JP3831684B2 - 加湿器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイナスイオン発生器を備えた加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、加湿器として、マイナスイオン発生器を備えたものが公知である。この加湿器では、ファンにより空気流れを形成し、その空気流れの途中にマイナスイオン発生器を配設することにより、マイナスイオンの供給範囲を広げるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の加湿器では、マイナスイオンの供給範囲を広げるためにファンが必須となり、構成が複雑化し、コストアップを招来する。
【0004】
そこで、本発明は、簡単かつ安価な構成であるにも拘わらず、マイナスイオンの供給範囲を広げることのできる加湿器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、加湿器本体の内容器に収容した液体を加熱手段により加熱し、発生する蒸気を外部に排出するようにした加湿器において、
前記加湿器本体の下部に空気吸込部、上部に空気排出部をそれぞれ設け、加湿器本体と内容器との間に形成される内部空間内に、前記空気吸込部と前記空気排出部を結ぶ空気通路を形成すると共に、該空気通路内にマイナスイオン発生器を配置し、前記空気通路内の空気が、前記加熱手段による液体加熱時の熱に基づいて空気吸込口から空気排出口への空気流れを生じさせるようにし
前記加熱手段は、前記内容器内の液体を沸騰させるメインヒータと、沸騰後に加湿を続行するためのサブヒータとで構成し、該サブヒータによる加熱開始に連動してマイナスイオン発生器への通電を開始するようにしたものである。
【0006】
この構成により、加熱手段により液体を加熱すれば、その熱によって空気通路内の空気を暖めて上方に移動させることができ、空気吸込口から空気排出口への空気流れを自動的に発生させることが可能となる。空気流れの途中にはマイナスイオン発生器を配置しているので、発生したマイナスイオンは、空気通路内の空気流れに乗って外部の広い範囲へと流動する。
【0008】
前記加湿器本体の内部空間に形成する空気通路は、少なくとも水位管のガイド部を備えたガイド部材の一部と、加湿器本体の一部とで構成すると、部品の共用化を図ってシンプルな構成とすることが可能となる点で好ましい。
【0009】
前記ガイド部材の下端を、前記加湿器本体の底面から立設した起立壁の上端よりも下方に位置させることにより、内部空間と空気通路とを連通すると、空気吸込口から水等が内部空間内に侵入することを防止しつつ、空気通路内にスムーズな空気流れを得ることが可能となる点で好ましい。
【0010】
前記空気通路内に湿度センサを設けると、空気通路内で発生した空気流れによって空気吸込口から周囲の空気を吸い込ませることができるので、湿度センサによる検出精度を高めることが可能となる点で好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0012】
図1及び図2は、本実施形態に係る加湿器を示す。この加湿器は、加湿器本体1の内容器2内に収容した水を、内容器2の下面に配設した加熱手段であるメインヒータ3aにより加熱し、沸騰後、サブヒータ3bに切り替えて加熱を続行することにより、蓋体4に形成した図示しない通路を介して周囲に水蒸気を供給する。加湿器本体1と内容器2とで区画される内部空間5には、前記メインヒータ3a及びサブヒータ3bのほか、ガイド部材6が設けられ、加湿器本体1との間に空気通路7を形成している。加湿器本体1の底面には、外周側に環状突部8が形成され、その外周位置には図示しない仕切壁によって区画された各位置に空気吸込口9がそれぞれ穿設されている。空気吸込口9を底面に形成したのは、デザイン上の問題である。空気通路7内には、空気吸込口9の内方近傍に湿度センサ10が設けられている。環状突部8は、加湿器本体1の前面側に位置する部分に上方に延在する起立壁11を備えている。また、加湿器本体1の上部前面には排出口12が段状に形成され、外部からの異物の侵入が防止されている。
【0013】
ガイド部材6は、図3に示すように、図示しない表示操作基板を装着するための第1ガイド部13と、加湿器本体1とで空気通路7を構成する第2ガイド部14と、図示しない水位管を保持する第3ガイド部15とで構成されている。ガイド部材6は、上端舌片16、下端係止片17、及び上下両側のボス部6aを利用して加湿器本体1に固定される。
【0014】
第1ガイド部13は、前面より突出するボス部13aに図示しない表示操作基板がネジ止めされる。表示操作基板に実装したスイッチや表示パネルは、加湿器本体1の前面から操作及び目視可能である。
【0015】
第2ガイド部14は、上壁、両側壁によって囲まれ、加湿器本体1とで空気通路7を構成する凹所18を備える。凹所18には、上部前面にリブ18a及びボス部18bが突設され、そこにはマイナスイオン発生器19が前記ボス部18bにネジ止めされることにより固定されている。また、マイナスイオン発生器19の下方側には複数のスリット20が並設されている。スリット20は、メインヒータ3a又はサブヒータ3bで暖められた内部空間5の空気を、前記空気通路7へと流出させる。第2ガイド部14の下部背面には矩形枠部21が突設されている。矩形枠部21の内側基部にはリブ21aが形成され、内側背面にはボス部21bが形成されている。矩形枠部21の内側にはマイナスイオン発生器19を駆動制御するための制御基板22が配設され、前記ボス部21bにネジ止めされている。制御基板22からのリード線(図示せず)は、切欠部23を介してマイナスイオン発生器19に接続される。第2ガイド部14の下端は、加湿器本体1の底面から突出させた環状突部8の外周側で、起立壁11の上端よりも低い位置まで延設されている。これにより、ガイド部材6と環状突部8及び起立壁11とで形成される内部通路24を介して内部空間5の空気を空気通路7へと導くことができると共に、万一、底面の空気吸込口9から水等が侵入しても、起立壁11により内部空間5まで至ることを適切に防止することが可能となる。
