JP3838847B2 - 灯油汲み出し装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ポリタンク内に溜められた灯油を汲み出すことのできる灯油汲み出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、ポリタンク内に溜められた灯油を、例えば石油ストーブのカートリッジタンク内に移す際に、手動または電動の汲み上げポンプを用いており、灯油の滴が手に着いたり飛び散ったりして、周囲とか手などに灯油の臭いが付着して、特に主婦等に嫌がられる作業となっていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、手を汚すことなく、容易にポリタンク内の灯油をカートリッジタンクに給油することができる灯油汲み出し装置を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、ポリタンク内に溜められた灯油を外部に汲み出し可能な装置であって、該装置は、ポリタンクの給油口に設置されるロート金具と、該ロート金具からポリタンク内に垂設された外管と、該外管内に摺動可能に設けられ、上端側が下方へ押圧された時に下端側の流入口が開くとともに、常にはバネ手段により上方へ付勢されて流入口が閉止される内管と、前記外管の下端に配置されたL筒体内の油室に連通して該油室から下方へ向かって設けられた水中ポンプと、を備え前記内管の下端には、 前記L筒体内の油室内においてL字状の連結軸の一端側が連結され、該連結軸の他端側は上方へ立設されて外周に前記バネ手段が備えられているとともに上端側にゴム弁が設けられ、該ゴム弁は、常には前記バネ手段の付勢力によりL筒体の上端の圧力座部の上方側へ付勢されて前記油室を開けた状態に維持し、前記内管が下方へ押圧され前記流入口が開いた時に前記連結軸を介し前記ゴム弁がL筒体の圧力座部に接触して前記油室を閉じるように構成され、該ゴム弁により前記油室が閉じられた状態で、前記水中ポンプが作動し、ポリタンク内の灯油が前記油室を通り前記流入口から前記内管内に入り、該内管の上端から汲み出されるように構成したことである。
また、第2の要旨は、前記ポリタンクの給油口上に立設されるカートリッジタンクの下端には、前記ロート金具内に差し込まれる口金内に前記内管の上端を下方へ押圧した時に開く弁体が設けられているとともに、該弁体の上方のカートリッジタンク内には、該弁体が開いた時に上動される上端にゴム弁を有する昇降可能な昇降管と、該昇降管に平行状に立設され、下端が前記口金に開口された空気孔に連通し、上端に開口を有する固定空気管と、該固定空気管の上端開口に前記ゴム弁が当接するように常には前記昇降管を下方側へ付勢するバネ手段を備えていることである。
【0004】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、ポリタンク1の給油口1a上にカートリッジタンク2を立設させて、ポリタンク1内の灯油をカートリッジタンク2内に汲み出している状態の斜視構成図であり、図中1bは、もう一方側のポリタンクの給油口に取り付けられた給油口キャップであり、また、図中3は、給油口1aに付設された電池ケース受具である。
【0005】
このポリタンク1内には、予め図2及び図3で示すような内装ポンプ装置4が設置されており、内装ポンプ装置4は、ポリタンク1の給油口1aに被せ状に設置されるロート金具5を有し、このロート金具5は、給油口1aの上面に設置されるフランジ部5aの内側がアール状のアール部5bとなっており、その内側には垂下状に挿着筒部5cが一体形成されており、この挿着筒部5cの外周及び下端側には開口5dが穿設形成されており、この挿着筒部5cがポリタンク1の給油口1aから内部に差し込まれて設置されるものである。
【0006】
このロート金具5の挿着筒部5c内から下方に向かって垂下状に外管6が垂設されており、外管6の下端にはL字状のL筒体10が配置されて、L筒体10からさらに下方へ向かって蛇腹ホース14が設けられ、蛇腹ホース14の下端側に水中ポンプ15が設けられたものとなっている。
前記外管6内には上下方向に摺動可能に内管7が設けられており、内管7の下端側は前記L筒体10に臨ませて弁部7aと流入口7bが形成されたものとなっており、内管7の上端には上方へ突出状に針金等で突出部8が形成されており、また、その外周にはパッキン9が設けられている。
【0007】
前記内管7の弁部7aの下端には、L筒体10内の油室S内においてL字状の連結軸11の一端側が連結されており、連結軸11の他端側は上方へ立設されて、その外周にバネ12を備えて上端側にゴム弁13が設けられたものとなっており、このゴム弁13は、L筒体10の上端の圧力座部10aを開閉できるものであり、常にはバネ12の付勢力によりゴム弁13は上方側へ付勢されて、圧力座部10aを開けた状態に維持できるように構成されている。従って、バネ12の付勢力は連結軸11を介して内管7にも作用し、内管7は常には上方側へ付勢されて弁部7aが外管6の下端に接触して、常には流入口7bは閉じられた状態に維持されている。
【0008】
また、図4の概略図で示すように、圧力座部10aには電極接点18aが設けられ、一方側のゴム弁13側には電極接点18bが設けられており、ゴム弁13が圧力座部10aと接触した際に電極接点18aと18bが接触して、水中ポンプ15のモーター15aが作動されるように構成されている。即ち、ポンプモーター15aはスイッチ16aを介して電池17に接続されており、電池17は例えば単1電池3本で構成されて、図2に示すような電池ケース16内に収納されており、電池ケース16にはスイッチ16aが設けられている。この電池17を収納した電池ケース16は図1に示すような電池ケース受具3内に入れて、ポリタンク1の外側に設けておくことができ、その他、電源をポリタンク内の適所に配置させる構成としても良い。
このような構成の内装ポンプ装置4は常にはポリタンク1内に内装しておき、ロート金具5の上面に蓋を設けて、灯油を汲み出す時には、蓋を開閉または着脱してロート金具5を露出させることができるように構成しておくことができる。
【0009】
一方、石油ストーブにセットできるカートリッジタンク2内には、図5に示すようなカートリッジ側内装装置20が組み込まれている。即ち、図5において、カートリッジタンク2の下端には口金21が設けられており、口金21内の下端側には入口座部22が形成され、この入口座部22を開閉可能に弁体23がバネ24で下方側へ、即ち入口座部22を常には閉止する方向に付勢されて、バネ24はバネ筒体25内に収納されたものとなっており、バネ筒体25には複数の開口孔25aが形成されたものとなっている。
【0010】
このバネ筒体25から上方に向かってカートリッジタンク2内に昇降管29が昇降可能に設けられており、昇降管29の下端は前記弁体23の略2mm上方に配置されており、昇降管29の上端にはゴム弁31が固設されたものとなっている。また、この昇降管29と平行状に固定空気管26がカートリッジタンク2内に立設されており、この固定空気管26は口金21内を通って固定されており、その下端は口金21の下端側面側に傾斜状に開口された空気孔21aに連通接続されている。また、固定空気管26の上端は開口した上端開口26aとなっており、この上端開口26aは前記ゴム弁31により開閉されるように構成されている。
固定空気管26の外周には前記昇降管29の回りを囲むガイド筒28がロー付け28aされている。また、同様なガイド筒30が上方側に設けられて、このガイド筒30は昇降管29側にロー付け30aされている。
また、カートリッジタンク2には内部に流入される灯油の量を外側から確認できるように、下方及び上方にそれぞれ油量確認窓32a,32bが形成されている。
【0011】
このような内装装置20を内装したカートリッジタンク2は石油ストーブ内にセットされて灯油が消費されるものであるが、内部の灯油が空になった時には石油ストーブから取り外して、そのまま下端側の口金21を図1に示すように内装ポンプ装置4のロート金具5に差し込んで、ポリタンク1内に溜められた灯油をカートリッジタンク2内に汲み上げることができるものである。即ち、カートリッジタンク2をポリタンク1の蓋を取ってロート金具5に上方側から差し込むだけで、カートリッジタンク2内に灯油が汲み上げられるように装置が構成されており、口金21を暗闇でも差し込みやすいように、ロート金具5には口金21を挿着筒部5c内にガイドするアール部5bが形成されているのである。従って、手を汚すことなく石油ストーブから取り出したカートリッジタンク2をポリタンク1の上面に立設させて、灯油の充填を容易に行うことができるものである。
【0012】
ポリタンク1の上面にカートリッジタンク2を立設させた状態の図を図6に示し説明すると、カートリッジタンク2の口金21がロート金具5の挿着筒部5c内に差し込まれると、下方側への押圧力が働き、弁体23が突出部8に当接して、突出部8を下方側へ押圧するとともに、弁体23はバネ24の付勢力に抗して上方側へ移動し、入口座部22が開かれることとなる。突出部8とともに内管7は下方側へ移動し、弁部7aが開かれて流入口7bは油室S内に配置された状態となり、この状態ではゴム弁13は圧力座部10aに当接して、油室Sは閉じられた状態となる。この状態では、図4に示す電極接点18aと18bが接触して水中ポンプ15が作動し、水中ポンプ15の作動によりポリタンク1内の灯油が蛇腹ホース14を介して上方へ汲み上げられることとなり、油室Sを通り流入口7bから灯油は内管7内に入り、内管7の上端から入口座部22を通ってカートリッジタンク2内に汲み上げられることとなり、徐々にカートリッジタンク2内に灯油が汲み上げられてくる。
【0013】
一方、この状態では、カートリッジタンク2内の昇降管29は弁体23に押し上げられて上動しているため、ゴム弁31が上方へ配置されて固定空気管26の上端開口26aは解放された状態となっており、カートリッジタンク2内の空気はこの上端開口26aから固定空気管26を通り空気孔21aを通ってポリタンク1内に排気されるため、スムーズにカートリッジタンク2内の空気がポリタンク1内に流されて、カートリッジタンク2内には灯油が下方側から上方へ向かって汲み上げられてくる。
カートリッジタンク2内に灯油が満たんとなった状態では、灯油は上端開口26aから固定空気管26内に入り、空気孔21aを通りポリタンク1内に戻されるため、カートリッジタンク2内が満たんになっても灯油が溢れ出る心配がなく、暗闇でも良好に作業を行うことができるものであり、また、明るい所では油量確認窓32aを見ながら満たんになったことを確認することができるものである。
【0014】
なお、カートリッジタンク2内が満たんになった状態で、カートリッジタンク2を上方へ持ち上げる時に、カートリッジタンク2を僅かに持ち上げた瞬間に、前記バネ12の付勢力が作用してゴム弁13が上動し、圧力座部10aが開かれるため、カートリッジタンク2内の圧力は油室Sを通り圧力座部10aからポリタンク1内に解放されることとなり、その後にカートリッジタンク2側の弁体23がバネ24の付勢力で閉止されるように設定されているため、カートリッジタンク2を満たん状態で持ち上げた際にも入口座部22から灯油が外側へ飛び散ることがなく、カートリッジタンク2を持ち上げた時には完全に弁体23が入口座部22に当接閉止されて、灯油が滴り落ちることもなく、油切れが良好に行われる。また、この状態では、内管7は上昇して弁部7aが当接して流入口7bは閉じられるものである。
従って、カートリッジタンク2へ灯油を汲み上げる際に、全く灯油が手に着かず、調理等を行っている際にも良好にカートリッジタンク2内への汲み上げ作業を行うことができるものとなる。
【0015】
このように本例では、カートリッジタンク2をポリタンク1に上方から差し込んでおくだけで、カートリッジタンク2内に灯油を汲み上げ充填させることができ、作業が極めて容易に行え、暗闇でも作業を行うことができ、手が汚れることもなく、また、油切れが良好でポタポタと滴り落ちることもなく、灯油の臭いが周囲に飛散することもなくなる。
【0016】
なお、冬が終わり、カートリッジタンク2内に残った灯油をポリタンク1内に移す際には、電源のスイッチ16aをOFF状態としておいて、図1に示すように、カートリッジタンク2をポリタンク1上に差し込んでおくことにより、カートリッジタンク2内に残った灯油を入口座部22からロート金具5の挿入筒部5cを通し開口5dからポリタンク1内に流下させて戻すことができ、残った灯油の戻し作業も手を汚すことなく容易に行うことができるものである。
【0017】
なお、このような作業をより容易化させるために別途スタンドを作り、スタンドの下部にポリタンク1を入れ、上部にカートリッジタンク2を支える部分を形成させておけば、スタンドにより図1の状態を容易に形成させることができるものとなる。
なお、カートリッジタンク2側に、満たんになった時に、満たん状態を音声等で知らせる装置を付けておいても良い。
【0018】
なお、カートリッジタンク2が内装装置20を備えていない一般的なカートリッジタンク2である場合には、図8に示すようなアダプター33を使用して、カートリッジタンク2内に図7に示すようにポリタンク1内の灯油を汲み上げて移すことができるものである。
即ち、アダプター33は、手で握ることのできる握り部33aの下端に前述したのと同様な弁体23が内装された口金21が設けられており、他端側には蛇腹ホース33bが設けられて、蛇腹ホース33bの先端には、油切れを良好化するための油切り溝34aを形成した吐出金具34が設けられたものとなっており、握り部33aを手で握り、口金21をポリタンク1に設けられたロート金具5に差し込み押圧することにより、水中ポンプ15が作動されて良好にポリタンク1内の灯油が汲み上げられてくるため、蛇腹ホース33bの吐出金具34側を図7のようにカートリッジタンク2に差し込んで、カートリッジタンク2内に灯油を充填させることができる。
【0019】
なお、カートリッジタンク2が満たんとなった時には、アダプター33の握り部33aの下方への押し付け力を解除すると弁体23が急閉止して、その状態では空気がアダプター33に入らず、アダプター33の吐出金具34からダラダラと油が流れることが防がれて、油は直ちに止まり、灯油が衣服等に付着することが良好に防がれて、使用が良好なものとなる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、ポリタンク内に溜められた灯油を外部に汲み出し可能な装置であって、該装置は、ポリタンクの給油口に設置されるロート金具と、該ロート金具からポリタンク内に垂設された外管と、該外管内に摺動可能に設けられ、上端側が下方へ押圧された時に下端側の流入口が開くとともに、常にはバネ手段により上方へ付勢されて流入口が閉止される内管と、前記外管の下端に配置されたL筒体内の油室に連通して該油室から下方へ向かって設けられた水中ポンプと、を備え前記内管の下端には、前記L筒体内の油室内においてL字状の連結軸の一端側が連結され、該連結軸の他端側は上方へ立設されて外周に前記バネ手段が備えられているとともに上端側にゴム弁が設けられ、該ゴム弁は、常には前記バネ手段の付勢力によりL筒体の上端の圧力座部の上方側へ付勢されて前記油室を開けた状態に維持し、前記内管が下方へ押圧され前記流入口が開いた時に前記連結軸を介し前記ゴム弁がL筒体の圧力座部に接触して前記油室を閉じるように構成され、該ゴム弁により前記油室が閉じられた状態で、前記水中ポンプが作動し、ポリタンク内の灯油が前記油室を通り前記流入口から前記内管内に入り、該内管の上端から汲み出されるように構成したことにより、ポリタンク内にこのような装置を予め設置しておけば、従来のようにポンプを逐一ポリタンク内に差し込む必要がなく、ロート金具に対しカートリッジタンクまたはアダプターを上方より差し込むことで水中ポンプを作動させて、ポリタンク内の灯油を良好に外部に汲み出すことができるものとなり、操作が容易で、従来のようにポンプの置き場に困ることもなく、手を汚さず良好に灯油の汲み出し作業を行うことができるものとなる。
【0021】
また、前記ポリタンクの給油口上に立設されるカートリッジタンクの下端には、前記ロート金具内に差し込まれる口金内に前記内管の上端を下方へ押圧した時に開く弁体が設けられているとともに、該弁体の上方のカートリッジタンク内には、該弁体が開いた時に上動される上端にゴム弁を有する昇降可能な昇降管と、該昇降管に平行状に立設され、下端が前記口金に開口された空気孔に連通し、上端に開口を有する固定空気管と、該固定空気管の上端開口に前記ゴム弁が当接するように常には前記昇降管を下方側へ付勢するバネ手段を備えていることにより、ポリタンク上にカートリッジタンクを載せるだけで手を汚すことなくポリタンク内の灯油がカートリッジタンク内に汲み出されることとなり、しかもカートリッジタンクを取り外した時に灯油が飛び散ったり、灯油が滴り落ちることがなく、灯油の切れが良好で、衣服等も汚すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポリタンク上にカートリッジタンクを載せた状態の斜視構成図である。
【図2】 ポリタンク内に内装されるポンプ装置の概略内部構造図である。
【図3】 図2のポンプ装置のポリタンク内での配置断面構成図である。
【図4】 電気回路の概略構成図である。
【図5】 カートリッジタンク内に内装される内装装置の概略構成図である。
【図6】 カートリッジタンク側の内装装置と、ポリタンク側のポンブ装置の接続状態の要部断面構成図である。
【図7】 アダプターを使用してカートリッジタンク内に灯油を汲み出している状態の斜視構成図である。
【図8】 アダプターの斜視構成図である。
【符号の説明】
1 ポリタンク
1a 給油口
2 カートリッジタンク
3 電池ケース受具
4 内装ポンプ装置
5 ロート金具
5a フランジ部
5b アール部
5c 挿着筒部
5d 開口
6 外管
7 内管
7a 弁部
7b 流入口
8 突出部
9 パッキン
10 L筒体
10a 圧力座部
11 連結軸
12 バネ
13 ゴム弁
14 蛇腹ホース
15 水中ポンプ
16 電池ケース
16a スイッチ
17 電池
18a,18b 電極接点
20 カートリッジ側内装装置
21 口金
21a 空気孔
22 入口座部
23 弁体
24 バネ
25 バネ筒体
26 固定空気管
26a 上端開口
27 バネ
28,30 ガイド筒
29 昇降管
31 ゴム弁
32a,32b 油量確認窓
33 アダプター
33a 握り部
33b 蛇腹ホース
34 吐出金具
34a 油切り溝
S 油室

Claims (2)

  1. ポリタンク内に溜められた灯油を外部に汲み出し可能な装置であって、
    該装置は、ポリタンクの給油口に設置されるロート金具と、
    該ロート金具からポリタンク内に垂設された外管と、
    該外管内に摺動可能に設けられ、上端側が下方へ押圧された時に下端側の流入口が開くとともに、常にはバネ手段により上方へ付勢されて流入口が閉止される内管と、
    前記外管の下端に配置されたL筒体内の油室に連通して該油室から下方へ向かって設けられた水中ポンプと、を備え
    前記内管の下端には、前記L筒体内の油室内においてL字状の連結軸の一端側が連結され、該連結軸の他端側は上方へ立設されて外周に前記バネ手段が備えられているとともに上端側にゴム弁が設けられ、該ゴム弁は、常には前記バネ手段の付勢力によりL筒体の上端の圧力座部の上方側へ付勢されて前記油室を開けた状態に維持し、前記内管が下方へ押圧され前記流入口が開いた時に前記連結軸を介し前記ゴム弁がL筒体の圧力座部に接触して前記油室を閉じるように構成され、
    該ゴム弁により前記油室が閉じられた状態で、前記水中ポンプが作動し、ポリタンク内の灯油が前記油室を通り前記流入口から前記内管内に入り、該内管の上端から汲み出されるように構成したことを特徴とする灯油汲み出し装置。
  2. 前記ポリタンクの給油口上に立設されるカートリッジタンクの下端には、前記ロート金具内に差し込まれる口金内に前記内管の上端を下方へ押圧した時に開く弁体が設けられているとともに、
    該弁体の上方のカートリッジタンク内には、該弁体が開いた時に上動される上端にゴム弁を有する昇降可能な昇降管と、
    該昇降管に平行状に立設され、下端が前記口金に開口された空気孔に連通し、上端に開口を有する固定空気管と、
    該固定空気管の上端開口に前記ゴム弁が当接するように常には前記昇降管を下方側へ付勢するバネ手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の灯油汲み出し装置。
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