JP3851955B2 - 微小物体の捕捉装置及び捕捉方法 - Google Patents
微小物体の捕捉装置及び捕捉方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3851955B2 JP3851955B2 JP2003116362A JP2003116362A JP3851955B2 JP 3851955 B2 JP3851955 B2 JP 3851955B2 JP 2003116362 A JP2003116362 A JP 2003116362A JP 2003116362 A JP2003116362 A JP 2003116362A JP 3851955 B2 JP3851955 B2 JP 3851955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loop
- droplet
- capturing
- crystal
- gripping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 239000013081 microcrystal Substances 0.000 claims description 50
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 17
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 142
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 36
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 36
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 12
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 description 12
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 9
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 7
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 6
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 4
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002109 crystal growth method Methods 0.000 description 1
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011859 microparticle Substances 0.000 description 1
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/0099—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor comprising robots or similar manipulators
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/10—Investigating individual particles
- G01N15/14—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
- G01N15/1429—Signal processing
- G01N15/1433—Signal processing using image recognition
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/32—Micromanipulators structurally combined with microscopes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N2015/0096—Investigating consistence of powders, dustability, dustiness
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10T436/25—Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
- Y10T436/25375—Liberation or purification of sample or separation of material from a sample [e.g., filtering, centrifuging, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Robotics (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、バイオテクノロジー、医学、結晶構造解析、及び微細操作が必要な産業分野等で利用される微小物体、特に微小結晶の捕捉装置及び捕捉方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、蛋白質等の結晶の構造や生化学的情報を得るため、X線による結晶構造解析が盛んに行われている。蛋白質結晶は、数μm程度の大きさの微小物体であり、このような微小物体についてX線結晶構造解析を行う場合、まず、液滴中で結晶を形成させる。そして、ループと呼ばれる可撓性を有する紐状の輪を用いて、形成された結晶を液滴中からループ内に捕捉する。このループ内に結晶を捕捉する作業は、ループ装填と呼ばれている。ループ装填後、結晶は、X線結晶回折実験に供され、X線結晶回折実験で得られたデータを基にデータ解析が行われる。
