JP3839691B2 - 運転補助装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、量産の自動車を身体障害者が運転できるようにした運転補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、身体障害者が運転できる専用の身体障害者用車両の開発が進んでいる。ところがこのような専用車両では量産効果が小さいので、通常の量産車に比べて高価格である。
そこで、既存の量産車両を改造して、身体障害者が運転できるように運転補助装置を備えた車両の開発も進んでいる。この種の運転補助装置を備えた車両としては、例えば、特開平9−39600号公報「身体障害者用車両」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。以下、この従来の技術について説明する。
【0003】
図12は特開平9−39600号公報の図1及び図2に基づき作成した説明図である。なお、各構成要素の名称や符号については適宜変更した。
従来の車両300は右ハンドル形式の車両であって、車室301内のフロア302において運転席303と助手席304との間にコンソールボックス305を前後に延ばし、コンソールボックス305に支持軸306にて操作レバー307を前後スイング可能に取付け、操作レバー307にアクセル操作力伝達機構311のワイヤ部材312を介してアクセルペダル313のレバー部314を連結したというものである。運転席303に座った運転者が操作レバー307を後方Rrへ手動操作したとき(引き操作したとき)に、その操作力をアクセル操作力伝達機構311を介してアクセルペダル313へ伝達することができる。
【0004】
さらに車両300は、操作レバー307に支持軸306並びにリンク機構321を介してブレーキ操作力アシスト機構322を連結し、ブレーキ操作力アシスト機構322の出力軸323にクランク部324を一体に設け、クランク部324の先端の押圧部325にてブレーキペダル326のレバー部327を押すようにしたというものである。支持軸306、リンク機構321、ブレーキ操作力アシスト機構322並びにクランク部324の組合せ構造は、ブレーキ操作力伝達機構328をなす。操作レバー307を前方Frへ手動操作したとき(押し操作したとき)に、その操作力をブレーキ操作力伝達機構328を介してブレーキペダル326へ伝達することができる。
このように、運転席303に座った運転者が手動操作力でアクセル操作やブレーキ操作を行うことができる。329はアシスト用モータである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の車両300には、車室301内の車幅中央付近のコンソールボックス305やインストールメントパネル331にエアコン調整用レバー、ラジオ用ダイヤル等の種々の操作機器332が集中的に配置されている。また、操作レバー307もコンソールボックス305に配置されている。
さらに車両300は、右ハンドル形式の車両であるから、コンソールボックス305よりも右にステアリングハンドル333を配置することになる。
【0006】
このような車両300を運転する際には、運転席303に座った運転者は、右手でステアリングハンドル333を握って操縦しながら、左手で操作レバー307のグリップを握ることになる。このため、操作機器332を操作するときには、車両300を一時停止しなけれらばならず、操作性を高めるには改良の余地がある。
【0007】
そこで本発明の目的は、運転補助装置の操作性をより高めることができる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、運転席に座った運転者が手動操作させることのできる操作レバーをスイング操作したときに、そのスイング操作力を操作力伝達機構を介してブレーキペダル並びにアクセルペダルの少なくとも一方へ伝達するようにした運転補助装置において、操作レバーを、ステアリングハンドルの近傍のドア側に寄せるとともに、ステアリングハンドルに掛けた手で保持可能に配置し、このステアリングハンドルを挟んで操作レバーの反対側となる車幅中央付近に、エアコン調整用レバー、ラジオ用ダイヤル等の操作機器を配置したことを特徴とする。
【0009】
一般的な車両においては、車室内の車幅中央付近のコンソールボックスやインストールメントパネルにエアコン調整用レバー、ラジオ用ダイヤル等の種々の操作機器が集中的に配置されている。従って、操作レバーをステアリングハンドルの近傍のドア側に寄せて配置することで、片手でステアリングハンドル及び操作レバーを保持した状態において、他方の手で車幅中央付近に配置されている操作機器を操作することは極めて容易である。このため、運転補助装置の操作性をより高めることができる。
