JP3836005B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICパッケージ等の電気部品を着脱自在に保持して外部の測定器に電気的に接続させる電気部品用ソケットに関し、詳しくは、上記電気部品用ソケットの複数本のコンタクトピンと、上記電気部品の各接続端子との電気的接触の安定化を図ることができる電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図8に示す例えばBGAタイプのICパッケージ30等の電気部品についての性能検査を行うときには、上記ICパッケージ30の下面にて格子状に配列された球形状の各接続端子31,31,…を挟持して電気的接続を図り、上記電気部品を着脱自在に保持して外部の測定器に電気的に接続される治具が用いられており、そのような例として、特開平2000−58215号公報記載の電気部品用ソケットがある。
【0003】
上記電気部品用ソケット1は、図1に示すと同様に、検査対象となるICパッケージ30(図8参照)等の電気部品を載置する載置面2aが設けられたソケット本体2と、上記ICパッケージ30の接続端子31に接触可能に形成され上記ソケット本体2の底部2bにて上記ICパッケージ30の接続端子31に対応して格子状に配列された複数本のコンタクトピン3,3,…と、この複数本のコンタクトピン3,3,…に対応して格子状に配列されたピン導入孔4a,4a,…及び操作用のシャフトの通し穴4bが設けられたスライドプレート4(図9(a)参照)と、上記シャフト通し穴4bに通されたシャフト5に連結されたリンク機構6を介して上記スライドプレート4を移動操作する操作部材7と、上記載置面2aに載置されるICパッケージ30を固定状態に保持する保持部材10とを有して構成されていた。
【0004】
そして、上記電気部品用ソケット1は、上記操作部材7を操作すると、上記スライドプレート4のピン導入孔4aに配設された各コンタクトピン3の上端の接触部3eが同時に開閉して上記ソケット本体2の載置面2aに載置されたICパッケージ30(図8参照)の下面に配列された各接続端子31を挟持すると共に、上記保持部材10がICパッケージ30を固定状態に保持することにより、上記電気部品30を着脱自在に保持するようになっていた。このようにしてICパッケージ30を保持した電気部品用ソケット1の複数本のコンタクトピン3,3,…の下端部を図示省略の測定器のプリント配線板に電気的に接続することにより、上記ICパッケージ30の性能検査を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年の電気部品の高集積化による接続端子数の増加に伴って、上記電気部品用ソケット1に取り付けられるコンタクトピン3の本数が増加し、該コンタクトピン3の本数に対応して格子状に配列されたピン導入孔4a,4a,…は微細化する傾向にある。そのため、上記スライドプレート4を移動させて複数本のコンタクトピン3の各接触部3eを開閉する電気部品用ソケット1においては、図9(b)に示すように、矢印Fの方向に移動されたシャフト5が湾曲して通し穴4b内部の2点A,Bのみが作用点となると、この2つの作用点A,Bから力を受けたスライドプレート4の略中央部がその両端部に比べて後側に撓んで変形することがあった。これにより、上記スライドプレート4の中央部付近のピン導入孔4aに対応するコンタクトピン3の接触部が十分に開かれず、ICパッケージ30の全接続端子31に対して電気的に安定して接続できないことがあった。
【0006】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、ICパッケージ等の電気部品を着脱自在に保持して外部の測定器に電気的に接続させる電気部品用ソケットにおいて、上記電気部品用ソケットの複数本のコンタクトピンと上記電気部品の各接続端子との電気的接触の安定化を図ることができる電気部品用ソケットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による電気部品用ソケットは、電気部品を載置する載置面が設けられたソケット本体と、一対の弾性片の両先端部に上記電気部品の接続端子に接触可能な接触部がそれぞれ形成され上記ソケット本体に配列された複数本のコンタクトピンと、該複数本のコンタクトピンに対応して配列されたピン導入孔が設けられ横方向に移動して上記各コンタクトピンの一対の弾性片の一方を弾性変形させて上記接触部間を開かせるスライドプレートと、該スライドプレートを移動操作する操作部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、上記スライドプレートに格子状に配列されたピン導入孔内にて該スライドプレートの移動方向後方側の側壁の下部に設けられた突起部からなり、上記操作部材の操作によって上記スライドプレートが移動されて上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する手段を備えたものである。
