JP3838854B2 - 吸着装置のための吸着剤床の拘束 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は吸着剤床に関し、更に詳しくは、ガス又は液体流の力が加わる吸着剤床における粒子を拘束するための装置に関する。粒子は例えば吸着剤床の流動を引き起こすような移動に対して拘束される。より詳しくは筒状の吸着剤床において、吸着剤床の端部に設けられた袋体(bladder)が、吸着剤床の吸着剤充填物に対して圧力を加えることにより充填物が移動したり流動化したりしないように拘束する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
吸着装置に於いては、吸着剤床の流れ容量(capacity)は床が流動化すると制限される。床の吸着剤が流動化すると、床の品質が低下し始め、チャンネリングが吸着工程の効率を相当に低下させる。吸着剤床が適正に拘束されると、流動化が生じないので、吸着工程の能力が制限されない。従って、吸着層を拘束すると流れ容量が有意に増大し、それに対応して費用が減少する。
【0003】
気体分離法の性能の向上は現在のところ吸着流量の向上の結果として実現されている。更に、吸着流量を考慮すると、吸着剤床全体の吸着剤の小粒子化が必要となり、異なった平均粒子径の粒子の層又は混合物が必要になっている。例えば、大きい粒子径の粒子を使用すると流動化を減少し圧力降下を減じ得ることが知られている。一方、小さい粒子径の粒子は吸着流量のようなプロセス性能に対する制限を解消するために好ましい。しかしながら、流動化は粒子径が減少し流速が減少したときに起こり易く、それにより所定の流量で実施されるプロセスに対する粒子径を制限する。つまり、特定の粒子径の粒子は流動化の限界を規定し、最大流速を超えた場合には流速を減少するか又は床の一端又は両端における粒子を拘束することを必要とする。床の自由吸着剤表面が拘束されるならば軸流れ吸着装置における全ての粒子径に対して流動化は減少又は防止できる。軸流れ吸着装置中の吸着剤を拘束する他の理由には、高速パージ流又は再加圧流のために床の頂部が摩損を受けること、吸着剤容器の工場で充填が行われること、及び弁の作動による圧力変動により突沸すなわち一時的な持ち上がりがあること、等が含まれる。
【0004】
圧力変動吸着サイクルに使用される装置は一般に半径方向流れ又は軸流れパターンに適した円筒容器を使用する。軸流れパターンに適した容器は構造が単純であり、半径方向流れパターに適した容器に特有の多くの問題や設計上の複雑さを回避した単純な構造を有するのでしばしば好まれている。しかし、軸流れでは床の流動化による制限の問題に対処しなければならない。
【0005】
大抵の垂直配向の半径方向流れ吸着装置では吸着剤粒子は必然的に拘束される。なぜなら、半径方向流れは垂直軸に対して直交する方向であるからである。この配置は、重力ベクトルを流れベクトルに対して直交させ、そのため比較的容易に吸着剤を拘束する装置の設置を可能にする。
【0006】
これに対して、軸流れ吸着装置は速度ベクトルと重力ベクトルが整列するので、従来から吸着剤を拘束する装置の設置はかなり困難である。従って、例えば上昇流軸流れ吸着装置では吸着剤床の頂部表面が妨害されていないのが普通であるので、吸着剤は十分な浮揚力がある条件、例えば粒子に作用する重力に打ち勝つに十分な流体体積又は流体速度がある条件下には自由になり流動化する。この種の流動化は又下降軸流れ吸着剤床でも問題となり、再生流及び脱着流は粒子を流動化する可能性がある。
【0007】
より高速でより小寸法の床は又、特に真空圧力変動吸着(VPSA)装置において望ましい。この目的を達成するために、供給速度が増大される。現在の軸流れ吸着剤床の酸素VPSA装置は、例えば酸素日産量1トンあたり600〜800ポンド(272〜362kg)の吸着剤床寸法に対して0.15〜0.3m/秒の供給速度で動作する。この供給速度及びそれに対応する床寸法は流動化レベルに近い状態での装置を運転する結果となる。実際には、重畳した向流均圧化流れ工程が供給工程の開始に当たりプロセスに付加されて初期の高い供給流下において吸着剤を拘束するのに使用された。
【0008】
流動化に近いレベルでの動作の結果、ある種の商用の吸着剤床は弁の故障やサイクルパラメータのうまくない選択により流動化が生じた。流動化は吸着剤床の大きい部分の均一な高密度充填を阻害し、その後の気体流の不適当な分布と、それに関連した貧弱なプロセス性能を結果する。従って、単純で効果的な拘束装置を、軸流れパターンを有する粒状吸着剤床の頂部表面のために使用して、吸着流量を改善することが望まれる。
【0009】
吸着容器内に粒状物を拘束する他、吸着剤床をを通じて一様な流れを提供し、不要な空隙体積をなくし、容器の内部に接近できるようにすることが望ましい。吸着剤床に一様な流れを形成すると、処理される気体又は液体材料が吸着剤粒子に対して一様に接触することが保証される。不要な空隙体積をなくすると、製品の損失が減じ、吸着工程が完了した後に装置内に捕捉される未処理供給物が減じる。容器の内部への完全に接近できれば、装置の保守が可能になり、吸着剤料の保守、充填及び交換が容易になる。