【0003】
上記のような一連の手順が踏まれるX線結晶構造解析において高スループットを目指すため、一部の手順、例えば、高分子の結晶化を行う方法の一つとして、少量の溶液で結晶化を可能にする方法等が研究されている。このような研究の従来技術として、高分子化合物を含む溶液の環境に応じて表面部分の正孔又は電子の濃度を制御できるよう価電子が制御された結晶成長方法及び結晶成長装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかし、他の手順、例えば、ループ内に結晶を捕捉するループ装填作業は、従来から手動で行われている。従来のループ装填作業を具体的に説明すると、まず、結晶が中に形成されている液滴を顕微鏡等のテーブル上に載置する。載置された液滴を人間が顕微鏡で観察しつつ、手動でこの液滴中にループを挿入する。ループは、例えば数μmの太さの繊維を紐状の輪として形成したもので、液滴中に形成されている結晶をループの輪の中(ループ内)に入れることが可能である。液滴中の結晶をループ内に入れることができたら、そのままループを持ち上げる等して、ループを液滴から離隔する。すると、液体の表面張力により、結晶はループ内に保持されたまま捕捉(ループ装填)される。
【0005】
結晶が装填されたループは、その後さらに、凍るとアモルファス状になる液体中に浸けられる。この作業により、ループ内の結晶の周囲に残っている液体を、凍るとアモルファス状になる液体に置換する。この理由は、ループ内の結晶をX線結晶回折実験に供するため、液体窒素中に挿入するので、結晶の周囲の液体が凍ったときアモルファス状になることにより、結晶を壊さず、X線回折写真にも悪影響を与えないようにする等のためである。その後、ループ内の結晶をループごと液体窒素中に挿入して凍らせ、X線結晶回折実験に供する。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−007498号公報(第2頁、第12図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、手動で結晶のループ装填を行う場合、結晶が形成されている液滴中にループのみを挿入して結晶を捕捉する。この場合、液滴中の結晶の位置が安定せず、ループ内に結晶を入れようとしても、液滴の粘度が高いと結晶が動かなかったり、粘度が低いと結晶が逃げやすく、結晶をループ内に装填することが難しい。加えて、ループ内に入れた結晶を液滴から離隔しようとしてループを動かす際に、結晶がループから外れてしまうことが度々起こり、ループ装填の成功率が低い。したがって、ループ装填が成功するまで再度このループ装填作業を繰り返さなければならない。
【0008】
さらには、結晶がループ内に装填された後も、結晶の周囲に残っている液体を凍るとアモルファス状態になる液体に置換する際に、結晶がループから外れてしまうことがしばしば起こる。したがって、X線結晶回折実験に供されるまでに、結晶がループに装填されている状態を維持する率は極めて低くなってしまい、このため、再度ループ装填を行わなければならず、ループ装填の効率が悪い。
【0009】
また、蛋白質等の結晶構造解析の高スループット化を実現するためには、手順の一つである結晶のループ装填についても自動化して作業効率を高めることが不可欠である。
【0010】
本発明は、上記に鑑み、容易かつ確実に、効率よく蛋白質結晶等の微小物体のループ装填を行うことができる微小物体、特に微小結晶の捕捉装置及び捕捉方法を実現することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、基台と、前記基台の所定位置に載置された液滴中の微小結晶を把持する把持機構と、前記把持機構で把持された前記微小結晶を捕捉するための捕捉機構と、を具備する微小結晶の捕捉装置であって、前記把持機構は、前記液滴中の微小結晶を把持する把持部材を有する把持装置と、前記把持装置を移動させる移動手段と、を含み、前記捕捉機構は、前記微小結晶を捕捉する捕捉手段と、前記捕捉手段を移動させる移動手段と、前記移動手段に前記捕捉手段を装着する装着手段と、を含み、前記捕捉手段は、前記液滴内に挿入可能であり、且つ前記把持部材で把持されている前記微小結晶を中に入れることのできるループを有しており、前記把持部材が前記液滴中で前記微小結晶を把持しつつ前記ループの中に入れた状態で、該把持部材、ループ及び微小結晶とともに、液滴中から離隔することで、ループ内に残った液体の表面張力により前記微小結晶を前記ループ内に保持させて捕捉可能な構成であることを特徴とする微小結晶の捕捉装置を提供する。
【0013】
前記基台の所定位置に、前記微小結晶が含まれる液滴を供給して載置する供給機構を備えていることが好ましい。
【0015】
前記基台に、前記微小結晶の捕捉状況を観察表示する手段を設けることが好ましい。
【0016】
