JP3846091B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等、用紙上に画像を形成する画像形成装置に係り、特に、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置、特に複写機においては、用紙の一面に2つの画像を合成記録する片面合成複写や、用紙の両面にそれぞれ画像を記録する両面複写を行うことがある。このような片面合成複写や両面複写においては、第1回目の画像形成が終了した用紙を第2回目の画像形成のために画像形成部に再給紙するが、この場合、第2回目の画像形成位置が前後左右にずれないように再給紙する必要がある。
【0003】
このような再給紙動作を簡単な構造で行えるようにした従来技術として、例えば特開平8−301505号公報に記載されている画像形成装置の用紙整列装置が知られている。この公報に記載の用紙整列装置は、第2回目の画像記録の給紙位置となる前縁基準壁及び側縁基準壁を有する中間トレイと、通路長が側縁基準壁と反対側の側縁より他の側縁にいくに従って長くなっており、用紙を通路長の長い側縁に向けてスキューさせる弓状の用紙搬送路と、中間ロールに設けられ、スキューした用紙を斜送してその前縁及び側縁をそれぞれ前縁基準壁及び側縁基準壁に衝合させるスキューロールとを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題点が存在する。
【0005】
すなわち、上記従来技術には特に記載されていないが、用紙搬送路の上流側には、用紙を用紙搬送路に送り込む1対の第1搬送ロールが設けられ、用紙搬送路の下流側には、用紙搬送路からの用紙を前縁基準壁及び側縁基準壁に向けて送り込む1対の第2搬送ロールが設けられている。これらの搬送ロールは、その軸心が用紙搬送路の幅方向に延びるように配置されるのが一般的である。
【0006】
ところで、上述したように用紙搬送路に一方の側縁から他方の側縁に向かって通路長が変化する部分を設けた場合には、第1搬送ロールにより用紙を用紙搬送路に送り込むと、通路長の変化により用紙が通路長の長い側縁方向にスキューしてしまう。
【0007】
このとき、第1搬送ロール及び第2搬送ロールの軸心が共に用紙搬送路の幅方向に延びるように配置されていると、用紙が用紙搬送路における通路長が変化する部分を通過するときには、第1搬送ロールにより用紙が搬送される方向と第2搬送ロールにより用紙が搬送される方向が異なる。このため、用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされている間は、両搬送ロール間で用紙の引っ張り合いが起こり、その結果、用紙にロールスリップ跡が発生する等、用紙にダメージを与えてしまう。
【0008】
本発明の目的は、搬送ロール間で発生する用紙の引っ張り合いを低減し、用紙にダメージを与えることを防止することができる画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、用紙搬送手段は、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送り込む1対の第1搬送ロールと、用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を前記画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、用紙搬送路における搬送路長が変化する部分を仮想的に平面状に展開させたときに第1搬送ロールの軸心と第2搬送ロールの軸心とが並行に保たれるように、第2搬送ロールの軸心が第1搬送ロールの軸心に対して傾斜していることを特徴とする。
【0010】
以上のように構成した本発明において、例えば第1搬送ロールをその軸線が用紙搬送路の幅方向に延びるように配置し、第2搬送ロールを、用紙搬送路における搬送路長が変化する部分により用紙がスキューする方向に傾けて配置した場合には、用紙がその搬送路長が変化する部分を通過するときに、第2搬送ロールにより用紙が搬送される方向が第1搬送ロールにより用紙が搬送される方向にほぼ一致するようになる。このため、用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされている最中に、両搬送ロール間で生じる用紙の引っ張り合いが低減され、これにより用紙に与えられるダメージが少なくなる。
【0011】
また、第1搬送ロール及び第2搬送ロールを上記のように配置すると、用紙の後端が第1搬送ロールを抜けたときには、用紙は第2搬送ロールにより用紙搬送路に対して傾いた状態で当該用紙搬送路における搬送路長が短い方から離れる方向に搬送される。このため、用紙が用紙搬送路における搬送路長が短い方の側縁寄りを通って搬送される場合に、用紙の後端が用紙搬送路から外れることがなくなり、これにより、用紙が他の機器等に当たってジャムが発生してしまうことが防止される。
【0012】
