JP3834705B2 - 電磁接触器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、モータなどへの供給電流を開閉する電磁接触器、とくに、固定鉄心の下部ケースへの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の電磁接触器の構成を示す断面図である。絶縁製のケース13内の底部に底板14が設けられ、固定鉄心12が取付け座15を介して底板14に固定されている。固定鉄心12は、二本の脚部12Aと、その脚部12A,12Aの連結部12Bとからなり、脚部12Aの軸方向がケース13の底面側に垂直であるとともに連結部12B側がケース13の底面側に向けられている。この脚部12Aにコイル11が巻回されるとともに、脚部12Aの各先端に取り付けられたポールピース10に対向して可動鉄心7が配されている。この可動鉄心7は、連結棒9を介してホルダ8に連結されている。ケース13には端子板4A,4Bが固着され、固定接点3が固定接触子21を介して端子板4A,4Bに固定されている。この固定接点3の上部に対向してそれぞれ可動接点2が配されている。可動接点2は、可動接触子5に接合され、この可動接触子5は、板ばね5Aとともに接触ばね6を介してホルダ8に保持されている。一方、ホルダ8は、ケース13との間に配置された図示されていない復帰ばねにより常時上方に付勢されている。また、図7の端子板4A,4Bから上部の接点部は消弧カバー1内に収納されている。
【0003】
図8は、図7のX−X断面図である。可動鉄心7は、ホルダ8の内側に嵌め込まれた連結棒9と連動するようになっている。連結部12Bは、押さえばね16を介して取付け座15に取り付けられている。
図9は、図7の固定鉄心の取り付け周りの構成を示す分解斜視図である。底板14の上面に固着された取付け座15にフック15Aが形成されている。枠状の押さえばね16の左右の曲げ部16Aが、点線の矢印20Aのようにばね受け片18を介して連結部12Bの両側のフランジ部12Cに押し付けられる。その状態で、押さえばね16の前後の曲げ部16Bが、点線の矢印19Aのようにフック15Aに引っ掛けられ固定鉄心12が固定される。
【0004】
次に、電磁接触器の開閉機構を述べる。図7の端子板4A,4Bがそれぞれ三相の主回路に介装される。図7は接点が開成した状態であり、その状態では、端子板4A,4B間は導通していない。この状態でコイル11を励磁すると、可動鉄心7が復帰ばねに打ち勝って固定鉄心12のポールピース10に吸引され、ホルダ8が下方へ移動する。それによって、可動接触子5に接合された可動接点2が固定接点3と接触する。それによって、端子板4A,4Bが可動接触子5を介して短絡され、主回路が閉成される。この状態では、接触ばね6により接点間の押圧力が維持され接触状態が良好に保たれている。
【0005】
次に、閉成状態の電磁接触器のコイル11の励磁を遮断すると、復帰ばねによって、可動鉄心7が上方へ駆動される。それによって、可動接触子5も上方へ移動し、可動接点2が固定接点3から開離し接点が開成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来の装置は、図9に示すように、押さえばね16で固定鉄心12を押さえながら、押さえばね16をフック15Aに引っ掛けねばならず、固定鉄心12の取り付け作業が非常に困難であった。そのために、固定作業に時間がかかるとともに、作業者の疲労が大きかった。また、押えばね16は固定鉄心12の周囲を取り巻くように形成されており、底板の外形を大きくせねばならないとともに、部品点数が多くてコスト高となる欠点を有する。
【0007】
この発明の目的は、部品点数が少なく、固定鉄心の取り付けが簡単な電磁接触器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明によれば、平板状のヨークに二本の脚部が立設され、このヨークを介して下部ケースに固定されてなる固定鉄心と、この固定鉄心の脚部に巻回されたコイルと、前記固定鉄心の脚部の反ヨーク側に対向する可動鉄心と、この可動鉄心に連結されたホルダと、このホルダに保持された可動接点と、この可動接点と接離するとともに上部ケースに固定された固定接点とにより構成された電磁接触器において、前記ヨークの両端に下部ケースと上部ケースとの結合位置まで延びる耳を突設するとともに、前記下部ケースに前記耳が嵌合される嵌合部を形成し、前記下部ケースの嵌合部に前記耳を嵌合させ、前記下部ケースと上部ケースとの間で前記耳を挟持するものとするとよい。それによって、耳を二つのケース間に介装するだけなので、固定鉄心の取り付け作業が簡単になるとともに、耳のケースへの位置決めが容易にできるので、固定鉄心の取り付けが容易になる。
