JP3852506B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電源を整流平滑して得られる直流電圧を高周波電圧に変換して二灯の放電灯に供給し、並列点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、交流電源を全波整流器によって整流し、その出力を平滑コンデンサにて平滑することによって直流電源を得て、この直流電源をインバータ部により高周波電圧に変換して放電灯に供給するいわゆるコンデンサ入力型の放電灯点灯装置が知られている。しかしながら、この種の放電灯点灯装置では、交流電源側から流れる入力電流の休止期間が長くなって力率が低くなり、入力電流の高調波歪が大きくなるという問題点がある。このため、全波整流器の出力端と平滑コンデンサとの間に大きなインダクタを挿入したり、入力段にチョッパ回路を入れたりして、入力歪を抑制するものも提案されているが、装置自体が大型化してしまうとともにコストが高くなってしまう問題がある。
【0003】
この種の問題点を解決するために、図10に示すような放電灯点灯装置(特願平8−303740号)が提案されている。図10に示す放電灯点灯装置は、交流電源ACを全波整流器DBで整流し、この整流出力をダイオードD1 ,D2 を介して平滑コンデンサC0 に入力して平滑し、この平滑コンデンサC0 を直流電源としてインバータ部INVを動作させるようになっている。平滑コンデンサC0 に接続されたインバータ部INVの振動要素(実際にはL1 、C12で構成するLC共振回路)の一端(a点)と、全波整流器DBの出力端の高電位側とを電源帰還用のインピーダンス要素たるコンデンサC3 を介して接続している。インバータ部INVは、平滑コンデンサC0 の両端間に接続されたMOSFETよりなるスイッチング素子Q1 、Q2 の直列回路と、一端が両スイッチング素子Q1 、Q2 の接続点に接続された直流カット用コンデンサC1 と、インダクタL1 と、該インダクタL1 とで共振回路を構成するコンデンサC12との直列回路で構成し、コンデンサC12の一端は、全波整流器DBの出力端の低電位側に接続している。そしてこれら、交流電源AC、全波整流DB、ダイオードD1 ,D2 、平滑コンデンサC0 、電源帰還用のコンデンサC3 、インバータ部INVより構成される回路構成を入力部1とする。
【0004】
コンデンサC12の両端にはインダクタL21と、コンデンサC21、トランスT1 の1次巻線からなる第2のLC共振回路21を接続し、コンデンサC21とトランスT1 の1次巻線の直列回路の両端には放電灯FLの電源側端を接続し、更にトランスT1 の2つの2次巻線をそれぞれコンデンサC4 、C5 を介してフィラメントF1 、F2 に接続してフィラメント予熱部10を構成しており、インバータ部INVとフィラメント予熱部10とに別々に共振特性を持たせてある。つまり、フィラメント予熱部10で、独立にフィラメント電流を設定することができる。これより、点灯時にフィラメント電流を低減することができる特徴をもつ。尚フィラメント予熱部10とLC共振回路21とで出力部31を構成する。
【0005】
ここで、電源帰還用インピーダンスであるコンデンサC3 は、一端がダイオードD1 ,D2 の接続点に接続され、他端がインダクタL1 、コンデンサ12の接続点(a点)に接続される。つまり、インダクタL1 、コンデンサC12の共振回路の電圧を帰還している。なお、スイッチング素子Q1 ,Q2 のそれぞれの制御端にはスイッチング素子Q1 、Q2 をオンオフ駆動するための駆動信号を制御回路5の制御の下で出力するドライバ部4を接続してある。また各スイッチング素子Q1 ,Q2 に並列に接続されているダイオードD3 ,D4 はスイッチング素子Q1 ,Q2 の寄生ダイオードである。
【0006】
以下、図10の放電灯点灯装置の動作を簡単に説明する。
この放電灯点灯装置は、前記制御回路5によってドライバ部4を通じてスイッチング素子Q1 、Q2 を高速で交互にオンオフすることにより放電灯FLを高周波点灯させるものである。ところで、この装置は、全波整流器DBの出力端の高電位差の出力端の高電位側端と平滑コンデンサC0 との間にダイオードD1 ,D2 の直列回路が接続され、インダクタL1 とコンデンサC1 との接続点を電源帰還用のコンデンサC3 を介して両ダイオードD1 ,D2 の接続点に接続してあり、インダクタL1 とコンデンサC1 の電位<高周波電圧の振幅(図11(a)に示すVa)に応じて、コンデンサC3 側への入力電流(図11(b)に示す1in)の引き込み及び平滑コンデンサC0 への充電が行われる。すなわち、全波整流器DBの出力端の高電位側端の電位をVdb、両ダイオードD1 ,D2 の接続点の電位をVb、インバータ部INVとコンデンサC3 との接続点aの電位(帰還電源の電圧)、つまりインダクタL1 とコンデンサC12との接続点の電位をVaとすると、VaがVbよりも低下した時にはVbとVaとの差が電源帰還用コンデンサC3 に印加されコンデンサC3 に電荷が蓄積される。一方、VaがVbよりも大きくなった時には、コンデンサC3 に蓄積された電荷がダイオードD2 を通して平滑コンデンサC0 へ放電され、平滑コンデンサC0 を充電する。また、この帰還電源となるコンデンサC12の両端に、インダクタL21、コンデンサC21、トランスT1 の1次巻線からなる第2のLC共振回路21によって、放電灯FLに電流(図11(c)に示すIla)を流すことにより、電力を供給する。
