JPH11174950A - 情報処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

情報処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ

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JPH11174950A
JPH11174950A JP33896697A JP33896697A JPH11174950A JP H11174950 A JPH11174950 A JP H11174950A JP 33896697 A JP33896697 A JP 33896697A JP 33896697 A JP33896697 A JP 33896697A JP H11174950 A JPH11174950 A JP H11174950A
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viewpoint
video image
image signal
unit
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JP33896697A
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Kazuhiro Matsubayashi
一弘 松林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般ユーザでも簡単にリアルな映像を作成で
き、作成された映像に対する情報の抽出、検索等の処理
を容易に行うことができる情報処理装置及びその方法、
コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 ビデオ映像信号をビデオ映像入力部1よ
り入力し、ビデオ映像信号をディスプレイに表示する。
地図上の座標に対応づけられた地理情報を地理情報入力
部3より入力する。そして、ビデオ映像信号の画素位置
を規定する座標系と地図上の座標系とを座標対応部4で
対応づけ、その対応づけられた入力された地理情報とビ
デオ映像信号をディスプレイに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
その方法、コンピュータ可読メモリに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理システムとして、地図を
表示してその中の所定の場所をポインティングデバイス
等の指示手段で指示することによって、その場所に関す
る数値情報、テキスト情報、図形情報、画像情報、音声
情報、ハイパーリンク情報などを出力するものがあっ
た。
【0003】また、最近では、ゲーム機やインターネッ
ト環境で用いられるアプリケーションとして、よりリア
ルな表示を求めてコンピュータグラフィックスで作成さ
れた実在もしくは仮想の都市や山岳などの風景映像を表
示し、その風景映像中の所定の場所をポインティングデ
バイスなどの指示手段で指示することによって、その場
所に関する情報を出力する情報処理システムがある。
【0004】このような情報処理システムにおける情報
の管理は、所定の被写体に対して情報を対応づけて管理
するものと、地理上の空間を記述する座標に対して情報
を対応づけて管理するものとがある。
【0005】前者の場合、被写体が人物であれば、氏
名、性別、年齢、職業等の情報を管理するといった例が
ある。また、被写体が商店であれば、店名、業種、商品
情報等の情報を管理するといった例がある。また、その
被写体に張られているハイパーリンク情報によって、関
連する画面へジャンプするという構成例もある。
【0006】後者の場合、指示された場所の経度や緯度
を管理したり、経度や緯度に対応して記憶されている住
所、地名、店名等の情報を管理するといった例がある。
【0007】このような情報としてコンピュータグラフ
ィックスを用いる場合は、表示されているすべてのオブ
ジェクトの地理上の空間における座標が既知であるため
に、ポインティングデバイスで何が指示されたのかを特
定するのが容易である。
【0008】また、ヘリコプター、山頂、ビルの屋上、
列車、自動車等に設置されたカメラで撮影されたビデオ
映像信号についても、その中の所定の場所をポインティ
ングデバイス等の指示手段で指示することによって、そ
の場所に関する情報を出力する情報処理システムがあっ
た。
【0009】このような情報処理システムにおける情報
の管理は、所定の被写体に対して情報を対応づけて管理
するものと、ビデオ映像信号の所定のフレームの所定の
二次元座標に対して情報を対応づけるて管理するものと
がある。
【0010】前者の場合、あらかじめ所定の色やパター
ンに対して情報を対応づけておき、ビデオ映像信号の中
の指示された場所から色やパターンにマッチする領域を
抽出することで、指示された被写体を特定している。
【0011】後者の場合、例えば、ビデオ映像信号が毎
秒30フレームで、横640画素、縦480画素でサン
プリングされている場合、開始から301フレーム目〜
450フレーム目、左から101画素目〜110画素
目、上から401画素目〜410画素目というようにフ
レームと二次元座標を特定する。この特定したフレーム
と二次元座標に対して情報を関連づける。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理システムでは、コンピュータグラフィック
