JP3476752B2 - 情報重ね合わせ表示方法及び装置並びにそのプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents
情報重ね合わせ表示方法及び装置並びにそのプログラムを格納した記録媒体Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムを用い、複数種類の地図情報や画像情報を背景情報
として、任意の背景情報の上に重畳して情報を表示する
技術に関する。
テムを用い、複数種類の地図情報や画像情報を背景情報
として、任意の背景情報の上に重畳して情報を表示する
技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の地図情報システムなどでは、一つ
の地図をレイヤに分け、各レイヤに道路情報、家形情
報、ランドマークなどの属性を割り当て、レイヤの表示
／非表示によって地図上に重ね合わせて情報を表示する
ことを行っている。この場合、背景として利用している
ものは、ベースとなる一つの地図の上に情報を重畳して
表示している。
の地図をレイヤに分け、各レイヤに道路情報、家形情
報、ランドマークなどの属性を割り当て、レイヤの表示
／非表示によって地図上に重ね合わせて情報を表示する
ことを行っている。この場合、背景として利用している
ものは、ベースとなる一つの地図の上に情報を重畳して
表示している。
【０００３】また画像処理の分野においては、画像を構
成する各要素を複数のレイヤに配置し、レイヤごとに画
像を編集することで効率的に画像編集を行うことができ
るようなシステムやアプリケーションプログラムが実用
化されている。
成する各要素を複数のレイヤに配置し、レイヤごとに画
像を編集することで効率的に画像編集を行うことができ
るようなシステムやアプリケーションプログラムが実用
化されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】地図情報や画像情報を
背景情報として、その上に関連する情報を重畳させて表
示する際に、背景となる情報を切り替えると、それぞれ
の背景情報で管理している座標が異なるため、重畳して
表示している情報の位置もそれらの座標系に合わせて画
面上の位置を修正する必要がある。例えば、背景となる
地図情報として、ある測地系での緯度・経度表示による
ものと平面直角座標系（以下、国家座標系ともよぶ）に
よるものの両方を使用する場合、背景となる地図情報を
切り替えるごとに、重畳して表示している情報の位置も
それらの座標系に応じて変更しなければならない。これ
以降、このような背景情報の上に重ね合わせて表示させ
る情報を重畳情報と呼ぶこととする。
背景情報として、その上に関連する情報を重畳させて表
示する際に、背景となる情報を切り替えると、それぞれ
の背景情報で管理している座標が異なるため、重畳して
表示している情報の位置もそれらの座標系に合わせて画
面上の位置を修正する必要がある。例えば、背景となる
地図情報として、ある測地系での緯度・経度表示による
ものと平面直角座標系（以下、国家座標系ともよぶ）に
よるものの両方を使用する場合、背景となる地図情報を
切り替えるごとに、重畳して表示している情報の位置も
それらの座標系に応じて変更しなければならない。これ
以降、このような背景情報の上に重ね合わせて表示させ
る情報を重畳情報と呼ぶこととする。
【０００５】本発明の目的は、このように背景情報を切
り替えた際に、重畳情報の表示位置を簡単に修正するこ
とができる表示方法及び装置と、この表示方法を実行す
るプログラムを格納した記録媒体とを提供することにあ
る。
り替えた際に、重畳情報の表示位置を簡単に修正するこ
とができる表示方法及び装置と、この表示方法を実行す
るプログラムを格納した記録媒体とを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の情報重ね合わせ
表示方法は、コンピュータシステムによって情報を表示
する情報重ね合わせ表示方法であって、背景となる情報
を取得して表示する段階と、前記背景となる情報の表示
エリアと同じ大きさと同じ位置で透明レイヤを設定する
段階と、前記背景となる情報の上に重畳して表示する情
報を取得して前記透明レイヤ上に配置する段階と、前記
背景となる情報の上に前記透明レイヤを重ね合わせるこ
とにより、前記重畳して表示する情報を前記背景となる
情報に重ね合わせて表示する段階と、前記背景となる情
報を切り替えた場合には、前記透明レイヤ上での前記重
畳して表示する情報の位置を修正するする段階と、を有
し、前記重畳して表示する情報の前記透明レイヤにおけ
る位置は、表示された前記背景となる情報の領域座標に
対して、前記重畳して表示する情報に付随する位置情報
の座標値を線形配分して定められ、前記背景となる情報
で使用する座標系と前記重畳して表示する情報で使用す
る座標系が異なる場合には、前記背景となる情報で使用
する座標系に基づいて、前記重畳して表示する情報に付
随する位置情報の座標値を変換することにより、前記透
明レイヤ上での前記重畳して表示する情報の位置が修正
される。
表示方法は、コンピュータシステムによって情報を表示
する情報重ね合わせ表示方法であって、背景となる情報
を取得して表示する段階と、前記背景となる情報の表示
エリアと同じ大きさと同じ位置で透明レイヤを設定する
段階と、前記背景となる情報の上に重畳して表示する情
報を取得して前記透明レイヤ上に配置する段階と、前記
背景となる情報の上に前記透明レイヤを重ね合わせるこ
とにより、前記重畳して表示する情報を前記背景となる
情報に重ね合わせて表示する段階と、前記背景となる情
報を切り替えた場合には、前記透明レイヤ上での前記重
畳して表示する情報の位置を修正するする段階と、を有
し、前記重畳して表示する情報の前記透明レイヤにおけ
る位置は、表示された前記背景となる情報の領域座標に
対して、前記重畳して表示する情報に付随する位置情報
の座標値を線形配分して定められ、前記背景となる情報
で使用する座標系と前記重畳して表示する情報で使用す
