に応じた戻り量を設定している。この結果、再生を再
開したときに、違和感なく中断時のストーリーを思い出
すことができ、使い勝手を向上できる。また、ユーザの
個人差に対応するために、タイマのリミッタ値(最大計
測値)とデコードテーブルを数種類持ち、各々を選択的
に利用できるようにしている。この結果、個人の感性に
合せた戻り量を設定できるために、再生再開時には個人
差があっても違和感なく再生内容に導入されることがで
きる。またデコード値が特定の指定値に達する度に割り
込み信号を発生し、随時再生開始アドレスを読み込み、
指定位置をサーチする機能を持たせている。これにより
再生開始の待ち時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す図。
【図2】この発明の装置の動作例を説明するために示し
たフローチャート。
【図3】この発明の装置で用いられるデコードテーブル
の例を示す図。
【図4】この発明の他の実施の形態を示す図。
【図5】この発明の装置で用いられるタイマ回路のリミ
ッタ値の例を示す図。
【図6】この発明の装置で用いられるデコードテーブル
の他の例を示す図。
【符号の説明】
11…光ディスク、12…ディスクモータ、13…光ピ
ックアップ、14…フォーカス及びトラッキング制御回
路、15…高周波増幅器、16…再生処理部、17…信
号処理部、18…オーディオ出力回路、19…ビデオ出
力回路、20…送りモータ制御回路、21…送りモー
タ、22…ディスクモータ制御回路、23…クロック再
生回路、24…ディスクローディングモータ、25…シ
ステムコントローラ、31…再生中断及び固有データ記
憶判定回路、32…再生開始位置制御回路、33…タイ
マ回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上に記録されたデータを読み取
    るピックアップと、 前記ピックアップから得られた信号を復号し再生処理す
    る再生手段と、 前記ディスクに対する前記ピックアップの再生位置を、
    前記再生手段の再生管理情報から検出する再生位置検出
    手段と、 前記ディスクに対する前記ピックアップの移動位置を制
    御する移動位置制御手段と、 前記ディスクの再生が行われている状態から再生が中断
    されたとき、前記再生位置検出手段で検出されている再
    生位置情報を再生中断位置情報として記憶する再生中断
    位置記憶手段と、 前記ディスクの再生が上記中断の後再開されたとき、前
    記移動位置制御手段を通じて前記ピックアップを移動さ
    せて前記再生中断位置よりも戻った位置の再生再開位置
    から再生を開始させ、且つ、戻り量を、前記中断した時
    間長に応じて可変する再生再開位置補正手段とを具備し
    たことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 ディスク上に記録されたデータを読み
    取るピックアップと、 前記ピックアップから得られた信号を復号し再生処理す
    る再生手段と、 前記ディスクに対する前記ピックアップの再生位置を、
    前記再生手段で再生された再生管理情報から検出する再
    生位置検出手段と、 前記ディスクに対する前記ピックアップの移動位置を制
    御する移動位置制御手段と、 操作信号を入力するための操作入力手段と、 前記ディスクの再生が行われている状態から、前記操作
    入力手段により再生が中断されたとき、前記再生位置検
    出手段で検出されている再生位置情報を再生中断位置情
    報として記憶する再生中断位置記憶手段と、 前記再生が中断された時点から次に再生が開始されるま
    での間の時間を計測する時間計測手段と、 前記ディスクの再生が上記中断の後再開されたとき、前
    記移動位置制御手段を通じて前記ピックアップを移動さ
    せて前記再生中断位置よりも戻った位置の再生再開位置
    から再生を開始させ、且つ、戻り量を、前記時間計測手
    段で計測された中断時間長に応じてデコードされた値に
    可変する再生再開位置補正手段とを具備したことを特徴
    とするディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 前記再生再開位置補正手段は、 前記戻り量を、前記時間計測手段で計測された中断時間
    長に応じてデコードされた値に可変するためのテーブル
    を複数種類用意しており、いずれのテーブルを使用する
    かは、前記操作入力手段を介してユーザが選択している
    ことを特徴とする請求項2記載のディスクドライブ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記再生開始位置補正手段は、 前記戻り量が、前記ディスクの領域の外になる程度であ
    るときは、前記ディスクの記録領域の先頭から再生を開
    始するように再生開始位置を設定することを特徴とする
    請求項1または2記載のディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 前記再生中断位置記憶手段は、さらに再
    生が中断されたディスクの判別を行うための中断ディス
    ク情報も記憶する機能を有し、 前記再生開始位置補正手段は、装置に装填されたディス
    クが前記中断ディスク情報のリストに存在するかどうか
    を判断する手段を有し、前記リストに存在した場合に
    は、当該ディスクの再生中断位置情報を用いてその再生
    位置を設定する場合、前記戻り量は、予め設定されてい
    る最大値に設定することを特徴とする請求項1または2
    記載のディスクドライブ装置。
  6. 【請求項6】 前記戻り量の最大値を任意に可変する手
    段をさらに有したことを特徴とする請求項1または2記
    載のディスクドライブ装置。
  7. 【請求項7】 前記再生中断中において前記時間計測手
    段より得た計測値をデコードしたデコード値(戻り量)
    が特定の指定値を超える度に割り込み信号を発生する手
    段と、 前記割り込み信号が発生する度に前記再生中断位置から
    前記デコード値(戻り量)を減算し、再生再開位置を更
    新する手段とを具備したことを特徴とする請求項2記載
    のディスクドライブ装置。
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