【0010】
吸着剤床の流動化の問題を解決するための多数の方法が使用されあるいは提案されている。流動方向、空間充填率、及び各種寸法の制限がこの問題に対する大方の解決手段である。これらの技術には次のものがある。
【0011】
ブキャナン他の米国特許第5492684号は階層床式装置を使用する排ガスから硫黄酸化物のような汚染物を除去する方法及び装置を記載している。階層床式装置は床の別々の部分に2種以上の異なった粒子寸法の固体吸着剤を有する吸着剤床を使用する。一つの例では、固定吸着剤は大径の吸着剤粒子が階層床装置の入口領域に配置される。動作に於いて、排ガスは固体吸着剤の周り及びそれらを通して送られ、硫黄酸化物及び/又は窒素酸化物のような汚染物が吸着される。吸着剤床は次に減圧ガスとの接触で脱着される。床の安定性を増すために膨張手段を適用することは記載されていない。
【0012】
プライアーの米国特許第4337153号は水軟化装置のための改良された樹脂タンクに於いて、タンクに流体を流す間に拡張する膨張チャンバを設け、タンク内の自由空間を排除し、それにより水軟化材料をコンパクトに維持することを記載している。膨張チャンバは、下向きに延長する流体管路の一部に取り付けられ、その周りを取り囲み、そして流体の流通が形成される管路壁に形成された少なくとも一つの開口に重畳しているエラストマー製スリーブから形成されている。タンクを流体が流通している間に通常生じる圧力降下は、スリーブの壁に対して差圧を生じ、それにより、管内に自由空間があればスリーブを拡張させる。別の例として、管路とチャンバの間の流体連通は管路の流路内に配置されたピトー管により行われ、ピトー管は管路を流下する流体の速度圧力をチャンバに伝えるように動作する。
【0013】
ハーマンの米国特許第4294699号に記載された粒状イオン交換材料の床は空洞の内方に移動し得る容器壁部により拘束される。供給及び排出管路は空洞のそれぞれの部分に接続されて浄化すべき液体を供給し、そして粒子材料との接触により浄化された液体を排出する。偏倚装置が空洞の外側で容器に係合し、移動しうる容器壁部を空洞の内方へ偏倚させ、それにより粒状材料は圧縮応力下に保持され、床の収縮に起因するチャンネリングを防止する。
【0014】
磁気的に安定化した流動床を有する連続向流接触法がクラログロー他の米国特許第4247987号に記載されている。同特許には連続的に固体が添加されそして除去されるようにした磁気安定化流動床の動作が記載されている。磁化可能な成分を含んでいる床の粒子は、印加磁界により、向流接触期間中の気体のバイパス及び固体の戻り混合に対して安定化されている(但し、入口又は出口近傍での、及び流体噴射帯域近傍での固体の流れ又は運動は除く)。これは特に分離工程を実施するのに適している。この工程において印加磁界を使用すると、小径の流動性吸着剤粒子を大きい圧力降下を伴うことなく使用することが可能になる。磁化可能な成分を有する小さい吸着剤粒子は、大きい吸着剤粒子に比して接触流体からの収着成分のより早い移動を可能にし、それにより、平衡へより近づくことを可能にする。
【0015】
中央管状部材を取り囲む拡張性スリーブにより吸着剤床の流動化を防止することは、スタンフォードの米国特許第4997465号に記載されている。流体増幅器がシステムガスからの流体圧力を増幅して拡張性スリーブを拡張させる。ゼオライト吸着剤の粒子は拡張性スリーブと閉じ込め容器の外壁との間に働く締め付け圧力により、流動化して流体と共に移動することが防止される。
【0016】
ヘイ他の米国特許第5176721号は、容器内を延長すると共に相互に離間配置されて吸着物質チャンバを形成する垂直配置の平行な穿孔パネルの間に、垂直配置の層を形成するように粒状吸着剤を配置してなる垂直シリンダを設けた吸着剤床を記載している。吸着剤の2つの垂直配置の層は、微細粒子の第1層と粗粒子の第2層から構成されている。処理すべきガスは一方の穿孔パネルから他方の穿孔パネルへと吸着剤層を水平に流通する。壁の一端にある可撓性膜が吸着チャンバからシールされた別個の端室を区画している。パイプが圧力又は真空をこの端室に供給する。吸着チャンバ内の粒子は、圧力が端室内で吸着サイクルにおける吸着チャンバの最高圧力以上に維持されているとき、可撓性膜により比較的固定された位置で垂直パネルの間に制限される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、軸流れ吸着剤床に於いて吸着剤粒子の一様な抑制を行い、それにより吸着剤粒子の移動とそれに続く劣化を防止し、同時に高い処理効率を維持することにある。
【0018】