スで地形や建造物等のデータを作成するのは非常に労力
がかかるため、一般のユーザが手軽に作成するのは困難
であるという問題点があった。また、リアルな風景を表
現しようとすれば非常にデータ量が大きくなり、記憶容
量、伝送容量、処理速度等の負荷が大きくなってしまう
という問題点もあった。
【0013】また、実在の地理上の空間のデータを作成
するためには、ビデオカメラで撮影した映像を利用し、
それに情報を対応づけて記憶しておくのが便利である。
【0014】しかしながら、上記従来例において所定の
被写体に情報を対応づけて情報を管理する構成では、都
市の中の建物などのように色やパターンの特徴が少ない
被写体の場合は、ポインティングデバイス等の指示手段
で指示された被写体を特定するのが困難であるという問
題点があった。
【0015】また、上記従来例においてビデオ映像の所
定のフレームの所定の二次元座標に対して情報を対応づ
けて管理する構成では、ビデオカメラの移動やズームや
パンによってビデオ映像の座標系と地理上の空間の座標
系との対応が変化してしまうので、画面に映っている地
理上の場所に直接対応させて情報を関連づけることがで
きないという問題点があった。
【0016】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、一般ユーザでも簡単にリアルな映像を作成で
き、作成された映像に対する情報の抽出、検索等の処理
を容易に行うことができる情報処理装置及びその方法、
コンピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。
即ち、ビデオ映像信号を入力する入力手段と、前記ビデ
オ映像信号を表示部に表示する第1表示制御手段と、地
図上の座標に対応づけられた地理情報を入力する地理情
報入力手段と、前記ビデオ映像信号の画素位置を規定す
る座標系と前記地図上の座標系とを対応づける座標対応
手段と、前記座標対応手段によって対応づけられた前記
入力された地理情報と前記ビデオ映像信号を前記表示部
に表示する第2表示制御手段とを備える。
【0018】また、好ましくは、前記座標対応手段は、
三次元空間に前記地理情報を配置する配置手段と、前記
三次元空間において前記地理情報を見るための視点の位
置、視線の方向、視界の範囲を指示する視点指示手段
と、前記視点の位置、視線の方向、視界の範囲を前記ビ
デオ映像信号のフレームに対応づける視点対応手段とを
備える。
【0019】また、好ましくは、前記第1表示制御手段
は、ビデオ映像信号の指示されたフレームを前記表示部
に表示し、前記視点指示手段は、前記視点の位置、前記
視線の方向、前記視界の範囲を示す各パラメータの少な
くとも1つを変更し、前記第2表示制御手段は、前記視
点指示手段によって指示された前記視点の位置、前記視
線の方向、前記視界の範囲に含まれる前記地理情報を前
記表示部に表示し、前記視点指示手段による前記変更に
従って、前記視点対応手段は前記フレームの構図と前記
表示されている地理情報の構図とが一致するときの前記
視点の位置、前記視線の方向、前記視界の範囲のパラメ
ータを該フレームに対応づける。
【0020】また、好ましくは、前記視点の位置、前記
視線の方向、前記視界の範囲の各パラメータが前記視点
指示手段によって指示されなかったフレームに対し、前
記座標対応手段は、近傍のフレームの既知パラメータを
用いた補間計算を行う視点計算手段とを備える。
【0021】また、好ましくは、前記座標対応手段は、
前記ビデオ映像信号の画素位置を指示する画素位置指示
手段と、前記画素位置指示手段で指示された画素位置を
前記地理情報に対応づける画素地理情報対応手段とを更
に備える。
【0022】また、好ましくは、前記地理情報入力手段
は、前記画素地理情報対応手段によって対応づけられた
地理情報を編集する地理情報編集手段とを備える。
【0023】また、好ましくは、前記画素地理情報対応
手段は、ビデオ映像信号から抽出された被写体領域を前
記地理情報に対応づける。
【0024】また、好ましくは、前記地理情報をキーに
して、前記ビデオ映像信号のフレームを検索する検索手
段を更に備える。
【0025】また、好ましくは、前記第2表示制御手段
による表示に合わせて、前記地理情報に含まれる音声情
報に基づく音声を出力する出力手段を更に備える。
【0026】また、好ましくは、前記入力手段は、少な
くとも、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダ、リムー
バルディスク、ハードディスク、ネットワークからビデ
オ映像信号を入力する。
【0027】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、ビデオ映像
信号を入力する入力工程と、前記ビデオ映像信号を表示
部に表示する第1表示制御工程と、地図上の座標に対応
づけられた地理情報を入力する地理情報入力工程と、前
記ビデオ映像信号の画素位置を規定する座標系と前記地
図上の座標系とを対応づける座標対応工程と、前記座標
対応工程によって対応づけられた前記入力された地理情
報と前記ビデオ映像信号を前記表示部に表示する第2表
示制御工程とを備える。
【0028】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
ビデオ映像信号を入力する入力工程のプログラムコード
