JP3846097B2 - 金属ストリップのスリット設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属ストリップのスリット設備に係り、特にワンテンションリールのスリッター設備において多条取りによってスリットを行う場合におけるスリット材の相互干渉を防止しうる金属ストリップのスリット設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼帯など圧延工程で最終板厚とされた金属ストリップはユーザーの希望に応じ所定巾にスリットして出荷される。近年では、圧延終了時の鋼帯幅が広く、それに対してユーザーの要求するスリット製品巾が相対的に狭いため、いわゆる圧延終了時の鋼帯を2条以上にスリットする多条取りが行われることが多い。
【0003】
そのような多条取りを行う場合、鋼帯に腹伸びあるいは中伸びなどの形状不良があると、スリットされた条材(以下スリット材という)がせり込み、テンションリールでスリット材が重なり合って巻き取られることが起こりうる。かかる事態を防止するための手段として、多条にスリットされたスリット材をルーピングピットを通して、一時的に張力の掛からない状態とし、その後スリット材を仕切を設けたテンションパッドにより押さえつけてテンションリールとの間で張力を確保しながら通板する方法がとられている。また、巻取りのためのテンションリールを各スリット材用に複数設置し、スリット後のパスラインをスリット材ごとに独立させる方法もしばしば用いられる。
【0004】
また、これに代わる方法として、パスラインをスリット材ごとに制御可能な特殊ロールをスリッターの後に設ける方法が特開平3−5017号公報などに記載されている。さらに、特開平10−202420号公報には、金属ストリップを幅方向に分割するに際し、2組のスリット刃からなるスリッターナイフを用いて中抜きしつつスリットするストリップの幅方向分割方法および装置が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のルーピングピットを通す方法では、ルーピングピットの通板時に異物が付着しやすく、下流のテンションパッド部での押さえつけ、ブライドルロールの通板時などにおいて異物起因の疵が多発する傾向がある。また、ブライドルロールからテンションロール間には巻き取りに必要な張力を付与しているので、ブライドルロール部で張力が急変し、その結果、ストリップ疵が発生しやすいという問題もある。さらに、ルーピングピットはかなりの空間を専有するため、元々多条取りに用に設計されて建設された設備はともかく、それ以外の、例えば通常の精整設備を多条取りに改造することは困難であった。また、テンションパッドのパッド部は消耗が速いため操業コストが高くなるという問題も有していた。
【0006】
一方、複数のテンションリールを用いる方法や、特開平3−5017号公報に開示されているような、特殊なロールを用いる方法では、スリットする条数やスリット幅の変更に対応するのが困難である。また、ラインもしくはロール機構が複雑になるため設備にある程度の空間を必要とし、必然的に設備費も高価なものとなる。
【0007】
かかる問題点は、特開平10−202420号公報に開示された手段によれば解決されるが、中抜きをするためには1条のスリットに対し2組のスリット刃を必要とし、スリット刃の原単位が高くなるばかりか、鋼帯が中抜き部のため屑化され、歩留まりが低下するといういう問題もある。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の有する問題点を解決することを目的としてなされたもので、ルーピングピットや複雑なロール機構を介さず、いわゆるワンテンションリールの金属ストリップのスリットラインにおいて、簡単な設備構成でスリット材の相互干渉を回避することのできる金属ストリップスリット設備を提供することを目的とする。また、本発明は、かかるスリット設備において返り取りに用いるマッシャーロールを本発明に適合するよう改善し、その効果を一層享受できるようにするものである。
【0009】
【課題解決のための手段】
本発明者等は、スリット材の相互干渉(せり込みともいう)の原因について調査し、デフレクターロールの前後にスリット材の幅方向の振れに応じてスライド可能なセパレータロールを配置することに着想し、本発明を完成した。すなわち、本発明の金属ストリップのスリット設備は、金属ストリップをスリットするスリッターと、該スリッターの後面側に配置されたデフレクターロールと、スリット材を巻き取るテンションリールとを有する金属ストリップのスリット設備であって、前記デフレクターロールの前後に配設されたセパレーターロールからなる、スリット材相互干渉防止装置を有し、かつ前記セパレーターロールが軸方向にスライド可能である。