【0010】
請求項2は、操作力伝達機構に、スイング操作力に応じた補助動力を付加するパワーアシスト機構を備えたことを特徴とする。
【0011】
操作レバーを短くすると、操作レバーから操作力伝達機構へ伝わる操作トルクは小さくなる。必要な操作トルクを確保するためには、スイング操作力を大きくしなければならない。
これに対して請求項2によれば、パワーアシスト機構で補助動力を付加することにより、操作トルクの減少分を補うことができる。従って、操作レバーを短くしてもスイング操作力を大きくする必要はない。操作レバーが短いので、運転者がドアを開けて乗り降りするときに、邪魔にならない。この結果、運転者の乗降性を高めることができる。しかも、常に適切な補助動力をスイング操作力に付加することで、運転者の負担を軽減することができる。運転者は、より一層快適に運転することができる。
【0012】
請求項3は、操作力伝達機構に、操作レバーを一方へスイング操作したときに回転する第1回転体と、この第1回転体に連結しブレーキペダルにペダル踏み方向の動きとして伝達するブレーキ操作力伝達ケーブルと、操作レバーを他方へスイング操作したときに回転する第2回転体と、この第2回転体に連結しアクセルペダルにペダル踏み方向の動きとして伝達するアクセル操作力伝達ケーブルとを備え、第1回転体と第2回転体とを同軸に配置するとともに、互いに軸方向にオーバーラップさせたことを特徴とする。
【0013】
第1回転体と第2回転体とを軸方向へオーバーラップさせた分だけ、第1・第2回転体を重ねたときの軸方向の全寸法を小さくできる。この結果、第1・第2回転体周りの軸方向のスペースを小さくすることができる。従って、車室内における運転者の居住性を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る身体障害者用車両の車室前部の斜視図である。
身体障害者用車両10は、既存の量産車両を改造して身体障害者が運転できるようにしたエンジン駆動式自動車であって、特に、アクセルペダル20及びブレーキペダル30を手動操作できるように運転補助装置40を備えたことを特徴とする。
【0015】
アクセルペダル20及びブレーキペダル30は、既存の量産車両に備えたものであって、車室11内で運転席12の前方に且つフロア13近傍に配置したペダル機構である。
アクセルペダル20は、図示せぬエンジンのスロットル弁を操作する一般的な機構であって、車体14に取付けたアクセル用ブラケット21と、アクセル用ブラケット21に支軸22にて前後スイング可能に中間部を取付けたレバー部23と、レバー部23の下端部に取付けたペダル部24とからなる。
ブレーキペダル30は、図示せぬブレーキを操作する一般的な機構であって、車体14に取付けたブレーキ用ブラケット31と、ブレーキ用ブラケット31に支軸32にて前後スイング可能に上端部を取付けたレバー部33と、レバー部33の下端部に取付けたペダル部34とからなる。
【0016】
運転補助装置40は、運転席12に座った運転者が手動操作させることのできる操作レバー55をスイング操作したときに、そのスイング操作力を操作力伝達機構41を介してアクセルペダル20並びにブレーキペダル30へ伝達するようにしたものである。操作レバー55を備えた操作機構50については後述する。操作力伝達機構41は、アクセル操作力伝達機構70及びブレーキ操作力伝達機構80からなる。
【0017】
アクセル操作力伝達機構70は、操作レバー55を一方へスイング操作したときに、操作機構50を介して伝わったスイング操作力をアクセルペダル20にペダル踏み方向の動きとして伝達する機構である。このアクセル操作力伝達機構70は、操作機構50側に一端を連結した1本のアクセル操作力伝達ケーブル71と、このアクセル操作力伝達ケーブル71の引き作用によってスイングするアクセル操作アーム72と、からなる。
【0018】
アクセル操作力伝達ケーブル71は、後述するインナワイヤ及びこのインナワイヤを被覆するアウタチューブ74からなる。75はアウタチューブ端部取付ステーである。アクセル操作アーム72は、アクセルペダル20のレバー部23の前方(図の右側)へ延した押圧バー76を備える。押圧バー76がレバー部23を押すことで、アクセルペダル20は作動する。
【0019】
ブレーキ操作力伝達機構80は、操作レバー55を他方へスイング操作したときに、操作機構50を介して伝わったスイング操作力をブレーキペダル30にペダル踏み方向の動きとして伝達する機構である。このブレーキ操作力伝達機構80は、操作機構50側に一端を連結した2本のブレーキ操作力伝達ケーブル81,81と、これらのブレーキ操作力伝達ケーブル81,81の引き作用によってスイングするブレーキ用レバー82と、ブレーキ用レバー82に入力側を連結するとともに出力側にブレーキ操作アーム83を連結したパワーアシスト機構90と、からなる。