る座標系が異なる場合には、前記背景となる情報で使用
する座標系に基づいて、前記重畳して表示する情報に付
随する位置情報の座標値を変換することにより、前記透
明レイヤ上での前記重畳して表示する情報の位置が修正
される。
【０００７】本発明の情報重ね合わせ表示装置は、コン
ピュータシステムによって情報を表示する情報重ね合わ
せ表示装置であって、背景となる情報を取得する手段
と、取得した複数の前記背景となる情報を切り替えて表
示することができ、表示された前記背景となる情報の領
域座標を通知する情報表示手段と、前記背景となる情報
の上に重畳して表示する情報を取得する手段と、前記背
景となる情報の表示エリアと同じ大きさと同じ位置で透
明レイヤを設定し、取得した前記重畳して表示する情報
を前記背景となる情報と重ね合わせて表示する手段と、
前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座標値
を、前記背景となる情報の座標系に基づいて変換する手
段と、を備え、前記重ね合わせて表示する手段は、前記
重畳して表示する情報の前記透明レイヤにおける位置
を、表示された前記背景となる情報の領域座標に対し
て、前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座
標値を線形配分して定める。
ピュータシステムによって情報を表示する情報重ね合わ
せ表示装置であって、背景となる情報を取得する手段
と、取得した複数の前記背景となる情報を切り替えて表
示することができ、表示された前記背景となる情報の領
域座標を通知する情報表示手段と、前記背景となる情報
の上に重畳して表示する情報を取得する手段と、前記背
景となる情報の表示エリアと同じ大きさと同じ位置で透
明レイヤを設定し、取得した前記重畳して表示する情報
を前記背景となる情報と重ね合わせて表示する手段と、
前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座標値
を、前記背景となる情報の座標系に基づいて変換する手
段と、を備え、前記重ね合わせて表示する手段は、前記
重畳して表示する情報の前記透明レイヤにおける位置
を、表示された前記背景となる情報の領域座標に対し
て、前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座
標値を線形配分して定める。
【０００８】図１は、本発明による情報重ね合わせ表示
方法と従来の方法との相違点を説明する図である。従来
の方法では、図１（ａ）に示すように、地図やその他の
画像情報に、記号やアイコンなどの情報を重畳させて表
示させる場合には、背景となる１種類の情報（背景情
報）１０の上に情報（重畳情報）（例えば図示☆印）を
直接貼り付けて表示していた。そのため、背景となる画
像を複数種類にわたって切り替えようとした場合には、
背景画像を切り替えるたびにそれぞれの背景となる情報
を表示する装置へ重畳情報を適切な形式で引き渡し、背
景の上に貼り付けて情報表示する必要がある。これに対
して本発明は、図１（ｂ）に示すように、背景情報の上
に透明レイヤ１１をかぶせ、重畳情報は透明レイヤ１１
上に配置し、複数の背景情報１０1〜１０3を切り替えつ
つこの透明レイヤ１１を重ね合わせて表示する。図示し
た例では、背景情報として、緯度・経度表記による地
図、国家座標系表記による地図、絵地図画像が使用され
ている。座標系の相違により重畳情報の位置を変更しな
ければならないときには、透明レイヤの例えば左上、右
下座標の対応付けと線形配分とを行えばよい。
方法と従来の方法との相違点を説明する図である。従来
の方法では、図１（ａ）に示すように、地図やその他の
画像情報に、記号やアイコンなどの情報を重畳させて表
示させる場合には、背景となる１種類の情報（背景情
報）１０の上に情報（重畳情報）（例えば図示☆印）を
直接貼り付けて表示していた。そのため、背景となる画
像を複数種類にわたって切り替えようとした場合には、
背景画像を切り替えるたびにそれぞれの背景となる情報
を表示する装置へ重畳情報を適切な形式で引き渡し、背
景の上に貼り付けて情報表示する必要がある。これに対
して本発明は、図１（ｂ）に示すように、背景情報の上
に透明レイヤ１１をかぶせ、重畳情報は透明レイヤ１１
上に配置し、複数の背景情報１０1〜１０3を切り替えつ
つこの透明レイヤ１１を重ね合わせて表示する。図示し
た例では、背景情報として、緯度・経度表記による地
図、国家座標系表記による地図、絵地図画像が使用され
ている。座標系の相違により重畳情報の位置を変更しな
ければならないときには、透明レイヤの例えば左上、右
下座標の対応付けと線形配分とを行えばよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照して説明する。図２は本発明の
実施の一形態の情報重ね合わせ表示装置の構成を示すブ
ロック図である。
態について、図面を参照して説明する。図２は本発明の
実施の一形態の情報重ね合わせ表示装置の構成を示すブ
ロック図である。
【００１０】この情報重ね合わせ表示装置は、背景情報
（背景となる情報）を配信する情報配信サーバにインタ
ーネットなどの通信網３４を介してアクセスする複数の
（この例では３個の）サーバアクセス部２１1〜２１
3と、サーバアクセス部２１1〜２１3ごとに設けられサ
ーバアクセス部が入手した背景情報を表示することがで
きる背景表示部２２1〜２２3と、複数の背景情報を統合
して表示することができる背景情報表示部２３と、背景
情報の上に表示する重畳情報に通信網３４を介してアク
セスするための重畳情報アクセス部２４と、重畳情報を
背景に重ね合わせて表示する情報表示制御部２５と、か
ら構成されている（図示破線枠２０の内側の部分）。
（背景となる情報）を配信する情報配信サーバにインタ
ーネットなどの通信網３４を介してアクセスする複数の
（この例では３個の）サーバアクセス部２１1〜２１
3と、サーバアクセス部２１1〜２１3ごとに設けられサ
ーバアクセス部が入手した背景情報を表示することがで
