JPH05114956A - 電話を利用したランゲージサービス装置 - Google Patents

電話を利用したランゲージサービス装置

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JPH05114956A
JPH05114956A JP30252391A JP30252391A JPH05114956A JP H05114956 A JPH05114956 A JP H05114956A JP 30252391 A JP30252391 A JP 30252391A JP 30252391 A JP30252391 A JP 30252391A JP H05114956 A JPH05114956 A JP H05114956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
telephone
speaker
small
voice
Prior art date
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Pending
Application number
JP30252391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorihisa Katou
頼久 加藤
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INTER COMMUN SERVICE SYST KK
Original Assignee
INTER COMMUN SERVICE SYST KK
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Filing date
Publication date
Application filed by INTER COMMUN SERVICE SYST KK filed Critical INTER COMMUN SERVICE SYST KK
Priority to JP30252391A priority Critical patent/JPH05114956A/ja
Publication of JPH05114956A publication Critical patent/JPH05114956A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 電話器を利用して、離れた場所から1人で複
数の人間の会議内容を通訳したり、複数の生徒の語学訓
練を行えるようにする。 〔構成〕 電話器1の送話部2aと受話部2bに小型ス
ピーカ4と小型マイクロホン5を密着させ、これ等小型
スピーカ4と小型マイクロホン5を夫々音声増幅用のア
ンプ6を介して各種のマイクロホンSM,PM,WMと
スピーカ13又はイヤホーン14、或は、ヘッドホン式
マイクロホンに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設の公衆電話回線網
(以下単に電話と云う)を利用して通訳サービスとか語
学訓練と云った各種のランゲージサービスを受けること
ができるように工夫した電話を利用したランゲージサー
ビス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の通訳サービスとか語学訓練は、通
訳者或は語学インストラクタが直接通訳を必要とする現
場又は語学教室等に赴いて各サービスを行っているが、
この様なサービスシステムでは、通訳者或は語学インス
トラクタが現場とか教室等に移動・拘束されることに成
るから、充分なサービスを提供することができず、ま
た、実際のサービス実施時間の割りに移動・拘束の時間
が長く掛って、その分料金の負担が大きく成る等の経済
的な問題もあるため、最近になってこれ等通訳サービス
と語学訓練を電話を利用して合理的に、且つ、経済的に
行うことが考えられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これ等電話を利用した
通訳サービスとか語学訓練は、通訳者及び語学インスト
ラクタがいちいち現場或は教室に移動し、拘束されるこ
とがないため、充分なサービスを受けることがきると共
に、例えば、数分間のみの短い時間の打合せ会議でも通
訳サービスを手軽に受けることができ、且つ、サービス
を受けた時間数のみに対して料金を負担すれば済むか
ら、従来のサービス形態に比較して大幅なコストダウン
が図れる経済的な利点を発揮することが可能であるが、
しかし、上記電話を利用した従来のサービス方式では、
電話を通して1対1でしか各種サービスを受けることが
できないから、打合せ会議を複数の人数で通訳を受けな
がら行う場合、或は、語学訓練を複数の人数で受ける場
合は、電話の遣り取りが煩雑化して簡便に利用できない
問題があった。
【0004】従って本発明の技術的課題は、電話を通し
て通訳サービス或は語学訓練を1人又は複数人で同時に
受けられるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。 (1) 電話器の送話部と受話部に小型スピーカと小型
マイクロホンを密着させること。 (2) 小型スピーカには音声増幅用のアンプを介して
1本又は複数本のマイクロホンを接続自在と成し、ま
た、上記の小型マイクロホンには同じく音声増幅用のア
ンプを介してスピーカ又はイヤホーンを接続自在に構成
すること。 (3) 音声増幅用のアンプに、音声入力用のマイクロ
ホンと音声出力用のレシーバを一体化したヘッドホン式
マイクロホンを接続自在に構成すること。