【0020】
車室11のフロア13の上方で運転者の足置き部分近傍にパワーアシスト機構90を配置する。パワーアシスト機構90の詳細については後述する。
ブレーキ操作力伝達ケーブル81は、インナワイヤ84及びインナワイヤ84を被覆するアウタチューブ85からなる。86はアウタチューブ端部取付ステーである。ブレーキ操作アーム83は、ブレーキペダル30のレバー部33の前方(図の右側)へ延した押圧バー87を備える。押圧バー87がレバー部33を押すことで、ブレーキペダル30は作動する。
【0021】
図2は本発明に係る身体障害者用車両の車室前部の背面図であり、車室11の前部を運転者から見た構成を示す。
本発明は、操作レバー55を、ステアリングハンドル15の近傍のドア16側に寄せて配置したことを特徴とする。例えば、この実施例の身体障害者用車両10は右ハンドル形式の車両なので、操作性を高めるために操作レバー55をステアリングハンドル15の右側に配置する。より具体的には、ステアリングハンドル15と右側のドア16との間で、ステアリングハンドル15のリム15aに寄せた位置に操作レバー55を配置する。
【0022】
操作レバー55を備えた操作機構50の具体的な取付構造について説明すると、ステアリングコラム17(図1参照)を支持させるために車幅方向へ延した棒状の支持部材18を車体(車体フレーム)14の前部に取付け、車体14から、すなわち支持部材18からステアリングハンドル15の近傍へレバー支持ステー19を延したものである。このレバー支持ステー19の先端に操作機構50を取付けることができる。
ステアリングコラム17は、ステアリングハンドル15を取付けた図示せぬステアリングシャフト組立体を組込んだものである。図中、16aはドア用アームレストである。
【0023】
図3は本発明に係る操作機構の断面図である。
操作機構50は、図右端が開放したケース内収納凹部51aを有する有底のレバーケース51と、レバーケース51のうちケース内収納凹部51aを塞いだ取外し可能なケース用リッド52と、レバーケース51の左端の底板51bを貫通してケース内外に水平に延びた支持軸53と、レバーケース51の左外方で支持軸53に回転可能に取付けた円盤状の操作盤54と、操作盤54の外周部から径外方へ延した操作レバー55と、操作レバー55の先端に取付けたグリップ56と、ケース内収納凹部51a内で支持軸53に回転可能に取付けた第1回転体57並びに第2回転体58と、操作盤54を中立状態に保持させるリターンスプリングとしてのねじりばね59と、からなる。
【0024】
支持軸53は、レバーケース51に取付けた固定軸である。操作盤54は、図左側に支持軸53と同軸状のばね受部54aを有し、このばね受部54aの周囲にねじりばね59のコイル59aを巻いたものである。
第1回転体57は、操作盤54側へ向って水平に延びる第1ピン61を設けたブレーキ用被動盤である。第2回転体58は、操作盤54側へ向って水平に延びる第2ピン62を設けたアクセル用被動盤である。上述のように、第1回転体57と第2回転体58とは互いに隣接して支持軸53上に、すなわち同軸に配置したものである。
【0025】
第1ピン61は、レバーケース51の底板51bにおける第1ケース長孔51cを貫通し、操作盤54の第1係合長孔54bに係合する係合ピンである。第2ピン62は、レバーケース51の底板51bにおける第2ケース長孔51dを貫通し、操作盤54の第2係合長孔54dに係合する係合ピンである。これらの第1・第2ピン61,62は、支持軸53に対して平行である。
図中、63・・・は軸受、64,64は抜け止め用ボルト、65は操作盤用リッドである。
【0026】
図4は図3の4矢視図であり、操作盤用リッドを外した状態の操作機構50を示す。
この図は、レバーケース51の底板51bから操作盤54側へ固定ピン66を突出すとともに、操作盤54に可動ピン67を取付けたことを示す。固定ピン66並びに可動ピン67は支持軸53に対して平行である。
ねじりばね59、固定ピン66並びに可動ピン67の組合せ構造は、アーム部中立保持機構をなす。ねじりばね59は、コイル巻始め端部59b及びコイル巻終り端部59cを、コイル59aの径外方へ互いに平行に延したものである。これらのコイル巻始め端部59bとコイル巻終り端部59cとの間のスペースSpに固定ピン66並びに可動ピン67を介在させることによって、操作盤54を図に示す中立位置に保持させることができる。68はクランパである。
【0027】
次に、アーム部中立保持機構の作用を図4に基づき説明する。
図のように中立位置にある操作レバー55を図時計回りにスイングさせると、操作盤54及び可動ピン67は図時計回りに回る。可動ピン67はコイル巻終り端部59cを図時計回り方向に押出す。
【0028】