きる背景表示部２２1〜２２3と、複数の背景情報を統合
して表示することができる背景情報表示部２３と、背景
情報の上に表示する重畳情報に通信網３４を介してアク
セスするための重畳情報アクセス部２４と、重畳情報を
背景に重ね合わせて表示する情報表示制御部２５と、か
ら構成されている（図示破線枠２０の内側の部分）。
【００１１】通信網３４を介してサーバアクセス部２１
1〜２１3に対してそれぞれ背景情報を配信する情報配信
サーバとして、この例では、地図データ格納部３０1に
格納された緯度・経度表記による地図データを配信する
地図情報配信サーバ３２1と、地図データ格納部３０2に
格納された国家座標系（平面直角座標系）表記による地
図データを配信する地図情報配信サーバ３２2と、画像
情報格納部３０3に格納された画像情報を配信する画像
情報配信サーバ３２3とが設けられている。また、重畳
情報は重畳情報データベース３１に蓄積されており、デ
ータベース管理システム（ＤＢＭＳ）３３により通信網
３４を介して重畳情報アクセス部３４に配信される。
1〜２１3に対してそれぞれ背景情報を配信する情報配信
サーバとして、この例では、地図データ格納部３０1に
格納された緯度・経度表記による地図データを配信する
地図情報配信サーバ３２1と、地図データ格納部３０2に
格納された国家座標系（平面直角座標系）表記による地
図データを配信する地図情報配信サーバ３２2と、画像
情報格納部３０3に格納された画像情報を配信する画像
情報配信サーバ３２3とが設けられている。また、重畳
情報は重畳情報データベース３１に蓄積されており、デ
ータベース管理システム（ＤＢＭＳ）３３により通信網
３４を介して重畳情報アクセス部３４に配信される。
【００１２】情報表示制御部２５からは、重畳情報が背
景に重ね合わされて表示された画像データが、アプリケ
ーション３５に出力される。ここでアプリケーション３
５とは、重畳情報が重ね合わされて表示された画像デー
タをさらに処理し、例えばユーザ側の端末に送信する、
アプリケーションプログラムなどのことをさす。もちろ
ん、情報表示制御部２５からの出力をそのまま表示装置
（ディスプレイ）の画面上に表示するようにしてもよ
い。
景に重ね合わされて表示された画像データが、アプリケ
ーション３５に出力される。ここでアプリケーション３
５とは、重畳情報が重ね合わされて表示された画像デー
タをさらに処理し、例えばユーザ側の端末に送信する、
アプリケーションプログラムなどのことをさす。もちろ
ん、情報表示制御部２５からの出力をそのまま表示装置
（ディスプレイ）の画面上に表示するようにしてもよ
い。
【００１３】また、背景情報の座標系が異なる場合に
は、重畳させる情報の座標値を変換するための座標変換
部２６と、座標変換をするために必要なデータを格納す
る座標変換データ管理部２７とを設ける（図示破線枠２
０の外側）。ただし、座標変換部２６と座標変換データ
管理部２７は必須のものではない。
は、重畳させる情報の座標値を変換するための座標変換
部２６と、座標変換をするために必要なデータを格納す
る座標変換データ管理部２７とを設ける（図示破線枠２
０の外側）。ただし、座標変換部２６と座標変換データ
管理部２７は必須のものではない。
【００１４】この情報重ね合わせ表示装置は、任意の背
景となる地図情報や画像情報の上に、関連する情報を重
畳して表示するために、情報表示制御部２５に背景情報
を表示する領域と同じ大きさの透明なレイヤを設定し、
そのレイヤ上に重畳情報を表示する。
景となる地図情報や画像情報の上に、関連する情報を重
畳して表示するために、情報表示制御部２５に背景情報
を表示する領域と同じ大きさの透明なレイヤを設定し、
そのレイヤ上に重畳情報を表示する。
【００１５】背景情報表示部２３は、地図情報や画像情
報を切り替えて表示することができ、それぞれの情報源
ごとの情報表示部２２1〜２２3から情報が入力される。
背景となる情報は、地図情報配信サーバ３２1，３２2や
画像情報配信サーバ３２3によって管理されていて、背
景情報表示部２５から情報表示要求が発生したときに、
対応する情報表示部２２1〜２２3に付属するサーバアク
セス部２１1〜２１3から通信網３４を介してサーバがア
クセスされ、地図情報配信サーバ３２1，３２2や画像情
報サーバ３２3から情報が取得され、背景情報表示部２
３へ情報が表示される。
報を切り替えて表示することができ、それぞれの情報源
ごとの情報表示部２２1〜２２3から情報が入力される。
背景となる情報は、地図情報配信サーバ３２1，３２2や
画像情報配信サーバ３２3によって管理されていて、背
景情報表示部２５から情報表示要求が発生したときに、
対応する情報表示部２２1〜２２3に付属するサーバアク
セス部２１1〜２１3から通信網３４を介してサーバがア
クセスされ、地図情報配信サーバ３２1，３２2や画像情
報サーバ３２3から情報が取得され、背景情報表示部２
３へ情報が表示される。
【００１６】情報表示制御部２５は、透明なレイヤの表
示位置とその大きさを、ディスプレイなどの物理的に出
力する装置の位置情報として、管理する。また背景情報
表示部２３に表示されている情報で利用している座標系
により四隅の座標値を取得し、透明なレイヤの四隅の位
置と対応付けて管理する。
示位置とその大きさを、ディスプレイなどの物理的に出
力する装置の位置情報として、管理する。また背景情報
表示部２３に表示されている情報で利用している座標系
により四隅の座標値を取得し、透明なレイヤの四隅の位
置と対応付けて管理する。
【００１７】背景情報の上に重畳して表示する重畳情報
は、重畳情報アクセス部２４から通信網３４を介し、重
畳情報を管理するデータベース管理システム３３によっ
て重畳情報データベース３１から検索される。検索され
た結果には、何らかの座標系による位置情報が含まれて
いる。現在表示されている背景情報で使われている座標
系と、返却された重畳情報で使われている座標系が同じ
かどうか判断し、座標系が異なる場合には、座標変換部
２６で座標変換に必要な情報を座標変換データ管理部２
７から取得し座標変換を行い、情報表示制御部２５でデ
