JP3844362B2 - 乳首、特に慰安型の乳首 - Google Patents

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Description

本発明は小さな子供の吸いたいと云う本能的な必要を満足させるためのおしゃぶり、特に慰安型のおしゃぶりに関する。
おしゃぶりおよびダミーの使用は指のおしゃぶりの代わりに近年非常に増加して来た。小さな子供の約90%は指しゃぶりの習慣を持っており、そして、その中約60%はおしゃぶり/ダミーを使っている。調査の結果はおしゃぶり/ダミーの習慣は以前よりずっと長く続いており、かつおしゃぶりおよびダミーは以前よりもっと頻繁に使われていることを示している。
従来から周知のダミー型のおしゃぶりに関連するダミーの使用の重大な影響はいわゆる強制咬合を伴う後方交差咬合である。これはダミーの乳首状の半円筒体が口腔の床部分に舌を押し付けるという事実によるものである。その結果上顎の弓状の歯列がサポートを失い、そして頬の圧力によって内側に押される。それと同時にその舌は下顎の弓状の歯列を外側に押し付ける。最近の研究によるとおしゃぶりを使っているスウェーデン人の女の子の26%が強制された咬合を伴う後方交差咬合になっていたと報告している(エガール B、ラルソン E、リンドステン R“ノルウェーおよびスウェーデンにおける3才児の指しゃぶりの習慣、特定集団、性別、犬歯間アーチ巾および母乳によるおよび哺乳瓶による授乳の後方交差咬合への影響■Am J Orthod Dentfac Orthoped 1994 ; 106 : 161-6を参照されたい)。
強制案内を伴う交差咬合は顎の成長および発展段階における大きなずれを引き起こす重大な咬合誤りである。従って、保健省はその治療に最大の払戻し金を提供している。しかし、小さな子供に対する歯の調整はしばしば複雑でありかつその子を不必要な緊張に晒すことになる。
おしゃぶりの使用によるもう1つの深刻な影響は、歯と歯の間に公知のおしゃぶりが必要とする分厚くかつ真直ぐな通路に起因するいわゆる“開いた咬合”である。
このダミー型のおしゃぶりには、乳首状の半円筒体の子供がそれに吸い付く自由端のある半円筒部およびそれに割り当てられたその子の唇に対して休止するように構成された外側の対向部材を形成する円盤状の停止体を有しており、この停止体はそのおしゃぶりの全体が口の中に入ってしまい子供がそれを飲み込もうとするのを阻止するように働いている。その停止ディスクの外側は通常ハンドルあるいはそれに類似するものを担持している。
DE38 40 178およびUS5 133 740は共通の特徴および動作モードを示すダミー型のおしゃぶりを開示している。これらのおしゃぶり手段に固有な−乳首を模倣している半円筒体−は、これらのおしゃぶりのそれぞれと関連して、2つの部分的に合体した半円筒体として設計および形造られており、この2つの部分的に合体された半円筒部はその非合体領域において、2つの突出している自由端の半円筒部分から停止ディスクの方向にテーパーが付いているU/V型の空隙を形成している。舌先はこの空隙を捜すことになるであろう。この二重アーチ型半円筒体は外側の停止ディスクに対して直角に伸びている直線状のパイプ部分あるいは集合部分に連なっている。
これら公知のおしゃぶりの設計および形状は自然にカーブした舌をその自然な動きの通路/領域から強制的に遠ざける。これら公知の両方の解決方法は口腔内に大きな空間を必要としており、この口腔内では舌は理想的には全体の弓形歯列に沿って上側の部分に留まることが出来るようにされていなくてはならない。これら公知の両方のおしゃぶりは歯と歯の間に分厚くそして真直ぐな通路を生じている。そしてこのことはまた不幸なことである。何故ならばおしゃぶりと云うものはむしろ歯と歯の間に幅広く薄くかつ傾斜して伸びる通路を達成することをねらわなくてはならないからである。また、これら両方のおしゃぶりは舌が下顎弓状歯列に向かって下側に押し付けられる結果となり、そしてその結果“開いた咬合”が起こる可能性がある。
DE38 40 178によるおしゃぶりは、そのおしゃぶりの半円筒体が舌を強制的に下側に向けそして上顎の弓状歯列の内側における自然の位置から遠ざける点を特に特徴としている。これは前書き部分で説明したように下顎の強制案内を伴う交差咬合を生じる結果となり得る。
US5 133 740は従来のダミーと共通な多くの特徴を有するダミーを開示している。もし舌が先に説明した空隙中に位置することになると、その舌は不自然な形になりそしてその口の天井部分にその位置を維持することが出来なくなる。長い期間の後、このことは不幸な咬合が生じる結果となることがある。