と、前記ビデオ映像信号を表示部に表示する第1表示制
御工程のプログラムコードと、地図上の座標に対応づけ
られた地理情報を入力する地理情報入力工程のプログラ
ムコードと、前記ビデオ映像信号の画素位置を規定する
座標系と前記地図上の座標系とを対応づける座標対応工
程のプログラムコードと、前記座標対応工程によって対
応づけられた前記入力された地理情報と前記ビデオ映像
信号を前記表示部に表示する第2表示制御工程のプログ
ラムコードとを備える。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 (実施形態1)図1は本発明の実施形態1の情報処理装
置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0030】111〜115は、ビデオ映像信号やコン
ピュータ100で扱うデータの入力や記憶を行なう機器
である。111はビデオカメラ、112はビデオテープ
レコーダ(VTR)、113はリムーバルディスクドラ
イブ、114はハードディスクドライブ(HDD)、1
15はLANやモデム等のネットワークである。
【0031】116〜118は、ユーザがコンピュータ
100に指示を行なうための機器である。116はマウ
ス、ペン、ジョイスティツク等のポインティングデバイ
ス、117はキーボード、118はマイクロフォンであ
る。
【0032】119、120は、ユーザに映像や情報を
出力する機器である。119はビデオ映像信号やコンピ
ュータ100で扱うデータの表示を行なうディスプレ
イ、120は音声を出力するスピーカである。
【0033】121〜123は、コンピュータ100を
構成する部品である。120はメモリ、121はCP
U、122はインタフェース回路(I/F)である。
【0034】次に、実施形態1の情報処理システムの機
能構成について、図2を用いて説明する。
【0035】図2は本発明の実施形態1の情報処理シス
テムの機能構成を示すブロック図である。
【0036】6はビデオ映像記憶部であり、ビデオカメ
ラ111、VTR112、リムーバルディスク114、
ネットワーク115からビデオ映像信号を入力し、一旦
記憶する。1はビデオ映像入力部であり、ビデオ映像記
憶部6に記憶されているビデオ映像信号を入力する。
尚、ビデオ映像信号はNTSC等のアナログ信号または
MPEG等のデジタル信号として入力される。7はフレ
ーム指示部であり、入力されたビデオ映像信号からビデ
オ映像表示部2で表示される表示対象のフレームを指定
する。2はビデオ映像表示部であり、入力されたビデオ
映像信号の内、フレーム指示部7で指示されたフレーム
をディスプレイ119に表示する。
【0037】3は地理情報入力部であり、ビデオカメラ
111、VTR112、リムーバルディスク114、ネ
ットワーク115またはポインティングデバイス11
6、キーボード117、マイクロフォン118から地理
情報をコンピュータ100で扱うデータとして入力す
る。尚、地理情報とは、地図上の空間を記述するための
座標に対応づけられた数値情報、テキスト情報、図形情
報、画像情報、音声情報、ハイパーリンク情報等の情報
である。数値情報としては人口、気温等、テキスト情報
としては地名、建築物名等、図形情報としては地形、道
路、建築物等の形状や色分けなど、画像情報としてはそ
の場所の写真等、音声情報としてはその場所の説明等、
ハイパーリンク情報としてはジャンプ先を検索するキー
ワード等がある。また、地図上の空間を記述するための
座標とは、経度と緯度で表わされた二次元座標、または
さらに標高や建造物の高さを加えた三次元座標である。
但し、数式やテーブルによって経度と緯度へ変換可能な
別の座標系を用いてもよい。そして、座標と地理情報を
対応づける場合として、点に対応づける場合、線に対応
づける場合、面に対応づける場合とがある。線は通過す
る点の集合で表わし、面は周囲を囲む線で表わす。
【0038】9は地理情報記憶部であり、地理情報入力
部3より入力された地理情報や、地理情報編集部10で
編集された地理情報を記憶する。10は地理情報編集部
であり、地理情報記憶部9に記憶されている地理情報や
地理情報入力部3より入力された地理情報に対して、テ
キスト編集ツール、図形編集ツール、画像編集ツール等
の編集ツールを用いて編集する。また、後述する画素位
置指示部4eで指示された指示された画素位置に対応す
る地理情報として、画素地理情報対応部4fで求められ
た地理情報を編集して、新たな地理情報を定義する。
【0039】4は座標対応部であり、ビデオ映像信号の
座標系と地図上の座標系とを対応づける。尚、ビデオ映
像信号の座標系とは、画面の水平方向、垂直方向、時間
軸方向の三次元であり、それぞれ画面左端からの画素
数、画面上端からの画素数、開始からのフレーム数の値
をもつ。ビデオ映像信号の座標系と地図上の座標系との
対応を実現するために、地理情報配置部4aは、三次元
空間に地理情報を配置する。視点指示部4bは、三次元
空間において地理情報を見るための視点の位置、視線の
方向、視界の範囲を指示する。
【0040】視点対応部4cは、ビデオ映像信号の各フ
レームごとの構図と視点から地理情報を見たときの構図
とが一致するように各フレームごとに視点の位置、視線
の方向、視界の範囲の各パラメータを算出する。但し、
ビデオ映像信号は、例えば、1秒間に30フレームの画
像からなるが、すべてのフレームについて視点の位置、
視線の方向、視界の範囲の各パラメータを算出すること
