JP3846781B2 - リニアアクチュエータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リニアアクチュエータに関し、特に可動子に設けられるコイルへの給電構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、リニアアクチュエータは、複数の永久磁石をその磁極が交互になるように並べた磁石列片と、コイルが巻かれた断面略コ字状のコアの開口端に設けられた複数の磁極歯をその磁極が交互になるように並べた電機子とを備えている。このリニアアクチュエータでは、電機子に設けられるコイルに交流電流を流して各磁極歯から発生する磁力線の方向を交番させることで、磁石列片と電機子とが相対的に移動するようになっている。すなわち、リニアアクチュエータは、磁石列片および電機子のうちいずれか一方を固定子として固定させると、他方が可動子となって移動する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、磁石列片を固定子とする場合では、可動子である電機子のコイルに交流電流を供給するケーブル等が可動子の移動の際に邪魔であった。特に、可動子の移動距離が長くなると長いケーブルが必要となり、この長いケーブルを引っ張るための力が可動子の移動を妨げる方向に働いていた。
【0004】
そこで、本発明の課題は、ケーブルを必要としない給電構造を有するリニアアクチュエータを提供すること等にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明に係るリニアアクチュエータは、複数の永久磁石を磁極が交互となるように配列した磁石列片からなる固定子と、この固定子に沿って移動自在な可動子とを有するリニアアクチュエータであって、前記可動子は、一体に結合された3個の励磁ブロックを有し、この励磁ブロックは、前記磁石列片を挟んで向かい合う一対の対向部を自身の中心側に偏倚したコアと、このコアを前記対向部間の磁力線の方向が交互となるように複数並べたコア列に巻き付けるコイルとを有し、前記励磁ブロックにそれぞれ設けられるコイルは、その各一端が互いに接合されるとともに、その各他端が前記可動子の移動方向に沿って固定設置された3本の電力供給ラインにそれぞれ直接または間接的に接触して、Y形三相電源を構成し、前記各コイルはU相、V相、W相の3相に分かれ、各コイルの他端にそれぞれの相の交流電力を前記各電力供給ラインから供給することを特徴とする。このリニアアクチュエータによれば、移動する可動子は、その各コイルの他端が電力供給ライン接触して電力が供給される。そのため、可動子にケーブルを設ける必要がなくなり、可動子がケーブルを引っ張ることなくスムーズに移動することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明に係るリニアアクチュエータの詳細について説明する。
参照する図面において、図1は第1の実施形態に係るリニアアクチュエータの固定子および可動子を示す斜視図、図2は図1の励磁ブロックの構成を示す要部拡大斜視図、図3は図1のリニアアクチュエータにおける電力供給ラインを示す斜視図である。
【0007】
図1に示すように、リニアアクチュエータRは、その両端が壁等に固定される固定子1と、この固定子1に沿って移動自在な可動子2と、この可動子2に交流電流を供給するレール(電力供給ライン)31を備える電力供給装置3とを有している。この固定子1は、複数の永久磁石M,・・・を磁極が交互となるように配列した磁石列片からなっている。
【0008】
可動子2は、その移動方向に沿って所定間隔を空けて配設される3つの励磁ブロック4,・・・が一体に結合されたものである。この励磁ブロック4は、磁路を形成するコア5と、このコア5を6つ並べたコア列6に巻き付けるコイル7とを有している。
【0009】
コア5は、図2に示すように、断面略コ字状となるコア部51と、このコア部51の開口方向(以下、「上方」という)に沿って並んで配設されて前記固定子(磁石列片)1を挟んで向かい合う一対の上側対向部52および下側対向部53とを有している。このコア部51は、コイル7が巻かれる基部51aと、その両端に形成される互いに高さの異なる第1,第2の側部51b,51cとにより断面略コ字状となっている。そして、この第1の側部51bの上端(開口端)に第2の側部51cに向かって延びる上側延設部54が形成され、この上側延設部54の先端に上側対向部52が形成されている。また、第2の側部51cの上端(開口端)に第1の側部51bに向かって延びる下側延設部55が形成され、この下側延設部55の先端に下側対向部53が形成されている。すなわち、このコア5では、前記上側,下側対向部52,53が自身の中心側に偏倚されている。ここで、「自身の中心側」とは、コア5における基部51aの略中央の位置を意味し、その位置から多少ずれることをも含んでいる。
【0010】
