JP3846595B2 - シャッター付き光接続部品 - Google Patents
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Description
図7(A)は特許文献1に開示されているシャッター付きアダプタの分解斜視図、(B)は全体の斜視図である。
図に示すように、このシャッター付きアダプタ100では、ハウジング101の底部外壁102に沿って設けられる底板103と、底板103から立ち上がる立上り部104とを備えた略L字状のシャッター板105と、ハウジング101の底部外壁102に沿って設けられる底部板106と底部板106からハウジング101の両側部壁に沿って立ち上がる側部板107とを備えた支持板108が設けられており、シャッター板105を支持板108とハウジング101の底部外壁102との間に挟んで固定する。
シャッター板105は弾性部材より形成されており、光コネクタをこのアダプタ100に挿入嵌合する際には、シャッター板105の立上り部104が折り曲げられる。一方、光コネクタを取り外すと、立上り部104が弾性復元力により光コネクタの挿入口109側に立ち上がり、光コネクタ挿入口109側に向けて送信される光を遮断する。
この光コネクタ110では、光ファイバケーブルのプラグ部が挿入される挿入孔111と、この挿入孔111に挿入された光ファイバケーブルと光学的に結合した光素子と、挿入孔111を開閉するシャッター112とを備えている。従って、光ファイバケーブルのプラグ部が挿入孔111に挿入されると、図8(B)に示すように、プラグ部によってシャッター112が押し込まれて開き、プラグ部が挿入されることになる。一方、プラグ部が取り外されると、図8(A)に示すように、シャッター112が閉じるようになっている。
また、図8において前述した特許文献2に開示されているコネクタ110においては、一枚板のシャッター112が開閉する構造となっているので開閉に必要な空間を大きく確保する必要があり、コネクタの小型化を図ることができないという不都合があった。
また、各扉の上下両端から突出する凸部を本体の前端面に形成した凹部に嵌合させることにより各扉を回動自在にするとともに、プラグ挿入口の前方からマスク部材を被せて各扉を開閉自在に固定するので、容易に組み立てることができる。
さらに、マスク部材はロックアームを本体の係止溝に係止させることにより2枚の扉を本体の前面方向から確実に固定できる。
このように構成されたシャッター付き光接続部品においては、各扉の上下両端から突出した凸部を本体の平面視鍵穴状に形成した凹部に圧入して各扉を本体に仮支持できるので、後工程としてプラグ挿入口の前方からマスク部材を被せて各扉を本体に開閉自在に固定する組立を容易に行うことができる。
このように構成されたシャッター付き光接続部品においては、プラグ挿入口の全周にわたってマスク部材を取り付けるフランジ部が設けられて、簡単な構造でプラグ挿入口全体を塞ぐことができる。
図1は本発明のシャッター付き光接続部品に係る第1の実施の形態であるシャッター付きレセプタクルを示す斜視図、図2はシャッター付きレセプタクルの分解斜視図、図3(A)〜(C)は組立工程を示す斜視図、図4はシャッター取付部の拡大斜視図、図5はシャッター付きレセプタクルにコネクタを挿入する状態を示す斜視図である。
また、シャッター付レセプタクル1は、SCコネクタ50が挿通可能な大きさの開口31を有するとともに2枚の扉21a、21bの凸部22を押えることにより2枚の扉21a、21bを本体10に回動自在に固定すべく本体10のプラグ挿入口11に被せるマスク部材30とを備えている。
図1および図2に示すように、本体10におけるプラグ挿入口11にはマスク部材30を取付けるフランジ部14が全周にわたって設けられており、フランジ部14の上下両面の前端面12には前方(図2において左側)へ開放された部分縁形状をした凹部13が設けられている。また、フランジ部14の後方(図2において右側)には、マスク部材30を取り付けた際に本体10の外周面がマスク部材30と同じ高さとなる段部16が設けられており、この段部16の上下両面には、マスク部材30を係止するための係止溝17が各々2条ずつ設けられている。なお、係止溝17の先端部は一段下がった深部17aが設けられている。
従って、マスク部材30を本体10の前面に取り付けると、ロックアーム33の係止部33aが本体10の係止溝17の深部17aに嵌ってマスク部材30を固定することになる。
また、マスク部材30の開口31において対向する内周面には、SCコネクタ50の一外側面に設けられているキー突起51(図5参照)が挿通可能なキー溝32aが設けられている。すなわち、図5に示すように、マスク部材30の前面32の内周面の上下両部中央には、SCコネクタ50のキー突起51を係合してマスク部材30の方向決めを行うキー溝32aが設けられており、SCコネクタ50が上下反転して挿入されても接続可能となっている。
