JP3842172B2 - 電気パワー・ステアリング用のソフト・ディスエーブル制動 - Google Patents

電気パワー・ステアリング用のソフト・ディスエーブル制動 Download PDF

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  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
電気パワー・ステアリング(「EPS」)に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気パワー・ステアリング(「EPS」)を装備した車においては、ステアリング・コラムまたはステアリング・シャフトに連結された電動モータにより、ステアリングの補助トルクを提供することが可能である。一般的には、そのようなEPSシステムにおいて即時シャットダウンを必要とする状況が発生した場合、モータにより提供される補助トルクをゼロにするようにとの指令が突然に出て、モータを駆動するトランジスタから電力が取り除かれ、システムはシャットダウンされる。例えば、トルク・センサが故障しまたはその信号が来ない場合、即時シャットダウンが開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
EPSシステムがシャットダウンされたとき、一般的には、ステアリング・システムは、手動ステアリングに切り替えられる。EPSモータが軽度の補助トルクを与えている間にシステムがシャットダウンされた場合、そのシャットダウンは運転者には感じられないかもしれない。しかし、EPSモータが中程度またはそれ以上の強さで補助トルクを与えている状態でシステムがシャットダウンされた場合、補助トルクの突然の減少により、運転者は、ステアリング・ホイール即ちハンドルでのリアクション・トルク(reaction torque)が突然増大するのを感じることがある。そのような突然増大するリアクション・トルクは、モータからの補助トルクが瞬時に取り除かれたためにタイヤおよびステアリングの系統内における蓄積エネルギーが放出されてしまう際に、発生する。一般的に、補助トルクが瞬時に取り除かれた場合、系統内の蓄積エネルギーで、モータが中速から高速でしばらくバックドライブ(back drive)してしまうことがある。その動作が、運転者にとっては、ステアリング・ホイールにおける突然増大するリアクション・トルクとして感じられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述およびその他の特徴は、添付の図面や本明細書中の説明によって例示される。そこで開示されているある電気パワー・ステアリング・システムは、モータ、および、補助トルクが突然ディスエーブルされたときに運転者の感じる突然増大するリアクション・トルクを軽減するためそのモータと通信するソフト・ディスエーブル(soft−disable)コントローラを含む。
【0005】
添付の図面で同じ要素は同様に番号付けしてある。
【0006】
【発明の実施の形態】
電気パワー・ステアリング(「EPS」)システム用のソフト・ディスエーブル・コントローラによって、ステアリング・ホイールでの突然増大するリアクション・トルクを緩和させつつ、補助モータの制御されたシャットダウンを行う。
【0007】
図1を参照すると、参照番号10は自動車両のEPSシステムの概略を示す。ステアリング機構12はギア・ハウジング14の下に配置された歯付きラック(図示せず)およびピニオン・ギア(図示せず)を有するラックアンドピニオン式の機構である。ステアリング・ホイール16は上部ステアリング・シャフト18に連結されている。ステアリング・ホイール16が回転するにつれて、自在継手22を介して下部ステアリング・シャフト20に連結されている上部ステアリング・シャフト18が、ピニオン・ギアを回転させる。ピニオン・ギアが回転すると、歯付きラックが動かされ、それがタイ・ロッド24(1本のみを図示した)を動かし、それによってステアリング・ナックル26(1個のみを図示した)が動かされ、それが車輪28(1本のみを図示した)の向きを変える。
【0008】
