JP3854001B2 - 排水栓装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は洗面器,浴槽等の水槽の排水口を開閉する装置として好適な排水栓装置に関し、詳しくは遠隔操作によって排水栓を開閉させる排水栓装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来、洗面器や浴槽等の底部の排水口を排水栓にて開閉する排水栓装置としてポップアップ式の排水栓装置が多く用いられている。
図7はその一例を示している。同図において200は洗面器,浴槽等の水槽で、202はその底部204に設けられた排水口であり、206はその排水口202に設けられた排水栓である。
排水栓206は、上昇運動によって排水口202を開放し、また下降運動によって排水口202を閉鎖する。
【0003】
208は排水栓206の中心部に下向きに固定的に設けられた支持軸で、210はその支持軸208を介して排水栓206を上昇運動、即ち開動作させ且つ開位置に保持する駆動部ユニットであって、上下に昇降運動する支持ピン212を有しており、その支持ピン212の上昇運動により支持軸208を介して排水栓206を開動作させ、また支持ピン212の下降運動により排水栓206を自重で閉動作させるものとされている。
【0004】
214は駆動部ユニット210に備えられたスラストロック装置(ロック装置)で、このスラストロック装置214は、支持ピン212を上昇位置、即ち排水栓206を開位置に保持する動作と、支持ピン212を下降位置に保持して排水栓206を閉位置に保持する動作とを交互に繰り返して行う。
【0005】
216は水槽200の天板部218等に設けられた遠隔操作用の操作部で操作部材220を有している。
この操作部216において操作部材220を下向きに押し込むと、その操作力がワイヤレリーズ222を介して駆動部ユニット210に伝えられて駆動部ユニット210が働き、排水栓206を上昇運動、即ち開動作させた上で、スラストロック装置214の作用によりこれを開位置に保持する。
更にもう一度操作部材220を下向きに押し込むと、スラストロック装置214によるロックが解除されて排水栓206が下降動作し、排水口202を閉鎖する。
【0006】
ワイヤレリーズ222は可撓性且つ非伸縮性のアウターチューブ224と、その内部に挿通された可撓性且つ非伸縮性のインナーワイヤ226とを有しており、操作部216において操作部材220が下向きに押圧操作されると、インナーワイヤ226がアウターチューブ224内部を図中左向きに摺動して操作力を駆動部ユニット210に伝達する。
【0007】
これを受けて駆動部ユニット210が排水栓206を開動作させ、そしてスラストロック装置214の作用で排水栓206を開位置に保持し、また次の操作部材220の操作によりその保持を解除して排水栓206を下降せしめる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの排水栓装置において、アウターチューブ224とインナーワイヤ226とから成るワイヤレリーズ222は価格の高いものであって排水栓装置がコスト高となる問題がある外、アウターチューブ224及びインナーワイヤ226を急激に曲げるとインナーワイヤ226の摺動抵抗が大きくなって操作部材220の操作が重くなる問題がある。
そのためアウターチューブ224及びインナーワイヤ226を緩やかに湾曲させる必要があり、この場合ワイヤレリーズ222の配設のために広いスペースが必要で、ワイヤレリーズ222及び操作部216等の配置のレイアウトに大きな制約がある問題があった。
【0009】
またこの種排水栓装置の場合、インナーワイヤ226の摺動運動によって駆動部ユニット210における支持ピン212を下側から上向きに突き上げる必要がある関係上、排水筒228の内部においてアウターチューブ224及びインナーワイヤ226の先端部をスラストロック装置214の下側に配置した上、これを急激に曲げなければならず、そのために排水筒228内部においてスラストロック装置214の下側にワイヤレリーズ222の急激な湾曲部222aのためのスペースを確保しておかなければならないとともに、その急激な湾曲部222aにおいて操作の際の抵抗が大きくなり、また急激な湾曲に基づいて同部分で故障を生じ易いといった種々の問題が生じていた。
【0010】