【0008】
このような構成により、スライドプレートに格子状に配列されたピン導入孔内にて該スライドプレートの移動方向後方側の側壁の下部に設けられた突起部からなる開き量均一化手段によって、操作部材の操作でスライドプレートが移動されて各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する。
【0009】
また、上記突起部は、上記スライドプレートを移動操作したときの該スライドプレートの変形によって生じるピン導入孔の相対位置のずれに応じた大きさに形成されたものである。これにより、上記スライドプレートの変形によって生じるピン導入孔の相対位置のずれに応じて上記複数本のコンタクトピンの一対の弾性片の各接触部間が開き、該接触部間の開く量が全体的に均一化される。
【0010】
さらに、第2の手段による電気部品用ソケットは、電気部品を載置する載置面が設けられたソケット本体と、一対の弾性片の両先端部に上記電気部品の接続端子に接触可能な接触部がそれぞれ形成され上記ソケット本体に配列された複数本のコンタクトピンと、該複数本のコンタクトピンに対応して配列されたピン導入孔が設けられ横方向に移動して上記各コンタクトピンの一対の弾性片の一方を弾性変形させて上記接触部間を開かせるスライドプレートと、該スライドプレートを移動操作する操作部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、上記スライドプレートに設けられたシャフト通し穴内の略中央部にて該スライドプレートの移動方向前方側に形成された凸部からなり、上記操作部材の操作によって上記スライドプレートが移動されて上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する手段を備えたものである。このような構成により、スライドプレートに設けられたシャフト通し穴内の略中央部にて該スライドプレートの移動方向前方側に形成された凸部からなる開き量均一化手段によって、上記操作部材の操作でスライドプレートが移動されて各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する。
【0011】
そして、第3の手段による電気部品用ソケットは、電気部品を載置する載置面が設けられたソケット本体と、一対の弾性片の両先端部に上記電気部品の接続端子に接触可能な接触部がそれぞれ形成され上記ソケット本体に配列された複数本のコンタクトピンと、該複数本のコンタクトピンに対応して配列されたピン導入孔が設けられ横方向に移動して上記各コンタクトピンの一対の弾性片の一方を弾性変形させて上記接触部間を開かせるスライドプレートと、該スライドプレートを移動操作する操作部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、上記スライドプレートを移動操作する中太形状のシャフトからなり、上記操作部材の操作によって上記スライドプレートが移動されて上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する手段を備えたものである。このような構成により、スライドプレートを移動操作する中太形状のシャフトからなる開き量均一化手段によって、上記操作部材の操作でスライドプレートが移動されて各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明による電気部品用ソケットの実施の形態を示す概略説明図で、(a)は平面図、(b)は側面断面図である。この電気部品用ソケット1は、例えば図8に示すBGAタイプのICパッケージ30等の電気部品についての性能検査を行う工程において、上記電気部品を着脱自在に保持して外部の測定器に電気的に接続する治具で、図1(a),(b)に示すように、ソケット本体2と、コンタクトピン3と、スライドプレート4と、シャフト5と、リンク機構6と、操作部材7と、保持部材10とを有し、さらに上記コンタクトピンの上端部に形成され、上記電気部品の接続端子へ接触する接触部の間が開く量を全体的に均一化する手段を備えて成る。
【0013】
上記ソケット本体2は、例えば図8に示すICパッケージ30等の電気部品を載置して保持するもので、強度が高く、かつ耐熱性に優れた樹脂によって例えば箱状に成形されている。このソケット本体2の上面には、上記電気部品を載置する載置面2aが設けられ、その底部2bには、図1(b)に示すように、上記ICパッケージ30の下面にて格子状に配列された各接続端子31(図8(b)参照)に対応する圧入孔2c,2c,…が設けられている。また、上記ソケット本体2の底部2bの上面には、後述のコンタクトピン3を固定して保持する予圧プレート8が着脱自在に配設されており、該予圧プレート8には上記ソケット本体2の底部2bにて格子状に配列された各圧入孔2cと同様の予圧孔8aが設けられている。
【0014】