ソフト・ディスエーブル・コントローラ32および電動モータ34を含む参照番号30で全体的に示す補助ユニットによって、EPS補助トルクが与えられる。モータ位置センサ54がモータ34に連結され、モータ34の回転位置を感知する。モータ位置センサ54は、モータの位置を示す信号を信号ライン56を介してソフト・ディスエーブル・コントローラ32に送る。コントローラ32は、車両電源36から電源ライン38を介して電力を供給される。コントローラ32は車両の速度を示す信号を信号ライン40から受け取る。位置センサ42によりステアリング・ピニオン・ギアの角度が計測され、ライン44を介してコントローラ32に送られる。位置センサ42は、光学エンコード型センサでも、可変抵抗型センサでもよく、あるいは、位置センサ42としての機能を果たすのに好適なものであれば、その他どのようなタイプの位置センサでもよい。
【0009】
ステアリング・ホイール16が回転するにつれて、トルク・センサ43は車両の運転者によってステアリング・ホイール16に加えられるトルクを感知する。トルク・センサ43は、トーション・バー(図示せず)と、トーション・バーのねじれ量に関連する可変抵抗信号をライン46を通してコントローラ32に出力する可変抵抗型センサ(図示せず)を含む。代替実施形態では、既知の信号処理技術で使用可能なその他の好適なトルク感知デバイスを代わりに使用することができる。
【0010】
コントローラ32は、ライン40、44および46からの入力に応答して、コマンド信号をライン48を介して電動モータ34に送る。モータ34は、車両の運転者が加えた操舵力に加えて車両のステアリング・システムに操舵トルク上の補助を与えるため、ウォーム50およびウォーム・ギア52を介してステアリング・システムに補助トルクを加える。
【0011】
図1のEPSシステム10の状態遷移図は、図2に参照番号110で示したような概略となる。状態遷移図110は、初期化状態112、ラン・ランプアップ(run ramp−up)状態114、ラン(run)状態116、ラン・ランプダウン(run ramp−down)状態118、ソフト・ディスエーブル状態120、ラン・ディスエーブル(run disable)状態122、シャットダウン状態124およびオフ状態126を含む。初期化状態112はオフ状態126から入ることができ、初期化状態112からはラン・ランプアップ状態114やシャットダウン状態124に移行することができる。ラン・ランプアップ状態114に入るのは、初期化状態112、ラン・ランプダウン状態118やラン・ディスエーブル状態122から可能であり、ランプアップ状態114からの移行先はラン状態116、ラン・ランプダウン状態118、ソフト・ディスエーブル状態120やシャットダウン状態124がある。ラン状態116は、ラン・ランプアップ状態114から入ることができ、ラン・ランプアップ状態118、ソフト・ディスエーブル状態120やシャットダウン状態124に移行することができる。ラン・ランプダウン状態118は、ラン・ランプアップ状態114やラン状態116から入ることができ、ラン・ランプアップ状態114、ソフト・ディスエーブル状態120、ラン・ディスエーブル状態122やシャットダウン状態124に移行することができる。
【0012】
ソフト・ディスエーブル状態120は、ラン・ランプアップ状態114、ラン状態116やラン・ランプダウン状態118から入ることができ、シャットダウン状態124に移行することができる。ラン・ディスエーブル状態122は、ラン・ランプダウン状態118から入ることができ、ラン・ランプアップ状態114やシャットダウン状態124に移行することができる。シャットダウン状態124は、初期化状態112、ラン・ランプアップ状態114、ラン状態116、ラン・ランプダウン状態118、ソフト・ディスエーブル状態120やラン・ディスエーブル状態122から入ることができ、オフ状態126に移行することができる。オフ状態126はシャットダウン状態124から入ることができ、初期化状態112に移行することができる。
【0013】
ソフト・ディスエーブル状態120に入るのは、例えば、ある時点現在でシステムが出力アクティブな状態のときすなわち参照番号114、116や118のような状態のときであって、トルク信号が無効だと判断されるときである。状態120中で即時シャットダウン・フォルトが発生した場合か、ソフト・ディスエーブル処理が完了した場合、状態120から出る。
【0014】
