JPH1151994A - 電気接続補助装置 - Google Patents

電気接続補助装置

Info

Publication number
JPH1151994A
JPH1151994A JP9227432A JP22743297A JPH1151994A JP H1151994 A JPH1151994 A JP H1151994A JP 9227432 A JP9227432 A JP 9227432A JP 22743297 A JP22743297 A JP 22743297A JP H1151994 A JPH1151994 A JP H1151994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
electrode surface
contactor
electrical connection
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9227432A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuichi Tanabe
修市 田那邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tabai Espec Co Ltd
Original Assignee
Tabai Espec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tabai Espec Co Ltd filed Critical Tabai Espec Co Ltd
Priority to JP9227432A priority Critical patent/JPH1151994A/ja
Publication of JPH1151994A publication Critical patent/JPH1151994A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ部品等の電気品への電気的接続を容易
且つ確実にする。 【解決手段】 電気接続補助装置は、電極面11、12
を備えたチップ部品1の電極間の導通を容易にする装置
であり、パレット1、これに設けられた多数の装着穴2
1、それぞれの穴に装着された接触体3、これを矢印A
´方向に付勢できるバネ4、ガイドケース5等を有す
る。 【効果】 チップ部品1を接触体3の接触面31に載
せ、接触体3と同様の他の接触体を電極面12に接触さ
せて押し下げると、バネ4によって適当な接触面圧が得
られ、接触体と電極とを容易且つ確実に接触でき、接触
体を介して電極と測定器とを容易に接続させることがで
きる。チップ部品等の測定や電圧印加の機械化や自動化
が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方側及びこれと
反対の他方側にそれぞれ形成された一方側電極面及び他
方側電極面を備えた電気品の前記一方側電極面及び前記
他方側電極面への電気的接続を容易にするための電気接
続補助装置に関し、特に、チップ部品の製造、検査、性
能等の評価において、製品特性の測定や調整、製品への
電圧の印加等を行うときの部品電極への電気的接続を図
る技術として有効に利用される。
【0002】
【従来の技術】チップ部品の検査等のために電気的接続
を図る補助装置としては、従来、例えば図4に示すよう
に、複数の溝91を備えた電気絶縁材から成る治具9が
用いられていた。この治具9では、同図(b)に示すよ
うに、両側に電極面11、12を備えたチップ部品1を
それぞれの溝91内に嵌め込んで整列させ、電極の両端
面11a、12aに図示しない測定器等に接続されたコ
ンタクトピン92、93を接触させることにより、製品
特性の測定や調整を行うようにしていた。
【0003】しかしながら、チップ部品1の寸法が小さ
いことから、その電極の端面11a、12aの幅tは1
mm程度以下という極めて小さい寸法になっていること
が多いので、上記のような治具では、コンタクトピン9
2、93を電極に接触させるのが容易でなく、測定等の
能率が悪かったり、誤って電極間を短絡させて部品を破
損させるおそれがあった。又、コンタクトピンの位置精
度を極めて高くする必要があるために、機械的にコンタ
クトピンを電極に接触させる場合には、技術的困難性が
高く、従ってそのような装置がコスト高になるという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、チップ部品等の電気品への電気
的接続が容易で、部品の電極を短絡させて破損させるお
それがなく、電気的接続の機械化や自動化の容易な電気
接続補助装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、一方側及びこれと反対の他方側にそれぞれ
形成された一方側電極面及び他方側電極面を備えた電気
品の前記一方側電極面及び前記他方側電極面への電気的