【0006】ここに於いてマイクロホンとは、卓上マイ
クロホン、ピン型マイクロホン、ワイヤレスマイクロホ
ンと云った各種のマイクロホンを意味する。
【0007】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)の要素は、電話器の送話部(送話器)か
ら相手方の電話器に送る音声を、小型スピーカを用いて
拡声して明確に出力することができると共に、相手方の
電話器から受話部(受話器)に送られて来る音声を、小
型マイクロホンで確実に、且つ、明確に拾うことを可能
にする。
【0008】 上記(2)の要素は、小型スピーカに
アンプを介して接続した1本又は複数本のマイクロホン
を使用して、1人又は複数人の人間が別々に音声を相手
方の電話器に送ることができ、また、相手方の電話器か
ら送られて来る音声をスピーカを通して拡声出力した
り、イヤホーンを通して各人へ明確に出力できるから、
例えば、打合せ会議を行っている複数人の言語音声を各
マイクロホンと小型スピーカを通して相手方電話器の通
訳者に送り、この言語を通訳した音声を小型マイクロホ
ンで拾ってスピーカ或はイヤホーンを通して会議室側に
出力するようにすれば、会議室に通訳者がいちいち出向
かなくても離れた場所から複数人の会議を電話を通して
1人で通訳することができ、更に、語学訓練の場合も、
同様に離れた場所から電話器を通して1人の語学インス
トラクタが同時に複数人の生徒を指導することを可能に
する。
【0009】 上記(3)の要素は、マイクロホンと
かスピーカ或はイヤホーン、レシーバと云った各種機器
を別々に使用しなくても、1台のヘッドホン式マイクロ
ホンを使用することによって、通訳サービスと語学訓練
を合理的に、且つ、スマートに受けることを可能にす
る。以上の如くであるから、上記の手段によって上述し
た技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解
消することができる。
【0010】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る電話を利用し
たランゲージサービス装置の好適な実施例を添付した図
面と共に詳細に説明する。図1と図2は本発明の全体構
成とその使用例を説明した斜視図であって、これ等の図
面に於いて、1は電話器、2は電話器1の送受話器であ
って、4は送受話器2の送話部2aにラバーカプラ3a
等の固定部材を用いて密着させた小型スピーカで、5は
同じく送受話器2の受話部2bにラバーカプラ3b等を
用いて密着させた小型マイクロホンを示し、これ等各小
型スピーカ4と小型マイクロホン5の通信ケーブル4
a,5aは、音声増幅用アンプ6の音声出力部7aと音
声入力部7bに夫々接続されている。
【0011】電源回路6V(図3参照)を組込んで構成
したこのアンプ6には、マイクロホン用の接続口8とそ
のボリュームダイヤル10、並びに、スピーカ用の接続
口9aとイヤホーン用の接続口9bとスピーカホン用の
接続口9cが設けられ、更に、これ等音声出力用のボリ
ュームダイヤル11とトーンダイヤル12が設けられて
いて、マイクロホン用接続口8には通信ケーブル8aを
介してマイクコネクタ15が接続され、マイクコネクタ
15に設けた各接続口15a〜15nには、卓上マイク
ロホンSMとかピン型マイクロホンPMと云った各種複
数本のマイクロホンが接続自在に構成され、更に、この
マイクコネクタ15、又は、アンプ6には、ワイヤレス
マイクロホンWMから送られて来る音声信号を受信する
受信装置(図示せず)も備えられている。
【0012】また、上記アンプ6のスピーカ用接続口9
aには通信ケーブル13aを介して専用のスピーカ13
が接続され、また、イヤホーン用接続口9bとスピーカ
ホン用接続口9cには、図1並びに図2に示す如く夫々
通信ケーブル14aと16cを介してイヤホーン14と
スピーカホン16が夫々接続自在に構成されているが、
イヤホーン14はアウトプット端子(図示せず)を介し
て複数個を同時に使用できるように構成する場合があ
り、また、上記のイヤホーン用接続口9b又はスピーカ
用接続口9aを利用して一定の場所(個室、ホール等)
のPA装置(図示せず)に接続して、音声をこのPA装
置を通して流すことも可能である。
【0013】図3は、上述した本発明に係るランゲージ
サービス装置の電気的構成を示したブロック図であっ
て、図中、15Tはマイクコネクタ15に設けたワイヤ
レスマイクロホンWM用の受信用アンテナを示す。ま
た、図1と図2に於いて6aは電源用のコードを示し、
更に、図2に於いて16aと16bはスピーカホン16
のレシーバとマイクロホンを示す。
【0014】本発明に係る電話を利用したランゲージサ
ービス装置は以上述べた如き構成であるから、これを通
訳サービスに使用する場合は、先ず図1並びに図2に示
す如く電話器1から送受話器2を外し、この送受話器2
の送話部2aに小型スピーカ4をラバーカプラ3a等を
用いて密着させ、更に、受話部2bに小型マイクロホン
5を同じくラバーカプラ3b等を用いて密着させると共
に、マイクコネクタ15の各接続口15a〜15nに各
マイクロホンSM…、PM…を接続したり、ワイヤレス
マイクロホンWMをオン状態に接続して、これ等各マイ
クロホンSM,PM,WMを通して打合せ会議等を行え
ば、各マイクロホンSM、PM,WMに入力された各人
の音声はアンプ6で増幅されて送話部2aに密着された
小型マイクロホン4から拡声出力されるから、相手方の
電話器に出ている通訳者は各人の音声を確実にキャッチ
して通訳することができる。
【0015】また、相手方の電話器に出ている通訳者の
音声は、送受話器2の受話部2bに密着させた小型マイ