上記画像形成装置において、好ましくは、第2搬送ロールは、その軸心が用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差に応じた角度以上第1搬送ロールの軸心に対して傾斜している構成とする。これにより、第2搬送ロールの傾斜角度は、用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度に制御可能な範囲内で一致するようになるので、用紙が搬送路長が変化する部分を通過するときに、第2搬送ロールにより用紙が搬送される方向が第1搬送ロールにより用紙が搬送される方向に確実に一致するようになる。したがって、用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされている最中に、両搬送ロール間での用紙の引っ張り合いはほとんど無くなる。
【0013】
また、1対の第2搬送ロールのニップ圧が1対の第1搬送ロールのニップ圧よりも大きい構成であってもよい。この場合には、第1搬送ロールによる用紙の搬送力よりも第2搬送ロールによる用紙の搬送力のほうが強くなる。このため、第2搬送ロールの傾斜角度が、用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度に対して多少ずれていても、用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされている最中には、第1搬送ロールはスリップし、ほとんど第2搬送ロールのみで用紙の搬送が行われるようになる。したがって、この場合も、両搬送ロール間での用紙の引っ張り合いはほとんど無くなる。
【0014】
また、用紙搬送路は対向配置された1対のガイド部材で形成され、このガイド部材の一方には他方側に付勢する弾性部材が設けられており、この弾性部材で搬送路長が変化する部分が形成されている構成であってもよい。この場合、第1搬送ロールにより用紙が用紙搬送路を通過するときに、用紙の先端が第2搬送ロールに達するまでは、弾性部材が縮むことなく、用紙は一方のガイト部材と弾性部材との間を通過する。そして、用紙の先端が第2搬送ロールに達し、用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされたときに、第2搬送ロールの傾斜角度が、用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度に対して多少ずれていると、用紙の張りが生じるが、この時の両搬送ロール間での引張力により弾性部材が縮むため、用紙の張りが吸収される。したがって、この場合も、両搬送ロール間での用紙の引っ張り合いはほとんど無くなる。
【0015】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、用紙搬送手段は、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送り込む1対の第1搬送ロールと、用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、1対の第2搬送ロールは、その軸心が用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差に応じた角度以上1対の第1搬送ロールの軸心に対して傾斜していることを特徴とする画像形成装置。
以上のように構成した本発明においては、上述したように、第2搬送ロールの傾斜角度は、用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度に制御可能な範囲内で一致するようになるので、用紙が搬送路長が変化する部分を通過するときに、第2搬送ロールにより用紙が搬送される方向が第1搬送ロールにより用紙が搬送される方向に一致するようになる。したがって、用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされている最中に、両搬送ロール間での用紙の引っ張り合いはほとんど無くなる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、用紙搬送手段は、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送りこむ1対の第1搬送ロールと、用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、1対の第2搬送ロールのニップ圧が1対の第1搬送ロールのニップ圧よりも大きい構成とする。
【0016】
以上のように構成した本発明においては、上述したように第1搬送ロールによる用紙の搬送力よりも第2搬送ロールによる用紙の搬送力のほうが強くなるので、第2搬送ロールの傾斜角度が、用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度に対してずれていても、第1搬送ロールと第2搬送ロールとの間で生じる用紙の引っ張り合いが低減され、用紙へのダメージが少なくなる。
【0017】
さらに、上記の目的を達成するため、本発明は、用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、用紙搬送手段は、対向配置された1対のガイド部材で形成され、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送りこむ1対の第1搬送ロールと、用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、1対のガイド部材の一方には他方側に付勢する弾性部材が設けられており、この弾性部材で搬送路長が変化する部分が形成されている構成とする。