ィスプレイ上の位置を求め、透明レイヤ上に表示する。
は、重畳情報アクセス部２４から通信網３４を介し、重
畳情報を管理するデータベース管理システム３３によっ
て重畳情報データベース３１から検索される。検索され
た結果には、何らかの座標系による位置情報が含まれて
いる。現在表示されている背景情報で使われている座標
系と、返却された重畳情報で使われている座標系が同じ
かどうか判断し、座標系が異なる場合には、座標変換部
２６で座標変換に必要な情報を座標変換データ管理部２
７から取得し座標変換を行い、情報表示制御部２５でデ
ィスプレイ上の位置を求め、透明レイヤ上に表示する。
【００１８】以下、この情報重ね合わせ表示装置につい
て、さらに詳しく説明する。ここでは、背景として表示
する情報として２種類の地図情報を想定し、地図情報配
信サーバ３２1では緯度・経度座標で管理された地図デ
ータを配信し、地図情報配信サーバ３２2では国家座標
系で管理された地図データを配信するものとする。図３
はこの場合の情報重ね合わせ表示装置の構成を示してい
る。２種類の地図情報のみを使用し、その他の画像情報
を使用しないので、図３に示す構成は、図２に示す構成
から、サーバアクセス部２１3、情報表示部２２3、画像
データ格納部３０3及び画像情報配信サーバ３２3を取り
除いた構成となっている。また重畳情報データベース３
１には、緯度・経度に対応付けられた情報が格納されて
いる場合を想定する。図４はこの場合の処理を示すフロ
ーチャートである。
て、さらに詳しく説明する。ここでは、背景として表示
する情報として２種類の地図情報を想定し、地図情報配
信サーバ３２1では緯度・経度座標で管理された地図デ
ータを配信し、地図情報配信サーバ３２2では国家座標
系で管理された地図データを配信するものとする。図３
はこの場合の情報重ね合わせ表示装置の構成を示してい
る。２種類の地図情報のみを使用し、その他の画像情報
を使用しないので、図３に示す構成は、図２に示す構成
から、サーバアクセス部２１3、情報表示部２２3、画像
データ格納部３０3及び画像情報配信サーバ３２3を取り
除いた構成となっている。また重畳情報データベース３
１には、緯度・経度に対応付けられた情報が格納されて
いる場合を想定する。図４はこの場合の処理を示すフロ
ーチャートである。
【００１９】処理が開始されると、まず、背景情報表示
エリアまたは透明レイヤの表示エリアが設定されている
かどうかを判断し（ステップ１０１）、表示エリアが設
定されているときはステップ１０４に移行し、表示エリ
アの設定が行われていない場合には、背景情報表示エリ
アのディスプレイにおける表示位置をディスプレイ表示
エリアの中に設定する（ステップ１０２）。背景情報表
示エリアの左上座標と右下座標をディスプレイ表示エリ
アの座標系で取得し、情報表示制御部で保持する。次
に、透明レイヤエリアを背景情報表示エリアとディスプ
レイ上における同じ大きさと同じ位置に設定し（ステッ
プ１０３）、ステップ１０４に移行する。ここで示す例
では、背景情報表示エリアの各点Ｉ，Ｊ，Ｋ，Ｌが透明
レイヤエリアの各点Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈに対応し、ディスプ
レイ上で重なるようにする。
エリアまたは透明レイヤの表示エリアが設定されている
かどうかを判断し（ステップ１０１）、表示エリアが設
定されているときはステップ１０４に移行し、表示エリ
アの設定が行われていない場合には、背景情報表示エリ
アのディスプレイにおける表示位置をディスプレイ表示
エリアの中に設定する（ステップ１０２）。背景情報表
示エリアの左上座標と右下座標をディスプレイ表示エリ
アの座標系で取得し、情報表示制御部で保持する。次
に、透明レイヤエリアを背景情報表示エリアとディスプ
レイ上における同じ大きさと同じ位置に設定し（ステッ
プ１０３）、ステップ１０４に移行する。ここで示す例
では、背景情報表示エリアの各点Ｉ，Ｊ，Ｋ，Ｌが透明
レイヤエリアの各点Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈに対応し、ディスプ
レイ上で重なるようにする。
【００２０】次に、ステップ１０４において、情報表示
制御部２５が背景情報の表示を要求する。ここでは、背
景情報として緯度・経度で管理された地図データを要求
するものとし、情報表示制御部２５は、サーバアクセス
部２１1を経由して、インターネットなどの通信網３４
に接続された地図情報配信サーバ３２1にアクセスす
る。すると、地図情報配信サーバ３２1から、緯度・経
度で管理された地図データが配信され（ステップ１０
５）、背景情報表示部２３に付属する情報表示部２２1
にその地図情報が表示される（ステップ１０６）。表示
が終了すると、背景情報表示部２３から情報表示制御部
２５に対して表示している背景情報の範囲が通知され
る。ここで示す例の場合は、背景情報表示エリアの点Ｉ
と点Ｋの緯度・経度が通知される。なお、各地図情報格
納部ごとの座標系は、背景情報表示部２３が管理してい
る。
制御部２５が背景情報の表示を要求する。ここでは、背
景情報として緯度・経度で管理された地図データを要求
するものとし、情報表示制御部２５は、サーバアクセス
部２１1を経由して、インターネットなどの通信網３４
に接続された地図情報配信サーバ３２1にアクセスす
る。すると、地図情報配信サーバ３２1から、緯度・経
度で管理された地図データが配信され（ステップ１０
５）、背景情報表示部２３に付属する情報表示部２２1
にその地図情報が表示される（ステップ１０６）。表示
が終了すると、背景情報表示部２３から情報表示制御部
２５に対して表示している背景情報の範囲が通知され
る。ここで示す例の場合は、背景情報表示エリアの点Ｉ
と点Ｋの緯度・経度が通知される。なお、各地図情報格
納部ごとの座標系は、背景情報表示部２３が管理してい
る。
【００２１】次に、重畳情報の検索を行わないかどうか
を判断する（ステップ１０８）。検索を行わない場合に
はステップ１１１に移行し、行う場合には、重畳情報の
検索要求を行い（ステップ１０９）、検索結果を情報表