接続を容易にするための電気接続補助装置において、前
記電気品が前記一方側電極面を先端として挿入可能な入
口部を持つ複数の装着部分を備えた保持体と、前記装着
部分に装着された接続部材であって導電体から成り前記
電気品が前記一方側電極面の方向から前記装着部分に挿
入されたときに該一方側電極面と接触して前記電気品を
支持できる支持接触部を持ち前記保持体と電気的に絶縁
された状態で前記挿入方向及びその反対方向に移動可能
なように前記保持体に案内される接続部材と、該接続部
材を前記反対方向に付勢可能なように設けられた付勢部
材と、を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用した電気接続
補助装置の構成例を示す。電気接続補助装置は、一方側
及びこれと反対の他方側にそれぞれ形成された一方側電
極面11及び他方側電極面12を備えた電気品としての
チップ部品1の前記電極面11、12間の電気的接続を
容易にするための装置であり、複数の装着部分としての
装着穴21を備えた保持体としてのパレット2、装着穴
21に装着された接続部材としての接触体3、付勢部材
としてのバネ4等を有する。
【0007】装着穴21は、チップ部品1がその一方側
電極面11を先端として挿入可能な入口部22を持つ表
面板23を備えている。表面板23は、電極が通過した
り、後述する外部接触体が接触する可能性があるため
に、電気絶縁材の板で形成されることが望ましい。
【0008】接触体3は導電体から成り、入口部22か
らチップ部品1の一方側電極面11が装着穴21に挿入
されたときに一方側電極面11と接触してチップ部品1
を支持できる支持接触部31を持ち、パレット2と電気
的に絶縁された状態でチップ部品1の挿入方向及びその
反対方向である矢印A−A´方向に移動可能なようにガ
イドケース5を介してパレット2で案内される。即ち、
本例ではパレット2に電気絶縁材から成るガイドケース
5が固定され、接触体3の軸部32は、ガイドケース5
の穴51(同図(d))で案内されている。但し、パレ
ット2が電気絶縁材でできている場合には、接触体3を
直接パレット2で案内するようにしてもよい。
【0009】接触体3は、同図(e)に示す如く、チッ
プ部品1が入口部22を部分的に通過したときにその一
方側電極面11を支持接触部31で支持できるように形
成され配置されることが望ましい。このようにすれば、
チップ部品1の後端側である他方側電極面12がパレッ
ト2の表面から突出し、チップ部品1を入口部22の周
囲で案内して安定させられると共に、その取り出しを容
易にし、更にその他方側電極面12に後述する外部接触
体を容易に接触させることができる。
【0010】バネ4は接触体3を挿入方向の反対方向で
ある矢印A´方向に付勢可能なように設けられている。
即ち、本例では、接触体3の軸部32がガイドケース5
から突出していて、バネ4は軸部32の突出部分32a
とガイドケース5との間に係止された引っ張りバネにな
っていて、接触体3が押し下げられたときに、その反対
の矢印A´方向に接触体3を付勢できるように設けられ
ている。但し、バネ4はガイドケース5内に入れられ圧
縮バネになっていてもよい。又、突出部分32aは必要
不可欠なものではなく、更に、軸部32と突出部分32
aとが別体で電気的に接続された構造のものであっても
い。
【0011】図2は以上のような電気接続補助装置の使
用時の状態を示す。この使用例では、接触体3と同様の
構造になっている外部接触体6を採用し、1つの装着穴
21にチップ部品1を装着してその両側の電極を接触体
3、6を介して電気的接続を容易にする場合を示してい
る。
【0012】まず(a)のようにパレット2に対してチ
ップ部品1を立てた状態にして、このときに図において
下方になっている一方側電極面11を先端として入口部
22を通過させて装着穴21内に挿入し、(b)のよう
に一方側電極面11を支持接触部31上に載せ、(c)
のように外部接触体6の接触部61をチップ部品1の他
方側電極面12に接触させてこれを押し下げる。この押
し下げられた状態では、接触体3、6用のバネ4、7の
引っ張り力が働き、接触体3の突出部分32aが下方に
突出すると共に支持接触部31、61とチップ部品1の
電極面11、12とが適当な圧力で接触する。これによ
り、それぞれの接触体の突出部分32a及び62aを介
して電極面11、12への容易且つ確実な電気的接続を
図ることができる。
【0013】このような電気接続補助装置によれば、チ
ップ部品1を立ててその他方側電極面12に支持接触部
61を接触させるので、電極面が広いため外部接触体6
の位置合わせが容易である。又、両方の接触面積を大き
く取れるので、接触が確実で両者間の電気の導通状態が
良い。
【0014】図3は本例の装置を用いてチップ部品の検
査等の自動化や大量処理を行える測定装置の一例を示
す。測定装置は、中心線のみで位置を示す部分を含み多
数の装着穴21に接触体3が配設されたパレット2から
成る本例の装置と共に、その底部に装着され配線されて