【0018】
以上のように構成した本発明においては、第2搬送ロールの傾斜角度が、用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度に対してずれていても、上述したように用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされたときに、弾性部材により用紙の張りが吸収されるので、用紙へのダメージが少なくなる。
【0019】
例えば、用紙搬送路は湾曲部を有し、この湾曲部に搬送路長が変化する部分が設けられている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
【0021】
まず、本発明の第1の実施形態を図1〜図6により説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置である複写機を手前側(前面側)から見たときの概略構成を示す図である。同図において、この複写機は、上面にコピーガラス1aが設けられた装置本体1と、この装置本体1の上部にコピーガラス1aを開閉自在に覆うように設置され、載置部(図示せず)に置かれた原稿を自動的にコピーガラス1a上に搬送する自動原稿搬送装置2とを備えている。
【0022】
装置本体1は、自動原稿搬送装置2によりコピーガラス1a上に搬送された移動原稿またはコピーガラス1a上に載置された固定原稿の画像を読み取って画像信号に変換する原稿読取部3と、この原稿読取部3からの画像信号に基づいて用紙上に可視像を形成する画像形成部4と、この画像形成部4に用紙を搬送する用紙搬送部5とを有している。
【0023】
画像形成部4は、原稿読取部3からの画像信号に基づいて変調されたレーザ光を出射するレーザ光源等を有する光出力部11と、この光出力部11から出射されたレーザ光を走査方向に反射させる反射ミラー12と、この反射ミラー12で反射したレーザ光の露光を受けながら回転し、表面に静電潜像を形成する感光体ドラム13と、この感光体ドラム13を帯電する帯電コロトロン14と、感光体ドラム13に形成された静電潜像をトナー現像する現像器15と、用紙搬送部5を介して供給された用紙に感光体ドラム13のトナー像を転写する転写コロトロン16と、感光体ドラム13上に残留したトナーを除去するクリーニング装置17と、転写コロトロン16により用紙に転写された転写像を定着させる定着器18とを有している。
【0024】
用紙搬送部5は、各種サイズの用紙をそれぞれ収容した用紙収容トレイ21a〜21cと、各用紙収容トレイ21a〜21cに設けられ、装置本体1上部の操作パネル等で指定された用紙サイズに対応するトレイから用紙を送り出すフィードロール(図示せず)と、このフィードロールから送り出された用紙を排出トレイ22まで搬送するためのルートである通常用用紙搬送路23と、この通常用用紙搬送路23に設けられ、感光体ドラム13に形成されたトナー像にタイミングを合わせて用紙を送り出すレジロール24と、用紙を排出トレイ22に排出する排出ルートと両面複写を行うべく用紙を画像形成部4に再給紙するためのルートである両面複写用用紙搬送路25とに切り換えるゲートを含むゲート部26と、両面複写用用紙搬送路25に設けられたインバータゲート部27と、通常用用紙搬送路23及び両面複写用用紙搬送路25に設けられた複数の搬送ロール28とを有している。
【0025】
図2は、インバータゲート部27及びその周辺の構成を示す図である。同図において、インバータゲート部27は、両面複写用用紙搬送路25の一部を形成する垂直方向直進路31及び湾曲路32と、所定の範囲を回動し、用紙が垂直方向直進路31を矢印A方向に通過した後、用紙が湾曲路32を矢印B方向に通過できるようにするためのゲート33とを有している。垂直方向直進路31及び湾曲路32は、ガイド板及びゲート33で形成されている。ここで、湾曲路32の一部は、所定量例えば3〜4mmの間隔を持って対向配置された1対のガイド板36,37で形成されている。
【0026】
図3は、湾曲路32の一部を形成する内側ガイド板36を示す斜視図であり、図4は、その内側ガイド板36の一側面図である。同図において、内側ガイド板36は、断面が円弧状の円弧面部36aと、この円弧面部36aの両側に位置する平坦状の側面部36b及び上面部36cとからなっている。円弧面部36aの曲率半径は、装置本体1手前側(図4で見て紙面表面側)の側縁から装置本体1奥側(図4で見て紙面裏面側)の側縁に向かうに従って連続的に小さくなっており、この変化に伴い、側面部36b及び上面部36cにおいて装置本体1手前側(以下、単に手前側という)の側縁長さよりも装置本体1奥側(以下、単に奥側という)の側縁長さが長くなっている。
【0027】
また、湾曲路32の一部を形成するもう1つの外側ガイド板37も、内側ガイド板36と同様の構造となっており、これにより湾曲路32における用紙の搬送路長は、手前側の側縁から奥側の側縁に向かうに従って連続的に長くなる。このような構成により、湾曲路32を通過する用紙は、奥側側縁と手前側側縁の搬送路長の差に応じた角度α(図5参照)だけ奥側に斜め送り(以下、スキューという)されることになる。