またこの排水栓装置の場合、排水筒228に対するワイヤレリーズ222の貫通部分を複数の部材、具体的にはスリーブ230,シール部材232,ナット234等を用いて固定し且つシールする必要があり、同部分の構造が複雑で組付性が悪いといった問題の外、固定・シール作業に作業者による個人差が生じ、固定・シール性等の信頼性が必ずしも十分でないといった問題があった。
【0011】
そこで本出願人は先の特許願(特願平10−362822)において、操作部の操作で空気圧を発生し、その空気圧を可撓性の空気管で駆動部ユニットに導いて駆動部ユニットを働かせ、排水栓を開動作させるようになした排水栓装置を提案している。
【0012】
図8はその一例を示したものである。
図中236は操作部材237の押込操作により空気圧を発生させる操作部であって、この操作部236と駆動部ユニット240とが可撓性の空気管238で結ばれており、操作部236で発生させた空気圧が空気管238を通じて駆動部ユニット240に伝えられ、これにより駆動部ユニット240が働いて排水栓206を開動作させるようになっている。
【0013】
ここで排水筒228には凹陥部241が設けられていて、その凹陥部241の上壁部242に保持穴244が形成され、この保持穴244において駆動部ユニット240が保持されている。
そしてその駆動部ユニット240に対し、排水筒228の外部において空気管238が接続部材246を介して直接的に接続されている。
【0014】
この空気圧作動式の排水栓装置の場合、空気を媒体として操作力を操作部236から排水栓の駆動部ユニット240に伝達するようになしていることから、図7に示すような高価なワイヤレリーズ222を必要とせず、操作力伝達部を安価に構成することができる。
これにより排水栓装置の所要コストを低減することができる。
【0015】
またこの排水栓装置の場合、操作力伝達部を単なる可撓性の空気管238にて構成することができ、しかもこれを急激な曲率で曲げても円滑に操作力を伝達することができ、従って操作力伝達部の占めるスペースを少なくし得るとともに、その操作力伝達部を含む排水栓装置全体のレイアウトの自由度が高まる利点が得られる。
またこの排水栓装置の場合、図7に示す装置と異なってインナーワイヤの摺動に基づく大きな操作抵抗が発生することがなく、軽やかに排水栓を遠隔操作できるなどの各種利点が得られる。
【0016】
上記ワイヤレリーズ式の排水栓装置の場合、ワイヤレリーズの端部が特殊な形状となっていて、そのワイヤレリーズと駆動部ユニットとの接続部分の構造も複雑化する問題がある。
【0017】
これに対して上記空気圧作動式の排水栓装置の場合、長い空気管を適正な長さで切断してそのまま駆動部ユニット240に接続することができ、その接続部分の構造も単純である利点を有するものの、この空気圧作動式の排水栓装置においても、排水筒228内部で排水栓206を駆動する駆動部ユニット240に対しいかに操作力伝達部としての空気管を接続するかといった問題が内在しており、そこで図8に示す排水栓装置では排水筒228に凹陥部241を設けて駆動部ユニット240の一部を外部に露出させ、その露出部に対して空気管238を直接的に接続するようにしている。
【0018】
しかしながらこのようにした場合、排水筒228内部の排水の通路が狭められてしまい、また排水筒228内部の排水路が複雑な構造となって排水能力に影響が生じるといった問題が内在している。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の排水栓装置はこのような課題を解決するためになされたものである。
而して請求項1の排水栓装置は、(イ)水槽の排水口からの排水を流下させる排水筒と、(ロ)該排水口を開閉する排水栓と、(ハ)空気圧に基づいて該排水栓を開駆動する駆動部ユニットと、(ニ)空気圧を該駆動部ユニットに供給操作する操作部と、(ホ)該操作部の操作に基づいて該空気圧を該駆動部ユニットに導いて該駆動部ユニットを働かせる空気管とを具備し、前記操作部は、操作部材と、第一空気室と、該第一空気室の内部と外部とを連通させる空気孔と、該空気孔を遮断するシール部とを有していて、該操作部材に加えられた操作力により前記シール部にて前記空気孔を遮断した上で前記第一空気室に空気圧を発生させて、該空気圧を前記空気管を通じて前記駆動部ユニットに供給するものとされており、前記駆動部ユニットは第二空気室とロック装置とを有していて、該第二空気室の空気圧に基づいて前記排水栓を開閉し、該ロック装置にて開状態の保持と該保持の解除とを行うものとされており、且つ前記シール部は、操作力が除かれることで前記空気孔を開放して前記第一空気室と前記第二空気室及び前記空気管を外部に連通状態にするものであることを特徴とする。
【0020】