まず、図3(A)および(B)に示すように、扉21a、21bの上下に突出している凸部22を、本体10の前端面12に設けられている凹部13に押し込んで、両扉21a、21bを回動自在に係止する。次いで、図3(C)に示すように、マスク部材30を本体10の前方から取り付けて、扉21a、21bを回動自在に固定する。このとき、マスク部材30のロックアーム33は本体10の係止溝17に埋没して、ロックアーム33の上面と本体10の上面は同一面を形成することとなる。また、ロックアーム33の先端の係止部33aが係止溝17の深部17aに嵌合することにより、マスク部材30は本体10の前面に固定されることになる。
図6は本発明のシャッター付き光接続部品に係る第2の実施の形態であるシャッター付きレセプタクルを示す斜視図である。なお、前述した第1の実施の形態と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
図6に示すように、このシャッター付きレセプタクル2では、本体10Bにプラグ挿入口11が複数個(ここでは2個)並設されたものである。すなわち、プラグ挿入口11を2個備えた筒状の本体10Bと、2組のシャッター20、20と、2組のシャッター20、20を前面から覆う2つの開口31を有する1個のマスク部材30Bとから構成されている。
また、複数個のプラグ挿入口に合わせて複数の開口を有するマスク部材を準備するだけで、複数個のプラグ挿入口を有するシャッター付き光接続部品を容易に構成できる。
なお、マスク部材30Bを、プラグ挿入口11ごとに別個に設けるようにすることもできる。
例えば、前述した各実施の形態において、光接続部品として一方の側にSCコネクタ50を装着するレセプタクル1、2を例示したが、本発明のシャッター付き光接続部品は両側にSCコネクタ50を装着するアダプタにも適用可能である。
また、コネクタとしてSCコネクタ50を例示したが、その他の種々のコネクタに付いても適用可能である。
10、10B 本体
11 プラグ挿入口
11a、11b 対向する2面
12 前端面
13 凹部
20 シャッター
21a、21b 扉
22 凸部
23 先端部
24 バネ(付勢手段)
30、30B マスク部材
31 開口
32a キー溝
50 SCコネクタ(プラグ)
51 キー突起
Claims (7)
- 少なくとも一方の側に光ファイバケーブルのプラグが挿入されるプラグ挿入口を有する本体と、前記プラグ挿入口を塞ぐシャッターを開閉自在に備えたシャッター付き光接続部品であって、
前記シャッターが、前記プラグが挿入された際には内側に回動する2枚の扉から構成され、
前記プラグを挿通可能にする大きさの開口を有し、且つ前記本体の前記プラグ挿入口に被せるため前記本体と対向する面より後方に突出して前記本体の係止溝に係止可能なロックアームが設けられたマスク部材を備え、
前記2枚の扉は、前記マスク部材を前記本体に被せることにより、前記本体に形成した凹部に上下両端に設けられた凸部を係合して固定されることを特徴とするシャッター付き光接続部品。 - 前記凹部は前記凸部を仮支持できるように平面視鍵穴状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシャッター付き光接続部品。
- 前記プラグ挿入口には前記マスク部材を取り付けるフランジ部が全周にわたって設けられており、前記フランジ部の後方には前記マスク部材を取り付けた際に前記本体の外周面が前記マスク部材と同じ高さとなる段部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャッター付き光接続部品。
- 前記マスク部材には前記扉が所定の角度で重なって止まるように位置規制するストッパが設けられており、前記2枚の扉は、閉じた際には先端部が互いに重なることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシャッター付き光接続部品。
- 前記2枚の扉を常時閉じる方向に付勢するとともに前記プラグが前記プラグ挿入口から挿入された際には前記2枚の扉が開くのを許容する付勢手段を有することを特徴とする請求項1から請求項4にいずれかに記載のシャッター付き光接続部品。
- 前記本体の前記プラグ挿入口において対向する2面に、前記プラグの1外側面に設けられているキー突起が挿嵌可能なキー溝が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のシャッター付き光接続部品。
- 前記本体が、前記プラグ挿入口が複数個並設されたものであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のシャッター付き光接続部品。
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