示制御部２５に返してから（ステップ１１０）、ステッ
プ１１１に移行する。この例では、この段階では重畳情
報を一度も検索していないので、情報表示制御部２５
は、ステップ１０９において、重畳情報アクセス部２４
を経由して、通信網３４に接続された重畳情報データベ
ース３１を検索する。検索結果は、ステップ１１０にお
いて、情報表示制御部２５へ返却される。重畳情報を検
索する場合には、検索項目として緯度・経度などの位置
情報の項目を含めて検索する。重畳情報データベースご
との座標系に関する情報は、重畳情報アクセス部２４が
保持している。
を判断する（ステップ１０８）。検索を行わない場合に
はステップ１１１に移行し、行う場合には、重畳情報の
検索要求を行い（ステップ１０９）、検索結果を情報表
示制御部２５に返してから（ステップ１１０）、ステッ
プ１１１に移行する。この例では、この段階では重畳情
報を一度も検索していないので、情報表示制御部２５
は、ステップ１０９において、重畳情報アクセス部２４
を経由して、通信網３４に接続された重畳情報データベ
ース３１を検索する。検索結果は、ステップ１１０にお
いて、情報表示制御部２５へ返却される。重畳情報を検
索する場合には、検索項目として緯度・経度などの位置
情報の項目を含めて検索する。重畳情報データベースご
との座標系に関する情報は、重畳情報アクセス部２４が
保持している。
【００２２】次に、ステップ１１１において、返却され
た位置情報の座標系が、現在背景情報として表示されて
いる背景情報の座標系と同じかどうかを判定する。同じ
である場合にはステップ１１５に移行し、同じでない場
合には、背景情報の座標系へ変換するための情報を取得
し（ステップ１１２）、座標変換部２６において重畳情
報の座標値を変換し（ステップ１１３）、情報表示制御
部２５へ座標値を変換して（ステップ１１４）、ステッ
プ１１５に移行する。ここで説明している例では、背景
情報として緯度・経度で表現された地図情報を利用し、
重畳情報として格納されている位置情報も緯度・経度座
標で表されているものであるから、両者の座標系が同じ
ということになり、ステップ１１２〜１１４に示され
た、重畳情報に付与されている位置情報について座標変
換の処理は行われない。
た位置情報の座標系が、現在背景情報として表示されて
いる背景情報の座標系と同じかどうかを判定する。同じ
である場合にはステップ１１５に移行し、同じでない場
合には、背景情報の座標系へ変換するための情報を取得
し（ステップ１１２）、座標変換部２６において重畳情
報の座標値を変換し（ステップ１１３）、情報表示制御
部２５へ座標値を変換して（ステップ１１４）、ステッ
プ１１５に移行する。ここで説明している例では、背景
情報として緯度・経度で表現された地図情報を利用し、
重畳情報として格納されている位置情報も緯度・経度座
標で表されているものであるから、両者の座標系が同じ
ということになり、ステップ１１２〜１１４に示され
た、重畳情報に付与されている位置情報について座標変
換の処理は行われない。
【００２３】ステップ１１５では、返却された重畳情報
に付与されている位置情報をディスプレイ表示エリアの
座標値に変換する。上述のステップ１０７の段階で、点
Ｅと点Ｉ、点Ｇと点Ｋの座標値が対応付けられているた
め、線形に配分することで、重畳情報に付与されている
位置情報をディスプレイ表示エリアの座標系として算出
することができる。この算出された座標値を使ってディ
スプレイ上に重畳情報を示すアイコンなどを表示する。
に付与されている位置情報をディスプレイ表示エリアの
座標値に変換する。上述のステップ１０７の段階で、点
Ｅと点Ｉ、点Ｇと点Ｋの座標値が対応付けられているた
め、線形に配分することで、重畳情報に付与されている
位置情報をディスプレイ表示エリアの座標系として算出
することができる。この算出された座標値を使ってディ
スプレイ上に重畳情報を示すアイコンなどを表示する。
【００２４】次に、この状態で、背景情報として表示し
ている地図を国家座標系（平面直角座標系）によるもの
（地図データ格納部３０2に格納されているもの）に切
り替える場合について説明する。切り替える際には、ま
ず、背景情報表示部２３に表示している地図データを消
去する。その後、図４に示す処理と同様の流れの処理を
実行する。表示エリアの設定は既に済んでいるはずなの
で、ステップ１０４において背景情報表示要求を行う
と、サーバアクセス部２１2を経由して、インターネッ
トなどの通信網３４に接続された地図情報配信サーバ３
２2から、国家座標系で管理された地図データが配信さ
れてくる（ステップ１０５）。そして、背景情報表示部
２３に付属する情報表示部２２2において、その地図情
報が表示される（ステップ１０６）。表示が終了する
と、背景情報表示部２３から情報表示制御部２５に対し
て、表示している背景情報の範囲を通知する（ステップ
１０７）。今回は点Ｉと点Ｋの国家座標系の座標値を通
知する。
ている地図を国家座標系（平面直角座標系）によるもの
（地図データ格納部３０2に格納されているもの）に切
り替える場合について説明する。切り替える際には、ま
ず、背景情報表示部２３に表示している地図データを消
去する。その後、図４に示す処理と同様の流れの処理を
実行する。表示エリアの設定は既に済んでいるはずなの
で、ステップ１０４において背景情報表示要求を行う
と、サーバアクセス部２１2を経由して、インターネッ
トなどの通信網３４に接続された地図情報配信サーバ３
２2から、国家座標系で管理された地図データが配信さ
れてくる（ステップ１０５）。そして、背景情報表示部
２３に付属する情報表示部２２2において、その地図情
報が表示される（ステップ１０６）。表示が終了する
と、背景情報表示部２３から情報表示制御部２５に対し
て、表示している背景情報の範囲を通知する（ステップ
１０７）。今回は点Ｉと点Ｋの国家座標系の座標値を通
知する。
【００２５】前述の緯度・経度座標系による地図データ
を表示する際に重畳情報を既に検索し表示しているの
で、ステップ１０８からステップ１１１に直接移行す
る。ステップ１１１において、今回は、背景として利用
