JPH10255367A - 記録/再生装置における記録媒体の二重装填防止装置 - Google Patents

記録/再生装置における記録媒体の二重装填防止装置

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JPH10255367A
JPH10255367A JP9076643A JP7664397A JPH10255367A JP H10255367 A JPH10255367 A JP H10255367A JP 9076643 A JP9076643 A JP 9076643A JP 7664397 A JP7664397 A JP 7664397A JP H10255367 A JPH10255367 A JP H10255367A
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JP
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shutter
recording
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JP9076643A
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Akihiro Kawaguchi
昭博 川口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体が記録/再生装置内に二重に装填さ
れることを防止する。 【解決手段】 パネル1に、記録媒体2が挿脱自在に挿
入される挿入口3が形成されて、パネル1後方に、記録
媒体2の搬送装置6が配設されている。パネル1後方に
は、シャッター13がパネル1と略平行に移動自在に配
設されて、シャッター13が、挿入口3を開放する開放
位置と、挿入口3を閉鎖する閉鎖位置に位置変更自在と
されると共に、シャッター13が開放位置側へ付勢さ
れ、パネル1後方に作動部材14が配設されている。作
動部材14は、搬送装置6による記録媒体2の記録/再
生位置への搬送時に、記録媒体2により押圧されて、シ
ャッター13を閉鎖位置に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録/再生装置に
おける記録媒体の二重装填防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光カードや磁気カード等のカード状記録
媒体の記録/再生を行う記録/再生装置には、図13に
示すものがある。この装置では、パネル41に、記録媒
体42が挿脱自在に挿入される挿入口43が形成される
と共に、パネル41後方には、左右方向の支持軸44回
りに回動して挿入口43を開閉するシャッター45と、
記録媒体42の挿入を検出するフォトセンサー46と、
搬送ローラー47,48等が上記の順で後方に向かって
配設され、シャッター45は、付勢バネ49により、閉
鎖方向に付勢されている。搬送ローラー47,48は、
フォトセンサー46の検出により、作動して、挿入口4
3から挿入された記録媒体42を、パネル41後方の記
録/再生位置に搬送すると共に、記録/再生終了後に、
記録/再生位置にある記録媒体42を挿入口43からパ
ネル41前方に送り出す。
【0003】ところで、上記従来においては、シャッタ
ー45が左右方向の支持軸44回りに回動するため、シ
ャッター45の作動用スペースの前後方向長さが長く、
このため、フォトセンサー46や搬送ローラー47,4
8をパネル41に接近させて配設できなかった。そのた
め、記録媒体42の記録/再生終了後に、搬送ローラー
47,48により、記録媒体42を挿入口43から前方
に大きく送り出せず、記録媒体42の挿入口43からの
突出量が小さいものとなり、このため、記録媒体42を
挿入口43から取り出し難いとの問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、記録媒体を
挿入口から前方に大きく送り出すことができて、記録媒
体の挿入口からの突出量を大とでき、記録媒体を挿入口
から取り出し易い記録/再生装置における記録媒体の二
重装填防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするところは、パネルに、記録媒体
が挿脱自在に挿入される挿入口が形成され、パネル後方
に、・ 挿入口から挿入された記録媒体を、パネル後方
の記録/再生位置に搬送すると共に、記録/再生位置に
ある記録媒体を、挿入口からパネル前方に送り出す搬送
装置が配設されたものにおいて、パネル後方に、シャッ
