JPH08277996A - 空調用室外機の据付台 - Google Patents

空調用室外機の据付台

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JPH08277996A
JPH08277996A JP10478195A JP10478195A JPH08277996A JP H08277996 A JPH08277996 A JP H08277996A JP 10478195 A JP10478195 A JP 10478195A JP 10478195 A JP10478195 A JP 10478195A JP H08277996 A JPH08277996 A JP H08277996A
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outdoor unit
air conditioning
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Shohachi Shimizu
昭八 清水
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/60Arrangement or mounting of the outdoor unit
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/32Supports for air-conditioning, air-humidification or ventilation units

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Abstract

(57)【要約】 【目的】任意の傾斜角の設置面に空調用室外機を正確に
水平であって、しかも簡単に据え付けることである。 【構成】上台1と下台2とはヒンジ体3を介して一体に
連結されていて、上台1のあり溝4に嵌装されたナット
6と螺合している傾斜調整ボルト5を回転させると、該
傾斜調整ボルト5は上台1に対して進退して、下台2に
対して上台1がヒンジ体3を中心にして傾動する構成の
据付台V1 を用いて、下台2を傾斜した設置面Fに固定
した後に、上台1が水平となるまで、下台2に対して上
台1を傾動させ、その後に、上台1に空調用室外機Aを
設置して、上台1に室外機Aを載置固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として傾斜した設置
面に空調用室外機を水平に据え付けるために、該室外機
の下面と該設置面との間に介装される空調用室外機の据
付台に関するものである。なお、本明細書においては、
「あり溝」の用語が多用されているが、この「あり溝」
とは、底部が閉塞されて溝状になっているものは勿論の
こと、底部が開放されて孔状になっているものも含むも
のである。第1実施例の据付台V1 の下台2に設けられ
たものは前者の例であり、第4及び第6実施例の据付台
4,6 の各下台2に設けられたものは後者の例であ
る。
【0002】
【従来の技術】空調用室外機の据付台としては、樹脂の
押出成形により中空筒状に形成されたものがあり、この
中空筒状の据付台を用いて、傾斜した設置面に空調用室
外機を据え付けるには、例えば実開平6-28524 号公報に
開示されているような固定用スペーサを使用する必要が
あった。
【0003】しかしながら、従来の据付台を用いて傾斜
した設置面に空調用室外機を据え付けるには、別途固定
用スペーサが必要となり、しかもその取付作業が面倒で
あった。また、この固定用スペーサは厚板状をしてい
て、設置面の傾斜角度に対応した枚数のものを積み重ね
て使用しているため、種々の設置面の傾斜角度に対応さ
せるには、常に複数枚の固定用スペーサを用意しておく
必要があった。更に、複数枚のスペーサを積み重ねて、
設置面の傾斜に対応させているので、1枚のスペーサの
厚さに対応した角度ずつ段階的にしか、角度の変化を実
現させることができないために、微調整ができず、設置