また、本発明は上記課題を解決するために、基台と、前記基台の所定位置に載置された液滴中の微小結晶を把持する2本の把持部材を備えた把持機構と、前記把持部材で把持された前記微小結晶を捕捉するループを有する捕捉手段を備えた捕捉機構と、を具備する微小結晶の捕捉装置を使用した微小結晶の捕捉方法であって、微小結晶が含まれる液滴を所定位置に載置する第1工程と、前記把持部材によって、前記液滴中の前記微小結晶を把持する第2工程と、前記ループを前記液滴内に挿入し、該ループの中に前記把持部材で把持した液滴中の微小結晶を入れる第3工程と、前記把持部材が前記液滴中で前記微小結晶を把持しつつ前記ループの中に入れた状態で、該把持部材、ループ及び微小結晶とともに、液滴中から離隔することで、ループ内に残った液体の表面張力により前記微小結晶を前記ループ内に保持して捕捉する第4工程と、を具備することを特徴とする微小結晶の捕捉方法を提供する。
【0017】
少なくとも前記第2工程から第4工程までを、観察表示する第5工程を具備することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係る微小物体の捕捉装置及び捕捉方法の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して説明する。
本発明は、蛋白質結晶等の数μm程度の微小物体を捕捉する捕捉装置及び捕捉方法であるが、まず、本発明の基本原理について説明する。
【0019】
蛋白質の構造をX線回折実験により解析する場合、まず、蛋白質結晶を作成する必要があり、蛋白質結晶は液滴中で形成される。具体的には、液滴中に所定の濃度の蛋白質を混ぜて、蛋白質結晶(以下、単に結晶ということもある。)を形成する。結晶を形成するときの液滴によって、液滴の粘度が決まってくる。結晶が形成されると、その結晶を含む液滴から結晶を捕捉する。X線回折実験に供するためである。
【0020】
図1は、本発明に係る微小物体の捕捉装置及び捕捉方法の基本原理を説明する図である。結晶1が含まれる液滴2は、基台3上の所定の位置に載置されている。液滴2は所定の濃度を有する。液滴2の近傍には、本発明の把持機構4と捕捉機構5とが示されている(図1(a))。把持機構4は、2本の細長い箸状の把持部材6を有し、把持部材6は先端に行くにつれて細長く形成される。把持部材6は、箸のような動きをして、結晶1を把持することができる。捕捉機構5の先端にはループ7が装着されている。ループ7は、例えば数μmの太さの繊維を紐状の輪として形成したものである。
【0021】
本発明では、把持機構4及び捕捉機構5を用いて、液滴2中の結晶1をループ7内に捕捉する。まず、把持部材6を液滴2中に挿入して、この把持部材6で結晶1を把持する。ここでいう把持には、把持部材6を結晶に軽く添える程度も含まれる。次に、ループ7を液滴2中に挿入し、把持部材6で把持されている結晶1をループ7の中8に入れる(図1(b))。結晶1は把持部材6で把持されているので、液滴2中で結晶1の位置を固定することができ、ループ7の中8に結晶1を容易に入れる(捕捉する)ことができる。
【0022】
次に、把持部材6で結晶1を把持しつつ、ループ7の中8に結晶1を入れた状態で、把持部材6、ループ7、及び結晶1を共に上方へ持ち上げる等して、液滴2中から離隔する。このとき、結晶1は把持部材6により把持されているので、液滴2中から動かされても、ループ7内に安定して保持される。さらに、結晶1の周囲に残った液体2aの表面張力により、結晶1はループ7内に保持される。(ループ装填される)(図1(c))。
【0023】
(実施例1)
図2は、本発明に係る微小物体の捕捉装置及び捕捉方法の実施例を説明する上から見た平面図である。また、図3は、図2に示す微小物体の補足装置を部分的に示した模式的な側面図であり、図4は、図2に示す微小物体の補足装置を部分的に示した模式的な斜視図である。図2から図4を参照しつつ、本実施例の捕捉装置について説明する。
【0024】
この実施例の捕捉装置は、基台13と、微小物体の例として蛋白質等の結晶11が形成された液滴12を含む結晶化トレイ14を、基台13上の所定位置に載置するための供給機構31と、所定位置に載置された結晶化トレイ14内にある液滴12中の結晶11を把持する把持機構51と、結晶11を捕捉するための捕捉機構81と、捕捉された結晶11を液滴12から離隔する昇降手段である昇降装置101と、結晶11の捕捉状況を観察表示する手段である顕微鏡111及び表示装置112と、を含む。
【0025】
供給機構31は、結晶化トレイ供給装置32と、結晶化トレイ搬送装置33とから成る。結晶化トレイ供給装置32には、結晶11が入っている結晶化トレイ14が複数並べられている。結晶11は、結晶化トレイ14に形成された複数の凹所14a内に入れられた液滴12中で、予め形成される。
【0026】
結晶化トレイ搬送装置33は、関節36で接続されているリンクアーム34を有する。(図2に点線でリンクアーム34が回転移動している状態を示す。)さらに、リンクアーム34の先端には把持部35が設けられている。結晶化トレイ搬送装置33は、結晶化トレイ供給装置32に並べられている結晶化トレイ14を、把持部35により把持し、リンクアーム34により移動させ、基台13上の所定位置に載置する。
【0027】
昇降装置101は、基台13の中央付近に設けられる。昇降装置101は、例えば油圧機構により伸縮可能で、その頂部101aが上下方向(Z方向)に移動することができる。昇降装置101には、片持ち梁状の昇降台101bが設けられており、頂部101aの上下動に伴って、昇降台101bも上下動する。基台13の、昇降台101bが位置している場所には、孔(図示せず)が開けられており、昇降台101b上に載置された結晶化トレイ14内を、後述する顕微鏡111で基台13の下方から観察可能である。本実施例では、この昇降台101bが、結晶化トレイ14を載置する基台13上の所定位置である。
【0028】
