JP3854759B2 - 電話会議システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、学習塾又は予備校等では、校舎等の所定の場所に受講生を集めて講義を行っており、この際、必要に応じてビデオ等の視聴覚教材を用いることもある。また、通信教育では、受講生との間で添削問題等の書類を送付して、この書類に基づいて受講生は自宅で学習を行っている。
【0003】
このように、従来、講義を聴講する等学習(勉強)を行うには、学習塾等に通うか又は通信教育を受けるかのいずれかの学習方法をとるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の学習方法のうち講義による方法では、講師が多数の受講生に対して講義等を行う際には、受講生を、予め定められた時間に受講場所(教室)に集めなければならず、受講場所の確保等場所的コストがかかるばかりでなく、自宅から受講場所までの移動時間及び移動費用がかかつてしまうという問題点がある。さらに、受講生にとっては講義日程に自分自身のスケジュールを合致させる必要があり、長期間の受講にあたっては、スケジュールを合わせることが難しくなってしまい、結果的に受講の断念等参加意欲を低下させてしまうという問題点がある。
【0005】
また、従来の学習方法のうち通信教育による方法では、単に、送付教材の学習及び添削課題への解答を行うことが主体であり、この結果、迅速かつ柔軟な対応ができない一方通行的な教育しかできず、さらには、質問等に対しても即時に的確な対応ができないという問題点がある。加えて、通信教育の場合には、自宅で一人で学習を行う関係上、他の受講生から刺激を受けることが極めて少なく、しかも学習に当たっては自己管理を行わなければならず、学習意欲が減退してしまうことが多いという問題点もある。
【0006】
ところで、少なくとも3人の人間が同時双方向で通話が行える電話会議システムが知られているが、上述の問題点を回避すべく、電話会議システムを用いて講義等の学習を行おうとした場合、受講生の置かれた状況等によっては、背後の雑音等によって、講義の進行が度々中断されてしまうことがある。加えて、講義の最中に突然受講生が割り込みを行って講義の進行が阻害されてしまうこともある。特に、公衆通信回線を用いた電話会議システムでは、第三者が講義を無断聴講する恐れがある。
【0007】
このように、電話会議システムを用いて学習を行う場合には、規律正しい講義を行うことが難しく、しかも、グループ討論を行うなど学習内容に則した講義を行うことも難しいという問題点がある。
【0008】
本発明の目的は、規律正しい講義を行うことができる電話会議システムを提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、受講資格を有する受講生だけが参加でき学習内容に則した講義を行うことができる電話会議システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、電話会議システムに接続された少なくとも3つの端末装置で相互に講義及び学習を行う際に用いられる学習方法であって、前記電話会議システムを用いて講義及び学習を行っている際、前記端末装置から減音又は消音を指示するミュート信号を受けると当該端末装置からの音声信号を減音又は消音してミュート状態とする第1のステップと、該ミュート状態の際前記当該端末装置から復帰要求信号を受けると前記ミュート状態を解除する第2のステップとを有することを特徴とする電話会議システムを用いた学習方法が得られる。
【0011】
さらに、本発明では、前記端末装置の一つからロック要求信号を受けると該ロック要求信号受信後前記端末装置のいずれかから前記講義及び学習に対する参加要求があっても該参加要求を拒否する第3のステップを有しており、加えて、端末装置毎の暗証番号を登録暗証番号として登録する第4のステップと、前記端末装置の各々から前記講義及び学習に参加する際前記端末装置から暗証番号を送信暗証番号として送信する第5のステップと、前記登録暗証番号と前記送信暗証番号とを比較して一致すると前記講義及び学習への参加を許す第6のステップとを有するようにしてもよい。この際、前記登録暗証番号と前記送信暗証番号とが不一致であると講義及び学習への参加が拒否される。