そして、上記ソケット本体2の圧入孔2c及びその上面に配設された予圧プレート8の予圧孔8aには、図1(b)に示すように、それぞれコンタクトピン3が挿通されて取り付けられている。このコンタクトピン3は、上記ICパッケージ30の下面にて格子状に配列された各接続端子31を挟持して図示省略の測定器のプリント配線板への電気的接続を図るもので、導電性に優れた材質をプレス加工して上記各接続端子31に確実な接触を得るバネ性を有する形状に形成されている。
【0015】
例えば、図2(a)に示すように、その上側には一対の弾性片、すなわち固定側弾性片3aと可動側弾性片3bとが形成され、またその下側には1本のソルダーテール部3cが形成されている。そして、上記各弾性片3a,3bの基端部3dは、図2(b)に示すように、略U字形に折曲されており、上記各弾性片3a,3bが互いに対向するようになっている。また、上記各弾性片3a,3bの両先端には、それぞれ接触部3e,3eが形成されており、図8に示すICパッケージ30の下面に配列された各接続端子31を挟持できるようになっている。
【0016】
そして、上記コンタクトピン3の上側の一対の弾性片3a,3bの略中間部3f,3fは、互いに相手側と離れる方向に折り曲げられており、上記コンタクトピン3に対して外力が作用していない状態では、図2(a)に示すように、上記各弾性片3a,3bの略中間部3f,3fの頂点間の幅H1が、上記接触部3e,3e間の幅H2より広く形成されている。これにより、上記コンタクトピン3のソルダーテール部3cを、図2(c)に示すように、上記予圧プレート8の予圧孔8a及びソケット本体2の圧入孔2cに挿入すると、上記各弾性片3a,3bの略中間部3f,3fの各頂点は、予圧プレート8の予圧孔8aによって押圧されるため、上記コンタクトピン3が上記ソケット本体2及び予圧プレート8によって各弾性片3a,3bに若干の閉じる方向の力を与えられて保持されるようになる。
【0017】
なお、図2(c)に示すソケット本体2から下方に突出した複数本のコンタクトピン3,3,…の各ソルダーテール部3c,3c,…は、図1(b)に示すように、ロケートボード9を介して更に下方に突出し、その先端が図示省略のプリント配線板の各貫通孔に挿入されて半田付けされており、電気的に接続されるようになっている。
【0018】
また、上記コンタクトピン3の上側の固定側弾性片3a及び可動側弾性片3bが形成されている位置には、図1(b)に示すように、スライドプレート4が配設されている。このスライドプレート4は、上記各コンタクトピン3の一対の弾性片の一方、例えば可動側弾性片3bを弾性変形させて上記接触部3e,3e間を開かせるものであり、図3(a)に示すように、上記ソケット本体2の底部2bに取り付けられた複数本のコンタクトピン3,3,…に対応するように格子状に配列されたピン導入孔4a,4a,…を備えた所定の厚みを有する板状体で、その前端側には、後述のシャフト5を通すシャフト通し穴4bが設けられている。なお、上記シャフト通し穴4bは、後述のシャフト5の径よりも幅の広い長穴に形成されている。
【0019】
上記スライドプレート4の前端部に設けられたシャフト通し穴4bには、図3(a)に示すように、シャフト5が通されている。このシャフト5は、上記スライドプレート4を例えば横方向に引張って移動させる棒状体で、例えばステンレス鋼から成る。
上記シャフト5の両端部には、図1(b)に示すように、リンク機構6が連結されている。このリンク機構6は、後述の操作部材7(図1参照)を上下方向に移動する操作に応じて上記シャフト5を横方向に移動させるもので、例えば図4に示すように、同じ長さを有する第1及び第2のリンク部材6a,6bが互いの中心部にて第1連結ピン6cによって回動自在に連結されている。そして、上記第1のリンク部材6aは、その左端部が第2連結ピン6dによって上記ソケット本体2に回動自在に連結されており、またその右端部が第2連結ピン6eによって後述の操作部材7に連結されている。また、上記第2のリンク部材6bは、その左端部が第3連結ピン6fによって後述の操作部材7に連結されており、またその右端部に設けられた長穴には上記シャフト5が連結されている。
【0020】
上記リンク機構6の上方には、図1(b)に示すように、操作部材7が連結されている。この操作部材7は、上述のリンク機構6を介して上記スライドプレートを移動操作するもので、上記リンク機構6を構成する第1のリンク部材6aの右端部に連結された第2連結ピン6eと、第2のリンク部材6bの左端部に連結された第3連結ピン6fとよって上記リンク機構6に連結されている。したがって、図1(b)に示す操作部材7に対し下方向に力を加える操作をすると、図4に示す実線で示された第1及び第2のリンク部材6a,6bは、点線で示された位置(6a′,6b′)にまで移動し、上記第1のリンク部材6a′の右端部に設けられた長穴に連結されたシャフト5が図中右方向に移動することにより、該シャフト5に引っ張られてスライドプレート4が横方向に移動するようになる。
【0021】