【0009】
上記の構成において、耳がライナ板を介して下部ケースに固定されてなるものとしてもよい。それによって、ヨークの板厚が変わっても耳と嵌合部との嵌め合いを容易に調整することができる。
【0010】
また、かかる構成において、耳がクッション板を介して下部ケースに固定されてなるものとしてもよい。それによって、可動鉄心が固定鉄心に衝突したときに受ける振動が緩和される。
また、かかる構成において、耳が頭付きのねじによって下部ケースに固定されてなるものとしてもよい。それによって、固定鉄心が下部ケース側に予め仮り固定されるので、固定鉄心、あるいはライナ板、クッション板が組み立て中に下部ケースから脱落することがなく、固定鉄心の取り付けがさらに容易になる。
【0011】
また、かかる構成において、導電性の圧縮スプリングの一方端を下部ケース内に収納されたプリント基板の電気回路に接続するとともに、ヨークの耳を下部ケースの嵌合部に嵌め込む際に、圧縮スプリングの他方端をヨークに電気的に接続するようにしてもよい。接点の閉成時にコイルが消費する電力を低減するために、コイルの励磁電流をパルス的に流す場合がある。このパルスによる高周波ノイズが接点やアースに流れるのを防止するために、固定鉄心とプリント基板の電気回路とが電気的に接続される。この電気的な接続が、上部ケースと下部ケースとの結合によって圧縮スプリングを介して自動的になされる。そのために、プリント基板からの接続線を固定鉄心へ結線する作業が不要になる。
【0012】
また、かかる構成において、金具の一方端を下部ケース内に収納されたプリント基板の電気回路に接続するとともに、ヨークの耳を下部ケースの嵌合部に嵌め込む際に、金具の他方端をヨークの耳と下部ケースとで挟持させてヨークに電気的に接続するようにしてもよい。それによっても、固定鉄心とプリント基板の電気回路との電気的な接続が、上部ケースと下部ケースとの結合によって金具を介して自動的になされる。そのために、プリント基板からの接続線を固定鉄心へ結線する作業が不要になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を実施例に基づいて説明する。図1は、この発明の実施例にかかる電磁接触器の構成を示す断面図であり、図2は、図1のY−Y断面図である。図1および図2において、それぞれ図7および図8に示す従来例と同一の部分には、同一参照符号を付け詳細な説明は省略する。図1、図2において、図7、図8に示す従来例と相違する点は、固定鉄心24の二本の脚部24Aにヨーク24Bが介装され、下部ケース23が底側を形成し、下部ケース23の上部に上部ケース22が接合され、頭付きのねじ27が、ライナ板28とクッション板29とを介してヨーク24Bを下部ケース23に固定している点である。
【0014】
図3は、図1の内部構成を示す要部分解斜視図である。ヨーク24Bの両側に耳26が突設され、この耳26に取付け穴26Aが明けられている。この耳26と嵌め合いになる嵌合部23Bが、下部ケース23に突設されている。上部ケース22には、嵌合部23Bの嵌まる凹み部22Bが形成され、この凹み部22B内にさらに、凹み部22Aが形成されている。嵌合部23Bには、ねじ穴23Aが形成されるとともに、嵌合部23Bに嵌まるライナ板28、クッション板29にそれぞれ貫通穴28A,29Aが明けられている。なお、下部ケース23内には、図示されていないプリント基板が収納されコイル11を励磁するための電気回路が搭載されている。
【0015】
図3において、固定鉄心を取り付けるときは次のようになされる。下部ケース23の嵌合部23Bにライナ板28とクッション板29とが嵌め込まれ、その上に耳26が嵌め込まれる。さらに、この耳26にクッション板29が重ねられ、ねじ27が、点線の矢印31のようにクッション板29の貫通穴29A、耳26の取付け穴26A、クッション板29の貫通穴29A、ライナ板28の貫通穴28Aの順に貫通され、嵌合部23Bのねじ穴23Aにねじ止めされる。さらに、上部ケース22が下部ケース23上に載せられ、図示されていないねじを介してケース同士が接合される。上部ケース22の凹み部22Aは、ねじ27の頭を避けるためのものである。
