JPH1134750A - 車両用ルーフキャリア - Google Patents
車両用ルーフキャリアInfo
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- JPH1134750A JPH1134750A JP19663797A JP19663797A JPH1134750A JP H1134750 A JPH1134750 A JP H1134750A JP 19663797 A JP19663797 A JP 19663797A JP 19663797 A JP19663797 A JP 19663797A JP H1134750 A JPH1134750 A JP H1134750A
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Abstract
回動させる場合に互いが干渉し合うのをなくし、かつ、
ルーフレールの平行度がラフな場合に横バーを伸縮させ
て調整できるようにする。 【解決手段】 ルーフパネルの車体前後方向に配設され
た左右一対のルーフレール12と、該両ルーフレール1
2間に車体巾方向に沿って配設されて、両端部が両ルー
フレール12にスライダー14を介し車体前後方向に沿
ってスライド自在に設けられた少なくとも一対の横バー
13とを備えた車両用ルーフキャリアにおいて、前記横
バー13の両端部にそれぞれブラケット16を伸縮可能
に連結してブラケット16をスライダー14に着脱可能
且つ水平方向へ回動可能に締結し、ブラケット16はス
ライダー14と接触するその底面に横バー13を垂直方
向へ回動させるための突起部40が形成されている構成
とした。
Description
アに関し、特にスライド型かつ横バー格納型のルーフキ
ャリアにおける改良に関する。
フパネル上に荷物を積載するための枠台であって、この
種の従来の車両用ルーフキャリアのうち、とりわけ、ス
ライド型かつ横バー格納型のものとしては、例えば実開
平1−122344号公報に記載されているものが知ら
れている。
フパネル1上の左右の車体前後方向に沿って配設された
一対のルーフレール2,2と、該両ルーフレール2,2
の間に車体巾方向に沿って配設された一対の横バー3,
3とを有している。前記ルーフレール2,2は、夫々の
前後端部に有する台座4a,4b,4c,4dがルーフ
パネル1上にボルト等によって固定されていると共に、
対向する側部に受け部材5a,5bが車体前後方向へス
ライド自在に設けられている。また、前記横バー3,3
は、夫々の反対側の各一端部3a,3aが前記受け部材
5a,5bに着脱自在に取り付けられていると共に、各
他端部3b,3bがルーフレール2,2の対向側部に回
動自在及び前後方向へスライド自在に設けられている。
持する際には、予めルーフレール2,2の側部に格納さ
れた各横バー3,3の一端部3a,3aを受け部材5
a,5bから取り外して他端部3b,3bを支点として
矢印に示すように車巾方向へ90°回転させる。そし
て、各一端部3a,3aを対向する別異の受け部材5
a,5bに嵌着させ、これによって各横バー3,3の両
端部3a,3bを両ルーフレール2,2間に架設配置す
る。その後、荷物の大きさに応じて各横バー3,3を前
後方向へ相対的にスライド移動させて車体前後方向の間
隔を設定しながらルーフレール2,2間に固定するよう
になっている。
来のスライド型かつ横バー格納型のルーフキャリアにあ
っては、横バー3,3をそれぞれ90度回動させる場合
に、横バー3,3が同一平面に配置されているため、両
者を同時に回動させようとすると互いにぶつかり合って
干渉するから、架設作業に時間が掛かり、手際良く作業
を終えることができないことがある。
横バー3,3の一端部3a,3aを受け部材5a,5b
に嵌着する構造であるから、ルーフレール2,2の平行
度が精確でなければ横バー3,3の架設配置ができない
ために、ルーフレール2,2の取り付け精度が問題とな
る。
前後の幅が異なる場合に、車両外観の都合上それに合わ
せてルーフレール2,2を固定すると、ルーフレール
2,2が互いに平行に設置できない場合には、横バー
3,3の長さ寸法を異にしたものを配置しなければなら
ないから、部品点数が増加し、コスト高となる。
つ横バー格納型のルーフキャリアにおける前記不都合を
一挙に解決しようとするものである。
ーフキャリアは、ルーフパネルの車体前後方向に配設さ
れた左右一対のルーフレールと、該両ルーフレール間に
車巾方向に沿って配設されて、両端部が両ルーフレール
にスライダーを介し車体前後方向に沿ってスライド自在
に設けられた少なくとも一対の横バーとを備えた車両用
ルーフキャリアにおいて、前記横バーの両端部にそれぞ
れブラケットを伸縮可能に連結して該ブラケットを前記
スライダー内に着脱可能かつ水平方向へ回動可能に締結
し、該ブラケットは前記スライダーと接触するその底面
に前記横バーを垂直方向へ回動させるための突起部が形
成されていることを特徴とする。
から取り外して他端部を上方へ持ち揚げて横バーを垂直
方向へ傾斜させることができるから、一対の横バーを回
転させる場合に、互いに干渉し合わない面でそれぞれ回
動させることができ、また、ルーフレールが平行でなく
て一対の横バーの長さを異にしなければならない場合で
あっても、ブラケットと横バーとが伸縮可能であるか
ら、容易にこれに対処できる。
基づき説明する。図1〜図2は本発明に係るスライド型
かつ横バー格納型の車両用ルーフキャリアを示してお
り、図1に示すように、車体のルーフパネル11の上面
左右両側に一対のルーフレール12,12が車体前後方
向に沿って配置固定され、各ルーフレール12にはそれ
ぞれ前後一対のスライダー14,14が移動かつ着脱可
能に係合すると共に、それら前後一対のスライダー1
4,14間にはそれぞれ横バー13,13がルーフレー