本発明の他の目的は、吸着容器の空隙体積を減少し、それにより吸着工程の完了後にも吸着容器に残留する製品級の気体の体積を減少することにより吸着サイクルの効率を向上することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸着装置は、チャンバーを形成する周壁と第1および第2の端壁とを有する容器を含み、前記周壁は前記チャンバーの断面を画定し、前記チャンバーは第1端壁に近接した入口端部と第2端壁に近接した出口端部を有し、前記入口端部と出口端部との間に延長する縦軸線がある。吸着装置は更に分離すべき流体を供給するための前記入口端部に連通する入口と、分離された流体製品を導出するための前記出口端部に連通する出口を有する。
【0020】
一定量の粒状吸着剤(ビーズ、押出成型物、或いは造粒物)が入口端部と出口端部との間のチャンバーの部分に充填されてそこを満たしている。充填された粒状吸着剤床の表面はチャンバーの断面寸法を有し、その表面は各々が最小寸法の複数の個別粒子より構成されている。多孔バリア部材がこの表面を実質的に覆い、このバリア部材はチャンバーの縦軸線に沿ってこの表面と共に移動しうる。バリアは個別の粒子が出口端部に入らないように吸着剤粒子を拘束する一方で、分離された気体製品がチャンバーの出口端部に入ることを可能にしている。
【0021】
分級された寸法の複数個のボール(又は同様の物体)がバリア部材と第2端壁との間に配置される。最後に、袋体(ブラダー)が複数のボールと第2端壁との間に配置される。袋体はバリア部材を吸着剤の前記表面に向けて偏倚させるように加圧でき、それにより粒状吸着剤床が吸着剤の流動化を防止するに十分な圧縮力で保持される。
【0022】
本発明の吸着装置を使用すると、吸着容器の空隙体積が減少することにより、吸着サイクル効率を改善することができる。吸着剤床の上に頂部ヘッドに不必要な空隙をなくするような拘束袋体を配置すると共に、吸着剤床の直上に分級した(graded)ボールを使用することにより、軸流れ吸着容器の頂部空隙がなくなる。不必要な空隙は、吸着工程が終了した後に製品品位の気体を吸着器内に貯留する(この気体は減圧工程で能率を低下するリフラックスとして逃れる)ので処理効率を低下する。
【0023】
本発明は吸着剤床を通して一様なガス流を提供する。頂部ヘッド下の拘束袋体は、必要な抑え力が吸着剤の上に作用するように構成され、又、一様な気体流がヘッド空間及び吸着床を通して維持されるような形状に作製されている。袋体の下側のボールの分級は、圧力勾配が吸着剤床を通して一様な気体流を生じるように選択されている。
【0024】
袋体をこのように構成すると、吸着剤の充填及び交換のために容器への完全な接近が可能となる。吸着剤の適正な充填は、一様な圧力降下を維持し、それにより吸着剤床を通る流体の流れを一様にするのに必要である。この充填特性を達成するには、ヘッド空間は米国特許第5324159号に記載されているような粒子充填機を利用する充填期間中に接近できなければならない。この袋体と分級されたボールとはこの接近性を与える。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1を参照するに、軸流れ吸着装置は全体的に2で示されており、周壁6と頂壁8と底壁10とにより形成された垂直配置のチャンバ4を有する。周壁6はチャンバ4の断面を規定する。周壁6と頂壁8及び底壁10は、例えば金属、ガラス強化ポリエステル等、樹脂、等公知の素材で公知の方法により製作される。チャンバ4は底壁10に近接して入口端部12を有し、頂壁8に近接して出口端部14を有する。縦軸線16は入口端部12から出口端部14に延びている。入口18が底壁10に設けられている。入口18は入口端部12と連通していてチャンバ4の入口端部12に流体混合物の供給を可能にしている。
【0026】
流体混合物は吸着剤に接触させて分離又は交代が必要な液体又は気体である。流体混合物は入口12からチャンバ4の吸着剤床22に流入する。流体が吸着剤床22を流通すると、流体の成分が吸着剤に吸着され、混合流体は分離された流体製品になってチャンバ4の出口端部14に流入する。出口20が頂壁8に出口端部14に連通するように形成されており、分離された流体製品をチャンバ4から排出させる。分離された流体製品は流体をチャンバ4の吸着剤床22に接触させることにより分離した液体又は気体である。
【0027】
吸着剤床22の粒状吸着剤の量は入口端部12と出口端部14の間の大部分をほぼ満たす程度である。吸着剤床22の粒状吸着剤は1つ以上の層24、26の形で配置され、各々は例えば細粗度、吸着容量、等について異なった物理的及び化学的特性を有する。粒状吸着剤は入口端部12側において、混合流体が入口端部12から吸着剤床22に流入できる程度に十分に多孔ではあるが粒状吸着剤が入口端部12に入ることは阻止する第1支持体42上に支持されている。
【0028】