【0016】
図3のように、固定鉄心の取り付け作業は、耳26を二つのケース間に介装するだけなので非常に簡単である。下部ケース23上の嵌合部23Bは、必ずしもなくてもよいが、嵌合部23Bを設けることにより、ヨーク24Bの位置決めが容易になり、固定鉄心の取り付け作業が容易になる。
また、図3のライナ板28は、耳26の厚さが適当であれば、必ずしも必要ない。厚さの異なるライナ板28を複数個用意しておくことにより、ヨーク24Bの厚さ仕様が変わっても下部ケース23の嵌合部23Bの形を変える必要がなく、調整用に使うことができる。
【0017】
さらに、図3のクッション板29を介装することにより、可動鉄心が固定鉄心に衝突したときに受ける振動を緩和させることができる。それによって、開閉時の騒音が減り、周囲に与える環境が改善される。
また、さらに、図3のねじ27は、最終的には上部ケース22と下部ケース23とが結合されるので必ずしも必要ない。しかし、固定鉄心が下部ケース23側に予め仮り止めされるので、固定鉄心、ライナ板28、クッション板29が組み立て中に下部ケース23から脱落することがなく、固定鉄心の取り付けがさらに容易になる。なお、ねじ27やライナ板28、クッション板29は、図9における従来の固定鉄心の固定部品、押さえばね16や取付け座15などと比べて小さいもので済むので、部品のコストダウンにもなる。
【0018】
図4は、この発明の異なる実施例にかかる電磁接触器の構成を示す要部分解斜視図である。下部ケース23内にプリント基板41が収納され、このプリント基板41にコイル11を励磁するための図示されていない電気回路が搭載されている。プリント基板41の所定の位置42に導電性の圧縮スプリング40の下端が半田付けされている。固定鉄心を下部ケース23に取り付けるときは、圧縮スプリング40の上端をヨーク24Bに接触させた状態にして耳26を嵌合部23Bに嵌め込む。その他の構成は図3と同一である。それによって、圧縮スプリング40を介してプリント基板41の所定の位置42とヨーク24Bとが電気的に接続される。プリント基板41の所定の位置42とは、電磁接触器の電気回路上の点であり、後述されるコンデンサの一方端である。この圧縮スプリング40によって固定鉄心から発生する高周波ノイズを抑制することができる。
【0019】
図5は、図4の電磁接触器の回路接続図である。単相の交流電源45が、投入スイッチ46を介してコンデンサ47と、全波整流回路48の交流端子とに並列に接続されている。この全波整流回路48の直流端子は、駆動回路49と、コイル11とスイッチングトランジスタ55のコレクタ・エッミッタ通路(端子B−D間)との直列回路とに並列に接続されている。コイル11には、フライホイールダイオード50が並列に接続されるとともに、固定鉄心24がコンデンサ51を介してコイル11の端子Aに接続されている。
【0020】
図5の駆動回路49は、投入スイッチ46が投入されると先ず所定時間幅Tのパルス電圧Vを出力し、それに続いて、Tより短い時間幅tのパルス電圧vを所定周期で繰り返し出力するようになっている。また、投入スイッチ46が遮断されると、駆動回路49はパルス電圧の出力を停止する。この駆動回路49からパルス電圧V,vの出力の有無によってスイッチングトランジスタ55の端子B−D間がオンオフするようになっている。投入スイッチ46が投入されると、先ずコイル11が所定時間幅Tだけ励磁されることによって可動鉄心が固定鉄心24に吸着され、それに続いてコイル11が時間幅tで繰り返し励磁されることよって可動鉄心と固定鉄心24との吸着状態が保持される。その際、パルス電圧Vは、可動鉄心を固定鉄心24に吸着させるに必要な最小限の時間幅Tにしてある。また、パルス電圧vは、可動鉄心を固定鉄心に吸着させた状態に維持するに必要な最小限の時間幅tと周期とにしてある。駆動回路49からのパルス電圧V,vによって、電磁接触器の電力の消費を低減することができる。
【0021】