ル12,12に重ねて格納配置され、これら横バー1
3,13の両端部には、それぞれスライダー14,14
にノブボルト15(図3参照)で回動及び着脱可能に支
持されるブラケット16,16が連結されている。
するときは、一方の横バー13(車体右側)の後端部及
び他方(車体左側)の横バー13の前端部を、それぞれ
ノブボルト15を緩めてスライダー14,14から取り
外し、一方の横バー13の前端部及び他方の横バー13
の後端部のノブボルト15を中心としてそれぞれ90度
回動させ、図2に示すように、回動させた後端部と前端
部をそれぞれ対面側のスライダー14,14に連結する
ことにより、両ルーフレール12,12の間に一対の横
バー13,13が前後離間して架設され、しかも、横バ
ー13で結ばれた左右のスライダー14,14をそれぞ
れルーフレール12,12に沿って車体前後方向へ移動
調節できるとともに、その移動した位置でスライダー1
4,14をルーフレール12,12に固定できる。
が開口した横断面ほぼコ字形状に折曲して形成され、ル
ーフパネル11からの突出高さが十分に低く設定されて
いると共に、横バー13よりも長い寸法を有する。ま
た、前記横バー13は、ルーフレール12と同じような
横断面ほぼコ字形とした剛性の高い金属部材からなり、
ルーフパネル11の車体巾方向の長さよりも短く形成さ
れている。
6及び横バー13との関係を図3〜図6に基づき詳細に
説明する。図3に示すように、前端部を流線形としたス
ライダー14は合成樹脂等からなり、該スライダー14
の躯体内に形成した下開口部17内で回動するノブ18
を頭部に一体結合したノブボルト19を、その下部に一
体結合された金属等の底板20のボルト挿通孔を貫通し
て下方へ延伸させ、ルーフレール12に係合するスライ
ドナット21に螺合して締結し、これを緩めるとルーフ
レール12に沿って移動できる。ノブ18は、図7に示
すように、星形をした複数の突起18aを有しており、
その突起18aの端部が前記下開口部17からスライダ
ーの両側に露出しており、各突起18aを指先等にて回
転操作できるようになっている。ノブ18の頭端面には
六角穴等の凹部18bが平坦な頭端面18cに形成され
ている。
前記ノブボルト19と同じノブボルト15が軸芯線を同
じくして配置され、このノブボルト15は、スライダー
14の隔壁23に穿設した軸孔26を貫通し、その上端
螺部にブラケット16と一体のインサートナット27に
螺合している。上開口部25はブラケット16を車体左
右方向及び垂直方向へ回動させることができるスペース
を有して対面するスライダー14側へ変位可能に開口す
る切欠部24を有する。軸孔26は下部が上部よりも径
大の切頭円錐形の断面(キャンバーホール)をなしてお
り、下開口部17側における軸孔26の周囲はノブボル
ト15を中心とする所定半径の球面縁部28として成形
され、ノブ22の裏面22dが当接する。そして、上開
口部25は軸孔26を中心とする所定半径の平坦な半円
状底部29を有する。半円状底部29には、図8,9に
示すように、軸孔26を中心として車体前後方向と車体
左右方向とにクロスする所定長さの円弧状断面等の4つ
の位置決め溝30が形成されている。
頭円錐形のブッシュ31が嵌合している。ブッシュ31
には、図10に示すように、前記位置決め溝30に対応
する位置決め溝32を形成したフランジ部33が径小部
に一体成形されている。また、ブッシュ31には径大部
に前記球面縁部28に当接するフランジ部34が一体成
形されている。ブッシュ31の軸孔35は勿論前記軸孔
26と相似形の切頭円錐形の断面をしている。
うに、前記上開口部25内に挿入する円形頭部36と、
横バー13の一端部を嵌合する尾端部37とを一体成形
した合成樹脂部材からなり、円形頭部36は上開口部2
5内で車体前後方向及び垂直方向へ回動でき、インサー
トナット27を挿入する六角穴等の軸孔38を中心とし
て前記上開口部25の半円状底部29に接するべく下方
へ膨らんだ弧状底面39を有し、その弧状底面39には
軸孔38を中心として車体左右方向へ整列する半円状断
面の突起部40,40が一体成形されている。この突起
部40は前記位置決め溝30に嵌合できる相似形の円弧
状断面である。また、円形頭部36の先端にはストッパ
ー突起41が突出形成されている。このストッパー突起
41が係合するストッパー溝42が、図3〜図5に示す
ように、前記上開口部25の円弧状内周面に水平方向へ
90度の範囲内で、かつ、垂直方向へ所定の高さ(幅)
を有して形成されている。
3の一端部を軸方向移動可能に嵌合するために、横バー
13の溝内に挿入されてその内側面に接触する断面略凸
字形で所定長さの挿入芯部であり、この挿入芯部の左右
両側に前記円形頭部36から所定長さで平行に延伸して
横バー13の外側面に接触する挿入ガイド部43を有す
る。そして、尾端部37に嵌合して挿入ガイド部43,
43で挟持された横バー13の端部をブラケット16か
らスライド可能にするために、尾端部37の底面側に長
円穴44及び端部が開いた長方形の角長穴45が開設さ
れている。長円穴44は、図3〜図6に示すように、横
バー13の下面からねじ込まれたストッパーピン46を
収納し、角長穴45はコイルスプリング等の弾性体47
を収納し、弾性体47の一端部はその端壁に当接し他端
部は横バー13の底面を内方へ立ち起こし形成した係止
部48に係止している。弾性体47は圧縮性のものであ
って、ストッパーピン46が長円穴44の端壁に当接す
るまで横バー13をブラケット16から引き離す方向へ
付勢する。なお、尾端部37に嵌合した横バー13の端
部が差し込まれる差込穴49が円形頭部36に形成され
ている。
プリング等の弾機50が介在して両者を離間するように
付勢している。ノブボルト19,15は、図7に示すよ