【0012】
加えて、本発明によれば、電話会議システムに接続された少なくとも3つの端末装置で相互に講義及び学習を行う際に用いられる学習方法であって、前記電話会議システムには複数のボードが備えられ、該複数のボードのそれぞれに前記端末装置が複数接続されており、前記端末装置の一つからグループ化要求信号を受けると該グループ化要求信号に基づいて前記ボード単位にグループ化を行う第1のステップと、該グループ化の構成に応じて前記ボード間の音声信号を結合する第2のステップとを有することを特徴とする電話会議システムを用いた学習方法が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
【0014】
図1を参照して、本発明による学習方法の第1の例について説明する。この学習方法には、例えば、図1に示す電話会議システムが用いられる。図示の例では、電話会議システム18に電話交換機12を介して一台の電話機11が接続されているが、実際には複数の電話機が電話交換機を介して接続されており、説明の便宜上、図1においては、一台の電話機のみが示されている。
【0015】
講座開講に当たって、各受講生には、事前に講座のための教材が送付されており、各受講生は、例えば、教材に基づいて予習等を行う。そして、教材に基づく学習が電話会議でサポートされる。なお、この教材には、チェックリストが含まれており、このチェックリストによって、受講生の現状を把握して、次に取り組むべき課題を明確にする。
【0016】
いま、講師及び複数の受講生によって電話会議システム18を用いて電話会議による講義が行われているとする。つまり、電話会議システムを用いて教室が開講されているものとする。この電話会議による講義(教室)では、分からないことがあると、疑問点を質問でき、これによって、疑問を後に残さず直ちに疑問を解消することができる。
【0017】
図示の電話会議システム18は、2線4線変換器13、要求信号検出器14、コーディック15、中央演算処理装置(CPU)16、及び副中央処理装置(デジタル信号処理プロセッサ:副CPU)17を備えている。なお、図1において、電話会議に必要な他の構成要素は省略されている。例えば、受講生Aが電話機11を用いて講義に参加しており、受講生Aの送話音声は、電話交換機12を介して電話会議システム18に送られる。電話会議システム18では、2線4線変換器13を介して送話音声がコーディック15に送られる。そして、コーディック15で送話音声はデジタル信号されてデジタル音声として副CPU17に与えられる。副CPU17では、入力されたデジタル音声を他のデジタル音声とともに加算処理してデジタル会議音声信号を生成する。
【0018】
受講生、つまり、電話機に対応して2線4線変換器、要求信号検出器、コーディックが設けられており、受講生に対しては対応するコーディックによって会議音声信号が送信されることになる。この際、当該受講生自身の音声は会議音声信号が減算されて送信されることになる。
【0019】
このような状態で、受講生Aが自分自身から発する音声及び周囲雑音等を減音又は消音しようとする場合、受講生Aは、電話機11からミュートを示すプッシュトーンダイヤルをダイヤルする。これによって、電話機11からはミュート要求信号が電話回線(公衆電話回線網)を介して電話交換機12に与えられ、電話交換機12によってミュート要求信号が電話会議システム18に伝えられる。
【0020】
電話会議システム18では、ミュート要求信号は、2線4線変換器13を介して要求信号検出器14に与えられる。なお、要求信号検出器14として、例えば、DTMFデコーダ又はこれに代わる信号解読装置が用いられる。
【0021】
要求信号検出器14はその入力信号を検出しており、また、CPU16は予め定められた時間間隔で要求信号検出器14を監視している(割り込むようにしてもよい)。要求信号検出器14で入力信号が検出されると、CPU16はこの入力信号を読取って解読する。そして、CPU16が入力信号がミュート要求信号であると判断すると、CPU16は、副CPU17に対して受講生Aがミュート要求していることを伝える。つまり、CPU16は副CPU17に対して受講生Aのミュート要求情報を送信する。
【0022】