クロホン5がキャッチし、これをアンプ6で増幅してス
ピーカ13に流すため、打合せ会議中の複数の人間が同
時に通訳内容を認識して会議を進めることができる。
【0016】尚、通訳者の音声はスピーカ13を通さず
に各人のイヤホーン14に流したり、各施設のPA装置
に流すことも可能であり、更に、マイクロホンSM,P
M,WMとかスピーカ13、或は、イヤホーン14を使
用せずに、図2に示した如きオペレータ用のヘッドホン
式マイクロホン16を使用して、1台で音声の入出力を
スマートに行うことも可能である。更に、語学訓練の場
合も上記通訳の場合と同様に1人語学インストラクタが
離れた場所から電話器を通して1人の又は複数人の生徒
を指導することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る電話を利用したランゲージ
サービス装置は以上述べた如くであって、通訳者とか語
学インストラクタがいちいち現場或は教室等に出向かな
くても、電話を通して1度に複数の人間の打合せ会議内
容を通訳したり、語学指導したりすることができるか
ら、現場や教室等に出向かなくて済む分各種料金の負担
を軽減して充分なサービスを低コストで提供できる利点
を発揮できるものであって、例えば、外国人の来訪が多
い企業とか外国人を多く受付ける各種窓口、或は、ホテ
ルの商談室、外国人によるセミナー等の通訳サービスに
使用したり、英会話等の語学教室で使用して洵に好適で
あり、更に、外国語によるアナウンスメント等にも電話
を利用して使用できる利点を備えるものであって、その
効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話を利用したランゲージサービ
ス装置の全体構成とその使用例を説明した斜視図であ
る。
【図2】本発明の他の使用例を説明した斜視図である。
【図3】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 電話器 2 送受話器 2a 送話部 2b 送話部 4 小型スピーカ 5 小型マイクロホン 6 アンプ 13 スピーカ 14 イヤホーン 15 マイクコネクタ 16 ヘッドホン式マイクロホン SM 卓上マイクロホン PM ピン型マイクロホン WM ワイヤレスマイクロホン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話器の送話部と受話部に小型スピーカ
    と小型マイクロホンを密着させ、この小型スピーカには
    音声増幅用のアンプを介して1本又は複数本のマイクロ
    ホンを接続自在と成し、また、上記の小型マイクロホン
    には同じく音声増幅用のアンプを介してスピーカ又はイ
    ヤホーンを接続自在に構成したことを特徴とする電話を
    利用したランゲージサービス装置。
  2. 【請求項2】 音声増幅用のアンプに、音声入力用のマ
    イクロホンと音声出力用のレシーバを一体化したヘッド
    ホン式マイクロホンを接続自在に構成したことを特徴と
    する請求項1記載の電話を利用したランゲージサービス
    装置。
JP30252391A 1991-10-22 1991-10-22 電話を利用したランゲージサービス装置 Pending JPH05114956A (ja)

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JP30252391A JPH05114956A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 電話を利用したランゲージサービス装置

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JP30252391A JPH05114956A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 電話を利用したランゲージサービス装置

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ID=17909991

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30252391A Pending JPH05114956A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 電話を利用したランゲージサービス装置

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JP (1) JPH05114956A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3026790U (ja) * 1995-09-18 1996-07-23 マコト商事株式会社 多機能ステレオ増幅機及びヘルメット用ヘッドセット、 ヘルメット用マイクロホン、ヘルメット用スピーカー
WO2001084402A1 (fr) * 2000-04-28 2001-11-08 Yoji Abe Systeme et programme de gestion d'interpretation

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JP3026790U (ja) * 1995-09-18 1996-07-23 マコト商事株式会社 多機能ステレオ増幅機及びヘルメット用ヘッドセット、 ヘルメット用マイクロホン、ヘルメット用スピーカー
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