うに、ノブ18の中心部に六角形等の凹部18bを形成
してあるので、その凹部18bに弾機50の端部を嵌合
させて抜落不能に支持できる。また、スライダー14と
ブラケット16との間には、ゴム又はスポンジ等の緩衝
部材51が介在し、緩衝部材51はスライダー14の上
開口部25の底面に車体前後方向及び車体左右方向の2
カ所で接着固定される。さらに、スライダー14の躯体
内にはキー52が内蔵され、そのロック片53が回動し
ノブ18の各突起18a間に進入してノブボルト19,
15の回転を阻止することにより防盗性が備わってい
る。
ー13の前端部又は後端部をスライダー14から取り外
すときは、下開口部17から露出しているノブ22の各
突起22aを指先等で回してノブボルト15を緩める
と、ノブボルト15が弾機50を圧縮しながらインサー
トナット27から外れ、図23に仮想線で示すように、
ノブ22がノブ18に接触してノブボルト15がインサ
ートナット27から完全に螺脱してもノブボルト15は
抜落ちることはなく下開口部17内に止まる。これと同
じように、ノブ18を回転してノブボルト19をスライ
ドナット21から螺脱させ、スライダー14をルーフレ
ール12に沿って移動可能にした場合、ノブ18は弾機
50を圧縮してノブ22に当接して抜落ちることがない
ので紛失することがない。なお、図24に示すように、
ノブ18の頭端面に所定高さのスペーサー54を凹部2
2bに埋め込んで固定し、そのスペーサー54に形成し
た中心穴55とノブ22の凹部との間に弾機56を介在
させることとしても同じ効果がある。尚、図示の寸法A
は寸法Bよりも大きくすると、スペーサー54とノブボ
ルト15,19が取り外せなくなるので、防盗性が備わ
る。
横バー13を引いてブラケット16をスライダー14か
ら引き抜くことができる。そこで、一端部がスライダー
14から取り外された横バー13を、前述したように対
面するルーフレール12側へ90度回動してそのスライ
ダー14に連結する場合、図20及び図21に示すよう
に、その取り外した一端部を上方へ持ち上げ又は下方へ
移動させて、横バー13をルーフレール12に対し傾斜
させても、上開口部25の半円状底部29に接触するブ
ラケット16の突起部40が円弧状断面であり、また、
ブッシュ31の位置決め溝32が円弧状断面であるとと
もに、ノブボルト15が挿入された軸孔26が切頭円錐
形でキャンバーを有し、かつ、軸孔26の下部周縁28
が球面であるために、突起部40及びノブボルト15が
揺動できてその動きを許容する。そして、ノブ22の裏
面22dが球面縁部28を揺動するとき、弾機50はノ
ブボルト15のセンタリング機能をもたらす。このと
き、ストッパー突起41はストッパー溝42の垂直方向
の上端又は下端に当接して横バー13の傾斜上限又は下
限を規定するとともに、横バー13は緩衝部材51の弾
力で押し上げられ、又は、緩衝部材51を圧縮する。
3,13を互いに回動して対面側のルーフレール12,
12に橋渡して架設するとき、横バー13,13を互い
に干渉し合わない高さにそれぞれ傾斜させて回動させ
る。すなわち、横バー13を回動させると、ブラケット
16はノブボルト15を中心として水平方向へ90度回
転してスライダー14の切欠部24側へ移動する。この
とき、ブラケット16の前記突起部40は車体左右方向
の位置決め溝32から脱出し、90度回転して車体前後
方向の位置決め溝32に係合して固定する。また、スト
ッパー突起41はストッパー溝42の一端部から他端部
へ水平移動して横バー13の回転規制をなす。したがっ
て横バー13,13を互いに同一平面で回動させること
なく架設配置できる。
ー14,14間の距離が異なる場合には、図22及び図
23に示すように、ストッパーピン46が長円穴44の
両端壁に当接するまでの範囲内において、横バー13を
ブラケット16から引き離し(図22)、又は、横バー
13をブラケット16の差込穴49に押し込む(図2
3)ことができ、これによってスライダー14,14間
の間隔に合わせて長さ調節をすることができる。したが
って、ルーフレール12,12の平行度が精確でなくと
もその誤差を吸収できるほか、ルーフパネル11の形状
においてルーフレール12を平行に設置できない車種に
もルーフキャリアを設けることが可能となる。
ッシュ31を嵌合したが、ブッシュ31は実質的にはな
くとも下方へ膨らんだ弧状底面39だけでもよい。ま
た、ブラケット16の突起部40が係合する十字形にク
ロスした位置決め溝32も、それを形成しないで上開口
部25の底面全部を平坦面にしても良い。さらに、ブラ
ケット16の突起部40は断面が三角形状でもよく、ま
た、ブラケット16の突起部40とスライダー14の上
開口部25の平坦な半円状底部29とを逆の関係、すな
わち、上開口部25の半円状底部29を車体前後方向の
弧状面に盛り上げ形成する一方、ブラケット16の底面
を平坦面としてもよく、要すれば、ブラケット16がス
ライダー14内で水平方向及び垂直方向へ揺動できる構
造であればよい。
よれば、スライダーに着脱可能、かつ、水平方向へ回動
可能に軸着したブラケットを垂直方向へ回動可能に構成
したから、各横バーの一端部を互いに回動させて対面す
る他のスライダーに架設配置する作業に際し、同一平面
では互いに干渉すべき各横バーも、上方へ傾斜させて互
いに干渉し合わない面で回動させることができるように
なる。
ようにしたから、ルーフパネルの上面略中央部が盛り上
がって車体左右方向両側へ傾斜している車種において、
ルーフレールを高く設定することなく、低い設定のルー
フレールで横バーを水平に保持することができるように
なる。
それぞれ伸縮可能に構成したので、ルーフレール設置の
平行度が厳密に要求されることもなくラフな設置でもブ
ラケットの伸縮により調節できる利点を有すると共に、
ルーフレールを平行に設置できない車種にあっても前後