【0028】
図2に戻り、湾曲路32の上流側には1対の第1搬送ロール41が2組設けられ、湾曲路32の下流側には1対の第2搬送ロール42が2組設けられている(図5参照)。これらの搬送ロール41,42は、前述した両面複写用用紙搬送路25に設けられた複数の搬送ロール28の一部をなすものである。第1搬送ロール41は、図示しない駆動モータにより回転駆動される駆動ロール41aと、この駆動ロール41aに接離可能に配置され、駆動ロール41aの回転により連れ回るピンチロール41bとからなっている。また、第2搬送ロール42も、上記と同様に駆動ロール42aとピンチロール42bとで構成されている。
【0029】
第1搬送ロール41は、その軸心が湾曲路32の幅方向に延びるように配置されている。また、第2搬送ロール42は、その軸心が第1搬送ロール41の軸心に対して上述した用紙のスキュー方向に角度βだけ傾斜して配置されている。この傾斜角度βは、湾曲路32における両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度αと同じである(図5参照)。
【0030】
図5は、湾曲路32を平面状に展開した展開図上で、第1搬送ロール41及び第2搬送ロール42の配置位置及び用紙が搬送される様子を示す図である。なお、同図は展開図であるため、湾曲路32の上流側の用紙通過部S(2点鎖線の部分)に対して湾曲路32の下流側の用紙通過部R(2点鎖線の部分)が傾いているが、実際にはそのような傾きはなく、用紙通過部S及びRの幅方向は一致している。
【0031】
同図において、第1搬送ロール41及び第2搬送ロール42は、用紙通過部S及びRにおいて手前側(図5で見て左側)に寄せた状態で配置されている。この理由は、サイズの大きな用紙が搬送されるときに、用紙が湾曲部32や用紙通過部Rからはみ出ないようにする必要があるからである。
【0032】
第2搬送ロール42の下流側には、軸心が湾曲路32の幅方向に延びる中間ロール43が手前側に寄せた状態で配置されている。また、この中間ロール43の下流側における用紙通過部Rの手前側縁部には、用紙の一側縁の位置合わせを行うための基準となるサイドガイド45が設けられており、このサイドガイド45に隣接した位置には、用紙をサイドガイド45に向けて斜送させる複数の斜送ロール44が配置されている。
【0033】
以上のように構成した複写機において、両面複写を行う動作について説明する。まず、両面複写に必要な原稿をセットした後、操作パネルで用紙サイズを指定して複写開始指令を与えると、原稿読取部3により原稿の画像が読み取られる。そして、光出力部11から原稿読取部3の画像信号に基づいて変調されたレーザ光が出射され、感光体ドラム13が露光され、表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器15でトナー現像され、転写地点まで送られる。
【0034】
一方、操作パネルで指定された用紙が対応する用紙収容トレイ21a〜21cから送り出され、図示しないプリレジロール及びレジロール24によってスキュー補正が行われた後、レジロール24から所定のタイミングで転写地点へ搬送される。その用紙は転写コロトロン16によって感光体ドラム13のトナー像の転写を受け、その後定着器18で転写像の定着が行われる。
【0035】
このようにして画像記録が行われた用紙はゲート部26に送られ、このゲート部26から両面複写用用紙搬送路25を介してインバータゲート部27へ搬送される。このとき、最初はゲート33が回動しておらず、ゲート部26から搬送されてきた用紙は垂直方向直進路31を矢印A方向に搬送される。そして、用紙の後端がゲート33を通過すると、ゲート33が回動すると共に、第1搬送ロール41の回転方向が反対になり、用紙が湾曲路32を矢印B方向に搬送される。このとき、上述したように、湾曲部32は手前側側縁から奥側側縁に向かうに従って用紙の搬送路長が連続的に長くなっているため、用紙は搬送路長が長い奥側に向かってスキューした状態で湾曲部32を通過する。
【0036】
その後、第2搬送ロール42により用紙は用紙通過部Rに向かって搬送される。そして、用紙の先端が中間ロール43に達すると、この中間ロール43により用紙はサイドガイド45の内側に進入するように搬送される。そして、用紙の先端が斜送ロール44に達すると、この斜送ロール44により用紙の一側縁後端がサイドガイド45に接触し、更に上流側の斜送ロール44により用紙の一側縁全体がサイドガイド45に沿うようになる。
【0037】
その後、用紙は両面複写用用紙搬送路25を介して画像形成部4に再給紙される。このとき、用紙はサイドガイド45で位置合わせされた状態で再給紙されるため、用紙裏面の画像記録位置が前後左右にずれることはない。そして、画像形成部4にて上記と同様にして用紙裏面に画像が記録され、その後、ゲート部26で選択された排出ルートから用紙が排出トレイ22に排出される。
【0038】
以上において、図6に示すように、第2搬送ロール42の軸心が第1搬送ロール41の軸心に一致している、つまり湾曲路32の幅方向に延びるように第2搬送ロール42が配置されている場合には、用紙が湾曲路32を通過するときに、以下のような不具合が生じる。
【0039】