本発明の主たる目的は吸引中その舌の正しい位置取りを可能にし、かつそれを助けるおしゃぶりを提供することである。その結果、その舌は上顎の弓状歯列に沿って横たわることになり、頬の圧力とバランスするように口の天井部分の側からそのサポートを維持する。子供のこのおしゃぶりの半円筒体の吸引中に亙って、その舌は口の中で可能な限りその前側に届く機会を得ることが出来る。
本発明によれば、この目的は以下の請求の範囲1の特徴を有するおしゃぶりによって実現される。
請求の範囲1による発明の付随する有利な特徴はそれに続く従属の請求の範囲に定義されている。従って、付随的ではあるがしかし重要なもう1つの目的はこのおしゃぶりが口の中で正確な位置を占めること;原理的には半円筒体の非対称形状によってこのおしゃぶりがその口の中で正確な位置を占めることを確保することである。
従って、中間の移行および接続部分によって担持されているおしゃぶりの半円筒体は、その側立面図において非対称であり(使用位置)かつカーブの付いた、出来れば二重カーブの付いた板状の部材として形成されており、この部材はその側立面図で見た時1つの比較的長い下側の半円筒部分にその長い半円筒部分と角度を成しながら移行していく短い半円筒部分からなる長さの異なる2つの半円筒部分を含んでいる。
この設計および形状は、特に外側停止ディスクの新しい特徴と組み合わさって、舌が下側にそして下側の顎に向かって押し付けられるのを阻止する。
正しい使用位置での半円筒体の長い下側の半円筒部分の外側の終端は、望ましくは、短い半円筒部分の外側終端よりその接続片の半円筒体の移行および接続部分の中心から遠い距離に位置している。
停止ディスクは実質的に横方向にずれた2つの半部から形成されている。もっと具体的に云うと;その停止ディスクの中央長手方向断面図において、2つの長手部分/半部はその中央に関して非対称であり、ここでは半円筒体に向かい合っている上側の停止ディスク部分の表面は主として少なくともその長さの一部をまたいで凹面状に伸びており、下側の停止ディスクの対応する表面は主として、少なくともその長さの一部をまたいで凸面状に伸びている。このような設計および形状の目的はなかんずくそれらの顎を互いに関連して上側および下側位置に保持することである。下側の前歯は上側の前歯の内側に休止する。さらに、この位置はその舌の最適な位置取りおよびその休止位置にとって有益である。歯と歯の間にはこのおしゃぶりの意図的に傾斜を付けられた通路が達成されており、これは前歯の誤まった位置取りを阻止するのに役立つ。その長さ(高さ)の全体あるいは大部分がその使用位置において、その子供の口の外側部分に向かい合って凹面の横方向湾曲を示すと云う停止ディスクのこの形状は、同様に口の中でのおしゃぶりの正確な方向付けに寄与する。もしこのおしゃぶりの半円筒体が間違って180度上下の位置が回転した状態で落ち着いたとすると、この固有な構造においては、上側の上外側プレート部分に相当する間違った使用位置における下方向外側のプレート部分は鼻に突き当たり、一方その固有な構造では下側部分である停止ディスクの上方部分は不愉快な形でその顎に突き当たる。その子供は即座に不快を感じ、そして例えばそのおしゃぶりを吐き出すことによってあるいはそれを口にくわえたまま正しい位置に廻すことによってそれによっての彼/彼女の意志表示をする。
使用位置において、半円筒体の吸引部分の短い連結部分を構成しているその短い半円筒部分は前歯の後方でその口蓋の前部分に対して休止している。そしてその半円筒部分の特別に成形された残りの部分と組み合さってその舌が口腔の上部分から押し出されないことを可能としている。
長い半円筒部分の自由端は舌がその半円筒体の下側に来るのを確実に阻止するために比較的に尖らされていても良い。短い半円筒部分は比較的に平坦な面によって画成されている。
中間の移行および接続部分は、特にそのほぼ中央部分において、その比較的薄い厚みに対する強度を補うために比較的広い幅と組み合せた比較的薄い厚みで形成されねばならない。この移行および接続部分の長さのほぼ中央のこの薄くかつ幅の広い部分において(半円筒体と停止ディスクのほぼ中央)この移行部分の長手方向のずれた位置にノッチ状の断面形状を有するそれぞれ反対方向に向いている溝を形成することが有効である。使用時において上側の溝を構成する下方向に向いている溝は、口の上部分の前歯を受け入れる。一方下側の上方向に向いている溝は口の下部分の前歯を受け入れる。
この中間移行部分のこのような設計および特にその取るに足らぬ程度の厚みは吸引中にその舌が口の中で最も遠くの前方まで到達することを可能にするように積極的に寄与している。