【0007】
図12は図10の回路を基本とした二灯用の放電灯点灯装置を示しており、この従来例回路は、基本的に図1の回路と同様に、交流電源AC、全波整流DB、ダイオードD1 ,D2 、平滑コンデンサC0 、電源帰還用のコンデンサC3 、インバータ部INVより構成される入力部1のコンデンサC12の両端に、2組の第2のLC共振回路21a,21bと、フィラメント予熱部10a,10bと、放電灯FL1 ,FL2 とからなる出力部31a、31bを接続してある。
【0008】
第1のLC共振回路21aは、インダクタL21、コンデンサC21、トランスT1 の1次巻線の直列回路から構成され、インダクタL21を介して放電灯FL1 をコンデンサC12に並列接続してある。またフィラメント予熱部10aはトランスT1 の二つの2次巻線にコンデンサC4 ,C5 を夫々介して放電灯FL1 のフィランメントF1 ,F2 を接続して構成される。
【0009】
同様に第2のLC共振回路21bはインダクタL22、コンデンサC22、トランスT2 の1次巻線の直列回路からなり、フィラメント予熱部10bはトランスT2 の二つの2次巻線をそれぞれコンデンサC6 、C7 を介して放電灯FL2 のフィラメントF3 、F4 に接続して構成される。またインダクタL22を介して放電灯FL2 をコンデンサC12に並列接続される。
【0010】
この回路により、入力部1は、放電灯FL1 、FL2 を含む2つの出力部31a、31bによって共有される。
回路動作は、図10の回路動作と同様で、スイッチング素子Q1 、Q2 のそれぞれの制御端にはスイッチング素子Q1 、Q2 をオンオフを制御する制御回路5とドライバ部4が接続されており、放電灯FL1 ,FL2 を高周波点灯する。
図10及び図12の回路で、このような動作が商用電源ACの商用周期の全区間にわたって繰り返されるので、入力電流(Iin)が常に流れるようになり(図11(b))、その結果入力力率が高くなり、入力高調波歪が改善されるのである。
【0011】
従って、図10、図12の放電灯点灯装置は、電源帰還用のインピーダンス要素であるコンデンサC3 を設けることにより、全波整流器DBの出力端と平滑コンデンサC0 との間に大きなインダクタを挿入したり入力段にチョッパ回路を入れたりする必要がなくなるから、装置が大型化することなく入力高調波歪を抑制できるのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図12に示す放電灯点灯装置において平滑コンデンサC0 の両端電圧をVDCとすると、電圧VDCは、入力電流の量と、放電灯FL1 、FL2 の消費電力とのバランスにより決まり、一般に全点灯時に放電灯FL1 ,FL2 の点灯に最適な電圧をインバータ部INVに供給できるように設定される。ここで、入力電流の量は、Vdb、Vaとの電位差及ぶ電源帰還用のインピーダンス要素(図1、2ではC3 である)のインピーダンスにより決まり、Va(コンデンサC12に印加される交流電圧)の振幅が大きくて、コンデンサC3 のインピーダンスが小さいほど一般に大きくなる。また、放電灯FL1 ,FL2 の消費電力は、第2のLC共振回路21a,21bの共振特性と、スイッチング素子Q1 、Q2 の駆動周波数,放電灯FL1 ,FL2 の状態により決まる。これより、電圧VDCの大きさには、入力電流量と、放電灯FL1 、FL2 の状態(全点灯、調光点灯、消灯)、スイッチングの周波数の関係より決まり、例えば図13に示すようになる。
【0013】
以下に、図13について説明する。スイッチング素子Q1 、Q2 が上述制御回路5によってオンオフ制御される。駆動周波数がf1 になると全点灯状態▲1▼になり、f2 になると調光点灯▲2▼になる。図12に示す回路において、並列に接続している放電灯FL1 又はFL2 の1本を抜いて、片方を全点灯するようにスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を制御すると、放電灯が外れている側のLC共振回路21a又は21bにより、電圧DCは上昇する傾向にあり、また、電圧VDCを低減するためにスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数をf0 に近づけると、消灯▲3▼する傾向にあるという不具合があった。
【0014】