ミュート要求情報が消音要求を表していると、副CPU17は、受講生Aのデジタル音声を加えることなく、つまり、受講生Aのデジタル音声を除いたデジタル会議音声信号を生成する。一方、ミュート要求情報が減音要求を表していると、副CPU17では、受講生Aのデジタル音声に対して1より小さい倍率の定数を乗算してデジタル音声の絶対値を小さくした後、前述のようにして加算処理を行う。
【0023】
このようにして、電話会議システムでは、受講生Aの音声及び周囲雑音が学習教室に伝わらないように処理を行う。なお、前述のように、受講生A以外の受講生の音声は、電話回線を通じて受講生Aに到達し、受講可能状態は維持される。
【0024】
受講生Aの送話音声を通常の2方向通話へと復帰させる場合、受講生Aが電話機11から復帰要求信号を送信する。この復帰要求信号は要求信号検出器14によって検出され、復帰要求信号はCPU16によって解読される。復帰要求であると、CPU16はその旨を副CPU17に知らせる。副CPU17は、復帰要求を認識すると、デジタル会議音声信号に受講生Aのデジタル音声を加える処理を行い、元の双方向通話へと復旧する。
【0025】
次に、図2を参照して、本発明による学習方法の第2の例について説明する。なお、図示の例では、図1に関連して説明した構成要素が一部省略されている。いま、受講生が講義に参加しようとする場合、その電話機28から電話会議システム27に発呼を行うと、電話交換機22を介して電話会議システム27に発呼信号が送られる。この発呼信号は着信信号検出器26で着信信号として検出され、着信信号検出器26は、着信告知信号をCPU25へ伝達する。CPU25は着信告知信号を分析解読して、出力装置(図示せず)によって電話回線の直流ループを閉じることによって受講者に応答を行う。
【0026】
一方、講師が電話機21からDTMFトーンダイヤルによって記号若しくは数字の組み合わせによるロック要求信号を送信すると、ロック要求信号は4線2線変換器23を介して要求信号検出器24に与えられる。要求信号検出器24はロック要求信号を検出すると、このロック要求信号をCPU25へ送る。CPU25は分析の結果、ロック要求信号を認識すると、この認識の後、新たに着信信号検出器26で着信信号が検出されても、CPU25はこの着信信号を無視する。
【0027】
これによって、ロック要求信号入力以前に講義に参加した受講生以外のものは、この講義に対して参加できない状態となる。なお、ロック機能は、受講生それぞれより入力解除できる機能とすることもできるし、講師だけが入力解除する仕様にもできる。また、会議への参加者が通話を終了すると、電話交換機22は終話音を電話会議システムに送出し、CPU25はこれを分析解読して通話が終了したことを認識する。通話終了によりCPU25は出力装置を制御して通話ループ閉結用のリレー回路を解放して電話交換機に対して終話を知らせる。受講生が全て終話すると、このグループのロックは全て解除される。
【0028】
図3を参照して、本発明による学習方法の第3の例について説明する。いま、受講生Aは、講義に参加するため、電話機31から電話交換機32を通じて電話会議システム38に発呼する。図2に関連して説明したように、着信信号検出器33は、着信信号を検出すると、着信告知信号をCPU34に与える。CPU34は着信信号を認識すると、前述のようにして、通話路を閉結することによって通話状態に入る。この後、応答した旨を伝えるために応答信号を受講生Aに送る。
【0029】
受講生は応答信号を受けると、電話機31からDTMFトーンダイヤル信号の組み合わせ又は制御信号を用いて、特定の利用者であることを知らせる暗証番号(パスワード)を入力する。この桁数及び組み合わせは運用者が自由に決めることができる。
【0030】
このパスワードは、電話会議システム38に送られ、信号解析器35によって受講生Aの入力暗証番号に復元され(パスワードは、通常デジタル信号の2進コードであるが、他の信号形態であってもよい)、CPU34に与えられる。
【0031】
CPU34では入力暗証番号と予めメモリ37に記憶された暗証番号とを比較する。その結果、記憶暗証番号と受講生Aの入力暗証番号とが一致するか、または、予め定められた規則により結果として一致するかすると、一致したという旨を示す一致信号を副CPU39に送り、受講生Aを講義に参加させるように指示する。この結果、副CPU39では、受講生Aの音声データを加算処理する。
