JP3838210B2 - ハイブリッド車両の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の駆動源としてエンジンとモータとを備えたハイブリッド車両に関し、特に、エンジンの排気系にNOx吸着手段を有するハイブリッド車両の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、エンジンの排気通路にNOx吸着剤を配置し、空燃比がリーンな状態でエンジンを運転した際に発生するNOxをNOx吸着剤に吸着させ、このNOx吸着剤の吸着能力が飽和したときには、空燃比を一時的にリッチ状態に変化させることで、NOx吸着剤からNOxを放出させ、その吸着能力を回復させるようにした排気浄化装置が開示されている。
【0003】
このようなNOx吸着手段を用いた排気浄化装置では、NOxの放出のために空燃比を一時的にリッチ状態に変化させたときに、トルク変動が発生する。
【0004】
特許文献2は、エンジンとモータ・ジェネレータとを備えたハイブリッド車両に関するものであり、NOxを放出すべく空燃比を一時的にリッチとした際のトルク変動を、エンジンから車軸に至るトルク伝達経路に接続されたモータ・ジェネレータによって吸収し、最終的に車両の挙動として現れるトルク変動を抑制するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特許第2600492号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2000−104591号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献2のような従来の技術では、空燃比がリッチ状態に制御されることに伴う排気の悪化は改善されない。また、一時的なリッチ化に伴うトルク変動の大きさにはばらつきがあり、定量的に予測できないため、トルクショックを十分に低減できるようにモータ出力を制御することは、困難である。
【0008】
この発明が前提とするハイブリッド車両は、車両の駆動力を発生するエンジンおよびモータと、少なくとも上記エンジンと車軸との間に介在する無段変速機と、上記エンジンおよびモータのそれぞれの駆動力を決定する駆動力演算手段と、決定されたエンジンの駆動力が得られるように、該エンジンの目標回転速度と目標トルクとを決定する目標回転速度・トルク演算手段と、上記モータに電力を供給するための蓄電手段と、上記モータの駆動を制御するモータ制御手段と、上記目標トルクが得られるように上記エンジンを制御するエンジン制御手段と、車速に対し上記目標回転速度が得られるように上記無段変速機を制御する変速機制御手段と、を備えている。つまり、車両の走行に必要な要求駆動力に対し、駆動力演算手段によって、エンジンおよびモータのそれぞれの駆動力が決定され、これに沿ってエンジンおよびモータが制御される。
【0009】
排気浄化装置として、上記エンジンの排気系に、排気空燃比がリーンの場合にNOxを吸着するNOx吸着手段が設けられている。このNOx吸着手段は、排気空燃比が理論空燃比ないしはリッチの場合に、吸着したNOxを放出する特性を有し、このNOx放出によってNOx吸着機能が回復する。また、例えばNOx吸着状態の推定などに基づいて、NOx放出のための空燃比変更の要否を判定する空燃比変更判定手段を備えており、上記エンジン制御手段は、この空燃比変更判定手段の判定に応じてNOx放出のために空燃比を変更可能となっている。
【0010】
そして、本発明では、特に、NOx放出のための空燃比の変更の要求があったときに、総合出力に占めるエンジンの駆動力割合が減少するようにエンジンとモータとの出力配分を補正し、かつエンジンの目標回転速度を所定値以下に低下させるとともに、車速を維持するように上記無段変速機の変速比を制御し、予めエンジンの回転速度が所定値以下に移行した状態で空燃比の変更を開始するようになっている。
【0011】
このようにエンジンの出力を低くした状態で空燃比をリーン状態から理論空燃比ないしはリッチに変更するようにすれば、NOx放出のための空燃比変更に伴って余分に必要となる燃料量が相対的に少なくなる。また、空燃比の変化の際に生じるトルク変動も相対的に小さなものとなる。
【0013】
また低い回転速度の下で空燃比をリーン状態から理論空燃比ないしはリッチに変更するため、やはり、NOx放出のための空燃比変更に伴って余分に必要となる燃料量が相対的に少なくなる。また、空燃比の変化の際に生じるトルク変動も相対的に小さなものとなる。特に、エンジンを低速とすることで、無段変速機における減速比が小さくなり、エンジンのトルク変動による車両のトルクショックが一層小さくなる。
【0014】
【発明の効果】
この発明に係るハイブリッド車両の排気浄化装置によれば、エンジンを低出力状態もしくは低回転状態に移行させてNOx吸着手段からのNOx放出のための空燃比の変更を行うので、NOx放出のために余分に消費される燃料が少なくなり、排気の悪化(特にHCの増加)や燃費の悪化を抑制することができるとともに、空燃比の変化に伴うトルクショックを軽減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は、この発明に係る排気浄化装置を備えたハイブリッド車両の構成を示す構成説明図である。このハイブリッド車両は、車両の駆動力を発生する駆動源として、例えばガソリンエンジンからなるエンジン1と、駆動および発電が可能なモータ2と、を備えている。
【0017】
上記エンジン1は、エンジン側無段変速機5eの入力軸に接続されている。上記無段変速機5eは、実質的なプーリ径を変化させることで変速比が連続的に変化するベルト式無段変速機いわゆるCVTであって、その出力軸が電磁クラッチなどからなるエンジン側クラッチ6eを介してファイナルギア7の入力側に接続され、該ファイナルギア7を介して車軸8へ駆動力が伝達されるようになっている。また、上記エンジン1の排気通路には、NOx吸着触媒10が配置されている。このNOx吸着触媒10は、エンジン1の排気空燃比がリーンであれば、排気に含まれるNOxを吸着し、排気空燃比が理論空燃比ないしはリッチとなると、吸着していたNOxを放出し、その吸着能力が回復するものである。なお、放出されたNOxは、NOx吸着触媒10の触媒作用によって浄化され得るが、必要に応じて、その下流側にさらに触媒装置を設けるようにしてもよい。
【0018】
一方、モータ2は、バッテリ4の電力がインバータ3を介して供給されるように構成されており、その回転軸がモータ側無段変速機5mの入力軸に接続されている。上記無段変速機5mは、エンジン側無段変速機5eと同様のCVTからなり、その出力軸が電磁クラッチなどからなるモータ側クラッチ6mを介してファイナルギア7の入力側に接続され、該ファイナルギア7を介して車軸8へ駆動力が伝達されるようになっている。
【0019】
このように本実施例では、エンジン1側とモータ2側のそれぞれに無段変速機5e,5mが設けられており、両者の駆動力が同時に車軸8に伝達されている状態においても、それぞれ異なる変速比とすることで、エンジン1の回転速度とモータ2の回転速度とを互いに独立して制御することが可能となっている。なお、参照符号の添字「e」はエンジン1に関連する部品や値等であることを表し、添字「m」はモータ2に関連する部品や値等であることを表している。
【0020】
上記エンジン1の出力、燃料噴射量、点火時期等は、エンジン制御装置9によって制御され、モータ2の駆動力(トルク、回転速度)は、モータ制御装置12によって制御される。ハイブリッド制御装置11は、これらのエンジン制御装置9およびモータ制御装置12と通信を行うように設けられ、無段変速機5e,5mの変速比制御を含め、ハイブリッド車両全体の制御を行っている。
【0021】
図2は、本実施例の制御の構成を示す機能ブロック図である。
【0022】
ハイブリッド制御装置11内の駆動力演算手段11cは、運転者により操作されるアクセル開度(アクセルペダル踏込量)と車速とから要求駆動力を決定し、所定の出力配分テーブルを参照して、エンジン1が発生すべき駆動力とモータ2が発生すべき駆動力とを決定する。ここで、本発明では、特に、図5に示すような特性の通常モードの出力配分テーブルと、図6に示すような特性のリッチスパイク準備モードの出力配分テーブルと、を備えている。通常時は、図5の通常モードの出力配分テーブルを参照し、要求された駆動力(総合出力)Pt0に対するエンジン出力Pe0とモータ出力Pm0とを決定する。リッチスパイク準備モードの特性は、エンジン出力の比率が通常モードよりも小さく設定されており、後述するように、空燃比変更の際には、この図6のテーブルを参照して、エンジン出力とモータ出力とを決定する。決定された目標のエンジン出力およびモータ出力は、それぞれエンジン制御手段9cおよびモータ制御手段12cに目標値として与えられる。エンジン制御手段9cは、例えば図7に示すような所定の運転点テーブルを参照して、与えられた目標出力(例えばP0)に対するトルク目標値(例えばT0)および回転速度目標値(例えばN0)を決定する。モータ制御手段12cにおいても、同様の運転点テーブルを参照して、与えられた目標出力に対するトルク目標値と回転速度目標値とを決定する。これにより、エンジン1は、図8に示すように、常に最適燃費線(燃費が最良となるトルクと回転速度との組み合わせを示す線)の上で運転される。同様に、モータ2も、図9のように、最も効率に優れた所定の制御線に沿って運転される。なお、無段変速機5e,5mの変速比は、車速に対し、エンジン1およびモータ2の回転速度をそれぞれの目標値に維持するように可変制御される。
【0023】
空燃比変更判定手段9c1は、例えばNOx吸着状態の推定などに基づいて、NOx放出のための一時的な空燃比変更(リーン状態から理論空燃比ないしはリッチ状態への一時的な変更。以下、これをリッチスパイクと呼ぶ)の要否を判定する。NOx放出のためにリッチスパイクが必要と判断した場合には、駆動力演算手段11cおよび空燃比変更指令手段9c2に対し、リッチスパイク要求信号を発する。駆動力演算手段11cは、空燃比変更判定手段9c1からのリッチスパイク要求信号を受けて目標出力の移行を開始し、かつ移行完了後に、空燃比変更指令手段9c2にリッチスパイク許可信号を送る。空燃比変更指令手段9c2は、駆動力演算手段11cからのリッチスパイク許可信号および空燃比変更判定手段9c1からのリッチスパイク要求信号を受けて、エンジン制御手段9cにリッチスパイク実行指令を送る。
【0024】
図3および図4は、上記の各手段をソフトウェア的に実行する場合のフローチャートを示している。
【0025】
図3(A)は、上記の空燃比変更判定手段9c1に相当するフローチャートである。
【0026】
ステップA1で、NOx吸着触媒10に吸着されていく推定NOx排出量Mnを演算し積算する。具体的には、燃料噴射量と回転速度と排気温度との3つのパラメータを運転条件パラメータとして、各運転条件に対するNOx排出量を格子点状に実験的に求めた3次元マップを用い、サンプル周期毎に、この3次元マップから運転状態に対応するNOx排出量を補間演算にて求め、かつこれを順次積算して、推定NOx排出量Mnとする。ステップA2では、後述するリッチスパイク要求フラグFrsの状態を判定し、Frs=1であれば処理を終了する。Frs=0であれば、ステップA3へ進んで、推定NOx排出量Mnと境界NOx排出量Mn0とを比較する。Mn≦Mn0であれば、処理を行わずに終了する。Mn>Mn0であれば、ステップA4ヘ進んでリッチスパイク要求フラグFrs=1とし、かつステップA5で、推定NOx排出量Mn=0にリセットする。
【0027】
図3(B)のフローチャートは、空燃比変更指令手段9c2に相当するものであり、ステップB1で、リッチスパイク要求フラグFrsの状態を判定し、Frs=0の場合は処理を行なわずに終了する。Frs=1の場合は、ステップB2において、リッチスパイク許可フラグFrpの状態を判定する。リッチスパイク許可フラグFrpの状態は、ハイブリッド制御装置11により決定される。Frp=0であれば、そのまま処理を終了する。Frp=1のときは,ステップB3へ進んで、リッチスパイク指令をエンジン制御装置9に出力する。これによって、リッチスパイク、例えば燃料噴射量の増量が行われ、排気空燃比が理論空燃比ないしはリッチ状態となる。このリッチスパイクは、図示せぬ他のルーチンに基づいて、例えば一定時間行われる。またステップB4でリッチスパイクタイマtrの積算を開始する。そして、ステップB5でリッチスパイクタイマtrの値とリッチスパイク完了時間tr0とを比較し、tr≦tr0の場合はそのままリッチスパイクを継続する。tr>tr0となったらステップB6へ進んで、リッチスパイク要求フラグFrs=0とし、かつステップB7で、リッチスパイクタイマtr=0にリセットする。この時点では、リッチスパイクが確実に終了したものと判断される。
【0028】
図4のフローチャートは、駆動力演算手段11cに相当するものであり、ステップC1において、リッチスパイク要求フラグFrsの状態を判定し、Frs=0の場合は、ステップC2へ進む。ステップC2では、モード遷移状態変数Fmの状態を判定する。このモード遷移状態変数Fmは、通常モードとリッチスパイク準備モードの間の移行が完了したと判定される毎に、その値が0と1に反転するように設定されている。Fm=0は、現在、通常モードにあることを意味し、Fm=1は、現在、リッチスパイク準備モードにあることを意味する。ステップC2にてFm=0の場合は、そのまま処理を終了する。Fm=1の場合は、ステップC3において、リッチスパイク準備モードへの移行を開始する。
【0029】
前述したように、駆動力演算手段11cは、通常モードでは、図5のような特性の出力配分テーブルに基づいて、エンジン1側の目標出力とモータ2側の目標出力との配分を行うのに対し、リッチスパイク準備モードに移行した場合は、図6のような特性の出力配分テーブルに基づいて、それぞれの目標出力の配分を行うため、総合出力をPt0に保持したまま、エンジン1の目標出力が図5のPe0から図6のPe1へと小さくなる。同時に、モータ2の目標出力は、図5のPm0から図6のPm1へと増加する。このとき、目標出力の変更に伴ってエンジン1およびモータ2の目標回転速度および目標トルクがステップ的に切り換えられるとすると、エンジン1とモータ2との過渡応答性が異なることから、総合出力が乱れる恐れがあるので、図10のエンジントルク指令値および図11のエンジン回転速度指令値に例示するように、エンジン1側およびモータ2側の各指令値に適宜な遅れを施し、トルクおよび回転速度が徐々に変化するようにする。なお、この遅れは、エンジン1の応答性以下に設定する。
【0030】
従って、ステップC3でリッチスパイク準備モードへの移行を開始した後、ステップC4で、モード遷移タイマtmの積算を開始する。ステップC5で、このモード遷移タイマtmの値を、所定のモード遷移完了値tm0と比較し、tm≦tm0の場合は、そのままモードの移行を継続する。tm>tm0となったら、ステップC6で、リッチスパイク許可フラグFrpをFrp=1とし、かつステップC7で、モード遷移状態変数FmをFm=1に反転させ、ステップC8で、モード遷移タイマtmをリセットして、ルーチンを終了する。このようにtm>tm0となった時点では、通常モードからリッチスパイク準備モードへの移行が完了している。
【0031】
一方、ステップC1でリッチスパイク要求フラグFrsがFrs=1の場合は、ステップC9へ進み、ここでモード遷移状態変数Fmの状態を判定する。Fm=0の場合は、そのまま終了する。Fm=1の場合は、ステップC10へ進み、通常モードへの移行を開始する。このモードの移行の場合も、前述したように、エンジン1側およびモータ2側のそれぞれのトルク指令値および回転速度指令値に、適宜な遅れが与えられる。従って、ステップC11でモード遷移タイマtmの積算を開始するとともに、ステップC12でリッチスパイク許可フラグFrpをFrp=0とし、かつステップC13で、モード遷移タイマtmの値を所定のモード遷移完了値tm1と比較する。tm≦tm1の場合は、そのままモードの移行を継続する。tm>tm1となったら、ステップC14でモード遷移状態変数FmをFm=0に反転させ、ステップC15でモード遷移タイマtmを0にリセットして、ルーチンを終了する。
【0032】
図13は、上述した実施例の作用を示すタイムチャートである。車両がエンジン1とモータ2の双方の駆動力を用いた走行をしていると仮定すると、走行中に、推定NOx排出量Mnは順次積算され、徐々に増加していく。時間T1で推定NOx排出量(積算値)MnがMn>Mn0となると、リッチスパイクフラグFrsが1にセットされ、リッチスパイク準備モードへの移行が開始する。なお、このモードの移行の途中を「モード移行動作」として図示する。これにより、エンジン1およびモータ2の出力の配分が変更され、それぞれの運転点(例えば図7参照)が遷移し始める。またモード遷移タイマtmの積算が開始される。時間T2で運転点の遷移(モードの移行)が完了した後、時間T3でモード遷移タイマtmが、tm>tm0となると、リッチスパイク準備モードにあることを示すモード遷移状態変数FmがFm=1にセットされ、かつリッチスパイク許可フラグFrpが1となって、リッチスパイクが実行される。そして、リッチスパイクタイマtrの積算が開始される。なお、同時に、タイマtmが0にリセットされる。時間T4でリッチスパイクの動作が終了した後、時間T5でリッチスパイクタイマtrがtr>tr0となると、リッチスパイク要求フラグFrsおよびリッチスパイク許可フラグFrpが、それぞれ0にリセットされる。同時に、タイマtrが0にリセットされる。これに伴って、通常モードへの移行が開始し、エンジン1およびモータ2の運転点が、通常モードの特性へと遷移する。このモードの移行開始からモード遷移タイマtmの積算を開始する。時間T6で通常モードへの運転点の遷移が完了し、時間T7でモード遷移タイマtmがtm>tm1となると、モード遷移状態変数がFm=0に反転し、かつタイマtmが0にリセットされる。
【0033】
上記の実施例によれば、NOx放出のためのリッチスパイクが行われる際には、エンジン1の出力が通常時よりも小さく抑制され、エンジン1のトルクおよび回転速度が相対的に低下した状態でリッチスパイクが実行される。例えば図5のPe0から図6のPe1へとエンジン1の目標出力が減少し、それに伴って、図8に例示するように、エンジン1のトルクがTe0からTe1へ、回転速度がNe0からNe1へ、それぞれ低下する。なお、エンジン側無段変速機5eの変速比の可変制御によって、エンジン1の実際の回転速度が目標回転速度Ne1に制御される。このときのトルクおよび回転速度の変化は、前述したように、図8に示す所定の制御線つまり最適燃費線に沿ったものとなり、モードの移行途中ならびにリッチスパイク準備モードへの移行後も良好な燃費が維持される。このように、エンジン1の出力を低下させた状態でリッチスパイクを実行するようにすれば、そもそもエンジン1に供給される燃料量が少なくなっているため、リッチスパイクに伴って余分に必要となる燃料量が相対的に少なくなる。従って、リッチスパイクによる排気の悪化(特にHCの増加)や燃費の悪化を抑制することができる。また、車両の総合出力の中でエンジン1の出力が占める割合が相対的に小さく、リッチスパイクによって生じるトルク変動も相対的に小さなものとなる。特に、エンジン1の回転速度が低くなることに伴い、無段変速機5eにおける減速比が通常時よりも小さくなるため、エンジン1のトルク変動によって車両に生じるトルクショックは、一層小さなものとなる。
【0034】
なお、上記実施例では、リッチスパイク要求の判定について、NOx排出量を三次元マップから推定し、逐次積算する方法を説明したが、その他の判定方法を用いても良い。
【0035】
また、モード移行時のエンジン1やモータ2のトルクおよび回転速度の急変を回避するために、上記実施例では、図10、図11のようにトルク指令値および回転速度指令値に遅れを与える例を説明したが、図12に示すように、エンジン1もしくはモータ2の出力目標値の変化そのものに対して適宜な遅れを与えるようにしてもよい。図12は、例としてエンジン1の目標出力を緩やかに変化させるようにしているが、これにより、より確実に最適燃費線に沿って運転点を遷移させていくことができる。
【0036】
次に、本発明の異なる実施例を図14に基づいて説明する。
【0037】
図14に示すように、本実施例では、エンジン1と同軸かつ直列にモータ2が配置されており、両者が常に同一の回転速度となるように構成されている。これらのエンジン1およびモータ2からの駆動力は、単一の無段変速機(CVT)5、クラッチ6およびファイナルギア7を介して、車軸8に伝えられる。モータ2は、やはりモータ・ジェネレータとして機能するものであり、インバータ3を介してモータ制御装置12によって制御される。なお、4はバッテリ、9はエンジン制御装置、11はハイブリッド制御装置、10はNOx吸着触媒、をそれぞれ示している。
【0038】
本実施例の制御は、基本的には前述した実施例と同様であり、通常モード時には図5に示した出力配分テーブルに従ってエンジン1とモータ2との目標出力を配分し、リッチスパイク準備モード時には図6に示した出力配分テーブルに従ってエンジン1とモータ2との目標出力を配分する。これにより、リッチスパイク準備モード時には、エンジン1の目標出力が通常時よりも小さくなる。
【0039】
エンジン制御装置9では、予め決められた図7のような運転点テーブルに従い、出力指令値(例えばPe0)に対応して、目標回転速度(例えばNe0)と目標トルク(例えばTe0)とが決定される。これは、前述した実施例と同じく、図15に示すような最適燃費線に沿ったものとなる。これに対し、モータ制御装置12によるモータ2側の目標回転速度Nm0は、エンジン1と同じ回転速度となるので、Nm0=Ne0となる。また、目標トルクTm0は、目標出力Pm0と回転速度Nm0とから、「Tm0=Pm0/Nm0」として決定される。
【0040】
従って、通常モードからリッチスパイク準備モードに遷移して、エンジン1側の目標出力がPe0からPe1へと減少し、モータ2側の目標出力がPm0からPm1へと増加すると、図15のように、最適燃費線に沿って、目標のエンジン回転速度がNe0からNe1へと低下し、かつ目標のトルクがTe0からTe1へと低下するが、モータ2の回転速度は図16に示すようにエンジン1と同一回転速度を保ったままNm0(=Ne0)からNm1(=Ne1)へと低下し、かつトルクはTm0からTm1へと増加する。ここで、Tm0=Pm0/Nm0、Tm1=Pm1/Nm1の関係がある。
【0041】
上記の点を除けば、本実施例の制御や作用は、前述した実施例と同様であり、同様の効果を得ることができる。従って、図3、図4のフローチャートならびに図13のタイムチャートは、基本的にこの実施例についても、同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る排気浄化装置を備えたハイブリッド車両の構成を示す構成説明図。
【図2】その制御システムの機能ブロック図。
【図3】空燃比変更判定手段に相当するフローチャート(A)および空燃比変更指令手段に相当するフローチャート(B)。
【図4】駆動力演算手段のモードの移行を示すフローチャート。
【図5】通常モード時の出力配分テーブルを示す特性図。
【図6】リッチスパイク準備モード時の出力配分テーブルを示す特性図。
【図7】運転点テーブルの例を示す特性図。
【図8】エンジンの運転点の特性を示す特性図。
【図9】モータの運転点の特性を示す特性図。
【図10】モード移行時のエンジントルク指令値の変化を示すタイムチャート。
【図11】モード移行時のエンジン回転速度指令値の変化を示すタイムチャート。
【図12】モード移行時のエンジン出力指令値の変化を示すタイムチャート。
【図13】リッチスパイクを行う際の作用を示すタイムチャート。
【図14】本発明の異なる実施例を示す構成説明図。
【図15】この実施例におけるエンジンの運転点の特性を示す特性図。
【図16】この実施例におけるモータの運転点の特性を示す特性図。
【符号の説明】
1…エンジン
2…モータ
4…バッテリ
9…エンジン制御装置
10…NOx吸着触媒
12…モータ制御装置
Claims (3)
- 車両の駆動力を発生するエンジンおよびモータと、少なくとも上記エンジンと車軸との間に介在する無段変速機と、上記エンジンおよびモータのそれぞれの駆動力を決定する駆動力演算手段と、決定されたエンジンの駆動力が得られるように、該エンジンの目標回転速度と目標トルクとを決定する目標回転速度・トルク演算手段と、上記モータに電力を供給するための蓄電手段と、上記モータの駆動を制御するモータ制御手段と、上記エンジンの排気系に設けられ、排気空燃比がリーンの場合にNOxを吸着するとともに理論空燃比ないしはリッチの場合に吸着したNOxを放出するNOx吸着手段と、このNOx放出のための空燃比変更の要否を判定する空燃比変更判定手段と、上記目標トルクが得られるように上記エンジンを制御するとともに上記空燃比変更判定手段の判定に応じてNOx放出のために空燃比を変更可能なエンジン制御手段と、車速に対し上記目標回転速度が得られるように上記無段変速機を制御する変速機制御手段と、を備えるハイブリッド車両の排気浄化装置であって、
NOx放出のための空燃比の変更の要求があったときに、総合出力に占めるエンジンの駆動力割合が減少するようにエンジンとモータとの出力配分を補正し、かつエンジンの目標回転速度を所定値以下に低下させるとともに、車速を維持するように上記無段変速機の変速比を制御し、予めエンジンの回転速度が所定値以下に移行した状態で空燃比の変更を開始することを特徴とするハイブリッド車両の排気浄化装置。 - エンジン回転速度が所定値以下に移行するときに、エンジン出力が、回転速度に応じた最良燃費特性に沿った出力に制御されることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の排気浄化装置。
- 空燃比変更に伴うエンジンおよびモータの駆動力の変更に際し、少なくとも一方の駆動力に関するパラメータの指令値を徐々に変化させることを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両の排気浄化装置。
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