JP3853046B2 - 自動昇降型枠装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動昇降型枠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、ダムや橋脚あるいは煙突などの高層構造物の壁面をコンクリート打設により形成する際に使用する型枠装置は、例えば、ダムの壁面をコンクリートを打設して形成する場合の型枠装置は、多数の鋼製型枠を組み合わせてコンクリートを打設する面に設置し、コンクリートを打設した後、順次鋼製型枠をクレーンなどで上方に引き上げて所定位置に設置してコンクリートを打設する手段や、上方に滑車装置を設け、この滑車装置により移動式型枠をチェーンなどにより引き上げる手段などが使用されている。
【0003】
しかしながら、前記従来の手段では、型枠装置のために使用する足場の組み立て解体や型枠の組み立て解体などに要する作業が大変であると共に、この作業に伴う危険性が問題となっており、移動式型枠を使用する手段においても、安全性、作業効率などを十分満足できる手段がなかなか実用化できない状況にある。
【0004】
本発明は、前記従来の課題を解決するためになされたものであり、高所での人力による足場や型枠の組み立て解体作業を不要とし、作業効率を高めると共に安全性を十分に確保することのできる非常に実用性に秀れた自動昇降型枠装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0006】
コンクリート 21 の打設によりダムや橋脚あるいは煙突などの高層構造物の壁面20を形成する際に使用する型枠装置であって、駆動部2に無端帯を懸環したキャタピラ(登録商標)構造の無限軌道型枠1を有し、この無限軌道型枠1は前記駆動部2により駆動回動するように構成され、更に、この無限軌道型枠1には既設のコンクリート 21 の壁面 20 に該無限軌道型枠1を固定するための固定部材3を装着する固定部材装着部4が設けられ、前記駆動部2には前記コンクリート 21 を打設して形成する壁面 20 に当接する中間フレーム型枠5が設けられ、この中間フレーム型枠5は、前記壁面 20 に対して接離自在に設けられ、この無限軌道型枠1は前記駆動部2の駆動回動により推進方向に順次コンクリート21を打設して前記壁面20を形成るように構成されていることを特徴とする自動昇降型枠装置に係るものである。
【0007】
また、請求項1記載の自動昇降型枠装置において、前記中間フレーム型枠5の両側に前記無限軌道型枠1が設けられていることを特徴とする自動昇降装置に係るものである。
【0008】
また、請求項1、2いずれか1項に記載の自動昇降型枠装置において、前記中間フレーム型枠5の壁面20と当接する反対側には前記駆動部2や該駆動部2を駆動させるモータなどの駆動装置7を配設した枠体6設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置に係るものである。
【0009】
また、請求項記載の自動昇降型枠装置において、前記中間フレーム型枠5と前記枠体6との間にエアバッグ8挟着され、このエアバッグ8により該中間フレーム型枠5が前記壁面 20 に対して接離自在に設けられることを特徴とする自動昇降型枠装置に係るものである。
【0010】
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の自動昇降型枠装置において、前記無限軌道型枠1若しくは前記中間フレーム型枠5と前記壁面20との間にスキンプレート9設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置に係るものである。
【0011】
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の自動昇降型枠装置において、前記無限軌道型枠1の外周面には、ローラ 10 を介して枠部材 12 が設けられ、この枠部材 12 には足場部材 11 が設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置に係るものである。
【0012】
また、コンクリート 21 の打設によりダムや橋脚あるいは煙突などの高層構造物の壁面 20 を形成する際に使用する型枠装置であって、駆動部2に無端帯を懸環したキャタピラ(登録商標)構造の無限軌道型枠1を有し、この無限軌道型枠1は前記駆動部2により駆動回動するように構成され、この無限軌道型枠1は前記駆動部2の駆動回動により推進方向に順次コンクリート 21 を打設して前記壁面 20 を形成するように構成され、前記無限軌道型枠1の外周面にローラ10を介して枠部材12係止されこの枠部材12に足場部材11設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置に係るものである。
【0013】
【発明の作用及び効果】
キャタピ ( 登録商標 ) 造の無限軌道型枠1を駆動回動させるための駆動部2を設けたから、駆動部2を駆動せ、この無限軌道型枠1をコンクリート21を打設した壁面20から、例えば、上方に移動させることができ、既設のコンクリート21の上方に順次コンクリート21を打設して壁面20を形成することができ、従来のような高所での人力による型枠の組み立て解体作業を不要となり、作業効率を非常に高めることができ、しかも安全性の高い実用性に秀れた自動昇降型枠装置とすることができる。
【0014】
また、無限軌道型枠1を既設のコンクリート21の壁面20に固定するための固定部材3を装着できる固定部材装着部4を無限軌道型枠1に設けたから、既設コンクリート21の壁面20に無限軌道型枠1を固定部材3により確実に取り付け固定することができる。
【0015】
また、コンクリート21を打設して形成する壁面20に当接させる中間フレーム型枠5の両側に無限軌道型枠1を設けたから、型枠全体を無限軌道型枠1とする場合に比べ、型枠幅を変更する場合には中間フレーム型枠5の幅寸法を変更したものを用いることで無限軌道型枠1は全く同じものを使用することができ、設備コストを大幅に削減することができ、中間フレーム型枠5は既設コンクリート21の壁面20 に固定状態で設置する必要がなく、例えば、この中間フレーム型枠5を無限軌道型枠1の上下寸法のおよそ半分程度の上下寸法で形成することができ、自動昇降型枠装置全体の重量を大幅に削減することができる。
【0016】
また、中間フレーム型枠5の壁面20 と当接する面の反対側に駆動部2や該駆動部2を駆動させるためのモータなどの駆動装置7を配設した枠体6を設けたから、無限軌道型枠1を駆動するための駆動部2や駆動装置7を簡易に確実に配設することができる。
【0017】
また、中間フレーム型枠5と枠体6との間にエアバッグ8を挟着したから、中間フレーム型枠5にたわみなどが生じないようにでき、コンクリート21を打設する壁面20を中間フレーム型枠5で高精度に構成することができる。
【0018】
また、無限軌道型枠1若しくは中間フレーム型枠5と壁面20との間にスキンプレート9を設けたから、無限軌道型枠1や中間フレーム型枠5の壁面20 に当接する面の凹凸や空隙などを平坦化でき、コンクリート21を打設した壁面20を平坦に形成することができ、さらに、スキンプレート9を用いたことで装置の重量を軽量化することができる。
【0019】
また、無限軌道型枠1の外周面にローラ10を介して枠部材12を係止するように構成したから、無限軌道型枠1を壁面20上で移動してもローラ10が回動することで枠部材12はそのままの状態で係止状態を維持することができ、枠部材12に足場部材11を設けたから、例えば、無限軌道型枠1をコンクリート21を打設した壁面20から上方に移動する場合、足場部材11を解体する必要がなく、そのままの状態で無限軌道型枠1を上方に移動することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置に関して以下図面に基づき説明する。
【0021】
本実施例は、図1〜図9に図示したように、ダムや橋脚あるいは煙突などの高層構造物の壁面20をコンクリート21を打設して形成するための型枠装置であって、駆動部2に無端帯を懸環したキャタピ ( 登録商標 ) 造の無限軌道型枠1の内周面に該無限軌道型枠1を駆動回動させる際に使用するスプロケットやローラなどの駆動部2を設け、この駆動部2により該無限軌道型枠1を駆動回動させ、コンクリート21を打設して壁面20を順次形成できるように構成したものである。
【0022】
無限軌道型枠1を壁面20に対して極力平坦に当接させるために、必要に応じて補助ローラ13を無限軌道型枠1の内周面に適宜設けても良い。
【0023】
無限軌道型枠1を既設のコンクリート21の壁面20に取り付け固定するためのシーボルトなどの固定部材3を装着できる適宜な (固定部材装着部 ) 無限軌道型枠1に適宜設ける。
【0024】
型枠装置は、コンクリート21の壁面20に当接する全面を無限軌道型枠1で形成してもよいが、コンクリート21を打設して形成する壁面20に当接させる中間フレーム型枠5の両側に無限軌道型枠1を適宜設けてもよい。
【0025】
中間フレーム型枠5の両側に無限軌道型枠1を設ける場合には、図2〜図5に図示したように、中間フレーム型枠5の両側を無限軌道型枠1の内側に重なるように構成し、中間フレーム型枠5の中央部及び無限軌道型枠1がコンクリート21の壁面20に当接するように構成し、中間フレーム型枠5の両側部が無限軌道型枠1の内周面の所定位置で、無限軌道型枠1が回動しても中間フレーム型枠5が移動することなく係止できるように、中間フレーム型枠5の上下端部をローラ14を介して適宜無限軌道型枠1の内周面に配設する。
【0026】
中間フレーム型枠5の壁面20 に当接する面と反対側にはスプロケットやローラなどの駆動部2や該駆動部2を駆動するための油圧モータなどの駆動装置7や油圧モータ7を駆動させるための油圧ポンプ16などを適宜配設した枠体6を設ける。
【0027】
枠体6や中間フレーム型枠5も必要に応じてシーボルトなどの固定部材3で適宜コンクリート21の壁面20に取り付け固定することで本装置をより安定した状態で確実にコンクリート21の壁面20に取り付け固定することができる。
【0028】
中間フレーム型枠5と枠体6との間にエアバッグ8を挟着することで、中間フレーム型枠5にたわみなどが生じないようにすることができる。
【0029】
無限軌道型枠1若しくは中間フレーム型枠5と壁面20との間に、布、ゴム、連続繊維補強材などの軽量で柔構造のスキンプレート9を設け、無限軌道型枠1や中間フレーム型枠5の壁面20 と当接する面の凹凸や空隙などを平坦化するようにしている。この軽量なスキンプレート9を用いたことで装置全体の重量を軽量化することができる。
【0030】
中間フレーム型枠5の空隙部には、必要に応じて金網、連続繊維補強材などのメッシュ網を適宜取り付けて、スキンプレート9がコンクリート21の打設に耐え得るようにする。
【0031】
無限軌道型枠1の上下端部と、壁面20 を形成する側と反対側にローラ10を介して枠部材12を係止するように設け、この枠部材12に人が乗って作業をするための足場部材11を取り付け固定する。この足場部材11は、枠体6に取り付け固定することもできる。
【0032】
次に、前述した本実施例の自動昇降型枠装置を用いて、コンクリート21を打設して壁面20を形成する方法について図7〜図9に基づき説明する。
【0033】
ず、図7に図示したように、既設のコンクリート21の壁面20にスキンプレート9を介して無限軌道型枠1を固定部材3により取り付け固定する。
【0034】
続いて、無限軌道型枠1を取り付け固定している固定部材3のうち、下半分の固定部材3(図7では3個の固定部材)を取り外し、続いて、駆動部2を図8の矢印方向に回動させて無限軌道型枠1の上下方向の長さの約半分を上方に移動させ図8に図示したような状態にし、続いて、無限軌道型枠1の上半分に固定部材3を取り付け固定し、図9に図示したようにコンクリート21を打設して養生する。
【0035】
以上のような方法により、順次無限軌道型枠1を上方に移動させ、コンクリート21を打設して壁面20を順次形成する。
【0036】
尚、中間フレーム型枠5の両側に無限軌道型枠1を設け、さらに枠体6を設けて、中間フレーム型枠5と枠体6との間にエアバッグ8を設けた場合には、無限軌道型枠1を上方に移動する際、エアバッグ8を縮めて中間フレーム型枠5をコンクリート21の壁面20から離脱させるようにする。
【0037】
また、既設のコンクリート21の壁面20から枠体6の離間を確保するため、あるいは、枠体6の反力を壁面20にとるため必要に応じて図3に図示したようなジャッキボルト15を設けてもよい。
【0038】
中間フレーム型枠5の横幅寸法を適宜伸縮できる構造で構成し、この中間フレーム型枠5の両側に無限軌道型枠1を設けることで、所望の型枠幅に随時調整することができる。
【0039】
コンクリート21の壁面20に当接する全面を無限軌道型枠1で形成する場合には、無限軌道型枠1の内周面に足場部材11を設けるように構成することもでき、この場合には、無限軌道型枠1の上部が天蓋となり、無限軌道型枠1の内周面は全天候対応とすることができる。
【0040】
本実施例は、以上のようにキャタピ ( 登録商標 ) 造の無限軌道型枠1を駆動回動させるための駆動部2を設けたから、駆動部2を駆動せ、この無限軌道型枠1をコンクリート21を打設した壁面20から、例えば、上方に移動させることができ、既設のコンクリート21の上方に順次コンクリート21を打設して壁面20を形成することができ、従来のような高所での人力による型枠の組み立て解体作業を不要となり、作業効率を非常に高めることができ、しかも安全性の高い実用性に秀れた自動昇降型枠装置とすることができる。
【0041】
また、無限軌道型枠1を既設のコンクリート21の壁面20に固定するための固定部材3を装着できる固定部材装着部4を無限軌道型枠1に設けたから、既設コンクリート21の壁面20に無限軌道型枠1を固定部材3により確実に取り付け固定することができる。
【0042】
また、コンクリート21を打設して形成する壁面20に当接させる中間フレーム型枠5の両側に無限軌道型枠1を設けたから、型枠全体を無限軌道型枠1とする場合に比べ、型枠幅を変更する場合には中間フレーム型枠5の幅寸法を変更したものを用いることで無限軌道型枠1は全く同じものを使用することができ、設備コストを大幅に削減することができ、中間フレーム型枠5は既設コンクリート21の壁面20 に固定状態で設置する必要がなく、例えば、この中間フレーム型枠5を無限軌道型枠1の上下寸法のおよそ半分程度の上下寸法で形成することができ、自動昇降型枠装置全体の重量を大幅に削減することができる。
【0043】
また、中間フレーム型枠5の壁面20 と当接する面の反対側に駆動部2や該駆動部2を駆動させるためのモータなどの駆動装置7を配設した枠体6を設けたから、無限軌道型枠1を駆動するための駆動部2や駆動装置7を簡易に確実に配設することができる。
【0044】
また、中間フレーム型枠5と枠体6との間にエアバッグ8を挟着したから、中間フレーム型枠5にたわみなどが生じないようにでき、コンクリート21を打設する壁面20を中間フレーム型枠5で高精度に構成することができる。
【0045】
また、無限軌道型枠1若しくは中間フレーム型枠5と壁面20との間にスキンプレート9を設けたから、無限軌道型枠1や中間フレーム型枠5の壁面20 に当接する面の凹凸や空隙などを平坦化でき、コンクリート21を打設した壁面20を平坦に形成することができ、さらに、スキンプレート9を用いたことで装置の重量を軽量化することができる。
【0046】
また、無限軌道型枠1の外周面にローラ10を介して枠部材12を係止するように構成したから、無限軌道型枠1を壁面20上で移動してもローラ10が回動することで枠部材12はそのままの状態で係止状態を維持することができ、枠部材12に足場部材11を設けたから、例えば、無限軌道型枠1をコンクリート21を打設した壁面20から上方に移動する場合、足場部材11を解体する必要がなく、そのままの状態で無限軌道型枠1を上方に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の要部を示す説明図である。
【図2】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の要部を示す説明図である。
【図3】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の要部を示す説明図である。
【図4】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の要部を示す水平断面説明図である。
【図5】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の要部を示す説明図である。
【図6】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の要部を示す説明図である。
【図7】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の使用状態を示す説明図である。
【図8】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の使用状態を示す説明図である。
【図9】 本発明の一実施例に係る自動昇降型枠装置の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 無限軌道型枠
2 駆動部,駆動部材
3 固定部材
4 固定部材装着部
5 中間フレーム型枠
6 枠体
7 駆動装置
8 エアバッグ
9 スキンプレート
10 ローラ
11 足場部材
12 枠部材
20 壁面
21 コンクリート

Claims (7)

  1. コンクリートの打設によりダムや橋脚あるいは煙突などの高層構造物の壁面を形成する際に使用する型枠装置であって、駆動部に無端帯を懸環したキャタピラ(登録商標)構造の無限軌道型枠を有し、この無限軌道型枠は前記駆動部により駆動回動するように構成され、更に、この無限軌道型枠には既設のコンクリートの壁面に該無限軌道型枠を固定するための固定部材を装着する固定部材装着部が設けられ、前記駆動部には前記コンクリートを打設して形成する壁面に当接する中間フレーム型枠が設けられ、この中間フレーム型枠は、前記壁面に対して接離自在に設けられ、この無限軌道型枠は前記駆動部の駆動回動により推進方向に順次コンクリートを打設して前記壁面を形成るように構成されていることを特徴とする自動昇降型枠装置。
  2. 請求項1記載の自動昇降型枠装置において、前記中間フレーム型枠の両側に前記無限軌道型枠が設けられていることを特徴とする自動昇降装置。
  3. 請求項1、2いずれか1項に記載の自動昇降型枠装置において、前記中間フレーム型枠の壁面と当接する反対側には前記駆動部や該駆動部を駆動させるモータなどの駆動装置を配設した枠体設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置。
  4. 請求項記載の自動昇降型枠装置において、前記中間フレーム型枠と前記枠体との間にエアバッグ挟着され、このエアバッグにより該中間フレーム型枠が前記壁面に対して接離自在に設けられることを特徴とする自動昇降型枠装置。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の自動昇降型枠装置において、前記無限軌道型枠若しくは前記中間フレーム型枠と前記壁面との間にスキンプレート設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の自動昇降型枠装置において、前記無限軌道型枠の外周面には、ローラを介して枠部材が設けられ、この枠部材には足場部材が設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置。
  7. コンクリートの打設によりダムや橋脚あるいは煙突などの高層構造物の壁面を形成する際に使用する型枠装置であって、駆動部に無端帯を懸環したキャタピラ(登録商標)構造の無限軌道型枠を有し、この無限軌道型枠は前記駆動部により駆動回動するように構成され、この無限軌道型枠は前記駆動部の駆動回動により推進方向に順次コンクリートを打設して前記壁面を形成するように構成され、前記無限軌道型枠の外周面にローラを介して枠部材係止されこの枠部材に足場部材設けられていることを特徴とする自動昇降型枠装置。
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