【0010】
また、上記発明において、デフレクターロールの後面側に配設されるセパレーターロールをスリット材の上面側に回転軸を有し、かつスリット材の通板面の変化に追随して上下するものを好適とし、これによりスリット材の巻き取りの進行に伴いテンションリールの巻き取り径が大きくなり、デフレクターとテンションリールの間で通板面が変動してもセパレーターロールを容易にスリット材に追随させることができるようすることができる。
【0011】
なお、デフレクターロールの後面側のセパレーターロールのスリット材通板面への追随は、セパレーターロールを上下方向に滑動自在に構成し、自重でスリット材に押圧させるようにすると、設備が簡便で、かつ押圧が比較的安定するため、特に好適である。
【0012】
さらに、本発明の金属ストリップのスリット設備は、スリッターの出側にマッシャーロールを有し、該マッシャーロールはスリット材幅方向に位置を変更可能であるように構成して返りのないスリット材を相互干渉なく巻き取ることができるようにするのがよい。
【0013】
【発明の実施形態】
以下、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明する。図1は本発明の金属ストリップスリット設備における装置の配置を示す平面図である。ここに示すように、本発明では金属ストリップSは、スリッター10により多条取りされ、マッシャーロール20により剪断返り取りをされ、剪断機(シャー)30により先後端を切断された後、デフレクータロール前面側セパレータロール40によりスリット材の間に間隔を設け、デフレクターロール50を通した後、デフレクータロール後面側セパレータロール60を経てテンションリール70により巻き取られるようになっている。本発明の特徴は、第1にデフレクターロール50の前面側と後面側にそれぞれ軸方向にスライド可能なセパレーターロール40および60を、スリット材干渉防止装置として配置したことにある。
【0014】
本発明におけるセパレーターロール40および60は、スリット面に当接するフランジ部がセパレーターロールの軸方向、すなわちスリット材の幅方向にスライドできるようにする。そのための機構の1例を図2および図3に示す。
【0015】
図2に示すようにセパレーターロール40および60には、それぞれ適当数のスライドフランジ41(41a〜41f)、61(61a〜61f)を設け、スリット材S(S1〜S5)がそのスリット面をフランジ側面に当接しながら通板できるようにする。本例においては、スライドフランジ41は、ロール軸42および62上を摺動可能なスライドリング43(43a〜43f)と一体になっており、スリット幅に合わせた所定の位置までロール軸42、62上を移動させた後、該ロール軸に対して固定する。固定手段は図示しないが、例えば、リングを貫通するボルト穴を設けてボルトで締める方法や、リング径をぼると等で調節可能として固定時にはリングが軸を締め付けるようにに調整する方法をとればよい。なお、きまったスリット幅での作業が多い場合には、スライドリング43を焼き嵌め等の手段によりあらかじめ固定したロール軸を複数準備し、スリット材の幅に応じて使い分けるようにしてもよい。
【0016】
このようにスライドフランジ41を適正位置に固定したロールを、軸受44に、軸方向にスライド可能に固定する。すなわち、軸受44はロール軸を差し込んだだけの状態でロールを支え、ロール軸の上下動もしくは前後動は制限するものの、軸方向にはある程度自由に移動可能とする。
【0017】
このように構成を採ることにより、ストリップに腹伸びや中伸びがありそのためスリット材が幅方向に曲がることがあっても、曲がりに応じてセパレーターロール40が軸ごと追随する。このため、無理にパスラインを戻すことなくスリット材S1〜S5の間隔が確保できる。セパレーターロールが幅方向に追随しないようにすると、セパレーターロールにより全スリット材のパスラインを強制的に変更することとなり、セパレーターロール通過後にパスラインが乱れてスリット材同士が干渉する危険を生じる。
【0018】
なお、セパレーターロール40をロール軸(42、62)にセットされた状態でスリット材Sに追随させるようにする代わりに、各スライドフランジ41が軸上を滑動可能に構成することも可能である。この場合は前記スライドリング43をロール軸(42、63)に対して締め付けなければよい。ただし、この場合は、スライドフランジの間隔が変動するため、間隔の広がりによって隣接するスリット材(S1〜S5)のパスラインが強制的に変更させられる可能性があり、前述のロール軸にセットされた状態で移動する場合の方が好適である。
【0019】