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは放電灯を二灯並列点灯させる放電灯点灯装置において、一方を外したときに入力歪を抑制し、インバータ部の電源となる平滑コンデンサの電圧上昇を低滅することできる放電灯点灯装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、交流電源を全波整流する全波整流器と、前記全波整流器の出力端にダイオードを介して接続される平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧を第1のLC共振回路にて高周波電圧に変換するインバータ部と、前記高周波電圧の一部を前記ダイオードを通る経路で前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段と、前記第1のLC共振回路の出力端に第2のLC共振回路と、前記第2のLC共振回路の出力端の一端に中点を接続したバランサと、前記バランサの両端と前記第2のLC共振回路の出力の他端との間に夫々各別に並列接続された2組の放電灯とコンデンサの並列回路とからなり、これら並列回路の各放電灯に上記高周波電圧を印加して並列点灯する放電灯点灯装置において、前記放電灯の一方が外れたときに、外れた放電灯側の前記バランサのインダクタ成分と、外れた放電灯に並列接続していた前記コンデンサで構成される第3のLC共振回路の共振周波数に対する前記インバータ部の駆動周波数を前記平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制する周波数に設定したことを特徴とし、第2のLC共振回路に流れる電流を増加させることにより、インバータ部のインダクタL1 の電圧を上昇させ、入力電流の引き込み量を低減することができ、その結果平滑コンデンサの上昇を抑制することができる。
【0016】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記放電灯の一方が外れた状態で、前記放電灯が外れた側のバランサのインダクタ成分と前記外れた放電灯と並列接続していたコンデンサからなる第3のLC共振回路の共振周波数を、インバータ部の駆動周波数と同等としたことを特徴とし、第2のLC共振回路に流れる電流をより増加させることにより、インバータ部のインダクタの電圧を上昇させ、入力電流の引き込み量を低減することができ、その結果平滑コンデンサの上昇をより抑制することができる。
【0017】
請求項3の発明では、請求項1の発明において、2組の放電灯を互いに出力が異なる放電灯とし、外れた放電灯に応じて、接続されている側の放電灯を安定点灯させるように、インバータ部の駆動周波数を各別に変化させることを特徴とし、平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制することができる。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、2組の放電灯を出力の異なる放電灯とし、外れた放電灯に関わらず何れの場合も、接続されている側の放電灯が安定点灯するように前記インバータ部の駆動周波数を同じ周波数に変化させることを特徴とし、平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制し、放電灯の外れを検知する手段やインバータ部の制御回路の構成を簡単とすることができる。
【0018】
請求項5の発明では、請求項1乃至請求項4の発明において、第3のLC共振回路のキャパシタ成分を、第2のLC共振回路のキャパシタ成分より小さくしたことを特徴とし、コンデンサの部品ばらつきによる放電灯の出力差を軽減することができる。
請求項6の発明では、交流電源を全波整流する全波整流器と、前記全波整流器の出力端に直列接続した2つダイオードを並列に2組接続した回路に直列接続された平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧を第1のLC共振回路にて高周波電圧に変換するインバータ部と、前記LC共振回路の出力端に接続された第2のLC共振回路と、前記第2のLC共振回路の出力端の一端に中点を接続したバランサと、前記バランサの両端と前記第2のLC共振回路の出力の他端の間に接続され高周波電圧が供給される2組の放電灯と、前記高周波電圧の一部を前記バランサの両端を介して、前記2組の直列接続したダイオードとダイオードの接続点に夫々接続し、前記各ダイオードを介して前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段とを備え、2組の放電灯を並列点灯させることを特徴とし、放電灯の一灯を外した状態で、前記バランサのバランスが崩れ、インダクタ成分があらわれることにより、前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段のインピーダンスを変化させることにより、入力電流を抑制し、また、前記帰還手段によって、前記平滑コンデンサの入力に帰還する電流を抑制することにより,前記平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制することができる。
