JP3852898B2 - プレス装置 - Google Patents

プレス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3852898B2
JP3852898B2 JP20657299A JP20657299A JP3852898B2 JP 3852898 B2 JP3852898 B2 JP 3852898B2 JP 20657299 A JP20657299 A JP 20657299A JP 20657299 A JP20657299 A JP 20657299A JP 3852898 B2 JP3852898 B2 JP 3852898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
plate
cylinder
piston
entry part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20657299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001030031A (ja
Inventor
藤田  明
Original Assignee
株式会社武甲製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社武甲製作所 filed Critical 株式会社武甲製作所
Priority to JP20657299A priority Critical patent/JP3852898B2/ja
Publication of JP2001030031A publication Critical patent/JP2001030031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852898B2 publication Critical patent/JP3852898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス型で加工後、上型が上昇する際、製品あるいはスクラップをノックアウトするノックアウト用アクチュエータ内蔵シャンクを有するプレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2、図3、図4により従来の技術を詳細に説明する。
ここでのプレス型で加工する製品100および加工後のコイル材151は、図2に示す通りである。製品100は長方形状の薄板101に2個の丸孔102を穿設したものである。しかも、この製品は2個の丸孔102と外形103は同一のステーションで加工する総抜き型(コンパウンドダイ)を用いている。
【0003】
この金型は、図3に示すように、下型110をプレス機械のボルスター111に、上型112をラム113にそれぞれ固定する。
まず、下型110から説明すると、下基板114の上面中央に外形抜きパンチ115をボルト116により下基板114に固着し、ノックピン117により位置決めする。
【0004】
この外形抜きパンチ115にストリッパー118を外嵌めし昇降自在に設け、そのストリッパー118には下基板114から所定の上下動のストロークが許される支持ボルト119を螺着し、一方、下基板114とストリッパー118との間にはコイルスプリング120を縮設しストリッパー118を上方に向けて付勢する。上型112が上昇すると、コイルスプリング120の付勢力により外形抜きパンチ115上面とストリンパー118上面とを同一平面に位置させる。なお、両外側にはガイドポスト121を起立させる。
【0005】
上型112は次のように構成する。
上基板122の下面にはバッキングプレート131、パンチプレート132および外形抜きダイ133を順に重ねて、ボルト134で上基板122に固着し、それ等をノックピン135で位置決めする。
中央部で2本のパンチ136がパンチプレート132に保持されている。
【0006】
また、シャンク137はそのフランジ138によりボルト139で上基板122に螺締している。
ここで、この上型112には、製品100を上型112から離すノックアウト140が装着されている。このノックアウト140は、前記2本のパンチ136が突出するストリッパープレート141と、プレート142と、パンチプレート132とバッキングプレート131を貫通して前記ストリッパープレート141とプレート142を連結する連結ロッド143と、プレート142上面より延出し、シャンク137を貫通して上端が案内孔144に突入するロッド145よりなる。
【0007】
この案内孔144は、図4に示すように断面が長方形で長尺で重量物であるノックアウトバー149が嵌められ、この案内孔144にガイドされてノックアウトバー149は昇降する。ノックアウトバー149は案内孔144から外れないように抜け止めピン150がノックアウトバー149の両端部に設けられる。
また、上基板122には前記ガイドポスト121を受け入れる位置決め孔152が穿設してある。
【0008】
なお、符号146はコネクティングロッドである。
前記ノックアウトバー149両端上部の対向するプレス機械本体に押し下げロッド147が配置され、この押し下げロッド147は本体に固着した円柱体148に調整可能に螺着されている。
