JP3845352B2 - 金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置 - Google Patents
金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3845352B2 JP3845352B2 JP2002281991A JP2002281991A JP3845352B2 JP 3845352 B2 JP3845352 B2 JP 3845352B2 JP 2002281991 A JP2002281991 A JP 2002281991A JP 2002281991 A JP2002281991 A JP 2002281991A JP 3845352 B2 JP3845352 B2 JP 3845352B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winder
- winding
- metal strip
- pinch roll
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置に関し、特に、金属帯が、焼鈍分離剤を塗布・乾燥した方向性珪素鋼の鋼帯の場合でも、その全長にわたり、幅方向に精度良く巻き取ることのできる、金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
方向性珪素鋼板は、磁気特性が優れていることの他に、良好なフォルステライト(Mg2 SiO4 )被膜を有することが重要である。方向性珪素鋼板の製造では、方向性珪素鋼板用スラブを、例えば、1300〜1400℃に加熱して、インヒビターを形成する成分Al,N,Mn,S等を完全に固溶させ、熱延板あるいは中間冷延板にインヒビターを微細に析出させる焼鈍を行い、1回の冷間圧延後あるいは中間焼鈍を挿んだ2回以上の冷間圧延後、Cの除去、1次再結晶、および、SiO2 を含む酸化層の形成を目的とする、いわゆる脱炭焼鈍を施すのが一般的である。次いで、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を鋼帯に塗布した後、2次再結晶、不純物の除去、および、フォルステライト被膜形成を目的とする仕上焼鈍が行われる。
【0003】
図5に、方向性珪素鋼の冷延板を脱炭焼鈍(焼鈍分離剤の塗布を含む)するための代表的な従来技術による連続熱処理設備の概略的な等角投影図を、また、図6に、図5の乾燥炉出側から巻取機(テンションリール)までの細部の等角投影図を示す。なお、炉部7は一般的に加熱領域、均熱領域、および冷却領域からなり、また、焼鈍分離剤塗布装置9は、コータ、塗布液循環装置、塗布液作液装置等から構成され、乾燥装置11は、加熱領域、均熱領域、および冷却領域からなるが、ここではその説明を省略する。
【0004】
このよう方向性珪素鋼帯の連続処理設備の主な要素は、冷間圧延された方向性珪素鋼のコイル状の鋼帯を装荷して、そこから巻き出していくための巻戻機1,2、鋼帯の先尾端部を切断し溶接するための入側剪断機3、連続的に鋼帯同士の先尾端部を接合するための溶接機4、コイルの溶接準備および溶接中に入側洗浄装置6、炉部7で通板速度を減速させ、または通板停止させることなく通板可能とするための鋼帯を貯蔵する入側ストレージルーパー5、鋼帯の表面を洗浄し、圧延油や鉄分等の汚れを除去するための入側洗浄装置6、鋼帯を脱炭焼鈍するために用いられる加熱・均熱・冷却領域からなる炉部7からなっている。
【0005】
炉部7の出側には、コイルの巻取が完了し出側剪断機13が作動している時に、コイルが入側洗浄装置6・炉部7を減速・停止することなく通板可能とするための鋼帯を貯蔵する出側ストレージルーパー8、炉部7から出た脱炭焼鈍された鋼帯の表面にMgOを主成分とするスラリー状の焼鈍分離剤を塗布するためのコータロール10を有する焼鈍分離剤塗布装置9、鋼帯表面に塗布されたスラリー状の焼鈍分離剤の乾燥装置11、巻取機での鋼帯巻き取り単位に合わせ鋼帯を分割するとともに必要なサンプルを切断する出側剪断機13、および、鋼帯をコイル状に巻き取るための巻取機14,15とからなっている。
【0006】
炉部7の前後の鋼帯60の張力は、テンションメータ41,42で測定され、乾燥装置11での鋼帯60の張力は、テンションメータ43で測定され、通過するブライドルロール21a,21b,22a,22b,23a,23b,24a,24b,24c,24dにフィードバックされ、ブライドル前後の鋼帯張力が確保されている。
