JP3830713B2 - コンテンツ保存装置及びコンテンツ保存方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ配信に基づく予約保存システムにおいてコンテンツ保存装置を用いて予約保存を行うものであって、予約保存に失敗した時のコンテンツ内容記憶領域の領域開放、およびコンテンツ予約情報の保持に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、コンテンツ配信に基づく予約保存システムにおいて、コンテンツ保存装置を用いて予約保存を行うことの出来るシステムが多数考案されている。
【0003】
例えば、特開平2−189753号公報では、テレビジョン映像信号の垂直ブランキング期間に重畳されたテレテキスト信号に含まれる放送予定の番組表(EPG:ELECTRIC PROGRAM GUIDE)を抽出し、このコンテンツを予約保存のためのコンテンツ予約情報として利用して、テレビ番組(コンテンツ)の録画予約を行うことで、コンテンツの予約保存を支援するものである。
【0004】
又、現在、パーソナルコンピュータなどの限られたメモリ容量しか持たない装置においては、限られたメモリ領域を有効に利用するために、メモリの確保、開放を効率的に行うことを目的として様々な発明がなされている。
【0005】
例えば、特開平3−48950号公報では、限られたメモリ領域を有効に活用するために、メモリを確保する際、所定の領域を一括して確保し、その領域を複数のメモリ領域に分割して用いる情報処理システムにおいて、前記メモリの状態を前記メモリ領域毎に管理する複数のメモリ管理テーブルと、各メモリ管理テーブルを管理するテーブル管理テーブルと、該テーブル管理テーブルによって前記確保したメモリ領域を管理するメモリ確保手段と、各フェーズの終了時点で不要となるメモリ管理テーブルを前記テーブル管理テーブルより探し出し、前記メモリ管理テーブルを更新することによりメモリ開放を行うメモリ開放手段とを有することを特徴するメモリ管理方式が考案されている。
【0006】
これによって、テーブルの種別により各種のテーブルを一括管理しているため、メモリ領域を開放する際に、一つ一つのテーブルを開放して行くことが無く、同様のテーブルを1回で開放でき、メモリ管理を高速に行うことができるという効果がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平3−48950号公報には問題がある。それは、メモリの開放を行う際に、開放する必要のないメモリ領域まで開放を行っているという点である。
【0008】
以下詳しく述べると、特開平3−48950号公報では、所定のメモリ領域を確保する際に、所定のメモリ領域を、複数の分割されたテーブルの集まりとして確保する。
【0009】
そして、所定のメモリ領域を構成する複数のテーブルの管理は、テーブル管理テーブルが行っている。所定のメモリ領域が不要になったら、テーブル管理テーブルが管理している複数のテーブル領域をすべて開放することで、不要となるメモリ領域をすべて削除し、メモリの確保/開放時の高速化を図っている。
【0010】
今、特開平3−48950号公報で発明されている技術を、特開平2−198753号公報で述べられているコンテンツ予約保存時の処理で応用すると、ユーザがあるコンテンツAの予約保存の命令を出力した場合、メモリ上には、図3で示すように、コンテンツ予約情報30として、コンテンツのタイトル33、チャンネル名34、放送時間35、その他の必要情報36を記憶するためのテーブル、又、コンテンツ内容自体を記録するためのコンテンツ内容記憶領域37というテーブルがメモリ上確保され、これらのテーブルを、テーブル管理テーブル31中に存在するコンテンツAテーブル管理域32が管理することになる。具体的には、コンテンツAテーブル管理域32は、コンテンツのタイトル33、チャンネル名34、放送時間35、その他の必要情報36を記憶するためのテーブル、コンテンツ内容自体を記録するためのコンテンツ内容記憶領域37というテーブルの各々のアドレスを記憶している。