ターがパネルと略平行に移動自在に配設されて、シャッ
ターが、挿入口を開放する開放位置と、挿入口を閉鎖す
る閉鎖位置に位置変更自在とされると共に、シャッター
が開放位置側へ付勢され、パネル後方に、・ 搬送装置
による記録媒体の記録/再生位置への搬送時に、記録媒
体により押圧されて、シャッターを閉鎖位置に移動させ
る作動部材が配設された点にある。尚、パネルが立設さ
れ、シャッターが略上下方向に移動自在とされ、パネル
後方に、保持部材が左右方向の支持軸回りに回動自在に
備えられ、保持部材に、シャッタと作動部材が備えられ
ることもある。又、挿入口と支持軸が、上下方向に関し
て、略同一位置とされることもある。尚、特許請求の範
囲では、下記の発明の実施の形態に対応させて、説明の
便宜上、上下方向、左右方向を設定したが、これはあく
まで便宜上であって、装置の使用姿勢によって、上記
「上下方向」が「水平方向」となったり、上記「左右方
向」が「上下方向」となることもあり、本発明は、上記
方向を限定するものではない。又、本発明において、
「記録/再生」とは、「記録」及び/又は「再生」を意
味する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、カード状記録媒
体の記録/再生を行う記録/再生装置に適用した第1例
を図1〜図7の図面に基づき説明すると、1はパネル
で、パネル1の前面には、記録媒体2が挿脱自在に挿入
される横長状の挿入口3が形成されている。パネル1後
方(パネル1内部)には、挿入口3から挿入された記録
媒体2を検出する正面視略コ型状のフォトセンサー5
と、搬送装置6が、上記の順で、パネル1後方(記録媒
体2の挿入方向前方)に向かって、配設されている。
【0007】搬送装置6は、フォトセンサー5の記録媒
体2の検出により、挿入口3から挿入された記録媒体2
を、パネル1後方(パネル1内部、記録媒体2の挿入方
向前方)の記録/再生位置に搬送すると共に、記録/再
生終了後に、記録/再生位置にある記録媒体2を、挿入
口3からパネル1前方(パネル1外部、記録媒体2の挿
入方向後方)に送り出すもので、左右方向に配設された
左右一対の上搬送ローラー8と、左右方向に配設された
下搬送ローラー9と、これら上・下搬送ローラー8,9
の一方、又は、双方を回転駆動する駆動モーター(図示
省略)等から構成されている。尚、搬送ローラーの代わ
りに、搬送ベルト等を使用することもある。
【0008】11はユニット体で、パネル1後方に配設
されており、ユニット体11は、保持部材12、シャッ
ター(挿入阻止プレート)13及び作動部材14を一体
化することで、構成されている。保持部材12は、平面
視において、前後方向に細長い枠状とされており、その
後部の左右両側部が、左右方向に配設された左右一対の
支持軸16により、支持されることで、保持部材12、
即ち、ユニット体11は支持軸16回りに回動自在とさ
れている。支持軸16と挿入口3は、上下方向に関し
て、同一(略同一)位置とされている。尚、平面視にお
いて、保持部材12の枠内に、フォトセンサー5及び下
搬送ローラー9が配設されており、ユニット体11の回
動時に、フォトセンサー5や下搬送ローラー9等が、上
記回動に支障を及ぼすことはない。
【0009】シャッター13は保持部材12の前端部か
ら立設され、パネル1の後方近傍に配設されて、フォト
センサー5及び搬送装置6の前方に位置している。シャ
ッター13は、前方に湾曲凸状とされた板から成り、そ
の中央部には、挿入口3と対応する形状及び大きさとさ
れた横長状の開口部18が形成されている。そして、ユ
ニット体11の回動により、シャッター13は、パネル
1と略平行な略上下方向に移動して、図2に示すよう
に、開口部18が挿入口3と対応する開放位置と、図5
に示すように、開放位置から上方に移動した位置とされ
且つ挿入口3がその後方側でシャッター13の下部側に
より閉鎖される閉鎖位置に位置変更自在とされている。
尚、シャッター13の開放位置では、ユニット体11は
水平姿勢となり、シャッター13の閉鎖位置では、ユニ
ット体11は前上がりの傾斜姿勢となる。尚、シャッタ
ー13の前面の上部からは、開口部18を開放可能に閉
鎖する軟質樹脂製の変形可能な薄い閉鎖シート20が垂
下されて、これにより、挿入口3からの埃、塵等が、開
口部18から内部に侵入することが防止されている。
尚、閉鎖シート20はシャッター13に溶着されている
が、この閉鎖シート20の代わりに、例えば、薄い金属
製の扉をパネル1やその枠に取り付けてもよい。
【0010】作動部材14は、搬送装置6による記録媒
体2の記録/再生位置への搬送時に、記録媒体2により
押圧されて、シャッター13を閉鎖位置に移動させるも
ので、保持部材12の後端部の左右方向中央部から立設
されている。作動部材14の上端面は、上方斜め前方に
向かって湾曲凸状とされた当接面22とされている。
【0011】24は左右一対の付勢バネで、保持部材1
2の左右各側部とシャーシ25間に介装されて、ユニッ
ト体11の前部を下方に付勢することで、シャッター1
3を開放位置側へ付勢している。尚、ユニット体11の
重心を支持軸16より前方へ配置すれば、ユニット体1
1の前部が、自重により、下方へ付勢されるので、付勢
バネ24を省略できる。
【0012】26は左右一対のストッパで、シャーシ2
5に備えられており、保持部材12の前部の下面と当接
することで、ユニット体11の水平姿勢から下方への回
動、即ち、シャッター13の開放位置よりも下方への移
動を阻止している。28は記録媒体2のガイドで、保持
部材12の上方に配設され、ブラケット(図示省略)を
介して、シャーシ25に取付けられている。尚、図示省
略したが、保持部材12の上方及び/又は下方には、記
録媒体2の記録/再生を行う記録/再生部が備えられて
いる。
【0013】上記のように構成した第1例では、記録媒
体2の記録/再生位置への装填前には、図2に示すよう
に、付勢バネ24による付勢により、ユニット体11
は、ストッパ26と当接する水平姿勢とされて、シャッ
ター13は開放位置にあり、その開口部18と挿入口3
が対応している。又、閉鎖シート20はシャッター13
の開口部18をその前方側で閉鎖している。
【0014】この状態で、図4に示すように、記録媒体
2を挿入口3からパネル1後方へ挿入すると、記録媒体
2は、閉鎖シート20の下部と共に、シャッター13の
開口部18を通過して、フォトセンサー5の上下端部間
及び上・下搬送ローラー8,9間へ挿入される。これに
より、フォトセンサー5が記録媒体2を検出して、搬送
装置6が駆動され、上・下搬送ローラー8,9により、
記録媒体2が、ガイド28によりガイドされながら、後
方へ搬送されて、図5に示すように、記録/再生位置へ
装填される。
【0015】上記搬送終了直前から搬送終了に至る間
に、記録媒体2は、作動部材14の当接面22上に乗り
上げて、作動部材14を下方へ押圧し、これにより、付
勢バネ24による付勢に抗して、ユニット体11が時計
回りに約2〜6°回動し、シャッター13が上方に移動
して、図5に示すように、閉鎖位置となり、シャッター
13の開口部18が挿入口3の上方側にずれて、挿入口
3はその後方側でシャッター13の下部により閉鎖され
る。従って、記録媒体2の記録/再生位置への装填後
に、図5の仮想線で示すように、誤って、更に、記録媒
体2を挿入口3から挿入しても、その挿入はシャッター
13により阻止されて、記録媒体2の二重装填が防止さ
れる。又、上記の際に、記録媒体2を無理に挿入する
と、記録媒体2からシャッター13に作用する外力によ
り、ユニット体11に支持軸16回りのモーメントが作
用する。しかし、本発明では、挿入口3と支持軸16
が、上下方向に関して、同一(略同一)位置とされて、
挿入口3から挿入された記録媒体2と、支持軸16が、
上下方向に関して、同一(略同一)位置とされるので、
ユニット体11に作用する支持軸13回りのモーメント
は0か、(極めて)小さい。従って、ユニット体11が
回動して、シャッター13が開放位置に移動し、記録媒
体2がシャッター13の開口部18からその後方側へ挿
入可能となる惧れは全く乃至は殆どない。
【0016】そして、記録/再生位置へ装填された記録
媒体2について、記録/再生部により、記録/再生が行
われ、これが終了して、記録媒体2が挿入口3からパネ
ル1前方へ排出される際には、上・下搬送ローラー8,
9が回転駆動されて、記録媒体2が前方に搬送される。
この搬送初期に、図6に示すように、記録媒体2が、作
動部材14の当接面22上から前方に移動して、記録媒
体2による、作動部材14の押圧が解除され、付勢バネ
24による付勢により、ユニット体11は反時計回りに
回動して、ストッパ26と当接する水平姿勢となり、こ
れにより、シャッター13が下方に移動して、開放位置
となり、シャッター13の開口部18が挿入口3が対応
する位置となる。
【0017】そして、記録媒体2が、上・下搬送ローラ
ー8,9により、更に、搬送されると、図7に示すよう
に、記録媒体2が、閉鎖シート20の下部と共に、シャ
ッター13の開口部18を通過して、挿入口3から外部
に送り出される。ところで、本発明では、シャッター1
3を、パネル1と略平行な略上下方向に移動させるよう
にしたので、シャッター13の作動用スペースの前後方
向長さを短くでき、従って、フォトセンサー5及び搬送
装置6をパネル1に接近させて、配設できる。それ故、
記録媒体2のパネル1外部への排出時に、記録媒体2を