上記操作部材7の下方内側には、図1(a)に示すように、保持部材10,10が取り付けられている。この保持部材10は、上記ソケット本体2の載置面2aに載置されたICパッケージ30等の電気部品を固定状態に保持するもので、該保持部材10に付勢力を与えて回動させるスプリングを備えている。これにより、上記操作部材7に対し下方向に力を加える操作をすると、上記保持部材10が上記スプリングの付勢力に抗して図1(b)において反時計回りに回動し、上記ICパッケージ30等の電気部品を装着するときに該電気部品が接触しない位置まで退避する。
【0022】
ここで、本発明においては、開き量均一化手段が設けられている。この開き量均一化手段は、上記操作部材7の操作によって上記スライドプレート4が移動されて上記各コンタクトピン3,3,…の一対の弾性片3a,3bの接触部3e,3e間が開く際、該接触部3e,3e,間が開く量を全体的に均一化するもので、図3(a)に示すように、上記スライドプレート4に格子状に配列されたピン導入孔4a,4a,…内にて該スライドプレート4の移動方向後方側の側壁4cの下部に設けられた突起部20,20,…からなる。これにより、図3に示すスライドプレート4が横方向に移動する前の状態においては、図5(a)に示すように、上記突起部20がコンタクトピン3に接触しないが、上記操作部材7を操作しリンク機構6を介してスライドプレート4を横方向に移動させると、図5(b)に示すように、上記突起部20がコンタクトピン3に当接して該コンタクトピン3の上端部に形成された各接触部3e間が開くようになる。
【0023】
そして、上記隔壁4cに設けられた突起部20は、図3(a)に示すように、上記スライドプレート4を横方向に移動操作したときの該スライドプレート4の変形によって生じるピン導入孔4a,4a,…の相対位置のずれに応じた大きさに形成されたものである。すなわち、図3(a)に示すスライドプレート4が変形するときに撓みが大きくなる部分、例えば略中央部付近に設けられたピン導入孔4a1の移動方向後方側の側壁4cには、大きな突起部20が形成され、またスライドプレート4が変形するときに撓みが小さい部分、例えば上記略中央部の両側に設けられたピン導入孔4a2の移動方向後方側の側壁4cには、小さな突起部20′が形成されている。
【0024】
これにより、上記スライドプレート4が図3(c)に示すように変形することによってピン導入孔の相対位置のずれが生じても、該相対位置のずれに応じた大きさに形成された突起部20,20′によって上記スライドプレート4の変形を相殺するようにして上記各コンタクトピン3の一対の弾性片3a,3bの接触部3e,3e間が開く際、該接触部3e間が開く量を全体として均一化することができる。そして、図5(c)に示すように、上記コンタクトピン3の開かれた接触部3e間が閉じることによって、ICパッケージ30の下面に設けられた総ての接続端子31,31,…を取り込んだ状態で挟持することができる。
【0025】
以上のような構成により、上記スライドプレート4のピン導入孔4aに配設された各コンタクトピン3の上端の接触部3e間を上記操作部材7の操作によって開閉するときにおいて、上記開き量均一化手段(20,20,…)によってコンタクトピン3の各接触部3e間が開く量を均一化することができるため、上記ソケット本体2の載置面2aに載置されたICパッケージ30等の電気部品の全接続端子31を取り込んで確実に挟持して電気的に安定した接触を確保することができる。そのため、上記ICソケット30等の電気部品の性能を検査するバーンインテストやハンドラテスト等を確実に行うことができる。
【0026】
なお、開き量均一化手段は、図3(a)に示すスライドプレート4に設けられた格子状のピン導入孔4aを形成する隔壁4cの下端側に設けられた突起部20に限られず、他の方法によるものでもよい。図6は、本発明の第2の実施の形態を示す説明図で、シャフト通し穴4bを断面して示すスライドプレート4の平面図である。図6(a)において、上記スライドプレート4に設けられたシャフト通し穴4b内の略中央部にて該スライドプレート4の移動方向前方側には、凸部21が形成されている。これにより、図6(b)に示すように、図1(a)に示す操作部材7の操作によって上記スライドプレートが移動されて上記各コンタクトピン3の一対の弾性片3a,3bの接触部3e間が開く際、上記シャフト5が矢印Fの方向に移動して該シャフト5が湾曲しても、上記スライドプレート4のシャフト通し穴4bの略中央部に形成された凸部21と、上記シャフト通し穴4bの左右両端側の2点A,Bとの合計3点が作用点となって上記スライドプレート4を押し、該スライドプレート4の変形を防止することができる。これにより、上記操作部材7を操作することによって上記複数本のコンタクトピン3の上端に形成された各接触部3e間を開く量を全体的に均一化することができる。
【0027】
