JP3850803B2 - カード収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録媒体等として利用されるカードを収納するカード収納装置に関し、特に収納したカードを搬出可能なカード収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カード収納装置は種々の分野で利用されている。例えば、パチンコ機の台間に設置される球貸装置において、使用済みのプリペイド式カードを回収して収納するカード収納装置を備えているものが知られている(下記特許文献1参照)。
【0003】
これまで、使用済みのカードは廃棄処分されることが一般的であったが、近年の資源有効利用の流れに応じるように、カードの再利用化が図られている。カードを再利用する場合、回収した使用済みカードを回収した順に、すなわち先に回収したカードほど先に再利用できるようにすることが好ましい。近年、回収した使用済みカードを順次重ねて収納し、カードを再利用する際には、先に収納したカードから順次搬出できるように構成された先入れ先出し式のカード収納装置も知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−143539号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これまでのカード収納装置では、搬送されてきたカードを搬送順に、カード収納部内にきちんと重ねて収納しておくための機構が複雑であった。
【0006】
また、カード収納装置においては、カードを搬入、搬出するためのカード搬送路が基本的に1つであることが好ましい。しかし、これまでのカード収納装置では、先に収納されたカードから先に搬出できるようにするため、カード搬送路をカード収納部の近傍位置でカード搬入路とカード搬出路とに分離するとともに、分離させた部分でカード搬送路を屈曲させるように形成していた。このため、カード搬送路に沿って移動するカードが、カード搬送路の屈曲した部分でカード搬送路に沿って屈曲するという問題がある。近年、様々な機能のカードが開発されており、これらのカードの中には、ICチップ付のものなどカードを屈曲させることが好ましくないものもある。そこで、カードを屈曲させることなく搬入、収納、搬出することができるカード収納装置が望まれている。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その第1の目的は、搬入されてきたカードを搬入されてきた順に重ねて収納するための構成が簡易なカード収納装置を提供することにある。
【0008】
また、本発明の第2の目的は、カード収納部に重ねて収納されたカードを収納された順に搬出することができ、しかもカードの搬入、搬出の際にカードを屈曲させることのないカード収納装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のカード収納装置は、上記課題を解決するため、以下の特徴点を備えている。なお、本発明のカード収納装置の各構成要素について、図面に付した符号を参照して、具体的な適用例を示すが、各構成要素はこれらに限定されるものではない。
【0010】
すなわち、本発明のカード収納装置(1)は、搬入されてきたカード(2)を、カード収納部(10)のカード載置面(11)上に重ねて収納するとともに、前記カード収納部(10)に収納した前記カード(2)を搬出可能なカード収納装置であって、前記カード(2)を収納する状態では前記カード収納部(10)の前記カード載置面(11)を前記カード(2)の搬入方向に対して傾斜させるとともに斜め上方を向くように配置し、前記カード収納部(10)よりも前記カード(2)の搬入側に、搬入されてきた前記カード(2)を前記カード収納部(10)に搬送するカード搬送手段(90)を備えるとともに、
前記カード収納部(10)から前記カード(2)を搬出する状態では、前記カード載置面(11)が前記搬入方向に対して略平行となるように、前記カード収納部(10)の傾き姿勢を変化させる傾動手段(カム70)と、
前記カード載置面(11)に臨むように配置され、前記カード収納部(10)内の前記カード(2)のうち最先に収納されたカード(2)と接触しながら回転駆動して、該カード(2)を前記カード収納部(10)から搬出させる搬出用回転部材(30)と、
前記カード載置面(11)を挟んで前記搬出用回転部材(30)と対向し、前記カード載置面(11)が前記搬入方向に対して略平行となるときは、該カード収納部(10)に収納された前記カード(2)を前記搬出用回転部材(30)に向けて押圧し、前記カード収納部(10)が前記搬入方向に対して傾斜したときは、前記カード(2)から離れるカード押圧部材(ローラ64)と、を有してなることを特徴とするものである。
【0011】
このような本発明のカード収納装置(1)においては、搬送されてきたカード(2)がカード搬送手段(90)によりカード収納部(10)まで搬送される。カード(2)を収納する状態では、カード収納部(10)のカード載置面(11)が、カード(2)の搬入方向に対して傾斜するとともに斜め上方を向いているので、カード搬送手段(90)によりカード収納部(10)に搬送された各々のカード(2)は、その自重によりカード載置面(11)上に順次重なっていく。
また、カード収納部(10)からカード(2)を搬出するときに、傾動手段(カム70)がカード収納部(10)の傾き姿勢を変化させ、カード載置面(11)がカードの搬入方向に対して略平行となるようにする。カード載置面(11)がカードの搬入方向に対して略平行となるので、カード(2)は屈曲することなく搬出される。
また、搬出用回転部材(30)が回転駆動することにより、カード収納部(10)に収納されているカード(2)のうち最先に収納されたカード(2)がカード収納部(10)から搬出される。
また、カード押圧部材(ローラ64)が、カード載置面(11)がカード(2)の搬入方向に対して略平行となるときは、カード収納部(10)に収納されているカード(2)を搬出用回転部材(30)に向けて押圧し、カード収納部(10)が搬入方向に対して傾斜したときは、カード(2)から離れて押圧を解除する。
【0016】
また、前記カード収納部(10)から搬出される前記カード(2)を前記搬出用回転部材(30)と共に挟圧しながら、前記搬出用回転部材(30)の回転の向きと同じ向きに回転駆動する挟圧回転部材(ローラ86)を備えている構成とすることもできる。
【0017】
この構成においては、挟圧回転部材(ローラ86)が、カード収納部から搬出されるカード(2)を搬出用回転部材(30)と共に挟圧しつつ、搬出用回転部材(30)の回転の向きと同じ向きに回転することにより、複数枚のカード(2)が同時に搬出されることを防止する。
【0018】
また、前記カード搬送手段(90)が、搬入されてきた前記カード(2)を挟持しながら互いに逆向きに回転駆動する2つの回転部材(ローラ91、ローラ92)を有してなるように構成することができる。
【0019】
この構成においては、カード収納部(10)に向けて搬入されてきたカード(2)が、カード搬送手段(90)の2つの回転部材(ローラ91、ローラ92)により挟持されながらカード収納部(10)まで搬送される。
【0022】
また、1つの駆動源(電動モータ40)による駆動力を、前記傾動手段(カム70)と前記搬出用回転部材(30)とに伝達する駆動力伝達機構(ウォーム42、ウォームホイール38、軸37、歯車列50、ワンウェイクラッチ55、軸61)を備えている構成とすることもできる。
【0023】
この構成においては、1つの駆動源(電動モータ40)による駆動力が駆動力伝達機構(ウォーム42、ウォームホイール38、軸37、歯車列50、ワンウェイクラッチ55、軸61)により、傾動手段(カム70)と搬出用回転部材(30)とに伝達され、傾動手段(カム70)によりカード収納部(10)の傾き姿勢が変化するとともに、搬出用回転部材(30)により、カード収納部(10)に最先に収納されていたカード(2)がカード収納部(10)から搬出される。
【0024】
また、前記カード載置面(11)が前記搬入方向に対して傾斜しているときに、前記カード収納部(10)内の前記カード(2)と当接して、該カード(2)が前記カード載置面(11)に沿って滑落することを規制するカードストッパ(25)を備えている構成とすることもできる。
【0025】
この構成においては、カード載置面(11)がカード(2)の搬入方向に対して傾斜しているときに、カードストッパ(25)が、カード収納部(10)内のカード(2)と当接して、カード(2)がカード載置面(11)に沿って滑落することを規制する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図5は、本発明の一実施形態に係るカード収納装置の構成を示す図で、図1は、カード収納装置のカード挿入時の状態を示す図、図2は、カード搬出時の状態を示す図である。また、図3は、カード収納装置を図2の矢線Aの向きに見た図で、図4は、カード収納装置を図2の矢線Bの向きに見た拡大図である。また、図5は、カード収納装置の歯車列の配置関係を示す図で、2つの歯車列を図4における矢線Cの向きに見た状態を示している。なお、図1、図2、図3においてはカード収納装置の一部を破断して示している。また、図3、図4においては、後述するカード搬送手段90の図示を省略しており、さらに図4においては、後述する支持基部20の底面部21を除いた状態を示している。