【0032】
このようにして、この教室に参加する全ての受講生の音声は逐次加算され、受講生Aの音声を減算して受講生Aの受話器へと送出する。
【0033】
以上の処理によって、暗証番号が一致した場合にのみ講義に参加できることになり、暗証番号が一致しない場合には、CPU34は発呼者が正規の受講資格者ではないと判断して、通話直流ループを切断して即時強制終話するか、もしくは、音声合成もしくは信号音により応答信号出力装置36によって発呼者に参加できない旨を通知する。
【0034】
ところで、暗証番号の入力手法として、例えば、以下の2通りが用いられる。
【0035】
第1の手法して、図示のように、電話会議システム38にコマンド入力用のコマンドポート30が設けられており、このコマンドポート30に電話機を接続して電話機の機能であるDTMFトーンダイヤルにより暗証番号を入力する。
【0036】
この手法では、電話機を動作させる通話電流を専用ボードから供給して、電話機を動作状態とする。電話機のプッシュボタンを押してDTMFトーンダイヤルを発生させて、信号解読器35によってこの番号及び記号列を検出する。信号解読器35の出力はCPU38において、登録要求命令であると解読される。この番号が暗証番号を意味する数字もしくは文字列である場合には、これを暗証番号であるとして、メモリ37に記憶して、予め暗証番号を登録する。
【0037】
第2の手法として、講師や受講者が使用している電話機31よりDTMFトーンダイヤル機能を用いて入力する手法がある。具体的には、受講者Aは、まず、電話会議システム38に発呼し、DTMFトーンダイヤルを用いて記号もしくは数字の組み合わせにより表現される登録要求コードを電話会議システム38へと送信する。電話会議システム38は、信号解析器35を介してデジタルコードにより表現された番号及び記号列をCPU34へ送る。
【0038】
CPU34が登録要求命令であることを認識すると、電話会議システム38では、音声や音声合成を利用して受講者Aに対して確認音を送出し、それに引き続きCPU34に暗証番号列を送る。CPU34は暗証番号をメモリ37に記憶して予め暗証番号を登録する。
【0039】
その後、前述のようにして、暗証番号によって受講の可否を決定することになる。
【0040】
図4を参照して、本発明による学習方法の第4の例について説明する。この学習方法が適用されるシステムは複数のボード1乃至N(Nは2以上の整数)を備えており、各ボード1乃至Nにはn回線が接続されている(nは3以上の整数)。そして、このn回線のうち第1の回線は、マネージャーボード43と接続され、第2の回線はコマンドポート44に接続されている。つまり、図示のシステムは、(n−2)×N回線の同時接続通話可能な電話会議システムである。
【0041】
ここで、図5も参照して、いま、講師もしくは受講生が電話機41(51)から発呼して、この発呼が電話交換機42(52)を介してボード1の第3の回線に着信されたものとする。ボード1では、着信検出器53がこの着信信号を検出して、着信をCPU55へ伝達する。これによって、CPU55は第3の回線に着信があったことを認識して、通話状態となる。なお、同様にして、ボード1乃至Nにおいてそれぞれ第3乃至第nの回線を用いて受講生が講義に参加できる。
【0042】
講義開始後、講師が講義内容に応じて講師の電話機51よりDTMFトーンダイヤルによって学習教室に参加している受講生が接続するボード単位でグループ分けする要求信号(グループ化信号)を送信する。具体的には、このグループ化要求信号は、#*数字の組み合わせによるが、任意の信号(信号送出の形態はDTMF信号ばかりでなく他の端末からの信号伝達手段全てを含む)を用いることができる。
【0043】
このグループ化要求信号は、ボード1の要求信号検出器(例えば、DTMFデコーダ)54が受け取る。このグループ化要求信号はここでデジタル信号に変換されて、CPU55に与えられる。CPU55はグループ化要求信号であると解析認識すると、CPU55は、その旨各ボード1乃至Nを統括接続するマネージャーボード59に通信装置57によって伝える。そして、CPU55は、グルーピングデータ(グループ構成の要求内容)を送信情報としてマネージャーボード59に送信する。
