JP3847121B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和装置に関するものであり、詳しくは、熱交換器の冷媒流通路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和装置aは、図4に示すように、縦長の直方体形に形成した装置本体1内に、送風機2と熱交換器3とを配置したものである。
装置本体1のフロントパネル4には、これの下部に本体吸込み口4aが、また、上部に本体吹出し口4bが形成されている。
【0003】
送風機2は、例えばシロッコファン2aを取り付けられかつリアパネル6に固着されたモータ2bをケーシング2cに内蔵したものであり、フロントパネル4の本体吸込み口4aに対向するように、装置本体1の底壁5上であってリアパネル6に当接させて配置している。
上記ケーシング2cの本体吸込み口4aに対向する側面には、ケーシング吸込み口2c′が、また、上面にはケーシング吹出し口2c″が形成されている。
【0004】
熱交換器3は、下部を装置本体1のフロントパネル4に、また、上部をリアパネル6に近接させた傾斜姿勢にして、上記送風機2の上側に配置されている。すなわち、本体吸込み口4aから、本体吹出し口4bに向かう通風経路の上流側から下流側に向けて、送風機2,熱交換器3の順に配列されている。
【0005】
この熱交換器3は、図5に示すように、円管等を所定の長さ毎に曲折することにより多段に構成した上側の冷媒流通路3aと、同様にして多段に構成した下側の冷媒流通路3bとからなるとともに、それら上,下側の冷媒流通路3a,3bの各流入口3a′,3b′に、冷媒を上,下側冷媒流通路3a,3bに分流させるための分岐管7を連結してなるものである。
【0006】
上記の空気調和装置aの動作は、次の通りである。
モータ2bによりシロッコファン2aが駆動されると、室内空気が本体吸込み口4aを介してケーシング吸込み口2c′に吸い込まれた後、ケーシング吹出し口2c″から送出される。
ケーシング吹出し口2c″から送出された空気は、熱交換器3を通過することにより冷媒との熱交換が行なわれた後、本体吹出し口4bから室内へ吹き出される。
【0007】
ところで、熱交換器3の下部と上部との間を(イ),(ロ),(ハ),(ニ)で示す4区間に均分した場合、その熱交換器3を通過する空気の風速は、各区間(イ),(ロ),(ハ),(ニ)によって異なっている。
すなわち、図6に示すように、フロントパネル4側の区間(イ)からリアパネル6側の区間(ニ)に向けて次第に風速が速くなっており、当該熱交換器3を通過する空気の流速は全区間で均一ではない。
【0008】
そこで、上記熱交換器3は、図5に示すように、比較的風速が速い上半部側(リアパネル6側)に配置されている冷媒流通路3aの流通路長を短く(段数を少なく)し、逆に、比較的風速が遅い下半部側に配置されている冷媒流通路3bの流通路長を長く(段数を多く)することにより、両流通路における熱交換量が互いに等しくなるようにしている。
【0009】
冷媒流通路3aと冷媒流通路3bとの流通路長を異ならせた上記の熱交換器3とは別に、図7に示すように、上半部,下半部側の冷媒流通路8a,8bを互いに同じ流通路長(段数)にした熱交換器8が提案されている。
【0010】
上半部側,下半部側の冷媒流通路8a,8bには、各別に冷媒供給路9a,9bが連結されており、それら冷媒供給路9a,9bには、互いに長さ(又は内径)の異なる毛細管9a′,9b′がそれぞれ設置されている。
【0011】
すなわち、リアパネル6に近い上部側の風速が速いので、冷媒通路8aを流れる冷媒の流量を多くし、また、フロントパネル4に近い下部側の風速が遅いので、冷媒流通路8bを流れる冷媒の流量を少なくするために、互いに長さ(又は内径)の異なる上記毛細管9a′,9b′を各冷媒供給路9a,9bに設置して、両流通路の熱交換量が互いに等しくなるようにしている。
【0012】
次に、従来の空気調和装置の他例を図8に、また、その空気調和装置に用いられる熱交換器を図9に示す。なお、図8において、前記図4,7において説明したものと同等のものについては同一の符号を付して説明を省略する。
【0013】
図8に示す空気調和装置a′のリアパネル6には、このリアパネル6の内壁面に沿って流れる空気を熱交換器8側に偏向させるための偏向手段10が配設されており、その偏向手段10により風速分布を均一にして、下記の熱交換器11の上,下半部側の冷媒流通路11a,11bにおける互いの熱交換量が等しくなるようにしたものである。
【0014】
熱交換器11は、上半部,下半部側の冷媒流通路11a,11bを互いに同じ流通路長(段数)にしたものであり、各冷媒流通路11a,11bの流入口11a′,11b′には、分岐管7を介して単一の冷媒送給管(図示しない)が接続されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各従来の熱交換器では次のような欠点がある。
図5に示す熱交換器3では、下部側に形成した冷媒流通路3bの流通路長が、上部側に形成した冷媒流通路3aのものに比較して極端に長くなり、冷房サイクルにおいて、冷媒が冷媒流通管内を流れる時に生じる圧力損失と、暖房サイクルにおいて、冷媒が冷媒流通管内を流れる時に生じる圧力損失とが異なることになるために、熱交換のバランスが悪い。
【0016】
また、上部に形成した冷媒流通路3aに流れる冷媒の通過量が多く、下部に形成した冷媒流通路3bに流れる冷媒の通過量が少なくなるために効率が低下するという欠点もある。
【0017】
図7に示す熱交換器8では、上下の冷媒流通路8a,8bを流れる冷媒の流通量を毛細管9a′,9b′の長さ(又は内径)により調整しているため、上記の熱交換器3の場合と同じく、それぞれ冷媒流通路8a,8bを流れる冷媒の流通が異なり、このために効率が低下する。
【0018】
また、上下の冷媒流通路8a,8bに分流するための毛細管の長さ(内径)が異なるため、それぞれの毛細管9a′,9b′についての管理が必要になる。具体的には、両毛細管9a′,9b′の長さが同じで内径が異なる場合等、外観上の判別が容易ではなく、部品の管理や取付け時の間違いを生じさせやすい。
【0019】
図8に示す空気調和装置では、リアパネル6の内壁面に偏向させる偏向手段10を設けることにより風速分布を改善させているが、風を偏向させているために風路圧力損失が大きくなるばかりでなく、騒音も大きくなるという欠点がある。
【0020】
そこで本発明は、通風経路上の風速が均一でないときにも、冷媒流通路毎の熱交換量を互いに等しくすることができるとともに、冷房サイクルと暖房サイクルでの熱交換バランスの向上を図ることができる空気調和装置の提供を目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は次の構成を有する。すなわち、本発明は、装置本体に形成した本体吸込み口から本体吹出し口に向かう通風経路上に、熱交換器を配置した空気調和装置において、上記熱交換器は、これを通過する風速の遅い低速区間、風速の速い高速区間及びそれら両風速の中間の中速区間に互いに独立して形成されてなる冷媒流通路と、上記低速区間の冷媒流通路の流出口と高速区間の冷媒流通路の流入口との間に、その低速区間の冷媒流通路から流出した冷媒を高速区間の冷媒流通路に流入させるため配設されたバイパス流通路と、上記低速区間の冷媒流通路と上記中速区間の冷媒流通路の各流入口に、それぞれ別の冷媒送給路を連結させ、それら各冷媒送給路に流れる冷媒の流量を制限するために設けられた毛細管とを備え、上記低速区間の冷媒流通路と上記高速区間の冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、上記中速区間の冷媒流通路の流通路長とを等しくすることを特徴としている。
【0022】
