JP3837203B2 - 墓所,墓所造成用ブロックおよび墓所の造成工法 - Google Patents
墓所,墓所造成用ブロックおよび墓所の造成工法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、傾斜地に造成される墓所に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
最近、墳墓用の土地の確保が種々の要因で困難になってきている。このため、傾斜地を利用して階段状に墳墓を配置してなる墓所が出現してきている。
【0003】
従来、傾斜地を利用した墓所は、傾斜地を階段状に整地,土留して平坦地部分に墓石等を設置するための基礎を設ける工事を施工することによって造成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来の墓所では、造成工事が大掛りとなってしまうため、造成工事期間が長くなり造成工事コストが嵩むという問題点がある。さらに、墳墓が階段状に配置されているため、下層側の墳墓が上層側の墳墓の墓参者の足に踏付けられるような印象を与えてしまうという問題点がある。
【0005】
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、造成工事期間が短く造成工事コストが低く、しかも墳墓の上層側,下層側で異なる印象を与えることのない墓所と、この墓所の造成に好適な墓所造成用ブロックと、この墓所の造成に好適な墓所の造成工法とを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る墓所は、次のような手段を採用する。
【0007】
即ち、請求項1に記載のように、傾斜地に階段状に造成される墓所において、傾斜地に階段状に積上げられた箱形の墓所造成用ブロックと、各墓所造成用ブロックの横並が連結され前滑りが阻止される固定用桟ブロックとの組付構造体で造成され、固定用桟ブロックは墓所造成用ブロックの底壁の外側面に設けられた連結溝に嵌合しその下側に位置する墓所造成用ブロックの後壁の外側面に係止する長尺角柱形からなることを特徴とする。
【0008】
この手段では、墓所造成用ブロックの積上げによって、傾斜地が階段状に整地,土留されたような状態になる。墓所造成用ブロックの積上げ構造は、墓所造成用ブロックが固定用桟ブロックと組付構造体になることによって保持される。そして、墓所造成用ブロックは、それ自体が墓石等を設置するための基礎となり、箱形の内部に墓石等を収蔵して囲込み墳墓の上層,下層の印象の区別を消失させる。また、墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックからなる組付構造体の組付けが工事の容易な嵌合,係止となる。
【0009】
また、請求項2に記載のように、請求項1の墓所において、最下層の墓所造成用ブロックの下側には、水抜構造を備えた基礎構造体が造成されていることを特徴とする。
【0010】
この手段では、墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックからなる組付構造体が基礎構造体によって支えられる。墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックからなる組付構造体に沿って流下する雨水等は、基礎構造体の水抜構造から排水される。
【0011】
さらに、前述の課題を解決するため、本発明に係る墓所造成用ブロックは、次のような手段を採用する。
【0012】
即ち、請求項3に記載のように、前面が開口され内部に墓石等を収蔵可能な箱形からなり、天壁の外側面の全面が平坦に形成され、底壁の外側面に横方向へ延びた連結溝が刻設されてなる。
【0013】
この手段では、連結溝を利用して組付けられて階段状に積上げられる。天壁の外側面の一部は、積上げのための設置面になる。
【0014】
また、請求項4に記載のように、請求項3の墓所造成用ブロックにおいて、連結溝が前後方向に間隔を介して複数列刻設されていることを特徴とする。
【0015】
この手段では、連結溝の選択により墓所造成用ブロックの積上げ角度が変更される。
【0016】
さらに、前述の課題を解決するため、本発明に係る墓所の造成工法は、次のような手段を採用する。
【0017】
即ち、請求項5に記載のように、請求項3または4の墓所造成用ブロックを傾斜地の水平位置に横並に設置した後、設置された墓所造成用ブロックの後背の傾斜地をわずかに切崩して墓所造成用ブロックの天壁の外側面と面一となる設置面を整地して、設置された墓所造成用ブロックの天壁の外側面と傾斜地の設置面とに新たな墓所造成用ブロックを階段状に積上げ、新たな墓所造成用ブロックの積上の際に新たな墓所造成用ブロックの連結溝に固定用桟ブロックを嵌合して下側に設置されている墓所造成用ブロックの後壁の外側面に係止させて、新たな墓所造成用ブロックの横並を連結し前滑りを阻止することを特徴とする。
【0018】