【0007】
焼鈍分離剤塗布装置9でスラリー状の焼鈍分離剤を塗布された鋼帯は、焼鈍分離剤が乾燥完了までロール等へ接触することは許されないので、乾燥炉11を経てサポートロール36まで『カテナリー通板』、あるいは、『カテナリー通板(前半)+浮上通板(後半)』により、ロールに接触することなく搬送され、デフレクターピンチロール32,33を経て巻取機14,15に再巻きつけされる。このとき、次工程の仕上焼鈍に備えて、鋼帯エッジ位置検出センサー51で鋼帯エッジ位置を監視しながら、それに応じて巻取機14,15を板幅方向移動機構52,53でシフトさせ、仕上焼鈍時の下側に位置する側の鋼帯エッジを揃えている。このとき、ピンチロール31、デフレクターピンチロール32,33の上ロールは開放(上方待機)され、鋼帯との接触は最小とされている(ピンチロール31には非接触)。
【0008】
なお、焼鈍分離剤は乾燥後もロール等に接触すると剥離しやすく、仕上焼鈍での焼きつきという致命的なトラブルを発生するので、サポートロール36に接触後、巻取機14,15に再巻きつけするまでのロールは必要最小限とされている。
【0009】
出側の鋼帯が所定の重量(一般的には、巻戻機1,2に装荷されるコイル単位)に達すると、焼鈍分離剤塗布装置9、乾燥装置11に位置する鋼帯の通板速度(以後、鋼帯出側通板速度と呼ぶ)は、減速され、ピンチロール31、デフレクターピンチロール32,33の上ロールを下降させ、鋼帯をピンチした後、出側剪断機13で鋼帯を分割する。同時に、必要なサンプルも切断し、採取する。
【0010】
今、分割点より上流の先行鋼帯を巻取機14で再巻きつけをしているとすると、再巻きつけを完了すると、分割点より下流の後行鋼帯は、デフレクターピンチロール32を直進し、デフレクターピンチロール33を経て巻取機33で再巻きつけを再開される。後行鋼帯が巻取機15に巻きつけられ張力を確立すると、出側鋼帯の通板速度を出側ストレージルーパー回復速度まで増速し、ピンチロール31、デフレクターピンチロール32,33の上ロールは開放(上昇)され、再巻きつけは継続される。出側ストレージルーパー8が所定の貯蔵量を回復した時点で、鋼帯の通板速度は、減速され、炉部通板速度と同期される。巻取機15から巻取機14への切り替えも同様である(以上、例えば、特許文献1参照)。
【0011】
ところで、上記のような金属帯の連続処理設備において、巻取時の剪断で、定常運転中の巻取張力がなくなった後の金属帯の尾端のエッジ巻き揃えを行う従来技術としては、連続鋼帯の巻取り機に近接して設けられた少なくとも一対のロールを有するロールスタンドと、前記連続鋼帯のエッジ部を検出する鋼帯エッジ検出器と、前記鋼帯エッジ検出器の検出信号に従って前記ロールスタンドを連続鋼帯の進行方向に対して傾斜させるロールスタンド位置制御装置とを備えてなることを特徴とする連続鋼帯の蛇行矯正装置の発明がある(例えば、特許文献2参照)。
【0012】
また、金属帯の先行コイルと後行コイルを短時間に切り替えるために、巻取位置と巻取が完了したコイルの搬出位置を切り替えることで安定した巻取条件を確保するために好適な従来技術として、垂直面内に回転駆動可能に設けられる円形支持フレーム上に、巻取リールが、複数個、配設されるカローゼル形の連続巻取装置がある(例えば、特許文献3参照。)。
【0013】
【特許文献1】
特開昭61−48580号公報([産業上の利用分野]、[従来の技術]の欄、第2図、第4図)
【特許文献2】
特開平8−71646号公報
【特許文献3】
特開昭62−110813号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術には幾つかの欠点がある。
第1に、金属帯の張力は、以下の条件ごとに大きく変わる。
(1)金属帯先端が巻取機14,15に巻きつけ始められたときと、張力を確立したとき、
(2)処理する金属帯の板厚が変わるとき
この結果として、デフレクターピンチロール32,33の軸と巻取機14,15の軸との平行度が変わり、金属帯エッジ位置検出センサー51で、金属帯エッジ位置を監視しながら、それに応じて巻取機14,15を板幅方向移動機構52,53でシフトさせても、仕上焼鈍時に下側に位置する側の金属帯エッジを揃え難くなる。
【0015】
第2に、金属帯の再巻きつけの進行によりコイルが徐々に大きくなると、巻取機14,15の軸が巻き取られた金属帯重量により撓むのに加え、金属帯のデフレクターピンチロール32,33への巻きつけ角度の増大によりデフレクターピンチロール32,33の変形も大きくなり、結果として、この場合も、デフレクターピンチロール32,33の軸と巻取機14,15の軸との平行度が変わり、金属帯エッジ位置検出センサー51で、金属帯エッジ位置を監視しながら、それに応じて巻取機14,15を板幅方向移動機構52,53でシフトさせても、仕上焼鈍時に下側に位置する側の金属帯エッジを揃え難くなる。これを抑制する手立てとして、巻取機にアウターボードが設置されることも多いが、デフレクターピンチロール32,33の撓みは解決することはできず、依然として金属帯エッジの不揃いを頻発する。
【0016】
第3に、近年、板厚の薄い方向性珪素鋼鈑の製造においては、巻取機切り替え時の出側速度変化を抑制する観点からカローゼル式が巻取機に採用されることもあるが、カローゼル公転時に巻取機の軸とデフレクターピンチロールの軸との平行度が変化し、大きな問題となっている。
【0017】
巻取機の軸とデフレクターピンチロールの軸とをより平行にする方策として、特許文献2にロールスタンドを連続鋼帯の進行方向に対して傾斜させる方案が記載されている。
しかし、この方案では、ロールスタンドのロールの芯と鋼板の進行方向を垂直方向から変位させることとなり、本来一定の関係であるべき鋼帯エッジ検出器で検出される前記連続鋼帯のエッジ部の変位量と巻取機のシフト量が変動し、幅方向に精度良く、巻取機に再巻きつけすることが困難であった。
また、一般的には、ロールスタンドと巻取機の距離は短く、極めて精度良く変位させないと、ロールスタンドと巻取機の間の鋼板に絞り等のトラブルを生じ、使用することが難しい。特に、薄手の鋼板では、この問題が顕著に表れ、事実上適用が困難であった。
【0018】
加えて、このような巻取機の軸とデフレクターピンチロールの軸との平行度のズレは、デフレクターピンチロールと金属帯表面の摩擦係数が小さいときにより顕著な金属帯エッジの不揃いとなる。
さらに、デフレクターピンチロールの上流に、カテナリー機構、あるいは/且つ、浮上機構を有する場合は、より深刻な問題となる。
【0019】
このように、金属帯の処理設備において、金属帯、特に、金属帯表面にMgOを主成分としたスラリーを塗布・乾燥し、金属帯表面の摩擦係数が小さく、加えて、デフレクターピンチロールの上流にカテナリー機構、あるいは/且つ、浮上機構を有する方向性珪素鋼の金属帯を、金属帯全長にわたり、幅方向に精度良く、巻取機に再巻きつけすることが困難であった。
【0020】
本発明は、金属帯の連続処理設備において、上記従来技術の問題点を有利に解決し、金属帯全長にわたり幅方向に精度良く巻き取ることを可能とする、金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、下記のとおりである。
(1)金属帯の連続処理設備の巻取方法において、再巻きつけする巻取機の軸とデフレクターピンチロールの軸との平行度を検出し、デフレクターピンチロールの軸を巻取機の軸と平行になるよう傾斜させるとともに、金属帯の少なくとも片側のエッジ位置を検出し、その変位量に応じて、巻取機を金属帯の幅方向に変位させることを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取方法。
(2)金属帯の連続処理設備の巻取方法において、金属帯の再まきつけの張力を測定し、張力に応じて、デフレクターピンチロールの傾斜量を制御するとともに、金属帯の少なくとも片側のエッジ位置を検出し、その変位量に応じて、巻取機を金属帯の幅方向に変位させることを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取方法。
【0022】
(3)前記巻取機として、カローゼル形巻取機を用いることを特徴とする、上記(1)または(2)のいずれかに記載の金属帯の蛇行矯正巻取方法。
(4)前記金属帯として、焼鈍分離剤を塗布・乾燥した方向性珪素鋼の鋼帯を処理することを特徴とする、上記(1)ないし(3)3のいずれか1項に記載の金属帯の蛇行矯正巻取方法。
【0023】
(5)金属帯の連続処理設備の巻取装置において、金属帯の幅方向の少なくとも片側のエッジ位置を検出するエッジ位置検出センサーと、検出されたエッジ位置に基づき金属帯の幅方向に移動機構を有する巻取機と、デフレクターピンチロールと、前記巻取機の軸とデフレクターピンチロールの軸との平行度のズレを検出する機構と、検出された平行度のズレに基づいて前記デフレクターピンチロールの軸を巻取機の軸と平行になるよう水平方向あるいは垂直方向の少なくともいずれかの方向に傾斜する機構と、を有することを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取装置。