上記装置本体の本体吸込み口から本体吹出し口に向かう通風経路上に配置した熱交換器を通過する空気の風速は一定ではない。そこで、上記の構成により、低、高速区間の冷媒流通路における熱交換量と中速区間の冷媒流通路における熱交換量とがほぼ等しくなるようにしている。これにより、各冷媒流通路における熱交換量のバランスをとることができるとともに、熱交換器全体の熱交換量を向上させることができる。また、各冷媒流通路の圧力損失は冷房サイクル及び暖房サイクルで大きな差が生じないため、バランスの低下を招くことがなく、熱交換機全体の熱交換量を減少させることがなくなる。さらに、各冷媒送給路に、これらを流れる冷媒の流量を制限するための互いに同じ毛細管を設けているところ、部品の管理や取付け時の間違いを防止することができる。
【0023】
また、本発明は、装置本体のフロントパネルの下部に形成した本体吸込み口から、そのフロントパネルの上部に形成した本体吹出し口に向かう通風経路の上流側から下流側に向けて、リアパネル側に偏らせて配置された送風機と、下部をフロントパネルに近接させかつ上部をリアパネルに近接させた傾斜姿勢の熱交換器とを順に配列した空気調和装置において、上記熱交換機は、フロントパネル側からリアパネル側に向けて順に配設形成してなる下部冷媒流通路、中間部冷媒流通路及び上部冷媒流通路と、上記下部冷媒流通路と上記中間部冷媒流通路の各流入口に、冷媒を分流するために連結され、単一の冷媒送給管を接続する分岐管と、上記下部冷媒流通路の流出口と、上記上部冷媒流通路の流入口との間に、下部冷媒流通路から流出した冷媒を上部冷媒流通路に流入させるために配設されたバイパス流通路とを備え、上記下部冷媒流通路と上記上部冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、上記中間部冷媒流通路の流通路長とをほぼ等しくする構成にすることができる。
【0024】
装置本体のフロントパネル側に本体吸込み口を形成するとともに、その装置本体のリアパネル側に送風機を偏らせて配置したことにより、熱交換器を通過する空気の風速は、その熱交換器のフロントパネル側(下部側)からリアパネル側(上部側)に向けて次第に増加したものとなる。そこで、上記の構成により、上部、下部冷媒流通路における熱交換量と中間部冷媒流通路における熱交換量とがほぼ等しくなる。これにより、上部、下部冷媒流通路と、これらの間に配設されている中間部冷媒流通路における熱交換量のバランスをとることができるとともに、熱交換器全体の熱交換量を向上させることができるまた、各冷媒流通路の圧力損失は冷房サイクル及び暖房サイクルで大きな差が生じないため、バランスの低下を招くことがなく、熱交換機全体の熱交換量を減少させることがなくなる。
【0025】
さらに、本発明は、装置本体のフロントパネルの下部に形成した本体吸込み口から、そのフロントパネルの上部に形成した本体吹出し口に向かう通風経路の上流側から下流側に向けて、リアパネル側に偏らせて配置された送風機と、下部をフロントパネルに近接させかつ上部をリアパネルに近接させた傾斜姿勢の熱交換機とを順に配列した空気調和装置において、上記熱交換機は、フロントパネル側からリアパネル側に向けて順に配設形成してなる下部冷媒流通路、中間部冷媒流通路及び上部冷媒流通路と、上記下部冷媒流通路の流出口と、上記上部冷媒流通路の流入口との間に、該下部冷媒流通路から流出した冷媒を該上部冷媒流通路に流入させるために配設されたバイパス流通路と、上記下部冷媒流通路と上記中間部冷媒流通路の各流入口に、それぞれ別の冷媒送給路を連結させ、それら各冷媒送給路に流れる冷媒の流量を制限するために設けられた毛細管とを備え、上記下部冷媒流通路と上記上部冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、上記中間部冷媒流通路の流通路長とを等しくすることを特徴としている。
【0026】
上記の構成により、上部、下部冷媒流通路における熱交換量と中間部冷媒流通路における熱交換量とがほぼ等しくなる。これにより、上部、下部冷媒流通路と、これらの間に配設されている中間部冷媒流通路における熱交換量のバランスをとることができるとともに、熱交換器全体の熱交換量を向上させることができる。また、各冷媒流通路の圧力損失は冷房サイクル及び暖房サイクルで大きな差が生じないため、バランスの低下を招くことがなく、熱交換機全体の熱交換量を減少させることがなくなる。さらに、各冷媒送給路に、これらを流れる冷媒の流量を制限するための互いに同じ毛細管を設けているところ、部品の管理や取付け時の間違いを防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置の断面図、図2は、その空気調和装置に組み込んだ一例に係る熱交換器の拡大図である。
