JP3837727B2 - 画像のプリント・カット方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像のプリント・カット方法に係り、特に1又は複数の画像を記録紙に自由な大きさ、レイアウトで印画することができるとともに、その印画された記録紙から1又は複数の画像の外形をカットすることができる画像のプリント・カット方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカッタ付きプリンタとしては、特開平9−66636号公報及び特開平9−226194号公報に記載のものがある。
前者のカッタ付きプリンタは、ラベルの外形、印字の大きさ、フォントの指定及び文字が入力されると、これらの入力に基づいて印字処理を行った後、入力されたラベルの外形に応じて、シートをX軸方向に移動させるとともに、単一のカッタ刃をY軸方向に移動させてラベルの外形をカットし、これにより角丸、雲型、ハート型、星型等の自在な形状にラベルをカットできるようにしている。
【0003】
後者のカッタ付きプリンタは、取り込んだ画像を表示し、必要に応じてその画像を編集して印刷できるようになっている。また、上記画像のカット範囲及び座標の指定により、それぞれ用紙の水平方向及び垂直方向のカットを行う1乃至複数のカッタを制御し、これにより印刷した画像を指定したカット範囲でカットできるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のカッタ付きプリンタの場合には、まず、ラベルの外形を入力し、続いて印字の大きさ、フォントの指定及び文字を入力するため、ラベルの外形に合わせて印字の大きさ等を指定しなければならず、所望のラベルを得るための編集が煩雑であるという問題がある。
【0005】
また、後者のカッタ付きプリンタの場合も、取り込んだ画像又は取り込んだ画像を編集した画像のカット範囲等を、その画像に応じて指定しなければならず、カット方法の編集が煩雑であるという問題がある。また、複数のカッタによって縦/横自由にカットでき、整列作成された原稿を素早くカットすることができるが、任意形状にカットすることができない。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、記録紙に印画する画像のサイズ、レイアウトの入力やカット方法の編集が不要で、1又は複数の画像を記録紙に自由な大きさ、レイアウトで印画することができるとともに、その印画された記録紙から1又は複数の画像の外形を自由なカット形状でカットすることができる画像のプリント・カット方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願請求項1に係る発明は、印画すべき画像を示す画像データを入力し、記録紙に印画された画像の外形をカットするためのカットパターンを、それぞれカットパターンが異なる複数のカットパターンの中から選択し、前記入力した画像データに基づいて前記選択したカットパターンに合った大きさ及びレイアウトで1又は複数の画像を前記記録紙に印画し、前記記録紙から1又は複数の画像の外形を、前記選択したカットパターンとなるようにカットすることを特徴としている。
【0008】
即ち、本願請求項1に係る発明によれば、複数のカットパターンの中から所望のカットパターンを選択するという簡単な選択操作を行うことにより、その選択したカットパターンに応じた大きさ、レイアウトで1又は複数の画像を記録紙に印画することができるとともに、その印画された記録紙から1又は複数の画像の外形を前記カットパターンでカットすることができる。
【0009】
本願請求項2に係る発明は、印画すべき画像を示す画像データを入力し、記録紙に印画された画像の外形をカットするためのカットパターンを、それぞれカットパターンが異なる複数のカットパターンの中から選択し、前記印画すべき画像と合成するテンプレート画像を複数のテンプレート画像の中から選択する際に、前記選択したカットパターンに合ったテンプレート画像を選択し、前記入力した画像データと前記選択したテンプレート画像の画像データとから印画すべき画像にテンプレート画像を合成してなる合成画像を示す画像データを作成し、前記合成画像を示す画像データに基づいて前記選択したカットパターンに合った大きさ及びレイアウトで1又は複数の合成画像を前記記録紙に印画し、前記記録紙から1又は複数の合成画像の外形を、前記選択したカットパターンとなるようにカットすることを特徴としている。
【0010】
即ち、本願請求項2に係る発明によれば、複数のカットパターンの中から所望のカットパターンを選択するとともに、複数のテンプレート画像の中から印画すべき画像と合成するテンプレート画像を選択するという簡単な選択操作を行うことにより、その選択したカットパターンに応じた大きさ、レイアウトで1又は複数の合成画像を記録紙に印画することができるとともに、その印画された記録紙から1又は複数の合成画像の外形を前記カットパターンでカットすることができる。尚、前記カットパターンの選択は、請求項3に示すように複数のカットパターンが表示される画面から所望のカットパターンを選択することによって行うようにしている。また、前記テンプレート画像の選択は、請求項4に示すように前記選択したカッタのカットパターンに合ったテンプレート画像のみを画面に表示し、該画面に表示されたテンプレート画像の中から所望のテンプレート画像を選択することによって行うようにしている。
【0011】
本願請求項5に係る発明は、印画すべき画像を示す画像データを入力し、前記印画すべき画像と合成するテンプレート画像を複数のテンプレート画像の中から選択し、記録紙に印画された画像をカットするためのカッタを、それぞれカットパターンが異なる複数のカッタの中から選択する際に、前記選択したテンプレート画像に合ったカッタを選択し、前記入力した画像データと前記選択したテンプレート画像の画像データとから印画すべき画像にテンプレート画像を合成してなる合成画像を示す画像データを作成し、前記合成画像を示す画像データに基づいて前記選択したカットパターンに合った大きさ及びレイアウトで1又は複数の合成画像を前記記録紙に印画し、前記記録紙から1又は複数の合成画像の外形を、前記選択したカットパターンとなるようにカットすることを特徴としている。即ち、前記請求項3に係る発明は、カットパターンを選択してからテンプレート画像を選択するようにしているが、請求項5に係る発明は、テンプレート画像を選択してからカットパターンを選択するようにしている。尚、前記テンプレート画像の選択は、請求項6に示しように複数のテンプレート画像が表示される画面から所望のテンプレート画像を選択することによって行うようにしている。また、前記カットパターンの選択は、請求項7に示すように前記選択したテンプレート画像に合ったカットパターンのみを画面に表示し、該画面に表示されたカットパターンの中から所望のカットパターンを選択することによって行うようにしている。更に、前記選択したカットパターン中に2種類以上のカット形状が含まれる場合には、請求項8に示すように各カット形状に合ったテンプレート画像をそれぞれ選択するようにしている。
【0012】
前記記録紙は、請求項10又は11に示すように台紙に画像が印画されるシール紙が貼付されたシール作成用のカット紙又はロール紙であり、前記シール紙のみを選択されたカットパターンとなるようにカットすることにより、1又は複数のシールを作成できるようにしている。尚、ロール紙の場合には、所定の長さで切り離すカットも行われる。また、記録紙のカットは、請求項11に示すように記録紙に切り離し用のミシン目を入れるようにしてもよい。
【0013】
更に、本願請求項12に示すように、複数のカットパターンにそれぞれ対応した抜き型が形成された複数のカッタを有し、前記カットパターンが選択されると、該カットパターンに対応したカッタをカット時に使用するようにしている。これにより、記録紙から1又は複数の画像を迅速に打ち抜くことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る画像のプリント・カット方法の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係る画像のプリント・カット方法が適用されたカッタ付きプリンタの外観図である。
【0015】
同図において、10はLCDパネル、12はパワースイッチ、14はビデオ入力端子、16は外部機器と接続されるパラレル端子、18はフロッピーやメモリカード等の外部記録媒体が挿入される挿入口、19は排紙トレイである。尚、LCDパネル10は、画面上に表示されたボタンやスクロールバーをタッチすることによって適宜の入力ができるタッチセンサを有している。
【0016】
図2及び図3はそれぞれ図1に示したカッタ付きプリンタの内部構造の概要を示す正面図及び側面図である。
これらの図面に示すように、カッタ付きプリンタは、ロール紙20に画像を印画するプリンタ部30と、ロール紙20をカットするカッタ部40とを有している。
【0017】
ロール紙20は、台紙に画像が印画されるシール紙が貼付されたシール作成用のもので、シール紙にはイエロー層、マゼンタ層、シアン層の感熱発色層が形成されている。このロール紙20は、モータ21からベルト22、23を介して回転駆動力が加えられるキャプスタンローラ24、25と、これらのキャプスタンローラ24、25に対向するピンチローラ26、27との間に挟持され、キャプスタンローラ24、25の回転に伴って図2上で左右方向に搬送される。尚、28は、ロール紙20の先端を検出することによって印画位置を検出する印画位置検出用のフォトリフレクタである。
【0018】
プリンタ部30は、ロール紙20を挟んでプラテンローラ31と対向して配置されたサーマルヘッド32と、イエローの発色及びマゼンタの発色をそれぞれ定着させる定着ランプ33、34とから構成されている。
このプリンタ部30によってロール紙20にカラー画像を印画する場合には、まず、フォトリフレクタ28によってロール紙20の先端(印画開始位置)を検出する。そして、この検出時点からキャプスタンローラ24及びピンチローラ26によってロール紙20を図2上で右方向に一定速度で搬送するとともに、ロール紙20のイエロー層が発色する熱エネルギーの範囲内で、そのイエロー層がカラー画像に応じた発色濃度となるようにサーマルヘッド32を制御し、続いて定着ランプ33から中心波長425nmの光を照射してイエローの発色を定着させる。
【0019】
次に、ロール紙20を前記印画開始位置まで巻き戻し、その後、再びロール紙20を図2上で右方向に一定速度で搬送するとともに、ロール紙20のマゼンタ層が発色する熱エネルギーの範囲内で、そのマゼンタ層がカラー画像に応じた発色濃度となるようにサーマルヘッド32を制御し、続いて定着ランプ34から中心波長365nmの光を照射してマゼンタの発色を定着させる。次に、ロール紙20を前記印画開始位置まで再び巻き戻し、その後、ロール紙20を図2上で右方向に一定速度で搬送するとともに、ロール紙20のシアン層が発色する熱エネルギーの範囲内で、そのシアン層がカラー画像に応じた発色濃度となるようにサーマルヘッド32を制御する。このようにしてロール紙20にカラー画像を印画する。
【0020】
カッタ部40は、主としてカッタ交換部と、ロール紙20の台紙を残して画像が印画されたシール紙のみをカット(半抜き)する打ち抜き部と、ロール紙20を所定の長さで切り離す全切り部とから構成されている。
カッタ交換部は、4種類のカッタローラ42A〜42Dを保持するカッタ群ホイール43(図4参照)を有し、このカッタ群ホイール43をモータ44及びベルト45によって回転させることによって所望のカッタローラを所定の使用位置(図2上で対向ローラ51と対向する位置)に移動させることができるようになっている。尚、図3に示すようにフォトインタラプタ46によってカッタ群ホイール43の凹部43Aを検出することにより、対向ローラ51と向き合うカッタローラの位置決めが行われる。
【0021】
さて、カッタ交換部のカッタ群ホイール43に装着されるカッタローラ42A〜42Dは、円筒状の周面にカットパターンに対応する抜き型が形成されている(図11参照)。図5はカッタローラの周面の展開図であり、図6は図5のA−A線に沿う断面図である。図5に示すカッタローラの第1のカットパターンは、画像分割数及び画像数が4で、各画像の打ち抜き形状が「四角形」になっている。
【0022】
図7乃至図10は、図5に示したカッタローラのカットパターンと異なるカットパターンを有するカッタローラの周面の展開図である。図7に示すカッタローラの第2のカットパターンは、画像分割数及び画像数が9であり、各画像の打ち抜き形状が「長丸形」になっている。図8に示すカッタローラの第3のカットパターンは、画像分割数及び画像数が16であり、各画像の打ち抜き形状としては、「なし」、「ハート形」、「長丸形」及び「四角形」が混在している。尚、「なし」は、画像の外形をカットしないことを意味し、この部分の画像の外形は打ち抜かれずに残される。従って、ユーザーはカットされない画像の外形を、鋏によって任意形状にカットすることができる。
【0023】
図9に示すカッタローラの第4のカットパターンは、画像分割数が16、画像数が10であり、各画像の打ち抜き形状としては、「ハート形」、「長丸形」及び「四角形」が混在している。また、「ハート形」及び「長丸形」は、2種類の大きさのものが混在している。図10に示すカッタローラの第5のカットパターンは、画像分割数及び画像数が1であり、画像の打ち抜き形状が「長丸形」になっいる。尚、図5、図7乃至図10において、一点鎖線で示した範囲は印画エリアである。
【0024】
次に、上記カッタローラのカットパターンを示すバーコード情報について説明する。
まず、画像分割数、画像数及び打ち抜き形状とコードとの関係は、次表のようになっている。
【0025】
【表1】
Figure 0003837727
表1において、画像分割数は、1×1、2×2、3×3、…8×8のグリッドで分割した数を示し、例えば図9に示したカッタローラのカットパターンの場合には、4×4のグリッドで分割した16がその画像分割数となる。
【0026】
次に、各画像の位置や大きさを示すコードについて説明する。
例えば図9に示したカッタローラのカットパターンの場合には、4×4のグリッドで16分割された大きさが基準の大きさであり、抜き型(1) の位置は、〔0101〕で表し、抜き型(9) の位置は、〔0804〕で表す。また、抜き型(5) の位置及び大きさは、〔0603〕で表す。尚、この抜き型(5) は、縦横とも2つのグリッドに跨がった大きさを有しており、〔06〕は縦のグリット〔02〕と〔04〕の和であり、〔03〕は横のグリッド〔01〕と〔02〕の和である。また、表2に示したように、打ち抜き形状のコードを先頭に付加し、これにより抜き型(1) は〔030101〕、抜き型(5) は〔020603〕、抜き型(9) は〔010804〕で表す。
【0027】
このようにして、図9に示したカッタローラのカットパターンは、画像分割数を示すバーコード〔03〕,画像数を示すバーコード〔09〕,10個の抜き型(1) 〜(10)の打ち抜き形状、位置、大きさを示すバーコード〔030101〕,〔020102〕,〔010104〕,〔030108〕,〔020603〕,〔01060C〕,〔030801〕,〔020802〕,〔010804〕,〔030808〕によって表すことができる。
【0028】
上記カッタローラのカットパターンを示すバーコードは、図4に示すように各カッタローラ42A〜42Dの側面に設けられている。
さて、使用位置に位置決めされたカッタローラは、図2及び図3に示すようにモータ52からベルト53、ローラ54を介して回転駆動できるようになっている。また、このようにして回転させられるカッタローラに設けられたバーコードは、図3に示すようにカッタ群ホイール43に形成された開口部43Bを介してバーコード読取器47によって読み取られる。従って、カッタ付きプリンタは、カッタ群ホイール43のどの位置に、どのようなカットパターンを有するカッタローラが保持されているかを認識することができる。
【0029】
使用位置に位置決めされたカッタローラによってロール紙20に印画された画像の外形を半抜きする場合には、カッタローラに対向する対向ローラ51を所定の位置に上昇させる。即ち、対向ローラ51は、図2に示すようにレバー55に配設されており、このレバー55の一端に、モータ56からベルト57及びベルト車58のピン58Aを介して上下方向の駆動力が伝達される。これにより、レバー55に設けられた対向ローラ51を、図2の実線で示すカット位置に上昇させることができるとともに、破線で示す退避位置に退避させることができる。尚、使用位置に位置決めされたカッタローラの抜き型と、上記カット位置に上昇させられた対向ローラ51との間には、ロール紙20の台紙の厚さに相当する隙間が形成され、これによりロール紙20からシール紙のみをカット(半抜き)できるようになっている。
【0030】
上記カッタローラにより画像の外形が打ち抜かれたロール紙20は、図2上で右方向に搬送され、ロール紙20の切り離し位置がカッタ48のカット位置に達すると停止させられる。カッタ48は、ロール紙20の搬送方向と直交する方向に移動し、画像が印画され且つ画像の外形が打ち抜かれた記録紙をロール紙20から切り離す。このようにして切り離された記録紙は、排紙トレイ19(図1参照)に排出され、また、ロール紙20は、その先端が印画位置検出用フォトリフレクタ28によって検出される位置まで巻き戻される。
【0031】
図11はカッタローラの他の実施の形態を示す斜視図である。このカッタローラ49は、円筒状の周面にカットパターンに対応する抜き型49Aと、周面の母線方向に沿った切断刃49Bとが形成されている。このカッタローラ49によれば、抜き型49Aによってロール紙20の半抜きができるとともに、切断刃49Bによってロール紙20から記録紙の切り離し(全切り)ができ、前述した切り離し用のカッタ48が不要になる。
【0032】
また、カッタローラ49は、抜き型49Aの位相と合わせて(又は所定の位相関係をもって)側面にバーコード49Cが形成されている。従って、このバーコード49Cの先端位置をバーコード読取器47によって読み取ることにより、カッタローラ49の位相を検知することができる。
図12はカッタ付きプリンタの実施の形態を示すブロック図である。
【0033】
同図に示すように、このカッタ付きプリンタは、主としてLCDパネル10(図1参照)、中央処理装置(CPU)60、メインメモリ62、フレームメモリ64、テンプレート画像メモリ66、図2及び図3で詳述したプリンタ部30及びカッタ部40、及びこれらのプリンタ部30及びカッタ部40を制御する各種のコントローラ(定着ランプコントローラ70、プリントコントローラ72、メカコントローラ74、カッタコントローラ76)から構成されている。
【0034】
このカッタ付きプリンタは、図1に示したビデオ入力端子14からビデオ信号を入力することができ、このビデオ信号はA/Dコンバータ67によってデジタル信号に変換され、一旦フレームメモリ64に格納されたのちメインメモリ62に格納される。また、外部機器からパラレル端子16(図1参照)及びインターフェース68を介して画像データを入力することができ、この画像データはメインメモリ62に格納される。尚、メインメモリ62は、上記入力した1フレーム分の画像データを格納するエリアの他に、入力画像とテンプレート画像とを合成するための処理エリアや、処理結果が格納される印画用のエリア、LCDパネル10に表示する画像データを格納するエリア等を有している。
【0035】
LCDドライバ11は、メインメモリ62に格納されているLCDパネル10の表示用の画像データに基づいて、入力画像や、後述する各種のテンプレート画像、カットパターン、入力画像とテンプレート画像とを合成した合成画像等をLCDパネル10に表示させるようにLCDパネル10を駆動する。LCDパネル10の画面上には、ボタンやスクロールバーも表示され、LCDパネル10の画面上のタッチセンサをタッチすることによってオンスクリーン対話形式で適宜の入力ができるようになっている。尚、この詳細については後述する。
【0036】
CPU60は、各種のメモリ62、64、66やコントローラ70、72、74、76、インターフェース68等と接続されており、LCDパネル10のタッチセンサ等からの入力に基づいて各回路を統括制御する。
次に、このカッタ付きプリンタにおけるセットアップについて説明する。
図13のフローチャートに示すように、パワースイッチ12(図1参照)がONされると、カッタ群ホイール43を回転させ、4つのカッタローラのうちの1つのカッタローラの頭出し(所定の使用位置への位置決め)を行う(ステップS100)。カッタローラの頭出しが終了すると(ステップS110)、そのカッタローラを回転させ、カッタローラの側面に設けられているバーコードをバーコード読取器47によって読み取る(ステップS120)。
【0037】
このバーコードの読み取りにより、図14に示すように画像分割数及び画像数を読み込み(ステップS122、S124)(表1参照)、続いて、各画像の打ち抜き形状、その画像の位置を読み込む(ステップS126)。そして、全ての画像について打ち抜き形状、画像位置を読み込むと(ステップS128)、読み込みを終了する。
【0038】
このようにして読み込んだ情報(カッタローラのカットパターンを示す情報)は、カッタナンバー(カッタ群ホイール43の保持位置)に対応して記憶する(図13のステップS130)。
次に、カッタ群ホイール43に保持された全てのカッタローラについて、カットパターンを調べたか否かを判別する(ステップS140)。調べが終わっていない場合にはステップS100に戻り、上記ステップS100〜S130を繰り返し、調べが終わった場合には、セットアップが終了し、スタンバイ状態となる。
【0039】
カッタ群ホイール43に取り付けられるカッタローラは、追加、交換ができるが、上記セットアップにより、カッタ付きプリンタは、カッタ群ホイール43のどの位置に、どのようなカットパターンを有するカッタローラが保持されているかを認識することができる。
次に、本発明に係る画像のプリント・カット方法について説明する。
【0040】
図15は本発明の実施の形態を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、印画しようとする画像の画像データを取り込む(ステップS200)。この画像データは、図1に示したビデオ入力端子14やスキャナー等の外部機器と接続されるパラレル端子16を介して取り込み、あるいはフロッピーやメモリカード等の外部記録媒体から読み取る。このようにして取り込んだ画像データに基づいて画像をLCDパネル10に表示し、その表示された画像を印画する画像としてよいかどうかを指示する(ステップS202)。LCDパネル10に表示された画像を印画しない場合には、再度別の画像の画像データを取り込む指示を行い、LCDパネル10に表示された画像を印画する場合には、画面上のOKボタンをタッチし、ステップS204に移行させる。
【0041】
ステップS204では、上記入力画像の外形の打ち抜き形状、レイアウトを選択する。即ち、ステップS204に移行すると、LCDパネル10には図16に示す画面が表示される。同図に示すように、LCDパネル10の表示部10Aには入力画像が表示され、表示部10Bには複数の打ち抜き形状が表示され、表示部10Cには複数のレイアウトが表示される。尚、表示部10Bの複数の打ち抜き形状及び表示部10Cの複数のレイアウトは、それぞれ選択可能なボタンとして表示され、また、画面の右下には各種のボタンが表示されている。
【0042】
このLCDパネル10の画面を用いて打ち抜き形状、レイアウトの選択を行う(ステップS204、S206)。即ち、まず、LCDパネル10の表示部10Bに表示されている複数の打ち抜き形状から所望の打ち抜き形状にタッチし、打ち抜き形状を選択する。尚、選択された打ち抜き形状は、明るさ等が変化し、選択されたことが認識できるようになっている。また、表示部10Bに表示されている複数の打ち抜き形状に所望の打ち抜き形状がない場合には、表示部10Bの下側の横スクロールバーの矢印にタッチすることによって、表示部10Bに表示される打ち抜き形状をスクロールさせることができる。
【0043】
打ち抜き形状が選択されると、その選択された打ち抜き形状を有するレイアウトが表示部10Cに表示される。図16上では、四角形の打ち抜き形状が選択されているため、四角形の打ち抜き形状を有する複数のレイアウトが表示部10Cに表示される。
次に、LCDパネル10の表示部10Cに表示されている複数のレイアウトから所望のレイアウトにタッチし、レイアウトを選択する。尚、選択されたレイアウトは、明るさ等が変化し、選択されたことが認識できるようになっている。また、表示部10Cに表示されている複数のレイアウト中に所望のレイアウトがない場合には、表示部10Cの左側の縦スクロールバーの矢印にタッチすることによって、表示部10Cに表示されるレイアウトをスクロールさせることができる。更に、打ち抜き形状を選択せずに、直接レイアウトを選択するようにしてもよい。
【0044】
ところで、カッタ群ホイール43から選択できるカッタローラと、選択できるレイアウトとは一対一に対応しており、この実施の形態では、カッタ群ホイール43には4つのカッタローラが搭載されるため、4つのレイアウトの中から所望のレイアウトを選択することになるが、カッタ群ホイールが多数のカッタローラを搭載することができれば、その数だけレイアウトの選択の幅が広がる。
【0045】
上記のようにして打ち抜き形状、レイアウトが選択されると、その選択したレイアウトの打ち抜きを行うカッタローラを所定の使用位置に位置決めするために、カッタ群ホイールを回転制御する(ステップS208)。続いて、位置決めされたカッタローラのバーコードの記録開始位置を検出することにより(図11参照)、カッタローラの基準位置が所定のホームポジションHPにくるようにカッタローラを回転させる(ステップS210)。
【0046】
次に、テンプレート画像を選択する(ステップS212、S214)。即ち、前述したようにレイアウトが決定されると、LCDパネル10には図17に示す画面が表示される。同図に示すように、LCDパネル10の表示部10Dには選択されたレイアウトが表示され、表示部10Eには複数のテンプレート画像が表示される。尚、表示部10Eの複数のテンプレート画像は、それぞれ選択可能なボタンとして表示され、また、画面の右下には各種のボタンが表示されている。
【0047】
図17は1行2列目(2番目)の打ち抜き形状に対応するテンプレート画像を選択する状態を示しており、この打ち抜き形状が点滅表示されている。この打ち抜き形状は長丸形であるため、表示部10Eには長丸形に適合する複数のテンプレート画像が表示される。この表示部10Eに表示されている複数のテンプレート画像から所望のテンプレート画像にタッチし、テンプレート画像を選択する。このようにして2番目の打ち抜き形状のテンプレート画像が選択されると、その選択されたテンプレート画像と入力画像とが合成され、この合成画像が打ち抜き形状内に嵌め込まれ、3番目のテンプレート画像を選択するための画面になる。3番目の打ち抜き形状はハート形であるため、表示部10Eにはハート形に適合する複数のテンプレート画像が表示される。
【0048】
このようにして全ての打ち抜き形状に対応するテンプレート画像が選択されると、印画画像を示す画像データが作成される。尚、テンプレート画像は、必ずしも選択しなくてもよく、一部の打ち抜き形状についてのみ選択するようにしてもよい。
さて、印画画像を示す画像データを作成する場合には、図18のフローチャートに示すように、まずテンプレート画像に入力画像を合成する(ステップS250)。いま、図19に示す画像を入力画像とし、図20(A)、(B)及び(C)に示す画像をテンプレート画像とすると、入力画像とテンプレート画像との合成画像は、図21(A)、(B)及び(C)に示すようになる。
【0049】
このようにして合成された合成画像は、その合成画像をはめ込もうとする打ち抜き形状の大きさに対応する大きさに縮小され(ステップS252)、その縮小された合成画像は、その画像位置情報に基づいて印画用のテンプレート(打ち抜きパターンに対応するテンプレート)の適宜位置に合成される(ステップS254)。そして、全ての画像について、上記ステップS250〜S254の処理が終了すると(ステップS256)、印画画像を示す画像データの作成が終了する。
【0050】
図22は上記のようにして作成された印画画像の一例を示す。また、この印画画像を示す画像データは、メインメモリ62の印画用のエリアに格納される。
印画画像を示す画像データの作成が終了すると、図15のステップS216に移行し、メインメモリ62の印画用のエリアに格納された印画画像を示す画像データに基づいてロール紙20に印画画像が印画される。また、この印画時にカッタローラとの位相合わせのためのマーカMも同時に印画される(図22参照)。
【0051】
ロール紙20への印画が終了すると、カッタローラの基準位置が所定のホームポジションHPに来ているか否かを判別し(ステップS218)、カッタローラの基準位置が所定のホームポジションHPに来ている場合には、カッタローラとの位相合わせのための紙送りを行い(ステップS220)、フォトリフレクタ28がマーカMを検知したか否かを判別する(ステップS222)。尚、このフォトリフレクタ28は、印画時にはロール紙20の先端を印画開始の基準位置として検知するが、印画画像の外形の打ち抜き時には、打ち抜きの基準となるマーカMも検知するセンサとして作用する。
【0052】
フォトリフレクタ28によってマーカMが検知されると、直ちに(又は所定量紙送りした後)、カッタローラを紙送りと同期回転させるとともに、図2に示す対向ローラ51を所定の位置に上昇させる(ステップS224)。そして、カッタローラが1回転すると、ロール紙20に印画された全ての画像の外形が半抜きされる(ステップS226)。カッタローラにより画像の外形が打ち抜かれたロール紙20は、ロール紙20の切り離し位置がカッタ48のカット位置に達するまで図2上で右方向に搬送される。その後、カッタ48をロール紙20の搬送方向と直交する方向に移動させ、記録紙をロール紙20から切り離す(ステップS228)。このようにして切り離された記録紙は、排紙トレイ19(図1参照)に排出される(ステップS230)。
【0053】
図23は本発明に係る画像のプリント・カット方法の他の実施の形態を示すフローチャートである。
図15に示したフローチャートは、最初にカッタローラを選択し、その後、テンプレート画像を選択する場合の実施の形態を示しているが、図23に示すフローチャートは、最初にテンプレート画像を選択し、その後、カッタローラを選択する点で相違している。尚、図15に示したフローチャートと共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0054】
図23のステップS200、S202において、画像を取り込むと、その入力画像と合成するためのテンプレート画像を選択する(ステップS300)。即ち、ステップS300に移行すると、LCDパネル10には図24に示す画面が表示される。同図に示すように、LCDパネル10の表示部10Fには入力画像が表示され、表示部10Gには複数のテンプレート画像が表示され、表示部10Hには複数の打ち抜き形状が表示される。尚、表示部10Gの複数のテンプレート画像及び表示部10Hの複数の打ち抜き形状は、それぞれ選択可能なボタンとして表示され、また、画面の右下には各種のボタンが表示されている。
【0055】
このLCDパネル10の画面を用いてテンプレート画像の選択を行う(ステップS300、S302)。即ち、まず、LCDパネル10の表示部10Gに表示されている複数のテンプレート画像から所望のテンプレート画像にタッチし、テンプレート画像を選択する。尚、選択されたテンプレート画像は、明るさ等が変化し、選択されたことが認識できるようになっている。また、表示部10Gに表示されている複数のテンプレート画像に所望のテンプレート画像がない場合には、表示部10Gの右側の縦スクロールバーの矢印にタッチすることによって、表示部10Gに表示されるテンプレート画像をスクロールさせることができる。
【0056】
次に、打ち抜き形状、レイアウトの選択を行う(ステップS304、S306)。即ち、テンプレート画像が選択されると、その選択されたテンプレート画像に適した打ち抜き形状が表示部10Hに表示される。図24上では、外形形状が略四角形のテンプレート画像が選択されているため、略四角形の打ち抜き形状が表示部10Cに表示される。この表示部10Hに表示される複数の打ち抜き形状から所望の打ち抜き形状にタッチし、打ち抜き形状を選択する。尚、選択された打ち抜き形状は、明るさ等が変化し、選択されたことが認識できるようになっている。また、表示部10Hに表示される複数のレイアウト中に所望のレイアウトがない場合には、表示部10Hの左側の縦スクロールバーの矢印にタッチすることによって、表示部10Hに表示される打ち抜き形状をスクロールさせることができる。
【0057】
上記のようにして打ち抜き形状(印画する画像が複数の場合には最初の画像の打ち抜き形状)が選択されると、図25に示すようにLCDパネル10には、選択された打ち抜き形状を有するレイアウトが表示部10Jに表示される。尚、四角形の打ち抜き形状を選択したため、四角形の打ち抜き形状を有する複数のレイアウトが表示部10Jに表示される。
【0058】
この表示部10Jに表示された複数のレイアウトから所望のレイアウトにタッチし、レイアウトを選択する。尚、選択されたレイアウトは、明るさ等が変化し、選択されたことが認識できるようになっている。また、表示部10Jに表示されている複数のレイアウト中に所望のレイアウトがない場合には、表示部10Jの左側の縦スクロールバーの矢印にタッチすることによって、表示部10Jに表示されるレイアウトをスクロールさせることができる。
【0059】
選択されたレイアウトは、LCDパネル10の表示部10Iに拡大されて表示されるとともに、レイアウトの中の既に選択した打ち抜き形状の位置には、入力画像と既に選択したテンプレート画像とを合成した合成画像が合成される。レイアウトの選択を決定すると、LCDパネル10には図26に示す画面が表示される。
【0060】
図17に示した画面と同様に、図26に示す画面の表示部10Kには、選択したレイアウトが表示され、表示部10Lには複数のテンプレート画像が表示される。尚、表示部10Lの複数のテンプレート画像は、それぞれ選択可能なボタンとして表示され、また、画面の右下には各種のボタンが表示されている。
図26は長丸形の打ち抜き形状に対応するテンプレート画像を選択する状態を示しており、この打ち抜き形状が点滅表示されている。また、この打ち抜き形状は長丸形であるため、表示部10Lには長丸形に適合する複数のテンプレート画像が表示される。この表示部10Lに表示されている複数のテンプレート画像から所望のテンプレート画像にタッチし、テンプレート画像を選択する。このようにして長丸形の打ち抜き形状のテンプレート画像が選択されると、その選択されたテンプレート画像と入力画像とが合成され、この合成画像が長丸形の打ち抜き形状内に嵌め込まれ、次にハート形の打ち抜き形状に適合するテンプレート画像を選択するための画面になる。
【0061】
このようにして全ての打ち抜き形状に対応するテンプレート画像が選択されると、印画画像を示す画像データが作成される。
また、打ち抜き形状、レイアウトが選択されると、その選択したレイアウトの打ち抜きを行うカッタローラを所定の使用位置に位置決めするために、カッタ群ホイールを回転制御する(ステップS308)。続いて、位置決めされたカッタローラのバーコードの記録開始位置を検出することにより、カッタローラの基準位置が所定のホームポジションHPにくるようにカッタローラを回転させる(ステップS310)。
【0062】
その後、ロール紙20への画像の印画、印画画像の外形の半抜き、及び記録紙の切断の処理については、図15で示したステップS216〜S230と同様にして行われる。
尚、この実施の形態では、記録紙としてロール紙を使用しているが、台紙に画像が印画されるシール紙が貼付されたシール作成用のカット紙を使用してもよい。また、画像が印画されたシール紙は、画像の外形が半抜きされているため、画像単位で台紙から剥がすことができるが、上記半抜きに限らず、切り離し用のミシン目を入れるようにしてもよい。更に、この実施の形態では、カッタローラを使用しているが、他の種類のカッタを使用してもよい。
【0063】
また、カッタの種類を示すマーカは、バーコードに限らず、磁気コードでもよく、この磁気コードの読み込み時にはカッタローラを高速回転させる。更に、カッタを示す情報を格納した記憶媒体をカッタに搭載し、それを読み取るようにしてもよい。更にまた、カッタの位相検出用マーカは、バーコードや切欠き穴等の光学的検知手段以外に磁気的検知手段、その他の検知手段を用いることができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、記録紙に印画する画像のサイズ、レイアウトの入力やカット方法の編集が不要で、複数のカットパターンの中から所望のカットパターンを選択するという簡単な選択操作を行うことにより、その選択したカットパターンに応じた大きさ、レイアウトで1又は複数の画像を記録紙に印画することができるとともに、その印画された記録紙から1又は複数の画像の外形を前記カットパターンで素早くカットすることができる。
【0065】
また、前記カットパターンを選択するとともに、複数のテンプレート画像の中から印画すべき画像と合成するテンプレート画像を選択するという簡単な選択操作を行うことにより、その選択したカットパターンに応じた大きさ、レイアウトで1又は複数の合成画像を記録紙に印画することができるとともに、その印画された記録紙から1又は複数の合成画像の外形を前記カットパターンでカットすることができる。更に、カッタを追加変更することにより、自由なカットパターン、大きさ、レイアウトでシールプリントを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る画像のプリント・カット方法が適用されたカッタ付きプリンタの外観図である。
【図2】図2は図1に示したカッタ付きプリンタの内部構造の概要を示す正面図である。
【図3】図3は図1に示したカッタ付きプリンタの内部構造の概要を示す側面図である。
【図4】図4は図2に示したカッタ群ホイールの拡大図である。
【図5】図5はカッタローラの周面の展開図である。
【図6】図6は図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図7は第2のカットパターンを有するカッタロータの周面の展開図である。
【図8】図8は第3のカットパターンを有するカッタロータの周面の展開図である。
【図9】図9は第4のカットパターンを有するカッタロータの周面の展開図である。
【図10】図10は第5のカットパターンを有するカッタロータの周面の展開図である。
【図11】図11はカッタローラの実施の形態を示す斜視図である。
【図12】図12はカッタ付きプリンタの実施の形態を示すブロック図である。
【図13】図13はカッタ付きプリンタにおけるセットアップを説明するために用いたフローチャートである。
【図14】図14はカッタローラのカットパターンを示すバーコード情報の読み込みを説明するために用いたフローチャートである。
【図15】図15は本発明に係る画像のプリント・カット方法の実施の形態を示すフローチャートである。
【図16】図16は打ち抜き形状、レイアウトを選択するためのLCDパネルの画面を示す図である。
【図17】図17はレイアウトの中の打ち抜き形状に対応するテンプレート画像を選択するためのLCDパネルの画面を示す図である。
【図18】図18は印画画像を示す画像データを作成する手順を示すフローチャートである。
【図19】図19は入力画像の一例を示す図である。
【図20】図20(A)、(B)及び(C)はそれぞれテンプレート画像の一例を示す図である。
【図21】図21(A)、(B)及び(C)はそれぞれ図19に示した入力画像と図20(A)、(B)及び(C)に示したテンプレート画像とを合成した合成画像を示す図である。
【図22】図22は印画画像の一例を示す図である。
【図23】図23は本発明に係る画像のプリント・カット方法の他の実施の形態を示すフローチャートである。
【図24】図24はテンプレート画像、打ち抜き形状を選択するためのLCDパネルの画面を示す図である。
【図25】図25はレイアウトを選択するためのLCDパネルの画面を示す図である。
【図26】図26はレイアウトの中の打ち抜き形状に対応するテンプレート画像を選択するためのLCDパネルの画面を示す図である。
【符号の説明】
10…LCDパネル
14…ビデオ入力端子
16…パラレル端子
18…挿入口
19…排紙トレイ
20…ロール紙
21、44、52、56…モータ
24、25…キャプスタンローラ
26、27…ピンチローラ
28…フォトリフレクタ
30…プリンタ部
31…プラテンローラ
32…サーマルヘッド
33、34…定着ランプ
40…カッタ部
42A〜42D、49…カッタローラ
43…カッタ群ホイール
46…フォトインタラプタ
47…バーコード読取器
48…カッタ
49A…抜き型
49B…切断刃
49C…バーコード
51…対向ローラ
55…レバー
60…中央処理装置(CPU)
62…メインメモリ
64…フレームメモリ
66…テンプレート画像メモリ
68…インターフェース
70…定着ランプコントローラ
72…プリントコントローラ
74…メカコントローラ
76…カッタコントローラ

Claims (12)

  1. 印画すべき画像を示す画像データを入力し、
    記録紙に印画された画像の外形をカットするためのカットパターンを、それぞれカットパターンが異なる複数のカットパターンの中から選択し、
    前記入力した画像データに基づいて前記選択したカットパターンに合った大きさ及びレイアウトで1又は複数の画像を前記記録紙に印画し、
    前記記録紙から1又は複数の画像の外形を、前記選択したカットパターンとなるようにカットすることを特徴とする画像のプリント・カット方法。
  2. 印画すべき画像を示す画像データを入力し、
    記録紙に印画された画像の外形をカットするためのカットパターンを、それぞれカットパターンが異なる複数のカットパターンの中から選択し、
    前記印画すべき画像と合成するテンプレート画像を複数のテンプレート画像の中から選択する際に、前記選択したカットパターンに合ったテンプレート画像を選択し、
    前記入力した画像データと前記選択したテンプレート画像の画像データとから印画すべき画像にテンプレート画像を合成してなる合成画像を示す画像データを作成し、
    前記合成画像を示す画像データに基づいて前記選択したカットパターンに合った大きさ及びレイアウトで1又は複数の合成画像を前記記録紙に印画し、
    前記記録紙から1又は複数の合成画像の外形を、前記選択したカットパターンとなるようにカットすることを特徴とする画像のプリント・カット方法。
  3. 前記カットパターンの選択は、複数のカットパターンが表示される画面から所望のカットパターンを選択することによって行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像のプリント・カット方法。
  4. 前記テンプレート画像の選択は、前記選択したカッタのカットパターンに合ったテンプレート画像のみを画面に表示し、該画面に表示されたテンプレート画像の中から所望のテンプレート画像を選択することによって行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像のプリント・カット方法。
  5. 印画すべき画像を示す画像データを入力し、
    前記印画すべき画像と合成するテンプレート画像を複数のテンプレート画像の中から選択し、
    記録紙に印画された画像をカットするためのカッタを、それぞれカットパターンが異なる複数のカッタの中から選択する際に、前記選択したテンプレート画像に合ったカッタを選択し、
    前記入力した画像データと前記選択したテンプレート画像の画像データとから印画すべき画像にテンプレート画像を合成してなる合成画像を示す画像データを作成し、
    前記合成画像を示す画像データに基づいて前記選択したカットパターンに合った大きさ及びレイアウトで1又は複数の合成画像を前記記録紙に印画し、
    前記記録紙から1又は複数の合成画像の外形を、前記選択したカットパターンとなるようにカットすることを特徴とする画像のプリント・カット方法。
  6. 前記テンプレート画像の選択は、複数のテンプレート画像が表示される画面から所望のテンプレート画像を選択することによって行うことを特徴とする請求項5に記載の画像のプリント・カット方法。
  7. 前記カットパターンの選択は、前記選択したテンプレート画像に合ったカットパターンのみを画面に表示し、該画面に表示されたカットパターンの中から所望のカットパターンを選択することによって行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像のプリント・カット方法。
  8. 前記選択したカットパターン中に2種類以上のカット形状が含まれる場合には、各カット形状に合ったテンプレート画像をそれぞれ選択するようにしたことを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の画像のプリント・カット方法。
  9. 前記記録紙は、台紙に画像が印画されるシール紙が貼付されたシール作成用のカット紙であり、前記シール紙のみを前記選択されたカットパターンとなるようにカットすることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像のプリント・カット方法。
  10. 前記記録紙は、台紙に画像が印画されるシール紙が貼付されたシール作成用のロール紙であり、前記シール紙のみを前記カットパターンとなるようにカットするとともに、前記ロール紙を所定の長さで切り離すようにカットすることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像のプリント・カット方法。
  11. 前記記録紙のカットは、前記記録紙に切り離し用のミシン目を入れることを含む請求項1〜10のいずれかに記載の画像のプリント・カット方法。
  12. 前記複数のカットパターンにそれぞれ対応した抜き型が形成された複数のカッタを有し、前記カットパターンが選択されると、該カットパターンに対応したカッタをカット時に使用することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の画像のプリント・カット方法。
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