は非常に労力がかかるので、ユーザは適当なフレームを
いくつか選択して操作を行う。視点計算部4dは、視点
対応部4cで算出されているフレームの視点の位置、視
線の方向、視界の範囲の各パラメータから、算出されて
いないフレームの視点の位置、視線の方向、視界の範囲
の各パラメータを補間によって計算する。そして、視点
対応部4cで算出されたフレームの視点の位置、視線の
方向、視界の範囲の各パラメータ、視点計算部4dで計
算されたフレームの視点の位置、視線の方向、視界の範
囲の各パラメータは、視点記憶部11に記憶される。
【0041】画素位置指示部4eは、表示されているビ
デオ画像信号より処理対象の画素位置を指示する。画素
地理情報対応部4fは、画素位置指示部4eで指示され
た画素位置に対応する地理情報の詳細な地理情報を求め
る。
【0042】8はビデオ映像検索部であり、地理情報入
力部3から入力された地理情報をキーにして、そのキー
を有するビデオ映像信号を検索する。この場合、視点記
憶部11に記憶されたフレーム毎の視点の位置、視線の
方向、視界の範囲の各パラメータを読み出し、各フレー
ムにおいて視点から見える範囲に、キーとなる地理情報
が配置されているどうかを調べることで、そのキーとな
る地理情報を有するビデオ映像信号を検索する。また、
画素位置指示部4eで指示された画素位置に対応する地
理情報として、画素地理情報対応部4fで求められた地
理情報をキーとして、そのキーを有するビデオ映像信号
を検索する。
【0043】5は地理情報表示部であり、視点から見え
る範囲に配置されている地理情報を表示する。尚、ビデ
オ映像信号の構図と視点から見える地理情報の構図とが
一致していれば、ビデオ映像信号の被写体に対応してそ
の被写体に関する地理情報が表示される。各地理情報
は、種類に応じて、文字や記号、色分け、地形や建物の
形を表わした図形等の画像として表示する。また、視線
から見える範囲に配置されている個々の地理情報を表示
するか否かは個々に指示することができ、分野別にグル
ープ分けして指示することもできる。更に、指示された
特定の地理情報は拡大して詳細情報を表示することもで
きる。12は音声出力部であり、地理情報に音声情報が
含まれる場合には、地理情報表示部5による表示に合わ
せて音声を出力する。
【0044】尚、ビデオ映像信号の表示と地理情報の表
示は、2つのディスプレイに別々に表示しても、1つの
ディスプレイにマルチウィンドウで表示しても、1つの
ウィンドウに重ね合わせて表示しても、いずれでもよ
い。
【0045】次に、実施形態1のディスプレイ119に
表示される表示画面例について、図3〜6を用いて説明
する。
【0046】図3、図4は本発明の実施形態1のディス
プレイの表示画面例を示す図である。
【0047】特に、図3は、ビデオ映像入力部1から入
力されたビデオ映像信号の指示されたフレームをビデオ
映像表示部2によって表示した場合の表示画面例を示し
ている。また、図4は、地理情報入力部3から入力され
た地理情報を、地理情報配置部4aによって三次元空間
に配置し、視点指示部4bで指示された視点から見た二
次元の構図に座標変換して、地理情報表示部5によって
表示した場合の表示画面例を示している。また、図5
は、ビデオ映像信号と地理情報を重ねて表示した場合の
表示画面例を示している。また、図6は、表示画面上で
指示された位置における地理情報を詳しく表示した場合
の表示画面例を示している。
【0048】次に、実施形態1で定義される視点の位
置、視線の方向、視界の範囲について説明していく。
【0049】ビデオ映像信号の各フレームごとのビデオ
画像信号の構図と視点から地理情報を見たときの構図と
が一致するような視点の位置、視線の方向、視界の範囲
を求めるために、まず、ビデオ映像表示部2はビデオ映
像信号の指示されたフレームを表示する。次に、視点指
示部4bは視点の位置、視線の方向、視界の範囲の各パ
ラメータのうち少なくとも1つのパラメータの変更を指
示する。そして、地理情報表示部5は視点から見える地
理情報を表示し、視点指示部4bによる変更に従って、
視点対応部4cは表示されているビデオ画像信号の構図
と表示されている地理情報の構図とが一致したときの視
点の位置、視線の方向、視界の範囲のパラメータをフレ
ームに対応づける。
【0050】視点の位置は、図7に示すように、三次元
空間における座標値(x,y,z)で表わす。座標値z
は高さを示しメートルで表わす。また、三次元空間にお
ける計算を簡単にするため、座標値xと座標値yは経度
と緯度を示す値からメートルに換算する。
【0051】視線の方向は、図8に示すように、ya
w、pitch、rollの3つの角度で表わす。ya
wは東西南北のどの方角を見るかを表わす角度、pit
chは視点の真下の方を見るか遠くの方を見るかを表わ
す角度、rollは左下がりか右下がりかの傾きを表わ
す角度である。
【0052】視界の範囲は、図9に示すように、左右方
向の画角αと上下方向の画角βで表わす。
【0053】ユーザは、ポインティングデバイス11
6、キーボード117、マイクロフォン118等の機器
によって、視線の位置を移動させたり、視線の方向を回
転させたり、視界の範囲を広げたり狭めたりする操作を
行なうことができる。具体的な操作としては、例えば、
図10に示すようなボタン群をディスプレイ119上に
表示してポインティングデバイス116で指示したり、
キーボード117のカーソルキーにボタン群と同等の機
能を割り当てたりすることで上記操作が可能となる。ま