【0044】
マネージャーボード59のCPU55は、送信情報を受信情報として受け、記憶装置56に受信情報を蓄積する。蓄積された受信情報はCPU55によって分析解析処理され、処理結果がボード1乃至Nに通信装置57によって再分配送信される。
【0045】
各ボード1乃至Nでは、各ボード内のCPUがその処理結果を解析して、自ボードがどのようにグループ化されているかを認識する。さらに、マネージャーボード59では、各ボード1乃至N内の講義の音声を取り出し、上記の処理結果によって構成されたグループ毎に相互に通信結合ユニット58によって接続して、ボード同士の音声を結合する。
【0046】
この結合にあたっては、アナログ演算による加算方式であってもよいし、デジタル的にサンプリング音声を数値合成したものであってもよく、グループ化されたボード間で音声会議状態が形成される。
【0047】
ここで、一例として、ボード1とボード2とを結合するという要求信号が発信されたと仮定すると、マネージャーボード59では、この要求信号に基づいて通話ループを形成する。その結果、ボード1の第3乃至第nの回線に接続された受講生とボード2の各受講生の音声は、一つの教室における会話と同様に組み合わされることになる。即ち、マネージャーボード59が中間に入ってコーディネートすることによって、ボード1とボード2はそれぞれが同一のグループに収容されたことを通信により指示を受けて認識することになる。
【0048】
このようにして、他のボードの組み合わせに関しても同様の処理によりグループ構成ができる。グループ構成はあらゆる組み合わせが可能である。但し、あらゆる組み合わせが可能である反面、組み合わせのパターンが増加する場合には、パターンの数だけ要求信号数が増加し、システムオペレータに複雑な組み合わせを全て把握する能力を要求することになり、一般的にシステム構成を考えたとき好ましいことではない。つまり、トーナメント方式等、単純な組み合わせによる構成が最も好ましい。
【0049】
なお、上述のいずれの例においても、講座のための教材が事前に各受講生に送付するようにしてもよく、この教材に基づく学習を電話会議でサポートするようにしてもよい。
【0050】
また、上述の教材には、チェックリストが含まれており、このチェックリストによって、今の自分の状況を確認することができる。つまり、このチェックリストによって、受講生自身の現状が把握でき、次に取り組むべき課題が明確になる(即ち、学習目標が明確になる)。
【0051】
さらに、上記の各例ともに、電話会議によって講座(教室)を開いているから、単なる通信教育と異なり、分からないことがあったら、直ぐに疑問点を解消することができる。つまり、オンゴーイング(ongoing)で学習を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、講師及び受講生の教室への移動費用が不要となり、大幅なコスト削減を図ることができるという効果がある。さらに、講義用教室としての場所の確保が不要となって、そのための費用の削減ができるという効果がある。また、講義時間帯の融通がきき、受講生や講師のニーズに臨機応変に対応することができるという効果がある。
【0053】
加えて、遠隔地にあっても、電話さえあれば、特定講師による一定水準の教育を受けることが可能となり、周囲の環境を気にすることなく、自己の生活環境にありながら受講できるという利点もある。
【0054】
また、本発明では、講義開始後の新たな話者の接続を拒否でき、遅刻者、全く無関係な第三者及び妨害者等を事前に確実に排除し、規律正しく平穏に受講することができるという効果がある。
【0055】
加えて、特定講座に特定申込者だけが受講でき、他の者による無断参加や受講者の受講妨害を防止することができる。また、あらゆる講習に応用でき、講義内容の秘密を保持し、講義内容自体の価値を維持できるという効果がある。
【0056】
そして、講義内容に応じて最適人数による教室を開設したり、講義中に議題を設定して、グループ毎の討論を行わせ、各グループ毎に解答を模索させる等受講生の積極参加型教育を可能とし、当該教育における教育効果を最大限にあげるのに最適な手法を臨機応変にとることができる。任意の時期に任意のグループ化が可能であるから、少人数制の教育や大講義による教育の両効果を適宜組み合わせて得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による学習方法の第1の例に用いられる電話会議システムを示す図である。