【0016】
第3ガイド部15は、上下に支持片が形成され、水位管が保持される。前面中央部には上下方向に並設される傾斜した着色部が形成され、水位管内の水位を視認しやすくなっている。
【0017】
次に、前記加湿器の動作について説明する。
【0018】
図示しない電源を入れると、メインヒータ3aへの通電が開始され、液体が加熱される。その後、液体が沸騰して水蒸気が発生すれば、通電がメインヒータ3aからサブヒータ3bに切り替えられる。発生した水蒸気は図示しない通路を介して排出される。また、サブヒータ3bへの通電開始に伴い、マイナスイオン発生器19への通電が開始される。メインヒータ3a及びサブヒータ3bへの通電により、内部空間5さらには空気通路7内の空気も昇温して上動し、図1中、破線で示すように、空気吸込口9から外気が、スリット20及び内部通路24から内気がそれぞれ吸い込まれ、吸込まれた空気は排出口12から外部に排出される空気流れが発生する。サブヒータ3bへの通電制御は、前述のように、サブヒータ3bへの通電に伴って空気流れが発生する空気通路7内に設けた湿度センサ10で行っているため、湿度センサ10の検出精度が向上し、検出湿度は周囲の雰囲気湿度にほぼ一致した値となる。また、マイナスイオン発生器19により発生したマイナスイオンは、前記空気流れに従って加湿器の周囲の広い範囲に供給される。
【0019】
このように、前記加湿器によれば、メインヒータ3a及びサブヒータ3bからの熱を、空気通路7内での空気流れに利用しているので、ファン等の別部品を必要とせず、マイナスイオンを周囲の広い範囲に供給することが可能となる。しかも、周囲雰囲気が吸い込まれる空気通路7に設けた湿度センサ10での検出湿度に基づいてサブヒータ3bへの通電を制御しているので、加湿器が設置される場所に於ける実際の湿度に近い値に基づいて適切に加湿することができる。また、サブヒータ3bへの通電に連動してマイナスイオン発生器19への通電を開始しているので、空気通路7に空気流れが形成される場合にのみマイナスイオンを発生させることができる。
【0020】
なお、内容器2内の水がなくなれば、蓋体4を開放して水を補給する。その際、加湿器本体1の下面に形成した空気吸込口9を介して内部に水等が侵入しようとする。しかしながら、加湿器本体1内には環状突部8が形成されると共に、空気吸込口9近傍には環状突部8からさらに延びる起立壁11が形成されているため、水等の侵入は確実に阻止される。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、加熱手段による液体加熱時の熱影響に基づいて空気吸込口から空気排出口への空気流れを生じさせる空気通路内にマイナスイオン発生器を配設するようにしたので、ファン等を必要とすることなく、簡単かつ安価な構成であるにも拘わらず、加湿を開始すれば自動的に発生する空気流れに従ってマイナスイオンを周囲の広い範囲に供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る加湿器の部分断面図である。
【図2】 (a)は図1の加湿器に採用されるガイド部材の正面図、(b)はその横断面図である。
【図3】 (a)は図2のA−A線断面図、(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断面図である。
【符号の説明】
1…加湿器本体
2…内容器
3a…メインヒータ
3b…サブヒータ
4…蓋体
5…内部空間
6…ガイド部材
7…空気通路
8…環状突部
9…空気吸込口
10…湿度センサ
11…起立壁
12…排出口
13…第1ガイド部
14…第2ガイド部
15…第3ガイド部
16…上端舌片
17…下端係止片
18…凹所
19…マイナスイオン発生器
20…スリット
21…矩形枠部
22…制御基板
23…切欠部
24…内部通路

Claims (4)

  1. 加湿器本体の内容器に収容した液体を加熱手段により加熱し、発生する蒸気を外部に排出するようにした加湿器において、
    前記加湿器本体の下部に空気吸込部、上部に空気排出部をそれぞれ設け、加湿器本体と内容器との間に形成される内部空間内に、前記空気吸込部と前記空気排出部を結ぶ空気通路を形成すると共に、該空気通路内にマイナスイオン発生器を配置し、前記空気通路内の空気が、前記加熱手段による液体加熱時の熱に基づいて空気吸込口から空気排出口への空気流れを生じさせるようにし
    前記加熱手段は、前記内容器内の液体を沸騰させるメインヒータと、沸騰後に加湿を続行するためのサブヒータとで構成し、該サブヒータによる加熱開始に連動してマイナスイオン発生器への通電を開始するようにしたことを特徴とする加湿器。
  2. 前記加湿器本体の内部空間に形成する空気通路は、少なくとも水位管のガイド部を備えたガイド部材の一部と、加湿器本体の一部とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 前記ガイド部材の下端を、前記加湿器本体の底面から立設した起立壁の上端よりも下方に位置させることにより、内部空間と空気通路とを連通したことを特徴とする請求項2に記載の加湿器。
  4. 前記空気通路内に湿度センサを設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の加湿器。
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