挿入口3から大きく送り出すことができて、記録媒体2
の挿入口3からの突出量を大とでき、記録媒体2を挿入
口3から容易に取り出せる。
【0018】又、搬送装置6による記録媒体2の記録/
再生位置への搬送時に、記録媒体2により、作動部材1
4を押圧して、シャッター13を閉鎖位置へ移動させる
ように構成し、搬送装置6を駆動源として、シャッター
13を閉鎖位置へ移動させるようにしたので、シャッタ
ー13の移動用駆動装置として、ソレノイド等の電磁ア
クチュエータ等を備える必要がなく、本発明をローコス
トで実施可能である。
【0019】図8〜図12は、本発明の実施の形態の第
2例を示し、ユニット体11の保持部材12が、左右一
対の側板30から構成されて、その側板30の下端縁が
前上がりの傾斜状とされると共に、側板30の後端部の
下端部には、ガイド軸31が左右方向に挿通されて、外
側方に突出している。上記両側板30の前端部は、立設
状の平板から成るシャッター13により連結され、又、
両側板30の後部は、立設状の平板から成る作動部材1
4により連結されている。
【0020】33は支持台で、パネル1後方近傍に水平
に配設されて、シャーシ25に取り付けられており、正
面視溝型状とされている。支持台33の左右各側部の前
端部は、保持部材12の各側板30の前後方向中途部の
下端縁と、リンク(レバー)34及び連結ピン(枢結ピ
ン)35,36により連結され、又、支持台33の左右
両側部の後部には、左右方向に開口するガイド溝37が
前後方向に形成されて、これら各ガイド溝37に、保持
部材12のガイド軸31の左右各端部が前後方向に移動
可能に挿通されている。そして、ガイド軸31がガイド
溝37の前端部に位置した際には、シャッター13が、
上下方向に関して挿入口3の上方側に位置する開放位置
となり、又、連結軸が後方に移動して、保持部材12の
前部が下降した際に、シャッター13が挿入口3の後方
側に位置する閉鎖位置となるようにされている。
【0021】付勢バネ24は、支持台33の左右各側部
の前部とガイド軸31の各側部間に弾引状に介装され
て、ガイド軸31を前方側に付勢して、シャッター13
を開放位置側に付勢している。
【0022】上記のように構成した第2例では、記録媒
体2を記録/再生位置へ装填する前には、図9に示すよ
うに、付勢バネ24による付勢により、連結軸はガイド
溝37の前端部に当接しており、シャッター13は、挿
入口3よりも上方側に位置する開放位置にあって、挿入
口3は開放されている。この状態で、記録媒体2を挿入
口3から挿入して、フォトセンサー5の上下端部間と上
・下搬送ローラー9間に挿入すると、フォトセンサー5
が記録媒体2を検出して、上・下搬送ローラー9が回転
駆動され、記録媒体2は記録/再生位置へ搬送される。
【0023】この搬送により、記録媒体2が作動部材1
4を押圧して、後方へ押し込む。これにより、ガイド軸
31がガイド溝37内を後方に移動しながら、リンク3
4が下方に回動して、図12に示すように、保持部材1
2の前部及びシャッター13が下方へ移動し、シャッタ
ー13が、挿入口3を後方側で閉鎖する閉鎖位置とな
る。従って、記録媒体2の記録/再生位置への装填後
に、図12の仮想線で示すように、誤って、記録媒体2
を挿入口3から更に挿入しても、その挿入はシャッター
13により阻止されて、記録媒体2の二重装填が防止さ
れる。
【0024】尚、第2例では、図9に示すように、シャ
ッター13の開放位置で、側面視において、支持台33
の連結ピン35の軸心をA、ガイド軸31の軸心をB、
保持部材12の連結ピン36の軸心をC、Aを通る鉛直
線とBCを通る直線の交点をDとした場合に、DC=C
B=ACの条件を満たすように、A〜D点の位置を定め
ると共に、上記のように、C点が水平に移動するように
すれば、スコット・ラッセル式厳正直線運動機構が構成
されて、C点の移動により、D点は鉛直方向に移動し、
シャッター13も鉛直方向に極めて近い方向に移動す
る。
【0025】特に、記録媒体2がカードである場合に
は、挿入口3の上下方向長さは数mmで、シャッター1
3の移動量を5mm程度の小さなものとできるため、シ
ャッター13を殆ど鉛直方向と同一方向、即ち、パネル
1と殆ど平行な方向に移動させることができる。従っ
て、シャッター13の作動用スペースの前後方向長さを
略シャッター13の厚み程度とでき、フォトセンサー5
及び上・下搬送ローラー9をパネル1に極めて接近させ
ることができる。それ故、記録媒体2を挿入口3から更
に大きく送り出すことができて、記録媒体2の挿入口3
からの突出量を極めて大とでき、記録媒体2を挿入口3
から更に容易に取り出せる。
【0026】尚、上記実施の形態は、本発明をカード状