図2から図4では、結晶化トレイ14が昇降台101b上に載置されている状態が示されている。但し、図3においては、結晶化トレイ14を省略し、捕捉対象となっている液滴12及び液滴12の結晶11のみが表示されている。
【0029】
結晶11を把持する把持機構51は、基台13上に設けられる。把持機構51は、xyzステージ53とxyzステージ53上に設置された把持装置52とで構成される。xyzステージ53は、把持装置52を移動させる移動手段であり、xステージ53aと、yステージ53bと、zステージ53cとから成る。zステージ53cは、例えば油圧機構により伸縮可能で、zステージ53cの頂部が上下方向(z方向、図4に矢印z1で示す方向)に移動可能である。xステージ53aは、zステージ53cの頂部に設けられ、リニアベアリング等によりx方向(図4に矢印x1で示す方向)に移動可能である。yステージ53bは、xステージ53a上に設けられ、リニアベアリンング等によりy方向(x方向及びz方向に対して垂直方向であって図4に矢印y1で示す方向)に移動可能である。
【0030】
把持装置52には、2本の細長い箸状の第1指片56a及び第2指片56bを有する把持部材56が設けられている。把持装置52は、第1指片56a及び第2指片56bをそれぞれ駆動する上部パラレル機構と、下部パラレル機構(いずれも図示せず)とを備える。この上部パラレル機構には主として微小な相対運動を生成させ、下部パラレル機構には主として広い作業空間に対応する位置決めを分担させることにより、第1指片56a及び第2指片56b相互の微小な相対運動を行わせて、対象物を容易にハンドリングする。この把持装置52は、公知技術(例えば特許第2560262号公報参照)により実現される。
【0031】
上記の把持機構51を用いて、xyzステージ53により、昇降台101b上に載置された結晶化トレイ14の位置に、把持装置52の把持部材56を移動させ、把持部材56により、結晶化トレイ14内の液滴12中で結晶11を把持する。
【0032】
結晶11を捕捉するための捕捉機構81は、結晶11の捕捉手段である捕捉部材82と、移動手段であるxyzステージ83と、装着手段であるループ搬送装置84とで構成される。捕捉部材82は、棒状の部材82aに土台82bが設けられると共に、土台82bの下部に装着部82cが設けられ、さらに、捕捉部材82の先端にループ17が設けられているものである。ループ17は、可撓性を有する紐状の輪として形成されたものであり、レイヨン等の材料で形成される。なお、捕捉部材82全体がループと総称されることもあるが、本明細書では、紐状の輪として形成された部分をループ17という。このループ17を結晶化トレイ14の液滴12中に挿入し、液滴12中で把持部材56により把持された結晶11をループ17の輪の中に入れて、結晶11を捕捉する。
【0033】
xyzステージ83は、捕捉部材82を移動させる移動手段であり、xyzステージ53と同様に、xステージ83aと、yステージ83bと、zステージ83cとから成る。つまり、zステージ83cは、油圧機構等により伸縮可能で、その頂部がz方向(図4の矢印z2方向)に移動可能であり、zステージ83cの頂部に設けられたxステージ83aは、リニアベアリング等によりx方向(図4の矢印x2方向)に移動可能である。また、xステージ83a上に設けられたyステージ83bは、リニアベアリンング等によりy方向(図4の矢印y2方向)に移動可能である。
【0034】
xyzステージ83上には、装着された捕捉部材82を保持するループホルダー85が設けられており、捕捉部材82の装着部82cがこのループホルダー85の先端85aに装着されることにより、捕捉部材82がループホルダー85に保持される。
【0035】
結晶11をループ装填する際には、xyzステージ83を移動操作して、捕捉部材82の先端に取り付けられているループ1内に、液滴12中の結晶11を入れる(捕捉する)。したがって、xyzステージ83は、捕捉部材82で液滴12中の結晶11を捕捉できる程度の位置決め精度を有する。
【0036】
ループ搬送装置84は、ループ供給装置90に並べられている捕捉部材82を、xyzステージ83の位置まで搬送して、xyzステージ83上のループホルダー85に装着する装着手段である。ループ供給装置90には、さまざまな大きさのループ17を有する捕捉部材82が複数並べられている。
【0037】
ループ搬送装置84は、既に述べた結晶化トレイ搬送装置33と同様に、関節96で接続されているリンクアーム94を有する。(図2に点線でリンクアーム94が回転移動している状態を示す。)リンクアーム94の先端には、把持部95が設けられている。ループ搬送装置84は、把持部95により、ループ供給装置90から、結晶11の大きさに合った適切な大きさのループ17を有する捕捉部材82を把持し、リンクアーム94を回転させて、xyzステージ83位置まで搬送し、ループホルダー85の先端85aに装着する。
【0038】
このようなループ搬送装置84の動きは、前述したxyzステージ83の動きに比べて、ループ17の輪の中に液滴12中の結晶11を入れる程度の位置決め精度までは要求されない。ループ搬送装置84は、捕捉部材82をxyzステージ83上のループホルダー85に速やかに装着する役目を有すれば足りるからである。
【0039】
ループ搬送装置84と、xyzステージ83とを併用することで、結晶11のループ装填を速やかに、かつ、精度良く行うことができ、ループ装填の効率を向上させることができる。
【0040】
なお、ループ搬送装置84自体の位置決め精度をxyzステージ83の位置決め精度の程度まで高めた場合、ループ搬送装置84が把持した捕捉部材82により、直接、液滴12中の結晶11を捕捉することが可能である。この場合、xyzステージ83は、用いなくてもよくなり、捕捉機構は、装着手段であるループ搬送装置84と捕捉手段である捕捉部材82とで構成されることとなる。
【0041】
なお、ループ搬送装置84の近くには、液体窒素が入れられた容器130が載置されている。この容器130は、ループ17に結晶11が装填された後の捕捉部材82を、ループ搬送装置84で再び把持して搬送し、ループ17ごと容器130内の液体窒素に浸けて、結晶11を凍らせるためのものである。
【0042】
基台13の下方には、顕微鏡111及び表示装置112が設けられている。顕微鏡111及び表示装置112は、結晶11がループ17により捕捉される捕捉状況を観察表示する手段である。顕微鏡111には、CCD等の撮像素子が接続されており、結晶11の捕捉状況を、例えば液滴12の下方から観察するため撮影してコンピュータ113の表示装置112に表示させることができる。また、人間が、直接、顕微鏡111を覗いて、結晶11や結晶11の捕捉状況を観察することもできる。
【0043】
観察対象となる液滴12は、図3に示されるように、その表面が表面張力により丸くなる一方、結晶化トレイ14(図3では省略されている)上に載置されている液滴12の底面は平らである。このため、結晶11の捕捉状況を、液滴12の下方から観察することにより、表面張力の影響を避けることができ、観察画像が歪まずに、精度良く観察することができる。
【0044】
本実施例では、液滴12の下方から結晶11の捕捉状況を観察表示するため、例えば、昇降台101b及び結晶化トレイ14は透明の部材で形成される。また、先に述べたように、昇降台101bが位置する基台13の部分には、孔が開けられているので、基台13の下方から液滴12を観察することができる。
【0045】
なお、基台13の上方には、把持装置52と捕捉部材82とにより結晶11を捕捉する際に、結晶化トレイ14を照らして作業の手元を明るくし、観察し易いようにするための照明光源120が設けられている。
【0046】
少なくとも上記把持機構51、捕捉機構81、昇降装置101、及び、顕微鏡111は、コンピュータ113に接続されており、結晶11を捕捉するタイミング、及び観察表示するタイミングを制御することができる。
【0047】
本実施例では、昇降装置101は、z方向のみ移動可能としたが、xyzステージ53、83と同様に、xyz方向に移動可能な構成としてもよい。この場合、昇降装置101を移動させることにより、結晶化トレイ14内で捕捉対象となる結晶11を顕微鏡111の視野の中心に容易に持ってくることができる。
【0048】
(作用)
次に、本実施例の捕捉装置の作用について説明する。結晶11が含まれる液滴12が入った結晶化トレイ14が複数並べられている結晶化トレイ供給装置32から、ループ装填の対象となる結晶化トレイ14を結晶化トレイ搬送装置34により搬送して、昇降台101b上に載置する(第1工程)。
【0049】
そして、人間が顕微鏡111で、載置された結晶化トレイ14内の結晶11を観察し、結晶11の大きさを把握して、結晶11の大きさに合った適切な大きさのループ17を決める。なお、本実施例では、人間が結晶11を観察してループ17の大きさを決めているが、顕微鏡111で観察された結晶11の大きさをコンピュータ113により自動的に判断してループ17の大きさを決めることにしてもよい。
【0050】
次に、把持機構51のxyzステージ53により、載置された結晶化トレイ14上に把持装置52を移動させ、把持部材56で結晶化トレイ14内にある液滴12中の結晶11を把持する(第2工程)。結晶11を把持するとき、結晶11を把持部材56で必ずしも完全に把持している必要はなく、結晶11に把持部材56を軽く添える程度でもよい。
【0051】
一方、ループ供給装置90に並べられている複数の捕捉部材82のうち、結晶11の大きさに合わせて決められたループ17を有する捕捉部材82を、ループ搬送装置84により把持して搬送し、xyzステージ83上のループホルダー85に捕捉部材82を装着する。その後、xyzステージ83を移動させて、把持部材56で把持されている結晶11を、捕捉部材82のループ17の輪の中に入れて捕捉する(第3工程)。結晶11は把持部材56により把持されているので、液滴12中で結晶11の位置が固定されており、容易にループ17内に結晶11を捕捉することができる。
【0052】
液滴12中の結晶11を把持部材56により把持し、かつループ17内により捕捉した状態のまま、昇降装置101を下方に移動させることにより昇降台101bを下方に移動させる。又は、ループ17内に捕獲された液滴12中の結晶11から把持部材56を移動させて離した後、残されたループ17内に結晶11が捕獲されている状態で、昇降台101bを下方に移動させてもよい。
【0053】
このように、昇降台101bを下方に移動させることにより、液滴12が昇降台101b上に載置された結晶化トレイ14と共に下方に移動する結果、液滴12中から結晶11が離隔される(第4工程)。ループ17内(ループ17の輪の中)の結晶11は、結晶11の周りに残った液滴の表面張力により、ループ17内にそのまま保持される。こうして、結晶11のループ装填が完了する。
【0054】
昇降装置101を用いれば、結晶11を捕獲した捕捉部材82及び把持装置52は動かす必要がなく、昇降装置101を下方へ移動させるという簡単な操作で、結晶11を液滴12中から離隔することができる。
【0055】
昇降台101bを下方に移動させて、結晶11を捕獲したループ17を液滴12中から離隔する際、液滴12中の結晶11は、必ずしもループ17内の上方に位置している必要はなく、ループ17内の下方に位置していてもよい。液滴12の表面張力により結晶11がループ17内に保持されたまま、液滴12中から離隔することができるからである。
【0056】
本実施例では、昇降台101bを下方に移動させることにより、液滴12を下方に移動させて、ループ17内の結晶11を液滴12から離隔することとしている。一方、昇降台101bの位置はそのまま移動させずに、xyzステージ53、83を用いて、ループ17内に結晶11を捕捉した捕捉部材82及び把持部材56を上方へ移動させることにより、液滴12中から結晶11を離隔することにしてもよい。
【0057】
上述した少なくとも第2工程から第4工程まで、つまり、載置された結晶化トレイ14内の結晶11及び結晶11がループ装填されるまでの捕捉状況は、基台13の下方に設けられている顕微鏡111により、例えば結晶11が含まれる液滴12の下方から観察できる。さらには、CCD等の撮像素子を介してコンピュータ113の表示装置112で表示できる。
【0058】
なお、本実施例では、結晶11がループ装填される捕捉状況を液滴12の下方から観察したが、結晶11のこの観察方向には限られず、例えば液滴12の上方から結晶11の捕捉状況を観察することにしてもよい。
【0059】
また、結晶11の捕捉状況を観察表示する手段として、顕微鏡111及び表示装置112を設けたが、表示装置111を設けず、顕微鏡111のみを用いることにしてもよい。
【0060】
上記実施例によれば、結晶11のループ装填の自動化によりループ装填を効率よく行うことができると共に、結晶11をループ17内に容易かつ確実に装填することができるため、ループ装填の成功率を高めることができる。
【0061】
以上、本発明に係る微小物体の捕捉装置及び捕捉方法の実施形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこのような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】
以上の構成から成る本発明に係る微小物体の捕捉装置及び捕捉方法によると、容易かつ確実に、効率よく蛋白質結晶等の微小物体のループ装填を行うことができ、蛋白質結晶解析のスループットを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置及び方法の基本原理を説明する図である。
【図2】本発明に係る微小物体の捕捉装置及び捕捉方法の実施例を説明する上から見た平面図である。
【図3】図1に示す微小物体の補足装置を部分的に示した模式的な側面図である。
【図4】図1に示す微小物体の補足装置を部分的に示した斜視図である。
【符号の説明】
1、11 結晶
2、12 液滴
2a 液体
3、13 基台
4、51 把持機構
5、81 捕捉機構
6、56 把持部材
7、17 ループ
8 ループの中
14 結晶化トレイ
14a 凹所
31 供給機構
32 結晶化トレイ供給装置
33 結晶化トレイ搬送装置
36、96 関節
34、94 リンクアーム
35、95 把持部
51 把持機構
52 把持装置
53、83 xyzステージ
53a、83a xステージ
53b、83b yステージ
53c、83c zステージ
56a 第1指片
56b 第2指片
81 捕捉機構
82 捕捉部材
82a 棒状の部材
82b 土台
82c 装着部
84 ループ搬送装置
85 ループホルダー
85a 先端
90 ループ供給装置
101 昇降装置
101a 頂部
101b 昇降台
111 顕微鏡
112 表示装置
113 コンピュータ
120 照明光源
130 容器
Claims (5)
- 基台と、前記基台の所定位置に載置された液滴中の微小結晶を把持する把持機構と、前記把持機構で把持された前記微小結晶を捕捉するための捕捉機構と、を具備する微小結晶の捕捉装置であって、
前記把持機構は、前記液滴中の微小結晶を把持する把持部材を有する把持装置と、前記把持装置を移動させる移動手段と、を含み、
前記捕捉機構は、前記微小結晶を捕捉する捕捉手段と、前記捕捉手段を移動させる移動手段と、前記移動手段に前記捕捉手段を装着する装着手段と、を含み、
前記捕捉手段は、前記液滴内に挿入可能であり、且つ前記把持部材で把持されている前記微小結晶を中に入れることのできるループを有しており、
前記把持部材が前記液滴中で前記微小結晶を把持しつつ前記ループの中に入れた状態で、該把持部材、ループ及び微小結晶とともに、液滴中から離隔することで、ループ内に残った液体の表面張力により前記微小結晶を前記ループ内に保持させて捕捉可能な構成であることを特徴とする微小結晶の捕捉装置。 - 前記基台の所定位置に、前記微小結晶が含まれる液滴を供給して載置する供給機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の微小結晶の捕捉装置。
- 前記基台に、前記微小結晶の捕捉状況を観察表示する手段を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の微小結晶の捕捉装置。
- 基台と、前記基台の所定位置に載置された液滴中の微小結晶を把持する2本の把持部材を備えた把持機構と、前記把持部材で把持された前記微小結晶を捕捉するループを有する捕捉手段を備えた捕捉機構と、を具備する微小結晶の捕捉装置を使用した微小結晶の捕捉方法であって、
微小結晶が含まれる液滴を所定位置に載置する第1工程と、
前記把持部材によって、前記液滴中の前記微小結晶を把持する第2工程と、
前記ループを前記液滴内に挿入し、該ループの中に前記把持部材で把持した液滴中の微小結晶を入れる第3工程と、
前記把持部材が前記液滴中で前記微小結晶を把持しつつ前記ループの中に入れた状態で、該把持部材、ループ及び微小結晶とともに、液滴中から離隔することで、ループ内に残った液体の表面張力により前記微小結晶を前記ループ内に保持して捕捉する第4工程と、
を具備することを特徴とする微小結晶の捕捉方法。 - 少なくとも前記第2工程から第4工程までを、観察表示する第5工程を具備することを特徴とする請求項4記載の微小結晶の捕捉方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003116362A JP3851955B2 (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | 微小物体の捕捉装置及び捕捉方法 |
EP04001097A EP1470863B1 (en) | 2003-04-21 | 2004-01-20 | Apparatus for trapping micro-object |
DE602004005524T DE602004005524T2 (de) | 2003-04-21 | 2004-01-20 | Vorrichtung zur Halterung eines Mikroobjects |
US10/763,897 US20040209382A1 (en) | 2003-04-21 | 2004-01-23 | Apparatus and method for trapping micro-object |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003116362A JP3851955B2 (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | 微小物体の捕捉装置及び捕捉方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004325089A JP2004325089A (ja) | 2004-11-18 |
JP3851955B2 true JP3851955B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=32959595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003116362A Expired - Lifetime JP3851955B2 (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | 微小物体の捕捉装置及び捕捉方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040209382A1 (ja) |
EP (1) | EP1470863B1 (ja) |
JP (1) | JP3851955B2 (ja) |
DE (1) | DE602004005524T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005053669B4 (de) * | 2005-11-08 | 2007-12-13 | Kilper, Roland, Dr. | Probenmanipulationsvorrichtung |
AT506233B1 (de) * | 2008-01-18 | 2009-07-15 | Leica Mikrosysteme Gmbh | Mikromanipulator für ein kryomikrotom |
US20140044237A1 (en) * | 2012-08-08 | 2014-02-13 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Micro-gripper for Automated Sample Harvesting and Analysis |
US11054346B2 (en) * | 2013-04-11 | 2021-07-06 | Rarecyte, Inc. | Detecting a substrate |
US10416046B2 (en) * | 2013-04-11 | 2019-09-17 | Rarecyte, Inc. | Device, system, and method for selecting a target analyte |
US10072927B2 (en) | 2016-01-07 | 2018-09-11 | Rarecyte, Inc. | Detecting a substrate |
EP2826563A1 (en) | 2013-07-16 | 2015-01-21 | ETH Zurich | Apparatus and method for moving a micro-object |
JP7222331B2 (ja) * | 2019-08-07 | 2023-02-15 | 日本精工株式会社 | マニピュレーションシステム及びマニピュレーションシステムの駆動方法 |
CN111982944A (zh) * | 2020-01-19 | 2020-11-24 | 天津大学 | 一种用于单晶衍射测试的尼龙丝样品座及其制备方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2560262B2 (ja) * | 1994-11-09 | 1996-12-04 | 工業技術院長 | 二本指マイクロハンド機構 |
DE19842797C1 (de) * | 1998-09-18 | 2000-01-27 | Max Planck Gesellschaft | Probenhalterung für eine partikelförmige flüssigkeitshaltige Materialprobe |
