JP3506309B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP3506309B2
JP3506309B2 JP06049698A JP6049698A JP3506309B2 JP 3506309 B2 JP3506309 B2 JP 3506309B2 JP 06049698 A JP06049698 A JP 06049698A JP 6049698 A JP6049698 A JP 6049698A JP 3506309 B2 JP3506309 B2 JP 3506309B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード状の情報記
録媒体に対して情報の記録及び再生の少なくとも一方を
行う情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カード状の情報記録媒体(以下、単にカ
ードと略称する)に対して情報の記録、再生を行う情報
記録再生装置は、情報の記録又は再生時にカードを開口
部から装置内部に挿入し、搬送機構により所定位置に搬
送し、カード載置台を載置台駆動機構によって光学ヘッ
ドに対して相対的に移動させて情報の記録又は再生を行
うものである。
【0003】情報の記録、再生後は、カード挿入動作と
ほぼ逆の動作を行うことにより、再び開口部からカード
を搬出する。このようにカードの挿入、搬出を行う開口
部は、必要時以外は閉塞されていることが必要である。
つまり、カードの二重挿入防止、並びに装置内への塵埃
侵入防止を図るためである。このため、情報記録再生装
置は、開口部近傍にシャッタ機構を設け、このシャッタ
機構の動作により開口部の開閉を行っている。
【0004】図10及び図11は、例えば、特開平6−
68310号公報に開示されたこの種のシャッタ機構の
主要素の斜視図及びこのシャッタ機構を含めた情報記録
再生装置の縦断面図である。シャッタ機構はカード挿入
部材1及びシャッタ部材2を含んで構成される。このう
ち、カード挿入部材1は正面部、底面部、上面部が互い
に直角で、背面部のみが傾斜し、全体的に断面が台形の
柱状体を横にしたような形状を有している。このカード
挿入部材1には、正面部から背面部に貫通してなる横に
細長い開口部1aが形成され、その背面にはシャッタ部
材2を当接させる弾性部材3が貼着されている。シャッ
タ部材2はカード挿入部材1の背面に当接し、その開口
部1aを閉塞するフラップ部2aと、一方の側端に三角
状の凹部2bを有するカム部2cと、両端部に突出して
なる一対のピン2dとを備えている。凹部2bを形成す
る周壁は開口部閉塞用当接部2eと、カード挿入用当接
部2fと、開口部開放用当接部2gとを有し、それぞれ
後述するローラ11と当接するようになっている。
【0005】ローディングベース4は両端にてそれぞれ
鉛直上向きに延出し、互いに対向する支持部4aを有
し、その間の底部4bにモータ5が取り付けられてい
る。ローディンベース4の支持部4a間にカード挿入部
材1が固定され、さらに、カード挿入部材1の背面部に
シャッタ部材2のフラップ部2a(図11では図示を省
略)が接離できるように一対のピン2dが支持されてい
る。カード挿入部材1及びシャッタ部材2から見てその
奥部にそれぞれ軸6a、6bを介して支持部4a間に回
動可能に支持された一対のローラ7a、7bが配置さ
れ、モータ5が図示省略のギヤー列を介してローラ7a
の軸6aを回転させて、カード挿入部材1の開口部1a
から挿入されたカード100をさらにその奥に設置され
たカード載置台8に送り込んだり、逆にカード載置台8
からカード挿入部材1の開口部1aを通して搬出したり
するようになっている。
【0006】また、ローディングベース4の支持部4a
間に「へ」の字状のレバー9(中間部)が軸10を介し
て傾動可能に取り付けられ、図示省略のコイルばねによ
って時計回りに付勢され同じく図示を省略したストッパ
に当接して図示した状態で停止するようになっている。
レバー9の両端にはそれぞれローラ11、12が取り付
けられ、このうち、一方のローラ11はシャッタ部材の
凹部2b内にてその周壁、すなわち、開口部閉塞用当接
部2eと、カード挿入用当接部2fと、開口部開放用当
接部2gとに順次接触するものであり、他方のローラ1
2はカード載置台8のカード挿入側に形成されたスロー
プ8aに当接するものである。ところで、カード載置台
8は箱型形状をなし、図示省略のガイドシャフトとロー
ラとによってカードの挿入方向に往復動可能に装着され
ており、その駆動のために駆動機構13が設けられてい
る。
【0007】以下、カード載置台8へのカードの挿入動
作及びカードの搬出動作について説明する。まず、図1
1に示す状態はカード載置台8がカード挿入動作位置よ
りも図中右側、すなわちカードへの再生、記録時に通過
あるいは停止する場合を示している。この状態におい
て、レバー9の一端部のローラ11はシャッタ部材2の
開口部閉塞用当接部2eに当接し、カード載置台8のス
ロープ8aはレバー9の他端部のローラ12から離れた
位置にある。したがって、カード挿入部材1の開口部1
aからカード100を挿入しようとしても、シャッタ部
材2の開動作が阻止される。つまり、カード挿入部材1
に貼着された弾性部材3にシャッタ部材2のフラップ部
2aが当接し、カード100の装置内への挿入ができな
いので、カード100の二重挿入が防止されるととも
に、装置内への塵埃の侵入が阻止される。
【0008】次に、駆動機構13によりカード載置台8
を図示した位置より図面の左方向に移動させると、スロ
ープ8aがレバー9の他端部のローラ12を押し付け、
レバー9を時計方向に傾動させるとレバー9の一端部の
ローラ11がシャッタ部材2のカード挿入用当接部2f
の位置に移動する。この状態でカード100を挿入する
と、シャッタ部材2のフラップ部2aがカード100に
押されて傾くため、カード100はシャッタ部材2によ
って阻止されることなく挿入されてゆく。このとき、一
対のローラ7a、7bがカード100をその奥のカード
載置台8に送り込む。カード100の挿入状態は図示し
ていないセンサによって検出され、カード載置台8は図
面の右方向に移動せしめられ、記録、再生位置に戻され
る。
【0009】次に、カード100の搬出に際しては、カ
ード載置台8をカードの挿入時よりもさらに図面の左側
に移動させることにより、レバー9を時計方向により大
きく傾動させる。そして、レバー9の一端部のローラ1
1をシャッタ部材2の開口部開放用当接部2gに当接さ
せ、シャッタ部材2を反時計方向に大きく傾動させてシ
ャッタ部材2のフラップ部2aをカード挿入部材1の開
口部1aから見て水平位置よりも上に持ち上げる。この
状態でカード載置台8から、ローラ7a、7bを駆動し
てカード100をスムーズに装置外に搬出することがで
きる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報記
録再生装置は、シャッタ部材2に対して、開口部閉塞用
当接部2e、カード挿入用当接部2f及び開口部開放用
当接部2gを有するカム部2cを形成しなければなら
ず、精密、かつ、複雑な加工が必要になるという問題が
あった。また、カードの二重挿入防止のために、カード
が挿入状態であることを検出するセンサを設けなければ
ならず、その分だけ構成が複雑になるという問題もあっ
た。さらに、二重挿入防止用シャッタ開閉機構が例えば
動作不良になった場合にはカードが搬出できないという
問題もあった。
【0011】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、部品形状の簡素化を図り得、かつ、カード
の二重挿入防止のためのセンサを不要化することによ
り、構成を格段に簡易化することができ、更には確実に
カードを取り出すことができる情報記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
カード状の情報記録媒体を挿入する開口部を有するカー
ド挿入部材の奥部に、情報記録媒体を載置して情報の記
録及び再生の少なくとも一方を行うためのカード載置台
が設けられ、情報記録媒体の挿入時に開口部から挿入さ
れた情報記録媒体をカード載置台上に搬送し、情報記録
媒体の搬出時にカード載置台上の情報記録媒体を開口部
から搬出させる搬送手段を有する情報記録再生装置にお
いて、情報記録媒体を搬送する方向と直交する方向の軸
芯を有し、軸芯から離隔した端部がカード挿入部材の開
口部を開閉し得るように傾動可能に装着されるととも
に、カード挿入部材の開口部を閉じる方向に付勢された
二重挿入防止用シャッタ部材と、長手方向中間部に情報
記録媒体を搬送する方向と直交する方向の軸芯を有し、
一端部にフィードローラが取り付けられ、フィードロー
ラの外周面が情報記録媒体の挟持を可能に付勢されたレ
バー部材と、カード載置台の情報記録媒体の載置面とフ
ィードローラとの間に情報記録媒体を挟持したレバー部
材の他端部の動きに応動して二重挿入防止用シャッタ部
材を強制的に開閉させるよう構成したことを特徴とする
ものである。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
情報記録再生装置において、情報記録媒体の搬出時に、
カード載置台の情報記録媒体の載置面とフィードローラ
との間に情報記録媒体を挟持する状態が解除されて以
降、情報記録媒体から二重挿入防止用シャッタ部材が離
間するようにレバー部材の長さ及びその軸芯位置を決定