記録媒体の記録/再生装置に適用したものであるが、本
発明は、その他の記録媒体の記録/再生装置にも適用可
能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
シャッターをパネルと略平行に移動させるようにしたの
で、シャッターの作動用スペースの前後方向長さを短く
でき、搬送装置をパネルに接近させて、配設できる。従
って、記録媒体を挿入孔から外部に排出する際に、記録
媒体を挿入口から大きく送り出すことができて、記録媒
体の挿入口からの突出量を大とでき、記録媒体を挿入口
から容易に取り出せる。又、搬送装置をシャッターの駆
動源としたので、シャッターの移動用駆動装置を、別
途、備える必要がなく、構造を簡素化できて、ローコス
トで実施可能である。
【0028】又、請求項3において、記録媒体が記録/
再生位置に搬送されて、シャッターが閉鎖位置にある状
態で、記録媒体を無理に挿入すると、記録媒体からシャ
ッターに作用する外力により、保持部材、シャッター及
び作動部材に支持軸回りのモーメントが作用する。しか
し、挿入口と支持軸が、上下方向に関して、略同一位置
とされて、挿入口から挿入された記録媒体と、支持軸
が、上下方向に関して、略同一位置とされるので、保持
部材等に作用する支持軸回りのモーメントは小さい。従
って、保持部材等が回動して、シャッターが開放位置に
移動し、記録媒体がシャッターよりも後方側に挿入可能
となる惧れは殆どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の縦側断面図である。
【図3】図2のX−X線矢視断面図である。
【図4】図3の作動状態図である。
【図5】図3の作動状態図である。
【図6】図3の作動状態図である。
【図7】図3の作動状態図である。
【図8】本発明の実施の形態の第2例を示す斜視図であ
る。
【図9】図8の縦側断面図である。
【図10】図9のY−Y線矢視断面図である。
【図11】図9の作動状態図である。
【図12】図9の作動状態図である。
【図13】従来一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 記録媒体 3 挿入口 6 搬送装置 11 ユニット体 12 保持部材 13 シャッター 14 作動部材 16 支持軸 18 開口部 24 付勢バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに、記録媒体が挿脱自在に挿入さ
    れる挿入口が形成され、 パネル後方に、 ・ 挿入口から挿入された記録媒体を、パネル後方の記
    録/再生位置に搬送すると共に、記録/再生位置にある
    記録媒体を、挿入口からパネル前方に送り出す搬送装置
    が配設されたものにおいて、 パネル後方に、シャッターがパネルと略平行に移動自在
    に配設されて、 シャッターが、挿入口を開放する開放位置と、挿入口を
    閉鎖する閉鎖位置に位置変更自在とされると共に、 シャッターが開放位置側へ付勢され、 パネル後方に、 ・ 搬送装置による記録媒体の記録/再生位置への搬送
    時に、記録媒体により押圧されて、シャッターを閉鎖位
    置に移動させる作動部材が配設されたことを特徴とする
    記録/再生装置における記録媒体の二重装填防止装置。
  2. 【請求項2】 パネルが立設され、 シャッターが略上下方向に移動自在とされ、 パネル後方に、保持部材が左右方向の支持軸回りに回動
    自在に備えられ、 保持部材に、シャッタと作動部材が備えられた請求項1
    記載の記録/再生装置における記録媒体の二重装填防止
    装置。
  3. 【請求項3】 挿入口と支持軸が、上下方向に関して、
    略同一位置とされた請求項2記載の記録/再生装置にお
    ける記録媒体の二重装填防止装置。
JP9076643A 1997-03-11 1997-03-11 記録/再生装置における記録媒体の二重装填防止装置 Pending JPH10255367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7185347B2 (en) 2003-04-14 2007-02-27 Pioneer Corporation Shutter device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7185347B2 (en) 2003-04-14 2007-02-27 Pioneer Corporation Shutter device

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