(6)金属帯の連続処理設備の巻取装置において、金属帯の幅方向の少なくとも片側のエッジ位置を検出するエッジ位置検出センサーと、検出されたエッジ位置に基づき金属帯の幅方向に移動機構を有する巻取機と、金属帯の巻取機への巻取張力を測定する機構と、検出された張力に基づいて水平方向あるいは垂直方向の少なくともいずれかの方向に傾斜する機構を有するデフレクターピンチロールと、を有することを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取装置。
【0024】
(7)前記巻取機が、カローゼル形の、垂直面内に回転駆動可能に設けられる円形支持フレーム上に、複数個配設されていることを特徴とする、上記(5)又は(6)に記載の金属帯の蛇行矯正巻取装置。
【0025】
(8)前記金属帯の連続処理設備が、前記デフレクターピンチロールの上流に、金属帯のカテナリー機構と浮上機構のいずれか一方又は両方を有することを特徴とする、上記(5)〜(7)のいずれか1項に記載の金属帯の蛇行矯正巻取装置。
(9)前記金属帯の連続処理設備が方向性珪素鋼の鋼帯を処理する連続処理設備であって、焼鈍分離剤の塗布・乾燥手段を有することを特徴とする、上記(8)に記載の金属帯の蛇行矯正巻取装置。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
図1に、本発明の1つの実施例である方向性珪素鋼の冷延板を脱炭焼鈍(焼鈍分離剤の塗布を含む)するための連続熱処理設備の準概略的な等角投影図を、図2に、図1の乾燥炉出側からカローゼル式巻取機のテンションリールまでの細部の等角投影図を示す。
【0027】
出側デフレクターピンチロール32,33にデフレクターピンチロール傾動機構55,56がついている点を除き図5、図6と同じである。デフレクターピンチロール傾動機構55,56は、処理設備の反駆動軸側に設置されており、デフレクターピンチロール55,56の反駆動軸側を昇降させる機構である。
なお、図1、図2に示すラインのその他の部分は、図5、図6のラインと類似しており、同一の部品或いは装置については同一の符号が付けられている。
【0028】
焼鈍分離剤塗布装置9でスラリー状の焼鈍分離剤を塗布された鋼帯は、焼鈍分離剤が乾燥完了までロール等へ接触することは許されないので、乾燥炉11を経てサポートロール36まで『カテナリー通板』、あるいは、『カテナリー通板(前半)+浮上通板(後半)』により、ロールに接触することなく搬送され、デフレクターピンチロール32、33を経て巻取機14,15に再巻きつけされる。
【0029】
このとき、デフレクターピンチロール32,33は、テンションメータ43の張力指示値、および、テンションリールに再巻きつけされた鋼帯コイルの重量により、デフレクターピンチロール32,33の軸と巻取機14,15の軸との平行度のズレの予測に応じて傾動され、両者の間に平行度を保ちながら、次工程の仕上焼鈍に備えて、鋼帯エッジ位置検出センサー51で鋼帯エッジ位置を監視しながら、それに応じて巻取機14,15を板幅方向移動機構52,53でシフトさせ、仕上焼鈍時に下側に位置する側の鋼帯エッジを揃えている。このとき、ピンチロール31、デフレクターピンチロール32,33の上ロールは開放(上方待機)され、鋼帯との接触は最小とされている(ピンチロール31には非接触)。
【0030】
出側の鋼帯が所定の重量(一般的には、巻戻機1,2に装荷される鋼帯コイル単位)に達すると、鋼帯出側通板速度は、減速され、ピンチロール31、デフレクターピンチロール32,33の上ロールを下降させ、鋼帯をピンチした後、出側剪断機13で鋼帯を分割する。同時に、必要なサンプルも切断し、採取する。
【0031】
今、分割点より上流の先行鋼帯を巻取機14で再巻きつけをしているとすると、再巻きつけを完了すると、分割点より下流の後行鋼帯は、デフレクターピンチロール32を直進し、デフレクターピンチロール33を経て巻取機15に再巻きつけを再開される。このとき、一般的には鋼帯張力はゼロ、もしくは、低い値であり、この張力値に応じて、デフレクターピンチロール33は傾動し、デフレクターピンチロール33の軸と巻取機15の軸とは平行度が保たれている(一般的には、デフレクターピンチロールは水平)。
【0032】