いる基板100、外部接触体6、そのガイドケース8を
支持して昇降及び水平移動するように図示しない機構で
駆動され制御される移動体101、測定器102、外部
接触体6と測定器102と基板100との間の配線10
3、104、等によって構成されている。なお、測定器
102には電圧印加用の電源装置等も含まれる。
【0015】このような測定装置では、パレット2の全
ての装着穴21内に人手により又は機械でチップ部品1
を挿入し、移動体101を下降−上昇−水平移動の順に
移動させる。下降時には、任意のチップ部品1上で移動
体101が外部接触体6のガイドケース8を押し下げ、
バネ4及びバネ7の力でチップ部品1を介して接触体3
を弾力的に押し下げ、その突出部分32aを基板100
の接点100aに接触させ、基板や配線を介してチップ
部品1の両側の電極面11、12を測定器102に電気
的に接続させる。これにより、測定器102は、チップ
部品1の特性測定等を自動的に行ない、その結果を表示
したり記録する。
【0016】このような装置では、前述の如く、移動体
101によって外部接触体の支持接触部61をそれ程精
度良く位置決めしなくても、これをチップ部品の電極に
確実に接触させることができる。一方、接触体3は、パ
レット2によって平面的位置が定まっているので、下降
すればその突出部分32aが基板の接点100aと必然
的に接触する。この場合、接触体−チップ部品−接点の
それぞれの接触部分には、バネ7によって適当な接触圧
が発生し、それらの間がより確実に導通する。なお、接
触体3の突出部分32aを基板の接点100に接触させ
る代わりに、この部分を自由端にして接点と配線で結合
してもよい。
【0017】上記のような測定装置によれば、多数のチ
ップ部品を一斉に処理することもできる。その場合に
は、外部接触体6や移動体101を装着されるそれぞれ
のチップ部品ごとに設けると共に、基板にそれぞれのチ
ップ部品ごとに独立して配線し、多数の測定器又は多数
の同時測定可能な測定器を設ける。従って、本発明の電
気接続補助装置によればチップ部品の大量検査等が可能
になる。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、保持体の装
着部分に接続部材を装着し、電気品が装着部分に挿入さ
れるとその一方側電極面を接続部材の支持接触部で支持
できるようにすると共に、保持体でこの接続部材を移動
可能に案内し、更に電気品の挿入方向と反対の方向に接
続部材を付勢手段する付勢部材を設けるので、電気品を
付勢部材で弾性的に支持しつつ一方側電極面と支持接触
部とを接触させ、電気品と接続部材とを電気的に導通可
能にすると共に、他方側電極面が装着部分の外側に向く
ため、これに適当な他の接続部材を接触させることによ
り、容易に他の接続部材と他方側電極面とを導通させる
ことができる。その結果、接続部材及び他の接続部材を
介して、電気品の電極と電気品の検査等を行う測定器や
電圧印加を行う電源装置等との間を接続させることがで
きる。
【0019】この場合、一方側電極面及び他方側電極面
を利用して接続部材及び他の接続部材を接触させられる
ので、電極の広い面積を利用でき、接続部材を電極に容
易且つ確実に接触させることができる。従って、電気品
の検査等を能率良く行うことができる。又、両方の電極
が装着部分への挿入方向に分離されているので、他の接
続部材は他方側電極にしか接触できないため、電極間を
短絡させて電気品を破損させるおそれがない。更に、接
触させるべき電極の面積が広いので、他の接続部材の位
置精度を上げることなく他方側電極に容易に接触できる
ので、電気品の両電極を接続のための機械化や自動化が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電気接続補助装置の構造の一
例を示し、(a)は1つの装着穴部分の断面図、(b)
はチップ部品の立てた状態を示す斜視図、(c)はチッ
プ部品の斜視図、(d)及び(e)は(a)の部分拡大
図である。
【図2】(a)乃至(c)は上記装置の使用時の状態を
示す断面図である。
【図3】上記装置をチップ部品の測定装置に適用した状
態の説明図である。
【図4】(a)は従来のチップ部品の電気接続補助装置
の一例を示す説明図で(b)はチップ部品を通常の設置
状態である横に置いた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 チップ部品(電気品) 2 パレット(保持体) 3 接触体(接続部材) 4 バネ(付勢部材) 11 一方側電極面 12 他方側電極面 21 装着穴(装着部分) 22 開口部 31 支持接触部 32 軸部 A 通過方向 A´ 反対方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側及びこれと反対の他方側にそれぞ
    れ形成された一方側電極面及び他方側電極面を備えた電
    気品の前記一方側電極面及び前記他方側電極面への電気
    的接続を容易にするための電気接続補助装置において、 前記電気品が前記一方側電極面を先端として挿入可能な
    入口部を持つ複数の装着部分を備えた保持体と、前記装
    着部分に装着された接続部材であって導電体から成り前
    記電気品が前記一方側電極面の方向から前記装着部分に
    挿入されたときに該一方側電極面と接触して前記電気品
    を支持できる支持接触部を持ち前記保持体と電気的に絶
    縁された状態で前記挿入方向及びその反対方向に移動可
    能なように前記保持体に案内される接続部材と、該接続
    部材を前記反対方向に付勢可能なように設けられた付勢
    部材と、 を有することを特徴とする電気接続補助装置。
JP9227432A 1997-08-08 1997-08-08 電気接続補助装置 Pending JPH1151994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227432A JPH1151994A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 電気接続補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227432A JPH1151994A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 電気接続補助装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1151994A true JPH1151994A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16860775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9227432A Pending JPH1151994A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 電気接続補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1151994A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004251849A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の特性測定装置およびその測定方法
JP2005127752A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Murata Mfg Co Ltd チップ型電子部品の特性測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004251849A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の特性測定装置およびその測定方法
JP2005127752A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Murata Mfg Co Ltd チップ型電子部品の特性測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003123874A (ja) 接触子及びその製造方法並びに電気的接続装置
JP4571640B2 (ja) 接触子ブロック及び電気的接続装置
JPH1151994A (ja) 電気接続補助装置
JP4209696B2 (ja) 電気的接続装置
KR0155573B1 (ko) 반도체 디바이스의 검사장치
JP2001066351A (ja) 回路基板検査装置及びコネクタ
JP2002350493A (ja) 半導体装置用ソケット
JP3059385U (ja) 検査用プローブ
JP2724675B2 (ja) Ic測定治具
JP3503798B2 (ja) 表示パネル検査装置
JPH08334546A (ja) 半導体装置のテスト装置
JPH11329646A (ja) 検査装置
JPS62298781A (ja) デバイス特性測定用ハンドラ装置
KR100852625B1 (ko) 접촉자 블록 및 전기적 접속장치
JP2556153B2 (ja) 試験用配線端子接続工具
JPH11242065A (ja) 配線基板検査装置
JP2534771B2 (ja) 電子部品の検査装置
JP2001311741A (ja) 電気計測用の測定プローブユニット
JP2549008Y2 (ja) 素子測定用治具
JPH0935792A (ja) フレキシブル基板用クリップ装置
JPH074612Y2 (ja) 測定治具
JPH0138531Y2 (ja)
JPH0578792B2 (ja)
JP2001305157A (ja) 接触子
JPH04199536A (ja) 集積回路装置の試験装置