この停止ディスク、特にその抑制用の壁の外側はもしその停止ディスクあるいはその部分が唇の内側に到達するようなことがあると、その子供の不快を引き起こすように有利にはビート状の周縁を付けて形成されても良い。
停止ディスクあるいはその部分は停止ディスクの壁を通して伸びる多くの横方向の通風溝を有するように形成されても良い。
本発明に従って形造くられかつ設計されたおしゃぶりのその他の利点および特徴は添付の図面に図示されている発明の範囲を限定するようには働かない一実施例に関連して以下でさらに説明される。ここで;
図1は本発明に従って形成されたおしゃぶりの側立面図を示している;
図2は同じおしゃぶりのその使用時における同じ側立面図を示しており、ここではその舌と同時に上および下側唇、幾本かの歯と共に上側および下側顎が図示されている;
図3は斜め下から見たおしゃぶりの斜視図を示している。
この例示的な実施例においては、本発明によるおしゃぶりが次のような部品/部分を一般的に含むダミーの形で図示されている:ベアリング片12中に回転自在に吊り下げられている必須ではないハンドルリング10、このベアリング片12はそれぞれから連続して伸びている2つの非対称な部分16aおよび16bを有している停止ディスク16にしっかりと接続されている取り付け部分14にしっかりと接続されているかあるいはそれと一体に形成されており、停止ディスクの長手方向(垂直方向)の中央部分は図2に示されている使用位置から分るように上方および下方の端部間を不規則で非直線的に伸びている。停止ディスク16および半円筒体18間には移行および接続部分20が設けられており、その自由端には半円筒体18が担持されている。
上記の長手方向の中央平面(図2でハッチングされている)においては、互いの延長部を構成している2つの長手方向の部分16aおよび16bは互いの関係において少しばかりずれている。その使用位置においては、下側の停止ディスク部分16bは、半円筒体18側に向かい合っているそのアーチ型の表面に関して、その停止ディスク16上への移行および接続部分20の接続位置である中央部分から離れるにつれてベアリング片12から垂直方向にぶら下っているハンドルリング10を通る仮想平面から幾分大きな距離だけ離間している。これらの互いに位置をずらされた停止ディスク部分16aおよび16bは子供の唇に対して適切な停止表面を形成しており、図2に示すように上側の唇22は停止ディスク16aに支持されて休止されており、一方下側の唇24は停止ディスク部分16bに支持されてそこに休止している。
図3から明らかなようにこの停止ディスク16は横方向の貫通通風溝26を有している。従って、子供がこの停止ディスク16をその口の中にくわえ込んだ場合でも、その子供は依然として呼吸をすることが出来る。
図1乃至3から明らかなように、この停止ディスク16は横方向に凹面の湾曲を有している。
中間の移行および接続部分20は図2に示すようにその部分20が口の上側部分の前歯26および口の下側部分の前歯28間の口の中に位置する領域においてその厚さが薄くかつ幅が比較的広くなるように形成され、かつ寸法が決められている。
上記の領域においては特に図3から明らかなように移行および接続部分20は2つの互いに反対方向に向いている縦方向の断面図でノッチ状の溝30および32を有している。
図2から、いかにして上側の前歯26が下方に案内されて部分20の上側の上方に開いたそして下方に向かっている溝30中に係合しているか、および一方下側の前歯28が上方に案内されて部分20の下側の下方に開いた溝32に係合しているか、が明らかに分るであろう。下側の溝32は移行および接続部分20の上側の溝30より半円筒体18により近く位置している。
移行および接続部分20の自由端に担持されている半円筒体18は移行および接続部分20から遠い側に向いておりそれと同時に部分20の自由端の半円筒体18の接続位置で凹面に角度の付けられた外側面18′を有しており、その結果出来れば先の接続位置に関して横方向の凹面湾曲を有する上記の外側面18′は大きな下側の外側面部分18a′およびそこから移行しているずっと小さな上側の上方外側面部分18b′を有しており、図1および2の側立面図に示すように全体の外側面18′の外側の縁部は不規則なカーブに沿って伸びている。
半円筒体18の下部18aはその外側自由端から移行および接続部分20との半円筒体18の接続位置までほぼ均等な厚さを有している。従ってこの下方部分18aはほぼ並列な面を有している。このような並列面は吸引中に舌を口の中で位置取りするのに特に有利であることが判明している。