入口端部12には多数のセラミックボール46が第1支持体42の直下において同様に多孔である第2支持体44の上に支持されている。ボール46は混合流体をそれらボールの間に形成された空隙及びチャンネル通路を通して粒状吸着剤へと分配させる働きを有する。ボール46は又第1支持体に対する追加の支持を行っている。第1および第2支持体は好ましくは金属スクリーンで被覆した穿孔板から構成する。第1および第2支持体は粒状吸着剤その他入口端部12より上側の構成部分を支持するに十分な強度を有するべきである。
【0029】
粒状吸着剤床22の頂面28はチャンバ4の断面に一致した寸法の断面を有する。表面28は好ましくは粒子が最小寸法以下のものがないように選択された粒子から構成される。
【0030】
粒状吸着剤床上の拘束手段は、吸着剤床22内の粒状吸着剤の頂面28を実質的に覆い、それにより粒状吸着剤が出口端部14へ出て損失にならないように阻止する、多孔バリア部材30を有する。多孔バリア部材30は又、分離された製品がそこを透過して粒状吸着剤床から出口端部14にはいることを許容する。好ましくは、バリア部材30は縦軸線16に沿って頂面28に対して移動自在である。多孔バリア部材30は、頂面28の粒子がチャンバ4の出口端部14に入ることを防止できるならば、織物類、繊維マット、又は公知の組成と構造の開放細胞材料とから構成できる。
【0031】
図3、4に示した本発明の好ましい実施例では、バリア部材30は繊維マット又は開放細胞材料製の第2層72と、その上に設けた織物スクリーン又は穿孔シート金属製の第1層31とを有する。バリア部材30特に第2層72の材料及び又は構造は、吸着剤床22の頂面28を構成している粒子の最小寸法よりも小さい開口を有するように選択される。多孔バリア部材30の材料及び構造は吸着剤床22で分離された流体製品が出口端部14に最適に通過するように選択される。この目的で、織物スクリーン又は穿孔シート31は流体(すなわち気体又は液体)の出口8に容易に流れるように構成される。別形態として、バリア部材は織物スクリーン(織った、又は積層したもの)、金属、ナイロン、ガラス繊維、又は樹脂等から製作した穿孔シート、樹脂繊維、又はエラストマー等から製作した開放細胞材料、又はそれらの組み合わせから構成し得る。例えば、多孔バリア部材30は織物又は穿孔シートの形の金属スクリーン、及び繊維待った又は開放細胞材料層との積層体から構成できる。適当な単一材料のバリア部材、又は複数材料の組み合わせ積層体は、分離された流体製品の通過を最適化し、同時に吸着剤が出口端部14へ失われるのを阻止する。
【0032】
複数のボール36がバリア部材30の上に、好ましくは数層34、38、40(図1)の形に配置される。ボール36の層はいくつかの目的に役立つ。第1に、ボール36は分離された流体製品がバリア部材30からボール36同士の間の空間(通常なら空隙空間から回収できない分離された流体製品が占めている空間)を経て出口端部14へと容易に流れるようにする。このようにして、ボール36は各吸着サイクルから回収できる分離された流体製品の量を増す。最後に、ボールの重量のため、ボールは多孔バリア部材30を吸着剤床22の頂面28に向けて偏倚させる手段として作用する。ボールの好ましい配置は多孔バリア部材30の直上に直径1インチ(25mm)のセラミックボールの第1層34を有する。直径2インチ(50mm)のセラミックボールの第2層38は1インチ(25mm)のセラミックボールの第1層34と容器2の頂壁8との間に配置される。2インチ(50mm)の鋼ボールは出口20の近傍に於いて2インチ(50mm)のセラミックボールの頂部に配置されて、多孔バリア部材30を粒状吸着剤床の表面28を偏倚させる大きい重量を更に追加する。
【0033】
上記のように、多孔バリア部材30の頂部に位置したボール36の重量はバリア部材30を吸着床2の方へ偏倚させるように作用する。もしも多孔バリア部材30が十分な力で粒状吸着剤床の方へ偏倚されたら、吸着剤床の粒状吸着剤は高流量での流動化が防止される。更に高い流量では、ボール36は粒状吸着剤の流動化を抑制するに十分な下向きの力をバリア部材30に加えることができないであろう。従って、より高い流量では、バリア部材30に十分な下向きの力を生じるような手段を設けて粒状吸着剤の流動化を阻止する必要がある。
【0034】
粒状吸着剤の流動化を阻止するに十分な下向きの力は、周壁に固定された、又は頂壁8とバリア部材30との間に延長する、非弾性構造物により提供する。例えば1個以上の剛性部材、剛性枠、又は複数のリング又はワッシャーにより、バリア部材30を装置の縦軸から一定の位置のところで表面28に押しつけておく。非弾性構造物は装置に頂部から充填を行う際にバリア部材30の上に位置づけ、頂壁8が周壁に固着される際に固定される。別法として、非弾性構造物は出口を等して挿入され、頂壁8とバリア部材30との間に、吸着材の流動化を抑制するに十分な力でバリア部材を押さえるように押し入れることができる。
【0035】