【0027】
<カード収納装置の構成>
図示したカード収納装置1は、図1において、プリペイド式のカード2への磁気記録の書き込み、および磁気記録の読み取りを行なう磁気リードライトユニット3の水平方向右側に配置されている。また、カード収納装置1と磁気リードライトユニット3との間には、カード挿通路4を形成する中継部材5が設置されている。
【0028】
磁気リードライトユニット3は、カード2に対して、磁気記録の読み取りおよび磁気記録の書き換え処理を行なうとともに、カード2の使用可能度数がゼロとなり、すぐに再書き込み処理が行なわれない使用済みのカード2を、中継部材5のカード挿通路4を介してカード収納装置1に向けて搬送するように構成されている。
【0029】
カード収納装置1は、磁気リードライトユニット3から中継部材5を介して、図1において水平方向右向きに搬入されてきたカード2を収納するカード収納部10と、このカード収納部10を傾動可能に支持する支持基部20を備えている。カード収納部10は、カード2が載置されるカード載置面11(図1、図2参照)を構成する背面部12と、この背面部12と共にカード2の収納スペースを形成する前面部13および互いに対向する一対の側面部14,14(図1、図2では一方の側面部14のみ示す)を備えている。一方、支持基部20は、図示せぬ装置筐体に固定される底面部21と、この底面部21の左右両端から立ち上がる一対の側壁部22,22(図1、図2では一方の側面部22のみ示す)と、底面部21と対向配置された上面部23と、この上面部23の一端部から立ち上がる垂壁部24とを備えている。
【0030】
上記カード収納部10の背面部12には開口部15が形成されており、この開口部15には、上記カード載置面11を臨むように配置された、3つのローラ31,32,33およびこれら3つのローラ31,32,33に架けられたベルト34からなる搬出用回転部材30が設けられている。ローラ31,32は、カード収納部10の上記一対の側面部14,14間に回転自在に設けられた軸35,36にそれぞれ取り付けられており、これらの軸35,36と共に回転するようになっている。一方、ローラ33は、カード収納部10の一対の側面部14,14を貫通して、上記支持基部20の上記一対の側壁部22,22間に回転自在に設けられた軸37に取り付けられており、この軸37と共に回転するようになっている。また、上記ベルト34は、3つのローラ31,32,33に架けられた状態で所定の張力を維持できるようになっており、これら3つのローラ31,32,33と共に、上記カード載置面11に沿って回転するようになっている。
【0031】
また、カード収納部10は、その傾き姿勢を変化させることができるように構成されている。すなわち、カード収納部10は、上記軸37を介して上記支持基部20に傾動可能に支持されており、上記カード載置面11がカード2の搬入方向(水平方向)に対して傾斜するとともに斜め上方を向く第1の傾き姿勢(図1参照)と、カード載置面11がカード2の搬入方向に対して略平行となるとともに上記カード挿通路4が形成する平面と略同一の平面上に位置する第2の傾き姿勢(図2参照)との間を傾動可能に構成されている。なお、カード収納部10は、図示せぬ付勢手段により、上記第2の傾き姿勢をとる向きに常時付勢されている。
【0032】
図4に示すように上記軸37の一端部には、ウォームホイール38が取り付けられている。このウォームホイール38は、カード収納装置1の近傍に設置される駆動源としての電動モータ40の回転軸41の先端に設けられたウォーム42と噛合し、電動モータ40の駆動力を軸37に伝達するようになっている。軸37に伝達された駆動力は、上記搬出用回転部材30に伝達されるとともに、図4において支持基部20の下側の側壁部22に配設された歯車列50を介して軸61に伝達される。この軸61は、支持基部20の一対の側壁部22,22間に回転自在に設けられており、その中央部には、上記カード収納部10の傾き姿勢を変化させる傾動手段としてのカム70が取り付けられている。
【0033】