次に、図3は、図2のソフト・ディスエーブル状態120についての流れ図130を示す。流れ図130は、図2のソフト・ディスエーブル状態120を開始するステップ132を含み、そこからステップ134に進みタイマをセットアップする。ステップ134から判断ブロック136に進み、タイマが時刻1(TIME1)以上になっているかどうかチェックする。判断結果が真の場合、判断ブロック136から、もう一つの判断ブロック146に進む。偽の場合は、判断ブロック136からステップ138に進む。ステップ138で、第1の遮断周波数を使ってモータ制動(モータダンピング(motor damping))を計算し、ステップ140に進む。ステップ140で、モータ制動を100%でスケーリングし、ステップ142に進む。ステップ142で、スケーリングしたモータ制動を制限し、ステップ144に進む。ステップ144で、行き着いたコマンドを出力し、判断ブロック136へ戻る。
【0015】
判断ブロック146で、タイマが時刻2(TIME2)以上になっているかどうかチェックする。判断結果が真の場合、判断ブロック146から、もう一つの判断ブロック158に進む。偽の場合は、判断ブロック146からステップ148に進む。ステップ148で、第2の遮断周波数を使ってモータ制動を計算し、ステップ150に進む。ステップ150で、モータ制動を100%と較正可能なパーセント値との間で線形的にスケーリングし、判断ブロック152に進む。判断ブロック152で、モータ速度(Motor Velocity)の絶対値がモータ速度閾値(MOTOR_VELOCITY_THRESHOLD)以下であるかどうかチェックする。判断結果が真の場合、判断ブロック152は、ステップ170に進む。偽の場合、判断ブロック152は、ステップ154に進む。ステップ154で、スケーリングしたモータ制動を制限し、ステップ156に進む。ステップ156で、生じた結果をコマンドとして出力し、判断ブロック146に戻る。
【0016】
判断ブロック158で、タイマが時刻3(TIME3)以上になっているかどうかチェックする。判断結果が真の場合、判断ブロック158から、ステップ170に進む。偽の場合は、判断ブロック158からステップ160に進む。ステップ160で、第2の遮断周波数を使ってモータ制動を計算し、ステップ162に進む。ステップ162で、較正可能なパーセント値でモータ制動をスケーリングし、判断ブロック164に進む。判断ブロック164は、モータ速度(Motor Velocity)の絶対値がモータ速度閾値(MOTOR_VELOCITY_THRESHOLD)以下であるかどうかチェックする。判断結果が真の場合、判断ブロック164からステップ170に進む。偽の場合、判断ブロック164からステップ166に進む。ステップ166で、スケーリングしたモータ制動を制限し、ステップ168に進む。ステップ168で、生じた結果をコマンドとして出力し、判断ブロック158に戻る。ステップ170で、ソフト・ディスエーブル完了フラッグをセットし、ステップ172に進む。ステップ172で、図2のソフト・ディスエーブル状態120から出る。
【0017】
操作に際しては、時間とともに数値を増加するフリー・ランニング・タイマがセットアップされる。タイマが時刻1(TIME1)未満のときは、モータ制動を第1の遮断周波数を使って計算し、100%でスケーリングし、最大値に制限し、それをモータ・コマンドとしてモータに与える。タイマ値が時刻1(TIME1)より大で時刻2(TIME2)未満のときは、第2遮断周波数を使ってモータ制動を計算する。モータ速度の絶対値が較正可能なモータ速度を上回るとき、100%と較正可能なパーセント値との間で線形的にモータ制動をスケーリングし、最大値に制限し、それをモータ・コマンドとしてモータに与える。モータ速度の絶対値が較正可能なモータ速度以下の場合は、ソフト・ディスエーブル状態から出る。代替実施形態では、計算ブロック150は、計算効率のよい設計選択に応じて、判断ブロック152の前後どちらにあってもよいことに、留意されたい。
【0018】
タイマ値が時刻2(TIME2)より大で時刻3(TIME3)未満のときは、第2遮断周波数を使ってモータ制動を計算する。モータ速度の絶対値が較正可能なモータ速度を上回るとき、較正可能なパーセント値でモータ制動をスケーリングし、最大値に制限し、それをモータ・コマンドとしてモータに与える。モータ速度の絶対値が較正可能なモータ速度以下の場合は、ソフト・ディスエーブル状態から出る。タイマが時刻3(TIME3)以上の場合も、ソフト・ディスエーブル状態から出る。