している地図が国家座標系で描かれていて、重畳情報の
座標系が緯度・経度座標系なので、座標系が異なること
になる。したがって、ステップ１１１からステップ１１
２に移行し、ステップ１１２では、緯度・経度座標系を
国家座標系に変換するために必要な情報を座標変換デー
タ管理部２７から取得する。図３には、座標変換データ
管理部２６に格納されるデータの一例も示されている。
緯度・経度座標系から国家座標系（平面直角座標系）に
変換するためには、国家座標系の基準点の緯度・経度座
標が必要になるので、基準点の緯度・経度を取得する。
座標変換部２６では、基準点の緯度・経度座標を利用し
て、重畳情報に付与されている緯度・経度座標系での座
標値を国家座標系での座標値へ変換して（ステップ１１
３）、情報表示制御部２５へ返却する（ステップ１１
４）。
を表示する際に重畳情報を既に検索し表示しているの
で、ステップ１０８からステップ１１１に直接移行す
る。ステップ１１１において、今回は、背景として利用
している地図が国家座標系で描かれていて、重畳情報の
座標系が緯度・経度座標系なので、座標系が異なること
になる。したがって、ステップ１１１からステップ１１
２に移行し、ステップ１１２では、緯度・経度座標系を
国家座標系に変換するために必要な情報を座標変換デー
タ管理部２７から取得する。図３には、座標変換データ
管理部２６に格納されるデータの一例も示されている。
緯度・経度座標系から国家座標系（平面直角座標系）に
変換するためには、国家座標系の基準点の緯度・経度座
標が必要になるので、基準点の緯度・経度を取得する。
座標変換部２６では、基準点の緯度・経度座標を利用し
て、重畳情報に付与されている緯度・経度座標系での座
標値を国家座標系での座標値へ変換して（ステップ１１
３）、情報表示制御部２５へ返却する（ステップ１１
４）。
【００２６】ステップ１１５において、情報表示制御部
２５は、ステップ１０７で通知された点Ｉと点Ｋの国家
座標系による座標値と、対応する点Ｅと点Ｇのディスプ
レイ上の表示位置から、ステップ１１４で返却された国
家座標系による座標値をディスプレイ上の位置に変換す
るため線形配分を行い、重畳情報のディスプレイ上にお
ける位置を算出する。この算出されたディスプレイ中の
位置を利用して重畳表示するアイコンなどを再表示す
る。
２５は、ステップ１０７で通知された点Ｉと点Ｋの国家
座標系による座標値と、対応する点Ｅと点Ｇのディスプ
レイ上の表示位置から、ステップ１１４で返却された国
家座標系による座標値をディスプレイ上の位置に変換す
るため線形配分を行い、重畳情報のディスプレイ上にお
ける位置を算出する。この算出されたディスプレイ中の
位置を利用して重畳表示するアイコンなどを再表示す
る。
【００２７】以上、本実施の形態の情報重ね合わせ表示
装置について説明したが、本発明の情報重ね合わせ表示
装置は、それを実現するための計算機プログラムを、サ
ーバコンピュータやパーソナルコンピュータなどの計算
機に読み込ませ、そのプログラムを実行させることによ
っても実現できる。上述した情報重ね合わせ表示を行う
ためのプログラムは、磁気テープやＣＤ−ＲＯＭなどの
記録媒体によって、計算機に読み込まれる。
装置について説明したが、本発明の情報重ね合わせ表示
装置は、それを実現するための計算機プログラムを、サ
ーバコンピュータやパーソナルコンピュータなどの計算
機に読み込ませ、そのプログラムを実行させることによ
っても実現できる。上述した情報重ね合わせ表示を行う
ためのプログラムは、磁気テープやＣＤ−ＲＯＭなどの
記録媒体によって、計算機に読み込まれる。
【００２８】計算機は、中央処理装置（ＣＰＵ）と、プ
ログラムやデータを格納するためのハードディスク装置
と、主メモリと、キーボードやマウスなどの入力装置
と、ＣＲＴなどの表示装置と、磁気テープやＣＤ−ＲＯ
Ｍ等の記録媒体を読み取る読み取り装置と、通信網に接
続するための通信インタフェースとから構成されてい
る。ハードディスク装置、主メモリ、入力装置、表示装
置、読み取り装置及び通信インタフェースは、内部バス
を介して中央処理装置に接続する。この計算機では、情
報重ね合わせ表示を行うためのプログラムを格納した記
録媒体を読み取り装置に装着し、記録媒体からプログラ
ムを読み出してハードディスク装置に格納し、ハードデ
ィスク装置に格納されたプログラムを中央処理装置が実
行することにより、上述した情報重ね合わせ表示が実行
されることになる。
ログラムやデータを格納するためのハードディスク装置
と、主メモリと、キーボードやマウスなどの入力装置
と、ＣＲＴなどの表示装置と、磁気テープやＣＤ−ＲＯ
Ｍ等の記録媒体を読み取る読み取り装置と、通信網に接
続するための通信インタフェースとから構成されてい
る。ハードディスク装置、主メモリ、入力装置、表示装
置、読み取り装置及び通信インタフェースは、内部バス
を介して中央処理装置に接続する。この計算機では、情
報重ね合わせ表示を行うためのプログラムを格納した記
録媒体を読み取り装置に装着し、記録媒体からプログラ
ムを読み出してハードディスク装置に格納し、ハードデ
ィスク装置に格納されたプログラムを中央処理装置が実
行することにより、上述した情報重ね合わせ表示が実行
されることになる。
【００２９】情報重ね合わせ表示を実現するためのプロ
グラムをコンピュータシステムに組み込んで、実行した
ときの表示画面例を図５及び図６に示す。図５に示す例
では、緯度・経度座標系で管理された地図を使って重畳
情報（ここでは店の種類をあらわすアイコン）を検索
し、検索した結果４件が該当したので、それらを地図上
に重畳して表示している。さらに地図部分の下の方に
は、アイコンとそのアイコンに対応する店の名称及び所
在地が、リスト形式で表示されている。一方、図６は、
図５とほぼ同じ表示範囲を有するが、国家座標系で管理
された地図を使って、その地図上に同じ４件の重畳情報
を表示している点で、図５に示したものと相違してい
る。
グラムをコンピュータシステムに組み込んで、実行した
ときの表示画面例を図５及び図６に示す。図５に示す例