場所に傾斜角度によっては、空調用室外機を正確に水平
に据え付けられない場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空調用室外
機を傾斜した設置面に据え付ける場合の上記した不具合
に鑑み、任意の傾斜角の設置面に空調用室外機を正確に
水平であって、しかも簡単に据え付けることができる空
調用室外機の据付台の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明は、主として傾斜した設置面に空調用室外機を
水平に据え付けるために、該室外機の下面と該設置面と
の間に介装される空調用室外機の据付台であって、該室
外機が載置固定される上台と、該上台にヒンジ機構を介
して連結されていて、前記設置面に固定される下台と、
該下台に対する上台の傾斜角を調整するための傾斜調整
ボルトとから成り、上台には、ナット又はボルトの頭部
を摺動可能に嵌装させるためのあり溝が長手方向に沿っ
て設けられ、傾斜調整ボルトは上台に設けられたねじ孔
に螺合され、上台に対する傾斜調整ボルトの進退によ
り、下台に対して上台がヒンジ機構の部分を中心にして
傾動可能になっていることを特徴としている。
【0006】
【発明の作用】上台と下台とはヒンジ機構を介して連結
されているので、上台に設けられたねじ孔と螺合してい
る傾斜調整ボルトを回転させると、該傾斜調整ボルトは
上台に対して進退して、下台に対して上台がヒンジ機構
の部分を中心にして傾動する。このようにして、下台を
傾斜した設置面に固定した後に、上記のようにして、上
台が水平となるまで、下台に対して上台を傾動させ、そ
の後に、上体部に空調用室外機を載置固定する。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。図1は、本発明の第1実施例の据付台V1
よって傾斜した設置面Fに空調用室外機Aを水平にして
据え付けた状態の側面図であり、図2は、同じく平面図
であり、図3は、据付台V1 の斜視図であり、図4は、
同じく平面図であり、図5は、同じく中央縦断面図であ
り、図6は、同じく傾斜調整ボルト5の部分の横断面図
である。この据付台V1 は、合成樹脂で製作されてい
て、図3ないし図6に示されるように、上下方向に沿っ
て所定の間隔をおいて互いに平行に配設された上台1と
下台2とが、これらの長手方向の中央部においてヒンジ
体3を介して一体に連結された構成である。
【0008】上台1における前記ヒンジ体3の両側の部
分には、それぞれ長手方向に沿ってあり溝4が設けられ
ている。各あり溝4における外端部を除く部分は、孔状
に形成されて、上台1に対して傾斜調整ボルト5が挿通
し得る構造になっている。各あり溝4には、それぞれ方
形状のナット6が該あり溝4の方向に沿って摺動可能に
嵌装されている。ナット6は方形状をしているために、
あり溝4に嵌装された状態では、回動不能となる。一
方、下台2は、前記上台1とほぼ同長であって、その長
手方向の両端部にフランジ部7がそれぞれ延設されて、
各フランジ部7には、それぞれアンカーボルト8の挿通
孔7aが設けられている。下台2における前記ヒンジ体
3の両側の部分には、前記上台1と同様にして、それぞ
れ長手方向に沿ってあり溝9が設けられている。
【0009】また、傾斜調整ボルト5は、頭部5aを有
していて、この頭部5aが下台2のあり溝9に嵌装され
ていると共に、そのねじ部が前記ナット6に螺合され
て、非使用状態において、上台1の上面に所定長だけ突
出している。ナット6及び傾斜調整ボルト5の頭部5a
は、それぞれあり溝4,9に案内されて摺動可能となっ
ているので、傾斜調整ボルト5は、上台1及び下台2の
長手方向に沿って移動可能となっている。また、傾斜調
整ボルト5の先端面には、ドライバーなどの係合具(図
示せず)と係合させて、該ボルト5を回転させるための
係合孔5bが設けられている。第1実施例の据付台V1
においては、傾斜調整ボルト5は、上台1に設置する空
調用室外機Aを該上台1に固定するための固定ボルトを
兼用している。なお、上台1に設けられたあり溝4の外
端部は、傾斜調整ボルト5の抜け出しを防止する構造に
なっているため、図示されてはいないが、この部分は嵌
込片を嵌込可能な構造にして、上台1及び下台2の各あ
り溝4,9の両端面から傾斜調整ボルト5を挿入した後
に、あり溝4の外端部に嵌込片を嵌め込む必要がある。
【0010】このように、第1実施例の据付台V1 は、
上台1と下台2とが、その中央部においてヒンジ体3を
介して一体に連結されているので、該ヒンジ体3の両側
に設けられている各傾斜調整ボルト5を互いに逆方向に
回転させると、各傾斜調整ボルト5は、上台1のあり溝
4に回動不能となって嵌装されたナット6に螺合されて
いるために、各傾斜調整ボルト5は、上台1に対して互
いに逆方向に進退して、下台2に対して上台1がヒンジ
体3を中心にして各傾斜調整ボルト5の回転数に比例し
た角度だけ傾動する。
【0011】そして、1対の上記据付台V1 を用いて、
傾斜した設置面Fに空調用室外機Aを水平に据え付ける
には、以下のようにして行う。図1及び図2に示される
ように、室外機Aの下端に設けられた1対1組となった
2組のフランジ部11の幅Wに対応した間隔でもって、
傾斜した設置面Fに1対の据付台V1 を配設して、各据
付台V1 の下台2に延設されたフランジ部7の挿通孔7
aに、予め設置部に埋設されているアンカーボルト8の
突出部を挿通して、該アンカーボルト8の突出部にナッ
ト12を螺合させることにより、傾斜した設置面Fに1
対の据付台V1を上記した幅Wでもって固定する。
【0012】次に、据付台V1 に設けられている2本の
傾斜調整ボルト5のピッチPが、室外機Aの本体を挟ん
で設けられている1対1組の各フランジ部11のピッチ
と同一となるように、各傾斜調整ボルト5をあり溝4,
9に沿って移動させる。その後に、据付台V1 に設けら
れている2本の傾斜調整ボルト5を互いに逆方向に回転
させて、下台2に対して上台1をヒンジ体3を中心にし
て所定角度だけ傾動させることにより、該上台1を水平
に定める。最後に、1対の上記据付台V1 の各上台1に
室外機Aを設置して、そのフランジ部11に設けられた
挿通孔(図示せず)に傾斜調整ボルト5の突出部を挿通
して、該突出部にナット13を螺合させると、1対の据
付台V1 を介して傾斜した設置面Fに空調用室外機Aが
水平に据え付けられる。室外機Aの据付状態において
は、該室外機Aの重量は、4本の傾斜調整ボルト5と、
1対の据付台V1 の各ヒンジ体3とで支持される。第1
実施例の据付台V1 では、傾斜調整ボルト5に頭部5a
が設けられていて、下台2のあり溝9に該頭部5aが嵌
装されているために、上記のようにして、上台1を水平
にする場合において、2本の傾斜調整ボルト5のうち、
いずれを先に上台1に対して進退させてもよい。即ち、
上台1に引張力、或いは離反力のいずれを作用させて
も、下台2に対して上台が傾動するので、上台1を水平
にするための調整作業が容易となる。
【0013】引き続いて、本発明の別の実施例の据付台
2 〜V6 について説明するが、上記第1実施例の据付
台V1 と同一部分には同一符号を付し、重複説明を避け
て、異なる部分についてのみ説明する。図7及び図8に
示される第2実施例の据付台V2 は、上台1と下台2と
が、これらの長手方向の中央部においてヒンジ体3を介
して一体に連結された構成であるが、この下台2が前記
据付台V1 のものよりも厚肉となっていて、この厚肉の
下台2の上面にボルト当接溝14が長手方向に沿って設
けられ、頭部を有しない傾斜調整ボルト5の下端面がボ
ルト当接溝14の底面に当接している。この据付台V2
において、上台1に対して傾斜調整ボルト5を進退させ
ることにより、下台2に対して上台1をヒンジ体3を中
心にして傾動させて、傾斜した設置面Fにおいて該上台
1を水平にするには、上台1における下台2と離間する
側(傾斜した設置面Fに配設した状態では、低い方に位
置する側)に設けられた傾斜調整ボルト5を最初に回転
させる必要がある。即ち、第2実施例の据付台V2
は、上台1に離反力を作用させて、これを傾動させる必
要がある。
【0014】また、図9及び図10に示される第3実施
例の据付台V3 も、上台1と下台2とが、これらの長手