【0019】
請求項7の発明では、請求項1乃至5の発明において、バランサの両端にインピーダンスを挿入したことを特徴とし、一灯外し時に、外した放電灯と並列に接続されていた第3のLC共振回路内のコンデンサの電圧を軽減し、また、点灯している放電灯をより安定点灯させることができる。
請求項8の発明では、請求項7の発明において、2組の放電灯の内、一方の放電灯に並列に接続されているコンデンサを省いて成ることを特徴とし、バランサの両端に挿入されるインピーダンスと、もうー方の放電灯に並列接続しているコンデンサにより、一灯外し時に、外した放電灯と並列に接続されていた第3のLC共振回路内のコンデンサの電圧を軽減し、また、点灯している放電灯をより安定点灯させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にもと基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、図12に示した従来構成と略同じで、交流電源AC、全波整流DB、ダイオードD1 ,D2 、平滑コンデンサC0 、電源帰還用のインピーダンス要素たるコンデンサC3 、インバータ部INVより構成される入力部1と、入力部1内のコンデンサC21の両端にインダクタL21、コンデンサC21、トランスT1 の1次巻線の直列回路を接続し、インダクタL21とコンデンサC21の接続点と、バランサBの中点とを接続し、バランサBの一端とグランドラインとの間にそれぞれコンデンサC8 と放電灯FL1 の並列回路を、バランサBの他端とグランドラインとの間にコンデンサC9 と放電灯FL2 の並列回路を接続した構成となっている。
【0021】
そして全点灯、調光点灯時において、コンデンサC8 ,C9 、インダクタL21、トランスT1 によって第2のLC共振回路21を構成する。そして、バランサBの片側開放時のインダクタンスの値をLB1 ,LB2 とし、該インダクタ成分LB1 とコンデンサC31とで構成される第3のLC共振回路又はインダクタ成分LB2 とコンデンサC32とで構成される第3のLC共振回路の共振周波数に、一方の放電灯を外した時に他方の接続されている放電灯を全点灯可能とするスイッチング素子Q1 、Q2 の駆動周波数を近づける、若しくは同等になるように設定する。
【0022】
トランスT1 には2対の2次巻線を有し、各対の2次巻線はコンデンサC4 ,C5 、C6 ,C7 を夫々介して対応する放電灯FL1 ,FL2 のフィラメントF1 〜F4 に接続し、フィラメント予熱部10a,10bを構成するとともに、図示するようにコンデンサC4 とフィラメントF1 との間及びコンデンサC6 とフィラメントF3 との間に電流トランスCT1 ,CT2 の1次巻線を挿入して、放電灯が接続されているか否かを2次出力を取り込む検出回路6により検出するようになっている。
【0023】
本実施形態における、平滑コンデンサC0 の電圧VDCの周波数特性は全点灯時の場合には図2に示すように▲1▼の特性線となるように、また調光点灯時には▲2▼の特性線となるように設定してある。
ここで、例えば放電灯FL2 が外れたとき、放電灯FL1 の片側点灯となる。このとき、放電灯FL1 の出力を全点灯と同様の出力にするために、制御回路5は検出回路6から放電灯外れの検出信号を受け取ると、スイッチング素子Q1 、Q2 の駆動周波数を変化させるように制御動作を行う。このときの駆動周波数が例えば周波数f3 であるならぱ、インダクタ成分LB2 とコンデンサC9 の共振周波数を予めf3 若しくはf3 付近に設定しておく。このときの平滑コンデンサC0 の電圧VDCの周波数特性は図2の▲4▼の特性線に示すようになる。
【0024】
而して本実施形態の回路動作は、例えは放電灯FL2 が外れた時に放電灯FL1 の出力を全点灯と同様の出力にするために、スイッチング素子Q1 、Q2 の駆動周波数をf3 もしくはf3 付近に制御回路5の働きにより変化させる。これにともない、予め設定しておいたインダクタ成分LB2 とコンデンサC9 の共振周波数(f3 )に駆動周波数が近づき、インダクタ成分LB2 とコンデンサC9 のインピーダンスが下がることになる。そのため第2のLC共振回路21に流れるこむ電流が増加する。また、これに伴いインダクタL1 に流れる電流が増加し、インダクタL1 の電圧VL1 が図3(a)に示すように大きくなる。そのため、a点での電圧Vaの振幅は下がり、これにより取り込む入力電流1in(図3(b))を低減することが可能となり、一灯外し時に、コンデンサC0 の電圧VDCの上昇を低減することを可能とする。
【0025】
また、第2の共振回路21内のコンデンサC21の容量値をコンデンサC,Cの容量値よりを大きくして、なるべくコンデンサC,Cの容量値を小さくすることにより、コンデンサC,Cの部品ばらつきによる放電灯FL1,FL2の出力差を軽減することができる。
【0026】
(実施形態2)
本実施形態は、回路構成及び基本動作は実施形態1と同じであり、接続する放電灯FL1 ,FL2 の出力が異なるものである点で実施形態1と相違する。
つまり図1で示すバランサBの片側開放時のインダクタ成分LB1 ,LB2 のインダクタンスの値のコンデンサC8 、C9 の値を、夫々出力の異なる放電灯FL1 ,FL2 が一灯外れたときに、接続されているもう一灯を全点灯し、なお且つコンデンサC0 の電圧VDCの上昇を抑制するように各素子の値を設定することを特徴とする。
【0027】
ここで、例えば放電灯FL1 が一灯外れたとき、制御回路5は検出回路6の検出信号に基づいて外れた側の放電灯を判定し、接続されている放電灯FL2 を定格点灯するように、駆動周波数をf4 に変化させる。そして、放電灯FL1 が外れた側のバランサBのインダクタ成分LB1 とコンデンサC8 の共振周波数をf4 若しくはf4 付近に設定することにより、コンデンサC0 の電圧VDCの周波数特性は図4の▲5▼の特性線に示すようになる。
【0028】
また同様にして、放電灯FL2 を外しときに、放電灯FL1 が定格点灯し、電圧VDCの上昇を抑制するように、一灯外れた側のバランサのインダクタ成分LB2 とコンこデンサC32の共振周波数をf5 もしくはf5 付近に設定し、コンデンサC0 の電圧VDCの周波数特性を図4の▲6▼の特性線に示すように設けてておく。これにより、どちらか一方の放電灯FL1 又はFL2 が一灯外れたとき、どちらの放電灯が外れたかを検知し、残った放電灯が全点灯する周波数もしくはその付近でスイッチング素子を駆動させる。このとき、コンデンサC0 の電圧VDCの上昇を抑制することができる。
【0029】
尚図4中▲1▼は全点灯時の特性線を、▲2▼は調光点灯時の特性線を示す。
(実施形態3)
本実施形態は、基本構成及び基本動作は実施形態2と同じであり、一灯外し時に、外れた放電灯の出力にかかわらず、何れの放電灯FL1 ,FL2 が外れてもスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を同一にする点で異なる。
【0030】
つまりバランサBの片側開放時のインダクタンス成分LB1 、LB2 の値、コンデンサC8 、C9 の値を実施形態2と同様に設計する。図4に示した、各放電灯FL1 又はFL2 を外したときの平滑コンデンサC0 の電圧VDCの周波数特性▲5▼、▲6▼より、一灯接続されている放電灯FL1 又はFL2 が定格点灯可能とする周波数f4 、f5 の間の、周波数f6 によって、両放電灯FL1 ,FL2 のどちらか一方が外れても、同ー周波数で点灯させる。またこのとき、各放電灯FL1 ,FL2 の出力は定格に近く、電圧VDCの上昇もある程度低減可能とするようにバランス良く制御する周波数にすることを特徴とする。
【0031】
(実施形態4)
本実施形態は、回路構成及び基本動作は実施形態1〜実施形態3と略同じであり、図5に示すようにインバータ部INV内のコンデンサC12に並列にクランプダイオードD5 を並列に接続した点でこれら実施形態と相違する。
尚図5中、図1の回路と同じ構成には同じ記号、番号を付して説明は省略する。
【0032】
而して本実施形態では図示するようにクランプダイオードD5 を接続することにより、コンデンサC12の最低の電位は、全波整流器DBの電位の低い値となり、それ以下にならないため、効率良く入力電流Iinを引き込むことが可能となる。
(実施形態5)
本実施形態は、基本構成及び基本動作は実施形態4と略同じであり、図6に示すようにインバータ部INV内のコンデンサC0 とスイッチング素子Q1 の接続点と、コンデンサC3 とC12の接続点との間にクランプダイオードD6 を並列に接続した点で異なる。
【0033】
尚図6中、図5の回路と同じ構成には同じ記号、番号を付して説明は省略する。
つまり本実施形態ではクランプダイオードD5 を接続することにより、コンデンサC21の電圧Vaが平滑コンデンサC0 の電圧VDCより大きくなるとき、ダイオードD6 を介して電流を流し、電圧Vaの異常上昇を低減することができる。
【0034】
(実施形態6)
本実施形態は、図7に示すように、図5に示した実施形態と略同じであるが、2つの電源帰還用のインピーダンス要素たるコンデンサC31、C32一端を各々バランサBの両端b1 、b2 に接続し、バランサBの中点bMを、第1のLC共振回路のコンデンサC12とインダクタL1 の接続点(上記a点)に接続する。言い換えれば、図7に示すようにコンデンサC 12 の両端に接続される第2の共振回路21の出力端の一端であるa点にバランサBの中点bMが接続される。そして、バランサBの両端b1 、b2 に放電灯FL1 ,FL2 を各々接続し、放電灯FL1 ,FL2 の他端を第2のLC共振回路21のインダクタL21とコンデンサC21の接続点に接続してある。また電源帰還用インピーダンス要素であるコンデンサC31、C32の夫々他端は、各ダイオードD1 ,D2 若しくはダイオードD7 ,D8 の中点に接続される。