すなわち、上述したように湾曲路32は両側縁間で搬送路長が変化しているため、用紙は搬送長の長い奥側側縁に向かってスキューするが、この用紙のスキュー方向と第2搬送ロール42により用紙が搬送される方向とは異なる。つまり、用紙が湾曲路32を通過するときには、第1搬送ロール41により用紙が搬送される方向と第2搬送ロール42により用紙が搬送される方向が異なることになる。このため、用紙が第1搬送ロール41と第2搬送ロール42にニップされているときには、湾曲部32の奥側において両搬送ロール41,42間で用紙の引っ張り合いが起こり、用紙にロールスリップ等のダメージを与えてしまう。
【0040】
また、用紙の後端が第1搬送ロール41を抜けると、用紙は第2搬送ロール42に対して傾いた状態で当該第2搬送ロール42の軸心に垂直な方向に搬送されるが、上述したように、大きなサイズの用紙が用紙通過部Rからはみ出ることを防止すべく、用紙が湾曲路32の手前側寄りを通過するようにしているため、用紙の後端が湾曲路32から手前側にはみ出てしまう(図6参照)。この場合には、用紙が装置本体1内の他の機器やフレーム等に干渉して、用紙のジャムが発生する恐れがある。
【0041】
これに対し本実施形態においては、第2搬送ロール42の軸心は湾曲路32における両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度αと同じ角度βだけ傾斜しているので、用紙が湾曲路32を通過するときに、第2搬送ロール42により用紙が搬送される方向が用紙のスキュー方向、つまり第1搬送ロール41により用紙が搬送される方向に一致するようになる。このため、用紙が第1搬送ロール41と第2搬送ロール42にニップされているときに、両搬送ロール41,42間で用紙の引っ張り合いが起きることはなく、用紙は第2搬送ロール42に従ってスムーズに搬送される。したがって、用紙にロールスリップ等のダメージを与えてしまうことを防止できる。
【0042】
また、用紙の後端が第1搬送ロール41を抜けたときには、用紙は第2搬送ロール42により用紙通過部Rの手前側から離れる方向に搬送されるため(図5参照)、用紙の後端が湾曲路32から手前側に外れることがなくなり、これにより用紙のジャムの発生を防止できる。
【0043】
本発明の第2の実施形態を図7により説明する。図中、第1の実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0044】
図7は、インバータゲート部の湾曲路32を平面状に展開した展開図上で、第1搬送ロール41及び第2搬送ロール42の配置位置及び用紙が搬送される様子を示す図である。同図において、第1搬送ロール41は、第1の実施形態と同様に、その軸心が湾曲路32の幅方向に延びるように配置されている。また、第2搬送ロール42は、その軸心が第1搬送ロール41の軸心に対して用紙のスキュー方向に角度γだけ傾斜して配置されている。この傾斜角度γは、湾曲路32における両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度αよりも角度θだけ大きくなっている。
【0045】
また、第2搬送ロール42のニップ圧(ロール42a,42b間の接触面圧)は、第1搬送ロール41のニップ圧よりも大きくなっており、これにより第2搬送ロール42による用紙の搬送力を第1搬送ロール41による搬送力よりも大きくしている。このようなニップ圧の設定は、第2搬送ロール42のピンチロール42bに回転自在に支持されたベアリング(図示せず)を押さえ付けるための弾性体(例えばゴムやバネ)の弾性力を第1搬送ロール41に使用する弾性体よりも強くするか、あるいは第1搬送ロール41を金属または樹脂で形成し、第2搬送ロール42を弾性体で形成することにより行う。
【0046】
以上において、第2搬送ロール42の傾斜角度γは第1の実施形態における傾斜角度αよりも大きいため、第2搬送ロール42及び第1搬送ロール41のニップ圧が同じであると、用紙が第1搬送ロール41と第2搬送ロール42にニップされているときには、湾曲部32の手前側(搬送路長が短い方)において両搬送ロール41,42間での用紙の引っ張り合いが発生する。
【0047】
しかし、本実施形態では、第2搬送ロール42のニップ圧が第1搬送ロール41のニップ圧よりも大きくなっているので、用紙が第1搬送ロール41と第2搬送ロール42にニップされている間は、第1搬送ロール41はスリップし、ほとんど第2搬送ロール42のみで用紙が搬送されることになる。このため、両搬送ロール41,42間での用紙の引っ張り合いが発生することはほとんどなく、用紙は第2搬送ロール42の軸心に垂直な方向に搬送される。
【0048】
以上のように本実施形態にあっては、第2搬送ロール42の傾斜角度が湾曲路32における両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度αよりも大きいか、あるいは小さくても、両搬送ロール41,42間での用紙の引っ張り合いはほとんど起きないため、第1の実施形態と同様に用紙にダメージを与えることを防止できる。
【0049】
本発明の第3の実施形態を図8〜図10により説明する。本実施形態は、第2の実施形態において第1搬送ロール41と第2搬送ロール42とでニップ圧を変える代わりに、湾曲部の構造を変えたものである。図中、前述した実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0050】