【0011】
ここで、図3のタイトル33というテーブルにはコンテンツAのタイトルが記憶され、チャンネル名34というテーブルには、コンテンツAの放送チャンネル名が記憶され、放送時間35というテーブルには、コンテンツAの放送時間(開始時刻と終了時刻)が記憶され、その他必要情報36というテーブルには、コンテンツAのジャンルなどその他の必要情報が記憶され、コンテンツ内容記憶領域37というテーブルには、実際にコンテンツAの記憶が行われることを示している。
【0012】
もし、コンテンツAの配信開始時刻になっても装置の電源が入っていなかったなどの理由により予約保存に失敗したとすると、コンテンツAテーブル管理域32で管理しているタイトル33、チャンネル名34、放送時間35、その他必要情報36を記憶するテーブルと、コンテンツ内容自体を記憶するためのコンテンツ内容記憶領域37のテーブル領域は不用になるため、特開平3−48950の発明を用いると、あらかじめ確保していたタイトル33、チャンネル名34、放送時間35、その他必要情報36、コンテンツ内容記憶領域37の不要なテーブル領域はすべて開放することとなる。
【0013】
しかし、ここで不要となったこれらのテーブル領域をすべて開放するのは問題である。なぜならば、ここで、タイトル33、チャンネル名34、放送時間35、その他必要情報36から構成されているコンテンツ予約情報30のテーブル領域を削除してしまうと、利用者が何のコンテンツを予約保存しようとしていたかという情報まで削除されてしまい、利用者が何のコンテンツを予約保存しようとしていたか後から確認することが出来なくなってしまうからである。
【0014】
この問題を解決するための方法として、まず、タイトル33、チャンネル名34、放送時間35、その他必要情報36などのコンテンツ予約情報30と、コンテンツ内容記憶領域37のテーブル領域をすべて残しておくという方法が考えられる。しかし、この方法だと、利用者がコンテンツ予約保存の命令処理を出力した時に確保されたタイトル33、チャンネル名34、放送時間35、その他必要情報36、コンテンツ内容記憶領域37などのテーブル領域がすべて確保され続ける状態となるので、不要なメモリ領域が確保された状態が続き、メモリの効率的利用を行うことが出来ない。
【0015】
次に、コンテンツ予約保存に失敗したしたことを確かめた利用者が、確保されていた領域を手動で開放してやるという方法が考えられる。しかし、これでは利用者の操作が複雑になるし、利用者が領域を開放する作業をするまでは、保存領域が利用できず、コンテンツ保存装置全体の仕様可能なメモリ容量が少なくなる。
【0016】
よって、本発明では、コンテンツ予約保存に失敗したとしても、確保していた領域の中から、利用者が何のコンテンツを予約保存しようとしていたか確認できるコンテンツ予約情報30(コンテンツのタイトル名、配信されるチャンネル名、放送時間等)のみを残して、コンテンツ内容記憶領域37は自動的に開放することが出来るコンテンツ保存装置を提供してやることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンテンツ保存装置は上記課題を解決するために、予約情報記憶手段と、
通信網を介して放送又は配信される音楽・映像等のコンテンツを予約保存するための予約情報を入力する予約情報入力手段と、
該予約情報入力手段によって入力された予約情報を、前記予約情報記憶手段のコンテンツ予約情報記憶領域に保存する予約情報保存手段と、
前記予約情報入力手段から入力された予約情報に基づいて、コンテンツを記憶するためのコンテンツ内容記憶領域を前記入力された予約情報毎に前記予約情報記憶手段に、当該予約情報の入力に連携して予め確保する記憶領域確保手段と、
前記予約情報入力手段によって入力されたコンテンツの予約情報に基づいて、通信網を介して放送又は配信されるコンテンツを前記コンテンツ内容記憶領域に保存するコンテンツ保存手段と、
前記コンテンツ保存手段による予約保存が行われなかったコンテンツがあるか否かを前記コンテンツ予約情報記憶領域に保存されている予約情報から判断する予約保存判定手段と、
該予約保存判定手段により予約保存が行われなかったコンテンツがあると判断された場合に、前記予約情報保存手段により保存され、前記予約保存が行われなかったコンテンツに関する予約情報を保持した状態で前記予約保存が行われなかったコンテンツに関するコンテンツ内容記憶領域の確保を解除する記憶領域開放手段とを備えている。
【0018】
これによって、予約保存に失敗した判断対象のコンテンツのコンテンツ予約情報を削除対象から外す事により、利用者がその情報を得て何のコンテンツを予約保存しようとしていたのかが予約保存に失敗した後でも、明確に認識できる。
【0019】
また、予約情報入力手段によって入力される情報は、コンテンツが放送又は配信される時間情報およびチャンネル情報である
【0020】
又、前記記憶領域開放手段により前記コンテンツ内容記憶領域の確保が解除された場合に、予約保存が行われなかったコンテンツがある旨を表示する表示手段を備えたものである。
【0021】
通信網を介して放送又は配信される音楽・映像等のコンテンツを予約保存するための予約情報を入力するステップと、
入力された予約情報を、約情報記憶手段のコンテンツ予約情報記憶領域に保存するステップと、
入力された予約情報に基づいて、コンテンツを記憶するためのコンテンツ内容記憶領域を前記入力された予約情報毎に前記予約情報記憶手段に、当該予約情報の入力に連携して予め確保するステップと、
入力されたコンテンツの予約情報に基づいて、通信網を介して放送又は配信されるコンテンツを前記コンテンツ内容記憶領域に保存するステップと、
予約保存が行われなかったコンテンツがあるか否かを前記コンテンツ予約情報記憶領域に保存されている予約情報から判断するステップと、
該判断するステップにより予約保存が行われなかったコンテンツがあると判断された場合に、前記予約情報を保存するステップにより保存され、前記予約保存が行われなかったコンテンツに関する予約情報を保持した状態で前記予約保存が行われなかったコンテンツに関するコンテンツ内容記憶領域の確保を解除するステップとからなるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のコンテンツ保存装置及びコンテンツ保存方法の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明で考案したコンテンツ保存装置の機能的構成を示した図である。
【0024】
有線・無線等の通信回線を介して、コンテンツの配信情報やコンテンツを受信する通信部1、通信部1より得たコンテンツ配信情報を抽出するコンテンツ配信情報抽出部2、通信部1より配信されたコンテンツを抽出するコンテンツ抽出部3、コンテンツ配信情報抽出部2より抽出されたコンテンツ配信情報を記憶するコンテンツ配信情報記憶部4、利用者が予約保存情報を入力したときにその情報を表示したり、利用者に対し予約保存を失敗したこと表示して知らせる機能を持つ表示装置5、各構成要素の制御をつかさどるCPU(中央演算処理装置)6、利用者がコンテンツの予約保存命令を入力する入力装置7、利用者が予約保存設定を行ったコンテンツの配信情報が記憶されている予約情報記憶部8、予約情報記憶部8に記憶されている情報のテーブルを管理する予約情報テーブル管理部9、現在時刻を表している時計10、時計10より現在時刻を抽出する現在時刻抽出部11、利用者が予約保存を行ったコンテンツが正常に保存されたかを判定する保存処理実行判定部12、不要なメモリ上の領域を開放する予約情報削除処理部13から構成される。
【0025】
ここで、コンテンツ配信情報記憶部4、予約情報記憶部8はRAM(RANDAM ACCESS MEMORY)で構成される。又、コンテンツ配信情報抽出部2、コンテンツ抽出部3、予約情報テーブル管理部9、現在時刻抽出部11、保存処理実行判定部12、予約情報削除処理部13、保存処理部14はROM(READ ONLY MEMORY)で実装される。
【0026】
コンテンツ配信情報記憶部4には、図4で示すように各々のコンテンツの配信情報(コンテンツのタイトル、チャンネル名、放送時間)が記憶されている。記憶されているコンテンツ配信情報は、表示装置5に表示することが可能である。
【0027】
又、予約情報記憶部8には、キーボードなどに代表される入力装置7を利用して、利用者が表示装置5に表示されているコンテンツ配信情報(図4)の中から予約保存したいコンテンツをカーソル41に代表される入力装置7を利用して選択すると、そのコンテンツのタイトル、チャンネル名、放送時間がコンテンツ予約情報として予約情報記憶部8に記憶される。
【0028】
これらの情報が予約情報記憶部8に記憶されている様子を図5に示す。図5は、コンテンツ配信情報記憶部4に記憶されているコンテンツ配信情報(図4)より、利用者が、タイトルが“ニュース”と“俳句”と“歌”のコンテンツを予約保存するような命令を入力装置7から指示した時に、予約情報記憶部8にそれらの情報が記憶されているときの図である。
【0029】
図中で511、512、513の符号が付与されているものは、コンテンツのタイトルが保存されているテーブル領域であり、521、522、523の符号が付与されているものは、チャンネル名が保存されているテーブル領域であり、531、532、533の符号が付与されているものは、放送時間が保存されているテーブルであり、541、542、543の符号が付与されているものは、配信されてくるコンテンツ内容を記憶するコンテンツ内容記憶領域である。
【0030】
また、予約情報テーブル管理部9は、予約情報記憶部8に記憶された情報のテーブルを管理しているものである。具体的には、ニューステーブル管理域51は、ニュースというコンテンツを保存するために必要となる、ニュース511というタイトルや2CHというチャンネル名や7:30〜8:00までという放送時間531やコンテンツ内容記憶領域541の各テーブルのアドレス情報を保持している。
【0031】
このコンテンツ保存装置の予約保存処理について図2のフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0032】
S21では、電源が投入されるかどうかを判断する。投入されればS22へ、投入されなければS21で続けて監視を行う。
【0033】
S22では、保存未実行判定部12が起動し、予約情報記憶部8に予約情報として記憶されているにも関わらず、コンテンツ放送開始時に装置の電源が入っていなかったなどの理由で保存処理が行われていないコンテンツがあるかどうかを判断する。
【0034】
具体的には、保存未実行判定部12は、予約情報記憶部8に記憶されているコンテンツ放送時刻531、532、533と現在時刻抽出部11より抽出される現在時刻を参照して、コンテンツ放送時刻531、532、533を現在時刻が過ぎていたら、保存処理が行われていないコンテンツがあると判断して、保存未実行判定部12は、保存処理が行われていないコンテンツのタイトルを記憶し、▲1▼の処理を行う。
【0035】
保存処理が行われていないコンテンツが無ければ、S23の処理からを続けて行う。なお、▲1▼の処理の説明は、図6を参照して後ほど説明を行う。
【0036】
S23では、通信部1を介してコンテンツ配信情報抽出部2よりコンテンツ配信情報が抽出される。
【0037】
S24では、コンテンツ配信情報記憶部4にS23で抽出したコンテンツ配信情報を記憶する。コンテンツ配信情報がコンテンツ配信情報記憶部4に記憶されている様子は図4に示している。
【0038】
S25では、コンテンツ配信情報記憶部4に記憶されているコンテンツ配信情報を、利用者は表示装置5で参照して、入力装置7より、コンテンツ予約保存入力を行っている。ここで、利用者がコンテンツ予約保存入力を行うときの操作であるが、図4で示されているカーソル41によって予約保存したいコンテンツを選択することが考えられる。
【0039】
S26では、入力装置7よりコンテンツ予約保存入力が行われた情報は、予約情報記憶部8に保存される。利用者が、予約保存したいコンテンツはカーソル41を利用して選択し、そのコンテンツの情報が予約情報記憶部8に記憶されている様子を図5に示す。
【0040】
ここで、利用者が予約保存したいコンテンツを選択すると、予約情報記憶部8には、そのコンテンツのタイトル、チャンネル名、放送時間を記憶する記憶領域がテーブルとして確保され、予約保存したコンテンツのタイトル、チャンネル名、放送時間が記憶される。
【0041】
又、コンテンツ内容自体を記憶するコンテンツ内容記憶領域がテーブルとして確保される。そして、このテーブルの情報は、予約情報テーブル管理部9によって管理される。
【0042】
S26で行われる処理について、例を挙げて説明すると、例えば、いま利用者が図4の“ニュース”というコンテンツを記憶保存するように命令を出力したとすると、予約情報記憶部8には、“ニュース”というコンテンツのタイトル、チャンネル名、放送時間を記憶するテーブルが確保され、図5に示すように、“ニュース”というコンテンツのタイトル511、チャンネル名521、放送時間531が記憶される。又、ニュースというコンテンツ自体を記憶するのに必要となる容量をコンテンツ内容記憶領域541として確保する。
【0043】
以上のような流れで、利用者が予約保存命令を出力したコンテンツのコンテンツ予約情報記憶領域50とコンテンツ内容記憶領域541を予約情報記憶部8に記憶することとなる。
【0044】
S27では、利用者によって電源消去命令が出されたかどうかを判断する。電源消去命令が出されれば、終了処理を行う。出されなければ、S28へ進む。
【0045】
S28では、保存処理部14が起動する。
【0046】
S29では、S28で起動した保存処理部14は、予約情報記憶部8を参照して、予約保存命令が出されている複数のコンテンツの中から、最も現在時刻に近い時間にコンテンツの配信が始まるコンテンツの配信開始時刻、終了時刻を保持する。
【0047】
S30では、保存処理部14は、現在時刻抽出部11から抽出される現在時刻と、S29で保持したコンテンツ配信開始時刻が等しいかどうかを判断する。等しければS31へ、等しくなければS30で続けて判断しつづける。
【0048】
S31では、コンテンツ配信開始時刻になったので、保存処理部14はコンテンツの保存処理を開始する。なお、今ニュース511というコンテンツの配信時刻になったならば、コンテンツは図5のコンテンツ内容記憶領域541に記憶される。
【0049】
S32では、保存処理部14は、現在時刻抽出部11から抽出される現在時刻と、S29で保持したコンテンツ配信終了時刻が等しいかどうかを判断する。等しければS33へ、等しくなければS32で続けて判断しつづける。
【0050】
S33では、利用者によって電源消去命令が出されたかどうかを判断する。電源消去命令が出されれば、終了処理を行う。出されなければ、S23へ戻って、コンテンツ情報記憶処理を続けて行う。
【0051】
次に▲1▼の処理について図6を参照しながら、詳しく説明する。
【0052】
この処理は、図2のS22で起動した保存処理実行判定部12が、コンテンツの保存処理を正常に行えなかったコンテンツがあると判断して、コンテンツ保存のために確保していた予約情報記憶部8のテーブル領域を開放するための処理である。
【0053】
S61では、図2のS22で起動した保存処理実行判定部12は、保存処理に失敗したコンテンツのタイトル情報を保持しているので、予約情報テーブル管理部9に保存処理に失敗したコンテンツのタイトルを引き渡し、そのタイトルのコンテンツを記憶するために予め保持しているコンテンツ内容記憶領域の開始アドレスと終了アドレスを問い合わせる。
【0054】
例えば、今“ニュース”というコンテンツの保存処理に失敗していたとすると、保存処理実行判定部12は、予約情報テーブル管理部7に、“ニュース”というコンテンツを保存するために予め確保していたコンテンツ内容記憶領域のアドレスを問い合わせる。この例では、図5の541の符号で示す領域の開始アドレスと終了アドレスを問い合わせる。
【0055】
S62では、予約情報テーブル管理部9から、保存処理に失敗したコンテンツのコンテンツ内容記憶領域の開始アドレスと終了アドレスを受け取った保存処理実行判定部12は、予約情報削除処理部13に受け取った開始アドレスと終了アドレスを渡し、それを判断対象コンテンツ内容記憶領域として削除するように命令する。この例では、保存処理実行判定部12は、予約情報削除処理部13に図5の符号541で示される領域の開始アドレスと終了アドレスを渡し、この領域を削除するように命令する。
【0056】
S63では、削除する必要のあるコンテンツ内容記憶領域の開始アドレスと終了アドレスを受け取った予約情報削除処理部13は、コンテンツ内容記憶領域の削除処理を行う。この例では、予約情報削除処理部13は、図5の符号541で表される領域の削除を行う。
【0057】
S64では、保存処理実行判定部12で、保存処理に失敗した判断対象のコンテンツのタイトル情報を保持しているので、表示装置5にそのタイトルを示すなどして、利用者に保存処理が正常に行われなかったことを示す。
【0058】
S65では、保存処理実行判定部12は、保存処理に失敗した判断対象のコンテンツのタイトル情報を保持しているので、予約情報テーブル管理部9に保存処理に失敗したコンテンツのタイトルを引き渡し、そのタイトルのコンテンツを記憶するために予め保持しているコンテンツ予約情報記憶領域50の開始アドレスと終了アドレスを問い合わせる。
【0059】
例えば、“ニュース”というコンテンツの保存処理に失敗していたとすると、保存処理実行判定部12は、予約情報テーブル管理部7に、“ニュース”というコンテンツを保存するために予め確保していた判断対象のコンテンツ予約情報記憶領域50のアドレスを問い合わせる。この例では、図5の511、521、531の符号で示す領域の開始アドレスと終了アドレスを問い合わせる。
【0060】
S66では、予約情報テーブル管理部9から、保存処理に失敗したコンテンツのコンテンツ予約情報領域の開始アドレスと終了アドレスを受け取り、保存処理実行判定部12は、予約情報削除処理部13に受け取った開始アドレスと終了アドレスを渡し、コンテンツ予約情報領域を削除するように命令する。この例では、保存処理実行判定部12は、予約情報削除処理部13に図5の符号511、521、531で示される領域の開始アドレスと終了アドレスを渡し、この領域を削除するように命令する。
【0061】
最後にS67では、削除する必要のあるコンテンツ予約情報領域の開始アドレスと終了アドレスを受け取った予約情報削除処理部13は、コンテンツ予約情報領域の削除処理を行う。この例では、予約情報削除処理部13は、図5の符号511、521、531で表される領域の削除を行う。
【0062】
この様にする事によって、予約していたコンテンツの保存に失敗した場合に、事前に確保していた記憶部のコンテンツ内容記憶領域を開放する事によって、予約部情報記憶部の有効活用を図ると同時に、失敗したコンテンツの予約情報は利用者が活用可能に報知するまで残す事を可能にする事が出来る。
【0063】
【発明の効果】
本発明のコンテンツ保存装置及びコンテンツ保存方法においては、以下の効果が得られる。
【0064】
予約保存判定手段により予約保存が行われなかったコンテンツがあると判断された場合に、コンテンツ内容記憶領域の確保を解除することにより、利用者が何のコンテンツを予約保存しようとしていたか確認できる予約情報(コンテンツのタイトル名、配信されるチャンネル名、放送時間等)を残して、コンテンツを記憶するためのコンテンツ内容記憶領域を自動的に開放することができ、利用者は何のコンテンツを予約保存しようとしていたか失敗後でも明確に認識することができるとともに、メモリの有効的な利用を行うことができる。
【0065】
記憶領域開放手段によりコンテンツ内容記憶領域の確保が解除された場合に、予約保存が行われなかったコンテンツがある旨を表示することにより、利用者はその記憶領域が活用可能であることを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツ保存装置の機能的構成図である。
【図2】電源投入時の処理の流れを示す流れ説明図である。
【図3】コンテンツAの予約保存の命令を出力した場合のメモリの様子を示す説明図である。
【図4】コンテンツ配信情報記憶部の様子を示す説明図である。
【図5】予約情報記憶部に予約保存のための情報が記憶されていることを示す説明図である。
【図6】保存処理が未実行のコンテンツが発見された場合の処理を示す流れ説明図である。
【符号の説明】
1 通信部
2 コンテンツ配信情報抽出部
3 コンテンツ抽出部
4 コンテンツ配信情報記憶部
5 表示装置
6 CPU
7 入力装置
8 予約情報記憶部
9 予約情報テーブル管理部
10 時計
11 現在時刻抽出部
12 保存処理実行判定部
13 予約情報削除処理部
14 保存処理部
30 コンテンツ予約情報
31 テーブル管理テーブル
32 コンテンツAテーブル管理域
33 タイトル
34 チャンネル名
35 放送時間
36 その他必要情報
37 コンテンツ内容記憶領域
41 カーソル
50 コンテンツ予約情報記憶領域
51 ニューステーブル管理域
541 コンテンツ内容記憶領域
542 コンテンツ内容記憶領域
543 コンテンツ内容記憶領域

Claims (4)

  1. 予約情報記憶手段と、
    通信網を介して放送又は配信される音楽・映像等のコンテンツを予約保存するための予約情報を入力する予約情報入力手段と、
    該予約情報入力手段によって入力された予約情報を、前記予約情報記憶手段のコンテンツ予約情報記憶領域に保存する予約情報保存手段と、
    前記予約情報入力手段から入力された予約情報に基づいて、コンテンツを記憶するためのコンテンツ内容記憶領域を前記入力された予約情報毎に前記予約情報記憶手段に、当該予約情報の入力に連携して予め確保する記憶領域確保手段と、
    前記予約情報入力手段によって入力されたコンテンツの予約情報に基づいて、通信網を介して放送又は配信されるコンテンツを前記コンテンツ内容記憶領域に保存するコンテンツ保存手段と、
    前記コンテンツ保存手段による予約保存が行われなかったコンテンツがあるか否かを前記コンテンツ予約情報記憶領域に保存されている予約情報から判断する予約保存判定手段と、
    該予約保存判定手段により予約保存が行われなかったコンテンツがあると判断された場合に、前記予約情報保存手段により保存され、前記予約保存が行われなかったコンテンツに関する予約情報を保持した状態で前記予約保存が行われなかったコンテンツに関するコンテンツ内容記憶領域の確保を解除する記憶領域開放手段とを備えることを特徴としたコンテンツ保存装置。
  2. 前記予約情報入力手段によって入力される情報は、コンテンツが放送又は配信される時間情報およびチャンネル情報であることを特徴とした請求項1記載のコンテンツ保存装置。
  3. 前記記憶領域開放手段により前記コンテンツ内容記憶領域の確保が解除された場合に、予約保存が行われなかったコンテンツがある旨を表示する表示手段を、さらに備えた請求項1記載のコンテンツ保存装置。
  4. 通信網を介して放送又は配信される音楽・映像等のコンテンツを予約保存するための予約情報を入力するステップと、
    入力された予約情報を、約情報記憶手段のコンテンツ予約情報記憶領域に保存するステップと、
    入力された予約情報に基づいて、コンテンツを記憶するためのコンテンツ内容記憶領域を前記入力された予約情報毎に前記予約情報記憶手段に、当該予約情報の入力に連携して予め確保するステップと、
    入力されたコンテンツの予約情報に基づいて、通信網を介して放送又は配信されるコンテンツを前記コンテンツ内容記憶領域に保存するステップと、
    予約保存が行われなかったコンテンツがあるか否かを前記コンテンツ予約情報記憶領域に保存されている予約情報から判断するステップと、
    該判断するステップにより予約保存が行われなかったコンテンツがあると判断された場合に、前記予約情報を保存するステップにより保存され、前記予約保存が行われなかったコンテンツに関する予約情報を保持した状態で前記予約保存が行われなかったコンテンツに関するコンテンツ内容記憶領域の確保を解除するステップとからなることを特徴としたコンテンツ保存方法。
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