直列接続したダイオードD1 ,D2 及びダイオードD7 ,D8 の各直列回路は、全波整流器DBの高電位側とスイッチング素子Q1 と平滑コンデンサC0 の接続点間に接続接続している。ここで、例えぱFL1が一灯外れたとき、バランサBのバランスが崩れ、電源帰還用のインピーダンス要素たるコンデンサC31,C32に加え,バランサBのインダクタ成分LB1 ,LB2 が挿入され、これにより電源帰還用のインピーダンスが変化する。これにともない、入力電流Iinが低減される。電圧VDCは、入力電流Iinの量と、放電灯FL1 、FL2 の消費電力とのバランスにより決まるため、入力電流Iinを軽減することにより、一灯外し時に平滑コンデンサC0 の電圧VDCを軽減することを可能とすることができる。
【0035】
(実施形態7)
本実施形態は、図8に示すように、図1に示した実施形態1と略同じ回路構成からなるものであって、バランサBの両端にコンデンサC10を挿入した点で実施形態1と相違する。
尚図8中、図1の回路と同じ構成には同じ記号、番号を付して説明は省略する。
【0036】
ここで実施形態1の回路動作では、例えぱ放電灯FL1 が外れたとき、回路内のスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を変化させて、バランサBの片側開放時のインダクタ成分LB1 とコンデンサC8 とで構成されるLC共振回路の共振周波数に近づけるため、放電灯FL1 が外れた側のコンデンサC8 に過大な電流が流れ、コンデンサC8 の電圧が上昇していた。
【0037】
これに対して本実施形態では、バランサBの両端にコンデンサC10を挿入することにより、例えぱ放電灯FL1 が外れたとき、過大な電流を流れていたコンデンサC8 の電流のー部を、コンデンサC10を介して、接続しているもう一方の放電灯FL2 とその放電灯FL2 と並列接続しているコンデンサC9 に電流を流すことによって、一灯外れた側のコンデンサC8 の両端電圧の低減を図ることができる。また点灯している側の放電灯FL2 を安定点灯させることもできる。
【0038】
尚放電灯FL2 が外れた場合は、同様にしてコンデンサC9 の電流のー部を、コンデンサC10を介して、接続しているもう一方の放電灯FL2 とその放電灯FL2 と並列接続しているコンデンサC8 に電流を流すことによって、一灯外れた側のコンデンサC9 の両端電圧の低減を図ることができ、また点灯している側の放電灯FL2 を安定点灯させることができる。
【0039】
(実施形態8)
本実施形態は、図9に示すように、図1に示した実施形態1と略同じ回路構成からなるものであって、バランサBと全波整流器DBの低電位側の間に接続する、一灯外し時に電圧VDCの低減のためのコンデンサC9 を省略し、且つコンデンサC10をバランサBの両端に接続した点で異なる。
【0040】
尚図9中、図1の回路と同じ構成には同じ記号、番号を付して説明は省略する。
而して本実施形態では例えぱ放電灯FL1 が外れたとき、実施形態7の回路動作と同様に、過大な電流を流れていたコンデンサC8 の電流の一部を、コンデンサC10を介して、接続しているもう一方の放電灯FL2 とその放電灯FL2 に電流を流すことによって、放電灯FL1 が外れた側のコンデンサC8 の両端電圧の低減を図り、また点灯している側の放電灯FL2 を安定点灯させる。更に、放電灯FL2 が外れたとき、バランサBに流れる電流は、放電灯FL1 とコンデンサC8 に流れる。これにより、一灯外しのランプ出力は外れた放電灯により変化するが、素子数低減を可能とすることを特徴とする。
【0041】
【発明の効果】
請求項1の発明は、交流電源を全波整流する全波整流器と、前記全波整流器の出力端にダイオードを介して接続される平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧を第1のLC共振回路にて高周波電圧に変換するインバータ部と、前記高周波電圧の一部を前記ダイオードを通る経路で前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段と、前記第1のLC共振回路の出力端に第2のLC共振回路と、前記第2のLC共振回路の出力端の一端に中点を接続したバランサと、前記バランサの両端と前記第2のLC共振回路の出力の他端との間に夫々各別に並列接続された2組の放電灯とコンデンサの並列回路とからなり、これら並列回路の各放電灯に上記高周波電圧を印加して並列点灯する放電灯点灯装置において、前記放電灯の一方が外れたときに、外れた放電灯側の前記バランサのインダクタ成分と、外れた放電灯に並列接続していた前記コンデンサで構成される第3のLC共振回路の共振周波数に対する前記インバータ部の駆動周波数を前記平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制する周波数に設定したので、第2のLC共振回路に流れる電流を増加させることにより、インバータ部のインダクタL1 の電圧を上昇させ、入力電流の引き込み量を低減することができ、その結果平滑コンデンサの上昇を抑制することができるという効果がある。