同じ横バーが適用できる利点がある。
るノブボルトとスライダーをルーフレールに着脱するノ
ブボルトとの間に弾機を介在させたので、ノブボルトの
センタリング機能を有するほか、ブラケットをスライダ
ーから取り外すときノブボルトが落下する惧れがなく作
業性が向上する。
斜視図。
を示す斜視図。
図。
Claims (7)
- 【請求項1】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ル
ーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合
して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿っ
て配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少な
くとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なく
とも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとと
もに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配
置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、 前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダー
を各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定
可能に設け、該各スライダーに下方拡開状の断面略円錐
形の軸孔を穿設し、該軸孔の径大部が開口する前記スラ
イダーの下面孔縁に該軸孔の軸芯を中心とする球面を突
出形成するとともに、 前記各横バーの少なくとも一端部にブラケットを設け、
該ブラケットに前記軸孔と連通する軸孔を穿設し、該軸
孔の軸芯を中心とするブラケットの下面左右に前記横バ
ーの格納時に車体左右方向へ整列する突起部を形成し、
該軸孔に挿通したノブボルトの頭部を前記スライダーの
下面孔縁の球面に摺動可能に当接し、該ノブボルトを介
して前記ブラケットを前記スライダーに対し着脱可能、
かつ、水平及び垂直方向へ回動可能に設けたことを特徴
とする車両用ルーフキャリア。 - 【請求項2】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ル
ーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合
して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿っ
て配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少な
くとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なく
とも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとと
もに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配
置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、 前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダー
を各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定
可能に設け、該スライダーに着脱可能に配置されるブラ
ケットを設け、該ブラケットに前記横バーの一端部を弾
機を介して軸方向へ伸縮可能に設けたことを特徴とする
車両用ルーフキャリア。 - 【請求項3】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ル
ーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合
して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿っ
て配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少な
くとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なく
とも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとと
もに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配
置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、 前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダー
を各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定
可能に設け、該各スライダーは隔壁で区分された上開口
部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの端部
に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブボル
トで着脱可能かつ回動可能に設けるとともに、 前記下開口部に前記ノブボルトと共通の軸芯を有して第
2のノブボルトを下開口部から前記ルーフレールに係合
したスライドナットに螺合して配置し、かつ、該ノブボ
ルト間に弾機を介在させたことを特徴とする車両用ルー