その後、操作レバー55から手を放すと、ねじりばね59のばね力によってコイル巻終り端部59cは可動ピン67を図反時計回りに押し戻す。この結果、操作レバー55及び操作盤54は図に示す中立位置に自動復帰する。
操作レバー55を図反時計回りにスイングさせた場合には、上述の図時計回りにスイングさせた場合と逆作用をなす。
図中、54fはレバーケース51の底板51bから突き出た固定ピン66を逃すピン逃げ孔である。
【0029】
図5(a)〜(c)は本発明に係る操作機構の構成図であって、(a)は図3の5矢視図、(b)は操作盤54と第1回転体57との関係図、(c)は操作盤54と第2回転体58との関係図であり、第1・第2回転体57,58が概ね扇状回転盤であることを示す。
【0030】
レバーケース51の第1・第2ケース長孔51c,51dは、支持軸53を中心として概ね対称に配置した円弧状の長孔である。操作盤54の第1・第2係合長孔54b,54dも、支持軸53を中心として概ね対称に配置した円弧状の長孔である。この(a)に示すように、第1・第2ケース長孔51c,51dは第1・第2係合長孔54b,54dにほぼ重なり合う大きさであって、しかも同じ位相にある。
【0031】
第1係合長孔54bに対する第1ピン61の係合関係については、次の通りである。操作レバー55を前方Frへスイング操作(押し操作)したときには、同方向Frへスイングした第1係合長孔54bの長手方向一端部54cによって第1ピン61が押されて回る。一方、操作レバー55を後方Rrへスイング操作(運転者の手元側へ引き操作)したときには、第1係合長孔54bによって第1ピン61が押されることはない。
【0032】
第2係合長孔54dに対する第2ピン62の係合関係については、次の通りである。操作レバー55を前方Frへスイング操作したときには、第2係合長孔54dによって第2ピン62が押されることはない。一方、操作レバー55を後方Rrへスイング操作したときには、同方向Rrへスイングした第2係合長孔54dの長手方向一端部54eによって第2ピン62が押されて回る。
【0033】
ところで、第1回転体57は、リム57bの外周部分に2条のワイヤ溝57c(この図では手前の1つのみ示す。以下同じ。)並びにワイヤ掛部57dを図表裏方向に並べて形成したものである。ワイヤ溝57cは2本のブレーキ操作力伝達ケーブル81の各インナワイヤ84を巻くとともに、それらの一端部84aを各ワイヤ掛部57dに掛け止める。インナワイヤ84の巻き方向は、第1回転体57が前方Frへ回転したときに、第1回転体57によって引かれる方向である。
【0034】
第2回転体58は、外周部分に1条のワイヤ溝58a並びにワイヤ掛部58bを形成したものである。ワイヤ溝58aは1本のアクセル操作力伝達ケーブル71の各インナワイヤ73を巻くとともに、その一端部73aをワイヤ掛部58bに掛け止める。インナワイヤ73の巻き方向は、第2回転体58が後方Rrへ回転したときに、第2回転体58によって引かれる方向である。
【0035】
ブレーキ操作力伝達ケーブル81のアウタチューブ85及びアクセル操作力伝達ケーブル71のアウタチューブ74の取付構造は、次の通りである。
レバーケース51は右端面に、ステーレバー支持ステー19に概ね添って延びる上下2つのチューブ通過溝51e,51fを形成し、これらのチューブ通過溝51e,51fの縁に、図表裏方向に長い係止ピン69,69を備える。一方、アウタチューブ74,85は先端のキャップ74a,85aの側部に係止凹部74b,85bを有する。
【0036】
チューブ通過溝51e,51fに図手前側からキャップ74a,85aを入れ、係止ピン69,69に係止凹部74b,85bを引掛ける。その後にレバーケース51にケース用リッド52(図3参照)を被せることでレバーケース51にアウタチューブ74,85の一端を取付ける。このような取付構造であるから、簡単な構成で極めて簡単に取付けることができる。
【0037】
一旦図3に戻って説明を続ける。本発明は、第1回転体57と第2回転体58とを互いに軸方向に、すなわち支持軸53の長手方向にオーバーラップさせたことを特徴とする。具体的に説明すると次の通りである。
第1回転体57は、リム57bの外周面に2条のワイヤ溝57c,57cを配列するので幅寸法(図の左右方向の寸法)w1が大きい。第2回転体58は、外周面に1条のワイヤ溝58aだけを配列するので幅寸法w2は第1回転体57よりも小さい。第1回転体57の幅w1に第2回転体58の幅w2を加えた全幅はw3(w3=w1+w2)である。これでは、操作機構50の軸方向の寸法(幅寸法)が大きい。
【0038】
そこで、第1回転体57において、ハブ57aに対しリム57bを軸方向右または左へ寄せた(偏心させた)。このようにして、ハブ57aの側方に幅x1の空間部57eを設けた。この空間部57eに第2回転体58を嵌めることで、幅x1分だけ操作機構50の幅寸法を小さくできる。
