JP3847539B2 - 画像情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像データを処理する処理装置に係り、特に地図、図形の処理機能を持つ画像情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平11−174950号公報に記載のように、地図を表示してその中の所定の場所を指定することによってその場所に関する数値情報、図形情報、画像情報、音声情報、ハイパーリンク情報などを出力するものがあった。また、コンピュータグラフィックスで作成された風景映像を表示し、所定の被写体に対して情報を対応ずけて管理するものと、地理上の空間を記述する座標に対して情報を対応付けて管理するものがある。前者の場合は被写体が例えば人物ならば、氏名、性別年齢などの情報を管理する例がある。後者の場合は、指定された場所の経度や緯度を管理したり経度や緯度に対応して記憶されている住所、地名、店名等の情報を管理するといった例がある。上記の公報の発明は、コンピュータグラフィックスに代わってビデオカメラで映像を利用する場合の問題点を解決するものである。即ち、ビデオカメラの移動やズームやパンによってビデオ映像の座標系と地理上の空間との座標系との対応が変化してしまうという問題点に対応するものである。その解決策としてビデオ映像信号の画素位置を規定する座標系と地図上の座標系とを対応付ける座標対応手段を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記に示されたものは単に地図上のある場所についての情報が記憶されていると言う一般的な技術が示されているに過ぎない。
【0004】
ところで、ナビゲーション装置においてはナビゲーション地図はある縮尺である場所、建造物などが表示されている。そしてある場所などの詳細は示されておらず、特定の目的地に行くため、適当な縮尺の地図を人手を介して検索させて表示させなければならないが、このことは困難であり、ユーザに負担をかける。したがって、出来る限り地図種別や縮尺を自動選択したい。更に、ある表示された地図はそれ自体は一義的に決まったものであり、これに適当な地理情報を関連付けることは全く考えられていなかった。
【0005】
したがって、本発明は地図上から関連する映像情報を求め、この映像情報に付与された地理情報を使って人手を介することなく適切な縮尺のナビゲーション地図を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ナビゲーション地図からそれに関連する映像を外部から受ける。その映像にはフレーム毎またはオブジェクト毎に縮尺を含む地理情報が付加されている。この地理情報を利用し、適切な縮尺のナビゲーション地図を表示する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1(a)は画像情報処理装置に表示された案内映像の例を示したものである。ここでは、温泉の案内映像を例に説明する。画像情報処理装置は具体的にはカーナビゲーション装置、ディジタル再生テレビ、またはPCなどが挙げられる。なお、この映像を表示するための処理については後述する。ディスプレイ7000には温泉案内映像7050が表示されている。温泉宿7800、富士山7810、太陽7820はそれぞれISO/IEC14496-2で規格化されてるMPEG‐4の画像圧縮手法で圧縮され転送されてきたオブジェクトである。ここで、温泉宿が太い線で表されている。これはこのオブジェクトに位置情報やその他のユーザデータが付与されていることを示している。
【0008】
カーソル7900で温泉宿のオブジェクトを選択すると、このオブジェクトにはオブジェクトの属性が埋め込まれており、その一つである地理情報すなわち緯度、経度、地図種別、縮尺(縮尺)の情報が読み出される。地理情報の持ち方については後述する。すると、自動的に適当な縮尺7710の地図情報が選択される。そして、ナビ画面7100にその縮尺の地図が表示される。地図上には現在位置7400と温泉宿7700への経路7600が示される。このような経路表示は従来のナビゲーションの技術で実現される。
【0009】
以上が本発明の実施形態の特徴とするところである。即ち、案内映像はMPEG−4に従った画像圧縮法により表示されるものでオブジェクト単位で指定可能であり且つ、そのオブジェクトに情報が埋め込む事が可能であること。および、地図情報の縮尺が自動的に選択されることである。
【0010】
図2は画像処理装置のハードウェアおよびソフトウェア構成を示したものである。CPU1000は全体の動作を制御するものであり、CPUバス8000によって他の装置に接続されている。メモリ2000はOS1、OS2の2つのOSと、それぞれこれらのOS上で動作するMPEG−4プレーヤと呼ばれるプログラム2300と、ナビゲーション処理部と呼ばれるプログラム2500が記憶されている。MPEG−4プレーヤはMPEG−4で表わされたデータを入力して、デコードして表示できるようにするものである。ナビゲーションは地図を表示する、経路を探索する、経路を表示するなどの機能を持つものである。グラフィックスプロセッサ3000はグラフィックスメモリ4000に格納されている映像をディスプレイ信号線9000を介してディスプレイ7000に表示する。グラフィックスメモリ4000には前景用フレームバッファ4100と背景用フレームバッファ(ナビゲーション用の地図情報が記憶されている)4200とが設けられている。
【0011】
入出力制御装置5000はマウス5100やキーボード5200などの入力装置が接続されている。これらの入力装置はPCを使って実現するときの例であって、カーナビゲーション装置に適用する場合はもっと簡便な入力装置とされる。例えばリモコンによって実現される。入出力制御装置5000は更にディジタル通信やディジタル放送(地上波、および衛星通信を含む)を受信するアンテナを備えた無線通信機器5300が接続されている。読み取り装置5400は地図データを記憶したCD−ROMやDVDのプレーヤである。なお、これは、書き替えの出来ない固定的な地図データである必要はなく、書き換え可能な記録媒体をもって構成し、通信によって更新された地図情報を受信し記憶しても良い。更に、GPS衛星から現在位置を示す情報を受信し、入出力制御装置5000に与えるGPS5500が備えられている。また、更に図示していないが補助記憶装置が入出力制御装置に接続されている。これは個人情報やディジタル画像や、ディジタル放送で受信したデータを格納するスマートメディアやコンパクトフラッシュ(登録商標)やマルチメディアカードである。入出力制御装置はこれらの装置からの入力にしたがって、CPU1000に処理を遂行させる割り込み信号線6000を備えている。
【0012】
図3はMPEG−4プレーヤ処理部2300の詳細を示したものである。メモリ2000にはMPEG−4圧縮データを格納する領域2020とMPEG−4伸長データを格納する領域2060がある。MPEG−4プレーヤ処理部2300はMPEG−4で圧縮されたデータを取り扱い表示させるためのプログラムである。MPEG−4表示ライブラリ2301は前景のフレームバッファ4100に対するアドレスを持っている。更に、MPEG−4表示ライブラリ2301は色変換テーブル2311を備えている。MPEG−4プレーヤ処理部2300はMPEG−4入力部2380で圧縮データを入力し、MPEG−4デコード部2370でデコードし、MPEG−4表示ライブラリで示されたグラフィックスメモリ4000内の前景用フレームバッファ4100のアドレスにデータを転送する。
【0013】
1つのCPUとメモリで2つのOSを共存させる技術は知られているのでここでは詳述しない。2つのOSを共存させるためのプログラムがOS共存技術2700である。OS共存技術内に共用メモリ2800があり、MPEG−4プレーヤ処理部2300とナビゲーション処理部2500との間でプロセス間通信が可能である。
【0014】
図4はMPEG−4プレーヤ処理部の動作を説明するものである。MPEG−4圧縮データ2020をMPEG−4デコード部2370でデコードしてMPEG−4伸長データ2060を得る。次にMPEG−4データに含まれている色情報を参照して色変換テーブル2311を検索し(2070)、ビデオ信号(RGB)2080を得る。これは、グラフィックスプロセッサ3000に与えられて表示される。
【0015】
図5は先に説明したMPEG−4圧縮データをメモリ2000に取り込む部分を説明している。衛星1000を利用したディジタル放送あるいはディジタル通信により例えば、MPEG−2TS、および音声PESと呼ばれるISO/IEC13818−1で規格化されている標準の伝送フォーマットに、データはブロック単位に分割された単位を載せることで伝送される。即ち、ブロックに分割された単位のデータが衛星10000から繰り返し送信されることになる。また、衛星10000からはデータの種別・情報が記されている。DII(Download Info Indication)も一緒に伝送される。
【0016】
無線通信機器5300は衛星10000から送信されたブロックおよびDIIをデータカルーセル5310というデータの保持形式でこれを保持する。ユーザにとって特定のMPEG−4圧縮データを取得する際には、メモリ2000に配置されている図10のテーブルのIDをもとに、もしも映像データ取得場所がデータカルーセルの場合、DIIからID値を使って、ブロックに分割された単位に関する情報を取得する。所望のブロックに分割された単位である場合には、そのブロックを取得する。取得した複数ブロックを構築することで、所望のMPEG−4圧縮データを取得する。
【0017】
図5でデータを取得する契機、または図1の画像をどのように取得して表示するかについて図6から図8を用いて説明する。ユーザからの要求に基づき図6のようなナビゲーション地図情報7100がディスプレイ7000に表示されている。図で7175は十字カーソルである。図7のように十字カーソルを温泉街7300にあわせる。すると「選択」と言う表示が出ると共に「映像あります」と言う表示が出る。ここで、たとえば、マウスの左ボタンをクリックするといった決定の操作をすると、図8のようにMPEG−4により表わされる温泉街の図7200(図1に相当、上記のディジタル放送またはディジタル通信により受信)が得られる。ここで温泉街のある温泉宿を指定するとそこに至る地図と経路が表示される。
【0018】
図9は図6から図8までの処理の処理フローを示す。始めにカーナビゲーションの地図情報により2万分の1の縮尺の地図が表示される(9001)。次に、十字カーソルをナビ地図上の温泉街7300のランドマーク上に移動する(9010)。当該ランドマークに映像情報があるかを判定し(9020)、無ければ別のランドマークに十字カーソルを移動させる。映像信号があれば「映像あります」の文字表示を行なう(9030)。ナビ地図上のある十字カーソルで指定したランドマーク例えば温泉街を選択する(9040)。映像情報があれば(9050)データカルーセル5310から映像情報を取得する(9060)。これをMPEG−4プレーヤ2300によって映像信号を伸長する(9070)。そして例えば温泉街の紹介映像が表示される(9080)。ここで前述したように、温泉街の映像情報から所望のオブジェクトを選択・指定がなされるとオブジェクトに埋め込まれている情報が読み出される。詳細地図の表示などが終わったなら映像停止メニューを選択すると(9090)、映像の表示は終了し(9100)、この映像表示の処理は終了する(9110)。
【0019】
図10はメモリ2000内に設けられたテーブルであって、ナビ地図上のそれぞれの場所、建造物などについて、それについての映像が存在するかどうか、またそれはどこに存在するかの情報が記憶されており、図9の処理中に参照される。
【0020】
図11、図12、図13、図14、図15は他の実施形態を示すものである。前述の実施形態では利用者が選択すると映像情報が表示されたのに対して、これは自動車が映像情報を持っている場所、建造物などの近くに来ると映像情報を自動的に表示するものである。
【0021】
図11はナビ画面の2万分の1の地図を表示したものである。地図上では自車がまだ三角7400で示されている位置にいるものとする。
【0022】
次に、図12に示す位置に自車が移動し、図13の位置に至る。すると温泉街7300と言う場所の近傍に来たことをもって、映像情報7050が自動的に表示される。
【0023】
近傍とは図14に示すように自車位置7400を中心としたある半径を持った円内7510を示す場合がある。また、図14の右に示すように自車の進行方向にある角度で開いた三角形内7500を示す場合もある。
【0024】
以上の処理を図15により説明する。映像表示プログラム2の処理が開始されると(15000)、先ず、GPS5500によって自車の位置が測定される(15010)。次に、ナビ地図上に自車位置を示すマーク7400を表示する。自車の近傍に場所、建造物などの目印となるものがあるか、例えば温泉街があるかが判定される(15030)。無ければそのまま自動車は進行する。ある場合は次のステップに進んで、映像情報が存在するかどうかが判定される(15040)。なければそのまま自車位置7400を表示する。存在するときは、データカルーセル5310から映像データを取得する(15050)。そして、映像情報をナビの地図の表示に代わって表示する(15060)。ここでオブジェクトを指定してそのオブジェクトに埋め込まれた情報を読み出すなどの処理をすることが出来る。なにもしないまま自車がその場所や建造物などを通り過ぎれば(15070)、映像の表示を停止し(15080)、映像表示の処理を終わる(15090)。
【0025】
図16から図21は映像情報を表示したらどのような処理が行なわれるのかの2つの実施形態を示している。
【0026】
図16は先の説明とは違って映像情報のフレーム単位で属性情報が埋め込まれている場合を示している。カーソル7900によってこのフレームを選択すると、図23のように埋め込まれた属性情報にしたがって、縮尺が2千分の1の経路情報がナビに表示される。
【0027】
図18は映像情報のオブジェクト単位でカーソル7900によって指定される場合を示している。このときも図19に示すように、図17と同様に縮尺2千分の1の地図情報上に経路情報が表示される。
【0028】
図22はMPEG−4の規格で定められたデータ構造を示すものである。最上段にあるものが一まとまりのビデオシーケンス(13000)であり、以下、個々のオブジェクトの情報(13001)、画像の品質に関する情報(13002)、あるフレームと動画の差分を示すランダムアクセス単位(13003)と、ある瞬間の再生画面(13004)に分けられている。これらについては本発明には直接関係なく、MPEG−4の規格を示しただけである。ここで着目されるのはユーザデータ領域があることである。これを利用して、位置データや地図の適正な縮尺のデータなどを埋め込むことが可能なことである。
【0029】
図23にユーザデータ領域のデータ構造を示す。ユーザデータフォーマットはMPEG−4ビデオ規格に定められたuser_data_start_code(10000)で始まりユーザデータ終了コード(10007)で終わるようになっている。その間にユーザデータが設定される。最初にメーカ識別子(10001)が格納されている。これは本発明とは直接関係ない。次に情報種別(10002)が記録される。これは地理情報か、URLかなどの情報種別が記録されるもので、本実施形態においてはOx1(16進法の1)が設定される。次に緯度(10003)、経度(10004)の情報が記録される。次は地図種別であり、住宅地図、道路地図の種別(10005)がある。本実施形態では道路地図を示すOx2が記録されている。次は縮尺(10006)であり、最適な縮尺が一つ指定されている。このようにMPEG−4の映像に緯度、経度の情報や最適な地図の縮尺を指定する情報が埋め込まれている。
【0030】
図20は図16、図17の処理に関するフローチャートである。映像・ナビ地図連携プログラム1が開始されると(20000)、先に述べたカーソルで映像情報の取得を指定した、または、ある場所や建造物の近傍に来たことによって自動的に要求され、ディジタル放送またはディジタル通信によって送られたMPEG−4による映像情報を受信し(20010)、
映像情報7050を表示する(20020)。この映像画面のフレームが選択される(20030)。すると、MPEG−4プレーヤからフレーム番号が取得される(20040)。取得したフレーム番号を元に、図23で示すフレームに埋め込まれた(MPEG−4のユーザ情報領域に書き込まれた)位置情報から生成された映像フレームと位置情報関連テーブル(図示せず)を参照する(20050)。位置情報が存在するかどうかを判定し、存在すればナビゲーション処理部2500に共有メモリ2800を介して位置情報を通知する(20070)。同じく図23で示されたユーザ情報領域から地図種別選択情報を得る(20080)。同様に、図23で示されたユーザ情報領域から地図の縮尺を選択する(20090)。ナビゲーション処理部2500はこれに基づき地図を表示し(20100)、自車位置と映像中の目的の位置情報から経路探索を行なう(20110)。そして、経路探索結果7600を表示された地図上に表示し(20120)、このプログラムの処理を終了する(20130)。
【0031】
図21は図20がフレームを選択したときの処理フローだったのに対して、オブジェクトを指定したときのフローであり、基本的には変わらない。
【0032】
映像・ナビ地図連携プログラム2が開始されると(21000)、先に述べたカーソルで映像情報の取得を指定した、または、ある場所や建造物の近傍に来たことによって自動的に要求され、放送によって送られたMPEG−4による映像情報を受信し(21010)、映像情報7050を表示する(21020)。存在するオブジェクトのMPEG−4情報内に位置情報が存在すると(21030)当該オブジェクトの輪郭を強調表示する(21040)。そして、オブジェクト内のユーザデータをチェックする(21050)。即ち、図22の13001の階層に示されるユーザ領域(詳しくは)図23の内容を検索する。映像画面内のある特定の目的地例えば温泉宿オブジェクト7800が選択されると(21060)、そのオブジェクトに位置情報が存在するかを判断し(21070)、存在すれば、ナビゲーション処理部2500に共有メモリ2800を介して位置情報を通知する(21080)。図23で示されたユーザ情報領域から地図種別選択情報を得る(21090)。同様に、図23で示されたユーザ情報領域から地図の縮尺を選択する(21100)。ナビゲーション処理部2500はこれに基づき地図を表示し(21110)、自車位置と映像中の目的の位置情報から経路探索を行なう(21120)。そして、経路探索結果7600を表示された地図上に表示し(21130)、このプログラムの処理を終了する(21140)。