請求項2の排水栓装置は、請求項1に記載の排水栓装置において、前記ロック装置がスラストロック装置であることを特徴とする。
【0021】
請求項3の排水栓装置は、請求項1,2の何れかに記載の排水栓装置において、前記排水筒には前記空気管の端部と駆動部ユニットとを連絡する、該空気管とは別体の連絡管部が備えられていることを特徴とする。
【0022】
請求項の排水栓装置は、請求項に記載の排水栓装置において、前記連絡管部は前記排水筒に一体成形されていることを特徴とする。
【0023】
請求項の排水栓装置は、請求項3,4の何れかに記載の排水栓装置において、前記連絡管部における前記空気管側の端部には、該空気管の差込接続部が一体に形成されていることを特徴とする。
【0024】
請求項の排水栓装置は、請求項3〜5の何れかに記載の排水栓装置において、前記連絡管部の前記駆動部ユニット側の端部には、該駆動部ユニットの差込接続部が一体に形成されているとともに、該駆動部ユニットには該差込接続部に対して管軸方向に差し込まれる差込部が設けられていることを特徴とする。
【0025】
請求項の排水栓装置は、請求項に記載の排水栓装置において、前記排水筒には、前記駆動部ユニットを対応する前記差込接続部への差込方向に挿入せしめてこれを保持する保持部が設けてあることを特徴とする。
【0026】
【作用及び発明の効果】
上記請求項1の排水栓装置は、操作部の操作により空気圧を空気管を通じて駆動部ユニットに導き、そしてこれを働かせて排水栓を開駆動するようになしたもので、この排水栓装置の場合、前述した本願の先願に係る空気圧作動式の排水栓装置と同様の効果を奏する。
またこの排水栓装置によれば操作部を円滑に操作でき、また駆動部ユニットを円滑に動作させることができる。
【0027】
ここで上記操作部は、別途に設けたコンプレッサー等の空気圧源からの空気圧を駆動部ユニットに供給し又は遮断するものでなく、例えばベローズの収縮により、加えられた操作力に基づいて自身で第一空気室に空気圧を発生させる。また上記駆動部ユニットは、第 二空気室を有して第二空気室の空気圧に基づき排水栓を開閉操作する。
【0028】
本発明では、駆動部ユニットにおけるロック装置をスラストロック装置となしておくことができる(請求項2)。
また排水筒には空気管の端部と駆動部ユニットとを連絡する、空気管とは別体の連絡管部を備えておくことができる(請求項3)。
【0029】
の請求項の排水栓装置の場合、空気管の端部と駆動部ユニットとを連絡する連絡管部が排水筒に備えられているため、排水筒内部において排水栓を開駆動する駆動部ユニットに対し空気管を直接接続する必要はなく、排水筒に備えられている連絡管部に対して空気管を接続するだけで、空気管内部の空気通路を駆動部ユニットに連通状態とすることができ、空気管と駆動部ユニットとの組付けを簡単に行うことができる。
【0030】
その連絡管部は排水筒内部に予め備えておくことができ、このようにすることで図8に示す排水栓装置のように排水筒に凹陥部を設けて駆動部ユニットの一部を直接排水筒の外部に露出させる必要がなく、従って排水筒内部の排水の流路を特に狭めるといったこともなく、また排水路が複雑な形状となってしまうといったこともなく、排水口からの排水を円滑に行わせることができる
【0031】
上記連絡管部は、排水筒と別体に構成しておいてこれを予め排水筒に固定状態としておくこともできるが、この連絡部は排水筒に一体成形しておくことが望ましい(請求項)。
このようにすれば、予め連絡管部を排水筒に組付固定しておくといったことも省略できる。
【0032】
本発明においては、また、上記連絡管部における空気管側の端部に差込接続部(第一差込接続部)を一体に形成しておくことができる(請求項)。
このようにすれば、空気管をただ単に第一差込接続部に差し込むだけで、空気管と連絡管部とを接続状態となすことができ、空気管の接続を施工現場において極めて簡単に行うことが可能となる。
【0033】
本発明においては、また、駆動部ユニットの差込接続部(第二差込接続部)を連絡管部に一体に形成しておく一方、その駆動部ユニットにはこれに差し込むべき差込部を設けておくことができる(請求項)。
このようにしておけば、駆動部ユニットを連絡管部にただ単に差し込むだけで、その駆動部ユニットと連絡管部とを接続状態とすることができ、施工現場においても簡単に駆動部ユニットと連絡管部とを接続状態とすることができる。
【0034】
而して請求項,請求項によれば、上記のように連絡管部と空気管又は駆動部ユニットとを簡単に接続作業することができるとともに、作業者による接続の個人差が生じにくく、接続部分の信頼性も向上する利点が得られる。