そして、このコア5は、隣り合うコア5,5における各第1,第2の側部51b,51cの位置が互いに逆になるように配設されるとともに、その上側,下側対向部52,53が前記固定子1に沿うように配設されて一体に結合されることでコア列6となっている(図1参照)。このコア列6に巻かれたコイル7に一方向に向かって流れる電流を供給すると、隣り合うコア5,5のうち一方のコア5において上側対向部52から下側対向部53に向かう磁力線が発生し、他方のコア5において下側対向部53から上側対向部52に向かう磁力線が発生する。すなわち、このコア列6を構成する各コア5は、その各上側,下側対向部52,53間の磁力線の方向が交互となるように並べられている。
【0011】
図1に示す3つの励磁ブロック4,・・・にそれぞれ設けられるコイル7は、その各一端が互いに接続されており、その各他端が各励磁ブロック4の下面に固定される導電性を有する各車輪41にそれぞれ接続されている。この各車輪41は、互いに前記コア5の基部51aの長手方向に沿ってずれるように配設され、レール31から交流電流を受け取る機能の他に可動子2全体を支持する機能をも有している。
【0012】
電力供給装置3は、図3に示すように、可動子2の移動方向に沿って固定台Bに固定設置された導電性を有する3本のレール31,・・・と、この各レール31に交流電流を供給するインバータ32とを有している。そして、この各レール31に車輪41がそれぞれ移動自在に係合して常時接触することで、移動中の可動子2に各レール31から電流が供給されることになっている。
【0013】
次に、このリニアアクチュエータRの動作について図3を参照して説明する。まず、図示しないスイッチを作動させるとインバータ32に直流電流が供給され、このインバータ32により直流電流が交流電流に変換される。この交流電流は、インバータ32内に設けられる制御装置(図示せず)により適宜に制御されて、各レール31に供給される。レール31に交流電流が流れると、励磁ブロック4が励磁して可動子2が固定子1に沿って移動する。このとき、可動子2の移動方向に沿ってレール31が固定設置されることにより、移動する可動子2には、その各コイル7の他端が車輪41を介して間接的に各レール31に常時接触して電力が常時供給される。
【0014】
以上によれば、第1の実施形態において次のような効果を得ることができる。(1)レール31に常時接触する車輪41を介して可動子2に電力が供給されるので、可動子2にケーブルを設ける必要がなくなり、可動子2がケーブルを引っ張ることなくスムーズに移動することができる。
(2)断面略コ字状のコア部51に形成される対向部52,53が、固定子1を挟んで向かい合うので、このリニアアクチュエータRを利用する際の配線構造における設計自由度が高くなる。たとえば、このリニアアクチュエータRを搬送用アクチュエータに利用する場合、断面略コ字状のコア部51をその開口が上方を向くように配設して、固定子1の上側にある上側対向部52の上面を車体下面に接合し、固定子1の下側にあるコア列6の基部51aに巻き付けたコイル7の他端をその直下の地面に配設したレール31に車輪41を介して接触させることができる。このように構成することにより、可動子2からレール31までの配線を短くすることができ、構造の簡易化およびコスト低減を図ることができる。
【0015】
なお、本発明は、前記第1の実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
(i)本実施形態では、各コイル7の他端が車輪41を介して各レール31に間接的に接触する構造としたが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、本実施形態におけるコイル7の他端をレール31に直接的に接触させる構造であってもよい。しかし、この構造では可動子2を支持する車輪41を別に設ける必要があるのに対して、本実施形態では可動子2を支持する車輪41を電力供給用にも利用するため、車輪を別に設ける必要がなくコストダウンを図ることができる。
【0016】
(ii)本実施形態のリニアアクチュエータRは、多種多様なアクチュエータとして適用可能であることはいうまでもない。特に、搬送用アクチュエータに利用する場合、本実施形態のリニアアクチュエータRでは特有の効果を奏するため、以下に従来技術と比べて説明する。たとえば、従来における固定子の片面と可動子の片面を対向させる構造のリニアアクチュエータでは、可動子の直下の地面に固定子を設ける必要があるので、この固定子からずらして電力供給ラインを配設し、このずれた電力供給ラインまで可動子の配線を取り回す必要がある。また、可動子を車体側部に設け、これと対向する壁に固定子を設ける構造にすれば可動子の直下に電力供給ラインを設けることができるが、車体の片側のみに可動子等を設けると車体に側方荷重が加わるおそれがあるため、これらの可動子等を車体両側に設ける必要がありその分コストが上がると考えられる。
【0017】
これに対して、本実施形態のリニアアクチュエータRでは、前記のようにコイル7の他端をその直下の地面に配設したレール31に車輪41を介して接触させることができるので、可動子2からレール31までの配線を短くすることができ、構造の簡易化およびコスト低減を図ることができる。