後行鋼帯が、巻取機に巻きつけられ張力を確立すると、その張力に応じて、デフレクターピンチロール33を傾動させ、デフレクターピンチロール33の軸と巻取機15の軸との平行度を保ちつつ、出側金属帯の通板速度を出側ストレージルーパー回復速度まで増速し、ピンチロール31、デフレクターピンチロール32,33の上ロールは開放(上昇)され、再巻きつけは継続される。出側ストレージルーパー8が所定の貯蔵量を回復した時点で、鋼帯の通板速度は、減速され、炉部通板速度と同期される。巻取機15から巻取機14への切り替えも同様である。
【0033】
デフレクターピンチロールのピンチロールは必ず必要なものではないが、金属帯の先端通板を容易するとともに、尾端の金属帯エッジの揃いを容易にするものであり、設置されることが望ましい。
デフレターピンチロールの軸と巻取機の軸との平行度を検出する手段としては、特に限定されるものではないが、レーザー方式が一般的である。
【0034】
また、必ずしも、リアルタイムで測定する必要はなく、上記例のごとく、事前に、金属帯の張力、あるいは、巻取機に再巻きつけされた金属帯コイル重量(コイル径)とデフレクターピンチロールの軸と巻取機の軸との並行度の関係を調査し、この結果を使うこともできる。
あるいは、金属帯の一定通板条件での板幅方向のシフト量を事前に求め、実際の金属帯エッジ位置検出センサ−値との差をデフレクターピンチロールの軸と巻取機の軸との平行度のズレと見做し、それに応じて、デフレクターピンチロールを傾動させることも有効である。
【0035】
図3に、本発明の別の1つの実施例である、方向性珪素鋼の冷延板を脱炭焼鈍(焼鈍分離剤の塗布を含む)するための連続熱処理設備の概略的な等角投影図を、また、図4に、図3の乾燥炉出側からカローゼル式巻取機までの細部の等角投影図を示す。
巻取機がカローゼル式巻取機17であること、出側剪断機が出側走間剪断機16であること、出側ストレージルーパー8’が短いことを除き図1、図2の例と同じである。
なお、図3、図4に示すラインのその他の部分は、図1、図2のラインと類似しており、同一の部品或いは装置については同一の符号が付けられている。
【0036】
出側の鋼帯が所定の重量(一般的には、巻戻機1,2に装荷される鋼帯コイル単位)に達すると、出側の鋼帯通板速度は、減速することなく、ピンチロール31の上ロールを下降させ、デフレクターピンチロール34の下ロールを上昇させ、鋼帯をピンチした後、出側走間剪断機16で鋼帯を分割する。同時に、必要なサンプルも切断し、採取する。今、分割点より上流の先行鋼帯を鋼帯コイル搬出位置Bに位置するリール19で再巻きつけをしているとすると、再巻きつけを完了すると、分割点より下流の後行鋼帯は、デフレクターピンチロール34を経て鋼帯巻きつけ開始位置Aに位置するリール18に再巻きつけを再開される。
【0037】
このとき、一般的には鋼帯張力はゼロ、もしくは、低い値であり、この張力値に応じて、デフレクターピンチロール34は傾動し、デフレクターピンチロール34とリール18の軸とは平行度が保たれている(一般的には、デフレクターピンチロールは水平)。後行鋼帯がリール18に再巻きつけされ張力を確立すると、その張力に応じて、デフレクターピンチロール34を傾動させ、デフレクターピンチロール34の軸とリール18の軸との平行度を保ちつつ、ピンチロール31の上ロール、デフレクターピンチロール34の下ロールは開放(ピンチロールは上昇、デフレクタロールは下降)され、再巻きつけは継続される。
【0038】
鋼帯コイル搬出位置Bに位置するリール19から鋼帯コイルがライン外に搬出された時点で、カローゼル式巻取機17は鋼帯を走行させながら、デフレクターピンチロール34を傾動させ、デフレクターピンチロール34の軸とリールの軸との平行度を保ちつつ、カローゼルリール公転機構20により公転され、リール18は鋼帯コイル搬出位置Bへ、リール19は鋼帯巻きつけ開始位置Aへ移動し、鋼帯コイル搬出位置Bで再巻きつけを継続する。このとき、デフレクターピンチロール34を傾動させるのは、カローゼルの公転によりリール19の軸がデフレクターピンチロールの軸に対して平行度が変わるからである。リール19からリール18への切り替えも同様である。
こうして、カローゼル式の巻取機の場合にも、公転時も含め、鋼帯全長にわたり、仕上焼鈍時の下側に位置する側の鋼帯のエッジは、非常にきれいに揃えることが可能である。
【0039】
本発明は、珪素鋼板の脱炭焼鈍後、窒化焼鈍を行う焼鈍炉および焼鈍方法に対しても有効である。
また、本発明は、珪素鋼板の焼鈍炉のみに有効ものではなく、摩擦係数が低い金属帯の連続処理設備、および/または、デフレクターピンチロールの上流に、カテナリー機構、および/または、浮上機構を有する金属帯の連続処理設備での金属帯の巻き取りにも有効である。