方向の中央部においてヒンジ体3を介して一体に連結さ
れた構成であるが、下台2にボルト挿通孔15が長手方
向に沿って設けられて、傾斜した設置面Fに据付台V3
を固定した状態では、ヒンジ体3の両側に設けられた2
本の傾斜調整ボルト5は、いずれも該設置面Fに直接に
当接する構成となっている。また、上台1及び下台2
は、いずれも両端から中央に向けて漸次厚肉となってい
て、上台1に室外機Aを設置固定した場合における据付
台V3 の支持強度を高めている。この据付台V3 では、
各傾斜調整ボルト5の先端面が設置面Fに直接に当接す
る構成であるので、上台1に室外機Aを設置固定した状
態では、室外機Aの重量を各傾斜調整ボルト5が直接に
支持することになって、室外機Aの支持強度が高まる利
点がある。
【0015】また、図11ないし図13に示される第4
実施例の据付台V4 は、上台1と下台2とが、これらの
一端部に設けられたヒンジ体3を介して一体に連結さ
れ、上台1には、その中央部を除く部分にあり溝4が設
けられていると共に、下台2におけるヒンジ体3が設け
られている部分と反対側の部分には、傾斜調整ボルト5
の頭部5aが引っ掛かる形状のボルト挿通孔15が長手
方向に沿って設けられ、上台1の自由端側のあり溝4に
嵌装されたナット6に傾斜調整ボルト5が螺合されて、
設置面Fに固定した状態において、傾斜調整ボルト5を
正逆両方向に回転させて、その頭部5aを設置面Fに当
接させるか、或いは挿通孔15の幅の狭い部分の周縁部
に引っ掛ける構成である。このように、この据付台V4
では、傾斜調整ボルト5を挿通させるための挿通孔15
が上記した形状になっていて、傾斜調整ボルト5の頭部
5aが該挿通孔15の周縁部に引っ掛かる構成になって
いるので、上台1に引張力及び離反力のいずれの力を作
用させても、上台1は、その長手方向の一端部に設けら
れたヒンジ体3を中心にして下台2に対して傾動する。
なお、この据付台V4 では、上台1の基端側のあり溝4
に固定ボルト16の頭部16aが嵌装され、この固定ボ
ルト16と、上台1の自由端側に設けられた傾斜調整ボ
ルト5とによって、上台1に設置された室外機Aは、該
上台1に固定される。この据付台V4 の下台2に設けら
れたボルト挿通孔15は、本明細書における「あり溝」
に相当するものである。
【0016】また、図14ないし図17に第5実施例の
据付台V5 が示されている。上記した各据付台V1 〜V
4 は、いずれも合成樹脂で成形され、上台1と下台2と
がヒンジ体3を介して一体構造になっているが、この据
付台V5 は、上台21と下台22とが別体となってい
て、両者がヒンジピン23を介して連結されている構成
が前記各据付台V1 〜V4 と異なるのみで、他の構成
は、これらとほぼ同一である。即ち、上台21は、図1
4ないし図16に示されるように、横断面が台形状とな
っていて、下面に開口した細長い箱状をしている。この
上台21の下半部を除く部分に縦横の各リブ21aが設
けられて補強されており、その基端であって、しかも下
端に位置する部分の幅方向の両端部には、一対の連結フ
ランジ板25が下方に突出して設けられ、その上面にお
ける長手方向に沿って中央部から先端に至る部分には、
各据付台V1 〜V4 の上台1に設けられたあり溝4と同
一構造のあり溝24が設けられている。このあり溝24
には、ナット6が嵌装されて、このナット6に傾斜調整
ボルト5が螺合されることにより、螺合状態において、
傾斜調整ボルト5は上台21を貫通している。また、上
台21の基端部には、長手方向に沿って長孔26が設け
られて、該長孔26に、空調用室外機Aを固定するため
の固定ボルト16が取付けられている。
【0017】また、下台22は、図14及び図15に示
されるように、横断面がほぼ方形状をしていて、下面の
大部分が開口した細長い箱状をしている。即ち、下台2
2の上半部は、前記上台21の下半部と嵌合可能な形状
になっていて、その下半部との間に所定の段差部22b
が設けられ、下台22に対して上台21を嵌合させる
と、全体が一つの箱体となるような形状になっている。
下台22の基端部の高さは、他の部分に比較して低くな
っており、この高さの低い部分にヒンジピン23を挿通
させるための中空状のピン挿通筒27が設けられてい
る。このピン挿通筒27の幅は、下台22の他の部分の
幅よりも僅かに狭くなっている。また、下台22の前部
には、傾斜調整ボルト5の下部を挿入するための挿入孔
28が設けられ、下台22の下面における挿入孔28が
設けられている部分には、傾斜調整ボルト5の下端面を
当接させるための当接板29が設けられている。この下
台22も上記上台21と同様にして、内部に設けられた
縦横の各リブ22aにより補強されている。
【0018】そして、下台22の上方に上台21を配置
して、上台21の基端部に設けられた一対の連結フラン
ジ板25を下台22のピン挿通筒27の両側方にそれぞ
れ配置し、各連結フランジ板25に設けられたピン挿入
孔25aと、下台22のピン挿通筒27にヒンジピン2
3を挿通させると、上台21と下台22とは、その基端
部においてヒンジピン23を介して連結され、このヒン
ジピン23の部分を中心にして、上台21は、下台22
に対して傾動可能となる。この据付台V5 に関しても、
下台22を設置面に固定した後に、上台21に対して傾
斜調整ボルト5を進退させることにより、この上台21
を水平にして、この上面に室外機を載置固定すればよ
い。
【0019】上記した各据付台V1 〜V5 は、傾斜調整
ボルト5と螺合されるナット6が上台1,21のあり溝
4,24に摺動可能に嵌装されていて、この傾斜調整ボ
ルト5が上台1,21に室外機Aを固定するための固定
ボルトを兼用した構造のものであるが、図18及び図1
9に示される据付台V6 は、傾斜調整ボルト5が摺動し
ない構造のものである。図18及び図19には、据付台
6 における傾斜調整ボルト5の部分のみが示されてお
り、この据付台V6 の傾斜調整部の構造は、上台1と下
台2とが、その長手方向の中央部、或いは一端部のいず
れで連結されているものにも適用可能である。即ち、上
台1には、その端面に開口するあり溝4が長手方向に沿
って設けられ、その端部には、該あり溝4を挟んで一対
のナット孔31が側面に開口して設けられて、各ナット
孔31にそれぞれナット6が嵌装され、下台2に頭部5
aが係合している傾斜調整ボルト5が該ナット6に螺合
して、所定長だけ上台の上方に突出している。また、上
台1に設けられたあり溝4には、固定ボルト16の頭部
16aが摺動可能に嵌装されている。このため、上台の
端部に設けられた一対の傾斜調整ボルト5を回転させ
て、該上台1に対して進退させると、上台1と下台2と
を連結しているヒンジ体3を中心にして該上台1が傾動
することになる。この据付台V6 においても、下台2に
おける傾斜調整ボルト5の頭部5aが係合している部分
は、本明細書における「あり溝」に相当する。
【0020】なお、上記据付台V6 においては、傾斜調
整ボルト5と螺合されるねじ孔を上台1に設ける手段と
して、この上台1にナット孔31を設け、このナット孔
31にナット6を嵌装する構成を採用しているが、この
場合において、上台1に直接にねじ孔を設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る空調用室外機の据付台は、
上台と下台とはヒンジ機構を介して連結されていて、上
台に設けられたねじ孔に螺合されている傾斜調整ボルト
を回転させると、該傾斜調整ボルトは上台に対して進退
して、下台に対して上台がヒンジ機構の部分を中心にし
て傾動するように構成されているので、下台を傾斜した
設置面に固定した後に、上台が水平となるまで、下台に
対して上台を傾動させ、その後に、上台に空調用室外機
を設置して、固定ボルトによって上台に室外機を固定す
ることにより、傾斜した設置面に室外機を正確に水平に
据え付けることができる。このため、傾斜した設置面に
空調用室外機を水平に据え付けるための据付作業が簡単
になると共に、ヒンジ機構の部分を中心にして上台が下
台に対して無段階に傾動するために、任意の傾斜角を有
する設置面に対して室外機を正確に水平に据え付けるこ
とができる。更に、据付台の設置状態においては、傾斜
調整ボルトの下端面は、据付台を構成する下台、又は設
置面に当接していて、据付台を構成するヒンジ機構の部
分のみならず、複数本の傾斜調整ボルトによっても室外
機の重量が支持されるために、据付台としての支持強度
も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の据付台V1 によって傾斜した設置
面Fに空調用室外機Aを水平にして据え付けた状態の側
面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】据付台V1 の斜視図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】同じく中央縦断面図である。
【図6】同じく傾斜調整ボルト5の部分の横断面図であ
る。
【図7】第2実施例の据付台V2 の部分斜視図である。
【図8】同じく中央縦断面図である。
【図9】第3実施例の据付台V3 の部分斜視図である。
【図10】同じく中央縦断面図である。
【図11】第4実施例の据付台V4 の部分斜視図であ
る。
【図12】同じく中央縦断面図である。
【図13】同じく傾斜調整ボルト5の部分の横断面図で
ある。
【図14】第5実施例の据付台V5 の斜視図である。
【図15】同じく中央縦断面図である。
【図16】上台21の底面図である。
【図17】上台21と下台22とを連結しているヒンジ
ピン23の部分の拡大断面図である。
【図18】第6実施例の据付台V6 の部分斜視図であ
る。
【図19】同じく傾斜調整ボルト5の部分の横断面図で
ある。
【符号の説明】
A:空調用室外機 F:傾斜した設置面 V1 〜V6 :据付台 1,21:上台 2,22:下台 3:ヒンジ体(ヒンジ機構) 4,24:上台のあり溝 5:傾斜調整ボルト 5a:傾斜調整ボルトの頭部 6:ナット 9:下台のあり溝 23:ヒンジピン(ヒンジ機構) 25:連結フランジ板 27:ピン挿通筒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として傾斜した設置面に空調用室外機
    を水平に据え付けるために、該室外機の下面と該設置面
    との間に介装される空調用室外機の据付台であって、該
    室外機が載置固定される上台と、該上台にヒンジ機構を
    介して連結されていて、前記設置面に固定される下台
    と、該下台に対する上台の傾斜角を調整するための傾斜
    調整ボルトとから成り、上台には、ナット又はボルトの
    頭部を摺動可能に嵌装させるためのあり溝が長手方向に
    沿って設けられ、傾斜調整ボルトは上台に設けられたね
    じ孔に螺合され、上台に対する傾斜調整ボルトの進退に
    より、下台に対して上台がヒンジ機構の部分を中心にし
    て傾動可能になっていることを特徴とする空調用室外機
    の据付台。
  2. 【請求項2】 傾斜調整ボルトは、上台のあり溝に嵌装
    されたナットに螺合されて、ナットと一体となってあり
    溝の方向に摺動可能になっていることを特徴とする請求
    項1に記載の空調用室外機の据付台。
  3. 【請求項3】 上台と下台とは、これらの長手方向の中
    央部に設けられたヒンジ機構を介して連結されて、該ヒ
    ンジ機構の両側にそれぞれ傾斜調整ボルトが設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の空調用室外機の
    据付台。
  4. 【請求項4】 上台と下台とは、これらの長手方向の一
    端部に設けられたヒンジ機構を介して連結されて、上台
    の自由端側に傾斜調整ボルトが設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の空調用室外機の据付台。
  5. 【請求項5】 傾斜調整ボルトは頭部を備えていて、該
    頭部は、下台に設けられたあり溝に嵌装されていること
    を特徴とする請求項1に記載の空調用室外機の据付台。
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