好ましくは、バリア部材30に吸着剤床22の流動化を阻止するに十分な力を付与するために、スプリング又は弾性部材のような弾性構造物をバリア部材30に直接押しつけるか、又はバリア部材30上に配置されたボール36に対して押しつけることができる。好ましい弾性構造物は膨張性袋体(ブラダー)50である(図2〜3)。袋体50はボール36と頂壁8との間に配置され、ボール36を介して出口端部から入口端部の方へバリア部材30を押す。管又は円筒56が出口20から延長する。袋体50は環状をなし、その中心孔を通して出口端部14へのアクセスを可能にしている。図2では袋体の収縮状態が示されている。図3では袋体の膨張状態が示されている。袋体50は加圧気体又は液体源に連結された弁52を有する。収縮状態は装置への設置を容易にし、設置後には粒状吸着剤床20及びボールの充填及び維持を容易にするために好ましい。袋体50は又、バリア部材30を表面28に対して偏倚させ、それにより粒状吸着剤床の充填2が所定の圧縮力で保持されそれにより流動化を阻止されるように、所望の圧力まで選択的に膨張できる。
【0036】
袋体50の偏倚力をボール36を介してバリア部材30に向けることにより、力は縦軸線(軸流れ吸着装置の軸線と同じ軸線)に沿って吸着剤床22の上に作用される。ボール36は袋体50の偏倚力を実質的に一様にバリア部材30に伝える一方、ボール36の間の空隙及び通路は分離された流体製品が吸着剤床22から出て出口に流れるのに充分な空間を提供する。ボール36及び袋体50は通常回収が困難とされているある量の分離された流体製品を捕捉したはずの出口端部の空所の相当部分を占める。環状袋体と、ボールと、多孔バリア部材との組み合わせにより、組立が容易で、より効率的な結果を生じる軸流れ吸着装置が提供される。
【0037】
好ましい実施例では、バリア部材30は吸着剤床22の頂部に置かれる開放細胞材料であり、これにより気体を製品端へ流通させる。スクリーン材料或いは多孔板より形成された分配バッフル部材をこの開放細胞材料の上に配置して気体の流れを方向付ける助けとする。セラミックボールが次にスクリーン材料の上に設置される。ボールは寸法に従って分級され、選択され、そして流体流を一様に床断面全体に差し向けるように配置される。スクリーン材料、繊維マット又は開放細胞材料より構成されるバリア部材のパターン及び孔径は同様に流体を吸着剤床全体に一様に差し向けるように選択される。ボールの分級及びスクリーンの選択は又、気体等の流体を出口を通じて排出させるように所定の圧力降下勾配を提供する。
【0038】
管56が頂壁を通して挿入され、袋体50と出口20とにより所定位置に保持される。出口20よりも広い第2バッフル部材58が出口20直下でボール36の中に浮いている。第2バッフル部材はボールが出口に逃げないように抑制する。開放細胞材料及び吸着剤床を押さえておくのに必要な大きい力は、内部の上記した環状の袋体により供給される。袋体は比較的一定の一様な抑え圧力で吸着剤床22の膨張収縮を補正する。従って、本発明の拘束手段は吸着剤床22の運動を最小にするように設計されてはいるが、運転中の吸着剤床の高さの変動、つまり沈降が許容される。
【0039】
バリア部材30、すなわち織物スクリーン、多孔板、繊維マット、又は開放細胞材料の開口は、吸着剤粒子の最小のものを保持する程度に充分小さく選択すると共に、流動域の閉塞や実質的な減少のような圧力降下を過大に増加させるような条件を回避するように慎重に選択すべきである。
【0040】
好ましい実施例においては、装置は吸着剤床22と、開放細胞材料を分配スクリーン(織物又は多孔シート)に組み合わせた形のバッフル部材30と、分級ボール36と、可撓性袋体50とから構成される。吸着剤床22羽茂論分離工程において必要な活性吸着剤である。バリア部材は、吸着剤全体を一様に保持する開放細胞材料を、床全体に一様な流れと圧力分布を行う分配スクリーンに組み合わせたものである。分級したボールは吸着剤床22の一様な支持を行い、他方では空隙体積を減少して気体流を容器の上端へ導く。可撓性袋体は床に一様な圧力を加え、同時に円筒状容器のヘッド部の空隙体積の大部分をなくする。
【0041】
粒状吸着剤床の頂面の各粒子は粒子の摩滅を防止し、長期にわたる床の劣化を防ぐように所定位置に維持されなければならない。これを最適に達成するために、バリア部材30は密に充填された分子ふるいのような吸着剤床22の頂部に配置された可撓性の多孔質マットである。マットは高い流れ透過性を有する繊維材料又は開放細胞発泡体から製作できる。その重要な特性は、マットの開口が吸着剤床の個々の粒子よりも小さいことであり、一般にマットの開口の最大寸法0.7mmよりも小さい。マットはチャンバーの断面よりも若干大きい寸法を有し、それにより縁部はチャンバーの周壁に対して圧縮され、それによりマットの縁部でシールを行う。マットの全厚はそこを通る追加の圧力降下が最小になるように選択される。マットは次いで密に充填した分級された鋼ボール又はセラミックボールにより覆われる。それにより小さい方のボールはマットを一様に圧縮し、一方マットは床の頂部の吸着剤粒子に一様な力を加える。
【0042】