【0019】
スケーリングされたモータ制動は、モータ・コマンドにより発生した制動が所望数のニュートンメートル未満のトルクになることがほぼ保証できるように、ある最大値までに制限される。時刻1(TIME1)を過ぎた後で、モータ速度が較正可能なモータ速度を下回ったときにはできるだけ迅速にソフト・ディスエーブル状態から出ることができるように、モータ速度をある較正可能なモータ速度と比較する。時刻1(TIME1)過ぎまで待つことで、モータ速度が較正可能な値よりも下回ったかどうかチェックする前にモータ速度が較正可能なモータ速度よりも上昇するのに十分な時間をモータに与える。好適な時刻1(TIME1)の値はEPSシステム10の物理的動力学(physical dynamics)特性にもとづいて定義され、実験的に決定することも可能である。
【0020】
モータ制動は、時間の関数としてスケーリングされる。モータ制動を時間とともにスケーリングすると、初期モータ・コマンド値を高くして、バックドライブしているモータをより迅速に減速させることが可能になる。初期モータ・コマンドの後、モータ制動スケーリング・ファクタが時間とともに下限値まで下がる。こうすると、モータ・コマンド値が下がるので、運転者が回避行動をとりやすくなり、またバックドライブしたモータの速度を落とし過ぎることも防止される。
【0021】
図4に示すように、制動機能180において、モータ位置を示す信号が微分器182で受け取られ、そこでモータ位置を微分することにより、スケーリングされておらずかつフィルタリングされていないモータ速度を得る。この微分器はスケーラ184に接続されている。スケーラ184は、微分器182からのスケーリングされておらずかつフィルタリングされていないモータ速度をスケーリングする。このスケーラはフィルタ186に接続されている。フィルタ186は、スケーラ184からのフィルタリングされていないモータ速度をフィルタリングする。このフィルタ186は、乗算器188に接続されている。乗算器188は、フィルタ186からのモータ速度に制動係数を乗算し、よって所望のモータ制動を示す信号を生成する。
【0022】
すなわち、モータ位置の入力が、ソフト・ディスエーブル状態中でのバックドライブするモータ速度を制限する帰還信号として使用される。例示したEPSシステムでは、真のモータ速度を示す信号はなく、モータ位置を示す入力からモータ速度が計算される。モータ位置を示す入力は、次に微分され、スケーリングされ、フィルタリングされてモータ速度の計算に用いられる。代替実施形態では、モータ速度信号を直接測定し帰還信号として使用することもできる。
【0023】
次に、モータ速度を制動係数と乗算し、よってモータ制動を計算し、モータ制動をスケーリング・ファクタと乗算し、よってスケーリングされたモータ制動を生成する。スケーリングされたモータ制動に制限を加えたうえでモータ・コマンドとしてモータに与える。モータ・コマンドにより、モータは、モータが動いている向きと逆向きにトルクを付与するようになる。これにより、モータのバックドライブする速度は制限され、また、普通なら運転者が感じるはずの突然増大するリアクション・トルクも除去または最小限に抑えられる。
【0024】
次に図5に移ると、例示的な実施形態でのモータ制動は、その全体を参照番号190で示したグラフに示すようにスケーリングされる。時刻ゼロから時刻1未満では、モータ制動は、100%スケーリング・ファクタ192によりスケーリングされる。時刻1から時刻2では、モータ制動は、100%とスケーリングされたモータ制動値のための較正可能なスケーリング・ファクタパーセント値との間194で線形的にスケーリングされる。時刻2を過ぎて時刻3までは、モータ制動は、スケーリングされたモータ制動値のための較正可能なスケーリング・ファクタパーセント値196に従ってスケーリングされる。したがって、図3および図4を参照して説明したスケーリングされたモータ制動値は、時間軸に対する区分的連続関数を離散化したものである。
【0025】