図7は、本発明の第3の実施の形態を示す説明図で、シャフト通し穴4bを断面してシャフト22を示す平面図である。図7(a)において、上記操作部材7に連動するリンク機構(図4参照)によって上記スライドプレート4を移動させるシャフト22が中太形状に形成されている。これにより、操作部材7が操作されて該操作部材7に連動するリンク機構6によってスライドプレート4が移動され、上記各コンタクトピン3の一対の弾性片3a,3bの接触部3e間が開く際、上記シャフト22の両側が曲がっても、該シャフト22の前側面全体が作用点となって上記スライドプレート4のシャフト通し穴4bを押し、該スライドプレート4の変形を防止することができる。これにより、上記複数本のコンタクトピン3の上端に形成された各接触部3e間を開く量を全体的に均一化することができる。
【0028】
なお、以上の説明においては、電気部品用ソケットが保持して検査の対象となる電気部品は、図8に示すいわゆるBGAタイプのICパッケージ30として説明したがこれに限られず、その下面にて格子状に配列された各接続端子の形状が棒状体のいわゆるPGAタイプのICパッケージにおいても適用することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、スライドプレートに格子状に配列されたピン導入孔内にて該スライドプレートの移動方向後方側の側壁の下部に設けられた突起部からなる開き量均一化手段によって、操作部材の操作でスライドプレートが移動されて各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化することができる。したがって、電気部品用ソケットに載置された電気部品の全接続端子を取り込んで確実に挟持して電気的に安定した接触を確保することができ、その性能検査を確実に行うことができる。また、上記スライドプレートに格子状に設けられたピン導入孔のピッチ自体を変えなくても微妙な調節をすることができる。この場合、上記突起部は、上記操作部材の操作でスライドプレートが移動するときにのみ、コンタクトピンに当接して該コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間を開く。これにより、上記スライドプレートが横方向に移動しない状態には、上記突起部がコンタクトピンに接触しない。したがって、上記スライドプレートに格子状に設けられたピン導入孔のピッチを確保することができる。
【0031】
また、請求項2に係る発明によれば、上記突起部は、上記スライドプレートを移動操作したときの該スライドプレートの変形によって生じるピン導入孔の相対位置のずれに応じた大きさに形成されたものであることにより、上記スライドプレートの変形によって生じるピン導入孔の相対位置のずれに応じて上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間を開き、該接触部間が開く量を全体的に均一化することができる。これにより、上記スライドプレートの変形によってピン導入孔の相対位置のずれが生じても、上記突起部がその変形を相殺するようにして複数本のコンタクトピンの各接触部間を全体的に均一化して開くことができる。したがって、電気部品の下面に設けられた総ての接続端子を上記複数本のコンタクトピンが確実に挟持することができる。
【0032】
さらに、請求項3に係る発明によれば、スライドプレートに設けられたシャフト通し穴内の略中央部にて該スライドプレートの移動方向前方側に形成された凸部からなる開き量均一化手段によって、操作部材の操作でスライドプレートが移動されて各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化することができる。この場合、上記凸部が作用点となって上記スライドプレートを押し、該スライドプレートの変形を防止することができる。したがって、上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く量を全体的に均一化して電気的接触の安定化を図ることができる。
【0033】
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、スライドプレートを移動操作する中太形状のシャフトからなる開き量均一化手段によって、操作部材の操作でスライドプレートが移動されて各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化することができる。この場合、上記シャフト全体が作用点となって上記スライドプレートを押し、該スライドプレートの変形を防止することができる。したがって、上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く量を全体的に均一化して電気的接触の安定化を図ることができる。また、スライドプレートを成形する金型を変更する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電気部品用ソケットの第1の実施形態を示す概略説明図で、(a)は平面図、(b)はそのC−C線断面図である。