図5の回路においては、前述のようにコイル11がパルス的に励磁されるが、コンデンサ47,51がないと、コイル11から高周波ノイズが発生し、電磁接触器周辺の外部機器へ悪影響を及ぼしたり、ノイズフイルタの設置を周囲に配置しなければならなくなる。コンデンサ47は、コイル11から発生する高周波ノイズの内、端子A,Bから回路の結線を伝導し、電源線45Aを介して外部の交流電源45へ伝搬して行くノイズを全波整流回路48の交流端子のところで吸収している。一方、コンデンサ51の挿入は、コイル11から発生する高周波ノイズには、空中を電波として放射してアースに流れるノイズや、電磁接触器の接点に接続された主回路に伝わってアースに流れるノイズなどがあるが、コンデンサ51は、このようにアースに流れるノイズを除去するためのものであって、コイル11から発生する高周波ノイズを固定鉄心24で捕らえ、コンデンサ51を介してコイル11側へ戻すことによって高周波ノイズが吸収される。
【0022】
図4におけるプリント基板41には、図5の回路の内、交流電源45、投入スイッチ46、コイル11、および、固定鉄心24を除いた回路部品が搭載されている。図5のコンデンサ51の一方の端子Eが、図4におけるプリント基板41の所定の位置42であり、図5の固定鉄心24の端子Cが,図4におけるヨーク24Bの下面である。したがって、図5の接続線53が、図4における圧縮スプリング40である。圧縮スプリング40は、高周波電流を流す必要があるために例えば銅などの導電性のよい材料で形成されている。従来、ヨーク24Bの下面に接続端子を別に設け、撚り線よりなる接続線53をその接続端子に接続していた。圧縮スプリング40の介装によって、固定鉄心24とコンデンサ51との接続が、上部ケースと下部ケース23との結合によって自動的になされる。そのために、プリント基板41からの接続線53を固定鉄心へ結線する作業や接続端子が不要になり、製作コストが低減される。
【0023】
図6は、この発明のさらに異なる実施例にかかる電磁接触器の構成を示す要部分解斜視図である。L字状に折れ曲がった金具56の一片56Bが下部ケース23内に収納されたプリント基板41の所定の位置57に半田付けされるとともに、金具56の他片56Aがヨーク24Bの耳26と下部ケース23の嵌合部23Bとで挟持されている。頭付きのねじ27が、金具56とライナ板28とクッション板29とを介してヨーク24Bを下部ケース23に固定している。その他の構成は図4と同一である。これによって、金具56を介してプリント基板41の所定の位置57とヨーク24Bとが電気的に接続される。図5のコンデンサ51の一方の端子Eが、図6におけるプリント基板41の所定の位置57であり、図5の固定鉄心24の端子Cが、図6における耳26の下面である。したがって、図5の接続線53が、図6における金具56である。金具56は、高周波電流を流す必要があるために銅板などの導電性のよいの材料で形成されている。これによって、固定鉄心24とコンデンサ51との接続が、上部ケースと下部ケース23との結合によって自動的になされる。そのために、プリント基板41からの接続線53を固定鉄心へ結線する作業や接続端子が不要になり、製作コストが低減される。
【0024】
なお、図6における金具56は、必ずしもL字状でなくてもよく、T字状や円弧状に曲がったものであってもよい。
【0025】
【発明の効果】
この発明は前述のように、ヨークの両端に下部ケースと上部ケースとの結合位置まで延びる耳を突設するとともに、前記下部ケースに前記耳が嵌合される嵌合部を形成し、前記下部ケースの嵌合部に前記耳を嵌合させ、この耳を下部ケースと上部ケースとの間で挟持するようにしたので、部品点数も少なく固定鉄心の取り付け作業が簡単になり、作業時間が短縮化されるとともに作業者の疲労もなくなる。
【0026】
上記構成において、耳がライナ板を介して下部ケースに固定される。それによって、ヨークの板厚が変わっても耳と嵌合部との嵌め合いを容易に調整することができ、下部ケースの共用化が可能になりコストが削減される。
【0027】
また、かかる構成において、耳がクッション板を介して下部ケースに固定される。それによって、可動鉄心が固定鉄心に衝突したときに受ける振動が緩和され、騒音の低減ができる。
また、かかる構成において、耳が頭付きのねじによって下部ケースに固定される。それによって、固定鉄心、あるいはライナ板、クッション板が組み立て中に下部ケースから脱落することがなく、作業時間がさらに短縮化される。さらに、頭付きのねじやライナ板、クッションなどは、従来の固定鉄心の固定部品より小さくすることができるので、コストダウンにもなる。
【0028】