【0033】
以上のように本実施形態ではナビゲーション地図の表示中に詳細を見たい場所や建造物があると、それを指定することによってオブジェクト単位に取り扱え、画像情報にユーザデータを埋め込むことが出来るMPEG−4の画像データを放送によって受信する。そして、MPEG−4の画像上のオブジェクトまたはフレームに書き込まれて指定された、地図種別や地図表示の縮尺に従い、ナビゲーションシステムが地図の表示をし、経路探索をして、これを表示する。
【0034】
このようにすることにより、人の操作なしに走行中に最適な縮尺でのナビゲーション地図が表示される。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、ナビゲーションにおいて、人手を介さず適当な縮尺とされた選択された目的地への地図が表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概要を説明する図。
【図2】本発明の画像情報処理装置の一実施例の構成を示す図。
【図3】MPEG−4プレーヤ処理部の詳細を示す図。
【図4】MPEG−4プレーヤ処理部の動作を示すフローチャート。
【図5】MPEG−4圧縮データを取り込む部分についての詳細図。
【図6】ナビゲーション地図の例を示す図。
【図7】十字カーソルをランドマークに合わせて選択した状態を示す図。
【図8】MPEG−4による画像情報を示す図。
【図9】図6から図8に至る処理のフローチャート。
【図10】メモリ内に設けられたオブジェクト毎に映像情報が存在するかどうかを示すテーブルを示す図。
【図11】ナビゲーションの地図画面の例を示す図。
【図12】自動車が移動した場合のナビゲーションの地図画面の例を示す図。
【図13】ランドマークの近傍に来たことによって自動的に映像情報が表示されることを説明する図。
【図14】画像情報処理装置の近傍の範囲を説明する図。
【図15】図11から図13に至る処理を示すフローチャート。
【図16】フレーム単位で属性情報が埋め込まれている映像画面の例を示す図。
【図17】属性情報に埋め込まれた縮尺でナビゲーション画面を表示した状態を示す図。
【図18】オブジェクト単位で属性情報が埋め込まれている映像画面の例を示す図。
【図19】属性情報に埋め込まれた縮尺でナビゲーション画面を表示した状態を示す図。
【図20】図16、図17の処理に関するフローチャート。
【図21】図18、図19の処理に関するフローチャート。
【図22】MPEG−4の規格で定められたデータ構造を示す図。
【図23】ユーザデータ領域のデータ構造を示す図。
【符号の説明】
1000:CPU、2000:メモリ、3000:グラフィックプロセッサ、4000:グラフィックスメモリ、5000:入出力制御装置、6000:割り込み信号線、7000:ディスプレイ、8000:CPUバス。

Claims (4)

  1. ナビゲーション地図を表示する手段と、ナビゲーション地図のランドマークに対応して、配信される縮尺を含む地理情報が付加された映像を受信する手段と、前記映像に付加された前記地理情報を前記映像と関連づけて記憶する記憶手段とを備え、
    前記表示する手段は、表示のために選択された映像に関連づけられた地理情報を読み出し、当該地理情報に含まれる縮尺に従ってナビゲーション地図を表示することを特徴とする画像情報処理装置。
  2. 前記映像はユーザデータ領域を含むMPEG−4の映像圧縮技術を利用した映像であることを特徴とする請求項1記載の画像情報処理装置。
  3. ナビゲーション地図を表示する手段と、ナビゲーション地図のランドマーク近傍に来たことに応答して、配信される縮尺を含む地理情報が付加された映像を受信する手段と、前記映像に付加された前記地理情報を前記映像と関連づけて記憶する記憶手段とを備え、
    前記表示する手段は、前記地理情報に含まれる前記縮尺に従ってナビゲーション地図を表示することを特徴とする画像情報処理装置。
  4. ナビゲーション地図を表示する手段と、カーソルによって指定されたナビゲーション地図のランドマークに対応して、配信される縮尺を含む地理情報が付加された映像を受信する手段と、前記映像に付加された前記地理情報を前記映像と関連づけて記憶する記憶手段とを備え、
    前記表示手段は、前記地理情報に含まれる前記縮尺に従ってナビゲーション地図を表示することを特徴とする画像情報処理装置。
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