た、マイクロフォン118から入力された音声を認識し
て、その認識に対応するボタンを実行するような構成に
することでも上記操作が可能となる。
【0054】図10に示すボタン群においては、「右
へ」、「左へ」、「前へ」、「後ろへ」、「上へ」、
「下へ」の各指示が行なわれると、視点の位置を変更す
る。「左向き」、「右向き」、「上向き」、「下向
き」、「左下がり」、「右下がり」の各指示が行なわれ
ると、視線の方向を変更する。「標準画面」、「ワイド
画面」、「広角」、「望遠」の各指示が行なわれると、
視界の範囲を変更する。「標準画面」と「ワイド画面」
は画面の縦横比を切り換え、「広角」と「望遠」は縦横
比を保ったまま画角を変更する。更に、ユーザは表示さ
れているビデオ画像信号の構図と表示されている地理情
報の構図とを見比べて、一致すると判断したら各パラメ
ータを確定させるコマンド入力操作を「確定」で行な
う。確定した各パラメータの値は、ビデオ映像信号の開
始からのフレーム数の値と対応づけてメモリ121に記
憶する。
【0055】ビデオ映像信号の各フレームについての視
点の位置、視線の方向、視界の範囲の各パラメータの値
は、例えば、図11に示すようなメモリマップでメモリ
121に管理される。
【0056】Nフレーム目のビデオ映像信号を表示する
際には、各フレームを表示するたびにメモリ121から
該当するパラメータを読み出して、視点から見える範囲
にある地図情報を表示する。これにより、表示されてい
るビデオ映像の構図と一致する地理情報の構図が表示さ
れる。
【0057】また、ビデオ映像信号の画素位置が指示さ
れると、対応する地理情報の座標が指示されたのと同じ
とみなし、その地理情報を詳しく表示する。ビデオ映像
信号の画素位置は、地理情報が配置された三次元空間に
おいては、視点の位置からの方向に対応する。つまり、
指示された方向へ向かって直線を引いたときに最初にぶ
つかる地面や建造物の三次元座標を求め、その場所に対
応した地理情報を読み出して表示する。また、直線が地
面や建造物にぶつからないまま三次元空間が定義されて
いる座標の範囲を超えた場合は、無限遠の点として扱
う。例えば、空や遠くの山などが指示されたとき、無限
遠となる場合がある。
【0058】次に、実施形態1で実行される処理の内、
特に、ビデオ映像信号と地理情報を表示する際の処理に
ついて、図12を用いて説明する。
【0059】図12は本発明の実施形態1で実行される
処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1
01で、ビデオ映像入力部1より、ビデオ映像信号を入
力する。ステップS102で、地理情報入力部3より地
理情報を入力する。ステップS103で、入力された地
理情報を地理情報配置部4aにおいて三次元空間上に配
置する。ステップS103で、入力されたビデオ映像信
号のが画素位置を規定する座標系と、地理情報の座標系
とを座標対応部4で対応づける。ステップS104で、
対応づけられた地理情報とビデオ映像信号とを、ビデオ
映像表示部2と地理情報表示部5を用いてディスプレイ
19に表示する。
【0060】尚、実施形態1では、従来例で説明した所
定の被写体に対して情報を対応づける技術を使用するこ
とができる。この場合、所定の色やパターンに対してあ
らかじめ情報を対応づけておき、ビデオ映像信号中の指
示された場所から色やパターンにマッチする領域を抽出
することで、指示された被写体を特定し、その被写体に
対応づけられた情報を表示する。また、情報を編集した
り、新たに定義することもできる。
【0061】また、従来例の場合は、似たような複数の
被写体にそれぞれ情報が定義されている場合に、マッチ
ングが難しく誤ってマッチングする可能性が高かった。
これに対し、実施形態1では、情報を対応づけた被写体
は地図上の座標情報を持っており、指示された画素位置
に対応する地図上の座標から、どの被写体が指示された
のかを求めることができる。即ち、色やパターンの情報
と座標の情報との両方が利用できるので、より確実に被
写体を特定できる。
【0062】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、三次元空間上で、ビデオ映像信号の各フレームと地
理情報を対応づけて管理するので、ビデオ映像信号の各
フレーム毎に地理情報の抽出、編集等の処理を容易に行
うことができる。また、地理情報をキーとして、所望の
ビデオ映像信号のフレームを検索することができる。 (実施形態2)図13は本発明の実施形態2の情報処理
システムの機能構成を示すブロック図である。
【0063】実施形態2は実施形態1のサブセットであ
るが、ビデオ映像入力部1と、ビデオ映像表示部2と、
地理情報入力部3と、座標対応部4と、地理情報表示部
とを備えており、本発明の構成用件を満足する。
【0064】実施形態2では、視点記憶部11に記憶さ
れているビデオ映像信号の各フレームに対応づけられた
視点の位置、視線の方向、視界の範囲の各パラメータを
利用する機能をもつ。各パラメータは、リムーバルディ
スク113あるいはネットワーク115に接続された記
憶装置等の記憶装置から、ビデオ映像信号とともに提供
される。地理情報は、同システムから一緒に提供されて
もよいし、同じ場所に関する別の地理情報を用意しても
よい。
【0065】また、実施形態1や後述する実施形態3の
機能を備えていれば、表示されているビデオ映像信号の
構図と一致する地理情報の構図を再現し表示する機能、
ビデオ映像信号の画素位置が指示されると対応する地理
情報を詳しく表示する機能、地理情報を編集して再入力
する機能、所望の場面を検索する機能などを利用するこ
とができる。
【0066】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、ビデオ映像信号と地理情報の座標系がすでに対応づ
けられたデータを外部より入手することで、ビデオ映像
信号と地理情報の表示、編集、検索を行なうシステムと
して、実施形態1で説明した情報処理システムに比べ
て、より簡単な構成で安価に提供することができる。 (実施形態3)図14は本発明の実施形態3の情報処理
システムの機能構成を示すブロック図である。
【0067】実施形態3は実施形態1のサブセットであ
るが、ビデオ映像入力部1と、ビデオ映像表示部2と、
地図上の座標に対応づけられた地理情報を入力する地理
情報入力部3と、座標対応部4と、地理情報表示部5と
を備えており、本発明の構成用件を満足する。
【0068】実施形態3では、実施形態2と同様に、視
点記憶部11に記憶されているビデオ映像信号の各フレ
ームに対応づけられた視点の位置、視線の方向、視界の
範囲の各パラメータを利用する機能をもつ。各パラメー
タは、リムーバルディスク113あるいはネットワーク
115に接続された記憶装置等の記憶装置から、ビデオ
映像信号とともに提供される。地理情報は、同システム
から一緒に提供されてもよいし、同じ場所に関する別の
地理情報を用意してもよい。
【0069】また、実施形態1や実施形態2の機能を備
えていれば、表示されているビデオ映像信号の構図と一
致する地理情報の構図を再現し表示する機能、ビデオ映
像信号の画素位置が指示されると対応する地理情報を詳
しく表示する機能、地理情報を編集して再入力する機
能、所望の場面を検索する機能などを利用することがで
きる。
【0070】尚、実施形態3では視点計算部4dを備え
ることで、視点の位置、視線の方法、視界の範囲の各パ
ラメータが指示されなかったフレームの各パラメータを
補間計算で求めることができるが、他のシステムが視点
計算部4dを備え、それを利用することができるなら
ば、視点計算部4dを省いてもよい。その場合は、他の
システムにおいて、パラメータが未知のフレームが指定
されたときに補間計算を行なう。
【0071】以上説明したように、実施形態3によれ
ば、、ビデオ映像信号と地理情報の座標系を対応づけた
データを供給するためのシステムとして、実施形態1で
説明した情報処理システムに比べて、簡単な構成で安価
に提供することができる。
【0072】以上説明したように、実施形態1〜3によ
れば、実際の風景を撮影したビデオ映像信号を用いるこ
とにより、一般ユーザでも簡単にリアルな映像を作成す
ることができる。
【0073】また、経度、緯度、またはそれに変換可能
な座標系を用いて地理情報を表わすことにより、別々の
ビデオ映像信号や別々の地理情報を用いても空間を共有
できる。これによって、情報が関連づけられた場所が映
っている任意のフレームにおいてその場所を指示するこ
とで情報を取り出せるので便利である。
【0074】また、複数のユーザがそれぞれ各自の目的
に合った別々のビデオ映像信号や地理情報を記憶してお
き、共有したい地理情報のみ転送することができるの
で、記憶容量や伝送容量を節約することができる。
【0075】また、ビデオ映像信号の画素位置を規定す
る座標系と地図上の座標系とを対応づけることにより、
ビデオ映像信号に映っている場所の検索を容易に行うこ
とができる。
【0076】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0077】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0078】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0079】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0080】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一般ユーザでも簡単にリアルな映像を作成でき、作成さ
れた映像に対する情報の抽出、検索等の処理を容易に行
うことができる情報処理装置及びその方法、コンピュー
タ可読メモリを提供できる。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の情報処理システムのハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1の情報処理システムの機能
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態1のディスプレイに表示され
る表示画面例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態1のディスプレイに表示され
る表示画面例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態1のディスプレイに表示され
る表示画面例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態1のディスプレイに表示され
る表示画面例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態1の三次元空間における視点