フキャリア。 - 【請求項4】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ル
ーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合
して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿っ
て配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少な
くとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なく
とも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとと
もに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配
置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、 前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダー
を各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定
可能に設け、該各スライダーに下方拡開状の断面略円錐
形の軸孔を穿設し、該軸孔の径大部が開口する前記スラ
イダーの下面孔縁に該軸孔の軸芯を中心とする球面を突
出形成するとともに、 前記各横バーの少なくとも一端部にブラケットを設け、
該ブラケットに前記横バーの一端部を弾機を介して軸方
向へ伸縮可能に設け、該ブラケットに前記軸孔と連通す
る軸孔を穿設し、該軸孔の軸芯を中心とするブラケット
の下面左右に前記横バーの格納時に車体左右方向へ整列
する突起部を形成し、該軸孔に挿通したノブボルトの頭
部を前記スライダーの下面孔縁の球面に摺動可能に当接
し、該ノブボルトを介して前記ブラケットを前記スライ
ダーに対し着脱可能、かつ、水平及び垂直方向へ回動可
能に設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。 - 【請求項5】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ル
ーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合
して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿っ
て配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少な
くとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なく
とも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとと
もに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配
置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、 前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダー
を各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定
可能に設け、該各スライダーは隔壁で区分された上開口
部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの端部
に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブボル
トで着脱可能かつ回動可能に設け、前記下開口部に前記
ノブボルトと共通の軸芯を有して第2のノブボルトを下
開口部から前記ルーフレールに係合したスライドナット
に螺合して配置し、該ノブボルト間に弾機を介在させ、
かつ、前記隔壁に下方拡開状の断面略円錐形の軸孔を穿
設し、該軸孔の径大部が開口する該隔壁の下面孔縁に該
軸孔の軸芯を中心とする球面を突出形成するとともに、 前記各横バーの少なくとも一端部にブラケットを設け、
該ブラケットに前記軸孔と連通する軸孔を穿設し、該軸
孔の軸芯を中心とするブラケットの下面左右に前記横バ
ーの格納時に車体左右方向へ整列する突起部を形成し、
該軸孔に挿通したノブボルトの頭部を前記スライダーの
下面孔縁の球面に摺動可能に当接し、該ノブボルトを介
して前記ブラケットを前記スライダーに対し着脱可能、
かつ、水平及び垂直方向へ回動可能に設けたことを特徴
とする車両用ルーフキャリア。 - 【請求項6】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ル
ーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合
して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿っ
て配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少な
くとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なく
とも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとと
もに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配