本発明装置を用いてストリップの多条スリットを行い、テンションリール70に巻き取っていくと、テンションリール70上に巻き取られたスリット材の外径は次第に大きくなる。一方、デフレクターロール50の位置は一定であるから、デフレクタロール50とテンションリール70との間ではパスラインが巻き取りの進行に応じて変化し、デフレクターロール50の後面ではセパレータロール60がスリット材を案内できない場合も生じうる。そのため本発明においては、デフレクタロール後面側セパレータロール60をスリット材のパスラインの変化に追随して上下できる機構を備えるようにするのがよい。
【0020】
そのための機構の1例を図4に示す。この例では後面側セパレーターロール60の軸62を支える軸受64は、軸受スタンド65によって、上下動自由に支持されている。この構成により、セパレーターロール60の自重によりスリット材のパスライン高さまでセパレーターロール60が垂下できる。セパレーターロール60は素材を選定して、スリット材への押圧が適正となるよう重量を設計することが好ましく、おおむね50〜200kg程度とすることが好ましい。なお、図4においてスライドフランジ61の配置は等幅2条取りの場合を示し、したがって軸方向に1個配置され、スリット材Sを傷めないためにスライドリングに代わりロール基部63を設けてある。
【0021】
なお、図5に示すように、自重の一部を支えるために軸受64およびその下面設定された支持部67の間にばね等の弾性体66を設けてもよい。この場合はばねの強度およびロールの重量を調節し、スリット材への押圧が適正となるようにする。この構成では、押圧の調整がより容易である。
【0022】
なお、図4、図5に示したいずれの場合も、スリット材が通板されていない場合には、軸62を所定高さに保持する支持手段を設けてもよい。また、セパレーターロール40および60は駆動ロールとしても無駆動ロールとしてもよい。
【0023】
さらに、本発明ではマッシャーロール20もスリット材の幅方向に位置を変更できることとし、上記スライド可能なセパレータロールによるスリット材の幅方向への移動に対応できるようにする。そのための機構の1例を図5に示す。
【0024】
マッシャーロール10は、ロールユニット21(21a〜21c)、移動軸28、ガイド軸29からなり、移動軸28およびガイド軸29は、図6(b)に示すロールユニット支持部218を介して、ロールユニット21(21a〜21c)を幅方向移動可能に支持しており、移動軸28には必要な範囲にわたり、ねじ切り部が設けられている。本例ではねじ切り部は移動軸28の全面に設けられている。
【0025】
各ロールユニット21はねじを切ったロール押圧棒211(211a〜211c)とその先端にロール支持部212(212a〜212c)を介して軸回転自由に支持されたロール部213(213a〜213c)を有し、これらは保持枠214(214a〜214c)に、ばねなどの弾性体215(215a〜215c)による押圧力をロール押圧棒211にねじを結合した押さえ板217(217a〜217c)を介して付与され取り付けられている。マッシャーロールの押圧力は、調節ナット216(216a〜216c)を回して押さえ板217の位置を変更することによって調節される。
【0026】
本例においては、マッシャーロールユニット21を軸方向に移動させる方法は、両端部のユニット(21a、21c)と中央部のユニット(21b)とで異なる。両端部のユニット(21a、21c)については、移動軸28の両端部近辺に雄ねじを切ったねじ切り部281を設け、一方、ロールユニット支持部218には移動軸28のための貫通穴219には雌ねじを切っておく。これらのねじの方向は両端部において逆に切る。この構成により、移動軸に設けたハンドル283を用いて移動軸を回転させると、両端のロールユニット21a、21cはねじ山に沿って、互いに間隔を広げる側、もしくは互いに間隔を狭める側に移動する。直前のトリマーによって、スリット前の金属ストリップのパスラインは正規の位置に制御されているので、上記間隔を金属ストリップの幅とおおむね等しくなるように設定することにより、スリット材の最端部に両側のマッシャーロールユニット21a、21cを位置させることができる。
【0027】
一方、中央部のユニット21bにおいては、その支持部218の貫通穴219の径を移動棒28のねじ山よりやや大きくあけて自由に移動棒28上をスライドできるようにする。そしてスリット材Sの端部位置まで手動でスライドした後、その位置で両側に設けたナット284により固定する。ナット284はたとえばダブルナットとして固定を完全にするのがよい。
【0028】
この構成により、条切の幅に合わせてマッシャーロール位置を合わせることができる。なお、この例では両端以外のマッシャーロールユニットは1基であるが、無論、複数基配置してもよい。
【0029】