【0018】
〔第2の実施形態〕
以下に、本発明に係るリニアアクチュエータにおける第2の実施形態について説明する。この実施形態は第1の実施形態に係るリニアアクチュエータRの一部を変更したものなので、第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。参照する図面において、図4は第2の実施形態に係るリニアアクチュエータを示す斜視図である。
【0019】
図4に示すように、本実施形態に係るリニアアクチュエータR’には、その可動子2の下面に各コイル7の各他端に接続されるインバータ32が一体的に設けられている。このインバータ32にはその下面に直流電流を内部に取り込むための2つの端子(図示せず)が設けられ、この端子には導電性を有する車輪41がそれぞれ接続されている。
【0020】
電力供給装置3’は、可動子2の移動方向に沿って固定台Bに固定設置された導電性を有する2本のレール31,・・・と、このレール31に直流電流を供給する直流電源33とを有している。そして、このレール31に可動子2の車輪41がそれぞれ移動自在に係合して常時接触することで、移動中の可動子2のインバータ32にレール31から直流電流が常時供給されることになっている。
【0021】
次に、このリニアアクチュエータR’の動作について図4を参照して説明する。
まず、図示しないスイッチを作動させると直流電源33からレール31を介してインバータ32に直流電流が供給され、このインバータ32により直流電流が交流電流に変換される。この交流電流が各コイル7にそれぞれ供給されると、各励磁ブロック4が励磁して可動子2が固定子1に沿って移動する。このとき、可動子2の移動方向に沿ってレール31が固定設置されることにより、移動する可動子2には、そのインバータ32の端子がレール31に車輪41を介して間接的に常時接触することで電力が常時供給される。
【0022】
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
(3)インバータ32の2つの端子から給電される構造であるため、この2つの端子に対応するようにレール31を2本だけ設ければよく、第1の実施形態に比べてコストを下げることができる。
【0023】
〔第3の実施形態〕
以下に、本発明に係るリニアアクチュエータにおける第3の実施形態について説明する。この実施形態は第2の実施形態に係るリニアアクチュエータR’の一部を変更したものなので、第2の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。参照する図面において、図5は第3の実施形態に係るリニアアクチュエータを示す斜視図である。
【0024】
図5に示すように、本実施形態に係るリニアアクチュエータR”には、その可動子2の下面に、各コイル7の各他端に接続されるインバータ32とこのインバータ32に隣接して接続される蓄電池34とが一体的に設けられている。この蓄電池34は可動子2の移動経路における所定位置に設けられる充電器35によって充電可能な構造となっており、その充電用の端子34aが可動子2の移動方向に沿って突出するように設けられている。また、固定子1”は、その幅が前記端子34aの幅より大きく形成されることにより、その端子34aを覆っている。
【0025】
なお、本実施形態における車輪41は導電性を有する必要はなく、可動子2を支持するために設けられている。また、たとえばインバータ32および蓄電池34の下面が固定台に対してスライドする構造や、固定子1のみで可動子2を支持させる構造等であれば、車輪41を設ける必要はない。
【0026】
次に、このリニアアクチュエータR”の動作について図5を参照して説明する。
まず、図示しないリモコンにより蓄電池34を稼動させると、この蓄電池34からインバータ32に直流電流が供給され、この直流電流がインバータ32により交流電流に変換される。この交流電流が各コイル7にそれぞれ供給されると、各励磁ブロック4が励磁して可動子2が固定子1に沿って移動する。また、長時間にわたる可動子2の運転により蓄電池34の蓄電量が少なくなった場合は、可動子2を充電器35の位置まで移動させ、この充電器35により蓄電池34を充電する。
【0027】
以上によれば、第3の実施形態において次のような効果を得ることができる。
(4)可動子2に設けられる蓄電池34およびインバータ32によりコイル7が通電するので、可動子2にケーブルを設ける必要がなくなり、ケーブルによる可動子2の移動の阻害が防止される。
(5)蓄電池34の端子34aが固定子1”により覆われているので、特別なカバー部材を設けることなく、この端子34aに水等が被ることによる故障を防止できる。たとえば、このリニアアクチュエータR”を可動子2の上面に台を固定させることにより工場等で使用する搬送台車に利用する場合は、作業者が切削水等が付いたワークを台に載せたとしても、このワークから流れ落ちる切削水を固定子1”で受けることができる。そのため、端子34aに水等が被ることによる故障を防止することができる。