また、かかる構成において、導電性の圧縮スプリングの一方端を下部ケース内に収納されたプリント基板の電気回路に接続するとともに、ヨークの耳を下部ケースの嵌合部に嵌め込む際に、圧縮スプリングの他方端をヨークに電気的に接続するようにしたので、プリント基板からの接続線を固定鉄心へ結線する作業や接続端子が不要になり、製作コストが低減される。
【0029】
また、かかる構成において、金具の一方端を下部ケース内に収納されたプリント基板の電気回路に接続するとともに、ヨークの耳を下部ケースの嵌合部に嵌め込む際に、金具の他方端をヨークの耳と下部ケースとで挟持させてヨークに電気的に接続するようにしたので、プリント基板からの接続線を固定鉄心へ結線する作業や接続端子が不要になり、製作コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる電磁接触器の構成を示す断面図
【図2】図1のY−Y断面図
【図3】図1の内部構成を示す要部分解斜視図
【図4】この発明の異なる実施例にかかる電磁接触器の構成を示す要部分解斜視図
【図5】図4の電磁接触器の回路接続図
【図6】この発明のさらに異なる実施例にかかる電磁接触器の構成を示す要部分解斜視図
【図7】従来の電磁接触器の構成を示す断面図
【図8】図7のX−X断面図
【図9】図7の固定鉄心の取り付け周りの構成を示す分解斜視図
【符号の説明】
1:消弧カバー、2:可動接点、3:固定接点、4A,4B:端子板、5:可動接触子、5A:ピン、6:接触ばね、7:可動鉄心、8:ホルダ、9:連結棒、10:ポールピース、11:コイル、12,24:固定鉄心、12A,24A:脚部、24B:ヨーク、12C:フランジ部、14:底板、15:取付け座、15A:フック、16:押さえばね、16A,16B:曲げ部、18:ばね受け片、21:固定接触子、22:上部ケース、23:下部ケース、23A:ねじ穴、23B:嵌合部、22A,22B:凹み部、26:耳、26A:取付け穴、27:ねじ、28:ライナ、29:クッション板、28A,29A:貫通穴、56:金具、40:圧縮スプリング、41:プリント基板、45:交流電源、46:投入スイッチ、47,51:コンデンサ、48:全波整流回路、55:スイッチングトランジスタ、50:フライホイールダイオード
Claims (6)
- 平板状のヨークに二本の脚部が立設され、このヨークを介して下部ケースに固定されてなる固定鉄心と、この固定鉄心の脚部に巻回されたコイルと、前記固定鉄心の脚部の反ヨーク側に対向する可動鉄心と、この可動鉄心に連結されたホルダと、このホルダに保持された可動接点と、この可動接点と接離するとともに上部ケースに固定された固定接点とにより構成された電磁接触器において、
前記ヨークの両端に下部ケースと上部ケースとの結合位置まで延びる耳を突設するとともに、前記下部ケースに前記耳が嵌合される嵌合部を形成し、前記下部ケースの嵌合部に前記耳を嵌合させ、前記下部ケースと上部ケースとの間で前記耳を挟持したことを特徴とする電磁接触器。 - 請求項1に記載のものにおいて、耳がライナ板を介して下部ケースに固定されてなることを特徴とする電磁接触器。
- 請求項1または2に記載のものにおいて、耳がクッション板を介して下部ケースに固定されてなることを特徴とする電磁接触器。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載のものにおいて、耳が頭付きのねじによって下部ケースに固定されてなることを特徴とする電磁接触器。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載のものにおいて、導電性の圧縮スプリングの一方端を下部ケース内に収納されたプリント基板の電気回路に接続するとともに、ヨークの耳を下部ケースの嵌合部に嵌め込む際に、圧縮スプリングの他方端をヨークに電気的に接続したことを特徴とする電磁接触器。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載のものにおいて、金具の一方端を下部ケース内に収納されたプリント基板の電気回路に接続するとともに、ヨークの耳を下部ケースの嵌合部に嵌め込む際に、金具の他方端をヨークの耳と下部ケースとで挟持させてヨークに電気的に接続したことを特徴とする電磁接触器。
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