【図2】本発明による学習方法の第2の例に用いられる電話会議システムを示す図である。
【図3】本発明による学習方法の第3の例に用いられる電話会議システムを示す図である。
【図4】本発明による学習方法の第4の例に用いられる電話会議システムを示す図である。
【図5】図4に示す電話会議システムの動作を説明するための図である。
【符号の説明】
11,21,28,31,41,51 電話機
12,22,32,42,52 電話交換機
13,23 2線4線変換器
14,24,54 要求信号検出器
15 コーディック
16,25,34,55 中央演算処理装置(CPU)
17,39 副中央演算処理装置(副CPU)
18,27,38 電話会議システム
26,33,53 着信信号検出器
30,44 コマンドポート
35 信号解析器
36 応答信号出力装置
37 メモリ
43,59 マネージャーボード
56 記憶装置
57 通信装置
58 通信結合ユニット

Claims (4)

  1. 少なくとも3つの端末装置が接続され、相互に講義及び学習を行う際に用いられる電話会議システムであって、
    入力された一の受講生のデジタル音声を他の受講生のデジタル音声とともに加算処理してデジタル会議音声信号を生成し、当該デジタル会議音声信号を各端末装置に送信する際に、当該受講生自身の音声を減算して送信する電話会議システムにおいて、
    前記電話会議システムは、
    講義又は学習を行っている際に、一の受講生が自分自身から発する音声及び周囲雑音を減音又は消音しようとする場合、一の受講生の端末装置からの減音又は消音を指示するミュート要求信号を、消音要求又は減音要求として解読するCPUと、
    前記CPUによって解読された信号が消音要求である場合は、前記一の受講生の端末装置からの音声信号を除いて他の受講生のデジタル音声を加算処理して、前記一の受講生の音声及び周囲雑音が他の受講生に伝わらないように処理したデジタル会議音声信号を生成する一方、前記CPUによって解読された信号が減音要求である場合は、前記一の受講生の端末装置からの音声信号を減音して他の受講生のデジタル音声とともに加算処理して、前記一の受講生の音声及び周囲雑音が他の受講生に伝わらないように処理したデジタル会議音声信号を生成する副CPUと、
    前記副CPUによって生成されたデジタル会議音声信号を各端末装置に送信する際に、受講生自身の音声を減算して送信する各受講生に対応するコーディックと、を有することを特徴とする電話会議システム。
  2. 前記電話会議システムは、さらに、
    前記一の受講生の端末装置からの復帰要求信号を解読するCPUと、
    このCPUによって解読された復帰要求信号を認識することで、ミュート状態を解除する副CPUと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の電話会議システム。
  3. 前記電話会議システムは、さらに、
    各端末装置からの着信信号を検出する着信信号検出器と、
    いずれかの端末装置によって送信されたロック要求信号を検出する要求信号検出器と、
    前記要求信号検出器から送信されるロック要求信号を認識することで、前記着信信号検出器で着信信号が検出されても、当該着信信号を無視するCPUと、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電話会議システム。
  4. 前記電話会議システムは、さらに、
    各端末装置毎又は特定の利用者毎の暗証番号を記憶するメモリと、
    講義又は学習に参加する際に端末装置から送信される入力暗証番号を受信して、前記メモリに記憶された暗証番号と入力暗証番号とを比較するCPUと、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の電話会議システム。
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