半円筒体18の接続位置に近い移行および接続部分20の外側部分、即ち歯と歯の間の部分20の上記通路領域は吸引中にその舌が口の中で自然でかつ便利のいい位置を占めるのに寄与するように有利には傾斜が付けられ望ましくはその使用位置で上方に傾いている。この設計および形状は特に交差咬合を回避する観点から有利である。
従来のダミー型のおしゃぶりは側部のセグメント中で開き咬合および交差咬合のような咬合の誤りをしばしば引き起こしていた。開き咬合は小さな子供にとって審美的および機能的な問題を提示するが、その子供がおしゃぶりの使用を止めた後にはしばしば自ら修正していくものである。一方、この交差咬合は非常にしばしば歯の永久的なセッティングに引き継がれる。先に説明したように、交差咬合は公知のおしゃぶりが舌を口腔の床部分に押し付けることによって形成される。従って舌34は下顎の弓状歯列36を外側に押し付ける。それと同時に、上顎の弓状歯列38は舌34からのサポートを失い、そして頬の圧力が上顎の弓状歯列38を内側に押し付ける。上および下顎における弓状歯列の幅の間に不均衡が生じ、その結果しばしば交差咬合を引き起こす。従来のおしゃぶりの使用から生じる交差咬合はしばしば下顎の強制的な案内と組み合さっている。このことは顎の成長および発達へのマイナスの影響を回避するために顎の歯列矯正治療を早い段階に開始することを必要とする深刻な機能的咬合誤りである。
本発明によれば、このおしゃぶりの全体的な設計および形状は子供の下顎の強制案内を伴う交差咬合の発達を回避し、そして従って先ず第1にそのおしゃぶりがその舌を口腔の床部分に押し付けその結果なかんずく上顎の弓状歯列が狭くなりそして下顎の弓状歯列が広くなるのを阻止すると云う観点で行われた。その歯を食いしばった時には下側の顎はその一方側に押し出される。本発明によるおしゃぶりは、それとは逆に下顎の強制案内を伴う交差咬合が阻止されるように設計および整形されている。;このことは舌34に関連した口の中での半円筒体の特別な形状、位置および方向によって達成されている。この点に関しては図2の舌についての制約を受けていない自然な位置および状態を参照して欲しい。舌の下側では、その下に横たわっている唾液腺、小帯等々34′がおしゃぶりの半円筒体18によって実質的に影響されることなく制約を受けない位置を占めている。先ず第1にこのおしゃぶりは舌34、34′が口腔の床に向けて押し付けられるのを阻止している。
前歯26、28の間を経由する上方に傾いている通路それと同時に停止ディスク16の特別な設計は、本発明によるおしゃぶりが長期に亙って使用された時、歯の正しい位置取りを生じる。ここでは下側前歯28の外側自由端部分は上前歯26の内側に落ち着いている。さらに、対向することのある臼歯42および44はその互いの関係において互いに正しい位置取りおよび方向を得ている。
図2に示すように、舌34の上側と先ず第1に接触する半円筒体18の面18a′、18b′は図3から判るようにその外周がほぼ卵型で、出来れば横方向に弱い湾曲、少なくともその長手方向部分をまたいで横方向に弱い湾曲を有している。この半円筒体18特にその外側面18a′、18b′の詳細な設計および形状は引き続いて実験および経験に基づく変更および修正の主題となる。しかしこの半円筒体18はその移行および接続部分20との関連でその隣接する軸方向端部におけるその接続点に関連して非対称の板状の形をしている。先にも指摘したように、このような角度のついた板状片は少なくとも一方向に弱い凹面の湾曲、出来れば二重湾曲を有することが出来る即ち引き延ばされた(卵型の)半円筒体18として先に言及したように少なくとも半円筒体18のある長さ方向の範囲にまたがって長手方向および横方向の両方向に組み合わせの弱い凹面の湾曲を有することが出来る。しかし、その外周が実質的に四辺形/円形を呈している舌34のために半円筒体18上の休止表面18a′、18b′の使用を阻止するものではない。
半円筒体18の外側面18b′は場合によっては省略しても良い。

Claims (10)

  1. 一方の外側端に子供が吸引するための半円筒体(18);子供の唇(22,24)に対する衝突面を形成しそしてハンドルリング(10)を吊り下げ片(12)および取り付け部分(14)の手段によって担持している停止ディスク(16)および一方の軸端において上記半円筒体(18)に接続されそして他方の軸端において上記停止ディスク(16)に接続されている中間の移行および接続部分(20)を有するダミー型のおしゃぶりにおいて、上記半円筒体(18)は上記移行および接続部分(20)の隣接する端部におけるその接続点に関連して非対称に形成されておりかつその使用位置において口腔内で内側に向いておりかつ舌(34)の対向する部分に対しそれが落ち着く領域を形成している凹面状でカーブの付けられた外側面(18a′、18b′)を有しており、またここで上記半円筒体(18)は二重カーブの付いた板状体によって構成されており、この板状体はその側面から見た時その使用位置において比較的長い下方向に傾斜している脚(18a)およびそれに関連して角度がつけられた比較的短い上方向に傾斜している脚(18b)を有しており、また上記停止ディスク(16)は互いの部分から連続して伸びている2つの長手方向部分(16a′、16b′)を有しており、その一方は子供の上唇領域(22)を休止するためにそして他方は子供の下唇領域(24)を休止するために設けられている、そしてさらに上記2つの長手方向部分(16a′、16b′)はその互いの関係においてずらされており、その使用時において下側になる長手停止ディスク部分(16b)の外側面(半円筒体18に向かい合っている表面)は上側になる長手停止ディスク部分(16a)の対応する外側面より上記の半円筒体(18)に近接して位置付けられていることを特徴とするダミー型のおしゃぶり。
  2. 角度の付いた凹面状にカーブした板状の半円筒体(18)の長い脚(18a)の外側の自由端は移行および接続部分(20)の端部における半円筒体(18)の接続点から使用位置において上方向に傾斜して伸びている半円筒体(18)の短い方の外側自由端より遠い軸方向位置にまで伸びていることを特徴とする請求の範囲1に記載のおしゃぶり。
  3. 上記半円筒体(18)に向かい合っている下側の長手停止ディスク部分(16b)の表面はその長手方向の範囲の一部をまたいで凸面の湾曲を有しており、一方上側長手停止ディスク(16a)の対応する面はその長手方向の範囲の一部をまたいで凹面の湾曲を有していることを特徴とする請求の範囲1あるいは2に記載のおしゃぶり。
  4. 上記停止ディスク(16)の下側長手部分(16b)の外側表面の凸状湾曲は移行および接続部分の隣接する終端部における上記停止ディスクの接続点から所定の距離の所で最も著しく、一方上記停止ディスク(16)の上側長手部分(16a)の外側表面の凹面の湾曲は移行および接続部分(20)の隣接する終端部における上記停止ディスク(16)の接続点の近傍において最も著しいことを特徴とする請求の範囲3に記載のおしゃぶり。
  5. 上記停止ディスク(16)は上記半円筒体(18)に向かい合う表面上に横方向に凹面の湾曲を有するように形成されていることを特徴とする先行する請求の範囲のいずれか1つに記載のおしゃぶり。
  6. 上記半円筒体(18)および停止ディスク(16)間の上記移行および接続部分(20)はその厚みが薄くかつその幅が大きくなるように形成されかつ寸法が決められており、ここでその厚みはその側面から見たものであり、かつその幅はそれに対して直交する方向に計ったものであることを特徴とする先行する請求の範囲のいずれか1つに記載のおしゃぶり。
  7. 上記移行および接続部分(20)はその対向する両側からその断面がノッチ形状でかつ前歯(26,28)を案内して受け入れるように意図された溝(30,32)が形成されており、そして使用時にその上方の上に開いたそして下方に向いている溝(30)は下方の下に開いておりかつ上方に向いている溝(32)よりも半円筒体(18)の上記接続点から大きな距離だけ離間していることを特徴とする請求の範囲6に記載のおしゃぶり。
  8. 下側の前歯28を案内して受け入れるための下側の下方に開きかつ上方に向かっている溝(32)は移行および接続部分(20)の隣接する終端部分における半円筒体(18)の接続点の直ぐ近傍の位置に配置されていることを特徴とする請求の範囲7に記載のおしゃぶり。
  9. 半円筒体(18)、上記移行および接続部分(20)および上記吊り下げ片(12)それと同時に上記取り付け部分(14)は同じ材料で1つのユニットとして構成されていることを特徴とする先行する請求の範囲のいずれか1つに記載のおしゃぶり。
  10. 上記移行および接続部分(20)は、その外側軸方向終端部において、それへの半円筒体(18)の接続点に隣接して、即ちその使用位置で見た時そこに来る前歯(26,28)あるいは歯ぐきの間に来る移行および接続部分(20)の通路位置上側に傾斜するコースをたどることを特徴とする請求の範囲6から8のいずれかに記載のおしゃぶり。
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