【0029】
一実施形態に係る空気調和装置a′は、熱交換器Aの構成を除き、前記図4において説明した空気調和装置aとほぼ同様の構成からなるものである。従って、図4において説明したものと同等のものについては、同一の符号を付して説明を省略し、以下には熱交換器Aを主として説明する。
【0030】
一例に係る熱交換器Aは、前述した装置本体1のフロントパネル4の下部に形成した本体吸込み口4aから、当該装置本体1のフロントパネル4の上部に形成した本体吹出し口4bに向かう送風経路上に、上部をリアパネル6に近接させかつ下部をフロントパネル4に近接させた傾斜姿勢にして配設されており、その詳細な構成は次の通りである。
【0031】
12…は縦長の複数枚の平板フィンであり、それらは、互いの間を気流が通過しかつ伝熱がなされるように所定の間隔をおいて平行に垂設されている。
この平板フィン12…間には、冷媒を流通させ、かつ、その冷媒の持つ熱量が平板フィン12…に伝導されるようにして、互いに独立して形成された円管等からなる下部冷媒流通路13,中間部冷媒流通路14及び上部冷媒流通路15がそれぞれ多段にして配管されている。
【0032】
下部冷媒流通路13,中間部冷媒流通路14及び上部冷媒流通路15は、上記平板フィン12…の下部から上部に向けて順に配置されている。
具体的には、比較的風速が遅い区間(イ)(以下、低速区間ともいう)に下部冷媒流通路13、比較的風速が速い区間(ニ)(以下、高速区間ともいう)に上部冷媒流通路15、また、それらの間の中速な区間(ロ),(ハ)(以下、中速区間ともいう)内に中間部冷媒流通路14が互いに独立して配置されている。
【0033】
下部冷媒流通路13は、前後2列にし、かつ前列の通路部分13′と後列の通路部分13″とが互い違いにしてほぼ11段にして配列されており、これの最上段の後列のものに冷媒の流入口13aが、また、同じく後列の上から3段目の通路部分13″に流出口13bが形成されている。
【0034】
中間部冷媒流通路14は、下部冷媒流通路13と同様にして、前後2列にし、かつ前列の通路部分14′と後列の通路部分14″とが互い違いにしてほぼ24段にして配列されており、これの後列の最下段の通路部分14″に冷媒の流入口14aが、また、同じく後列の下から段目の通路部分14″に流出口14bが形成されている。
【0035】
下部冷媒流通路13と中間部冷媒流通路14の上記各流入口13a,14aには分岐管16が連結されており、また、その分岐管16には、単一の冷媒送給路17が接続されている。すなわち、冷媒送給路17を通じて送給された冷媒は、分岐管17を介し、下部冷媒流通路13と中間部冷媒流通路14とに分流されて供給されるようになっている。
【0036】
上部冷媒流通路15は、上記下部,中間部冷媒流通路13,14と同様にして、前後2列にし、かつ前列の通路部分15′と後列の通路部分15″とが互い違いにしてほぼ12段にして配列されており、これの前列の最下段の通路部分15′に冷媒の流入口15aが、また、後列の通路部分15″の最下段のものに流出口15bが形成されている。
【0037】
下部冷媒流通路13の流出口13bと、上部冷媒流通路15の流入口15aとの間には、その下部冷媒流通路13から流出する冷媒を上部冷媒流通路15に導くバイパス流通路18が配設されている。
【0038】
本実施形態においては、上記下部冷媒流通路13と上部冷媒流通路15とを合わせた合計の総通路長(段数)と、中間部冷媒流通路14の通路長(段数)とを、ほぼ一致させている。
なお、上記下部冷媒流通路13と上部冷媒流通路15とを合わせた合計の総通路長(段数)と、中間部冷媒流通路14の通路長(段数)とを、完全に一致させた構成にしてもよい。
【0039】
次に、上記熱交換器Aを用いた空気調和装置a′の動作について説明する。
モータ2bによりシロッコファン2aが駆動されると、室内空気が本体吸込み口4aを介してケーシング吸込口2c′に吸い込まれる。
吸い込まれた空気はシロッコファン2aによりケーシング吹出し口2c″から送出された後、熱交換器Aを通過することにより冷媒と熱交換された後、本体吹出し口4bから室内へ吹き出される。
【0040】
この場合、前述したように、熱交換器Aを通過する風速は、前記図6に示すように区間(イ),(ロ),(ハ),(ニ)によって異なり、リアパネル6側、すなわち熱交換器4の上部側が速く、熱交換器Aのフロントパネル側(下部側)では遅くなっている。
【0041】
この風速のバラツキが各部の熱交換量分布に比例するものと仮定すると、熱交換器Aの上部側と下部側とでは、熱交換量が区間(ニ)+(ハ)>(ロ)+(イ)となり、明らかにバランスが悪い。
そこで、本実施形態では、熱交換器Aに流入した冷媒を分岐管16により上下二方向に分流させた後、上方向へ流れる冷媒は該熱交換器Aの中間において中間部冷媒流通路14を流通させる。
また、下方向へ流れる冷媒は該熱交換器Aの下部において下部冷媒流通路13を流通させた後、バイパス流通路18を通じて上部冷媒流通路15に流通させるようにしている。
【0042】
このようにして、分岐管16により下方向へ流れる冷媒は、下部冷媒流通路13において、すなわち風速の遅い低速区間(イ)において熱交換し、その後、バイパス流通路18を通じて上部冷媒流通路15において、すなわち風速の速い高速区間(ニ)において熱交換する。
また、分岐管16により上方向へ流れる冷媒は、中間部冷媒流通路14において、すなわち、該熱交換器Aの上部と下部の風速の中程度の風速部分である中速区間(ロ)と(ハ)において熱交換するようになっている。
【0043】
上記各冷媒流通路における熱交換量を、図6の風速分布を勘案して等式化すると、
(中速区間(ロ)における熱交換量)+(中速区間(ハ)における熱交換量)
≒(低速区間(イ)における熱交換量)+(高速区間(ニ)における熱交換量)
となる。
すなわち、中間冷媒流通路14における熱交換量と、下部冷媒流通路13と上部冷媒流通路15における合計の熱交換量はほぼ等しくなる。これにより、熱交換量のバランスをとることができ、熱交換器A全体の熱交換量を向上させることができる。
また、中間冷媒流通路14と、下部冷媒流通路13と上部冷媒流通路15における合計の流通路長(段数)がほぼ等しいので、それぞれの冷媒流通路の圧力損失は冷房サイクル又は暖房サイクルの違いによって大きな差が生じない。このためバランスが悪くなることはなく、冷房運転のみならず暖房運転においても熱交換器A全体の熱交換量を減少させることがない。
【0044】
次に、他例に係る熱交換器A′について、図3を参照して説明する。なお、図2において説明したものと同等のものについては、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0045】
熱交換器A′は、前述した装置本体1のフロントパネル4の下部に形成した本体吸込み口4aから、当該装置本体1のフロントパネル4の上部に形成した本体吹出し口4bに向かう送風経路上に、上部をリアパネル6に近接させかつ下部をフロントパネル4に近接させた傾斜姿勢にして配設されており、その詳細な構成は次の通りである。
【0046】
19…は縦長の複数枚の平板フィンであり、それらは、互いの間を気流が通過しかつ伝熱がなされるように所定の間隔をおいて平行に垂設されている。
この平板フィン19…間には、冷媒を流通させ、かつ、その冷媒の持つ熱量が平板フィン19…に伝導されるようにして、互いに独立して形成された円管等からなる下部冷媒流通路20,中間部冷媒流通路21及び上部冷媒流通路22がそれぞれ多段にして配管されている。
【0047】
下部冷媒流通路20,中間部冷媒流通路21及び上部冷媒流通路22は、上記平板フィン19…の下部から上部に向けて順に配置されている。具体的には、低速区間(イ)内に下部冷媒流通路20、中速区間(ロ),(ハ)内に中間部冷媒流通路21、また、高速区間(ニ)に上部冷媒流通路22がそれぞれ対応して配置されている。
【0048】
下部冷媒流通路20は、前後2列にし、かつ前列の通路部分20′と後列の通路部分20″とが互い違いにして12段にして配列されており、これの前列の最上段のものに冷媒の流入口20aが、また、後列の最上段のものに流出口20bが形成されている。
【0049】
下部冷媒流通路20の上記流入口20aには冷媒送給路23が接続されており、その冷媒送給路23を通じて送給された冷媒は、下部冷媒流通路20のみに供給されるようになっている。
下部冷媒流通路20には毛細管26が接続されており、その下部冷媒流通路20を流れる冷媒の流量をコントロールできるようにしている。
【0050】
中間部冷媒流通路21は、下部冷媒流通路20と同様にして、前後2列にし、かつ前列の通路部分21′と後列の通路部分21″とが互い違いにして24段にして配列されており、これの前列の最下段のものに冷媒の流入口21aが、また、同じく後列の最下段のものに流出口21bが形成されている。
【0051】
中間部冷媒流通路21の上記各流入口21aには冷媒送給路24が接続されており、その冷媒送給路24を通じて送給された冷媒は、中間部冷媒流通路21のみに供給されるようになっている。
冷媒送給路24には、上記のものと同じ毛細管26が接続されており、その冷媒送給路24を流れる冷媒の流量をコントロールできるようにしている。すなわち、冷媒送給路23,24には、長さ及び内径が同じ毛細管26が接続されている。
【0052】
上部冷媒流通路22は、上記下部,中間部冷媒流通路20,21と同様にして、前後2列にし、かつ前列の通路部分22′と後列の通路部分22″とが互い違いにして12段にして配列されており、これの前列の最下段のものに冷媒の流入口22aが、また、後列の最下段のものに流出口22bが形成されている。
【0053】
下部冷媒流通路20の流出口20bと、上部冷媒流通路22の流入口22aとの間には、その下部冷媒流通路20から流出する冷媒を上部冷媒流通路22に導くバイパス流通路25が配設されている。
【0054】
この熱交換器A′においては、上記下部冷媒流通路20と上部冷媒流通路22とを合わせた合計の総通路長(段数)と、中間部冷媒流通路21の通路長(段数)とを完全に一致させている。
従って、各冷媒流通路における熱交換量は前述したように等しくなるので、各冷媒送給路に、長さと内径とが同じ毛細管を配設することできることになり、部品の管理や取付け時の間違いを防止できる。
【0055】
なお、本発明は前述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
上記においては、熱交換器を、下部冷媒流通路,中間部冷媒流通路及び上部冷媒流通路を、フロントパネル側からリアパネル側に向けて順に配設形成してなるとともに、下部冷媒流通路の流出口と、上部冷媒流通路の流入口との間に、下部冷媒流通路から流出した冷媒を上部冷媒流通路に流入させるためのバイパス流通路を配設した構成のものを例示した。
しかし、本発明は、上記例示したものに限られず、要するに、熱交換器としては、これを通過する風速の速い高速区間、風速の遅い低速区間及びそれら両風速の中間の中速区間にそれぞれ冷媒流通路が互いに独立して形成されてなるとともに、上記低速区間の冷媒流通路の流出口と高速区間の冷媒流通路の流入口との間に、その低速区間の冷媒流通路から流出した冷媒を高速区間の冷媒流通路に流入させるためのバイパス流通路を配設した構成になっていればよい。
【0056】
【発明の効果】
請求項1〜記載の発明によれば、熱交換器は、これを通過する風速分布に従い、風速の速い高速区間、風速の遅い低速区間及びそれら両風速の間の中速区間に対応した冷媒流通路が互いに独立して形成されてなるとともに、低速区間に対応した冷媒流通路から流出した冷媒を高速区間に対応した冷媒流通路に流入させるためのバイパス流通路を配設しているので、低、高速区間の冷媒流通路における熱交換量と中速区間の冷媒流通路における熱交換量とがほぼ等しくなる。これにより、各冷媒流通路における熱交換量のバランスをとることができるとともに、熱交換器全体の熱交換量を向上させることができる。
【0057】
請求項1〜記載の発明で得られる共通の効果に加え、各請求項記載の発明によれば次の効果を得ることができる。請求項の発明によれば、下部冷媒流通路と上部冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、中間部冷媒流通路の流通路長とを等しくしているので、上部、下部冷媒流通路と、これらの間に配設されている中間部冷媒流通路における熱交換量のバランスをより正確にとることができるまた、各冷媒流通路の圧力損失は冷房サイクル及び暖房サイクルで大きな差が生じないため、バランスの低下を招くことがなく、熱交換機全体の熱交換量を減少させることがなくなる。さらに、下部冷媒流通路と中間部冷媒流通路の各流入口に、それぞれ別の冷媒送給路が連結されており、それら各冷媒送給路に、これらを流れる冷媒の流量を制限するための互いに同じ毛細管を設けているので、部品の管理や取付け時の間違いを防止することが可能になる。
【0058】
請求項の発明によれば、風速が比較的遅い下部側に下部冷媒流通路を、風速が比較的早い上部側に上部冷媒流通路を形成するとともに、それら両冷媒流通路間に中間冷媒流通路を形成し、また、下部冷媒流通路と上部冷媒流通路とをバイパス路で連結することにより、それら各冷媒流通路における熱交換量と中間部冷媒流通路における熱交換量とがほぼ等しくなる。これにより、上部、下部冷媒流通路と、これらの間に配設されている中間部冷媒流通路における熱交換量のバランスをとることができるとともに、熱交換器全体の熱交換量を向上させることが可能になる。また、下部冷媒流通路と上部冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、中間部冷媒流通路の流通路長とをほぼ等しくしているので、上部、下部冷媒流通路と、これらの間に配設されている中間部冷媒流通路における熱交換量のバランスをより正確にとることが可能になる。さらに、各冷媒流通路の圧力損失は冷房サイクル及び暖房サイクルで大きな差が生じないため、バランスの低下を招くことがなく、熱交換機全体の熱交換量を減少させることがなくなる。
【0059】
請求項3の発明によれば、風速が比較的遅い下部側に下部冷媒流通路を、風速が比較的早い上部側に上部冷媒流通路を形成するとともに、それら両冷媒流通路間に中間冷媒流通路を形成し、また、下部冷媒流通路と上部冷媒流通路とをバイパス路で連結することにより、それら各冷媒流通路における熱交換量と中間部冷媒流通路における熱交換量とがほぼ等しくなる。これにより、上部、下部冷媒流通路と、これらの間に配設されている中間部冷媒流通路における熱交換量のバランスをとることができるとともに、熱交換器全体の熱交換量を向上させることが可能になる。また、下部冷媒流通路と上部冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、中間部冷媒流通路の流通路長とを等しくしているので、上部、下部冷媒流通路と、これらの間に配設されている中間部冷媒流通路における熱交換量のバランスをより正確にとることが可能になる。さらに、各冷媒流通路の圧力損失は冷房サイクル及び暖房サイクルで大きな差が生じないため、バランスの低下を招くことがなく、熱交換機全体の熱交換量を減少させることがなくなる。加えて、下部冷媒流通路と中間部冷媒流通路の各流入口に、それぞれ別の冷媒送給路が連結されており、それら各冷媒送給路に、これらを流れる冷媒の流量を制限するための互いに同じ毛細管を設けているので、部品の管理や取付け時の間違いを防止することが可能になる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気調和装置の断面図である。
【図2】同上の空気調和装置に組み込んだ一例に係る熱交換器の拡大図である。
【図3】他例に係る熱交換器の拡大図である。
【図4】従来の熱交換器の一例を用いた空気調和装置の全体断面図である。
【図5】同上の熱交換器の拡大図である。
【図6】送風機から送出される風速の分布状態を示す図である。
【図7】従来の熱交換器の他例を示す拡大図である。
