JP3855399B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

Info

Publication number
JP3855399B2
JP3855399B2 JP27413197A JP27413197A JP3855399B2 JP 3855399 B2 JP3855399 B2 JP 3855399B2 JP 27413197 A JP27413197 A JP 27413197A JP 27413197 A JP27413197 A JP 27413197A JP 3855399 B2 JP3855399 B2 JP 3855399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
temperature
nozzle
preheating
electromagnetic solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27413197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11108353A (ja
Inventor
武彦 重岡
政之 難波
敏克 福永
光春 冨岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP27413197A priority Critical patent/JP3855399B2/ja
Publication of JPH11108353A publication Critical patent/JPH11108353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3855399B2 publication Critical patent/JP3855399B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)
  • Spray-Type Burners (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体燃料を気化させ、この気化ガスをノズルから噴出させて燃焼させる燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の温風暖房機は図7、図8に示すように、タンク35の燃料はポンプ36によって気化部37に供給される。気化部37は燃焼時に温度検出手段38によりその温度が検出され、ヒータ39を制御することによって所定温度以上に保つようになっている。そして供給された燃料は、気化部37内の気化室40内に設けられた気化素子41で気化されて気化ガスとなって気化室40内で高圧となり、ノズル42より噴出し、バーナ部43へ供給され、そこで燃焼される。生じた燃焼排ガスは、バーナ部43の周囲を覆うように配設された燃焼筒44で上方へ導かれ、燃焼筒44を覆ったダクト45で送風機46からの室内空気流と混合し、温風として排出されて暖房に利用される。また、これら一連の動作は制御部(図示せず)で、ポンプ36や電磁ソレノイド47などの運転条件を制御して燃焼を制御するようになっている。
【0003】
また、気化室40の燃料気化ガスを噴出するノズル42は、電磁ソレノイド47の可動部に接続されたニードル弁48で開閉され、電磁ソレノイド47に通電したときにそのニードル弁48でノズル42を閉塞し通電停止時に開放するようになっていて、燃焼の開始及び停止時の一時的に閉塞され、燃焼中及び運転停止は開放されている。
【0004】
そして制御部は、非燃焼時に予熱待機待ち信号が入力されると、気化部37の温度を通常の制御温度より低い温度に設定した予熱待機待ち温度になるように温度検出手段38によりヒータ39の通電を制御し、気化部37を予熱して、次回の運転開始時における燃焼開始時間を短縮するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の構成の温風暖房機は、非燃焼時の電磁ソレノイド47の通電停止時のノズル42開放時に、予熱待機待ち信号が入力されて、気化部37を昇温する予熱待機待ちとすると、気化室40に少量の燃料が残っていた場合や、長年使用して気化室40にタールが溜まっている場合には、予熱開始時にその燃料成分が気化して、ノズル42より漏出して、気化部37周辺にタール化して付着したり、臭気を発生して使用者に不快感を与える問題があった。
【0006】
またそのために、予熱待機待ち時に、電磁ソレノイド47に通電してノズル42を閉塞しようとすると、電磁ソレノイド47のコイル温度上昇や消費電力の問題があり、また電磁ソレノイド47の通電停止時にノズル42を閉塞するように電磁ソレノイド47の通電の動きを逆転させると、燃焼時にノズル42を開放するために電磁ソレノイド47に通電しなくてはならず、燃焼時の電磁ソレノイド47のコイル温度上昇や消費電力の問題があった。
【0007】