最小圧力降下での一様な流体分布は、ボールの寸法と配置の調整及び入口バッフル部材(固体又は多孔)の配置により達成される。バッフル部材は頂部の袋体により負荷を与えられるように設計されている。頂部の袋体により及ぼされる圧力はボールに作用し、ボールは次いでバッフル部材を所定位置に保持する。従って、一様な抑え圧力がバッフル部材の直下の領域を含む吸着剤床全体に及ぼされる。更に、バッフル部材の底は密なマットにより覆うことができ、それによりバッフル部材の直下の吸着剤床頂部層に一様な負荷を与える。
【0043】
袋体は又ヘッドの中間半径の個所で分級したボールのある量を選択的に除去し、袋体を膨張させてこの除去部分の空隙を埋めるることにより、頂部ヘッド空隙体積を減じるためにも使用できる。この構成は慎重に選択し又配置することにより流れ分布を阻害しないようにする。なぜなら過度に空隙空間を減じるとチャンネリング増し、又圧力降下が増加するからである。
【0044】
本発明の装置の他の実施例として、バリア部材30をチャンバーの周壁に固定し、第1支持体42を縦軸線方向に移動自在にすることができる。袋体はボール46の下側に配置され、膨張により吸着剤床22をバリア部材30に押しつける。しかし、この配置は装置の充填及び維持を容易にしない。
【0045】
別法として、本発明は下方向(即ち図1とは反対の方向)の供給流を利用する方法に適用できる。この場合、本発明の利益はサイクルの脱着又は再生段階に適することである。脱着工程での低圧条件は往々にして非常に高い流速を生じる。この条件は、拘束されない吸着床でに対するサイクルのこの段階は下方流れを規定している。従って、本発明は供給量を吸着剤床の頂部及び底部のいずれからも導入できる融通性を提供する。
【0046】
いずれにしても、環状袋体はチャンバーの入口端部において空隙空間を占めるように配置できる。同様な開放細胞材料を袋体に組み合わせた使用して流体を吸着剤床に一様に分配する助けとすることができる。容器の底部に個々構成を具備させることにより、容器の空隙体積は同様に減少する。
この単純な装置の費用は比較的低く、設置手順も比較的単純である。
【0047】
本発明は現存する軸流れ吸着装置に組み込むのに適している。例えば、金属スクリーンの形のバリア部材を備えた現存の装置の出口端部に、バリア部材、所定量のボール、及び袋体を装備することができる。袋体はバリア部材に一様な抑え力を与える。袋体は頂壁の下側に固定され、吸着剤の通常の充填が完了した後に膨張される。こうして、充填作業が複雑化することはない。
【0048】
図4はバリア部材がチャンバーの周壁に出会う周縁部に沿って使用できる滑りシール板60を例示する。スクリーン組立体30は滑りシール部材60の、吸着剤床22表面との境界面において滑りシール板の剛性支持板62に固定されて、この交差部で吸着材が漏れるのを防いでいる。軟質材料又は発泡材料が滑りシール板60の容器内面に接触する部分に固定されている。シール組立体と容器壁との接合部で吸着剤の吹き通りが生じるのがこの接触により阻止される。典型的な滑りシール組立体では0.1〜10cmの距離にわたる接触が生じる。他のシール組立体も本発明の範囲内で使用できる。この領域は局部的な流動化が大きい問題となるような個所にある。この領域での流動化は吸着剤が容器の頂部の分級したボールのある部分へ吹き通る結果を生じる。
【0049】
上記設計における更なる改良は、吸着剤床上部の容器頂部の過剰な空隙空間が、この空間に配置されたボールと袋体とにより実質的に消去され或いは最小化されることにある。これにより、さもなければ分離された流体が捕捉されたはずの空隙が減じる。吸着剤床の上方の過剰な空隙空間が減じると、より多くの分離された流体製品が出口へ流れるので、装置の総合的な効率が向上する。可撓性袋体の使用による端部空間の減少は、現存装置の改造並びに新規装置へ適用でき、それに加えて容器の底部の端部空間の減少にも使用できる。
【0050】
装置への袋体及びボールの支持は、床への及び床からの一様な流れが最低の圧力降下で生じるように行わなければならない。最小の圧力降下での床への及び床からの一様な流れ分布は、吸着剤の上方のボールの寸法と配置、入口側バッフル部材の位置と設計、及び膨張袋体の形状と寸法を選択することにより達成することができる。実施に当たり、バリア部材の上方の空間の100%は袋体50及びボール36により占められ、それによりこの領域の空隙体積を、充填されたボールの間の空隙の体積まで減少する。袋体50は好ましくは吸着剤床の上部空間(即ち頂部ヘッド)の10〜70%を占める。分級したボールは好ましくは頂部ヘッドの残りを占める。ボール寸法は好ましくは吸着剤床の表面で0.3mm〜38mmであり、吸着装置の出口で13mm〜76mmであるように選択する。この組立体に対する典型的な圧力降下は吸着装置の全圧力降下の0.05〜50%である。袋体とボールとの組立体の使用は典型的には吸着剤床の上の空隙を30〜80%程度減じる。
【0051】