第1回転体57におけるハブ57aの内側半径はR1である。第2回転体58の外周面の最大半径はR2であり、半径R1よりも小さい。
【0039】
第1回転体57と第2回転体58とが軸方向へオーバーラップする距離(オーバーラップ代)は、空間部57eの幅x1とほぼ同じである。オーバーラップ代の分だけ、第1回転体57に第2回転体58を重ね合わせたときの全幅x2、すなわち軸方向の寸法x2を小さくできる。寸法x2は上記第1・第2回転体57,58の全幅w3よりも小さい(x2<w3)。このようにして、操作機構50の幅寸法を小さくすることで、小型化を図ることができる。
【0040】
次に、操作機構50の作用を図6に基づき説明する。
図6(a)〜(c)は本発明に係る操作機構の作用図である。
(a)は操作機構50が中立状態にあることを示し、上記図5に対応する。操作レバー55を後方Rr(一方)へスイング操作して操作盤54を同方向Rrへ回すと、第2係合長孔54dの長手方向一端部54eは第2ピン62を押す。この結果、(b)に示すように第2回転体58は同方向Rrへ回転して、アクセル操作力伝達ケーブル71のインナワイヤ73を引く。
その後、操作レバー55から手を放すと、ねじりばね59(図4参照)のばね力によって操作盤54は逆方向へ回って中立位置に自動復帰する。この結果、インナワイヤ73はアクセルペダル20側に引かれて元に戻り、第2回転体58も元に戻る。
【0041】
上記(a)の中立状態から操作レバー55を前方Fr(他方)へスイング操作して操作盤54を同方向Frへ回すと、第1係合長孔54bの長手方向一端部54cは第1ピン61を押す。この結果、(c)に示すように第1回転体57は同方向Frへ回転して、ブレーキ操作力伝達ケーブル81のインナワイヤ84を引く。
その後、操作レバー55から手を放すと、ねじりばね59(図4参照)のばね力によって操作盤54は逆方向へ回って中立位置に自動復帰する。この結果、インナワイヤ84はブレーキペダル30側に引かれて元に戻り、第1回転体57も戻る。
【0042】
図7は本発明に係るパワーアシスト機構の断面図であり、パワーアシスト機構90を運転者から見た断面構成を示す。
ブレーキ操作力伝達機構80は途中にパワーアシスト機構90を介在させ、このパワーアシスト機構90によって操作レバー55(図1参照の)スイング操作力に応じた補助動力をスイング操作力に補助動力を付加するようにしたことを特徴とする。
パワーアシスト機構90は、量産の車両用電動パワーステアリング装置におけるパワーアシスト機構を用いたものであり、このパワーアシスト機構の入力軸にブレーキ用レバー82を取付けたものである。以下、パワーアシスト機構90について説明する。
【0043】
パワーアシスト機構90は、管状の入力軸91と、入力軸91にトーションバー92を介して連結した出力軸93と、これら入・出力軸91,93間の相対ねじれ角を検出するトルク検出手段94と、トルク検出手段94の検出値に応じた補助動力を発生する電動機(後述する)と、この電動機の補助動力を出力軸93に伝達する動力伝達機構96とからなる。
【0044】
具体的にはパワーアシスト機構90は、水平な同軸上に入力軸91及び出力軸93を配置し、入力軸91の一端部(入力端)の外周面にセレーション部分を形成し、入力軸91の他端部に出力軸93の一端面の嵌合孔を回転可能に嵌合し、入力軸91の内部にトーションバー92を通し、トーションバー92の一端部を入力軸91の一端部にピン結合し、トーションバー92の他端部を出力軸93の一端部にセレーション結合することで、入力軸91に出力軸93を連結し、さらに、入力軸91を第1ハウジング101に軸受102を介して支持するとともに収納し、出力軸93を第2ハウジング103に軸受104を介して支持するとともに収納し、第1ハウジング101並びに第2ハウジング103をボルト結合したものである。
【0045】
トーションバー92は、文字通りトルクに対して正確にねじれ角が発生する弾性部材であって、操舵トルクが作用すると入力軸91と出力軸93との間での相対ねじり変位を発生するものである。
出力軸93は、他端部(出力端)にピニオン93aを形成したものである。
【0046】
トルク検出手段94は、入力軸91と出力軸93とに掛け渡すことで入・出力軸91,93間の相対ねじれ変位に応じて軸方向へ変位可能なコア111付きスライダ112と、スライダ112の変位量(コア111の変位量)を電気信号に変換するべく第1ハウジング101に取付けた検出コイル113,113とからなる、非接触式トルクセンサ(可変インダクタンス式センサ)である。
スライダ112は、傾斜溝114及び縦長のストレート溝116を形成した円筒である。傾斜溝114に入力軸91から軸直角方向に延びたピン115を嵌合し、ストレート溝116に出力軸93から軸直角方向に延びたピン117を嵌合することで、入・出力軸91,93間の相対ねじれ変位に応じてスライダ112は軸方向へ変位可能である。
【0047】
第2ハウジング103は、出力側端の開口をリッド105にて塞ぐとともに、このリッド105をブラケット106にボルト止めしたものである。このようにして、パワーアシスト機構90を含むブレーキ操作力伝達機構80を、ブラケット106を介して車体に取付けることができる。118はトルク検出手段用出力端子である。
【0048】
図8は図7の8−8線断面図であり、電動機95と動力伝達機構96について示す。
電動機95は、横向きの電動機軸121を第2ハウジング103内に延したものである。動力伝達機構96は、電動機軸121にトルクリミッタ122を介して連結したウォーム軸123と、ウォーム軸123に形成したウォーム124と、出力軸93にセレーション結合したウォームホイール125(以下、単に「ホイール125」と言う。)とからなる、歯車式減速機構である。ホイール125は、ハブ125aの周囲にディスク125bを一体に形成し、このディスク125bに軸方向に貫通する複数の貫通孔125c・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を形成した樹脂製品である。貫通孔125c・・・は肉抜き孔でもある。
なお、トルクリミッタ122の代りにカップリングで、電動機軸121にウォーム軸123を連結してもよい。126,127は軸受である。
【0049】
図9は本発明に係るパワーアシスト機構に転用する車両用電動パワーステアリング装置のシステム図である。
電動パワーステアリング装置130は、車両のステアリングハンドル15から操舵車輪131,131に至るステアリング系132に、操舵機構133並びにこの操舵機構133に補助トルクを加える補助トルク機構141を備える。
【0050】
操舵機構133は、ステアリングハンドル15にステアリングシャフト134及び自在軸継手135,135を介して入力軸91を連結するとともに、出力軸93にラックアンドピニオン機構136を介してラック軸137を連結し、ラック軸137に左右のボールジョイント138,138及び左右のタイロッド139,139を介して左右の操舵車輪131,131を連結したものである。
【0051】
補助トルク機構141は、ステアリングハンドル15に加えたステアリング系132の操舵トルクをトルク検出手段94で検出し、このトルク検出信号に基づき制御部142で制御信号を発生し、この制御信号に基づき操舵トルクに応じた補助トルクを電動機95で発生し、補助トルクをトルクリミッタ122並びに動力伝達機構96を介して出力軸93に伝達するようにしたものである。
【0052】
ラックアンドピニオン機構136は、出力軸93に形成したピニオン93aと、ラック軸137に形成したラック137aとからなる。制御部142は、トルク検出手段94のトルク検出信号と、エンジン速度検出センサ143のエンジン回転速度検出信号と、車速センサ144の車速検出信号とに基づき、制御信号を発生するものである。運転者の操舵トルクに電動機95の補助トルクを加えた複合トルクによって、操舵車輪131,131を操舵することができる。
【0053】
図10は本発明に係るパワーアシスト機構に転用する車両用電動パワーステアリング装置の縦断面図である。
車両用電動パワーステアリング装置130は、この図のように縦置きに配置して使用するものであり、実線にて示す上半部分145と想像線にて示す下半部分146とからなり、入力軸91には自在軸継手135(図9参照)を結合するためのセレーション部分91aを備え、出力軸93にはラック137aを噛み合わせるためのピニオン93aを備え、第2ハウジング103のフランジ147に想像線にて示す第3ハウジング148をボルト結合したものである。
【0054】
本発明は、このような車両用電動パワーステアリング装置130のうち、実線にて示す上半部分145だけと制御部142とをパワーアシスト機構90(図7参照)として用いるようにしたことを特徴とする。上半部分145は上記図7及び図8に示すパワーアシスト機構90と同一構成であり、主要な部材に同一符号を付し、その説明を省略する。
なお本実施例においては、パワーアシスト機構90として用いる上半部分145のうち、ピニオン93aは使用しない。
【0055】
ところで、パワーアシスト機構90の制御部142は、量産品である車両用電動パワーステアリング装置130に付属するものを用いるので、トルク検出手段94のトルク検出信号の他に次の(1)及び(2)の信号を受けて制御をする。(1)エンジンのアイドル回転速度に相当する、予め設定した一定レベルの「エンジン速度疑似信号Se」。この疑似信号Seは、上記図9に示すエンジン速度検出センサ143のエンジン回転速度検出信号の疑似信号である。