初期においてバックドライブするときのモータのスピードが比較的大であるので、モータ速度を計算するローパス・フィルタ、図4のフィルタ186は、高速を示す信号に迅速に収束するため、比較的高い遮断周波数を必要とする。モータ位置信号の分解能が低くまたサンプリングレートが高いので、モータ位置信号をモータ速度に変換するには、図4で示したスケーラ184が高い利得を有している必要がある。遮断周波数が高いことおよび利得の高いことがあいまって、ハンドルにまで感じられるリプルが起こり得る。このリプルを克服するために、ローパス・フィルタ186は、時間帯に分けて使用される2つの遮断周波数を有している。時刻1未満の時間からは、比較的高い遮断周波数(第1遮断周波数すなわち「遮断周波数1」)が選択される。時刻1以上の時間からは、低い方の遮断周波数(第2遮断周波数すなわち「遮断周波数2」)が選択される。2つの遮断周波数を使うことで、初期に必要な高速応答性が可能となり、また、モータがいったん減速し始めるときハンドルに感じられるリプルを緩和する助けにもなる。
【0026】
図2のソフト・ディスエーブル状態120に入っているのは、ごく短時間である。それでも、突然増大するリアクション・トルクの影響を緩和するには十分長い時間である。ソフト・ディスエーブル状態120でのモータ制動を行う時間の長さを決定するには、さまざまなタイプの運転条件を、モータのバックドライブの影響およびモータに加えられる制動の影響の両方について分析することが必要である。モータが最大補助トルクを付与しているときに即時シャットダウン・フォルトが発生すると、モータは最高速度でバックドライブされる。ステアリング負荷がワーストケースになっている状況下で、最大補助トルクが付与される。
【0027】
ワーストケース・ステアリング負荷は、一般的にステアリング・ラックの行程の両端近くで発生する。したがって、モータが最も激しくバックドライブするのは一般的にステアリング・ラックの行程の両端近くである。実験に基づいて運転者が制動付加を感じることがあるとされた場所は、道路を直進している途中で回避行動としての車線変更を行ったところである。それゆえ、ステアリング・ラックが行程両端に来る事態と、回避行動としての車線変更操作を行う事態とを、交換条件として両天秤にかけなければならない。行程の端での突然増大するリアクション・トルクを最小限に抑えるには長時間かける方が望ましいが、一方、直進中の制動を最小限に抑えるには短時間のほうが望ましい。行程の端および回避的車線変更の交換条件がうまく釣り合っている場合、運転者は、行程の端付近での突然増大するリアクション・トルクも、回避的車線変更中の制動も感じなくてすむだろう。したがって、ソフト・ディスエーブル・コントローラのいくつかの実施形態では、単に補助トルクを急激に入れたり切ったりするのではなく、レベルを制御された制動トルクを供与するものである。
【0028】
行程の端と回避的車線変更との交換条件調整を補助するための入力として、車両の速度を使用することも可能である。車両が静止状態または低速であるときにステアリングの負荷は最大になるので、車両が加速されるにともなって、ソフト・ディスエーブル実行継続時間の長さを、所定下限の閾値まで短縮するようにしておくことも可である。車両の速度を入力として追加することで、代替実施形態での交換条件調整がうまく行えるように支援させることもできる。
【0029】
例示した実施形態を参照して本発明を説明してきたが、関連技術分野の技術者ならば理解できるように、開示の範囲を逸脱することなしに、多様な変更が可能であり、均等技術がある部分においてはその該当要素を差し替えることが可能である。また、特定の目的や状況に対して、開示の本質的な範囲を逸脱することなく、本教示内容を適合化するような修正は多数可能である。したがって、特許請求の範囲は、本明細書の教示内容を実行するために現時点で熟考された好ましい最良の形態として開示された特定の実施形態に限定することを意図されたものではなく、開示の真の範囲および精神の範囲内にあたる実施形態を全て含むように意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソフト・ディスエーブル・コントローラを有する電気パワー・ステアリング・システムの概略図である。
【図2】図1に示されたコントローラの一部分についての状態遷移図である。
【図3】図1に示されたコントローラの一部分についての流れ図である。