【0035】
本発明においてはまた、上記排水筒に、駆動部ユニットを上記第二差込接続部への差込方向に挿入せしめてこれを保持する保持部を設けておくことができる(請求項)。
このようにしておけば、駆動部ユニットを保持部に挿入するようにしてその差込部を連絡管部の第二差込接続部に差し込むことができ、これにより駆動部ユニットの排水筒への取付けと連絡管部との接続を同時に行うことができ、駆動部ユニットの排水筒への組付け及び連絡管部との接続を極めて簡単に行うことができる。
【0036】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は洗面器,浴槽等の水槽12の底部で、この底部10には開口14が形成されており、そこに上端にフランジ16を有する排水筒18が下向きに挿通され、その排水筒18の上端部内側に排水口20が形成されている。
【0037】
排水筒18は、底部10の下側において外周面に雄ねじを有していて、その雄ねじに固定ナット22が螺合され、その固定ナット22の締込みに基づいて排水筒18が底部10に固定されている。
尚24はシールのための三角パッキンである。
【0038】
排水口20には排水栓26が装着されており、その排水栓26の上昇・下降運動により排水口20が開放及び閉鎖されるようになっている。
28はこの排水栓26の中心部において下向きに且つ固定的に設けられた支持軸で、その上端部が排水栓26の嵌込孔に嵌込固定されている。
【0039】
排水栓26には、支持軸28から放射状に延びる形態のガイド30が設けられており、また一方支持軸28の下端部には放射状のアーム32を介して円筒形状のガイド34が設けられ、それらガイド30,34の作用により、排水栓26が円滑に昇降運動、即ち開閉動作するようになっている。
【0040】
支持軸28の下側には、排水栓26を駆動するための駆動部ユニット36が配設されている。
この駆動部ユニット36は、排水栓26に対する開位置の保持とその保持の解除とを交互に繰返し行うスラストロック装置(ロック装置)38を備えている。
【0041】
上記排水筒18には円筒形状の保持部40が一体に形成されていて、その保持部40に、このスラストロック装置38が嵌合状態に取付保持されている。
一方水槽12の天板部44には、排水栓26を遠隔操作するための操作部46が設けられており、この操作部46と上記駆動部ユニット36とが、空気管60を介して互いに連絡されている。
【0042】
上記駆動部ユニット36及び操作部46の具体的構造が図2及び図3に詳しく示してある。
図2において、48は駆動部ユニット36における支持ピンであって、駆動部ユニット36はこの支持ピン48を上昇運動させることにより、支持軸28を介して排水栓26を開動作させるようになっている。
【0043】
この支持ピン48の上端部には、図2中上下方向に膨張・収縮動作するベローズ50の上端部が、支持ピン48に一体に形成されたフランジ52と止め輪54とにより固定されており、かかるベローズ50の上端部が、支持ピン48と一体に上下運動するようになっている。
【0044】
ここでベローズ50はテフロン製のものが用いられている。尚後述する操作部46のベローズ100(図3参照)もまたこの点同様である。このようにベローズ50,100としてテフロン製のものを用いることで優れた耐久性を付与することができる。但しこれらベローズ50,100として価格の安価なポリプロピレン製のもの或いはゴム製のもの等を用いることも可能である。
【0045】
ここで支持ピン48の上端部外周面とベローズ50の上端部内周面との間にはOリング55が介装されており、そのOリング55により、それら支持ピン48とベローズ50との間が気密にシールされている。
【0046】
本例においては、このベローズ50と後述のスラストロック装置38におけるケーシング56とによって、それらの内部に第二空気室58が形成されており、その第二空気室58内部に上記支持ピン48が挿入されている。
【0047】
上記スラストロック装置38は、円筒状のケーシング56を有しており、その下端部が後述する連絡管部62と連結されている。連絡管部62は可撓性の空気管60の端部と接続されており、内部の空気通路64が駆動部ユニット36の第二空気室58に連通させられている。
【0048】
ここでケーシング56は、下部部材66と上部部材68とから成っており、それらが上下にねじ結合により固定されている。
そしてそのケーシング56に対してベローズ50が下端部においてねじ結合により固定されている。
【0049】
前述のようにスラストロック装置38におけるケーシング56は第二空気室58の形成部材を兼ねており、このケーシング56と上記ベローズ50とによって第二空気室58が形成されている。
【0050】
ケーシング56の内部、即ち第二空気室58の内部にはまた、ロック機構部77が設けられている。
ロック機構部77は、支持ピン48に対し回転不能に設けられた下側の固定リング78と、支持ピン48に対して回転可能な上側の回転リング79と、回転リング79の動作を案内し且つ回転リング79に係合して支持ピン48を上昇位置に保持するための案内部80とを有している。
【0051】
このロック機構部77の回転リング79とケーシング56における上部部材68との間にはコイルスプリングから成る復帰ばね81が介装されており、その復帰ばね81により支持ピン48が常時下向きに付勢され、また同時にベローズ50が常時収縮方向に付勢されている。
【0052】
図5は上記ロック機構部77の構成とその作用を具体的に示したものである。
図5(A)に示しているように、固定リング78には上端に爪を有する突起82が形成される一方、回転リング79には全周に亘って下端に爪84が形成されるとともに、周方向に所定間隔で突起86が形成されており、通常時はその回転リング79の突起86が固定リング78の突起82の上に噛合い状態で載った状態でそれら突起82及び86が、図5(B)(I)に示しているように案内部80の溝88内部に入り込んだ状態にある。
【0053】
この状態で支持ピン48が上向きに持ち上げられると、突起82及び86が溝88内部を上向きに上昇し、そして回転リング79が案内部80の上側に到ったところで、突起82と86との各カム面の作用で回転リング79が(II)に示しているように所定角度回転させられる。
【0054】
この状態で支持ピン48が微小距離下降運動すると、(III)に示しているように回転リング79の突起86が案内部80の上端部の爪に噛合い状態で載った状態となり、ここにおいて回転リング79及び支持ピン48の更なる下降運動が阻止される。即ち排水栓26が、支持ピン48及び支持軸28を介して上昇位置、つまり開位置に保持された状態となる。
【0055】
次に支持ピン48が再び上向きに持ち上げられると、回転リング79に対して若干下側に離れた位置にあった固定リング78が一体に上昇運動し(回転リング79は支持ピン48及び固定リング78に対し微小ストローク独立して上下移動可能とされている)、その際に固定リング78の突起82が溝88に沿って上昇運動して、(IV)に示しているように再び回転リング79の爪84に当接して回転リング79を再び微小ストローク持ち上げ、案内部80の上端の爪から離間させる。これと同時に突起82と爪84との各カム面の作用で回転リング79を再び微小角度回転させる。
【0056】
そして(V)に示しているようにその状態で再び支持ピン48が下降運動すると、回転リング79の突起86が各カム面の作用で再び案内部80の溝88内部に入り込み、ここにおいて支持ピン48が下降運動して(I)の当初の状態に戻る。
【0057】
即ちロック機構部77は、支持ピン48の上昇・下降運動に伴って支持ピン48に対する上昇位置の保持とその保持の解除とを交互に繰り返して行う。つまり排水栓26に対して開位置の保持とその保持の解除とを交互に繰り返して行う。
尚、スラストロック装置38におけるロック機構部77は従来公知のものであるため、ここでは更に詳しい説明は省略する。
【0058】
上記排水筒18には、図2に示しているようにその内部に連絡管部62が一体成形されている。連結管部62は、水平部70と垂直部72とを有しており、内部に空気通路74を有している。
連絡管部62は、空気管60側の端部が第一差込接続部164とされ、また駆動部ユニット36側の端部が第二差込接続部166とされている。
第一差込接続部164は、排水筒18外面から横向きに突き出した突出部168と、その内部に形成された差込穴部170を有しており、その差込穴部170に空気管60の端部が差し込まれている。
【0059】
第一差込接続部164はまた、シール部材174と爪172と円筒形状の抜止部材176とを有している。
この第一差込接続部164においては、空気管60を差込穴部170に差し込むと、シール部材174が空気管60の外周面に密着してシール作用をなすとともに、爪172が空気管60の外面に食い込んで抜止めをなす。またその爪172は抜止部材176によって突出部168から抜止めされる。
尚、空気管60を第一差込接続部164から抜き出す際には、抜止部材176を軸方向に押し込めば良く、これにより簡単に空気管60を第一差込接続部164から抜き出すことができる。
【0060】
抜止部材176を軸方向に押し込むと、その先端のテーパ面178の作用で、空気管60の外面への爪172の食い込みが解除される。ここにおいて空気管60と爪172との係合が外れて空気管60を簡単に抜き出すことができる。
【0061】
また図6に要部を分解して示しているように、連絡管部62の垂直部72上端部、即ち駆動部ユニット36側の端部の第二差込接続部166は、内側に差込穴部180を有している。
一方駆動部ユニット36には、これに対応して円筒形状の差込部186が設けられている。
【0062】
差込部186は、外周面に環状溝188を有していてそこにOリングから成るシール部材190が装着されている。
駆動部ユニット36は、その差込部186を連絡管部62における第二差込部166の差込穴部180に単に差し込むだけで連絡管部62と接続状態とすることができる。
【0063】
排水筒18にはまた、連絡管部62よりも大径の円筒形状の保持部40が一体に形成されている。この保持部40の下端部には内方に突出する係合突部160が形成されている。
一方駆動部ユニット36には、これに対応して挿入部182が形成されている。挿入部182の外周面には環状溝184が形成されていて、そこにOリングから成る固定保持部材185が装着されている。
【0064】
ここで保持部40は、連絡管部62における第二差込接続部166と同心状に形成されている。
従って駆動部ユニット36の挿入部182を保持部40に軸方向に挿入すると同時に、その端部の差込部186を第二差込接続部166に差し込むことができる。即ち駆動部ユニット36の排水筒18への取付けと連絡管部62との接続とを、1つの動作で同時に且つ簡単に行うことができる。
【0065】
図1及び図3に示しているように、上記操作部46は上端にフランジ89を備えた円筒形状のケーシング90を有しており、このケーシング90が、天板部44の開口92において三角パッキン24及びケーシング90外周面の雄ねじに螺合された固定ナット94により天板部44に固定されている。
このケーシング90の下端の開口部には栓体96が取り付けられていて、ケーシング90の下端開口部がその栓体96により閉鎖されている。
【0066】
この栓体96は上向きの突出部98を備えており、その突出部98の外周面に形成された雄ねじに対して、上下に膨張・収縮可能なベローズ100の下端部が気密に嵌合した状態でねじ固定されており、そのベローズ100と栓体96とによって、その内側に第一空気室102が形成されている。
【0067】
また栓体96の下端部には、空気管60の端部が接続部材61にて接続されており、空気管60内部の空気通路64が、栓体96の連通孔97を介して第一空気室102に連通した状態となっている。
更に栓体96には、第一空気室102の内部と外部とを連通させる空気孔108が設けられている。ここで空気孔108は栓体96の下面で開口している。
【0068】
106はベローズ100を圧縮操作するための、即ち第一空気室102を圧縮操作するための操作部材であって、有底円筒形状の第一操作部材118と第二操作部材120とを有しており、その第一操作部材118が上端部をベローズ100の上端部に密着させる状態にベローズ100に外嵌されている。
【0069】
ベローズ100内部には、フランジ138を有する軸部材140が収容されているとともに、第二操作部材120がベローズ100の内部、即ち第一空気室102内部に配設されている。
そしてそれら軸部材140と第二操作部材120との間に復帰ばね122が介装されており、第二操作部材120とベローズ100の上端部とが互いに上下の反対向きに弾発されている。
【0070】
上記第二操作部材120には、空気孔108を遮断するシール部112が設けられており、そしてそのシール部112の設けられた第二操作部材120が、別の復帰ばね124により図中上向きに付勢されている。
第二操作部材120は、復帰ばね122と124とのばね力がバランスする位置において、栓体96から微小距離浮き上がった位置に保持されている。
【0071】
次に本例の排水栓装置の作用を以下に説明する。
本例の排水栓装置では、図3(I)の状態において操作部46の操作部材106を下向きに押込操作すると、直ちにベローズ100が収縮動作する。
また併せて復帰ばね122が収縮して第二操作部材120に対する下向きの弾発力を強め、これによって第二操作部材120が復帰ばね124の付勢力に抗して下向きに押し込まれて、シール部112により空気孔108を閉鎖する。
【0072】
そして更なる第一操作部材118の押込動作により(II)、第一空気室102が圧縮操作される。ここにおいて第一空気室102内に空気圧が発生し、そして発生した空気圧は空気管60の空気通路64及び連絡管部62の空気通路74を通じて駆動部ユニット36の第二空気室58に導かれる。
【0073】
これにより第二空気室58を形成している駆動部ユニット36側のベローズ50が、図4に示しているように上向きに膨張動作させられ、これとともに駆動部ユニット36における支持ピン48が上端部において復帰ばね81の付勢力に抗し上向きに引っ張り上げられる。
これにより排水栓26が支持軸28を介して上昇運動、即ち開動作させられ、排水口20を開放する。
【0074】
そして上昇運動した駆動部ユニット36の支持ピン48は、操作部46の操作の解除とともにロック機構部77のロック作用により上昇位置に保持され、排水栓26の下降動作が阻止される。即ち排水栓26が開位置に保持される。
【0075】
さて排水栓26を開動作させたところで操作部材106に加えていた押込操作力を除くと、復帰ばね124の付勢力により第二操作部材120が微少距離押上げられ、シール部112が空気孔108から離間し、開口を開放する。
ここにおいて第一空気室102内部の空気圧が解除されるとともにベローズ100が復帰ばね122の付勢力で再び膨張し、元形状に戻る。
尚このとき、操作部材106もベローズ100の膨張動作とともに図中上向きに復帰運動して元位置に到る。
【0076】
この操作力解除に伴う動作に際して、空気孔108を通じて第一空気室102内部に外部の空気が取り入れられ、ベローズ100が円滑に膨張動作することができる。
尚、駆動部ユニット36側の第二空気室58の空気圧も同時に解消するが、ベローズ50はロック機構部77のロック作用により引続き膨張状態に保持される。
【0077】
さて次に再び操作部材106を押込操作すると、第一空気室102に再び空気圧が発生する。
その空気圧は連絡管部62及び空気管60内部の空気通路74,64を通じて駆動部ユニット36の第二空気室58に導かれ、これによりベローズ50が僅かに膨張動作して支持ピン48を微小ストローク上向きに持ち上げる。
このときロック機構部77による支持ピン48のロック作用、即ち支持ピン48に対する上昇位置の保持が解除される。
【0078】
従ってこの状態で操作部材106に加えていた操作力を除くと、駆動部ユニット36における復帰ばね81の付勢力によりベローズ50が収縮動作するとともに支持ピン48が下降運動し、これにより開位置に保持されていた排水栓26が自重で下降運動して排水口20を閉鎖する。
【0079】
このとき駆動部ユニット36側の第二空気室58内部の空気は、連絡管部62及び空気管60内部の空気通路74,64を通じて第一空気室102内に入り込み、更に引き続いて空気孔108を通じて外部に逃げることができる。
従って駆動部ユニット36側のベローズ50は円滑に収縮動作することができる。
【0080】
以上のように本例の排水栓装置の場合、空気を媒体として操作力を操作部46から排水栓26の駆動部ユニット36に伝達するようになしていることから、図7に示すような高価なワイヤレリーズ222を必要とせず、操作力伝達部を安価に構成することができ、またこれにより排水栓装置の所要コストを低減することができる。
【0081】
更に本例の排水栓装置の場合、排水筒18に備えられている連絡管部62に対して空気管60を接続するだけで、空気管内部の空気通路64を駆動部ユニット36に連通状態とすることができ、空気管60と駆動部ユニット36との連絡を簡単に行うことができる。
【0082】
またその連絡管部62は、排水筒18内部に予め一体成形されているため、図8に示す排水栓装置のように排水筒228に凹陥部241を設けて駆動部ユニット240の一部を直接排水筒の外部に露出させる必要がなく、従って排水筒内部の排水の流路を特に狭めるといったこともなく、また排水路が複雑な形状となってしまうといったこともなく、排水口からの排水を円滑に行わせることができる。
【0083】
また連絡管部62は排水筒18に一体成形してあるため、連絡管部62を排水筒18と別体に構成した場合と異なってこれを排水筒に予め組付固定しておくといったことを省略することができる。
【0084】
更に本例では連絡管部62の空気管60側の端部に第一差込接続部164を一体に形成してあるため、空気管60をただ単に第一差込接続部164に差し込むだけで、空気管60と連絡管部62とを接続状態とすることができ、空気管60の接続を施工現場において極めて簡単に行うことができる。