(2)車速零に相当する予め設定した一定レベルの「車速疑似信号Sv」。この疑似信号Svは、上記図9に示す車速センサ144の車速検出信号の疑似信号である。
【0056】
再び図7に戻って説明を続ける。
以上の説明から明らかなように、パワーアシスト機構90の入力軸91はブレーキ操作力伝達機構80の入力軸を兼ねることになる。出力軸93は、ホイール125よりも出力側寄りの位置に出力取出部材151を回転可能に嵌合したものである。
【0057】
出力取出部材151は、ホイール125側へ向って延びる2個の連結アーム152,152(この図では1個のみ示す。)を一体に形成し、これらの連結アーム152,152をホイール125の貫通孔125c・・・に嵌合することで、パワーアシスト機構90から出力を取り出すようにしたフォーク部材である。さらに出力取出部材151は、外周面にブレーキ操作アーム83の基部をキー結合したものである。
リッド105は、出力取出部材151を軸受155を介して回転可能に支持したものである。156は軸受抑え部材、157はナットである。
【0058】
次に、ブレーキ操作力伝達機構80(パワーアシスト機構90を含む。)の作用を図7に基づき説明する。
入力軸91を回転操作すると、その操作力はトーションバー92→出力軸93→ホイール125→貫通孔125c・・・の縁→連結アーム152,152→出力取出部材151の経路でブレーキ操作アーム83に伝わる。この結果、ブレーキ操作アーム83は入力軸91の回転方向と同一方向にスイングする。
【0059】
一方、トルク検出手段94は入・出力軸91,93間の相対ねじれ角を検出して検出信号を発する。電動機95はトルク検出手段94の検出信号(検出値)に応じた補助動力を発する。補助動力は、ウォーム124→ホイール125→貫通孔125c・・・の縁→連結アーム152→出力取出部材151の経路でブレーキ操作アーム83に伝わる。
【0060】
操作力によるホイール125の回転方向は、補助動力によるホイール125の回転方向と合致する。このようにして、入力軸91からの操作力にパワーアシスト機構90の補助動力を付加してブレーキ操作アーム83をスイングさせることができる。
その後、入力軸91の操作力を解除すると、トーションバー92の弾発力によって出力軸93及びホイール125が中立位置に自動復帰するので、ブレーキ操作アーム83も中立位置に自動復帰する。
【0061】
次に、上記構成の運転補助装置40の作用を図1、図3及び図11に基づき説明する。
図11は本発明に係る運転補助装置の作用図であり、右ハンドル形式の身体障害者用車両10において、運転席12に座った運転者Mが右手HRで操作レバー55のグリップを握りつつ、その右手HRの親指Hfをステアリングハンドル15のリム15aに掛けて保持して操縦していることを示す。
この状態において、右手HRで操作レバー55を前にスイング操作することでブレーキペダルを操作することができる。同様に、右手HRで操作レバー55を後にスイング操作することでアクセルペダルを操作することができる。
【0062】
このように右手HRだけ(片手だけ)で、ステアリングハンドル15及び操作レバー55を保持した状態においては、左手HL(他方の片手)で他の操作機器163・・・を操作することができる。
一般的な車両においては、車室11内の車幅中央付近のコンソールボックス161やインストールメントパネル162にエアコン調整用レバー、ラジオ用ダイヤル等の種々の操作機器163・・・が集中的に配置されている。従って、操作レバー55をステアリングハンドル15の近傍のドア16側に寄せて配置することで、片手でステアリングハンドル15及び操作レバー55を保持した状態において、他方の手で車幅中央付近に配置されている操作機器163・・・を操作することは極めて容易である。
【0063】
ところで図1において、操作レバー55を短くすると、操作レバー55から操作力伝達機構41へ伝わる操作トルクは小さくなる。必要な操作トルクを確保するためには、スイング操作力を大きくしなければならない。
これに対して本発明によれば、パワーアシスト機構90で補助動力を付加することにより、操作トルクの減少分を補うことができる。従って、操作レバー55を短くしてもスイング操作力を大きくする必要はない。このため、上記図3に示す第1回転体57の長さL1に対する操作レバー55の長さL2の比率、すなわちレバー比を小さくすることができる。操作レバー55が短いので、運転者がドア16を開けて乗り降りするときに、邪魔にならない。この結果、運転者の乗降性を高めることができる。しかも、常に適切な補助動力をスイング操作力に付加することで、運転者の負担を軽減することができる。運転者は、より一層快適に運転することができる。
【0064】