置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、 前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダー
を各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定
可能に設け、該各スライダーは隔壁で区分された上開口
部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの端部
に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブボル
トで着脱可能かつ回動可能に設け、前記下開口部に前記
ノブボルトと共通の軸芯を有して第2のノブボルトを下
開口部から前記ルーフレールに係合したスライドナット
に螺合して配置し、かつ、該ノブボルト間に弾機を介在
させるとともに、 前記各横バーの少なくとも一端部に前記スライダーに着
脱可能に配置されるブラケットを設け、該ブラケットに
前記横バーの一端部を弾機を介して軸方向へ伸縮可能に
設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。 - 【請求項7】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、両端部が該ル
ーフレールの上面に形成されたレール溝にそれぞれ係合
して前記一対のルーフレール間において車巾方向に沿っ
て配設され、車体前後方向へ移動可能に設けられた少な
くとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少なく
とも一端部が前記ルーフレールから着脱可能であるとと
もに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行に配
置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、 前記各ルーフレールに少なくとも前後一対のスライダー
を各ルーフレールに沿って車体前後方向へ移動かつ固定
可能に設け、該各スライダーに下方拡開状の断面略円錐
形の軸孔を穿設し、該軸孔の径大部が開口する前記スラ
イダーの下面孔縁に該軸孔の軸芯を中心とする球面を突
出形成する一方、該各スライダーは隔壁で区分された上
開口部と下開口部とを有し、該上開口部に前記横バーの
端部に設けたブラケットを前記下開口部に配置したノブ
ボルトで着脱可能かつ回動可能に設けるとともに、前記
下開口部に前記ノブボルトと共通の軸芯を有して第2の
ノブボルトを下開口部から前記ルーフレールに係合した
スライドナットに螺合して配置し、かつ、該ノブボルト
間に弾機を介在させるとともに、 前記各横バーの少なくとも一端部に前記スライダーに着
脱可能に配置されるブラケットを設け、該ブラケットに
前記横バーの一端部を弾機を介して軸方向へ伸縮可能に
設け、該ブラケットに前記スライダーの軸孔と連通する
軸孔を穿設し、該軸孔の軸芯を中心とするブラケットの
下面に前記横バーの格納時に車体左右方向へ整列する突
起部を形成し、かつ、該軸孔に挿通したノブボルトの頭
部を前記スライダーの下面孔縁の球面に摺動可能に当接
し、該ノブボルトを介して前記ブラケットを前記スライ
ダーに対し着脱可能、かつ、水平及び垂直方向へ回動可
能に設けたことを特徴とする車両用ルーフキャリア。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP19663797A JP3830622B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 車両用ルーフキャリア |
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JPH1134750A true JPH1134750A (ja) | 1999-02-09 |
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JP19663797A Expired - Fee Related JP3830622B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 車両用ルーフキャリア |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100463151B1 (ko) * | 2002-03-18 | 2004-12-23 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 루프 랙 |
EP2543548A1 (de) * | 2011-07-06 | 2013-01-09 | DURA Automotive Body & Glass Systems GmbH | Befestigungssystem für einen Kraftfahrzeugdachträger |
CN104968949A (zh) * | 2012-12-21 | 2015-10-07 | 北部瑞典公司 | 转矩限制装置和包括转矩限制装置的负荷承载器根部 |
CN106218522A (zh) * | 2016-08-28 | 2016-12-14 | 安徽省华晟塑胶股份有限公司 | 一种新型车顶行李架 |
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-
1997
- 1997-07-23 JP JP19663797A patent/JP3830622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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