【図2】 上記電気部品用ソケットを構成するコンタクトピンを示す説明図である。
【図3】 上記電気部品用ソケットを構成するスライドプレート及びシャフトを示す説明図で、(a)は上記スライドプレートが移動する前の状態を示す平面図、(b)はそのD−D線断面図、(c)は上記シャフトがスライドプレートを押して移動させる状態を示す平面図である。
【図4】 上記電気部品用ソケットを構成するリンク機構の動作を示す説明図である。
【図5】 上記スライドプレートが移動してコンタクトピンを開閉する動作を示す説明図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態によるスライドプレートを示す説明図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態によるシャフトを示す説明図である。
【図8】 上記電気部品用ソケットの載置面にて保持されるICパッケージを示す説明図である。
【図9】 従来の電気部品用ソケットを構成するスライドプレート及びシャフトを示す説明図で、(a)は上記スライドプレートが移動する前の状態を示す平面図、(b)は上記シャフトがスライドプレートを押して移動させる状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1…電気部品用ソケット
2…ソケット本体
2a…載置面
2b…底部
2c…圧入孔
3…コンタクトピン
3e…接触部
4…スライドプレート
4a…ピン導入孔
4b…シャフト通し穴
5…シャフト
6…リンク機構
7…操作部材
8…予圧プレート
8a…予圧孔
9…ロケートボード
10…保持部材
20,20′…突起部
21…凸部
22…シャフト
Claims (4)
- 電気部品を載置する載置面が設けられたソケット本体と、一対の弾性片の両先端部に上記電気部品の接続端子に接触可能な接触部がそれぞれ形成され上記ソケット本体に配列された複数本のコンタクトピンと、該複数本のコンタクトピンに対応して配列されたピン導入孔が設けられ横方向に移動して上記各コンタクトピンの一対の弾性片の一方を弾性変形させて上記接触部間を開かせるスライドプレートと、該スライドプレートを移動操作する操作部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、
上記スライドプレートに格子状に配列されたピン導入孔内にて該スライドプレートの移動方向後方側の側壁の下部に設けられた突起部からなり、上記操作部材の操作によって上記スライドプレートが移動されて上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する手段を備えたことを特徴とする電気部品用ソケット。 - 上記突起部は、上記スライドプレートを移動操作したときの該スライドプレートの変形によって生じるピン導入孔の相対位置のずれに応じた大きさに形成されたことを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。
- 電気部品を載置する載置面が設けられたソケット本体と、一対の弾性片の両先端部に上記電気部品の接続端子に接触可能な接触部がそれぞれ形成され上記ソケット本体に配列された複数本のコンタクトピンと、該複数本のコンタクトピンに対応して配列されたピン導入孔が設けられ横方向に移動して上記各コンタクトピンの一対の弾性片の一方を弾性変形させて上記接触部間を開かせるスライドプレートと、該スライドプレートを移動操作する操作部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、
上記スライドプレートに設けられたシャフト通し穴内の略中央部にて該スライドプレートの移動方向前方側に形成された凸部からなり、上記操作部材の操作によって上記スライドプレートが移動されて上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する手段を備えたことを特徴とする電気部品用ソケット。 - 電気部品を載置する載置面が設けられたソケット本体と、一対の弾性片の両先端部に上記電気部品の接続端子に接触可能な接触部がそれぞれ形成され上記ソケット本体に配列された複数本のコンタクトピンと、該複数本のコンタクトピンに対応して配列されたピン導入孔が設けられ横方向に移動して上記各コンタクトピンの一対の弾性片の一方を弾性変形させて上記接触部間を開かせるスライドプレートと、該スライドプレートを移動操作する操作部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、
上記スライドプレートを移動操作する中太形状のシャフトからなり、上記操作部材の操作によって上記スライドプレートが移動されて上記各コンタクトピンの一対の弾性片の接触部間が開く際、該接触部間が開く量を全体的に均一化する手段を備えたことを特徴とする電気部品用ソケット。
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