では、緯度・経度座標系で管理された地図を使って重畳
情報（ここでは店の種類をあらわすアイコン）を検索
し、検索した結果４件が該当したので、それらを地図上
に重畳して表示している。さらに地図部分の下の方に
は、アイコンとそのアイコンに対応する店の名称及び所
在地が、リスト形式で表示されている。一方、図６は、
図５とほぼ同じ表示範囲を有するが、国家座標系で管理
された地図を使って、その地図上に同じ４件の重畳情報
を表示している点で、図５に示したものと相違してい
る。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、地図情報
や画像情報を背景情報としてその上に関連する情報を重
畳させて表示する際に、背景情報を切り替えても、重畳
情報の表示位置を簡単に修正することができるようにな
るという効果がある。具体的には、背景情報の上に同じ
大きさの透明レイヤをかぶせ、隅部（例えば左上及び右
下）の座標の対応付けと、線形配分をすることで、重畳
情報を簡単に表示することができる。
や画像情報を背景情報としてその上に関連する情報を重
畳させて表示する際に、背景情報を切り替えても、重畳
情報の表示位置を簡単に修正することができるようにな
るという効果がある。具体的には、背景情報の上に同じ
大きさの透明レイヤをかぶせ、隅部（例えば左上及び右
下）の座標の対応付けと、線形配分をすることで、重畳
情報を簡単に表示することができる。
【００３１】本発明の技術を利用することにより、背景
情報を提供する側は、各情報受給者に対しては表示され
ている背景情報の領域座標を通知するだけでよく、また
重畳情報を提供する側は、重畳情報に付与する位置情報
で利用している座標系の種類と位置情報を情報受給者へ
送信するだけで、情報受給者側で背景情報を切り替えて
いろいろな情報を見ることができるようになる。
情報を提供する側は、各情報受給者に対しては表示され
ている背景情報の領域座標を通知するだけでよく、また
重畳情報を提供する側は、重畳情報に付与する位置情報
で利用している座標系の種類と位置情報を情報受給者へ
送信するだけで、情報受給者側で背景情報を切り替えて
いろいろな情報を見ることができるようになる。
【図１】本発明による情報重ね合わせ表示方法と従来の
方法との相違点を説明する図である。
方法との相違点を説明する図である。
【図２】本発明の実施の一形態の情報重ね合わせ表示装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図３】本発明の別の実施の形態の情報重ね合わせ表示
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図４】図３に示す情報重ね合わせ表示装置での処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図５】緯度・経度座標系で管理された地図上に重畳情
報を重ね合わせて表示した例を示す図である。
報を重ね合わせて表示した例を示す図である。
【図６】国家座標系（平面直角座標系）で管理された地
図上に重畳情報を重ね合わせて表示した例を示す図であ
る。
図上に重畳情報を重ね合わせて表示した例を示す図であ
る。
１０，１０1〜１０3 背景情報
１１ 透明レイヤ
２１1〜２１3 サーバアクセス部
２２1〜２２3 情報表示部
２３ 背景情報表示部
２４ 重畳情報アクセス部
２５ 情報表示制御部
２６ 座標変換部
２７ 座標変換データ管理部
３０1，３０2 地図データ格納部
３０3 画像情報格納部
３１ 重畳情報データベース
３２1，３２2 地図情報配信サーバ
３２3 画像情報配信サーバ
３３ データベース管理システム（ＤＢＭＳ）
３４ 通信網
３５ ネットワーク
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｈ０４Ｎ 1/387 Ｇ０９Ｇ 5/36 ５２０Ｎ
(56)参考文献 特開 昭64−15873（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−31217（ＪＰ，Ａ)
特開2001−22772（ＪＰ，Ａ)
特開2001−351113（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G09G 5/377
G09G 5/36
G06F 3/14
G06T 1/00
G06T 3/00
G04N 1/387
Claims (6)
- 【請求項１】 コンピュータシステムによって情報を表
示する情報重ね合わせ表示方法であって、 背景となる情報を取得して表示する段階と、前記背景となる情報の表示エリアと同じ大きさと同じ位
置で透明レイヤを設定する段階と、 前記背景となる情報の上に重畳して表示する情報を取得
して前記透明レイヤ上に配置する段階と、 前記背景となる情報の上に前記透明レイヤを重ね合わせ
ることにより、前記重畳して表示する情報を前記背景と
なる情報に重ね合わせて表示する段階と、 前記背景となる情報を切り替えた場合には、前記透明レ
イヤ上での前記重畳して表示する情報の位置を修正する
段階と、 を有し、 前記重畳して表示する情報の前記透明レイヤにおける位
置は、表示された前記背景となる情報の領域座標に対し
て、前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座
標値を線形配分して定められ、 前記背景となる情報で使用する座標系と前記重畳して表
示する情報で使用する座標系が異なる場合には、前記背
景となる情報で使用する座標系に基づいて、前記重畳し
て表示する情報に付随する位置情報の座標値を変換する
ことにより、前記透明レイヤ上での前記重畳して表示す
る情報の位置が修正される、 情報重ね合わせ表示方法。 - 【請求項２】 前記背景となる情報は、通信網を介して
情報配信サーバから取得され、前記重畳して表示する情
報は、前記通信網を介して重畳情報データベースから取
得される、請求項１に記載の情報重ね合わせ表示方法。 - 【請求項３】 コンピュータシステムによって情報を表
示する情報重ね合わせ表示装置であって、 背景となる情報を取得する手段と、 取得した複数の前記背景となる情報を切り替えて表示す
ることができ、表示された前記背景となる情報の領域座
標を通知する情報表示手段と、 前記背景となる情報の上に重畳して表示する情報を取得
する手段と、前記背景となる情報の表示エリアと同じ大きさと同じ位
置で透明レイヤを設定し、 取得した前記重畳する情報を
前記背景となる情報と重ね合わせて表示する手段と、前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座標値
を、前記背景となる情報の座標系に基づいて変換する手
段と、 を備え、 前記重ね合わせて表示する手段は、前記重畳して表示す
る情報の前記透明レイヤにおける位置を、表示された前
記背景となる情報の領域座標に対して、前記重畳して表
示する情報に付随する位置情報の座標値を線形配分して
定める、 情報重ね合わせ表示装置。 - 【請求項４】 前記背景となる情報を取得する手段が、
通信網を介して情報配信サーバから前記背景となる情報
を取得し、前記重畳して表示する情報を取得する手段
が、前記通信網を介して重畳情報データベースから前記
重畳して表示する情報を取得する、請求項３に記載の情
報重ね合わせ表示装置。 - 【請求項５】 コンピュータシステムによって読取り可
能な記録媒体であって、 前記コンピュータシステムにより、 背景となる情報を取得する手段と、 取得した複数の前記背景となる情報を切り替えて表示す
ることができ、表示された前記背景となる情報の領域座
標を通知する情報表示手段と、 前記背景となる情報の上に重畳して表示する情報を取得
する手段と、前記背景となる情報の表示エリアと同じ大きさと同じ位
置で透明レイヤを設定し、前記重畳して表示する情報の
前記透明レイヤにおける位置が、表示された前記背景と
なる情報の領域座標に対して、前記重畳して表示する情
報に付随する位置情報の座標値を線形配分して定められ
るように、 前記取得した前記重畳して表示する情報を前
記背景となる情報と重ね合わせて表示する手段と、 前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座標値
を、前記背景となる情報の座標系に基づいて変換する手
段と、 を備える情報重ね合わせ表示装置を実現するためのプロ
グラムを格納した記録媒体。 - 【請求項６】 コンピュータシステムによって読取り可
能な記録媒体であって、 前記コンピュータシステムにより、 前記コンピュータシステムが接続した通信網を介して情
報配信サーバから背景となる情報を取得する手段と、 取得した複数の前記背景となる情報を切り替えて表示す
ることができ、表示された前記背景となる情報の領域座
標を通知する情報表示手段と、 前記背景となる情報の上に重畳して表示する情報を前記
通信網を介して重畳情報データベースから取得する手段
と、 前記背景となる情報の表示エリアと同じ大きさと同じ位
置で透明レイヤを設定し、前記重畳して表示する情報の
前記透明レイヤにおける位置が、表示された前記背景と
なる情報の領域座標に対して、前記重畳して表示する情
報に付随する位置情報の座標値を線形配分して定められ
るように、前記取得した前記重畳して表示する情報を前
記背景となる情報と重ね合わせて表示する手段と、 前記重畳して表示する情報に付随する位置情報の座標値
を、前記背景となる情報の座標系に基づいて変換する手
段と、 を備える情報重ね合わせ表示装置を実現するためのプロ
グラムを格納した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000207215A JP3476752B2 (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 情報重ね合わせ表示方法及び装置並びにそのプログラムを格納した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000207215A JP3476752B2 (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 情報重ね合わせ表示方法及び装置並びにそのプログラムを格納した記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002023734A JP2002023734A (ja) | 2002-01-25 |
| JP3476752B2 true JP3476752B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=18704014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000207215A Expired - Lifetime JP3476752B2 (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 情報重ね合わせ表示方法及び装置並びにそのプログラムを格納した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3476752B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6394069B2 (ja) * | 2014-05-26 | 2018-09-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 文書処理装置及び文書処理プログラム |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000207215A patent/JP3476752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002023734A (ja) | 2002-01-25 |
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