図8は、本実施形態の複写機におけるインバータゲート部の湾曲路の一部を形成する下側ガイド部材を示す斜視図である。同図において、本実施形態の複写機におけるインバータゲート部は湾曲部32Aを備えており、この湾曲部32Aは、図3に示す下側ガイド板36の代わりに下側ガイド部材50を有している。この下側ガイド部材50は、上側ガイド板37に対向する下側ガイド板51と、この下側ガイド板51に設けられた弾性部材52とからなっている。
【0051】
下側ガイド板51は、手前側の側縁長さが奥側の側縁長さよりも長いテーパ状の斜面部51aと、手前側の側縁長さよりも奥側の側縁長さが長い側面部51a及び上面部51cとからなっている。弾性部材52は、下側ガイド板51の斜面部51aに対応して長さが連続的に変化しかつ湾曲状に形成されたマイラーであり、斜面部51aの上縁部に固定されている。また、弾性部材52は上側ガイド板37側に付勢し、その付勢力は用紙が当該弾性部材52に接触しただけでは縮まないような力となっている。
【0052】
なお、弾性部材52としては、このようなマイラー以外に、例えばバネの一端に取り付けられた湾曲状のバッフル等を用いてもよく、この場合には、バッフルを下側ガイド板51の斜面部51aに対応して長さが連続的に変化するように形成し、バネの他端を斜面部51aの上縁部に固定するようにする。
【0053】
以上のように構成した本実施形態において、図7に示すように、第2搬送ロール42が用紙のスキュー方向に角度γだけ傾斜して配置されている場合に、用紙が湾曲部32Aを搬送されるとき、用紙が第1搬送ロール41と第2搬送ロール42にニップされる前までは、図9に示すように弾性部材52が縮むことなく、用紙は上側ガイト板37と弾性部材52との間を通過する。
【0054】
そして、用紙が第1搬送ロール41と第2搬送ロール42にニップされ、湾曲路32Aの手前側において両搬送ロール41,42間での用紙の引っ張り合いが発生すると、両搬送ロール41,42による用紙の引張力が弾性部材52の付勢力に打ち勝って、図10に示すように弾性部材52が縮み、用紙の張りやループ量が吸収される。
【0055】
したがって、本実施形態においても、第2の実施形態と同様に、第2搬送ロール42の傾斜角度が湾曲路32Aにおける両側縁の搬送路長の差で決まる用紙のスキュー角度αに対してずれていても、両搬送ロール41,42間での用紙の引っ張り合いはほとんど起きないため、用紙にダメージを与えることを防止できる。
【0056】
なお、本実施形態においては、湾曲部32Aの手前側側縁から奥側側縁まで幅方向全体に弾性部材52を取り付ける構造としたが、弾性部材52を設ける範囲は湾曲部32Aの幅方向全体でなくてもよく、両搬送ロール41,42間での用紙の引っ張り合いが生じる側のみ(上記例では湾曲路32Aの手前側)としてもよい。
【0057】
また、以上説明してきたいくつかの実施形態においては、第2搬送ロール42を、その軸心が第1搬送ロール41の軸心に対して用紙のスキュー方向に傾斜するように配置したが、湾曲路における用紙の通過位置が手前側寄りでなく、それよりも奥側であり、用紙が湾曲路から手前側にはみ出ることがほとんどないような場合には、第2搬送ロール42の軸心を、第1搬送ロール41と同様に、湾曲路の幅方向に延びるようにしてもよい。この場合には、第2の実施形態のように、第1搬送ロール41と第2搬送ロール42とでニップ圧を変えたり、第3の実施形態のように湾曲路に弾性部材52を設けることで、第1搬送ロール41と第2搬送ロール42による用紙の引っ張り合いを低減できる。
【0058】
また、湾曲路に、用紙の搬送路長が手前側側縁から奥側側縁に向かうに従って変化する部分を設けるようにしたが、本発明は、特に湾曲路に限らず、直線的な用紙搬送路にそのような搬送路長が変化する部分を設けたものついても、適用できる。
【0059】
その他、本発明は、上記以外にも、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。また、本発明は、上記の複写機に限らず、プリンターやファクシミリ等の画像形成装置にも適用できる。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、用紙が第1搬送ロールと第2搬送ロールにニップされているときに生じる両搬送ロール間での用紙の引っ張り合いが低減されるので、用紙に与えられるダメージが少なくなる。
【0061】
また、用紙の後端が第1搬送ロールを抜けたときに、用紙の後端が用紙搬送路から外れることはほとんどなくなるので、ジャムの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置である複写機を示す概略構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態による複写機のインバータゲート部及びその周辺の構成を示す図である。
【図3】 図2に示す湾曲路の一部を形成する内側ガイド板を示す斜視図である。
【図4】 図3に示す内側ガイド板の一側面図である。
【図5】 図2に示す湾曲路を平面状に展開した展開図、及び用紙が搬送される様子を示す図である。
【図6】 本発明との比較例において用紙が搬送される様子を示す図である。
【図7】 図2に示す湾曲路を平面状に展開した展開図、及び本発明の第2の実施形態において用紙が搬送される様子を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態による複写機におけるインバータゲート部の湾曲路の一部を形成する下側ガイド部材を示す斜視図である。
【図9】 本発明の第3の実施形態において用紙が搬送される様子を示す図である。
【図10】 本発明の第3の実施形態において用紙が搬送される様子を示す図である。
【符号の説明】
4…画像形成部(画像形成手段)、5…用紙搬送部(用紙搬送手段)、25…両面複写用用紙搬送路、32,32A…湾曲路(湾曲部、用紙搬送路)、36…下ガイド板(ガイド部材)、37…上ガイド板(ガイド部材)、41…第1搬送ロール、42…第2搬送ロール、用紙搬送部(用紙搬送手段)、50…ガイド部材、51…下ガイド板、52…弾性部材。
Claims (8)
- 用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、
前記用紙搬送手段は、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送り込む1対の第1搬送ロールと、前記用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を前記画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、
前記用紙搬送路における前記搬送路長が変化する部分を仮想的に平面状に展開させたときに前記1対の第1搬送ロールの軸心と前記1対の第2搬送ロールの軸心とが並行に保たれるように、前記第2搬送ロールの軸心が前記第1搬送ロールの軸心に対して傾斜していることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2搬送ロールは、その軸心が前記用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差に応じた角度以上前記第1搬送ロールの軸心に対して傾斜していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記1対の第2搬送ロールのニップ圧が前記1対の第1搬送ロールのニップ圧よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記用紙搬送路は対向配置された1対のガイド部材で形成され、このガイド部材の一方には他方側に付勢する弾性部材が設けられており、この弾性部材で前記搬送路長が変化する部分が形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、
前記用紙搬送手段は、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送り込む1対の第1搬送ロールと、前記用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を前記画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、
前記1対の第2搬送ロールは、その軸心が前記用紙搬送路の両側縁の搬送路長の差に応じた角度以上前記1対の第1搬送ロールの軸心に対して傾斜していることを特徴とする画像形成装置。 - 用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、
前記用紙搬送手段は、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送りこむ1対の第1搬送ロールと、前記用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を前記画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、
前記1対の第2搬送ロールのニップ圧が前記1対の第1搬送ロールのニップ圧よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する用紙搬送手段とを備えた画像形成装置において、
前記用紙搬送手段は、対向配置された1対のガイド部材で形成され、一方の側縁から他方の側縁に向かって搬送路長が変化する部分を有する用紙搬送路と、この用紙搬送路の上流側に設けられ、当該用紙搬送路に用紙を送りこむ1対の第1搬送ロールと、前記用紙搬送路の下流側に設けられ、当該用紙搬送路からの用紙を前記画像形成手段に向けて送り出す1対の第2搬送ロールとを有し、
前記1対のガイド部材の一方には他方側に付勢する弾性部材が設けられており、この弾性部材で前記搬送路長が変化する部分が形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記用紙搬送路は湾曲部を有し、この湾曲部に前記搬送路長が変化する部分が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の画像形成装置。
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