【0042】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記放電灯の一方が外れた状態で、前記放電灯が外れた側のバランサのインダクタ成分と前記外れた放電灯と並列接続していたコンデンサからなる第3のLC共振回路の共振周波数を、インバータ部の駆動周波数と同等としたので、第2のLC共振回路に流れる電流をより増加させることにより、インバータ部のインダクタの電圧を上昇させ、入力電流の引き込み量を低減することができ、その結果平滑コンデンサの上昇をより抑制することができるという効果がある。
【0043】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、2組の放電灯を互いに出力が異なる放電灯とし、外れた放電灯に応じて、接続されている側の放電灯を安定点灯させるように、インバータ部の駆動周波数を各別に変化させるので、平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制することができるという効果がある。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、2組の放電灯を出力の異なる放電灯とし、外れた放電灯に関わらず何れの場合も、接続されている側の放電灯が安定点灯するように前記インバータ部の駆動周波数を同じ周波数に変化させるので、平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制し、放電灯の外れを検知する手段やインバータ部の制御回路の構成を簡単とすることができるという効果がある。
【0044】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の発明において、第3のLC共振回路のキャパシタ成分を、第2のLC共振回路のキャパシタ成分より小さくしたので、コンデンサの部品ばらつきによる放電灯の出力差を軽減することができるという効果がある。
請求項6の発明は、交流電源を全波整流する全波整流器と、前記全波整流器の出力端に直列接続した2つダイオードを並列に2組接続した回路に直列接続された平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧を第1のLC共振回路にて高周波電圧に変換するインバータ部と、前記LC共振回路の出力端に接続された第2のLC共振回路と、前記第2のLC共振回路の出力端の一端に中点を接続したバランサと、前記バランサの両端と前記第2のLC共振回路の出力の他端の間に接続され高周波電圧が供給される2組の放電灯と、前記高周波電圧の一部を前記バランサの両端を介して、前記2組の直列接続したダイオードとダイオードの接続点に夫々接続し、前記各ダイオードを介して前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段とを備え、2組の放電灯を並列点灯させるので、放電灯の一灯を外した状態で、前記バランサのバランスが崩れ、インダクタ成分があらわれることにより、前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段のインピーダンスを変化させることにより、入力電流を抑制し、また、前記帰還手段によって、前記平滑コンデンサの入力に帰還する電流を抑制することにより,前記平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制することができるという効果がある。
【0045】
請求項7の発明は、請求項1乃至5の発明において、バランサの両端にインピーダンスを挿入したので、一灯外し時に、外した放電灯と並列に接続されていた第3のLC共振回路内のコンデンサの電圧を軽減し、また、点灯している放電灯をより安定点灯させることができるという効果がある。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、2組の放電灯の内、一方の放電灯に並列に接続されているコンデンサを省いて成るので、バランサの両端に挿入されるインピーダンスと、もうー方の放電灯に並列接続しているコンデンサにより、一灯外し時に、外した放電灯と並列に接続されていた第3のLC共振回路内のコンデンサの電圧を軽減し、また、点灯している放電灯をより安定点灯させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1(及び実施形態2、3)の回路図である。
【図2】同上の平滑コンデンサの電圧の周波数特性説明図である。
【図3】同上の各部の波形図である。
【図4】本発明の実施形態2,3の平滑コンデンサの電圧の周波数特性図である。
【図5】本発明の実施形態4の回路図である。