このカム70は、図2に示すように、曲面部71と平面部72とを有しており、軸61と共に回転する際に、曲面部71によりカード収納部10の背面部12の一端部を押圧してカード収納部10を傾動させるとともに、平面部72が背面部12と当接した状態でカード収納部10を、図1に示す第1の傾き姿勢に保持するようになっている。また、カム70は、所定の回転角度範囲では、カード収納部10の押圧を解除するように構成されており、カム70からの押圧を解除されたカード収納部10は、図示せぬ付勢手段により図2に示す第2の傾き姿勢に移動されるようになっている。
【0034】
上記歯車列50は、図4において、軸37の一端部に取り付けられた歯車51と、軸61の一端部に取り付けられた歯車52と、これら2つの歯車51,52間に配置された歯車53とからなる。歯車53は、歯車51と噛合する大径部53aと歯車52と噛合する小径部53bとが同軸に配されてなり、支持基部20の側壁部22に固定された軸54に回転自在に支持されている。また、歯車52と軸61には、ワンウェイクラッチ55が設けられている。このワンウェイクラッチ55は、歯車52が図5において反時計回りに回転する場合には、歯車52に伝達された駆動力をそのまま軸61に伝達する一方、歯車52が図5において時計回りに回転する場合には、歯車52に伝達された駆動力を軸61に伝達しないように構成されている。
【0035】
したがって、電動モータ40の駆動力は、軸37、歯車列50および軸61を介して、カム70に伝達されるが、電動モータ40が、歯車52を図5において反時計回りに回転させる向きに回転する場合には、電動モータ40の駆動力がカム70まで伝達されカード収納部10の傾き姿勢が変化する一方、電動モータ40が、これとは反対の方向に回転した場合には、電動モータ40の駆動力はカム70まで伝達されずカード収納部10の傾き姿勢は変化しないようになっている。
【0036】
なお、カード収納装置1では、カード収納部10の傾き姿勢を検知するセンサおよびこのセンサにより検知された傾き姿勢の情報に基づき、電動モータ40の駆動を制御するコントローラ(いずれも不図示)が設けられており、このコントローラの制御によって、カード収納部10の傾動や搬出用回転部材30等の駆動が行なわれるようになっている。
【0037】
また、図4において、軸37を介して搬出用回転部材30に伝達された電動モータ40の駆動力は、軸35を介して、カード収納部10の下側の側面部14に配設された歯車列80に伝達されるようになっている。図5に示すように、歯車列80は、上記軸35の一端に設けられた歯車81と、この歯車81に噛合する歯車82と、この歯車82に噛合する歯車83と、この歯車82に噛合する歯車84と、この歯車84に噛合する歯車85とからなる。歯車82は、カード収納部10の側面部14に固定された軸95の一端部に回転自在に取り付けられており、歯車83は、カード収納部10の背面部12を挟んで上記軸35と対向するように設けられた軸86の一端部に取り付けられている。この軸86は、カード収納部10の一対の側面部14,14間に回転自在に設けられており、その中央部には、ローラ87が軸86と共に回転するように設けられている。また、歯車84、歯車85は軸86と略平行に伸びる軸88、軸89の一端部にそれぞれ取り付けられている。この軸88、軸89は、カード収納部10の一対の側面部14,14間にそれぞれ回転自在に設けられており、その中央部には、ローラ91、ローラ92が軸88、軸89と共に回転するようにそれぞれ設けられている。
【0038】
上記ローラ87は挟圧回転部材を構成するもので、図2に示すように、カード収納部10の背面部12に形成された開口部15を臨む上記搬出用回転部材30のベルト34およびローラ31と対向し、搬出用回転部材30によりカード収納部10から搬出されるカード2を搬出用回転部材30と共に挟圧するようになっている。また、ローラ87は、歯車列80の作用により、搬出用回転部材30の回転の向きと同じ向きに回転する。このため、搬出用回転部材30の回転によりベルト34と接触しながらカード収納部10から搬出されるカード2の他に、このカード2との間に作用する静電気等によりこのカード2と共に他のカード2が移動した場合でも、ローラ87が搬出用回転部材30と同じ向きに回転しながら、この他のカード2と接触することによって、この他のカード2が搬出されることが防止されるようになっている。なお、上記ベルト34とカード2との間の摩擦係数は、上記ローラ87とカード2との間の摩擦係数よりも大となるように構成されており、また、ベルト34とローラ87との間には、カード2の厚みよりも若干小さな隙間が形成されるようになっている。
【0039】