この手段では、設置面としてわずかに傾斜面を切崩すだけで墓所造成用ブロックが積上げられる。積上げられた墓所造成用ブロックは、固定用桟ブロックによって強固に組付けられる。
【0019】
また、請求項6に記載のように、請求項5の墓所の造成工法において、造成工事の当初に最下層となる所造成用ブロックの下側に水抜構造を備えて墓所造成用ブロックを支える基礎構造体を造成することを特徴とする。
【0020】
この手段では、基礎構造体の上に墓所造成用ブロックが積上げられ、組付けられた墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックが基礎構造体に下支えされる。墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックに沿って流下した雨水等は、基礎構造体の水抜構造から排水される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る墓所,墓所造成用ブロックおよび墓所の造成工法の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0022】
まず、本発明に係る墓所造成用ブロックの実施の形態の構成を説明する。
【0023】
この墓所造成用ブロック1は、図1,図2に示すように、コンクリート,石材,セラミックス材等により前面が開口された箱形に形成されている。この箱形は、ほぼ同一面積の天壁11,底壁12,側壁13,後壁14により、内部に墓石S等を収蔵可能な安置室15を区画したほぼ立方体形を形成している。
【0024】
開口された前面は、安置室15への墓石S等の収蔵口や墓参の線香等の手向口として使用される窓16となっている。
【0025】
天壁11は、外側面の全面が平坦に形成されている。この天壁11の外側面の窓16寄りの両側には、かすがい形の連結具2が打込まれる連結小穴17が設けられている。
【0026】
底壁12は、外側面の大部分が平坦に形成されている。この底壁12の外側面の後壁14寄りには、横方向へ延びて2列の帯形の連結溝18が刻設されている。また、この底壁12の内側面の窓16寄りには、横方向へ延びて蓋取付溝19が刻設されている。蓋取付溝19は、窓16を閉塞する蓋3が差込み着脱される。
【0027】
この本発明に係る墓所造成用ブロックの実施の形態の構成によると、複雑な凹凸構造等を有しないため、型成形等で簡単,安価に製造することができる。また、ほぼ立方体形であるため、耐荷重厚さ設計等が容易である。
【0028】
次に、本発明に係る墓所造成用ブロックの実施の形態の使用例に基づいて、本発明に係る墓所の造成工法の実施の形態を説明する。
【0029】
造成の当初には、傾斜地Eの下側で基礎構造体4を工事する。
【0030】
基礎構造体4の造成工事は、一般的な根切溝掘,捨石敷設,捨コンクリート打設等の工事を前提として、L字ブロック41,U字溝42,透水石積43,天ブロック44の設置が行われる。L字ブロック41は、コンクリート等でL字形に成形されて捨コンクリートの上に設置されるもので、立壁411の中途部の両端に隣接するL字ブロック41との接合で水抜構造の一部である排水孔を形成する水抜半孔412が設けられ、立壁411の上端部の内側に天ブロック44を支持する段部413が設けられている。U字溝42は、コンクリート等でU字形に成形されてL字ブロック41の外側に沿って水抜半孔412の下側に設置されるものである。透水石積43は、砕石等を捨コンクリートの上のL字ブロック41の内側に充填されて水抜構造の一部となるものである。天ブロック44は、コンクリート等で2段板形に成形されてL字ブロック41の段部413と透水石積43との上に設置されるもので、上下面を貫通して水抜構造の一部である大きな透水孔441が穿孔され、両側に隣接する天ブロック44と交互に上下に積層連結されるL字形の連結部442が設けられ、後側(L字ブロック41の反対側)に後述の固定用桟ブロック5が係止する係止部443が設けられている。
【0031】
この基礎構造体4の造成工事では、図2に示すように、L字ブロック41の継目に天ブロック44の中央部が位置する設置形態とすることにより、基礎構造体4の組付強度が高められている。
【0032】
基礎構造体4の上には、墓所造成用ブロック1が積上げ工事される。
【0033】
墓所造成用ブロック1の積上げに際しては、基礎構造体4の後背の傾斜地Eをわずかに切崩して、基礎構造体4の天ブロック44と面一となる設置面E’を整地する。そして、墓所造成用ブロック1の連結溝18に1つの墓所造成用ブロック1の横幅よりも長い長尺角柱形の固定用桟ブロック5を嵌合させて、横並の各墓所造成用ブロック1を連結するとともに、固定用桟ブロック5を基礎構造体4の天ブロック44の係止部443に係止させて、墓所造成用ブロック1の前滑りを阻止する。この嵌合,係止からなる組付構造は、組付工事を容易にする。墓所造成用ブロック1の底壁12は、一部が基礎構造体4の天ブロック44に当接して設置され、一部が傾斜地Eの設置面E’に当接して設置されることになる。設置された墓所造成用ブロック1は、天壁11に設けられている連結小穴17に連結具2が打込まれることにより、完全に固定される。
【0034】
この墓所造成用ブロック1の積上げ工事では、基礎構造体4の天ブロック44の継目に墓所造成用ブロック1の中央部が位置する設置形態とすることにより、墓所造成用ブロック1,基礎構造体4の組付強度が高められている。
【0035】
墓所造成用ブロック1の上には、さらに墓所造成用ブロック1が積上げ工事される。
【0036】
墓所造成用ブロック1のさらなる積上げに際しては、既に設置されている下側の墓所造成用ブロック1の後背の傾斜地Eをわずかに切崩して、既に設置されている下側の墓所造成用ブロック1の天壁11の外側面と面一となる設置面E’を整地する。そして、新たに設置する墓所造成用ブロック1の連結溝18に固定用桟ブロック5を嵌合させて、新たに設置する横並の各墓所造成用ブロック1を連結するとともに、固定用桟ブロック5を既に設置されている墓所造成用ブロック1の後壁14の外側面に係止させて、新たに設置する墓所造成用ブロック1の前滑りを阻止する。新たに設置された墓所造成用ブロック1の底壁12は、一部が既に設置されている墓所造成用ブロック1の天壁11に当接して設置され、一部が傾斜地Eの設置面E’に当接して設置されることになる。新たに設置された墓所造成用ブロック1は、天壁11に設けられている連結小穴17に連結具2が打込まれることにより、完全に固定される。
【0037】
この墓所造成用ブロック1のさらなる積上げ工事では、既に設置されている墓所造成用ブロック1の継目に新たに設置される墓所造成用ブロック1の中央部が位置する設置形態とすることにより、墓所造成用ブロック1間の組付強度が高められている。また、墓所造成用ブロック1の天壁11の外側面が平坦であるので、墓所造成用ブロック1のさらなる積上げが容易である。
【0038】
この墓所造成用ブロック1のさらなる積上げ工事は、傾斜地Eに沿って登りながら繰返えされる。その結果、墓所造成用ブロック1が階段状に積上げられることになる。なお、墓所造成用ブロック1の積上げ規模としては、図3に示すように複数段で人間Mの背高程度とするか、図4に示すように単段で人間Mの背高程度とすることもできる。なお、図4に示す積上げ規模の場合には、露出している墓所造成用ブロック1の天壁11の外側面を墓参道として使用することもできる。また、図5に示すように、固定用桟ブロック5が嵌合される墓所造成用ブロック1の2列の連結溝18を選択することにより、積上げ階段の角度θ,θ’を変更することができる。さらに、図6に示すように、墓所造成用ブロック1の連結溝18の選択を各段ごとに異ならせると、積上げ階段の角度θ,θ’をジクザグにして軟弱な地質の傾斜地Eに対する土留機能を高めることができる。
【0039】
この本発明に係る墓所の造成工法の実施の形態によると、傾斜地Eのわずかな切崩し整地が要求されるものの、大掛かりな整地,土留め工事が行われないため、造成工事期間が短く造成工事コストも低くなる。
【0040】
次に、本発明に係る墓所の造成工法の実施の形態によって造成された本発明に係る墓所の実施の形態を説明する。
【0041】
この実施の形態は、傾斜地Eに墓所造成用ブロック1,固定用桟ブロック5からなる階段状の組付構造体が造成されて、傾斜地Eが階段状に整地,土留されたような状態になる。この組付構造体は、墓所造成用ブロック1,固定用桟ブロック5の嵌合,係止によって強固に組付けられ、基礎構造体4によって強固に下支えされるため、傾斜地Eを確実に土留して崩壊することがなく高度の耐久性を有している。また、墓所造成用ブロック1,固定用桟ブロック5に沿って流下する雨水,地下水等は、基礎構造体4の水抜構造から排水されて中途に滞留することがない。また、墓所造成用ブロック1の天壁11の外側面に凹凸構造がなく平坦であることも、雨水,地下水等の滞留防止に寄与する
【0042】
造成された墓所造成用ブロック1によって形成されている安置室15には、窓16から墓石S等が収蔵される。即ち、墓所造成用ブロック1の底壁12が墓石S等の基礎となるため、墓石S等の設置のための特別な基礎工事が不要になる。
【0043】
安置室15に墓石S等が収蔵されている状態は、墓所造成用ブロック1の天壁11が庇形に墓石Sを囲込んで上方が天空に通じたいわゆる「雲」になる。このため、安置室15に墓石S等が収蔵されてなる墳墓について、下層側の墳墓が上層側の墳墓の墓参者の足に踏付けられるような印象が与えられることがない。
【0044】
そして、線香等を手向けての墓参は、窓16から行われることになる。なお、墓参後に窓16を蓋3で閉塞しておけば、墓石S等を風雨から保護することができる。
【0045】
以上、図示した実施の形態の外に、墓所造成用ブロック1を複数個横方向に一体的に成形して直方体に形成することもできる。この実施の形態によると、墓所造成用ブロック1の積上げ工事が容易になるとともに、墓所造成用ブロック1の組付強度も強化される。
【0046】
さらに、墓所造成用ブロック1の連結溝18を3列以上刻設することもできる。この実施の形態によると、墓所造成用ブロック1の積上げ階段の角度θ,θ’の変更範囲を拡張することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る墓所は、大掛かりな整地,土留め工事を必要としないため、造成工事期間が短く造成工事コストが低い効果がある。
【0050】
また、墓石等を箱形の墓所造成用ブロックで囲込むことができるため、墳墓の上層,下層で異なる印象を与えることがない効果がある。
【0051】
また、墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックで強固な組付構造体が形成されるため、耐久性が高い効果がある。
【0052】
また、墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックの組付構造が嵌合,係止であるため、組付工事が容易であるとともに、組付構造体がより強化されて耐久性がより高くなる効果がある。
【0053】
また、請求項2として、墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックからなる組付構造体が基礎構造体で支えられて耐久性がより高くなるとともに、雨水等が基礎構造体から排水されて組付構造体に滞留しなくなる効果がある。
【0054】
さらに、本発明に係る墓所造成用ブロックは、複雑な凹凸構造を有しないため、安価,容易に製造することができる効果がある。
【0055】
また、天壁が平坦であるため、雨水等が滞留しない効果がある。
【0056】
また、請求項4として、連結溝の選択により積上げ階段の角度を変更することができる効果がある。
【0057】
さらに、本発明に係る墓所の造成工法は、わずかに傾斜面を切崩して整地するのみで、大掛かりな整地,土留め工事を必要としないため、造成工事期間が短く造成工事コストが低い効果がある。
【0058】
また、請求項6として、墓所造成用ブロック,固定用桟ブロックからなる組付構造体を造成された基礎構造体の上に造成されて耐久性がより高くなるとともに、雨水等が基礎構造体から排水されて組付構造体に滞留しなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る墓所,墓所造成用ブロックおよび墓所の造成工法の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 図1の要部の分解斜視図である。
【図3】 図1の施工規模例を示す簡略断面図である。
【図4】 図3の変形例を示す図である。
【図5】 図1の施工階段角度例を示す簡略断面図である。
【図6】 図5の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 墓所造成用ブロック
11 天壁
12 底壁
18 連結溝
4 基礎構造体
5 固定用桟ブロック
E 傾斜地
S 墓石
Claims (6)
- 傾斜地に階段状に造成される墓所において、傾斜地に階段状に積上げられた箱形の墓所造成用ブロックと、各墓所造成用ブロックの横並が連結され前滑りが阻止される固定用桟ブロックとの組付構造体で造成され、固定用桟ブロックは墓所造成用ブロックの底壁の外側面に設けられた連結溝に嵌合しその下側に位置する墓所造成用ブロックの後壁の外側面に係止する長尺角柱形からなることを特徴とする墓所。
- 請求項1の墓所において、最下層の墓所造成用ブロックの下側には、水抜構造を備えた基礎構造体が造成されていることを特徴とする墓所。
- 前面が開口され内部に墓石等を収蔵可能な箱形からなり、天壁の外側面の全面が平坦に形成され、底壁の外側面に横方向へ延びた連結溝が刻設されてなる墓所造成用ブロック。
- 請求項3の墓所造成用ブロックにおいて、連結溝が前後方向に間隔を介して複数列刻設されていることを特徴とする墓所造成用ブロック。
- 請求項3または4の墓所造成用ブロックを傾斜地の水平位置に横並に設置した後、設置された墓所造成用ブロックの後背の傾斜地をわずかに切崩して墓所造成用ブロックの天壁の外側面と面一となる設置面を整地して、設置された墓所造成用ブロックの天壁の外側面と傾斜地の設置面とに新たな墓所造成用ブロックを階段状に積上げ、新たな墓所造成用ブロックの積上の際に新たな墓所造成用ブロックの連結溝に固定用桟ブロックを嵌合して下側に設置されている墓所造成用ブロックの後壁の外側面に係止させて、新たな墓所造成用ブロックの横並を連結し前滑りを阻止することを特徴とする墓所の造成工法。
- 請求項5の墓所の造成工法において、造成工事の当初に最下層となる所造成用ブロックの下側に水抜構造を備えて墓所造成用ブロックを支える基礎構造体を造成することを特徴とする墓所の造成工法。
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