【図6】本発明の実施形態5の回路図である。
【図7】本発明の実施形態6の回路図である。
【図8】本発明の実施形態7の回路図である。
【図9】本発明の実施形態8の回路図である。
【図10】従来例の回路図である。
【図11】同上の各部の波形図である。
【図12】別の従来例の回路図である。
【図13】同上の平滑コンデンサの電圧の周波数特性説明図である。
【符号の説明】
1 入力部
4 ドライバ部
5 制御回路
6 検出回路
10a,10b フィラメント予熱部
21 LC共振回路
AC 商用電源
INV インバータ部
1 ,Q2 スイッチング素子
0 平滑コンデンサ
1 〜C9 ,C12,C21 コンデンサ
1 ,L21 インダクタ
1 トランス
B バランサ
LB1 ,LB2 インダクタ成分
FL1 ,FL2 放電灯
1 〜F4 フィラメント
DB 全波整流器
1 ,D2 ダイオード
3 ,D4 寄生ダイオード
DC 平滑コンデンサの電圧
CT1 ,CT2 電流トランス

Claims (8)

  1. 交流電源を全波整流する全波整流器と、前記全波整流器の出力端にダイオードを介して接続される平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧を第1のLC共振回路にて高周波電圧に変換するインバータ部と、前記高周波電圧の一部を前記ダイオードを通る経路で前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段と、前記第1のLC共振回路の出力端に第2のLC共振回路と、前記第2のLC共振回路の出力端の一端に中点を接続したバランサと、前記バランサの両端と前記第2のLC共振回路の出力の他端との間に夫々各別に並列接続された2組の放電灯とコンデンサの並列回路とからなり、これら並列回路の各放電灯に上記高周波電圧を印加して並列点灯する放電灯点灯装置において、前記放電灯の一方が外れたときに、外れた放電灯側の前記バランサのインダクタ成分と、外れた放電灯に並列接続していた前記コンデンサで構成される第3のLC共振回路の共振周波数に対する前記インバータ部の駆動周波数を前記平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制する周波数に設定したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記放電灯の一方が外れた状態で、前記放電灯が外れた側のバランサのインダクタ成分と前記外れた放電灯と並列接続していたコンデンサからなる第3のLC共振回路の共振周波数を、インバータ部の駆動周波数と同等としたことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 2組の放電灯を互いに出力が異なる放電灯とし、外れた放電灯に応じて、接続されている側の放電灯を安定点灯させるように、インバータ部の駆動周波数を各別に変化させることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 2組の放電灯を出力の異なる放電灯とし、外れた放電灯に関わらず何れの場合も、接続されている側の放電灯が安定点灯するように前記インバータ部の駆動周波数を同じ周波数に変化させることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  5. 第3のLC共振回路のキャパシタ成分を、第2のLC共振回路のキャパシタ成分より小さくしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の放電灯点灯装置。
  6. 交流電源を全波整流する全波整流器と、前記全波整流器の出力端に直列接続した2つダイオードを並列に2組接続した回路に直列接続された平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧を第1のLC共振回路にて高周波電圧に変換するインバータ部と、前記LC共振回路の出力端に接続された第2のLC共振回路と、前記第2のLC共振回路の出力端の一端に中点を接続したバランサと、前記バランサの両端と前記第2のLC共振回路の出力の他端の間に接続され高周波電圧が供給される2組の放電灯と、前記高周波電圧の一部を前記バランサの両端を介して、前記2組の直列接続したダイオードとダイオードの接続点に夫々接続し、前記各ダイオードを介して前記平滑コンデンサの入力側に帰還する帰還手段とを備え、2組の放電灯を並列点灯させることを特徴とする放電灯点灯装置。
  7. バランサの両端にインピーダンスを挿入したことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の放電灯点灯装置。
  8. 2組の放電灯の内、一方の放電灯に並列に接続されているコンデンサを省いて成ることを特徴とする請求項7記載の放電灯点灯装置。
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