JP3759891B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2006-03-29 | 独立行政法人理化学研究所 | タンパク質の結晶化方法及び装置 |
JP3905399B2 (ja) * | 2002-02-25 | 2007-04-18 | プロテインウエーブ株式会社 | 生体高分子の結晶生成装置 |
JP4257163B2 (ja) * | 2002-11-12 | 2009-04-22 | セイコーエプソン株式会社 | 描画装置におけるノズルの異常判別方法および描画装置、並びに電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器 |
-
2003
- 2003-04-21 JP JP2003116362A patent/JP3851955B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2004
- 2004-01-20 DE DE602004005524T patent/DE602004005524T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2004-01-20 EP EP04001097A patent/EP1470863B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2004-01-23 US US10/763,897 patent/US20040209382A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1470863B1 (en) | 2007-03-28 |
DE602004005524D1 (de) | 2007-05-10 |
US20040209382A1 (en) | 2004-10-21 |
EP1470863A1 (en) | 2004-10-27 |
DE602004005524T2 (de) | 2007-12-06 |
JP2004325089A (ja) | 2004-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6113725B2 (ja) | 試料移送システムおよび移送方法 | |
JP6334611B2 (ja) | 生体試料の自動処理システムと自動処理方法 | |
KR101910653B1 (ko) | 세포의 입체 구조체 제조 장치 | |
JP3851955B2 (ja) | 微小物体の捕捉装置及び捕捉方法 | |
US7816128B2 (en) | Automatic cell cultivation apparatus having a multijoint robot | |
US7600642B2 (en) | High throughput automated seed analysis system | |
JP3694490B2 (ja) | 検体前処理システム | |
US6617146B1 (en) | Method and apparatus for automatically inoculating culture media with bacterial specimens from specimen containers | |
RU2638311C1 (ru) | Подъемное устройство для яиц и связанные с ним системы и способы | |
AU2021202652A1 (en) | Slide management system | |
JP2010099011A (ja) | 細胞培養装置、細胞培養方法 | |
FR2798578A1 (fr) | Procede et machine pour former des sutures armees doubles | |
EP2454933A1 (en) | Method and apparatus for strike cutting of plants | |
TW202225690A (zh) | 標籤剝離裝置及標籤剝離方法 | |
JPS62155079A (ja) | コロニ−自動移植装置 | |
JP2000175560A (ja) | キノコの自動収穫装置 | |
WO2019163369A1 (ja) | 判定装置、細胞剥離回収装置及び判定方法 | |
JP3966220B2 (ja) | 蛋白質結晶観察装置 | |
KR102653817B1 (ko) | 모낭 자동 장착 장치 및 방법 | |
JPS62267642A (ja) | シャーレハンドリング装置 | |
JP2000175562A (ja) | キノコの自動収穫装置 | |
JP4451263B2 (ja) | 試料摘出装置 | |
JP2000157257A (ja) | 微量生体試料の捕捉及び塗布方法並びに生体試料用コロニーピッキング装置 | |
JP2000083473A (ja) | 人工栽培茸取り出し装置 | |
JPS61115482A (ja) | コロニー自動移殖装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20030421 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040506 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3851955 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |