JP2571684Y2 - 通電検査装置 - Google Patents

通電検査装置

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JP2571684Y2
JP2571684Y2 JP5210592U JP5210592U JP2571684Y2 JP 2571684 Y2 JP2571684 Y2 JP 2571684Y2 JP 5210592 U JP5210592 U JP 5210592U JP 5210592 U JP5210592 U JP 5210592U JP 2571684 Y2 JP2571684 Y2 JP 2571684Y2
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安喜子 山形
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば電気部品の導電
チェックや、電気機器の組み立て後における電気特性チ
ェック等の通電検査を行なう際に用いる通電検査装置に
関し、さらに詳細には、被検査物の電極端部を容易にし
かも確実に接続することができる通電検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通電検査装置には、被検査物の電極端部
(リード線やリード端子)を接続する接続端子部が設け
られている。この接続端子部は、例えばリード線が挿通
される貫通孔が設けられており、この貫通孔に略直角に
取付られたネジを螺進させて、リード線が保持、固定さ
れる。この他、接続端子部として、リード線が挿通され
る貫通孔と、この貫通孔と同軸状に孔部が設けられた接
触片とを有しているものがあり、この接触片は偏芯する
ように弾発付勢され、貫通孔と接触片との相対作用によ
り、リード線が保持、固定される。一方、電極端部がコ
ネクタ状を有する被検査物の場合、通電検査装置の接続
端子部は、さし込まれるコレクタに対応したソケットが
設けられおり、このソケットに電極端部が着脱される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の通電検査装置に
よれば、被検査物の電極端部を接続端子部へ接続する場
合、リード線を所定の孔へ挿通し、その上で螺着や弾発
により保持、固定させるという二つの作業ステップを要
するため、手間がかかり、かつ面倒であった。またコネ
クタ状の電極端部を有する通電検査装置では、それぞれ
に対応したソケットを用意する必要があるため、被検査
物が異なる毎にソケットを変更しなければならず、管理
面において何らかの対策が望まれていた。
【0004】本考案は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行なわれたものであって、その課題とする
ところは、被検査物の電極端部を接続端子部へ容易に、
しかも電極端部の形状や種類が異なっても、確実に接続
することができる通電検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の通電検査装置では、所定の電圧を被検査物
へ印加して、該被検査物の通電検査を行なう通電検査装
置において、被検査物の電極端部が電気接続される接続
端子部には、該電極端部を挟着及び離間自在に設けられ
た可動電極片を有し、該可動電極片は、電磁ピストンに
より駆動され、該電磁ピストン、または該電磁ピストン
を励磁する励磁手段が、通電検査の回路へ直列接続さ
れ、前記検査物の電極端部が前記接続端子に接触する
と、前記電磁ピストンにより前記可動電極片が駆動さ
れ、前記電極端部が挟着して保持されてなるものであ
る。
【0006】
【作用】被検査物の電極端部が接続端子部へ接触する
と、電磁ピストンを含む通電検査の回路が閉じられる。
このため、被検査物の通電検査が行なわれると同時に、
電磁ピストンも励磁される。電磁ピストンが励磁される
と、可動電極片が駆動されて被検査物の電極端部を挟着
し、接続端子部が電極端部を確実に保持して固定するこ
とができる。
【0007】
【実施例】本考案に従う通電検査装置の実施例につい
て、図1乃至図4を参照しつつ説明する。図1は、本考
案の第一の実施例としての通電検査装置であり、その構
成図を示している。図1において、本考案の通電検査装
置は、被検査物として、例えば電子部品の電気特性を測
定検査するものである。図の通電検査装置の場合、二つ
の異なる電極を有する電子部品を通電検査行なう。1は
通電検査の本体部であり、その内部には、所定の直流電
源13と、通電される電流を検査する電流検出手段14
とを内蔵している。また本体部1の外部には、入力され
る入力端子11及び14が設けられている。そして図示
省略するが、電流検出手段14の結果を表示するディス
プレーが装着されている。なお、図では、本体部1にお
ける直流電源13は、本体部1に内蔵されているが、外
付けによる接続でもよい。
【0008】部材4及び5に示すものは、電子部品の電
極端部であるリード線を接続するための接続端子部であ
る。一方の接続端子部4は、電磁ピストン2を介して本
体部1の入力端子11に接続され、他方の接続端子部5
は、電磁ピストン3を介して本体部1の入力端子部12
へ接続されている。即ち、接続端子部4に接続された導
通路82は、電磁ピストン2の一方の電極22へ接続さ
れる。電磁ピストン2の他方の電極21に接続された導
通路81は、本体部1の入力端子11へ接続される。ま
た、接続端子部5に接続された導通路83は、電磁ピス
トン3の一方の電極31へ接続される。電磁ピストン3
の他方の電極32に接続された導通路84は、本体部1
の入力端子12へ接続される。従って、(図示省略する
が)電子部品のリード線を、接続端子部4及び5へ接続
すると、通電検査の回路8が閉じられて、所定の検査が
行なわれるものである。すなわち電磁ピストン2及び3
は、通電検査の回路8に対して、直列に接続されてい
る。
【0009】ここで図1に加え、図2及び図3を併せ用
いて、本実施例の通電検査装置について、更に詳細に説
明する。図2は、図1に示した接続端子部5と電磁ピス
トン3の部分を拡大して示した斜視図である。また図3
は接続端子部5と電磁ピストン3の動作を説明するため
に、それぞれの状態において示した側面図である。な
お、図1における接続端子部4と電磁ピストン2は、接
続端子部5と電磁ピストン3と、実質上同一の構成であ
るため、図2及び図3には省略してある。
【0010】接続端子部4及び5は、導電性材料の例え
ば銅板を塑成加工して形成され、接続端子部5(または
4)は、電極片52(または42)と、可動電極片51
(または41)とからなる。電極片52(または42)
は、通電検査装置の(図示省略する)ベース部材に取り
付けられて固定されている。可動電極片51(または4
1)は、蝶番状の支持部55(または44)により、電
極片52(または42)に対して図の上方向へ開閉自在
に支持される。電極片52(または42)と可動電極片
51(41)のそれぞれの開放端部(図の上方向)は、
互いに外側へ拡るよう、僅かに折り曲げられて形成され
ている。このため、被検査部品である電子部品のリード
線を、接続端子部4及び5へ接触させようとする際、容
易に且つ確実に接続端子部4及び5が、リード線を捕え
ることができる。
【0011】電磁ピストン3(または2)は、内部35
(または25)にソレノイド33(または23)が設け
られ、このソレノイド33(または23)に対して往復
動(図における左右の横方向)自在に設けられたピスト
ンロッド6(または7)を有している。電極31(また
は21)から電極32(または22)の向きへ電流が通
電されると、予め、ピストンロッド6(または7)は、
図における矢印Fへ作用して動くように設定されてい
る。ピストンロッド6(または7)の前端部66(また
は77)には、可動電極片51(または41)が当接さ
れており、またピストンロッド6(または7)の後端部
61(または71)には、バネ64(または74)の端
部29(または28)が取り付けられている。バネ64
(または74)は、ピストンロッド6(または7)の後
端部61(または71)と、後端壁34(または24)
との間において弾発付勢されて保持されている。
【0012】従って、電磁ピストン3(または2)へ、
所定方向の通電が行なわれると、つまり励磁すると、ピ
ストンロッド6(または7)は、図に示す矢印Fの方向
へ、バネ64(または74)を圧縮しつつ、つまり弾発
力に抗して動くこととなる。そして、一度通電が停止さ
れると、ピストンロッド6(または7)は、バネ64
(または74)の弾発力により、もとの状態へ戻る。
【0013】図3(a)乃至図3(c)おいて、接続
端子部5における、電子部品のリード線99を接続する
動作状態を説明する。図3(a)に示すように、電極片
52と可動電極片51とは、互いに離間した状態になっ
ている。次に、リード線99を電極片52または可動電
極片51のいずれかに接触させる(図では電極片52に
接触している状態を示している)と、電子部品の接続に
より(既に図1に示した)通電検査の回路8が閉じられ
る。すると、図3(b)に示すように電磁ピストン3は
励磁されて矢印Fの方向へ動き、ピストンロッド6の前
端部66が可動電極片51を図の左方向へ押し出す。こ
れにより、リード線99は、電極片52と可動電極片5
1とにより挟着される。この時、リード線99は、確実
に接触して保持されると共に、所定の通電検査が行なわ
れる。そして、所定の検査が終了して、リード線99を
図の上方向へ引抜くと、通電検査の回路8が開かれ、
電磁ピストン3の励磁が停止される。図3(c)に示す
ように、ピストンロッド6はバネ64の弾発力により、
元の状態へ戻る。なお、本実施例には示していないがリ
ード線99を接続端子部5から引き抜く代わりに、例え
ば、通電開始後、所定時間タイマーを作動させて、自動
的に通電検査を停止終了させるようにしてもよい。ま
た、電極片52と可動電極片51の、それぞれの先端部
が外側へ向いて折れ曲がっているため、リード線の他
に、端子形状の電極端部についても容易に接触させるこ
とができると共に、確実な挟着、保持が可能となる。
【0014】図4は、本考案に従う通電検査装置の第二
の実施例であり、その構成図を示している。なお、図1
で用いた同じ部材には、同様の番号が付してある。図4
に示す第二の実施例では、図1の第一の実施例と以下の
構成が異なり、その相違点のみを説明して、同様の内容
については省略する。図4において、被検査物として交
流電源に接続される、例えば電源アダプターの通電検査
を行なうものである。通電検査の本体部1には、交流電
源16と電流検出手段17とが直列に接続されて、入力
端子11及び12に接続されている。この入力端子11
及び12には、接続端子部4及び5を介して、電磁ピス
トン2及び3を励磁する為の励磁手段、すなわちリレー
91が直列に接続されている。これらが直列に接続され
て、通電検査の回路8が構成される。
【0015】リレー91は、コイル95と、このコイル
95の作用により開閉する電気接点92乃至94とを有
しており、コイル95が通電検査の回路8に直列に接続
されている。コイル95に通電されると、その電磁作用
により電気接点92と電気接点93とが導通され、コイ
ル95の通電が停止されると、電気接点92と電気接点
93とは開放される。電気接点92は導電路88を介し
て直流電源96へ接続され、更にこの直流電源96から
導通路89を経て電磁ピストン2に接続される。そして
電磁ピストン2から導通路90を経て電磁ピストン3に
接続され、導通路91から電気接点93へ接続される。
この第二の実施例では、上述のように通電検査の回路8
と、電磁ピストン2及び3の励磁回路とは、電気的に独
立して構成される。通電検査の動作については、前述の
第一の実施例と同様である。
【0016】以上、本考案に従う通電検査装置の一実施
例について説明したが、本考案の主旨を逸脱しない範囲
で設計変更乃至修正等自由である。通電検査の内容とし
て電止部品の特性チェックや、絶縁耐圧検査等、いずれ
の通電検査にも適用することができる。また電磁ピスト
ンの励磁手段として、リレーを用いたがこれに限定され
ることはない。その他、接続端子部の可動電極片の形状
等、設計自由である。
【0017】
【考案の効果】本考案の通電検査装置によれば、被検査
物の電極端部が電気接続される接続端子部には、該電極
端部の挟着及び離間自在に設けられた可動電極片を有
し、該可動電極片は電磁ピストンにより駆動され、該電
磁ピストンを励磁する励磁手段または該電磁ピストン自
体が通電検査の回路へ直列接続された構成を有してい
る。このため、次のような効果を奏する。即ち被検査物
の電極端部を容易に、しかも電極端部の形状や種類が異
なっても、確実に接続端子部へ接続することができるた
め、検査効率の向上が図れると共に、精度の高い検査が
可能な通電検査装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る通電検査装置の構成図で
ある。
【図2】図1に示した通電検査装置の要部を示した斜視
図である。
【図3】本考案の通電検査装置の要部の動作を示し、図
3(a)乃至図3(c)は、その動作順序に従って示し
た側面図である。
【図4】図4は、本考案に係る通電検査装置の別の実施
例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 通電検査の本体部 2,3 電磁ピストン 4,5 接続端子部 6,7 ピストンロッド 8 通電検査の回路 41,51 可動電極片 64,74 バネ 91 リレー 99 電極端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電圧を被検査物へ印加して、該被
    検査物の通電検査を行なう通電検査装置において、 被検査物の電極端部が電気接続される接続端子部には、
    該電極端部を挟着及び離間自在に設けられた可動電極片
    を有し、 該可動電極片は、電磁ピストンにより駆動され、 該電磁ピストンを励磁する励磁手段、または該電磁ピス
    トン自体が、通電検査の回路へ直列接続され、 前記被検査物の電極端部が前記接続端子部に接触する
    と、前記電磁ピストンにより前記可動電極片が駆動さ
    れ、前記電極端部が挟着されて保持される、ことを特徴
    とする通電検査装置。
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