第2バッフル部材58は頂部の袋体により負荷されるように設計される。これによりバッフル部材は所定位置に維持され、バッフル部材の下にあるボールに負荷を加える。第2バッフル部材の底部は密なマットにより被覆してよりバッフル部材の下のボールに直接より一様な負荷を加えるようにすることができる。
【0052】
端部空間の制限は次の数種の方法により行うことができる。
(1)上記の可撓性袋体を端部空間に挿入し、次いでそれを膨張させて端部空間の体積を制限する。更に、袋体は運転中に周期的に膨張収縮させることにより端部空間の気体を吸着床に圧送し或いは容器から押し出すためのポンプとして使用できる。
(2)管状部材、ワイヤ部材又はプラスチック部材を使用して端部空間内に剛性枠を組み立てる。これらは図示しない通気性の構造織物又は膜により覆う。剛性枠と織物は制限すべき空間の体積を画定し制限する。ボール及びバッフル部材を利用して上記と同様にして組立体内に流れ分布を維持する。その場で組み立てる材料を使用すれば、追加の構造的な剛性が得られ、又、制限された体積から気体を排除することができる。
(3)小さい中空の構造体を中実のセラミックボールに置き換えることができる。中空体の外殻は重合体、金属又は織物材料から製作できる。この方法の主な利益は、レトロフィット(現存品の改造)が容易なこと、軽量の可撓性材料が使用できること、組み立てが容易なこと、流れ分布を制御するための複雑形を注文製造することが可能なこと、頂部及び底部の端部空間で使用できること、などである。
【0053】
本発明の装置の好ましい配向は図1のように軸流れ吸着装置の向きである。本発明の吸着剤を拘束する組立体はしかし水平流れ吸着装置にも適用できる。吸着剤床は両端で閉じた水平配向の円筒形容器内に収納される。吸着剤容器への及びそこからの流れは、この円筒状容器の頂部及び底部に配置したノズルにより供給され導出される。
【0054】
本発明の好ましい配向は垂直軸流れ吸着装置のそれである。本発明による拘束のため、図1の容器を垂直軸線から90度回転したものも許容されるであろう。
【0055】
容器の周りに配置した剛性分割保持リング101よりなる剛性保持機構(図5〜9)であって、可撓性開放細胞スクリーン又は多孔板30を抑えるようにしたものも又、本発明の装置に組み込むことができる。かかるリングは2つ以上の部分103、105(図8〜9)に分割することにより、吸着剤を容器に充填した後に容器に挿入することがきる。リング区分103、105はフランジ107、108の箇所で結合され、容器壁6又は8の内面に固定された保持板109により容器の周部に取り付けられる。かくしてリング組立体は開放細胞クリーンに対して剛性を付与する。この剛性保持リングは又分配バッフル部材として設計することもできる。任意的に、圧縮部材115(図7)をリング区分と保持板109との間に挿入し組立と運転を容易にすることができる。
【0056】
スクリーン板又は多孔板の開口又は孔は、最小の吸着剤粒子を保持すると共に、圧力降下の大幅な増大に導く条件であるところの開口の閉塞及び開口面積の実質的な減少を回避するように注意深く選択する必要がある。
【0057】
剛性枠状保持組立体150(図5〜6)を袋体に置き換えるか、又は袋体と組み合わせて使用し、それにより保持組立体に対する追加の抑え力を付与することができる。このようなスパイダー状の保持部材150は吸着剤の充填後に容器の内部に挿入して組み立てることができる。能動的なスプリングを装着した保持部材115(図7)(例えば板ばね、又はベルビル型ワッシャー)も同様に使用して良い。別法として、偏倚手段はセラミックボール又は同様な材料よりなる単純な受動的抑制手段を含んでよい。後者の場合、上端の空間の空隙は減少するので、プロセス性能に対して追加の利益が得られる。これらの全ての追加の制限手段は吸着剤を充填した後に追加すべきである。なぜなら現在の充填技術では容器頂部内に妨げのない空間を必要とするからである。
【0058】
本発明の装置及び方法は多くの流体分離の分野に使用できる。上記の及び他の変形例は上記した本発明の好ましい実施例に対して適用することができるので、上記の記載は本発明の範囲内で各種の変形例及び修正例を含むものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸着装置の立断面図である。
【図2】未膨張の袋体を備えた装置の出口端部の断面図である。
【図3】膨張状態の袋体を備えた装置の出口端部の断面図である。
【図4】容器の周壁と多孔バリアーの縁端の間の封止部の断面図である。
【図5】スパイダー組立体により偏倚された保持リングを示す本発明の吸着装置の側断面図である。
【図6】スパイダー組立体の平面図である。
【図7】代表的なばね手段により偏倚された保持リングを示す本発明の吸着装置を示す側断面図である。
【図8】保持脚の形の取り付け部材とフランジを備えた保持リングを有する吸着装置の上部断面図である。
【図9】図8の線9−9から見た断面図である。
【符号の説明】
2 軸流れ吸着装置
4 チャンバ
6 周壁
8 頂壁
10 底壁
12 入口端部
14 出口端部
16 縦軸線
18 入口
20 出口
22 吸着剤床
24、26 吸着剤の層
28 吸着剤床の頂面
30 多孔バリア部材
31 織物スクリーン又は穿孔シート金属製の第1層
34、38、40 ボールの層
42 第1支持体
44 第2支持体
46 ボール
50 膨張性袋体(ブラダー)
52 弁
56 管又は円筒
58 第2バッフル部材
60 滑りシール板
72 繊維マット又は開放細胞材料製の第2層
101 剛性分割保持リング
103、105 リング区分
107、108 フランジ
109 保持板
115 保持又は圧縮部材
150 剛性枠状保持組立体
Claims (3)
- 周壁と供給端壁と末端壁とにより画定されたチャンバーであって、前記供給端壁及び前記末端壁の一方に近接した入口端部と前記供給端壁及び前記末端壁の他方に近接した出口端部を有し、前記入口端部と出口端部との間に延在する縦軸線を有するチャンバーと、
流体混合物を前記チャンバーに供給するため及び前記チャンバーから流体を取り出すために前記入口端部に連通する入口と、
分離された流体製品を前記チャンバーから導出するための前記出口端部に連通する出口と、
前記入口端部と前記出口端部との間のチャンバーの一部を実質的に充填している粒状吸着剤床であって、充填された粒状吸着剤床の前記出口端に面する表面はチャンバーの断面寸法を有し、且つその表面は最小寸法の複数の個別粒子より構成されている粒状吸着剤床と、
前記表面上にあり、前記最小寸法の前記個別の粒子が出口端部に入らないように吸着剤粒子を拘束する一方で、分離された流体製品がチャンバーの出口端部に入ることを可能にしている多孔バリア部材であって、前記多孔バリア部材は前記軸線に沿って前記吸着剤床に向けて移動可能である多孔バリア部材と、
前記多孔バリア部材を、前記吸着剤床に向けて偏倚させるための偏倚手段と、
よりなり、それにより前記吸着剤床が流動化しないように拘束されている吸着装置。 - 吸着装置用の吸着剤床の拘束装置であって、該吸着装置が、
周壁と供給端壁と末端壁とにより画定されたチャンバーであって、前記周壁が前記チャンバーの断面を画定し、前記供給端壁及び前記末端壁の一方に近接した入口端部と前記供給端壁及び前記末端壁の他方に近接した出口端部を有し、前記入口端部と出口端部との間に延在する縦軸線を有するチャンバーと、
流体混合物を前記チャンバーに供給するため及び前記チャンバーから流体を取り出すために前記入口端部に連通する入口と、
分離された流体を前記チャンバーから導出するための前記出口端部に連通する出口と、
前記入口端部と前記出口端部との間のチャンバーの一部を実質的に充填している粒状吸着剤床であって、充填された粒状吸着剤床の前記出口端に面する表面はチャンバーの断面寸法を有し、且つその表面は各々が最小寸法の複数の個別粒子より構成されている粒状吸着剤床とを有する吸着装置用の吸着剤床の拘束装置において、前記拘束装置が、
前記表面を実質的に覆い、前記軸線に沿って移動可能であり、前記最小寸法の前記個別の粒子が前記出口端部に入らないように吸着剤粒子を拘束する一方で、分離された流体製品がチャンバーの出口端部に入ることを可能にしている多孔バリア部材と、
前記吸着剤床が流動化しないように前記多孔バリア部材を前記吸着剤床に向けて偏倚させるための偏倚手段と、
前記多孔バリア部材と前記出口との間にあって、前記分離された流体が多孔バリア部材から前記出口に向けて流れるようにする分配手段と、
を含む、吸着装置用の吸着剤床の拘束装置。 - 周壁と供給端壁と末端壁とにより画定されたチャンバーであって、前記周壁が前記チャンバーの断面を画定し、前記供給端壁及び前記末端壁の一方に近接した入口端部と前記供給端壁及び前記末端壁の他方に近接した出口端部を有し、前記入口端部と出口端部との間に延在する縦軸線を有するチャンバーと、
流体混合物を前記チャンバーに供給するため及び前記チャンバーから流体を取り出すために前記入口端部に連通する入口と、
分離された流体を前記チャンバーから導出するための前記出口端部に連通する出口と、
前記入口端部と前記出口端部との間のチャンバーの一部を実質的に充填している粒状吸着剤床であって、充填された粒状吸着剤床の前記出口端に面する表面はチャンバーの断面寸法を有し、且つその表面は各々が最小寸法の複数の個別粒子より構成されている粒状吸着剤床と、
より構成された吸着装置の粒状吸着剤床を拘束する方法において、
前記表面を、前記軸線に沿って移動可能であり、前記最小寸法の前記個別の粒子が前記出口端部に入らないように吸着剤粒子を拘束する一方で、分離された流体製品がチャンバーの出口端部に入ることを可能にする多孔バリア部材により覆い、
前記多孔バリア部材を吸着剤粒子が流動しないように前記吸着剤床に向けて偏倚させ、
前記多孔バリア部材と前記出口との間に、前記分離された流体を多孔バリア部材から前記出口に向けて流れさせる分配手段を配置することを含む、
粒状吸着剤床を拘束する方法。
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