【図8】従来の熱交換器のさらに他例を用いた空気調和装置の全体断面図である。
【図9】同上の熱交換器の拡大図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置本体(装置本体)
4 フロントパネル
4a 本体吸込み口
4b 本体吹出し口
13,20 下部冷媒流通路(冷媒流通路)
14,21 中間部冷媒流通路(冷媒流通路)
15,22 上部冷媒流通路(冷媒流通路)
16 分岐管
17,23,24 冷媒送給路
18,25 バイパス流通路
26 毛細管
A,A′ 熱交換器
a,a′ 空気調和装置
(イ) 低速区間
(ロ),(ハ) 中速区間
(ニ) 高速区間

Claims (3)

  1. 装置本体に形成した本体吸込み口から本体吹出し口に向かう通風経路上に、熱交換器を配置した空気調和装置において、
    上記熱交換器は、これを通過する風速の遅い低速区間、風速の速い高速区間及びそれら両風速の中間の中速区間に互いに独立して形成されてなる冷媒流通路と、
    上記低速区間の冷媒流通路の流出口と高速区間の冷媒流通路の流入口との間に、その低速区間の冷媒流通路から流出した冷媒を高速区間の冷媒流通路に流入させるため配設されたバイパス流通路と、
    上記低速区間の冷媒流通路と上記中速区間の冷媒流通路の各流入口に、それぞれ別の冷媒送給路を連結させ、それら各冷媒送給路に流れる冷媒の流量を制限するために設けられた毛細管とを備え、
    上記低速区間の冷媒流通路と上記高速区間の冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、上記中速区間の冷媒流通路の流通路長とを等しくすることを特徴とする空気調和装置。
  2. 装置本体のフロントパネルの下部に形成した本体吸込み口から、そのフロントパネルの上部に形成した本体吹出し口に向かう通風経路の上流側から下流側に向けて、リアパネル側に偏らせて配置された送風機と、下部をフロントパネルに近接させかつ上部をリアパネルに近接させた傾斜姿勢の熱交換器とを順に配列した空気調和装置において、
    上記熱交換機は、フロントパネル側からリアパネル側に向けて順に配設形成してなる下部冷媒流通路、中間部冷媒流通路及び上部冷媒流通路と、
    上記下部冷媒流通路と上記中間部冷媒流通路の各流入口に、冷媒を分流するために連結され、単一の冷媒送給管を接続する分岐管と、
    上記下部冷媒流通路の流出口と、上記上部冷媒流通路の流入口との間に、下部冷媒流通路から流出した冷媒を上部冷媒流通路に流入させるために配設されたバイパス流通路とを備え、
    上記下部冷媒流通路と上記上部冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、上記中間部冷媒流通路の流通路長とをほぼ等しくすることを特徴とする空気調和装置。
  3. 装置本体のフロントパネルの下部に形成した本体吸込み口から、そのフロントパネルの上部に形成した本体吹出し口に向かう通風経路の上流側から下流側に向けて、リアパネル側に偏らせて配置された送風機と、下部をフロントパネルに近接させかつ上部をリアパネルに近接させた傾斜姿勢の熱交換機とを順に配列した空気調和装置において、
    上記熱交換機は、フロントパネル側からリアパネル側に向けて順に配設形成してなる下部冷媒流通路、中間部冷媒流通路及び上部冷媒流通路と、
    上記下部冷媒流通路の流出口と、上記上部冷媒流通路の流入口との間に、該下部冷媒流通路から流出した冷媒を該上部冷媒流通路に流入させるために配設されたバイパス流通路と、
    上記下部冷媒流通路と上記中間部冷媒流通路の各流入口に、それぞれ別の冷媒送給路を連結させ、それら各冷媒送給路に流れる冷媒の流量を制限するために設けられた毛細管とを備え、
    上記下部冷媒流通路と上記上部冷媒流通路とを合わせた総流通路長と、上記中間部冷媒流通路の流通路長とを等しくすることを特徴とする空気調和装置。
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