JP3834570B2 - 染毛効果を有する養毛・育毛剤 - Google Patents

染毛効果を有する養毛・育毛剤 Download PDF

Info

Publication number
JP3834570B2
JP3834570B2 JP2003278664A JP2003278664A JP3834570B2 JP 3834570 B2 JP3834570 B2 JP 3834570B2 JP 2003278664 A JP2003278664 A JP 2003278664A JP 2003278664 A JP2003278664 A JP 2003278664A JP 3834570 B2 JP3834570 B2 JP 3834570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
ion
extract
composition
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003278664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005041826A (ja
Inventor
允聖 崔
研二 秋山
Original Assignee
株式会社ピュール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ピュール filed Critical 株式会社ピュール
Priority to JP2003278664A priority Critical patent/JP3834570B2/ja
Publication of JP2005041826A publication Critical patent/JP2005041826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3834570B2 publication Critical patent/JP3834570B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、養毛・育毛剤に関する。更に詳しくは、養毛・育毛効果を発揮するとともに、髪を損傷せず、皮膚・衣類等を汚さず、健康な毛髪にしながら白髪を自然な色に染色する効果も有する組成物を提供するものである。
従来より、植物由来の抽出物を配合した養毛・育毛剤が、禿頭、薄毛、フケ、脂潤などの生理学的諸症状に対し、その予防や治療のために用いられてきている。例えば、特開平5−294813号には、ラン科植物のエビネ属またはガンセキラン属の植物抽出エキスを有効成分とする養毛・育毛剤が開示されている。
しかし、上記の例も含め、植物由来の抽出物を有効成分とする従来の養毛・育毛剤は、いずれも染毛効果を特に有するものではないので、使用後の頭髪は質感に欠ける。人によって毛髪の色が違うのは、髪の毛の太さやメラニンの数、大きさ、ユーメラニン(真性メラニン)とフェオメラニン(亜メラニン)の2種類の粒子混合割合によって個人差があるからである。また、白髪が生じる原因は完全には明らかにされていないが、メラニンを作り出すメラノサイトの状態に起因する場合として、老化、遺伝やストレス、毛根に栄養を運ぶ血行の悪化等でメラノサイトの機能が低下してメラニンの生産が止まることによるもの、或いは病気や薬の副作用等によってメラノサイトが欠損してしまうことによるものの2つのケースが考えられる。
他方、染毛剤としては、従来より、酸化染料、アルカリ剤、乳化剤等を含有する第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤とから成る二剤式染毛剤組成物が使用されてきた。この二剤式染毛剤組成物は、使用時に第1剤と第2剤とを混合すると、アンモニア等のアルカリ剤によって酸化剤からの酸素の発生が加速され、その酸素が毛髪内のメラニン色素を分解すると共に、毛髪内に浸透した酸化染料を重合させ、毛髪に定着させることにより染毛を行うものである。
このような種類の染毛剤組成物として、特開2002−284655号公報において、二剤式泡状染毛剤組成物が提案されている。
しかし、第一剤に入っている酸化染料のパラフェニレンジアミン、フェニレンジアミン、アミノフェノール、調色剤のレゾンシン、メタアミノフェノール等の染色原料として使用されているものは、発ガン性が指摘されるフェノール系やアミン系の化学物質である。アルカリ剤として入っているアンモニアは、強い刺激臭があり、目にはいると角膜に炎症を惹起する。
このように、二剤式の染毛剤は激しい化学反応を起こすもので、人体への毒性の影響も大きい上、毛髪そのものも染毛時に発生する酸素によって酸化され傷つけられる問題を有している。
特開平5−294813号 特開2002−284655号公報
上述したように、植物由来の抽出物を有効成分とする従来の養毛・育毛剤は、染毛効果を特に有するものではないので、使用後の頭髪は質感に欠ける。
一方、従来技術の髪の染色法は、毛髪の損傷が甚だしく、毛髪の強度の低下も招く。また、長く毛染めを使用すると、毛染めの染料に対する抗原抗体反応でアレルギーのような副作用を惹き起こす可能性が高く、操作も複雑という欠点があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、頭皮や毛髪に対して安全であり、衣類等を汚さず、毛髪を健康に保ちながら白髪を自然な色調に染毛できる効果も有する養毛・育毛剤を提供することである。
本発明は、(a)サンショウ、オタネニンジン、センブリ、クララ、モモ、センキュウ、トウキ、アロエベラ、カワラヨモギ、シナノキ、カンゾウ、アルニカ、オドリコソウ、オランダカラシ、ゴボウ、セイヨウキズタ、ニンニク、マツ、ローズマリー、カミツレ、ローマカミツレ、オクラ、ゲンチアナ、ボタン、アルテア、フユボダイジュ、ヒキオコシ、ダイズ、ログウッド、チュベロースからなる群から選ばれた少なくとも1種の植物の水及び/又はアルコールによる抽出物を植物抽出物として、組成物全体に対し0.001〜3重量%含有し
(b)エリスルロース、ジヒドロキシアセトン、イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石酸アルデヒド及びピラゾリン−4,5−ジオン誘導体からなる群から選ばれた1種以上の成分をセルフタンニング剤として、組成物全体に対し0.5〜10.0重量%含有し
(c)鉄(II及びIII)イオンをミネラル成分として組成物全体に対し0.10〜20ppmの濃度範囲で含有することを最も主要な特徴とする。
本発明の養毛・育毛剤は、毛根の活性化及び強靱化を促進し、頭皮の血行を促進する作用により毛髪を健康に維持する効果を有する頭髪化粧品を製造する技術に基づいて鋭意研究した結果、見出されたものであって、養毛・育毛効果を有すると共に、白髪だけを選択的に自然な色に染色して目立たなくする一方、皮膚を染めず、また衣類を汚さず、毛髪質を改善しながら日常生活に不便なく使用することができるという利点がある。
本発明で使用される植物抽出物としては、サンショウ、オタネニンジン、センブリ、クララ、モモ、センキュウ、トウキ、アロエベラ、カワラヨモギ、シナノキ、カンゾウ、アルニカ、オドリコソウ、オランダカラシ、ゴボウ、セイヨウキズタ、ニンニク、マツ、ローズマリー、カミツレ、ローマカミツレ、オクラ、ゲンチアナ、ボタン、アルテア、フユボダイジュ、ヒキオコシ、ダイズ、ログウッド、チュベロースの植物種の少なくとも1種について、葉、果実、花、根、樹皮又は樹幹等の植物体から抽出した抽出液を使用するのが好ましく、特に好ましいのは、上述した植物種のうち、10種以上を選択してそれらの植物体から抽出した抽出液を併用することである。
植物体からの抽出物の調製方法としては、上述した植物種の植物体を溶媒、例えば、熱水やメタノール、エタノール等の低級1価アルコール類又は含水低級アルコール、もしくはエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等の低級多価アルコール類又は含水低級多価アルコール等の含水アルコールやこれらの混合液等で抽出する方法が使用できる。尚、これらの抽出物は、常法により濃縮、乾燥したものでも問題無く使用できる。化粧品原料用として市販されている植物抽出液についても、本発明において使用することができる。前述した市販の化粧品原料用の植物抽出液は、単一の植物種の抽出液であっても、複数の植物種の抽出液が混合されたものであっても良い。
本発明に係る上述した植物抽出物の配合量は、特に限定されずに広範囲で選択することができるが、好ましくは即時使用可能な組成物全体を基準として抽出物中の乾燥固形分が合計で0.001〜3重量%の範囲内になるように使用される。植物抽出物の全配合量が0.001重量%未満では、養毛・育毛効果が十分に発揮されない場合がある。
本発明で使用されるセルフタンニング化合物としては、エリスルロース、ジヒドロキシアセトン、イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石酸アルデヒド及びピラゾリン−4,5−ジオン誘導体等が挙げられ、エリスルロースが特に好ましく使用される。
上記セルフタンニング化合物の配合量は特に限定されないが、0.1〜20重量%の範囲内で使用することが好ましく、特に0.5〜10重量%の範囲内で使用することが好ましい。セルフタンニング化合物の配合量が0.1重量%未満であると、ミネラル成分の含有量が十分であっても、白髪部分を十分にダークブラウン化できないからである。
本発明に係る養毛・育毛剤に含有されるミネラル成分とは、金属イオンであって、ナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、鉄(II及びIII)イオン、マンガンイオン、亜鉛イオン、ニッケルイオン、セレンイオン、リチウムイオン、鉛イオン、ストロンチウムイオン、銅イオン、アルミニウムイオン、マンガンイオン等を挙げることができ、特に鉄(II及びIII)イオンと他の金属イオンが1種以上共存する状態が好ましい。
上述のミネラル成分の含有量は、本発明に係る養毛・育毛剤の1000cm3の体積中、0.10〜20ppmの濃度範囲になるように調整される。本発明に係る養毛・育毛剤において、ミネラル成分の濃度が0.10ppm未満であれば、白髪部分を十分にダークブラウン化することができない。一方、20ppm超になると、製剤中の植物抽出物等の他の有機成分と反応して、不溶性の沈殿物が生じやすくなり、本発明の所望の効果が得られないからである。
本発明の養毛・育毛剤は、上述したように、(a)一種以上の植物抽出物、(b)セルフタンニング化合物及び(c)ミネラル成分を併用して配合してなるものであり、植物抽出物、セルフタンニング化合物及びミネラル成分の各成分が協同的に作用することで、養毛・育毛効果を有すると共に、白髪になる原因を最小限に抑制し、白髪を自然な色に染色するという優れた効果を発揮する。
すなわち、(a)一種以上の植物抽出物が、毛母細胞とメラノサイトを活性化して養毛・育毛効果を発揮し、(b)セルフタンニング化合物が、白髪を白髪を自然な色に染色する。そして、(c)上述したミネラル成分については、本発明の効果に寄与するメカニズムは完全に明確にされていないが、セルフタンニング化合物が毛髪に含有される蛋白質と混合して化学反応を起こす際に、金属イオンは、本発明の目的に係わる化学反応を促進する触媒的な作用をするものと考えられる。
本発明の養毛・育毛剤においては、使用目的に応じて、上記必須成分以外の任意の成分を配合することができる。そのような成分としては、例えば、抗炎症剤(グリチルレチン酸、グアイアズレン等)、末梢血管拡張剤(酢酸トコフェロール、ニコチン酸ベンジル、副腎皮質ホルモン(酢酸ハイドロコーチゾン、吉草酸ベタメタゾン、酪酸プロピオン酸ハイドロコーチゾン等)、抗ヒスタミン剤(塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸イソチベンジル等)、角質溶解剤(尿素、サリチル酸等)、ビタミン剤(ビタミンEアセテート、酢酸レチノール、レチナール、レチノイン酸等)、卵胞ホルモン(17竈−エストラジオール、エストロン等)、黄体ホルモン(プロゲステロン、17痾−ヒドロキシプロゲステロンアセテート等)、抗アンドロゲン剤(シブロテロンアセテート、4−アンドロステン−3−オン−17竈−カルボキシリックアシッド等)、保湿剤(プロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン等)、溶媒(エタノール、水等)、保存剤(パラベン類等)、油分(流動パラフィン、セチルアルコール、スクワラン、オリーブ油等)、殺菌剤(イオウ、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、第4級アンモニウム塩、ヒノキチオール等)、界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体等)、ゲル化剤(メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリマー等)、pH調整剤(ジイソプロパノールアミン等)、酸化防止剤(ジブチルヒドロキシトルエン等)、清涼剤(1−メントール、カンフル等)、香料、紫外線吸収剤、天然色素などを本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
尚、本発明の養毛・育毛剤の溶媒として、上述したように、水及び/或いはエタノールが使用されるが、水については、40〜90重量%の範囲内であり、エタノールについては10〜50重量%の範囲内で使用される。
本発明の養毛・育毛剤は、常法に従って、例えばローション、エアゾール、クリーム等の種々の剤型に製造し、養毛、育毛及び/又は白髪染めのために、それを目的とする局所(頭皮或いは毛髪)に、その剤型に従って塗布又は噴霧して適用される。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
〔処方例〕養毛・育毛剤の製造
化粧品原料として製造されている市販の化粧品原料用植物抽出液を用いた。、本発明の養毛・育毛剤を常法により調製した。尚、ミネラル成分を配合するため、ミネラルウォーター(鉄イオン含有量0.5g/1000cm3;金属イオン総量1.0g/1000cm3)を用いた。
〔処方例1〕ヘアートニック
重量%
1.植物抽出液
オタネニンジンエキス 0.80
センブリエキス 0.70
ゲンチアナエキス 0.50
カミツレエキス 0.50
ボタンエキス 0.27
アルテア根エキス 0.20
フユボダイジュ花エキス 0.20
アルニカ花エキス 0.10
カワラヨモギエキス 0.80
オドリコソウエキス 0.10
オランダカラシエキス 0.10
ゴボウエキス 0.10
セイヨウキズタエキス 0.10
ニンニクエキス 0.10
マツエキス 0.10
ローズマリーエキス 0.10
ローマカミツレエキス 0.10
2.エリスルロース 5.00
3.ミネラルウォーター 1.50
4.変性アルコール 25.00
5.1,3−ブチレングリコール 10.00
6.グリチルリチン酸2K 0.10
7.フェノキシエタノール 0.50
8.加水分解シルク 0.10
9.プラセンタエキス 0.50
10.渇藻エキス 0.50
11.水 100とする残余
〔処方例2〕ヘアートニック
重量%
1.植物抽出液
ゲンチアナエキス 0.95
カミツレエキス 0.95
オタネニンジンエキス 0.50
センブリエキス 0.95
アルニカエキス 0.10
オドリコソウエキス 0.10
オランダカラシエキス 0.10
ゴボウエキス 0.10
セイヨウキズタエキス 0.10
ニンニクエキス 0.10
マツエキス 0.10
ローズマリーエキス 0.10
ローマカミツレエキス 0.10
アルテア根エキス 0.30
シナノキエキス 0.35
フユボダイジュ花エキス 0.30
2.エリスルロース 4.00
3.ミネラルウォーター 1.00
4.変性アルコール 20.00
5.1,3−ブチレングリコール 5.50
6.グリチルリチン酸 0.10
7.フェノキシエタノール 0.40
8.ペンチレングリコール 2.00
9.ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン 0.30
10.プラセンタエキス 0.50
11.加水分解ケラチン 0.50
12.加水分解コンキオリン 0.50
13.メントール 1.00
14.水 100とする残余
〔処方例3〕ヘアトリートメント
重量%
1.植物抽出液
ログウッドエキス 0.50
カミツレエキス 0.10
センブリエキス 0.10
クララエキス 0.10
ヒキオコシエキス 0.10
アルニカエキス 0.02
オドリコソウエキス 0.02
オランダカラシエキス 0.02
ゴボウエキス 0.02
セイヨウキズタエキス 0.02
ニンニクエキス 0.02
マツエキス 0.02
ローズマリーエキス 0.02
ローマカミツレエキス 0.02
2.加水分解シルク 0.50
3.ヒドロキシプロピルセルロース 0.60
4.ジメチコンコポリオール 0.10
5.ポリオクタニウム−10 0.10
6.PEG-15ココポリアミン 0.05
7.ココイルアルギニンエチルPCA 0.10
8.プラセンタエキス 0.50
9.エリスルロース 5.00
10.ミネラルウォーター 0.50
11.1,3−ブチレングリコール 4.00
12.加水分解ケラチン 0.50
13.カルボキシメチルキチン 0.10
14.エタノール 1.00
15.フェノキシエタノール 0.70
16.水 100とする残余
〔処方例4〕ヘアクリーム
重量%
1.植物抽出液
ダイズエキス 0.50
チュベロース多糖体 2.00
ログウッドエキス 0.50
2.オリザノール及びレシチンの混合物 4.00
3.グリセリン 3.00
4.カラギーナン 2.50
5.トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 4.00
6.スクワラン 7.00
7.エリスルロース 5.00
8.ミネラルウォーター 10.00
9.変性アルコール 1.00
10.1,3−ブチレングリコール 5.00
11.グリチルリチン酸 0.10
12.フェノキシエタノール 0.50
13.グリセリン脂肪酸エステル 4.00
14.水 100とする残余
〔試験例〕
本発明の養毛・育毛剤の発毛 促進効果を調べるために、白髪を持ち毛髪の薄くなった30代〜50代の男性パネラー11名に対し、次の試験を行った。
毎日就寝前に洗髪を行った後、毛髪の薄くなった箇所に、処方例1の組成の本発明のヘアートニック(以下、単に「処方例1」と称する。)を1〜2g程度擦り込み、頭皮を約5分間程度マッサージした。そして翌朝、もう一度処方例1を1〜2g程度擦り込み、頭皮を約5分間程度マッサージした
上記の使用方法で処方例1を毎日使用したところ、1週間経過後にパネラー11名中11名全員の白髪がそれほど目立たないダークブラウンに変色した。更に、処方例1を毎日使用し1ヶ月続けたところ、パネラー11名中7名に産毛状の毛髪がはえてきた。上記7名の産毛状の毛髪が平均して2cm程度まで成長した。個人により多少の相違はあるが、平均1〜2ケ月で上記産毛状の毛髪が通常の毛髪と区別が付かない程度にまで成長した。また、全員が白髪の色を自然な濃い小麦色にすることができた。処方例2、3、4の組成物を併用することで効果を向上することができた。

Claims (4)

  1. (a)サンショウ、オタネニンジン、センブリ、クララ、モモ、センキュウ、トウキ、アロエベラ、カワラヨモギ、シナノキ、カンゾウ、アルニカ、オドリコソウ、オランダカラシ、ゴボウ、セイヨウキズタ、ニンニク、マツ、ローズマリー、カミツレ、ローマカミツレ、オクラ、ゲンチアナ、ボタン、アルテア、フユボダイジュ、ヒキオコシ、ダイズ、ログウッド、チュベロースからなる群から選ばれた少なくとも1種の植物の水及び/又はアルコールによる抽出物を植物抽出物として、組成物全体に対し0.001〜3重量%含有し
    (b)エリスルロース、ジヒドロキシアセトン、イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石酸アルデヒド及びピラゾリン−4,5−ジオン誘導体からなる群から選ばれた1種以上の成分をセルフタンニング剤として、組成物全体に対し0.5〜10.0重量%含有し
    (c)鉄(II及びIII)イオンをミネラル成分として組成物全体に対し0.10〜20ppmの濃度範囲で含有することを特徴とする養毛・育毛剤。
  2. 植物抽出物として、サンショウ、オタネニンジン、センブリ、クララ、モモ、センキュウ、トウキ、アロエベラ、カワラヨモギ、シナノキ、カンゾウ、アルニカ、オドリコソウ、オランダカラシ、ゴボウ、セイヨウキズタ、ニンニク、マツ、ローズマリー、カミツレ、ローマカミツレ、オクラ、ゲンチアナ、ボタン、アルテア、フユボダイジュ、ヒキオコシ、ダイズ、ログウッド、チュベロースからなる群から選ばれた10種以上の植物の水及び/又はアルコールによる抽出物を組成物全体に対し0.001〜3重量%含有したことを特徴とする、請求項1記載の養毛・育毛剤。
  3. 鉄(II及びIII)イオンと、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、マンガンイオン、亜鉛イオン、ニッケルイオン、セレンイオン、リチウムイオン、鉛イオン、ストロンチウムイオン、銅イオン、アルミニウムイオン、マンガンイオンからなる群から選ばれた1種以上の金属イオンをミネラル成分として含有し、
    前記鉄イオンの濃度が組成物全体に対し0.10ppm以上であって、ミネラル成分全体の濃度が組成物全体に対し0.10〜20ppmの範囲内であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の養毛・育毛剤。
  4. ミネラルウォーターを用いて、鉄(II及びIII)イオンの含有量が調製されたことを特徴とする、請求項1乃至3に記載の養毛・育毛剤。
JP2003278664A 2003-07-23 2003-07-23 染毛効果を有する養毛・育毛剤 Expired - Lifetime JP3834570B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278664A JP3834570B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 染毛効果を有する養毛・育毛剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278664A JP3834570B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 染毛効果を有する養毛・育毛剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005041826A JP2005041826A (ja) 2005-02-17
JP3834570B2 true JP3834570B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=34265009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003278664A Expired - Lifetime JP3834570B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 染毛効果を有する養毛・育毛剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3834570B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015035585A1 (zh) * 2013-09-12 2015-03-19 拉芳家化股份有限公司 一种含高效防脱复合剂的香波组合物

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006009850A1 (de) * 2006-03-01 2007-09-06 Beiersdorf Ag Verwendung von Glycyrrhetinsäure und/oder Glycyrrhizin zur Herstellung kosmetischer Zubereitungen zur Bräunung der Haut
DE102006038628A1 (de) * 2006-08-17 2008-02-21 Henkel Kgaa Farbintensivierung
FR2964320B1 (fr) * 2010-09-06 2013-06-14 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins une polyamine grasse, au moins un polyol et au moins un epaississant particulier
FR2977796B1 (fr) * 2011-07-12 2014-12-19 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins une polyamine, au moins un polyol et au moins un polymere epaississant associatif anionique
FR2977795B1 (fr) * 2011-07-12 2014-06-27 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins une polyamine grasse , au moins un polyol et au moins un polyurethane non ionique
JP2013147491A (ja) * 2011-12-22 2013-08-01 Hoyu Co Ltd 白毛数抑制剤及び非治療的な美容方法
JP2013203730A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 発毛促進剤
JP5960500B2 (ja) * 2012-05-15 2016-08-02 株式会社コスモビューティー 毛髪用化粧料
JP2017226620A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 ライオン株式会社 染毛剤組成物
CN116509774B (zh) * 2023-06-28 2023-09-08 云南群优生物科技有限公司 一种含青蒿提取物的去屑洗发制剂及其制备方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2588473B1 (fr) * 1985-10-16 1988-06-10 Oreal Utilisation de la 2,3-indolinedione pour la coloration des fibres keratiniques
JP2871763B2 (ja) * 1989-12-15 1999-03-17 株式会社資生堂 テストステロン―5α―レダクターゼ阻害剤
JPH04208214A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Seiho Kikaku Kk 頭髪用染毛剤及びその製造方法並びにその染毛方法
JP2964884B2 (ja) * 1994-10-12 1999-10-18 株式会社毛髪クリニックリーブ二十一 毛髪発毛育毛装置
JPH09249539A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Lion Corp 頭髪化粧料
FR2746391B1 (fr) * 1996-03-22 1998-04-17 Oreal Compositions cosmetiques a base de pyrazolin-4,5-diones, nouvelles pyrazolin-4,5 diones, procedes de preparation et utilisations
US6113888A (en) * 1999-06-15 2000-09-05 Neutrogena Corporation Self-tanning mousse
JP2001181148A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Lion Corp 毛髪用化粧料組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015035585A1 (zh) * 2013-09-12 2015-03-19 拉芳家化股份有限公司 一种含高效防脱复合剂的香波组合物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005041826A (ja) 2005-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2005253766B2 (en) Haircare compositions and methods
AU2010246469B2 (en) Methods for treating skin conditions
WO2000006144A1 (en) Pharmaceutical compositions and methods for managing scalp conditions
EP1948236A2 (en) Methods and compositions for treatment of skin
WO2002100359A1 (fr) Preparations capillaires et/ou pour le cuir chevelu
JP3834570B2 (ja) 染毛効果を有する養毛・育毛剤
CN109846740B (zh) 皮肤护理组合物及其制备方法和应用
JP3596835B2 (ja) 養毛剤
US20050209131A1 (en) Composition containing peptides complexed with a copper ion
US6767534B1 (en) Post hair removal skin care lotion
CN111936130B (zh) 包含锶和甲基磺酰基甲烷(msm)的局部制剂及治疗方法
JP5933207B2 (ja) 化粧品用皮膚刺激緩和剤、及び、化粧品組成物
JPH11139951A (ja) 化粧料
JPH07101836A (ja) 毛髪処理剤
JPH09241137A (ja) 養毛・育毛剤
EP2198847A2 (en) Compositions comprising self-tanning agents and plant extracts
JP3133532B2 (ja) 養毛化粧料
JPH11302133A (ja) 頭皮頭髪用化粧料
JPH10273424A (ja) 頭髪用化粧料
JPH1087440A (ja) 養毛化粧料
JP3014215B2 (ja) 養毛化粧料
JP2811481B2 (ja) 養毛料
JPH1017440A (ja) 養毛・育毛剤
JPH11263714A (ja) 頭皮頭髪用化粧料
JPH09227342A (ja) 養毛・育毛剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3834570

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term