なお、上記本発明の実施の形態において、身体障害者用車両10が左ハンドル形式の車両の場合には、操作レバー55をステアリングハンドル15の左側に配置すればよい。
【0065】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、ブレーキペダル並びにアクセルペダルの少なくとも一方を操作するべく、運転席に座った運転者が手動操作させることのできる操作レバーを、ステアリングハンドルの近傍のドア側に寄せて配置したので、片手でステアリングハンドル及び操作レバーを保持した状態において、他方の手で車幅中央付近に配置されている操作機器を極めて容易に操作することができる。このため、運転補助装置の操作性をより高めることができる。
【0066】
請求項2は、操作力伝達機構に、スイング操作力に応じた補助動力を付加するパワーアシスト機構を備えたので、操作レバーを短くしたことによる操作トルクの減少分を補助動力で補うことができる。従って、操作レバーを短くしてもスイング操作力を大きくする必要はない。操作レバーが短いので、運転者がドアを開けて乗り降りするときに、邪魔にならない。この結果、運転者の乗降性を高めることができる。しかも、常に適切な補助動力をスイング操作力に付加することで、運転者の負担を軽減することができる。運転者は、より一層快適に運転することができる。
【0067】
請求項3は、操作力伝達機構に、操作レバーをスイング操作したときに回転する第1回転体並びに第2回転体を、軸方向へオーバーラップさせた分だけ、第1・第2回転体を重ねたときの軸方向の全寸法を小さくできる。この結果、第1・第2回転体周りの軸方向のスペースを小さくすることができる。従って、車室内における運転者の居住性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る身体障害者用車両の車室前部の斜視図
【図2】本発明に係る身体障害者用車両の車室前部の背面図
【図3】本発明に係る操作機構の断面図
【図4】図3の4矢視図
【図5】本発明に係る操作機構の構成図
【図6】本発明に係る操作機構の作用図
【図7】本発明に係るパワーアシスト機構の断面図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明に係るパワーアシスト機構に転用する車両用電動パワーステアリング装置のシステム図
【図10】本発明に係るパワーアシスト機構に転用する車両用電動パワーステアリング装置の縦断面図
【図11】本発明に係る運転補助装置の作用図
【図12】特開平9−39600号公報の図1及び図2に基づき作成した説明図
【符号の説明】
10…身体障害者用車両、11…車室、12…運転席、13…フロア、15…ステアリングハンドル、15a…ステアリングハンドルのリム、16…ドア、20…アクセルペダル、30…ブレーキペダル、40…運転補助装置、41…操作力伝達機構、50…操作機構、53…支持軸、55…操作レバー、56…グリップ、57…第1回転体、58…第2回転体、71…アクセル操作力伝達ケーブル、70…アクセル操作力伝達機構、80…ブレーキ操作力伝達機構、81…ブレーキ操作力伝達ケーブル、90…パワーアシスト機構。

Claims (3)

  1. 運転席に座った運転者が手動操作させることのできる操作レバーをスイング操作したときに、そのスイング操作力を操作力伝達機構を介してブレーキペダル並びにアクセルペダルの少なくとも一方へ伝達するようにした運転補助装置において、
    前記操作レバーを、ステアリングハンドルの近傍のドア側に寄せるとともに、ステアリングハンドルに掛けた手で保持可能に配置し、
    このステアリングハンドルを挟んで操作レバーの反対側となる車幅中央付近に、エアコン調整用レバー、ラジオ用ダイヤル等の操作機器を配置したことを特徴とする運転補助装置。
  2. 前記操作力伝達機構は、前記スイング操作力に応じた補助動力を付加するパワーアシスト機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の運転補助装置。
  3. 前記操作力伝達機構は、前記操作レバーを一方へスイング操作したときに回転する第1回転体と、この第1回転体に連結し前記ブレーキペダルにペダル踏み方向の動きとして伝達するブレーキ操作力伝達ケーブルと、前記操作レバーを他方へスイング操作したときに回転する第2回転体と、この第2回転体に連結し前記アクセルペダルにペダル踏み方向の動きとして伝達するアクセル操作力伝達ケーブルとを備え、
    前記第1回転体と前記第2回転体とを同軸に配置するとともに、互いに軸方向にオーバーラップさせたことを特徴とする請求項1記載の運転補助装置。
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