【0085】
更に連絡管部62には駆動部ユニット36の接続用の第二差込接続部166を一体に形成してあるとともに、駆動部ユニット36にはこれに対応して差込部186が設けてあるため、駆動部ユニット36を連絡管部62にただ単に差し込むだけで、駆動部ユニット36と連絡管部62とを接続状態とすることができ、施工現場においても簡単に駆動部ユニット36と空気管60とを接続状態とすることができる。
【0086】
加えて本例では、駆動部ユニット36を保持部40に挿入するようにしてその差込部186を連絡管部62の第二差込接続部166に差し込むことができ、これにより駆動部ユニット36の排水筒18への取付けと連絡管部62との接続を同時に行うことができ、駆動部ユニット36の排水筒18への組付け及び連絡管部62への接続を極めて簡単に行うことができる。
【0087】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である排水栓装置を示す図である。
【図2】 図1における駆動部ユニットの内部構造を拡大して示す図である。
【図3】 図1における操作部の内部構造を拡大して示す図である。
【図4】 図1における駆動部ユニットを図2とは異なった作用状態で示す図である。
【図5】 図2及び図4の駆動部ユニットにおけるロック機構部の作用を示す図である。
【図6】 同実施例の排水栓装置の要部を分解して示す図である。
【図7】 従来の排水栓装置の一例を示す図である。
【図8】 従来の排水栓装置の図7とは異なる例を示す図である。
【符号の説明】
12 水槽
18 排水筒
20 排水口
26 排水栓
36 駆動部ユニット
38 スラストロック装置(ロック装置)
40 保持部
46 操作部
58 第二空気室
60 空気管
62 連絡管部
102 第一空気室
106 操作部材
108 空気孔
112 シール部
164 第一差込接続部
166 第二差込接続部
186 差込部

Claims (7)

  1. (イ)水槽の排水口からの排水を流下させる排水筒と、(ロ)該排水口を開閉する排水栓と、(ハ)空気圧に基づいて該排水栓を開駆動する駆動部ユニットと、(ニ)空気圧を該駆動部ユニットに供給操作する操作部と、(ホ)該操作部の操作に基づいて該空気圧を該駆動部ユニットに導いて該駆動部ユニットを働かせる空気管とを具備し、
    前記操作部は、操作部材と、第一空気室と、該第一空気室の内部と外部とを連通させる空気孔と、該空気孔を遮断するシール部とを有していて、該操作部材に加えられた操作力により前記シール部にて前記空気孔を遮断した上で前記第一空気室に空気圧を発生させて、該空気圧を前記空気管を通じて前記駆動部ユニットに供給するものとされており、
    前記駆動部ユニットは第二空気室とロック装置とを有していて、該第二空気室の空気圧に基づいて前記排水栓を開閉し、該ロック装置にて開状態の保持と該保持の解除とを行うものとされており、
    且つ前記シール部は、操作力が除かれることで前記空気孔を開放して前記第一空気室と前記第二空気室及び前記空気管を外部に連通状態にするものであることを特徴とする排水栓装置。
  2. 請求項1に記載の排水栓装置において、前記ロック装置がスラストロック装置であることを特徴とする排水栓装置。
  3. 請求項1,2の何れかに記載の排水栓装置において、前記排水筒には前記空気管の端部と駆動部ユニットとを連絡する、該空気管とは別体の連絡管部が備えられていることを特徴とする排水栓装置。
  4. 請求項に記載の排水栓装置において、前記連絡管部は前記排水筒に一体成形されていることを特徴とする排水栓装置。
  5. 請求項3,4の何れかに記載の排水栓装置において、前記連絡管部における前記空気管側の端部には、該空気管の差込接続部が一体に形成されていることを特徴とする排水栓装置。
  6. 請求項3〜5の何れかに記載の排水栓装置において、前記連絡管部の前記駆動部ユニット側の端部には、該駆動部ユニットの差込接続部が一体に形成されているとともに、該駆動部ユニットには該差込接続部に対して管軸方向に差し込まれる差込部が設けられていることを特徴とする排水栓装置。
  7. 請求項に記載の排水栓装置において、前記排水筒には、前記駆動部ユニットを対応する前記差込接続部への差込方向に挿入せしめてこれを保持する保持部が設けてあることを特徴とする排水栓装置。
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