【0028】
以上、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
(iii)本実施形態では、コア5を断面略コ字状のコア部51に延設部54,55と対向部52,53とが一体に形成される構造としたが、本発明はこれに限定されず、独立したコア部、延設部、対向部をそれぞれ接合させることでコアを構成する構造等であってもよい。
(iv)また、励磁ブロックやコア等の数は任意に設定可能であることはいうまでもない。ここで、励磁ブロックを一つ設ける場合には、そのリニアアクチュエータは振動アクチュエータとして利用されるが、この場合であっても本実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0029】
(v)本実施形態では、コア5の基部51aにコイル7を巻き付ける構造としたが、本発明はこれに限定されず、コア5の側部51b,51cや延設部54,55のいずれに巻き付けてもよい。さらに、これらの側部51b,51cや延設部54,55のうち少なくとも2個所にコイル7を巻き付けると磁力が安定するといった効果が得られる。
(vi)第3の実施形態における端子34aの位置は任意に設定可能であり、たとえば端子34aを固定子1”の近傍に位置させることにより、端子34aに水等が被ることによる故障がより確実に防止される。また、固定子1”の形状は任意に設定可能である。たとえば、固定子1”を蓄電池34側に向かって開口する断面略コ字状の形状に形成し、このコ字状断面内に充電池34の端子34aを位置させれば、この端子34aに側方から水等が被ることも防止できる。また、固定子の幅を広くする構造を第1,第2の実施形態の構造に適用することにより、レールを水等から保護することもできる。すなわち、幅広の固定子をレールの設置面へ投影した範囲内にレールを敷設することで、レールが固定子で覆われるので、レールを水等から保護することができる。
(vii)また、第3の実施形態における可動子2に固定子1から発生する磁束を利用した電磁誘導により発電する発電機を設けてもよい。この発電機としては、たとえば固定子の磁場中に導体を配設し、この導体に閉回路を接続することにより構成されるもの等がある。すなわち、この発電機は、可動子が移動することにより導体が固定子の磁場中を運動することとなり、閉回路に電流が流れるものである。このような発電機を可動子に設けることにより、可動子の移動により電力が消費されても発電機により補助的に充電することができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、固定設置された電力供給ラインにコイルの他端が直接または間接的に接触することで移動する可動子への給電が行われるので、可動子にケーブルを設ける必要がなく、可動子をスムーズに移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るリニアアクチュエータの固定子および可動子を示す斜視図である。
【図2】図1の励磁ブロックの構成を示す要部拡大斜視図である。
【図3】図1のリニアアクチュエータにおける電力供給ラインを示す斜視図である。
【図4】第2の実施形態に係るリニアアクチュエータを示す斜視図である。
【図5】第3の実施形態に係るリニアアクチュエータを示す斜視図である。
【符号の説明】
R,R’,R” リニアアクチュエータ
M 永久磁石
1,1’ 固定子
2 可動子
3 電力供給ライン
31 レール
32 インバータ
33 直流電源
34 蓄電池
4 励磁ブロック
5 コア
6 コア列
7 コイル
51 コア部
51a 基部
51b,51c 第1,第2の側部
52 上側対向部
53 下側対向部
54,55 上側,下側延設部

Claims (2)

  1. 複数の永久磁石を磁極が交互となるように配列した磁石列片からなる固定子と、この固定子に沿って移動自在な可動子とを有するリニアアクチュエータであって、
    前記可動子は、一体に結合された3個の励磁ブロックを有し、
    この励磁ブロックは、前記磁石列片を挟んで向かい合う一対の対向部を自身の中心側に偏倚したコアと、このコアを前記対向部間の磁力線の方向が交互となるように複数並べたコア列に巻き付けるコイルとを有し、
    前記励磁ブロックにそれぞれ設けられるコイルは、その各一端が互いに接合されるとともに、その各他端が前記可動子の移動方向に沿って固定設置された3本の電力供給ラインにそれぞれ直接または間接的に接触して、Y形三相電源を構成し、
    前記各コイルはU相、V相、W相の3相に分かれ、各コイルの他端にそれぞれの相の交流電力を前記各電力供給ラインから供給することを特徴とするリニアアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のリニアアクチュエータの電力供給ラインを、固定子が投影された設置面の範囲内に敷設することを特徴とするリニアアクチュエータ。
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