本発明を実施した結果、デフレクターロールの前後面に軸方向移動を不可としたセパレータロールを設置した場合に、スリット材の相互干渉が70%程度発生していたものが、本発明を実施することにより、5%程度に激減した。また、マッシャーロールをスライド可能とすることにより、刃返りの高さ(いわゆるバリの高さ)を従来の70〜120μm程度から10〜70μmと低くすることができた。
【0030】
以上、本発明の実施形態をその1実施例に基づいて説明したが、本発明の実施形態は上記に限られず、発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、多様な実施形態をとりうる。例えば、セパレーターロールフランジのスライド機構はその目的を達する限りいかなる形式をとってもよい。また、デフレクターロール面側セパレータロールの昇降機構は図示したものに限られず油圧装置によって上下するようにしてもよい。それのみならず、例えばテンションリールを上下することによってスリット材のパスラインが一定になるようにし、上記追随機構を省略してもよい。また、マッシャーロールのスライド機構についても、種々の形態をとりうる。
【0031】
【発明の効果】
本発明により、金属ストリップを多条取りしワンテンションリールのリコイリングラインによって巻き取る際に発生するスリット材の相互干渉をほぼ完全に防止することができた。また、コイル端面に発生する返りを、スリット材が幅方向に振れるにもかかわらずほぼ完全に除去できるようになった。
なお、本発明はワンテンションリールのラインに適用可能であり、また従来のスリットラインの如くルーピングピット、テンションパッドやその他の複雑なロール機構等を要しないため、設備コストや操業コストがかからず、また1条用の設備を容易に改造して多条取りラインとすることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属ストリップスリット設備における装置の配置を示す平面図である。
【図2】本発明に用いるセパレーターロールの平面図である。
【図3】セパレーターロールのフランジ部スライド機構を示す断面図である。
【図4】デフレクターロール後面側セパレータロールの上下移動機構を示す断面図である。(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図5】デフレクターロール後面側セパレータロールの上下移動機構の他の実施形態を示す断面図である。
【図6】マッシャーロールのスリット材幅方向へのスライド機構を示す断面図である。(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
S:金属ストリップ
10:スリッター
20:マッシャーロール
21(21a〜21c):ロールユニット
28:移動軸
29:ガイド軸
30:剪断機(シャー)
40:デフレクターロール前面側セパレータロール
41(41a〜41f):スライドフランジ
42:ロール軸
43(43a〜43f):スライドリング
44:軸受
50:デフレクタロール
60:デフレクータロール後面側セパレーターロール
61(61a〜61f):スライドフランジ
62:ロール軸
63:ロール基部
64:軸受
65:軸受スタンド
66:弾性体(ばね)
67:支持部
70:テンションリール
211(211a〜211c):ロール押圧棒
212:ロール支持部
213(213a〜213c):ロール部
214(214a〜214c):保持枠
215(215a〜215c):弾性体(ばね)
216(216a〜216c):調節ナット
217(217a〜217c):押さえ板
218:ロールユニット支持部
219:貫通穴
281:雄ねじを切ったねじ切り部
283:移動軸に設けたハンドル
284:ナット
Claims (2)
- 金属ストリップをスリットするスリッターと、該スリッターの後面側に配置されたデフレクターロールと、スリット材を巻き取るテンションリールとを有する金属ストリップのスリット設備であって、
前記デフレクターロールの前後に配設されたセパレーターロールからなるスリット材相互干渉防止装置を有し、かつ前記セパレーターロールが軸方向にスライド可能であり、かつ、
スリッターの出側にマッシャーロールを有し、該マッシャーロールはスリット材の幅方向に位置位置変更が可能であることを特徴とする金属ストリップのスリット設備。 - デフレクターロールの後面側に配設されるセパレーターロールはスリット材の上面側に回転軸を有し、かつスリット材の通板面の変化に追随して上下するものであることを特徴とする請求項1記載の金属ストリップのスリット設備。
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