したことを特徴とするものである。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の情報記録再生装置において、搬送手段は、情報記
録媒体の搬出時に、カード挿入部材の開口部を閉じる方
向に付勢された二重挿入防止用シャッタ部材を強制的に
押し開くように情報記録媒体を搬送することを特徴とす
るものである。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれか1つに記載の情報記録再生装置において、二
重挿入防止用シャッタ部材の奥部に設けられ、情報記録
媒体を搬送する方向と直交する方向の軸芯を有し、軸芯
から離隔した端部が情報記録媒体の通路を塞ぐととも
に、情報記録媒体の挿入、搬出時に傾動して通過可能に
付勢された防塵用シャッタ部材を備えたことを特徴とす
るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
る情報記録再生装置の主要部の構成を示す縦断面図であ
る。同図において、カード挿入部材21はカード100
を挿入、搬出するための開口部としてのカード挿入口2
1aを有している。このカード挿入部材21の内側にカ
ードの二重挿入防止用シャッタ部材22が設けられてい
る。このシャッタ部材22はカード100の搬送方向と
直交する軸23によって傾動可能に支持されている。ま
た、シャッタ部材22にはカード挿入口21aを閉塞す
るように付勢するための突起24と、カード挿入口21
aの閉塞状態を解除するための突起25とが設けられて
いる。このうち、突起24にはコイルばね26の一端が
係合され、コイルばね26の他端は固定ピン27に係合
されている。
【0017】一方、カード挿入部材21のカード挿入口
21aから挿入されたカード100を載置するカード載
置台30が設けられている。このカード載置台30のカ
ード挿入端部に防塵用シャッタ部材31と、カードを搬
送するための一対のフィードローラ35、36とが配置
されている。防塵用シャッタ部材31は前述した二重挿
入防止用シャッタ部材22の軸23と平行に取り付けら
れた軸32によって傾動可能に支持され、その一部を突
出させた端部がカード載置台30に形成された溝を通し
てその裏側に突出している。この防塵用シャッタ部材3
1の突出端部にはコイルばね33の一端が係合され、コ
イルばね33の他端は固定ピン34に係合されている。
【0018】さらに、カード載置台30の上部にフィー
ドローラアーム41が、搬送方向と直交する軸42によ
って傾動可能にその中間部が支持されている。このフィ
ードローラアーム41は板材の両側とカード挿入側の端
部を直角に折曲げた形状を有し、両側の折曲げ端部が支
持部41aとして、ここに軸42が貫通されている。ま
た、支持部41aのカード挿入方向で見て最奥端部に搬
送手段の一部を構成するフィードローラ43が取り付け
られている。このフィードローラ43はカード載置台3
0に送り込まれたカードに当接して搬送するものであ
る。また、フィードローラアーム41のカード挿入側の
折曲げ端部41bにはコイルばね44の一端が係合さ
れ、コイルばね44の他端は固定ピン45に係合されて
いる。
【0019】さらに、フィードローラアーム41のカー
ド挿入側に、中間部材51が軸52によって傾動可能に
支持されている。中間部材51はクランク状の突出端部
を有し、その一端がフィードローラアーム41のカード
挿入側の端部の上面に当接し、その他端が前述した二重
挿入防止用シャッタ部材22の突起25の上面に当接し
ている。
【0020】上記のように構成された本実施形態の動作
について、図2ないし図9をも参照して以下に説明す
る。まず、図2を参照する。カード100を挿入する瞬
間まで、コイルばね44によってフィードローラアーム
41は軸42を中心にして時計方向に付勢され、フィー
ドローラ43の外周面がカード載置台30から僅かに離
間した状態で静止していたとする。このとき、中間部材
51はフィードローラアーム41のカード挿入方向端部
の上昇に応じて反時計方向に傾動し、二重挿入防止用シ
ャッタ部材22の突起25を下側に押し付ける。すなわ
ち、コイルばね26の引っ張り力に抗して二重挿入防止
用シャッタ部材22を時計方向に傾動させる。これによ
って、二重挿入防止用シャッタ部材22の先端部はカー
ド載置台30の上面から離れる。この状態でカード10
0を挿入する。カード100の先端が防塵用シャッタ部
材31に到達するまで、この防塵用シャッタ部材31は
コイルばね33の作用により図示した垂直の状態、すな
わち、閉塞状態に保持される。なお、カード100の先
端が防塵用シャッタ部材31に到達する以前に、図示を
省略したセンサによりカードの挿入が検出され、フィー
ドローラ35、36がカードを挟持してその奥のカード
載置台30上に搬送する方向に回転駆動される。
【0021】次に、図3に示すように、カード100を
さらに押し込むと、防塵用シャッタ部材31はカード1
00によって押し開かれ、カード100はフィードロー
ラ35、36に挟持されて搬送される。なお、防塵用シ
ャッタ部材31を閉じるためのコイルばね33の付勢力
は微小なため、カード100の挿入の大きな負荷になる
ことはない。
【0022】次に、図4に示すように、フィードローラ
35、36によって搬送されたカード100はフィード
ローラアーム41の最奥端部に設けられたフィードロー
ラ43とカード載置台30との間に押し込まれ、さらに
奥に搬送される。このとき、カード100の厚み分だけ
フィードローラ43が持ち上げられ、フィードローラア
ーム41は軸42を中心にして反時計方向に傾動する。
これによって、中間部材51は時計方向に傾動し、二重
挿入防止用シャッタ部材22の突起25から離れる。し
かして、二重挿入防止用シャッタ部材22による強制的
な二重挿入防止用シャッタ部材22の開放状態が解除さ
れ、コイルばね26によって二重挿入防止用シャッタ部
材22は反時計方向に傾動してカード挿入口21aを塞
ぐ。二重挿入防止用シャッタ部材22はカード載置台3
0の上面をストッパとして停止するため、別のカードを
さらに装置内に挿入することはできない。
【0023】次に、図5に示すように、カード100の
後端部がフィードローラ43の近傍に到達した状態でカ
ード100に対する記録、再生が行われる。このとき、
防塵用シャッタ部材31は垂直の閉塞位置に保持され
る。次に、カードの搬出時には、図6に示すように、図
示省略の例えば他のフィードローラによりカード100
が図面の右から左側に搬出される。この搬出時の搬送力
により防塵用シャッタ部材31は挿入時とは反対の方向
に傾いて押し開かれる。
【0024】続いて、図7に示すように、フィードロー
ラ35、36の搬出動作により、二重挿入防止用シャッ
タ部材22は強制的に押し開かれる。さらに、図8に示
すように、カード100がフィードローラ43から外れ
るとコイルばね44の付勢力により、フィードローラア
ーム41は時計方向に傾動する。これによって、二重挿
入防止用シャッタ部材22は中間部材51を介して強制
的に開かれる。そして、カード100の先端部が二重挿
入防止用シャッタ部材22に近付くと、図9に示すよう
に、防塵用シャッタ部材31は垂直の閉塞位置に復帰す
る。
【0025】かくして、本実施形態によれば、カード1
00が挿入されるまで二重挿入防止用の二重挿入防止用
シャッタ部材22は強制的に開放される一方、防塵用シ
ャッタ部材31が閉塞位置に保持される。そして、カー
ド100が装置内に挿入されると二重挿入防止用シャッ
タ部材22がカード挿入部材21のカード挿入口21a
を閉塞してカードの二重挿入を防止するとともに、塵埃
の侵入を阻止する。この場合、カード100の厚みによ
ってフィードローラアーム41の傾きを変化させ、その
変化に応じて二重挿入防止用シャッタ部材22を開放位
置、閉塞位置の切換えが行われるため、部品形状の簡素
化を図り得、かつ、カードの二重挿入防止のためのセン
サを不要化することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1に係る発明によれば、挿入したカードの厚みを利
用してカード挿入口を開閉する二重挿入防止用シャッを
開放位置と閉塞位置とに切換えるため、従来装置と比較
して部品形状の簡素化を図り得、かつ、カードの二重挿
入防止のためのセンサを不要化することができ、これに
よって、構成を格段に簡易化した情報記録再生装置を提
供することができる。
【0027】請求項2に係る発明によれば、情報記録媒
体の載置面とフィードローラとの間に情報記録媒体を挟
持する状態が解除されて以降、情報記録媒体から二重挿
入防止用シャッタ部材が離間するようにしたので、搬出
準備が整っている状態で二重挿入防止用シャッタ部材に
情報記録媒体を到着させる利点がある。
【0028】請求項3に係る発明によれば、カード挿入
部材の開口部を閉じる方向に付勢された二重挿入防止用
シャッタ部材を強制的に押し開くように情報記録媒体を
搬送するので、例えば二重挿入防止用シャッタ部材の動
作不良等による情報媒体の取り出しが不能になるという
事故を未然に防止することができる。
【0029】請求項4に係る発明によれば、防塵用シャ
ッタ部材を備えたので、二重挿入防止用シャッタ部材が
開口部を開放させた場合でも塵埃の侵入を確実に防止す
る効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記録再生装置の一実施形態の
主要部の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図3】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図4】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図5】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図6】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図7】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図8】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図9】図1に示した実施形態の動作を説明するための
縦断面図である。
【図10】従来の情報記録再生装置を構成する主要素の
構成を示す斜視図である。
【図11】従来の情報記録再生装置の主要部の概略構成
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
21 カード挿入部材 21a カード挿入口(開口部) 22 二重挿入防止用シャッタ部材 23、32、42、52 軸 24、25 突起 26、33、44 コイルばね 27、35、45 固定ピン 30 カード載置台 31 防塵用シャッタ部材 35、36、43 フィードローラ 41 フィードローラアーム(レバー部材) 51 中間部材 100 カード(情報記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 13/06 G06K 13/067 G11B 19/02 521

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード状の情報記録媒体を挿入する開口
    部を有するカード挿入部材の奥部に、前記情報記録媒体
    を載置して情報の記録及び再生の少なくとも一方を行う
    ためのカード載置台が設けられ、前記情報記録媒体の挿
    入時に前記開口部から挿入された前記情報記録媒体を前
    記カード載置台上に搬送し、前記情報記録媒体の搬出時
    に前記カード載置台上の前記情報記録媒体を前記開口部
    から搬出させる搬送手段を有する情報記録再生装置にお
    いて、 前記情報記録媒体を搬送する方向と直交する方向の軸芯
    を有し、軸芯から離隔した端部が前記カード挿入部材の
    開口部を開閉し得るように傾動可能に装着されるととも
    に、前記カード挿入部材の開口部を閉じる方向に付勢さ
    れた二重挿入防止用シャッタ部材と、 長手方向中間部に前記情報記録媒体を搬送する方向と直
    交する方向の軸芯を有し、一端部にフィードローラが取
    り付けられ、前記フィードローラの外周面が前記情報記
    録媒体の挟持を可能に付勢されたレバー部材とを備え、 前記カード載置台の前記情報記録媒体の載置面と前記フ
    ィードローラとの間に前記情報記録媒体を挟持した前記
    レバー部材の他端部の動きに応動して前記二重挿入防止
    用シャッタ部材を強制的に開閉させるよう構成したこと
    を特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記録媒体の搬出時に、前記カー
    ド載置台の前記情報記録媒体の載置面と前記フィードロ
    ーラとの間に前記情報記録媒体を挟持する状態が解除さ
    れて以降、前記情報記録媒体から前記二重挿入防止用シ
    ャッタ部材が離間するように前記レバー部材の長さ及び
    その軸芯位置を決定したことを特徴とする請求項1に記
    載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、前記情報記録媒体の搬
    出時に、前記カード挿入部材の開口部を閉じる方向に付
    勢された前記二重挿入防止用シャッタ部材を強制的に押
    し開くように前記情報記録媒体を搬送することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記二重挿入防止用シャッタ部材の奥部
    に設けられ、前記情報記録媒体を搬送する方向と直交す
    る方向の軸芯を有し、軸芯から離隔した端部が前記情報
    記録媒体の通路を塞ぐと共に、前記情報記録媒体の挿
    入、搬出時に傾動して通過可能に付勢された防塵用シャ
    ッタ部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか1つに記載の情報記録再生装置。
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