の位置の表わし方を示す図である。
【図8】本発明の実施形態1の三次元空間における視線
の方向の表わし方を示す図である。
【図9】本発明の実施形態1の三次元空間における視界
の範囲の表わし方を示す図である。
【図10】本発明の実施形態1の視点の位置、視線の方
向、視界の範囲を指示するためのボタン群を示す図であ
る。
【図11】本発明の実施形態1のメモリに管理されるメ
モリマップ例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態1で実行される処理を示す
フローチャートである。
【図13】本発明の実施形態2の情報処理システムの機
能構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施形態3の情報情報システムの機
能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
111 ビデオカメラ 112 VTR 113 リムーバルディスク 114 HDD 115 ネットワーク 116 ポインティングデバイス 117 キーボード 118 マイクロフォン 119 ディスプレイ 120 スピーカー 121 メモリ 122 CPU 123 I/F 1 ビデオ映像入力部 2 ビデオ映像表示部 3 地理情報入力部 4 座標対応部 4a 地理情報配置部 4b 視点指示部 4c 視点対応部 4d 視点計算部 4e 画素位置指示部 4f 画素地理情報対応部 5 地理情報表示部 6 ビデオ映像記憶部 7 フレーム指示部 8 ビデオ映像検索部 9 地理情報記憶部 10 地理情報編集部 11 視点記憶部 12 音声出力部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ映像信号を入力する入力手段と、 前記ビデオ映像信号を表示部に表示する第1表示制御手
    段と、 地図上の座標に対応づけられた地理情報を入力する地理
    情報入力手段と、 前記ビデオ映像信号の画素位置を規定する座標系と前記
    地図上の座標系とを対応づける座標対応手段と、 前記座標対応手段によって対応づけられた前記入力され
    た地理情報と前記ビデオ映像信号を前記表示部に表示す
    る第2表示制御手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記座標対応手段は、三次元空間に前記
    地理情報を配置する配置手段と、 前記三次元空間において前記地理情報を見るための視点
    の位置、視線の方向、視界の範囲を指示する視点指示手
    段と、 前記視点の位置、視線の方向、視界の範囲を前記ビデオ
    映像信号のフレームに対応づける視点対応手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1表示制御手段は、ビデオ映像信
    号の指示されたフレームを前記表示部に表示し、 前記視点指示手段は、前記視点の位置、前記視線の方
    向、前記視界の範囲を示す各パラメータの少なくとも1
    つを変更し、 前記第2表示制御手段は、前記視点指示手段によって指
    示された前記視点の位置、前記視線の方向、前記視界の
    範囲に含まれる前記地理情報を前記表示部に表示し、 前記視点指示手段による前記変更に従って、前記視点対
    応手段は前記フレームの構図と前記表示されている地理
    情報の構図とが一致するときの前記視点の位置、前記視
    線の方向、前記視界の範囲のパラメータを該フレームに
    対応づけることを特徴とする請求項2に記載の情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記視点の位置、前記視線の方向、前記
    視界の範囲の各パラメータが前記視点指示手段によって
    指示されなかったフレームに対し、前記座標対応手段
    は、近傍のフレームの既知パラメータを用いた補間計算
    を行う視点計算手段とを備えることを特徴とする請求項
    2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記座標対応手段は、前記ビデオ映像信
    号の画素位置を指示する画素位置指示手段と、 前記画素位置指示手段で指示された画素位置を前記地理
    情報に対応づける画素地理情報対応手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記地理情報入力手段は、前記画素地理
    情報対応手段によって対応づけられた地理情報を編集す
    る地理情報編集手段とを備えることを特徴とする請求項
    5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画素地理情報対応手段は、ビデオ映
    像信号から抽出された被写体領域を前記地理情報に対応
    づけることを特徽とする請求項5に記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記地理情報をキーにして、前記ビデオ
    映像信号のフレームを検索する検索手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2表示制御手段による表示に合わ
    せて、前記地理情報に含まれる音声情報に基づく音声を
    出力する出力手段を 更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記入力手段は、少なくとも、ビデオ
    カメラ、ビデオテープレコーダ、リムーバルディスク、
    ハードディスク、ネットワークからビデオ映像信号を入
    力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 ビデオ映像信号を入力する入力工程
    と、 前記ビデオ映像信号を表示部に表示する第1表示制御工
    程と、 地図上の座標に対応づけられた地理情報を入力する地理
    情報入力工程と、 前記ビデオ映像信号の画素位置を規定する座標系と前記
    地図上の座標系とを対応づける座標対応工程と、 前記座標対応工程によって対応づけられた前記入力され
    た地理情報と前記ビデオ映像信号を前記表示部に表示す
    る第2表示制御工程とを備えることを特徴とする情報処
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記座標対応工程は、三次元空間に前
    記地理情報を配置する配置工程と、 前記三次元空間において前記地理情報を見るための視点
    の位置、視線の方向、視界の範囲を指示する視点指示工
    程と、 前記視点の位置、視線の方向、視界の範囲を前記ビデオ
    映像信号のフレームに対応づける視点対応工程とを備え
    ることを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第1表示制御工程は、ビデオ映像
    信号の指示されたフレームを前記表示部に表示し、 前記視点指示工程は、前記視点の位置、前記視線の方
    向、前記視界の範囲を示す各パラメータの少なくとも1
    つを変更し、 前記第2表示制御工程は、前記視点指示工程によって指
    示された前記視点の位置、前記視線の方向、前記視界の
    範囲に含まれる前記地理情報を前記表示部に表示し、 前記視点指示工程による前記変更に従って、前記視点対
    応工程は前記フレームの構図と前記表示されている地理
    情報の構図とが一致するときの前記視点の位置、前記視
    線の方向、前記視界の範囲のパラメータを該フレームに
    対応づけることを特徴とする請求項12に記載の情報処
    理方法。
  14. 【請求項14】 前記視点の位置、前記視線の方向、前
    記視界の範囲の各パラメータが前記視点指示工程によっ
    て指示されなかったフレームに対し、前記座標対応工程
    は、近傍のフレームの既知パラメータを用いた補間計算
    を行う視点計算工程とを備えることを特徴とする請求項
    12に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記座標対応工程は、前記ビデオ映像
    信号の画素位置を指示する画素位置指示工程と、 前記画素位置指示工程で指示された画素位置を前記地理
    情報に対応づける画素地理情報対応工程とを更に備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記地理情報入力工程は、前記画素地
    理情報対応工程によって対応づけられた地理情報を編集
    する地理情報編集工程とを備えることを特徴とする請求
    項15に記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記画素地理情報対応工程は、ビデオ
    映像信号から抽出された被写体領域を前記地理情報に対
    応づけることを特徽とする請求項15に記載の情報処理
    方法。
  18. 【請求項18】 前記地理情報をキーにして、前記ビデ
    オ映像信号のフレームを検索する検索工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 前記第2表示制御工程による表示に合
    わせて、前記地理情報に含まれる音声情報に基づく音声
    を出力する出力工程を更に備えることを特徴とする請求
    項11に記載の情報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記入力工程は、少なくとも、ビデオ
    カメラ、ビデオテープレコーダ、リムーバルディスク、
    ハードディスク、ネットワークからビデオ映像信号を入
    力することを特徴とする請求項11に記載の情報処理方
    法。
  21. 【請求項21】 ビデオ映像信号を入力する入力工程の
    プログラムコードと、 前記ビデオ映像信号を表示部に表示する第1表示制御工
    程のプログラムコードと、 地図上の座標に対応づけられた地理情報を入力する地理
    情報入力工程のプログラムコードと、 前記ビデオ映像信号の画素位置を規定する座標系と前記
    地図上の座標系とを対応づける座標対応工程のプログラ
    ムコードと、 前記座標対応工程によって対応づけられた前記入力され
    た地理情報と前記ビデオ映像信号を前記表示部に表示す
    る第2表示制御工程のプログラムコードとを備えること
    を特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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