また、上記ローラ91、ローラ92は、カード搬送手段90の2つの回転部材を構成するもので、図1に示すように、磁気リードライトユニット3から中継部材5のカード挿通路4を通って搬入されてきたカード2をローラ91とローラ92で挟圧するようになっている。また、上記電動モータ40の駆動力により、上記搬出用回転部材30がカード収納部10内のカード2を搬出させる向きに(図1における反時計回りに)回転すると、ローラ91とローラ92は、歯車列80の作用により互いに逆向きに(図1においてローラ91は時計回りに、ローラ92は反時計回りに)回転する。これによりカード搬送手段90は、挿通路4を通って搬入されてきたカード2をローラ91とローラ92により挟持しながらカード収納部10まで搬送できるようになっている。なお、このとき、電動モータ40の駆動力は上記カム70には伝達されないので、カード収納部10は図1に示す第1の傾き姿勢に保持される。また、カード収納部10内のカード2は、後述する一対のカードストッパ25,25によって移動することが阻止され、カード収納部10内にとどまるようになっている。
【0040】
すなわち、図1に示すように、上記支持基部20の底面部21には、カード収納部10が図1に示す上記第1の傾き姿勢をとるときに、カード収納部10内に収納されているカード2がカード載置面11に沿って滑落することを防止するための一対のカードストッパ25,25(図1、図2において一方のみを示す)が設けられている。図4に示すように、カード収納部10の背面部12には開口部15を挟んで対向する一対の切欠部16,16が形成されており、上記一対のカードストッパ25,25は、カード収納部10が図1に示す第1の傾き姿勢をとるときは、この一対の切欠部16,16からカード収納部10内に侵入し、カード収納部10が図2に示す第2の傾き姿勢をとるときは、カード収納部10内から退避するようになっている。
【0041】
また、図4に示すように、上記軸37の近傍には軸62(図4では一部を破断して示している)が設けられている。この軸62は、支持基部20の一対の側壁部22,22間に回転自在に支持されており、その各端部には揺動アーム63,63がそれぞれ設けられている。この一対の揺動アーム63,63は、図1、図2に示すように、軸62を揺動中心として揺動するようになっており、その一端部間には軸64が設けられている。この軸64の中央部には、この軸64に回転自在に支持されたカード押圧部材としてのローラ65が設けられている。また揺動アーム63,63の各他端部には、揺動アーム63を図1、図2において反時計回りに付勢する付勢バネ66(図4では図示略)がそれぞれ設けられている。
【0042】
この揺動アーム63は、上記付勢バネ66と、カード収納部10を傾動させるカム70を支持する軸61の両端部にそれぞれ取り付けられたカム67との作用によって揺動するようになっている。すなわち、カード収納部10が図2に示す第2の傾き姿勢にあるときには、カム67は揺動アーム63と当接せず、このとき揺動アーム63は付勢バネ66の付勢力によって、図2において反時計回りに揺動し、この揺動によりローラ65がカード収納部10内のカード2をカード載置面11に向け、上記搬出用回転部材30のベルト34に対して押圧する。一方、カード収納部10が図1に示す第1の傾き姿勢にあるときには、カム67は揺動アーム63と当接し、揺動アーム63を付勢バネ66に抗して図1において時計回りに揺動し、この揺動によりローラ65がカード2の搬入経路の位置から退避するとともに、ローラ65によるカード2への押圧が解除されるようになっている。
【0043】
<カード収納装置の作用>
以上のように構成された本実施形態のカード収納装置1では、図4に示すように、1つの電動モータ40の駆動力が、ウォーム42、ウォームホイール38、および軸37を介して搬出用回転部材30に伝達されるとともに、さらに、歯車列50、ワンウェイクラッチ55、および軸61を介して、傾動手段としてのカム70に伝達される。このように本実施形態では、これらウォーム42、ウォームホイール38、軸37、歯車列50、ワンウェイクラッチ55、および軸61により、駆動力伝達機構が構成されている。そして、この駆動力伝達機構を介して各部に伝達された駆動力によって、カード収納装置1が作動するようになっている。
【0044】
すなわち、図1に示すように、磁気リードライトユニット3から使用済みのカード2が搬送される場合には、上記駆動力伝達機構を介して伝達される電動モータ40の駆動力により、カム70が図中時計回りに回転し、カード収納部10を傾動させて第1の傾き姿勢に保持する。カード収納部10が、この第1の傾き姿勢をとるとき、カード載置面11は、カード2の搬入方向に対して傾斜するとともに、斜め上方を向く。さらに、カード載置面11は、中継部材5のカード挿通路4の延長線上前方に位置する。また、カード搬送手段90は、ローラ91、ローラ92の互いに当接している部分が、カード挿通路4が形成する平面上に位置するように配置される。
【0045】
次に、電動モータ40が逆向きに回転し、磁気リードライトユニット3から中継部材5に搬送されたカード2は、中継部材5を通った後、カード搬送手段90のローラ91およびローラ92によって挟持されつつ、図1において水平方向右向きにカード収納部10まで送り込まれる。送り込まれてきたカード2は、カード収納部10内に他のカード2が収納されていない場合には、カード載置面11に当接した後にカード搬送手段90から離れ、一対のカードストッパ25,25に当接するまでカード載置面11に沿って滑落するようにカード収納部10内に収納される。カード収納部10内に他のカード2が収納されている場合には、最上部のカード2に当接した後にカード搬送手段90から離れ、一対のカードストッパ25,25に当接するまでこのカード2に沿って滑落し、他のカード2の上に重なるようにカード収納部10内に収納される。すなわち、カード2は、搬入されてきた順に重ねられていく。
【0046】
使用済みカード2を再利用するため、カード収納部10内に収納されたカード2を磁気リードライトユニット3に向けて搬出する場合には、図2に示すように、上記駆動力伝達機構を介して伝達される電動モータ40の駆動力により、カム70が再び図中時計回りに回転し、カード収納部10の押圧を解除する。カム70による押圧を解除されたカード収納部10は、図示せぬ付勢手段の付勢力によって、傾動して第2の傾き姿勢に保持される。カード収納部10が、この第2の傾き姿勢をとるとき、カード載置面11は、カード2の搬入方向に対して略平行になるとともに、カード挿通路4の形成する平面と略同一の平面上に位置する。また、このとき、カム67による揺動アーム63の押圧も解除され、揺動アーム63は付勢バネ66の付勢力によって図中反時計回りに揺動し、この揺動によりローラ65がカード収納部10内のカード2をカード載置面11に向け、上記搬出用回転部材30のベルト34に対して押圧する。また、カード収納部10が図2に示す第2の傾き姿勢をとるときには、上記一対のカードストッパ25,25は、カード挿通路4の形成する平面上から退避し、カード2の搬出を妨げないようになっている。
【0047】
次に、上記電動モータ40が逆向きに回転し、その駆動力により、搬出用回転部材30が図中反時計回りに回転する。この搬出用回転部材30の回転により、ローラ87が図中時計回りに回転する。また、搬出用回転部材30のベルト34と接触しているカード2(カード収納部10内に収納されているカード2のうち最先に収納されたもの)が、ベルト34に沿って搬入時の向きとは逆向き、すなわち図2において水平方向左向きに移動し、さらに搬出用回転部材30とローラ87との間、中継部材5のカード挿通路4を通って、磁気リードライトユニット3内に搬出される。また、このときベルト34と接触しながらカード収納部10から搬出されるカード2の他に、このカード2との間に作用する静電気等によりこのカード2と密着して他のカード2が移動した場合には、ローラ87が搬出用回転部材30とは反対の方向に回転してこの他のカード2と接触し、この他のカード2が搬出されることを防止する。
【0048】
以上のように、本実施形態のカード収納装置1では、搬入されてきたカード2をカード収納部10内に順次重ねて収納し、カード搬出時には、先に収納されたカード2から順に搬出し得る、先入れ先出し方式となっている。このため、収納された各カード2の収納期間が平均化される。
【0049】
また、カード2が収納されるときは、カード収納部10のカード載置面11がカード搬入方向に対して傾斜した状態となり、カード2はカード搬送手段90によって送り込まれた後、自重によりカード載置面11に沿って順次重ねて収納される。このため、カード2をカード収納部10内において重ねて保持するための部材が不要となって構成が簡易化されている。
【0050】
また、一対のカードストッパ25,25を備えているので、カード載置面11がカード搬入側に向かって下り勾配となる傾き姿勢(図1参照)にカード収納部10を保持した場合においても、カード収納部10内にカード2を安定して保持することが可能となっている。
【0051】
また、上記カード収納装置1では、カード2を搬出するために3つのローラ31,32,33とベルト14を用いて、電動モータ40の駆動力を3箇所に伝達するようにしている。このため、カード2を安定して搬出させることが可能となっている。また、カード収納部10の傾き姿勢を変える動作およびカード2を搬出させる動作を、1つの電動モータ40の駆動力で行なうようになっている。このため、駆動源を複数設ける場合に比べコストを抑えることが可能となっている。
【0052】
また、上記カード収納装置1では、カード排出時に、カード載置面11がカード搬入方向と略平行となり、かつカード挿通路4が形成する平面と略同一の平面上に位置するようになっている。このため、カード2の搬出路が直線状に形成され、これによりカード2は屈曲することなく搬出されるようになっている。したがって、ICチップ付きのカードなど、屈曲させることが好ましくないカードに対しても適用することが可能となっている。
【0053】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られず、種々の態様変更を行なうことが可能である。例えば、上記実施形態では、カード収納部の傾き姿勢を、基本的にカード搬入時とカード搬出時とで変化させるようにしているが、カードが収納部内において支えてしまいカードの搬出を良好に行なえない場合や、保守点検時などにカード収納部の傾き姿勢を連続的に変化させて、カードの姿勢を整えることができるようにすることも可能である。
【0054】
また、上記実施形態では、カードの搬入、搬出方向が水平方向であるが、カードの搬入、搬出方向を鉛直方向としたり、斜め方向としたりすることも可能である。本発明では、カード搬送手段を備えているので、様々なカード搬送方向に対応することができる。なお、上記実施形態では、カード搬送手段の駆動を、搬出用回転部材および傾動手段を駆動させるのと同じ駆動源により行なうようにしているが、カード搬送手段用の駆動源を別に設けるようにしてもよい。
【0055】
また、本発明は、カードをリサイクルして使用する必要のある種々のカードの収納装置に対して適用することが可能であり、例えば、パチンコ機の球貸装置内に設置されるカード収納装置に本発明を適用することも可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るカード収納装置は、搬入されてきたカードを、カード収納部のカード載置面上に重ねて収納するとともに、カード収納部に収納したカードを搬出可能であって、カードを収納する状態ではカード収納部のカード載置面をカードの搬入方向に対して傾斜させるとともに斜め上方を向くように配置し、カード収納部よりもカードの搬入側に、搬入されてきたカードをカード収納部に搬送するカード搬送手段を備えている。
【0057】
このような構成により、カード収納部に向けて搬送されてきた各々のカードは、その自重によりカード載置面上に順次重なっていくので、カードをカード収納部内において重ねて保持するための部材が不要となり、装置構成を簡略化することができる。
また、カード収納部からカードを搬出する状態では、カード載置面がカードの搬入方向に対して略平行となるように、カード収納部の傾き姿勢を変化させる傾動手段を備えたことにより、カード収納部からカードを搬出するときには、カード載置面がカードの搬入方向に対して略平行となるので、カードを曲げずに搬出することが容易となる。したがって、ICチップ付のカードなど曲げることが好ましくないカード等についても、その搬入、搬出が可能となる。
また、カード載置面に臨むように配置され、カード収納部に最初に収納されたカードと接触しながら回転駆動して、このカードをカード収納部から搬出させる搬出用回転部材を有していることにより、カード収納部に収納されていたカードを収納された順に搬出する、先入れ先出し方式をとることができる。このため、収納されたカードの収納期間を平均化することが可能となり、カードの再利用を効率的に行なうことができる。
また、カード載置面を挟んで搬出用回転部材と対向し、カード載置面がカードの搬入方向に対して略平行となるときは、カード収納部に収納されたカードを搬出用回転部材に向けて押圧し、カード収納部がカードの搬入方向に対して傾斜したときは、前記カードから離れるカード押圧部材を備えたことにより、カード収納部に収納されているカードを、より安定して搬出することが可能となる。
【0060】
また、カード収納部から搬出されるカードを、搬出用回転部材と共に挟圧しながら、搬出用回転部材の回転の向きと同じ向きに回転駆動する挟圧回転部材を備えた構成のものにおいては、複数枚のカードが同時に搬出されることを防止することが可能となる。
【0061】
また、カード搬送手段が、搬入されてきたカードを挟持しながら互いに逆向きに回転駆動する2つの回転部材を有してなる構成のものにおいては、カード収納部に向けて搬入されてきたカードを、カード収納部まで確実に搬送することが可能となる。
【0063】
また、1つの駆動源による駆動力を、傾動手段と搬出用回転部材とに伝達する駆動力伝達機構を備えた構成のものにおいては、駆動源を複数設ける場合に比べ装置の製造コストを抑えることが可能となる。
【0064】
また、カード載置面がカードの搬入方向に対して傾斜しているときに、カード収納部内のカードと当接して、カードがカード載置面に沿って滑落することを規制するカードストッパを備えた構成のものにおいては、カード収納部の様々な傾き姿勢に対応してカード収納部内のカードを安定して保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカード収納装置の構成を示す図
【図2】図1に示すカード収納部の傾き姿勢を変化させた状態を示す図
【図3】図2に示すカード収納装置のA方向矢視図
【図4】図2に示すカード収納装置のB方向矢視図
【図5】図4に示す2つの歯車列のC方向矢視図
【符号の説明】
1 カード収納装置
2 カード
3 磁気リードライトユニット
4 カード挿通路
5 中継部材
10 カード収納部
11 カード載置面
12 背面部
13 前面部
14 側面部
15 開口部
16 切欠部
20 支持基部
21 底面部
22 側壁部
23 上面部
24 垂壁部
25 カードストッパ
30 搬出用回転部材
31〜33 ローラ
34 ベルト
35〜37 軸
38 ウォームホイール
40 電動モータ
41 回転軸
42 ウォーム
50 歯車列
51〜53 歯車
53a 大径部
53b 小径部
54 軸
55 ワンウェイクラッチ
61,62 軸
63 揺動アーム
64 軸
65 ローラ(カード押圧部材)
66 付勢バネ
67 カム
70 カム(傾動手段)
71 曲面部
72 平面部
80 歯車列
81〜85 歯車
84,85,86 軸
87 ローラ(挟圧回転部材)
88,89 軸
90 カード搬送手段
91,92 ローラ(2つの回転部材)
95 軸
A,B,C 矢線

Claims (5)

  1. 搬入されてきたカードを、カード収納部のカード載置面上に重ねて収納するとともに、前記カード収納部に収納した前記カードを搬出可能なカード収納装置であって、
    前記カードを収納する状態では、前記カード収納部の前記カード載置面を前記カードの搬入方向に対して傾斜させるとともに斜め上方を向くように配置し、
    前記カード収納部よりも前記カードの搬入側に、搬入されてきた前記カードを前記カード収納部に搬送するカード搬送手段を備えるとともに、
    前記カード収納部から前記カードを搬出する状態では、前記カード載置面が前記搬入方向に対して略平行となるように、前記カード収納部の傾き姿勢を変化させる傾動手段と、
    前記カード載置面に臨むように配置され、前記カード収納部内の前記カードのうち最先に収納されたカードと接触しながら回転駆動して、該カードを前記カード収納部から搬出させる搬出用回転部材と、
    前記カード載置面を挟んで前記搬出用回転部材と対向し、前記カード載置面が前記搬入方向に対して略平行となるときは、該カード収納部に収納された前記カードを前記搬出用回転部材に向けて押圧し、前記カード収納部が前記搬入方向に対して傾斜したときは、前記カードから離れるカード押圧部材と、を有してなることを特徴とするカード収納装置。
  2. 前記カード収納部から搬出される前記カードを前記搬出用回転部材と共に挟圧しながら、前記搬出用回転部材の回転の向きと同じ向きに回転駆動する挟圧回転部材を備えていることを特徴とする請求項記載のカード収納装置。
  3. 前記カード搬送手段が、搬入されてきた前記カードを挟持しながら互いに逆向きに回転駆動する2つの回転部材を有してなることを特徴とする請求項1または2記載のカード収納装置。
  4. 1つの駆動源による駆動力を、前記傾動手段と前記搬出用回転部材とに伝達する駆動力伝達機構を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカード収納装置。
  5. 前記カード載置面が前記搬入方向に対して傾斜しているときに、前記カード収納部内の前記カードと当接して、該カードが前記カード載置面に沿って滑落することを規制するカードストッパを備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のカード収納装置。
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