本発明は上記課題に鑑み、運転停止時に気化部の周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用ができるようにすることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化させる気化部と、前記気化部を加熱するヒータと、前記気化部の温度を検出する気化部温度検出手段と、気化ガスを噴出するノズルと、前記ノズルを通電時に閉塞し通電停止時に開放するとともに燃焼中及び燃焼停止中に通電停止状態とする電磁ソレノイドと、前記気化ガスを燃焼させるバーナ部と、前記バーナ部で生じた燃焼排ガスを導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い前記燃焼ガスと送風機からの空気流とを混合し温風とするダクトと、操作部からの信号で前記ポンプや前記電磁ソレノイドを制御して燃焼を制御する制御部と、前記操作部に配設し非燃焼時に気化部温度を所定の温度に保持するための動作信号を入力する予熱待機待ち入力手段とを備え、前記制御部は予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときに作動する第1タイマー手段を有するとともに、燃焼停止中のノズル開放状態において前記予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときは、前記第1タイマー手段を介して前記電磁ソレノイドに所定時間通電してノズルを閉塞するとともに前記気化部温度を燃焼時の温度より低い温度に設定した予熱待機待ち温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、前記第1タイマー手段の設定時間が経過すると前記電磁ソレノイドの通電を停止して前記ノズルを開放状態として予熱動作を継続するように構成している。
【0009】
前記発明によれば、燃焼停止中のノズル開放状態にあっても、予熱待機待ち入力手段より信号が入力されると第1タイマー手段で定まる時間、電磁ソレノイドを通電状態としてノズルを閉塞状態とし、気化部内に残留する燃料ガスを漏出しないようにしていて、ノズルを閉塞してから気化部温度検出手段が予熱待機待ちの所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、気化部内の残留する燃料ガスが無くなってから、ノズルを開放するようにしている。これにより、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段で定まる時間のみ電磁ソレノイドに通電をすればよくなり、電磁ソレノイドの通電時間が短くできるようになる。
【0010】
このように、予熱待機待ち時に電磁ソレノイドを第1所定時間の通電とすることで、電磁ソレノイドのコイル温度上昇を抑制して、ノズルからの燃焼ガスの漏出を防止でき、運転停止時に気化部の周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は各請求項に記載の形態とすることにより実施できるものである。すなわち請求項1に記載の発明は、燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化させる気化部と、前記気化部を加熱するヒータと、前記気化部の温度を検出する気化部温度検出手段と、気化ガスを噴出するノズルと、前記ノズルを通電時に閉塞し通電停止時に開放するとともに燃焼中及び燃焼停止中に通電停止状態とする電磁ソレノイドと、前記気化ガスを燃焼させるバーナ部と、前記バーナ部で生じた燃焼排ガスを導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い前記燃焼ガスと送風機からの空気流とを混合し温風とするダクトと、操作部からの信号で前記ポンプや前記電磁ソレノイドを制御して燃焼を制御する制御部と、前記操作部に配設し非燃焼時に気化部温度を所定の温度に保持するための動作信号を入力する予熱待機待ち入力手段とを備え、前記制御部は予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときに作動する第1タイマー手段を有するとともに、燃焼停止中のノズル開放状態において前記予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときは、前記第1タイマー手段を介して前記電磁ソレノイドに所定時間通電してノズルを閉塞するとともに前記気化部温度を燃焼時の温度より低い温度に設定した予熱待機待ち温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、前記第1タイマー手段の設定時間が経過すると前記電磁ソレノイドの通電を停止して前記ノズルを開放状態として予熱動作を継続するように構成している。
【0012】
そして、燃焼停止中のノズル開放状態にあっても、予熱待機待ち入力手段より信号が入力されると第1タイマー手段で定まる時間、電磁ソレノイドを通電状態としてノズルを閉塞状態とし、気化部内に残留する燃料ガスを漏出しないようにしていて、ノズルを閉塞してから気化部温度検出手段が予熱待機待ちの所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、気化部内の残留する燃料ガスが無くなってから、ノズルを開放するようにしている。これにより、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段で定まる時間のみ電磁ソレノイドに通電をすれば気化部に残留した燃料ガスの漏出は防止でき、電磁ソレノイドの通電時間が短くできるようになる。
【0013】
このように、予熱待機待ち時に電磁ソレノイドを第1所定時間のみ通電をすることで、電磁ソレノイドのコイル温度上昇を抑制して、ノズルからの燃焼ガスの漏出を防止でき、予熱待機待ち時に気化部の周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用できるようになる。
【0014】
また、請求項2に記載の発明は、制御部は予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときに作動する第1タイマー手段と第2タイマー手段を有し、かつ気化部の温度を制御するための第1所定温度と第2所定温度を有し、燃焼停止中のノズル開放状態において前記予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときは、前記第1タイマー手段を介して電磁ソレノイドに所定時間通電してノズルを閉塞するとともに、前記第2タイマー手段を介して前記気化部温度を第2所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、前記第2タイマー手段で設定された所定時間経過後、第1所定温度になるようにヒータを通電制御するとともに、前記第1タイマー手段の設定時間が経過すると前記電磁ソレノイドの通電を停止して前記ノズルを開放状態として予熱動作を継続するように構成している。
【0015】
そして、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段で定まる時間、電磁ソレノイドを通電状態としてノズルを閉塞状態とし気化部内の燃料はタンク側にリターンし、気化部内に残留する燃料ガスを漏出しないようにし第2タイマー手段で定まる時間、気化部の温度を第1所定温度より高い第2所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、気化部温度を高温にすることで気化部内に残留する燃料ガスが早く無くなるようにしてその後、気化部温度を燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの第1所定温度になるようにヒータを通電制御し、気化部内に残留する燃料ガスが無くなってから、ノズルを開放するようにして、同様の効果を得るようにしている。またこれにより、気化部内に残留する燃料が早く気化して無くなるので、電磁ソレノイドを通電して、ノズルを閉塞している第1所定時間を短くすることができ、電磁ソレノイドのコイル温度上昇を低減することができるようになる。
【0016】
また、請求項3に記載の発明は第2所定温度は、燃焼時の温度より高い温度に設定して構成している。
【0017】
そして、同様の効果を得た上に、気化部の温度を燃焼時の温度より高い第2所定温度まで上げることで、気化部内にタール化した燃料があっても、気化してタンク側にリターンして無くなり、タールに対する寿命が延びるようになる。
【0018】
また、請求項4に記載の発明は、燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化させる気化部と、前記気化部を加熱するヒータと、前記気化部の温度を検出する気化部温度検出手段と、気化ガスを噴出するノズルと、前記ノズルを通電時に閉塞し通電停止時に開放するとともに燃焼中及び燃焼停止中に通電停止状態とする電磁ソレノイドと、前記気化ガスを燃焼させるバーナ部と、前記バーナ部で生じた燃焼排ガスを導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い前記燃焼ガスと送風機からの空気流とを混合し温風とするダクトと、操作部からの信号で前記ポンプや前記電磁ソレノイドを制御して燃焼を制御する制御部と、前記操作部に配設し非燃焼時に気化部温度を所定の温度に保持するための動作信号を入力する予熱待機待ち入力手段とを備え、前記制御部は予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときに作動する第1タイマー手段と第3タイマー手段を有し、燃焼停止中のノズル開放状態において前記予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときは、前記第1タイマー手段を介して電磁ソレノイドに所定時間通電してノズルを閉塞し、前記第3タイマー手段を介して送風機に所定時間通電して送風するとともに、前記気化部温度を燃焼時の温度より低い温度に設定した予熱待機待ち温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、前記第1タイマー手段の設定時間が経過すると前記電磁ソレノイドの通電を停止して前記ノズルを開放状態として予熱動作を継続するように構成している。
【0019】
そして、燃焼停止中のノズル開放状態にあっても、予熱待機待ち入力手段より信号が入力されると第1タイマー手段で定まる時間、電磁ソレノイドに通電してノズルを閉塞状態とし、同時に送風機の送風を開始し、気化部内の燃料をタンク側にリターンして気化部内に残留する燃料ガスを漏出しないようにする。また、気化部温度は前記ノズルを閉塞してから温度検出手段が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、気化部内に残留する燃料ガスが無くなってから、ノズルを開放するようにするが、その後も第2所定時間は送風を継続するようにしているため、これによってバーナ部の雰囲気の圧力を上昇させ、ノズルの開口部に外圧をかけるようにして気化部の燃料ガスを漏出しないようするので、何らかの理由で電磁ソレノイドの通電によるノズルの閉塞が不充分であったとしても、ノズルからの燃焼ガスの漏出を防止でき、予熱待機待ち開始時に気化部周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用できるようになる。
【0020】
【実施例】
以下本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0021】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における温風暖房機の制御ブロック図、図2は同温風暖房機の要部断面図である。図1、図2において、1は本体ケースで、その下方側部に液体燃料を保有するタンク2とそのタンク2の上部に着脱自在なカートリッジタンク3が配設してある。4はタンク2の上面に取付けたポンプで、その上端から送油パイプ5を介して気化部6に燃料を供給するようになっている。
【0022】
図3は、本発明の実施例1における温風暖房機の燃焼部の要部断面図である。図3において、気化部6には、供給された燃料を気化させる気化室7に燃料の気化を促進させる気化素子8が配設され、気化部6の中央には混合管9が突出していて混合管9を取り囲むように環状のドーナツ形状に構成してあり、そしてその周壁にヒータ10と気化部温度検出手段11が配設してある。12は、気化部6の送油パイプ5の入り口に対し混合管9とは反対側にノズル部13へ連ねて配設した連通路である。10aは予熱待機待ち開始時に作動する第2タイマー手段で気化部6を所定時間の所定温度状態に保持する。
【0023】
前記ノズル部13にはタンク2に連通させた戻りパイプ14と電磁ソレノイド15が接続してあり、そして前記電磁ソレノイド15にはノズル部13のノズル13aの開閉を行うニードル弁16が設けてある。15aは予熱待機待ち開始時に作動する第1タイマー手段で所定時間電磁ソレノイド15を通電状態に保持する。17は、混合管9の出口を覆うように気化部6の上部に載置したバーナ部で、近傍に、バーナ部17の周壁に形成した炎孔18より噴出する気化ガスに燃焼を開始させる高圧放電などの着火手段19が設けてある。20はバーナ部17からの燃焼排ガスを上方へ導く燃焼筒で、その背部に室内空気流を取入れ送出する送風機21が配設してある。21aは予熱待機待ち開始時に作動する第3タイマー手段で所定時間送風機21の送風動作を継続する。22は前記燃焼筒20からの燃焼排ガスと室内空気流とを混合して温風にするダクトである。
【0024】
また、23は、操作部24から入力される制御温度などの運転条件の信号や、機器に配設した気化部温度検出手段11などのセンサーの信号に基づいて、ポンプ4やヒータ10、電磁ソレノイド15そして送風機21などを予め決められたシーケンスで制御して、燃焼を開始させたり停止させたりする機器の運転を制御する制御部である。
【0025】
前記構成において、気化部6はヒータ10によって第1の所定温度まで加熱され、送油パイプ5の入り口から入った油を気化室7の気化素子8で気化される。気化されたガスは気化部6の下部にある連通路12を通って下方に流れノズル部13に達し、電磁ソレノイド15を作動させてニードル弁16を開放してノズル13aより気化ガスを噴出させると、気化ガスは周囲の空気を吸引混合しながら混合管9を介してバーナ部17内に供給され、炎孔18の部分より噴出するようになる。ここで着火手段19を構じると、多数の炎孔18に均一な火炎を形成して燃焼を開始し、着火手段19を停止してもこのままポンプ4で気化部6に燃料を供給し続けると燃焼を継続するようになる。
【0026】
生じた燃焼排ガスは、バーナ部17の周囲を覆うように配設された燃焼筒20で上方へ導かれ、前記燃焼筒20を覆ったダクト22で送風機21からの室内空気流と混合され、温風として排出されて暖房に利用される。そして、この温風暖房機は制御部23が操作部24から入力される運転条件信号などに基づいて、ポンプ4の駆動周波数や印加電圧を変化させて燃料供給量を調節すると、一次空気量もそれにつれて増減し、燃料と空気の比が一定に保たれたまま燃焼量を変えることができるようになっている。
【0027】
図4は、本発明の実施例1における温風暖房機の予熱待機待ち開始時のシーケンスを示すフローチャートである。まず、予熱待機待ち開始信号を操作部24から入力されると、図4のフローチャートに示すように、第1タイマー手段15aが作動し電磁ソレノイド15は通電状態となってニードル弁16でノズル13aを閉塞し、気化部6内の燃料は戻りパイプ14を介してタンク2内に戻され、ステップ25の第1タイマー手段15aの設定時間が経過したときに電磁ソレノイド15の通電を停止して、ノズル13aを開放するようにニードル弁16を動作させている。また第1タイマー手段15aの作動と同時に、気化部6の温度が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの所定温度になるように気化部温度検出手段11の温度をフィードバック制御してヒータ10に通電して予熱を開始するようになっている。
【0028】
ここで、予熱待機待ち開始時から所定時間、電磁ソレノイド15を通電状態としてノズル13aを閉塞状態としあるので、気化部6内の燃料はタンク2側にリターンし、気化部6内に残留する燃料ガスを漏出しないようになり、そして気化部温度検出手段11が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの所定温度になるようにヒータ10を通電制御して予熱を開始する。つまり、燃料ガスが漏出しないようにまずノズル13aを閉塞し、そして気化部6内に残留する燃料ガスが無くなってからノズル13aを開放して、燃料ガスの漏出を防止して予熱を開始するので、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段15aで定まる時間のみ電磁ソレノイド15を通電すれば気化部6に残留した燃料ガスの漏出は防止でき、電磁ソレノイド15の通電時間が短くできるようになる。
【0029】
したがって、予熱待機待ち時に電磁ソレノイド15を第1タイマー手段15aで設定された所定時間の通電をすることで、電磁ソレノイド15のコイル温度上昇を抑制して、ノズル13aからの燃焼ガスの漏出を防止でき、予熱待機待ち時に気化部6の周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用できるようになる。
【0030】
(実施例2)
図5は、本発明の実施例2における温風暖房機の燃焼停止時のシーケンスを示すフローチャートである。まず、予熱待機待ち開始信号を操作部24から入力されると、図5のフローチャートに示すように、第1タイマー手段15aが作動し電磁ソレノイド15は通電状態となってニードル弁16でノズル13aを閉塞し、気化部6内の燃料は戻りパイプ14を介してタンク2内に戻され、ステップ26の第1タイマー手段15aの設定時間が経過したときに例えば2分間後に電磁ソレノイド15の通電を停止して、ノズル13aを開放するようにニードル弁16を動作させている。また第1タイマー手段15aの作動と同時に、気化部6が燃焼時の温度より高い第2所定温度になるように気化部温度検出手段11の温度をフィードバック制御しヒータ10を通電して昇温し、ステップ27の第2タイマー手段10aの設定した時間が経過した時、気化部6が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの第1所定温度になるように気化部温度検出手段11の温度をフィードバック制御してヒータ10を通電して、予熱を開始するようになっている。
【0031】
ここで、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段15aで定まる時間、電磁ソレノイド15を通電状態としてノズル13aを閉塞状態とし気化部6内の燃料はタンク2側にリターンし、気化部6内に残留する燃料ガスを漏出しないようにしていて、ノズル13aを閉塞してから気化部6の温度が燃焼時の温度より高い第2所定温度になるようにヒータ10を第2タイマー手段10aで定まる時間通電制御して予熱を開始し、気化部6内に残留する燃料ガスが早く無くなるようにしてからその後、気化部6が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの第1所定温度になるようにヒータ10を通電制御し、気化部6内に残留する燃料ガスが無くなってから、ノズル13aを開放するようにして、同様の効果を得るようにしている。またこれにより、気化部6内に残留する燃料が早く気化して無くなるので、電磁ソレノイド15を通電して、ノズル13aを閉塞している電磁ソレノイド15の通電時間をさらに短くすることができ、電磁ソレノイド15のコイル温度上昇を低減することができるようになる。また、気化部6の温度を燃焼時の温度より高い第2所定温度まで上げることで、気化部6内にタール化した燃料があっても、気化してタンク2側にリターンして無くなり、タールに対する寿命が延びるようになる。
【0032】
(実施例3)
図6は、本発明の実施例3における温風暖房機の予熱待機待ち開始時のシーケンスを示すフローチャートである。まず、予熱待機待ち開始信号を操作部24から入力されると、図6のフローチャートに示すように、第1タイマー手段15aと第3タイマー手段21aが作動し電磁ソレノイド15と送風機21は通電状態となって、ニードル弁16でノズル部13のノズル13aを閉塞するとともに送風は開始され、気化部6内の燃料は戻りパイプ14を介してタンク2内に戻される。そして、ステップ28の第1タイマー手段15aの設定時間が経過したときに電磁ソレノイド15の通電を停止して、ノズル13aを開放するようにニードル弁16を動作させ停止する。その後遅れてステップ29の第3タイマー手段21aの設定時間が経過したときに、送風機21の通電を停止して送風を停止する。また第1タイマー手段15aの作動と同時に、気化部6が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの所定温度になるように気化部温度検出手段11の温度をフィードバック制御しヒータ10を通電して予熱を開始するようになっている。
【0033】
ここで、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段15aで定まる時間、電磁ソレノイド15と送風機21を通電状態として、ノズル13aを閉塞状態とするとともに送風を開始し、気化部6内の燃料はタンク2側にリターンし、気化部6内に残留する燃料ガスを漏出しないようにしていて、ノズル13aを閉塞してから気化部6の温度が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの所定温度になるようにヒータ10を通電制御して予熱を開始し、気化部内に残留する燃料ガスが無くなってから、ノズル13aを開放するようにして同様の効果を得るようにしている。また送風することにより、送風機21によってバーナ部17の雰囲気の圧力を上昇させ、ノズル部13の開口部に外圧をかけるようにして気化部6の燃料ガスを漏出しないようするので、何らかの理由で電磁ソレノイド15の通電によるノズル13aの閉塞が不充分であったとしても、ノズル13aからの燃焼ガスの漏出を防止でき、予熱待機待ち開始時に気化部6の周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用できるようになる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、予熱待機待ち開始時から所定時間、電磁ソレノイドを通電状態としてノズルを閉塞状態とするので、気化部内の燃料はタンク側にリターンし、気化部内に残留する燃料ガスを漏出しないようになり、そして気化部温度検出手段が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始する。つまり、燃料ガスが漏出しないようにまずノズルを閉塞し、そして気化部内に残留する燃料ガスが無くなってからノズルを開放して、燃料ガスの漏出を防止して予熱を開始するので、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段で定まる時間のみ電磁ソレノイドを通電すれば気化部に残留した燃料ガスの漏出は防止でき、電磁ソレノイドの通電時間が短くできるようになる。
【0035】
このように、予熱待機待ち時に電磁ソレノイドを第1所定時間の通電をすることで、電磁ソレノイドのコイル温度上昇を抑制して、ノズルからの燃焼ガスの漏出を防止でき、予熱待機待ち時に気化部周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用できるようになる。
【0036】
また、請求項2の発明によれば、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段で定まる時間、電磁ソレノイドを通電状態としてノズルを閉塞状態とし気化部内の燃料はタンク側にリターンし、気化部内に残留する燃料ガスを漏出しないようにしていて、ノズルを閉塞してから気化部温度検出手段が燃焼時の温度より高い第2所定温度になるようにヒータを第2タイマー手段で定まる時間通電制御して予熱を開始し、気化部内に残留する燃料ガスが早く無くなるようにしてからその後、気化部温度検出手段が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの第1所定温度になるようにヒータを通電制御し、気化部内に残留する燃料ガスがなくなってから、ノズルを開放するようにして、同様の効果を得るようにしている。またこれにより、気化部内に残留する燃料が早く気化して無くなるので、電磁ソレノイドを通電して、ノズルを閉塞している第1所定時間を短くすることができ、電磁ソレノイドのコイル温度上昇を低減できるようになる。
【0037】
また、請求項3の発明によれば、予熱待機待ち開始時に気化部の温度を燃焼時の温度より高い第2所定温度まで上げることで、気化部内にタール化した燃料があっても、気化してタンク側にリターンして無くなり、タールに対する寿命が延びるようになる。
【0038】
また、請求項4の発明によれば、予熱待機待ち開始時に第1タイマー手段で定まる時間、電磁ソレノイドと送風機を通電状態として、ノズルを閉塞状態とするとともに送風を開始し、気化部内の燃料はタンク側にリターンし、気化部内に残留する燃料ガスを漏出しないようにしていて、ノズルを閉塞してから気化部温度検出手段が燃焼時の温度より低い予熱待機待ちの所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、気化部内に残留する燃料ガスが無くなってから、ノズルを開放するようにして同様の効果を得るようにしている。またこれにより、送風機によってバーナ部の雰囲気の圧力を上昇させ、ノズル開口部に外圧をかけるようにして気化部の燃料ガスを漏出しないようするので、何らかの理由で電磁ソレノイドの通電によるノズルの閉塞が不充分であったとしても、ノズルからの燃焼ガスの漏出を防止でき、予熱待機待ち開始時に気化部周辺のタール化や臭気の発生を防止し、長期にわたって使用者が快適に使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における燃焼装置の制御ブロック図
【図2】同燃焼装置の要部断面図
【図3】同燃焼装置の燃焼部の要部断面図
【図4】同燃焼装置の予熱待機待ち開始時のフローチャート
【図5】本発明の実施例2における燃焼装置の予熱待機待ち開始時のフローチャート
【図6】本発明の実施例3における燃焼装置の予熱待機待ち開始時のフローチャート
【図7】従来の燃焼装置の要部断面図
【図8】従来の燃焼装置の燃焼部の要部断面図
【符号の説明】
2 タンク
4 ポンプ
6 気化部
10 ヒータ
10a 第2タイマー手段
11 気化部温度検出手段
13 ノズル部
13a ノズル
14 戻りパイプ
15 電磁ソレノイド
15a 第1タイマー手段
16 ニードル弁
17 バーナ部
20 燃焼筒
21 送風機
21a 第3タイマー手段
22 ダクト
23 制御部
24 操作部

Claims (4)

  1. 燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化させる気化部と、前記気化部を加熱するヒータと、前記気化部の温度を検出する気化部温度検出手段と、気化ガスを噴出するノズルと、前記ノズルを通電時に閉塞し通電停止時に開放するとともに燃焼中及び燃焼停止中に通電停止状態とする電磁ソレノイドと、前記気化ガスを燃焼させるバーナ部と、前記バーナ部で生じた燃焼排ガスを導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い前記燃焼ガスと送風機からの空気流とを混合し温風とするダクトと、操作部からの信号で前記ポンプや前記電磁ソレノイドを制御して燃焼を制御する制御部と、前記操作部に配設し非燃焼時に気化部温度を所定の温度に保持するための動作信号を入力する予熱待機待ち入力手段とを備え、前記制御部は予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときに作動する第1タイマー手段を有するとともに、燃焼停止中のノズル開放状態において前記予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときは、前記第1タイマー手段を介して前記電磁ソレノイドに所定時間通電してノズルを閉塞するとともに前記気化部温度を燃焼時の温度より低い温度に設定した予熱待機待ち温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、前記第1タイマー手段の設定時間が経過すると前記電磁ソレノイドの通電を停止して前記ノズルを開放状態として予熱動作を継続するように構成した燃焼装置。
  2. 制御部は予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときに作動する第1タイマー手段と第2タイマー手段を有し、かつ気化部の温度を制御するための第1所定温度と第2所定温度を有し、燃焼停止中のノズル開放状態において前記予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときは、前記第1タイマー手段を介して電磁ソレノイドに所定時間通電してノズルを閉塞するとともに、前記第2タイマー手段を介して前記気化部温度を第2所定温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、前記第2タイマー手段で設定された所定時間経過後、第1所定温度になるようにヒータを通電制御するとともに、前記第1タイマー手段の設定時間が経過すると前記電磁ソレノイドの通電を停止して前記ノズルを開放状態として予熱動作を継続するように構成した請求項1記載の燃焼装置。
  3. 第2所定温度は、燃焼時の温度より高い温度に設定して構成した請求項2記載の燃焼装置。
  4. 燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化させる気化部と、前記気化部を加熱するヒータと、前記気化部の温度を検出する気化部温度検出手段と、気化ガスを噴出するノズルと、前記ノズルを通電時に閉塞し通電停止時に開放するとともに燃焼中及び燃焼停止中に通電停止状態とする電磁ソレノイドと、前記気化ガスを燃焼させるバーナ部と、前記バーナ部で生じた燃焼排ガスを導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い前記燃焼ガスと送風機からの空気流とを混合し温風とするダクトと、操作部からの信号で前記ポンプや前記電磁ソレノイドを制御して燃焼を制御する制御部と、前記操作部に配設し非燃焼時に気化部温度を所定の温度に保持するための動作信号を入力する予熱待機待ち入力手段とを備え、前記制御部は予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときに作動する第1タイマー手段と第3タイマー手段を有し、燃焼停止中のノズル開放状態において前記予熱待機待ち入力手段より信号が入力されたときは、前記第1タイマー手段を介して電磁ソレノイドに所定時間通電してノズルを閉塞し、前記第3タイマー手段を介して送風機に所定時間通電して送風するとともに、前記気化部温度を燃焼時の温度より低い温度に設定した予熱待機待ち温度になるようにヒータを通電制御して予熱を開始し、前記第1タイマー手段の設定時間が経過すると前記電磁ソレノイドの通電を停止して前記ノズルを開放状態として予熱動作を継続するように構成した燃焼装置。
JP27413197A 1997-10-07 1997-10-07 燃焼装置 Expired - Lifetime JP3855399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413197A JP3855399B2 (ja) 1997-10-07 1997-10-07 燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413197A JP3855399B2 (ja) 1997-10-07 1997-10-07 燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11108353A JPH11108353A (ja) 1999-04-23
JP3855399B2 true JP3855399B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=17537458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27413197A Expired - Lifetime JP3855399B2 (ja) 1997-10-07 1997-10-07 燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3855399B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11108353A (ja) 1999-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3855399B2 (ja) 燃焼装置
JP3346134B2 (ja) 温風暖房機
JP3191604B2 (ja) 燃焼制御装置
JPH1163482A (ja) 燃焼装置
JP3627798B2 (ja) 気化燃焼装置
JP2000213737A (ja) 燃焼装置
JPH0282007A (ja) 気化式石油燃焼器
JPH11337057A (ja) 燃焼装置
KR100187058B1 (ko) 팬히터의 기화기내 타르발생 제어방법
JP2002276929A (ja) 液体燃料燃焼式温風暖房機
JPH0113264Y2 (ja)
JPS6330032Y2 (ja)
JPH08145333A (ja) 液体燃料燃焼装置
KR100224009B1 (ko) 석유연소기의 기화기 적정온도 유지장치 및 유지방법
KR19980022962A (ko) 팬히터의 초기연소 제어방법
JPH10259911A (ja) 燃焼装置
KR100187047B1 (ko) 유압송무화식 오일연소기의 제어방법
JP2671858B2 (ja) 燃焼器の制御装置
JP2000234707A (ja) 燃焼装置
JPH08327020A (ja) 燃焼装置
JP2002022154A (ja) 液体燃料燃焼装置
KR19980052686A (ko) 팬히터의 초기착화시 미연소 가스배출 제어방법
JPH07286726A (ja) 液体燃料燃焼装置
JPH10122511A (ja) 燃焼装置
JP2003336812A (ja) 液体燃料燃焼装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311801

ABAN Cancellation of abandonment
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350