【図4】図1に示されたコントローラの一部分についてのブロック図である。
【図5】図1に示されたコントローラの一部分についてのモータ制動スケーリング・ファクタを時間軸に対して示したグラフである。
【符号の説明】
180 制動機能
136、146、152、158、164 判断ブロック
182 微分器
34 電動モータ
30 EPS補助ユニット
10 EPSシステム
186 フィルタ
130 流れ図
14 ギア・ハウジング
190 グラフ
112 初期化状態(initialize state)
40、44、46、48、56 ライン
20 下部ステアリング・シャフト
54 モータ位置センサ
188 乗算器
126 オフ状態
42 位置センサ
122 ラン・ディスエーブル(run disable)状態
118 ラン・ランプダウン(run ramp−down)状態
114 ラン・ランプアップ(run ramp−up)状態
116 ラン(run)状態
192、194、196 モータ制動スケーリング・ファクタ
184 速度スケーラ
124 シャットダウン状態
32 ソフト・ディスエーブル・コントローラ
120 ソフト・ディスエーブル状態
110 状態遷移図
26 ステアリング・ナックル
12 ステアリング機構
16 ステアリング・ホイール
132、134、138 ステップ
140、142、144、148 ステップ
150、154、156 ステップ
160、162、166、168 ステップ
170、172 ステップ
38 電源ライン
24 タイ・ロッド
43 トルク・センサ
22 自在継手
18 上部ステアリング・シャフト
36 車両電源
28 車輪
50 ウォーム
52 ウォーム・ギア

Claims (7)

  1. 補助トルクを提供するようモータにコマンドを与えるステップと、前記補助トルクが取り除かれたときに増大するリアクション・トルクを緩和するために前記モータと通信するソフト・ディスエーブル制動トルクを与えるステップと、モータ速度を示す信号を受け取るステップと、前記受け取った信号に対応して前記ソフト・ディスエーブル制動トルクを調節するステップとを含む、電気パワー・ステアリング・システムを制御する方法。
  2. 補助トルクを提供するようモータにコマンドを与えるステップと、前記補助トルクが突然取り除かれたときに突然増大するリアクション・トルクを緩和するために前記モータと通信するソフト・ディスエーブル制動トルクを与えるステップと、モータ速度を示す信号を受け取るステップと、前記受け取った信号に対応して前記ソフト・ディスエーブル制動トルクを調節するステップとを含む、電気パワー・ステアリング・システムを制御する方法。
  3. 前記ソフト・ディスエーブル制動トルクの継続を時間調整するステップと、離散化区分的連続関係で前記時間調整に対応して前記ソフト・ディスエーブル制動トルクをスケーリングするステップとをさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記スケーリングされた制動トルクに対応して前記モータを制御するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  5. モータ位置を示す信号を受け取るステップと、受け取った前記信号に対応してソフト・ディスエーブル制動トルクを調節するステップとをさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  6. 前記調節ステップが、前記モータ位置を示す信号を微分してモータ速度を示す信号を供給するステップと、前記モータ速度を示す信号をスケーリングするステップと、前記スケーリングされた信号をフィルタリングするステップと、前記フィルタ済信号に制動係数を乗算してモータ制動を示す信号を生成するステップとを含む、請求項に記載の方法。
  7. モータ制動を示す信号をスケーリングするステップと、前記スケーリングされたモータ制動を示す信号を制限してコマンド信号を提供するステップと、前記コマンド信号に対応して前記モータを制御するステップとをさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
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