図3に示す状態は、下死点の状態である。押し下げロッド147は上死点の近傍に配置してあり、図3に示す状態からラム113が上昇すると、ノックアウトバー149が押し下げロッド147に当接して、ロッド145、プレート142、連結ロッド143、ストリッパープレート141を経て、製品100をパンチ136から外して下方に落下させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ノックアウトバー149が押し下げロッド147に当接してノックアウト140を経てパンチ136に外嵌め状態になっている製品100は外されるが、ノックアウトバー149は重量物で、例えば、60tプレスぐらいでもノックアウトバー149は約40kg程度の重量があり、その場合、製品100の外形103を外形抜きダイ133と外形抜きパンチ115とで抜き、パンチ136で丸孔102を抜いた直後、すなわち図3に示す下死点の状態から直ちにノックアウト140を経てノックアウトバー149の重量が製品100に伝達されて、コイル材151の打ち抜き孔153に製品101が戻され、この加工ステーションで製品100を下型110上に落下させて、そこでこの製品100をエアーにより下型110外に排出しようとするとき、コイル材151の打ち抜き孔153内に打ち抜かれた製品100が戻されて自動加工ができないようになる。
【0010】
このようにノックアウトの時期(タイミング)を、加工する製品に応じて適当なタイミングに設定できることが求められている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、ノックアウトするタイミングを任意に設定できるようにすべく、加工後、上型が上昇中の任意のタイミングにノックアウトするノックアウト用アクチュエータを、シャンクに内蔵させたノックアウト用アクチュエータ内蔵シャンクを有するプレス装置とした。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明を、添付する図面に示す具体的一実施例に基づいて以下詳細に説明する。
シャンク1に穴を穿設してピストン2が摺動するシリンダ3を構成する。ピストン2とシリンダ3との気密性を維持するため、ピストン2の外周にはリング4が外嵌めされている。シリンダ3にはシリンダ3内に圧縮空気Aを受け入れる流入孔5および空気を排出する排出孔6がそれぞれ穿設されている。
【0013】
シリンダ3内へ圧縮空気の流入が遮断されているときは、端壁面7に当接し復帰させる復帰コイルスプリング8がシリンダ3内に収容されて図においてピストン2を上方に付勢している。このコイルスプリング8をシリンダ内に装着するために端板9より突出したストローク調整突入部10に外嵌めさせている。この端板9はボルト11によりシリンダ3の端部に螺締する。このピストン2のストロークSはストローク調整突入部10の突入長さLを変化させることでできる。ストローク調整突入部10の先端を削除したり、あるいはスペーサ(図示せず)を付加したりして行う。
【0014】
圧縮空気Aをシリンダ3内に供給する前は、ピストン2はコイルスプリング8により付勢されて端壁面7に当接している。
上記の状態で圧縮空気Aを供給すると、ピストン2は下方に向けて移動し、シリンダ3内に突入していたロッド145に当接してノックアウト140を下方へ駆動し、製品100を下型110上へ落下させる。
【0015】
圧縮空気Aはノックアウトの必要なタイミングに容易に合わせて確実に作動させることができる。
上記ではノックアウト用アクチュエータが空圧シリンダについて述べたが、大きな圧力が必要な場合、大径の空圧シリンダを用いればよいが、油圧シリンダを用いることもできる。
【0016】
さらに、アクチュエータとして単動式のアクチュエータを用いると構造が簡単で安価に提供できることとなる。
さらに、使用する金型に応じてストロークを可変にすることができる。複数枚のスペーサを用意しておき、ストロークの可変に対応させることができる。
さらにその上に、上記例ではシャンク自身をシリンダとして使用したが、シャンク内に既製の空圧シリンダあるいは油圧シリンダを封入させて使用することもできる。
【0017】
シリンダ3内に圧縮空気Aを流入させるタイミングを任意に設定できるようにするために、プレス機械の回転軸に取付けたロータリカムより信号を受けて作動させる。
また、図1のロッド145より短いロッドを用いてロッド下面とプレート142上面との間に隙間を設けておき、落下させてハンマー効果を用いてワークが絞り加工品のように上型にくい込みの程度が大きいものでも容易に排出できる。
【0018】
さらに、ピストンは板材で形成することもでき、磨耗が激しい場合、安価に形成できる板材であれば、容易に対応できる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、加工後、上型が上昇中の任意のタイミングにノックアウトするノックアウト用アクチュエータを、シャンクに内蔵させたノックアウト用アクチュエータ内蔵シャンクを有するプレス装置としたので、ノックアウトするタイミングを任意に設定でき、意図する自動化が可能となる。
【0020】
また、本発明では、具体的にノックアウト用アクチュエータとして空圧シリンダを用いることができる。
さらに、本発明では、具体的にノックアウト用アクチュエータとして油圧シリンダを用いることができる。
さらにその上に、本発明では、具体的にノックアウト用アクチュエータを単動式とすることができる。
【0021】
また、本発明では、具体的にノックアウト用アクチュエータのストロークを可変にすることができ、数種のプレス型に対応して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノックアウト用アクチュエータ内蔵シャンクの具体的一実施例の縦断面図である。
【図2】加工した製品と加工後のコイル材の平面図である。
【図3】総抜き型(コンパウンドダイ)の縦断面図である。
【図4】図3のノックアウトバーの装着部の側面図である。
【符号の説明】
1…シャンク
2…ピストン
3…シリンダ
4…リング
5…流入孔
6…排出孔
7…端壁面
8…コイルスプリング
9…端板
10…ストローク調整突入部
A…圧縮空気
L…突入長さ
S…ストローク

Claims (1)

  1. 下型に外形抜きパンチを固着し、外形抜きパンチにストリッパーをコイルスプリングにより付勢して外嵌めし、上型の中央部にパンチプレートに保持された孔抜きパンチを設け、上型に外形抜きダイを前記外形抜きパンチに対向させて固着し、外形抜きダイの中央部に孔抜きパンチが突出するストリッパープレートを設け、孔と外形を同一のステーションで加工する総抜き型を用いたプレス装置において、上型に孔抜きパンチが突出するストリッパープレートと、プレートと、パンチプレートを貫通して前記ストリッパープレートとプレートを連結する連結ロッドと、プレート上面より延出したロッドとよりなるノックアウトを装着し、シャンクに穴を穿設してシリンダーを構成し、シリンダにピストンを嵌合させ、端板より突出したストローク調整突入部をシリンダ内に突入させて端板をシリンダ端部に螺締し、ストローク調整突入部をピストンに当接可能とし、ストローク調整突入部にコイルスプリングを外嵌めしてピストンと端板間に介在させ、前記ロッドをストローク調整突入部に摺動自在に設けロッド先端をピストンに当接可能とし、プレス機械の回転軸に取付けたロータリカムよりシリンダ内に圧縮空気を流入させるタイミングを設定し、ストローク調整突入部の先端を削除し、あるいはストローク調整突入部の先端にスペーサを付加してピストンのストロークを可変として、加工後、上型が上昇中に外形抜きされた製品をノックアウトするプレス装置。
JP20657299A 1999-07-21 1999-07-21 プレス装置 Expired - Fee Related JP3852898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20657299A JP3852898B2 (ja) 1999-07-21 1999-07-21 プレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20657299A JP3852898B2 (ja) 1999-07-21 1999-07-21 プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001030031A JP2001030031A (ja) 2001-02-06
JP3852898B2 true JP3852898B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=16525635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20657299A Expired - Fee Related JP3852898B2 (ja) 1999-07-21 1999-07-21 プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3852898B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5760619B2 (ja) * 2011-04-07 2015-08-12 スズキ株式会社 プレス装置およびプレス成形方法
CN103112046A (zh) * 2013-02-01 2013-05-22 深圳中华商务安全印务股份有限公司 分压打孔装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001030031A (ja) 2001-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203635765U (zh) 垫片冲模装置
KR100497529B1 (ko) 프레스성형용 금형장치
JP3852898B2 (ja) プレス装置
US20030177878A1 (en) Sequential punch press with complementary sliding plates
CN109013825B (zh) 一种切边和冲孔装置
JP2003181569A (ja) プレス加工用金型
CN209792508U (zh) 一种双冲锻压模具
CN216780043U (zh) 一种冲压模具
JPH0354015B2 (ja)
JP3997536B2 (ja) 圧造成形機
KR200401141Y1 (ko) 펀칭 프레스용 금형구조
CN211304455U (zh) 一种向上翻孔结构及冲压模具
CN208178227U (zh) 一种分动式冲压模具
US4945796A (en) Method of punching material
WO2001083135B1 (en) Method and impact machine for forming a body
CN211707959U (zh) 一种压力机的双顶料装置
CN212285515U (zh) 一种管套冲孔模具
JPS62142037A (ja) プレス加工装置における切削油注油装置
CN216461196U (zh) 空压机传感器外壳的连续模
CN218946128U (zh) 一种无需装夹的落料模结构
CN220329817U (zh) 一种易脱料的汽车钣金件冲压模具
CN218224313U (zh) 一种用于冲床的机械模具
CN213859608U (zh) 一种可切换冲头的模具
CN217700953U (zh) 一种冲孔位置可调的上模结构及模具
CN220479935U (zh) 一种接线盒冲切拉伸加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060525

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees