JP3830622B2 - 車両用ルーフキャリア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用ルーフキャリアに関し、特にスライド型かつ横バー格納型のルーフキャリアにおける改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用ルーフキャリアは、自動車のルーフパネル上に荷物を積載するための枠台であって、この種の従来の車両用ルーフキャリアのうち、とりわけ、スライド型かつ横バー格納型のものとしては、例えば実開平1−122344号公報に記載されているものが知られている。
【0003】
図25に基づいて概略を説明すれば、ルーフパネル1上の左右の車体前後方向に沿って配設された一対のルーフレール2,2と、該両ルーフレール2,2の間に車体巾方向に沿って配設された一対の横バー3,3とを有している。前記ルーフレール2,2は、夫々の前後端部に有する台座4a,4b,4c,4dがルーフパネル1上にボルト等によって固定されていると共に、対向する側部に受け部材5a,5bが車体前後方向へスライド自在に設けられている。また、前記横バー3,3は、夫々の反対側の各一端部3a,3aが前記受け部材5a,5bに着脱自在に取り付けられていると共に、各他端部3b,3bがルーフレール2,2の対向側部に回動自在及び前後方向へスライド自在に設けられている。
【0004】
そして、ルーフパネル1上に荷物を載置支持する際には、予めルーフレール2,2の側部に格納された各横バー3,3の一端部3a,3aを受け部材5a,5bから取り外して他端部3b,3bを支点として矢印に示すように車巾方向へ90°回転させる。そして、各一端部3a,3aを対向する別異の受け部材5a,5bに嵌着させ、これによって各横バー3,3の両端部3a,3bを両ルーフレール2,2間に架設配置する。その後、荷物の大きさに応じて各横バー3,3を前後方向へ相対的にスライド移動させて車体前後方向の間隔を設定しながらルーフレール2,2間に固定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のスライド型かつ横バー格納型のルーフキャリアにあっては、横バー3,3をそれぞれ90度回動させる場合に、横バー3,3が同一平面に配置されているため、両者を同時に回動させようとすると互いにぶつかり合って干渉するから、架設作業に時間が掛かり、手際良く作業を終えることができないことがある。
【0006】
また、長さ調節手段のないほぼ同じ長さの横バー3,3の一端部3a,3aを受け部材5a,5bに嵌着する構造であるから、ルーフレール2,2の平行度が精確でなければ横バー3,3の架設配置ができないために、ルーフレール2,2の取り付け精度が問題となる。
【0007】
さらに、車種によりルーフパネル1の車体前後の幅が異なる場合に、車両外観の都合上それに合わせてルーフレール2,2を固定すると、ルーフレール2,2が互いに平行に設置できない場合には、横バー3,3の長さ寸法を異にしたものを配置しなければならないから、部品点数が増加し、コスト高となる。
【0008】
そこで、本発明は上記従来のスライド型かつ横バー格納型のルーフキャリアにおける前記不都合を一挙に解決しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる車両用ルーフキャリアは、ルーフパネルの車体前後方向に配設された左右一対のルーフレールと、該両ルーフレール間に車巾方向に沿って配設されて、両端部が両ルーフレールにスライダーを介し車体前後方向に沿ってスライド自在に設けられた少なくとも一対の横バーとを備えた車両用ルーフキャリアにおいて、前記横バーの両端部にそれぞれブラケットを伸縮可能に連結して該ブラケットを前記スライダー内に着脱可能かつ水平方向へ回動可能に締結し、該ブラケットは前記スライダーと接触するその底面に前記横バーを垂直方向へ回動させるための突起部が形成されていることを特徴とする。
【0010】
したがって、横バーの一端部をスライダーから取り外して他端部を上方へ持ち揚げて横バーを垂直方向へ傾斜させることができるから、一対の横バーを回転させる場合に、互いに干渉し合わない面でそれぞれ回動させることができ、また、ルーフレールが平行でなくて一対の横バーの長さを異にしなければならない場合であっても、ブラケットと横バーとが伸縮可能であるから、容易にこれに対処できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1〜図2は本発明に係るスライド型かつ横バー格納型の車両用ルーフキャリアを示しており、図1に示すように、車体のルーフパネル11の上面左右両側に一対のルーフレール12,12が車体前後方向に沿って配置固定され、各ルーフレール12にはそれぞれ前後一対のスライダー14,14が移動かつ着脱可能に係合すると共に、それら前後一対のスライダー14,14間にはそれぞれ横バー13,13がルーフレール12,12に重ねて格納配置され、これら横バー13,13の両端部には、それぞれスライダー14,14にノブボルト15(図3参照)で回動及び着脱可能に支持されるブラケット16,16が連結されている。
【0012】
そして、荷物を積載するために枠台を形成するときは、一方の横バー13(車体右側)の後端部及び他方(車体左側)の横バー13の前端部を、それぞれノブボルト15を緩めてスライダー14,14から取り外し、一方の横バー13の前端部及び他方の横バー13の後端部のノブボルト15を中心としてそれぞれ90度回動させ、図2に示すように、回動させた後端部と前端部をそれぞれ対面側のスライダー14,14に連結することにより、両ルーフレール12,12の間に一対の横バー13,13が前後離間して架設され、しかも、横バー13で結ばれた左右のスライダー14,14をそれぞれルーフレール12,12に沿って車体前後方向へ移動調節できるとともに、その移動した位置でスライダー14,14をルーフレール12,12に固定できる。
【0013】
前記ルーフレール12は、金属薄板を上部が開口した横断面ほぼコ字形状に折曲して形成され、ルーフパネル11からの突出高さが十分に低く設定されていると共に、横バー13よりも長い寸法を有する。また、前記横バー13は、ルーフレール12と同じような横断面ほぼコ字形とした剛性の高い金属部材からなり、ルーフパネル11の車体巾方向の長さよりも短く形成されている。
【0014】
そこで、スライダー14とブラケット部16及び横バー13との関係を図3〜図6に基づき詳細に説明する。図3に示すように、前端部を流線形としたスライダー14は合成樹脂等からなり、該スライダー14の躯体内に形成した下開口部17内で回動するノブ18を頭部に一体結合したノブボルト19を、その下部に一体結合された金属等の底板20のボルト挿通孔を貫通して下方へ延伸させ、ルーフレール12に係合するスライドナット21に螺合して締結し、これを緩めるとルーフレール12に沿って移動できる。ノブ18は、図7に示すように、星形をした複数の突起18aを有しており、その突起18aの端部が前記下開口部17からスライダーの両側に露出しており、各突起18aを指先等にて回転操作できるようになっている。ノブ18の頭端面には六角穴等の凹部18bが平坦な頭端面18cに形成されている。
【0015】
下開口部17の上方にはノブ22を有して前記ノブボルト19と同じノブボルト15が軸芯線を同じくして配置され、このノブボルト15は、スライダー14の隔壁23に穿設した軸孔26を貫通し、その上端螺部にブラケット16と一体のインサートナット27に螺合している。上開口部25はブラケット16を車体左右方向及び垂直方向へ回動させることができるスペースを有して対面するスライダー14側へ変位可能に開口する切欠部24を有する。軸孔26は下部が上部よりも径大の切頭円錐形の断面(キャンバーホール)をなしており、下開口部17側における軸孔26の周囲はノブボルト15を中心とする所定半径の球面縁部28として成形され、ノブ22の裏面22dが当接する。そして、上開口部25は軸孔26を中心とする所定半径の平坦な半円状底部29を有する。半円状底部29には、図8,9に示すように、軸孔26を中心として車体前後方向と車体左右方向とにクロスする所定長さの円弧状断面等の4つの位置決め溝30が形成されている。
【0016】
前記軸孔26にはゴム等の弾性を有する切頭円錐形のブッシュ31が嵌合している。ブッシュ31には、図10に示すように、前記位置決め溝30に対応する位置決め溝32を形成したフランジ部33が径小部に一体成形されている。また、ブッシュ31には径大部に前記球面縁部28に当接するフランジ部34が一体成形されている。ブッシュ31の軸孔35は勿論前記軸孔26と相似形の切頭円錐形の断面をしている。
【0017】
ブラケット16は、図11〜19に示すように、前記上開口部25内に挿入する円形頭部36と、横バー13の一端部を嵌合する尾端部37とを一体成形した合成樹脂部材からなり、円形頭部36は上開口部25内で車体前後方向及び垂直方向へ回動でき、インサートナット27を挿入する六角穴等の軸孔38を中心として前記上開口部25の半円状底部29に接するべく下方へ膨らんだ弧状底面39を有し、その弧状底面39には軸孔38を中心として車体左右方向へ整列する半円状断面の突起部40,40が一体成形されている。この突起部40は前記位置決め溝30に嵌合できる相似形の円弧状断面である。また、円形頭部36の先端にはストッパー突起41が突出形成されている。このストッパー突起41が係合するストッパー溝42が、図3〜図5に示すように、前記上開口部25の円弧状内周面に水平方向へ90度の範囲内で、かつ、垂直方向へ所定の高さ(幅)を有して形成されている。
【0018】
ブラケット16の尾端部37は、横バー13の一端部を軸方向移動可能に嵌合するために、横バー13の溝内に挿入されてその内側面に接触する断面略凸字形で所定長さの挿入芯部であり、この挿入芯部の左右両側に前記円形頭部36から所定長さで平行に延伸して横バー13の外側面に接触する挿入ガイド部43を有する。そして、尾端部37に嵌合して挿入ガイド部43,43で挟持された横バー13の端部をブラケット16からスライド可能にするために、尾端部37の底面側に長円穴44及び端部が開いた長方形の角長穴45が開設されている。長円穴44は、図3〜図6に示すように、横バー13の下面からねじ込まれたストッパーピン46を収納し、角長穴45はコイルスプリング等の弾性体47を収納し、弾性体47の一端部はその端壁に当接し他端部は横バー13の底面を内方へ立ち起こし形成した係止部48に係止している。弾性体47は圧縮性のものであって、ストッパーピン46が長円穴44の端壁に当接するまで横バー13をブラケット16から引き離す方向へ付勢する。なお、尾端部37に嵌合した横バー13の端部が差し込まれる差込穴49が円形頭部36に形成されている。
【0019】
前記ノブボルト19,15間にはコイルスプリング等の弾機50が介在して両者を離間するように付勢している。ノブボルト19,15は、図7に示すように、ノブ18の中心部に六角形等の凹部18bを形成してあるので、その凹部18bに弾機50の端部を嵌合させて抜落不能に支持できる。また、スライダー14とブラケット16との間には、ゴム又はスポンジ等の緩衝部材51が介在し、緩衝部材51はスライダー14の上開口部25の底面に車体前後方向及び車体左右方向の2カ所で接着固定される。さらに、スライダー14の躯体内にはキー52が内蔵され、そのロック片53が回動しノブ18の各突起18a間に進入してノブボルト19,15の回転を阻止することにより防盗性が備わっている。
【0020】
上記実施例において、前述したように横バー13の前端部又は後端部をスライダー14から取り外すときは、下開口部17から露出しているノブ22の各突起22aを指先等で回してノブボルト15を緩めると、ノブボルト15が弾機50を圧縮しながらインサートナット27から外れ、図23に仮想線で示すように、ノブ22がノブ18に接触してノブボルト15がインサートナット27から完全に螺脱してもノブボルト15は抜落ちることはなく下開口部17内に止まる。これと同じように、ノブ18を回転してノブボルト19をスライドナット21から螺脱させ、スライダー14をルーフレール12に沿って移動可能にした場合、ノブ18は弾機50を圧縮してノブ22に当接して抜落ちることがないので紛失することがない。なお、図24に示すように、ノブ18の頭端面に所定高さのスペーサー54を凹部22bに埋め込んで固定し、そのスペーサー54に形成した中心穴55とノブ22の凹部との間に弾機56を介在させることとしても同じ効果がある。尚、図示の寸法Aは寸法Bよりも大きくすると、スペーサー54とノブボルト15,19が取り外せなくなるので、防盗性が備わる。
【0021】
したがって、ノブ22を下方へ押しながら横バー13を引いてブラケット16をスライダー14から引き抜くことができる。そこで、一端部がスライダー14から取り外された横バー13を、前述したように対面するルーフレール12側へ90度回動してそのスライダー14に連結する場合、図20及び図21に示すように、その取り外した一端部を上方へ持ち上げ又は下方へ移動させて、横バー13をルーフレール12に対し傾斜させても、上開口部25の半円状底部29に接触するブラケット16の突起部40が円弧状断面であり、また、ブッシュ31の位置決め溝32が円弧状断面であるとともに、ノブボルト15が挿入された軸孔26が切頭円錐形でキャンバーを有し、かつ、軸孔26の下部周縁28が球面であるために、突起部40及びノブボルト15が揺動できてその動きを許容する。そして、ノブ22の裏面22dが球面縁部28を揺動するとき、弾機50はノブボルト15のセンタリング機能をもたらす。このとき、ストッパー突起41はストッパー溝42の垂直方向の上端又は下端に当接して横バー13の傾斜上限又は下限を規定するとともに、横バー13は緩衝部材51の弾力で押し上げられ、又は、緩衝部材51を圧縮する。
【0022】
そこで、前述したように左右の横バー13,13を互いに回動して対面側のルーフレール12,12に橋渡して架設するとき、横バー13,13を互いに干渉し合わない高さにそれぞれ傾斜させて回動させる。すなわち、横バー13を回動させると、ブラケット16はノブボルト15を中心として水平方向へ90度回転してスライダー14の切欠部24側へ移動する。このとき、ブラケット16の前記突起部40は車体左右方向の位置決め溝32から脱出し、90度回転して車体前後方向の位置決め溝32に係合して固定する。また、ストッパー突起41はストッパー溝42の一端部から他端部へ水平移動して横バー13の回転規制をなす。したがって横バー13,13を互いに同一平面で回動させることなく架設配置できる。
【0023】
そして、車体左右方向で対面するスライダー14,14間の距離が異なる場合には、図22及び図23に示すように、ストッパーピン46が長円穴44の両端壁に当接するまでの範囲内において、横バー13をブラケット16から引き離し(図22)、又は、横バー13をブラケット16の差込穴49に押し込む(図23)ことができ、これによってスライダー14,14間の間隔に合わせて長さ調節をすることができる。したがって、ルーフレール12,12の平行度が精確でなくともその誤差を吸収できるほか、ルーフパネル11の形状においてルーフレール12を平行に設置できない車種にもルーフキャリアを設けることが可能となる。
【0024】
なお、上記実施例において、軸孔26にブッシュ31を嵌合したが、ブッシュ31は実質的にはなくとも下方へ膨らんだ弧状底面39だけでもよい。また、ブラケット16の突起部40が係合する十字形にクロスした位置決め溝32も、それを形成しないで上開口部25の底面全部を平坦面にしても良い。さらに、ブラケット16の突起部40は断面が三角形状でもよく、また、ブラケット16の突起部40とスライダー14の上開口部25の平坦な半円状底部29とを逆の関係、すなわち、上開口部25の半円状底部29を車体前後方向の弧状面に盛り上げ形成する一方、ブラケット16の底面を平坦面としてもよく、要すれば、ブラケット16がスライダー14内で水平方向及び垂直方向へ揺動できる構造であればよい。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、スライダーに着脱可能、かつ、水平方向へ回動可能に軸着したブラケットを垂直方向へ回動可能に構成したから、各横バーの一端部を互いに回動させて対面する他のスライダーに架設配置する作業に際し、同一平面では互いに干渉すべき各横バーも、上方へ傾斜させて互いに干渉し合わない面で回動させることができるようになる。
【0026】
また、ブラケットが垂直方向へ回動できるようにしたから、ルーフパネルの上面略中央部が盛り上がって車体左右方向両側へ傾斜している車種において、ルーフレールを高く設定することなく、低い設定のルーフレールで横バーを水平に保持することができるようになる。
【0027】
さらに、ブラケットは横バーの両端部からそれぞれ伸縮可能に構成したので、ルーフレール設置の平行度が厳密に要求されることもなくラフな設置でもブラケットの伸縮により調節できる利点を有すると共に、ルーフレールを平行に設置できない車種にあっても前後同じ横バーが適用できる利点がある。
【0028】
加えて、ブラケットをスライダーに着脱するノブボルトとスライダーをルーフレールに着脱するノブボルトとの間に弾機を介在させたので、ノブボルトのセンタリング機能を有するほか、ブラケットをスライダーから取り外すときノブボルトが落下する惧れがなく作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で横バーを格納した状態を示す斜視図。
【図2】本実施例のルーフキャリアとのしての使用状態を示す斜視図。
【図3】本発明の要部を示す一部断面側面図。
【図4】本発明の要部を示す平面図。
【図5】本発明の要部作用平面図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】本実施例に供されるノブボルトの斜視図。
【図8】本実施例に供されるブラケットの一部底面図。
【図9】図8のB−B断面図。
【図10】本実施例に供されるブッシュの斜視図。
【図11】本実施例に供されるブラケットの平面図。
【図12】本実施例に供されるブラケットの側面図。
【図13】本実施例に供されるブラケットの底面図。
【図14】図11のSA−SA断面図。
【図15】図11のSB−SB断面図。
【図16】図11のSF−SF断面図。
【図17】図11のSC−SC断面図。
【図18】図11のSD−SD断面図。
【図19】図11のSE−SE断面図。
【図20】本発明の作用説明図。
【図21】本発明の作用説明図。
【図22】 本発明の作用説明図。
【図23】本発明の作用説明図。
【図24】本発明の部分的変形例を示す一部断面側面図。
【図25】従来例の斜視図。
【符号の説明】
11…ルーフパネル
12…ルーフレール
13…横バー
15,19…ノブボルト
14…スライダー
16…ブラケット
17…下開口部
18,22…ノブ
21…スライドナット
23…隔壁
25…上開口部
26…軸孔
27…インサートナット
28…球面縁部
29…半円状底部
31…ブッシュ
40…突起部
44…長円穴
45…角長穴
46…ストッパーピン
47,50…弾機

Claims (6)

  1. ルーフパネルの車体左右両側に車体前後方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ルーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿って配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、
    前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダーを各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定可能に設け、該各スライダーに下方拡開状の断面略円錐形の軸孔を穿設し、該軸孔の径大部が開口する前記スライダーの下面孔縁に該軸孔の軸芯を中心とする球面を突出形成するとともに、
    前記各横バーの少なくとも一端部にブラケットを設け、該ブラケットに前記軸孔と連通する軸孔を穿設し、該軸孔の軸芯を中心とするブラケットの下面左右に前記横バーの格納時に車体左右方向へ整列する突起部を形成し、該軸孔に挿通したノブボルトの頭部を前記スライダーの下面孔縁の球面に摺動可能に当接し、該ノブボルトを介して前記ブラケットを前記スライダーに対し着脱可能、かつ、水平及び垂直方向へ回動可能に設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。
  2. ルーフパネルの車体左右両側に車体前後方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ルーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿って配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、
    前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダーを各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定可能に設け、該各スライダーは隔壁で区分された上開口部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの端部に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブボルトで着脱可能かつ回動可能に設けるとともに、
    前記下開口部に前記ノブボルトと共通の軸芯を有して第2のノブボルトを下開口部から前記ルーフレールに係合したスライドナットに螺合して配置し、かつ、該ノブボルト間に弾機を介在させたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。
  3. ルーフパネルの車体左右両側に車体前後方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ルーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿って配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、
    前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダーを各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定可能に設け、該各スライダーに下方拡開状の断面略円錐形の軸孔を穿設し、該軸孔の径大部が開口する前記スライダーの下面孔縁に該軸孔の軸芯を中心とする球面を突出形成するとともに、
    前記各横バーの少なくとも一端部にブラケットを設け、該ブラケットに前記横バーの一端部を弾機を介して軸方向へ伸縮可能に設け、該ブラケットに前記軸孔と連通する軸孔を穿設し、該軸孔の軸芯を中心とするブラケットの下面左右に前記横バーの格納時に車体左右方向へ整列する突起部を形成し、該軸孔に挿通したノブボルトの頭部を前記スライダーの下面孔縁の球面に摺動可能に当接し、該ノブボルトを介して前記ブラケットを前記スライダーに対し着脱可能、かつ、水平及び垂直方向へ回動可能に設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。
  4. ルーフパネルの車体左右両側に車体前後方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ルーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿って配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、
    前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダーを各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定可能に設け、該各スライダーは隔壁で区分された上開口部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの端部に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブボルトで着脱可能かつ回動可能に設け、前記下開口部に前記ノブボルトと共通の軸芯を有して第2のノブボルトを下開口部から前記ルーフレールに係合したスライドナットに螺合して配置し、該ノブボルト間に弾機を介在させ、かつ、前記隔壁に下方拡開状の断面略円錐形の軸孔を穿設し、該軸孔の径大部が開口する該隔壁の下面孔縁に該軸孔の軸芯を中心とする球面を突出形成するとともに、
    前記各横バーの少なくとも一端部にブラケットを設け、該ブラケットに前記軸孔と連通する軸孔を穿設し、該軸孔の軸芯を中心とするブラケットの下面左右に前記横バーの格納時に車体左右方向へ整列する突起部を形成し、該軸孔に挿通したノブボルトの頭部を前記スライダーの下面孔縁の球面に摺動可能に当接し、該ノブボルトを介して前記ブラケットを前記スライダーに対し着脱可能、かつ、水平及び垂直方向へ回動可能に設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。
  5. ルーフパネルの車体左右両側に車体前後方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ルーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿って配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、
    前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダーを各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定可能に設け、該各スライダーは隔壁で区分された上開口部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの端部に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブボルトで着脱可能かつ回動可能に設け、前記下開口部に前記ノブボルトと共通の軸芯を有して第2のノブボルトを下開口部から前記ルーフレールに係合したスライドナットに螺合して配置し、かつ、該ノブボルト間に弾機を介在させるとともに、
    前記各横バーの少なくとも一端部に前記スライダーに着脱可能に配置されるブラケットを設け、該ブラケットに前記横バーの一端部を弾機を介して軸方向へ伸縮可能に設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。
  6. ルーフパネルの車体左右両側に車体前後方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ルーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿って配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、
    前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダーを各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定可能に設け、該各スライダーに下方拡開状の断面略円錐形の軸孔を穿設し、該軸孔の径大部が開口する前記スライダーの下面孔縁に該軸孔の軸芯を中心とする球面を突出形成する一方、該各スライダーは隔壁で区分された上開口部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの端部に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブボルトで着脱可能かつ回動可能に設けるとともに、前記下開口部に前記ノブボルトと共通の軸芯を有して第2のノブボルトを下開口部から前記ルーフレールに係合したスライドナットに螺合して配置し、かつ、該ノブボルト間に弾機を介在させるとともに、
    前記各横バーの少なくとも一端部に前記スライダーに着脱可能に配置されるブラケットを設け、該ブラケットに前記横バーの一端部を弾機を介して軸方向へ伸縮可能に設け、該ブラケットに前記スライダーの軸孔と連通する軸孔を穿設し、該軸孔の軸芯を中心とするブラケットの下面に前記横バーの格納時に車体左右方向へ整列する突起部を形成し、かつ 、該軸孔に挿通したノブボルトの頭部を前記スライダーの下面孔縁の球面に摺動可能に当接し、該ノブボルトを介して前記ブラケットを前記スライダーに対し着脱可能、かつ、水平及び垂直方向へ回動可能に設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。
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