【0040】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、金属帯の連続処理設備において、巻取機の直前のデフレクターピンチロールに傾斜機能を付与し、金属帯の幅方向の蛇行(シフト)量に応じて、巻取機を幅方向にシフトさせるとともに、デフレクターピンチロールを傾斜させることで、巻取機に再巻きつけされた金属帯のエッジを、金属帯全長にわたり非常に精度良く揃えることができる。特に、焼鈍分離剤を塗布・乾燥させた方向性珪素鋼の金属帯では、その効果は絶大である。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、方向性珪素鋼の冷延板を脱炭焼鈍(焼鈍分離剤の塗布を含む)するための連続熱処理設備の概略的な等角投影図である。
【図2】図1の乾燥炉出側から巻取機までの細部の等角投影図である。
【図3】本発明の別の実施例である方向性珪素鋼の冷延板を脱炭焼鈍(焼鈍分離剤の塗布を含む)するための連続熱処理設備の概略的な等角投影図である。
【図4】図3の乾燥炉出側からカローゼル式巻取機までの細部の等角投影図である。
【図5】従来技術による、方向性珪素鋼の冷延板を脱炭焼鈍(焼鈍分離剤の塗布を含む)するための代表的な連続熱処理設備の概略的な等角投影図である。
【図6】図5の乾燥炉出側から巻取機までの細部の等角投影図である。
【符号の説明】
1,2 巻戻機
3 入側剪断機
4 溶接機
5 入側ストレージルーパー
6 入側洗浄装置
7 炉部
8,8’ 出側ストレージルーパー
9 焼鈍分離剤塗布装置
10 コータロール
11 乾燥装置
13 出側剪断機
14,15 巻取機
16 出側走間剪断機
17 カローゼル式巻取機
18,19 リール
20 カローゼルリール公転機構
21a,21b ブライドルロール
22a,22b ブライドルロール
23a,23b ブライドルロール
24a,24b,24c,24d ブライドルロール
31 ピンチロール
32,33,34 デフレクターピンチロール
36 サポートロール
41,42,43 テンションメータ
51 金属帯(鋼帯)エッジ位置検出センサー
52,53 巻取機の金属帯(鋼帯)幅方向移動機構
55,56,57 デフレクターピンチロール傾動機構
60 金属帯(鋼帯)
A 金属帯(鋼帯)巻取開始位置
B 金属コイル搬出位置
Claims (9)
- 金属帯の連続処理設備の巻取方法において、再巻きつけする巻取機の軸とデフレクターピンチロールの軸との平行度を検出し、デフレクターピンチロールの軸を巻取機の軸と平行になるよう傾斜させるとともに、金属帯の少なくとも片側のエッジ位置を検出し、その変位量に応じて、巻取機を金属帯の幅方向に変位させることを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取方法。
- 金属帯の連続処理設備の巻取方法において、金属帯の再まきつけの張力を測定し、張力に応じて、デフレクターピンチロールの傾斜量を制御するとともに、金属帯の少なくとも片側のエッジ位置を検出し、その変位量に応じて、巻取機を金属帯の幅方向に変位させることを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取方法。
- 前記巻取機として、カローゼル形巻取機を用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の金属帯の蛇行矯正巻取方法。
- 前記金属帯として、焼鈍分離剤を塗布・乾燥した方向性珪素鋼の鋼帯を処理することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の金属帯の蛇行矯正巻取方法。
- エッジ位置検出センサー、巻取機、平行度のズレを検出する機構及びデフレクターピンチロールを有する金属帯の連続処理設備の巻取装置であって、金属帯の幅方向の少なくとも片側のエッジ位置を検出するエッジ位置検出センサーと、巻取機の軸とデフレクターピンチロールの軸との平行度のズレを検出する機構と、検出された平行度のズレに基づいてデフレクターピンチロールの軸を巻取機の軸と平行になるよう水平方向あるいは垂直方向の少なくともいずれかの方向に傾斜する機構を有するデフレクターピンチロールと、検出されたエッジ位置に基づき金属帯の幅方向に移動機構を有する巻取機と、を有することを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取装置。
- エッジ位置検出センサー、巻取機、巻取張力を測定する機構及びデフレクターピンチロールを有する金属帯の連続処理設備の巻取装置であって、金属帯の幅方向の少なくとも片側のエッジ位置を検出するエッジ位置検出センサーと、金属帯の巻取機への巻取張力を測定する機構と、検出された張力に基づいて水平方向あるいは垂直方向の少なくともいずれかの方向に傾斜する機構を有するデフレクターピンチロールと、検出されたエッジ位置に基づき金属帯の幅方向に移動機構を有する巻取機と、を有することを特徴とする、金属帯の蛇行矯正巻取装置。
- 前記巻取機が、カローゼル形の、垂直面内に回転駆動可能に設けられる円形支持フレーム上に、複数個配設されていることを特徴とする、請求項5又は6に記載の金属帯の蛇行矯正巻取装置。
- 前記金属帯の連続処理設備が、前記デフレクターピンチロールの上流に、金属帯のカテナリー機構と浮上機構のいずれか一方又は両方を有することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の金属帯の蛇行矯正巻取装置。
- 前記金属帯の連続処理設備が方向性珪素鋼の鋼帯を処理する連続処理設備であって、焼鈍分離剤の塗布・乾燥手段を有することを特徴とする、請求項8に記載の金属帯の蛇行矯正巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002281991A JP3845352B2 (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | 金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002281991A JP3845352B2 (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | 金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004114110A JP2004114110A (ja) | 2004-04-15 |
| JP3845352B2 true JP3845352B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=32276268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002281991A Expired - Fee Related JP3845352B2 (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | 金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3845352B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102006946B (zh) * | 2008-04-17 | 2012-12-26 | 三菱日立制铁机械株式会社 | 圆盘传送带卷轴设备 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103464525B (zh) * | 2013-09-05 | 2015-04-08 | 北京金自天正智能控制股份有限公司 | 一种实现卷取机与光电检测装置同步移动的方法及系统 |
| CN110560509A (zh) * | 2019-10-10 | 2019-12-13 | 中冶天工集团天津有限公司 | 一种卷取机卷筒调整方法 |
| CN119588781B (zh) * | 2024-12-10 | 2025-12-26 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种矫直带钢的连续生产工艺 |
-
2002
- 2002-09-26 JP JP2002281991A patent/JP3845352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102006946B (zh) * | 2008-04-17 | 2012-12-26 | 三菱日立制铁机械株式会社 | 圆盘传送带卷轴设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2004114110A (ja) | 2004-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6185971B1 (en) | Hot rolled material take-up equipment and take-up method | |
| JP2012121032A (ja) | ルーパの可動ロール位置制御方法 | |
| JP2013123733A (ja) | ピンチロールギャップの制御装置及び制御方法 | |
| JP2013111609A (ja) | スリット帯板の巻取り方法 | |
| JP3845352B2 (ja) | 金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置 | |
| JPS6247925B2 (ja) | ||
| US6907915B2 (en) | Method and installation for producing a metal strip | |
| CN117840252A (zh) | 一种防止热轧带钢松卷的控制方法 | |
| JP4105876B2 (ja) | 方向性珪素鋼の冷延板の連続熱処理設備および連続熱処理方法 | |
| JP3199079B2 (ja) | 長尺体の巻取方法及びその装置 | |
| JP2002153905A (ja) | 調質圧延機における溶接部通板方法および通板装置 | |
| JP2996844B2 (ja) | 金属ストリップ連続処理ラインの間紙挿入装置 | |
| JPH1099916A (ja) | 連続熱間圧延の巻取り設備およびこれによる巻取り方法 | |
| JPH0710335A (ja) | 帯材貯蔵装置の制御方法 | |
| JPH07314036A (ja) | 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法 | |
| JP2928136B2 (ja) | 鋼帯尾端の蛇行防止方法及びその装置 | |
| JP2669782B2 (ja) | 帯状材の通板装置 | |
| JP7294270B2 (ja) | 金属帯コイルの装着方法および金属帯コイルの装着設備 | |
| KR101120109B1 (ko) | 스트립 이송 장치 | |
| JP2000280023A (ja) | スリット材の巻取り方法及び蛇行防止装置 | |
| JP3491121B2 (ja) | 連続焼鈍ラインおよび該連続焼鈍ラインにおける鋼帯の進行方向変更方法 | |
| JPH04228217A (ja) | 熱延鋼帯の搬送方向切換装置と巻取り装置 | |
| JP2005205419A (ja) | 熱間圧延における金属帯板の巻取り方法および巻取り制御装置ならびにそれらを用いた金属帯板の熱間圧延方法 | |
| KR200194120Y1 (ko) | 스킨패스 라인의 안티-크림핑롤 | |
| CN114574673A (zh) | 一种钢带退火生产线 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040902 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050728 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060815 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060818 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3845352 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825 Year of fee payment: 7 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825 Year of fee payment: 7 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825 Year of fee payment: 7 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825 Year of fee payment: 7 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |